JP2016014648A - 信号変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線でバルブ遠隔操作を行なうシステムにおいて、電磁弁を駆動する制御信号が流れる制御信号線の開路故障を検出できるようにする。【解決手段】バルブ動作を指示する接点信号を受け付けて、バルブ動作を制御する電磁弁を駆動する制御信号に変換して、電磁弁と接続する制御信号線に出力する信号変換装置であって、電磁弁に電力を供給する電池と、制御信号線に出力する電圧と電流とを制限する防爆バリアと、電池と制御信号線との間に設けられた接点スイッチと、接点信号に基づいて、接点スイッチを制御する接点情報制御部と、防爆バリアが出力する電流を検出する電流検出部と、接点スイッチがオンのときの電流検出部の検出結果に基づいて、制御信号線の開路故障を検出する診断部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、バルブ動作を指示する接点信号を受け付けて、バルブ動作を制御する電磁弁を駆動する制御信号に変換して、電磁弁と接続する制御信号線に出力する信号変換装置に係り、特に、危険場所に設置される信号変換装置に関する。
図11は、危険場所に設置されたバルブを、ソレノイド型電磁弁300を用いて遠隔操作するシステムの構成例を示している。ここでは、「危険場所」は、工場電気設備防爆指針で特別危険箇所、第1類危険箇所、第2類危険箇所に分類される危険場所を意味するものとするが、他の指針、規格等により定められる「危険場所」としてもよい。
本図において、ソレノイド型電磁弁300、空気圧開閉器301、バルブ302が危険場所に配置され、接点情報制御部310、接点スイッチ320、電源330、防爆バリア340、電流測定器360が安全場所に設置されている。防爆バリア340とソレノイド型電磁弁300とは、制御信号線350で接続されている。
オペレータが接点情報制御部310にバルブ動作を指示すると、接点スイッチ320がオンになり、電源330から防爆バリア340および制御信号線350を介してソレノイド型電磁弁300に電力が供給され、ソレノイド型電磁弁300を駆動する。ソレノイド型電磁弁300が駆動すると空気圧開閉器301によりバルブ302が動作することになる。なお、防爆バリア340は、危険場所に設置されたソレノイド型電磁弁300に制御信号線350を介して出力される電圧と電流を制限するために用いられている。
制御信号線350は有線であるため、断線等の開路故障が発生する場合がある。この開路故障を検出するため、電源330と接点スイッチ320との間に電流測定器360が配置され、電流測定器360の測定結果が接点情報制御部310の診断部311に入力されるようになっている。
制御信号線350に開路故障が発生していない場合には、接点スイッチ320がオンになったときに制御信号線350に電源330から電流が流れる。一方、制御信号線350に開路故障が発生している場合には、接点スイッチ320がオンになっても制御信号線350には電流が流れない。
このため、診断部311は、接点スイッチ320をオンに切り替えたときの電流測定器360の測定結果に基づいて、開路故障の診断を行なうようにしている。具体的には、接点スイッチ320をオンにしたときに、電流測定器360が電流を検出した場合には開路故障は発生していないと診断し、接点スイッチ320をオンにしたときに、電流測定器360が電流を検出しない場合には開路故障が発生したと診断する。
特表2003−528269
制御信号線350による有線でのバルブ遠隔操作は、制御信号線350を安全場所から危険場所まで敷設する必要があるが、近年、無線でバルブ遠隔操作を行なうことが提案されている。無線でバルブ遠隔操作を行なうようにすれば、安全場所から危険場所まで制御信号線350を敷設する必要がなくなる。
図12は、無線でバルブ遠隔操作を行なうシステムの構成例を示す図である。本図において、安全場所に、操作を行なう端末装置410と端末側無線通信装置420とが設置され、危険場所に、バルブ側無線通信装置430と信号変換装置440とソレノイド型電磁弁300と空気圧開閉器301とバルブ302とが設置されている。
オペレータが端末装置410でバルブ動作を指示すると、端末装置410に接続された端末側無線通信装置420からバルブ側無線通信装置430に動作指示が無線で伝送される。バルブ側無線通信装置430は、この動作指示を接点信号として信号変換装置440に出力する。
本質安全防爆機器である信号変換装置440は、接点情報制御部441、電池442、防爆バリア443、接点スイッチ444を備えている。接点スイッチ444とソレノイド型電磁弁300とは、制御信号線450で接続されている。接点情報制御部441は、バルブ側無線通信装置430からの接点信号にしたがって、接点スイッチ444のオンオフを切り替える。
接点スイッチ444がオンになると、制御信号線450に制御信号が流れ、電池442から供給される電力によりソレノイド型電磁弁300を駆動する。ソレノイド型電磁弁300が動作すると空気圧開閉器301によりバルブ302が動作することになる。
防爆バリア443は、ソレノイド型電磁弁300に制御信号線450を介して出力される制御信号の電圧と電流を制限するために用いられている。図13は、防爆バリア443の構成例を示す図である。本図に示すように、防爆バリア443は、電流を制限する電流制限部と電圧を制限する電圧制限部とを備えている。ここでは、電流制限部は、抵抗R11で構成し、電圧制限部はツェナーダイオードZD11、ZD12で構成している。
無線でバルブ遠隔操作を行なうシステムでは、安全場所から危険場所まで有線を敷設する必要はないが、危険場所で信号変換装置440からソレノイド型電磁弁300まで有線で制御信号線450を敷設することになる。
このため、制御信号線450の開路故障検出を行ないたい場合がある。制御信号線450の開路故障検出を行なうためには、例えば、図14に示すように、信号変換装置440とソレノイド型電磁弁300との間に電流測定器460を接続し、接点信号がオンのときに流れる電流を検出することが考えられる。
しかしながら、本質安全防爆機器である信号変換装置440の外部に電流測定器460を接続するためには、電流測定器460が以下の3つの条件を満たす必要がある。
1)本質安全防爆認定を受けた機器であること
2)制御信号線450に印加された電圧および電流を電気的に受けることができる機器であること
3)制限された電流および電圧をソレノイド型電磁弁300に供給できる機器であること
ところが、これらの条件を満たす電流測定器460は一般的ではない。また、本質安全防爆機器の運用方法として、本質安全防爆機器の並列接続は認められておらず、危険場所においてこのような接続を実現することはできない。このため、危険場所に敷設された制御信号線の開路故障を検出することは容易ではない。
そこで、本発明は、無線でバルブ遠隔操作を行なうシステムにおいて、電磁弁を駆動する制御信号が流れる制御信号線の開路故障を検出できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様である信号変換装置は、バルブ動作を指示する接点信号を受け付けて、前記バルブ動作を制御する電磁弁を駆動する制御信号に変換して、前記電磁弁と接続する制御信号線に出力する信号変換装置であって、前記電磁弁に電力を供給する電池と、前記制御信号線に出力する電圧と電流とを制限する防爆バリアと、前記電池と前記制御信号線との間に設けられた接点スイッチと、前記接点信号に基づいて、前記接点スイッチを制御する接点情報制御部と、前記防爆バリアが出力する電流を検出する電流検出部と、前記接点スイッチがオンのときの前記電流検出部の検出結果に基づいて、前記制御信号線の開路故障を検出する診断部と、を備えたことを特徴とする。
ここで、前記診断部は、前記接点スイッチがオンのとき、前記防爆バリアが出力する電流を検出しない場合に、前記制御信号線が開路故障であると診断することができる。
また、前記診断部は、さらに、前記接点スイッチがオンのとき、前記防爆バリアが出力する電流が所定の値以上であることを検出した場合には、前記制御信号線が短絡故障であると診断するようにしてもよい。
また、前記防爆バリアは、電流を制限する抵抗を含み、前記電流検出部は、前記抵抗の両端の電圧に比例する値を取得することで前記防爆バリアが出力する電流を検出するようにしてもよい。
このとき、前記電流検出部は、前記抵抗の両端の電圧に比例する値を、スイッチを切り替えることで順次取得するようにしてもよい。
また、前記診断部は、前記電流検出部の検出結果に基づいて、前記防爆バリアが出力する電流値を算出し、算出された電流値の履歴を記録してもよい。
このとき、前記診断部は、前記電流値の履歴に基づいて、前記電池の消耗診断を行なうことができる。
上記課題を解決するため、本発明の第2の態様である信号変換装置は、バルブ動作を指示する接点信号を受け付けて、前記バルブ動作を制御する電磁弁を駆動する制御信号に変換して、前記電磁弁と接続する制御信号線に出力する信号変換装置であって、前記電磁弁に電力を供給する電池と、前記制御信号線に出力する電圧と電流とを制限する防爆バリアと、前記防爆バリアと前記制御信号線との間に設けられた接点スイッチと、前記電池と前記防爆バリアとの間に設けられた第2接点スイッチと、前記接点信号に基づいて、前記接点スイッチおよび前記第2接点スイッチを制御する接点情報制御部と、前記防爆バリアが出力する電流を検出する電流検出部と、前記接点スイッチおよび前記第2接点スイッチがオンのときの前記電流検出部の検出結果に基づいて、前記制御信号線の開路故障を検出する診断部と、を備えたことを特徴とする。
ここで、前記第2接点スイッチと並列にプルアップ抵抗を接続してもよい。
上記課題を解決するため、本発明の第3の態様である信号変換装置は、バルブ動作を指示する接点信号を受け付けて、前記バルブ動作を制御する電磁弁を駆動する制御信号に変換して、前記電磁弁と接続する制御信号線に出力する信号変換装置であって、前記電磁弁に電力を供給する電池と、前記制御信号線に出力する電圧と電流とを制限する防爆バリアと、前記防爆バリアと前記制御信号線との間に設けられた接点スイッチと、前記電池と前記防爆バリアとの間に設けられた第2接点スイッチと、前記第2接点スイッチと並列に接続されたプルアップ抵抗と、前記プルアップ抵抗の前記電池側の電圧を検出する電圧検出部と、前記接点信号に基づいて、前記第2接点スイッチをオンにした後、前記接点スイッチをオンに切り替える接点情報制御部と、前記第2接点スイッチのみがオンのときの前記電圧検出部の検出電圧と、前記第2接点スイッチおよび前記接点スイッチがオンのときの前記電圧検出部の検出電圧との差に基づいて前記制御信号線の開路故障を検出する診断部と、を備えたことを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の第4の態様である信号変換装置は、バルブ動作を指示する接点信号を受け付けて、前記バルブ動作を制御する電磁弁を駆動する制御信号に変換して、前記電磁弁と接続する制御信号線に出力する信号変換装置であって、前記電磁弁に電力を供給する電池と、前記制御信号線に出力する電圧と電流とを制限する防爆バリアと、前記防爆バリアと前記制御信号線との間に設けられた接点スイッチと、前記電池に接続された短絡電流制限用抵抗と、前記短絡電流制限用抵抗と前記防爆バリアとの間に設けられた第2接点スイッチと、前記第2接点スイッチと並列に接続されたプルアップ抵抗と、前記短絡電流制限用抵抗を流れる電流を検出する電流検出部と、前記接点信号に基づいて、前記第2接点スイッチをオンにした後、前記接点スイッチをオンに切り替える接点情報制御部と、前記第2接点スイッチのみがオンのときの前記電流検出部の検出電流と、前記第2接点スイッチおよび前記接点スイッチがオンのときの前記電流検出部の検出電流との差に基づいて前記制御信号線の開路故障を検出する診断部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、無線でバルブ遠隔操作を行なうシステムにおいて、電磁弁を駆動する制御信号が流れる制御信号線の開路故障を検出できるようになる。
本実施形態における無線でバルブ遠隔操作を行なうシステムの構成例を示す図である。 電流検出部の第1実施例を示す図である。 電流検出部の第1実施例の変形例を示す図である。 電流検出部の第2実施例を示す図である。 電流検出部の第3実施例を示す図である。 電池の消費を抑えるための信号変換装置の別例を示す図である。 ソレノイド型電磁弁の誤動作を防ぐための信号変換装置の別例を示す図である。 ソレノイド型電磁弁の誤動作を防ぎ、電池の消費を抑えるための信号変換装置のさらなる別例を示す図である。 電圧検出部に換えて電流検出部を用いた場合の例を示す図である。 短絡判定用の基準負荷を用いた構成例を示す図である。 危険場所に設置されたバルブを、ソレノイド型電磁弁を用いて遠隔操作するシステムの構成例を示す図である。 無線でバルブ遠隔操作を行なうシステムの構成例を示す図である。 防爆バリアの構成例を示す図である。 無線でバルブ遠隔操作を行なうシステムにおいて、制御信号線の開路故障を検出する構成例を示す図である。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態における無線でバルブ遠隔操作を行なうシステムの構成例を示す図である。本システムにおいて、安全場所に、操作を行なう端末装置210と端末側無線通信装置220とが設置され、危険場所に、バルブ側無線通信装置230と信号変換装置100とソレノイド型電磁弁200と空気圧開閉器201とバルブ202とが設置されている。ソレノイド型電磁弁200等は、複数台設置してもよい。
オペレータが端末装置210でバルブ動作を指示すると、端末装置210に接続された端末側無線通信装置220からバルブ側無線通信装置230に動作指示が無線で伝送される。バルブ側無線通信装置230は、この動作指示を接点信号として信号変換装置100に出力する。
本質安全防爆機器である信号変換装置100は、接点情報制御部110、接点スイッチ120、電池130、防爆バリア140、電流検出部150を備えており、耐圧防爆型の筐体に収められている。接点スイッチ120とソレノイド型電磁弁200とは、制御信号線240で接続されている。接点情報制御部110は、バルブ側無線通信装置230からの接点信号にしたがって、接点スイッチ120のオンオフを切り替える。
接点スイッチ120がオンになると、制御信号線240に制御信号が流れ、電池130から供給される電力によりソレノイド型電磁弁200を駆動する。ソレノイド型電磁弁200が動作すると空気圧開閉器201によりバルブ202が動作することになる。
防爆バリア140は、ソレノイド型電磁弁200に制御信号線240を介して出力される制御信号の電圧と電流を制限するために用いられている。本図に示すように、防爆バリア140は、電流を制限する電流制限部141と電圧を制限する電圧制限部142とを備えている。
危険場所に敷設された制御信号線240は有線であるため、断線等の開路故障が発生する場合がある。この開路故障を検出するため、電流検出部150が設けられている。電流検出部150は、防爆バリア140が出力する電流を検出し、電流検出部150の検出結果が接点情報制御部110の診断部111に入力されるようになっている。
制御信号線240に開路故障が発生していない場合には、接点スイッチ120がオンになったときに制御信号線240に電池130から電流が流れる。一方、制御信号線240に開路故障が発生している場合には、接点スイッチ120がオンになっても制御信号線240には電流が流れない。
このため、診断部111は、接点スイッチ120をオンに切り替えたときの電流検出部150の検出結果に基づいて、開路故障の診断を行なうようにしている。具体的には、接点スイッチ120をオンにしたときに、電流検出部150が電流を検出した場合には開路故障は発生していないと診断し、接点スイッチ120をオンにしたときに、電流検出部150が電流を検出しない場合には開路故障が発生したと診断する。
診断部111は、開路故障が発生したと診断した場合には、例えば、バルブ側無線通信装置230、端末側無線通信装置220を介して、端末装置210に警報を出力する。
本実施形態の信号変換装置100は、本質安全防爆機器内で電流を検出するため、外部に電流測定器を接続する必要はなく、直接ソレノイド型電磁弁200を接続することができる。このため、危険場所において使用することが認められ、危険場所に敷設された制御信号線240の開路故障を検出することができるようになる。
信号変換装置100の電流検出部150の具体的な構成例について説明する。図2は、電流検出部150の第1実施例を示す図である。なお、防爆バリア140は、抵抗R1で電流制限部141を構成し、並列に接続されたツェナーダイオードZD1、ZD2で電圧制限部142を構成している。そして、接点スイッチ120がオフのときに電流制限部141に電流が流れないように電流制限部141を電圧制限部よりも接点スイッチ120側に配置している。もちろん、他の部品により防爆バリア140を構成してもよい。例えば、複数個の抵抗で電流制限部141を構成したり、ツェナーダイオードを別の組み合わせとしてもよい。
第1実施例では、電流検出部150を分圧器151a、分圧器151b、AD変換器152a、AD変換器152bで構成し、電流制限部141である抵抗R1の両端の電圧に比例する値を取得して診断部111に入力する。なお、電流制限用の抵抗R1に加え、電流検出用の抵抗を別途直列に接続するようにしてもよい。この場合、信号変換装置100内の電圧制限部142の後段に接続すればよく、防爆バリア140外であってもよい。
ここで、分圧器151a、分圧器151bは、AD変換器152a、AD変換器152bに入力される電圧が、AD変換器152a、AD変換器152bの耐電圧より小さくなるように制限するために設けられており、その分圧比は既知である。
分圧器151aの出力値はAD変換器152aでディジタル変換され、分圧器151bの出力値はAD変換器152bでディジタル変換され、それぞれ、抵抗R1の両端の電圧に比例する値となる。
診断部111は、分圧器151a、分圧器151bの分圧比、抵抗R1の値に基づいて、防爆バリア140が出力する電流の値を算出することができる。すなわち、抵抗R1における電圧降下値を抵抗R1の値で割ることにより、防爆バリア140が出力する電流の値が得られる。診断部111は、接点スイッチ120をオンに切り替えたときに、防爆バリア140が電流を出力している場合には開路故障は発生していないと診断し、防爆バリア140が電流を出力していない場合には開路故障が発生したと診断する。
また、本実施例では、AD変換器152aとAD変換器152bの出力に基づいて抵抗R1に流れる電流の値自体を取得することができるため、取得した電流が所定の値以上であれば制御信号線240で短絡故障が発生したと診断するようにしてもよい。ここで、所定の値は、ソレノイド型電磁弁200の動作電流を基準に定めることができる。
また、診断部111は、抵抗R1に流れる電流の値を所定間隔で記録するようにしてもよい。この場合、電流値の変化傾向を取得できるため、電池130の消耗度や制御信号線240の経時劣化等を診断できるようになる。例えば、電流値が徐々に低くなる傾向であれば、電池130が徐々に消耗している状況が把握でき、電流値が急激に変化した場合には、制御信号線240に何らかの異常が発生したと診断することができる。
図3は、電流検出部150の第1実施例の変形例を示す図である。上述の第1実施例では、2個のAD変換器152a、152bを用いていたが、変形例では、1個のAD変換器152としている。そして、分圧器151a、分圧器151bの出力を、切り替えスイッチ153により切り替えて順番にAD変換器152に導くようにしている。切り替えスイッチ153の切り替えは、診断部111が制御する。
診断部111は、接点スイッチ120がオンの間に、切り替えスイッチ153を順番に切り替えることで、抵抗R1の両端の電圧に比例する値を順次取得することができる。
第1実施例の変形例においても、防爆バリア140が出力する電流値を取得することができるため、診断部111は、接点スイッチ120をオンに切り替えたときに、防爆バリア140が電流を出力している場合には開路故障は発生していないと診断し、防爆バリア140が電流を出力していない場合には開路故障が発生したと診断する。また、取得した電流が所定の値以上であれば制御信号線240で短絡故障が発生したと診断するようにしてもよい。
図4は、電流検出部150の第2実施例を示す図である。第2実施例では、電流検出部150を差分検出装置154で構成し、電流制限部141である抵抗R1の両端における電圧差の有無の検出結果を診断部111に入力する。ここで、抵抗R1の両端で電圧差が生じた場合は、防爆バリア140が電流を出力していることを示し、抵抗R1の両端で電圧差が生じない場合は、防爆バリア140が電流を出力していないことを示している。
診断部111は、接点スイッチ120をオンに切り替えたときに、防爆バリア140が電流を出力している場合には開路故障は発生していないと診断し、防爆バリア140が電流を出力していない場合には開路故障が発生したと診断する。
なお、差分検出装置154が抵抗R1の両端の電圧差に応じた大きさのアナログ値を出力する構成とした場合には、抵抗R1に流れる電流の値自体を取得することができるようになる。この場合、取得した電流が所定の値以上であれば制御信号線240で短絡故障が発生したと診断するようにしてもよい。
図5は、電流検出部150の第3実施例を示す図である。第3実施例では、電流検出部150を発光素子と光検出素子で構成し、光検出素子の検出結果を診断部111に入力する。ここで、発光素子は、発光ダイオード等を用いることができ、信号変換装置100内の電圧制限部142の後段で抵抗R1に直列に接続する。光検出素子は、フォトダイオード、フォトトランジスタ等を用いることができ、発光素子の光を検出できるように配置する。
光検出素子が光を検出した場合は、防爆バリア140が電流を出力していることを示し、光検出素子が光を検出しない場合は、防爆バリア140が電流を出力していないことを示している。
診断部111は、接点スイッチ120をオンに切り替えたときに、防爆バリア140が電流を出力している場合には開路故障は発生していないと診断し、防爆バリア140が電流を出力していない場合には開路故障が発生したと診断する。
なお、発光素子が電流値に応じた輝度で発光し、光検出素子が検出した光の輝度に応じた信号を出力する構成とした場合には、抵抗R1に流れる電流の値自体を取得することができるようになる。この場合、取得した電流が所定の値以上であれば制御信号線240で短絡故障が発生したと診断するようにしてもよい。
次に、信号変換装置100の別例について説明する。図2に示した信号変換装置100は、接点スイッチ120のオンオフにかかわらず、電池130から電圧制限部142に電流が流れ、電池130が消費される。すなわち、ソレノイド型電磁弁200を駆動しない期間でも電池130を消費する。信号変換装置100の別例は、この点に着目して、接点スイッチ120のオフ時の電池130の消費を抑える構成としている。なお、以下に示す別例についても、診断部111の開路故障の診断基準や短絡故障の診断基準等は同様とすることができる。また、上述の変形例を適宜適用することができる。
図6に示す信号変換装置100は、別例の基本形であり、電池130と電圧制限部142との間に第2接点スイッチ160を設けている。第2接点スイッチ160は、接点スイッチ120と同様に、バルブ側無線通信装置230からの接点信号にしたがって、接点情報制御部110によりオンオフが切り替えられる。本例では、接点情報制御部110は、接点スイッチ120と第2接点スイッチ160とを同時に切り替えるものとする。
なお、第2接点スイッチ160と電池130との間には、抵抗R2が接続されている。この抵抗R2は、上述の実施例では記載を省略していたが、電池130からの配線が短絡した場合の短絡電流を制限したり、電池130と電圧制限部142との電位差を吸収する抵抗である。第2接点スイッチ160は、防爆バリア140内に設けてもよい。抵抗R2は、電池130からの配線が短絡したときの短絡電流を制限できるように、電池130からの配線の手前に配置する。
図6に示した信号変換装置100では、第2接点スイッチ160がオフのとき、電池130から電圧制限部142に電流は流れない。第2接点スイッチ160のオンオフは、設定スイッチ120のオンオフと同様に切り替えられるため、ソレノイド型電磁弁200を駆動するとき以外は、第2接点スイッチ160はオフとなる。このため、接点スイッチ120のオフ時の電池130の消費を抑えることができる。
ところで、一般に、接点スイッチ120、第2接点スイッチ160は、図6に示したように、FETが用いられる。また、分圧器151は、抵抗Raと抵抗Rbとを直列に接続して一端を接地し、抵抗Raと抵抗Rbとの接続点の電圧を取り出すことで分圧電圧を生成する。本図では、分圧器151bのみで示しているが、分圧器151aについても同様である。
この構成において、接点スイッチ120および第2接点スイッチ160がオフのとき、電圧制限部142には電圧は印加されない。そして、第2接点スイッチ160がオンになると電圧制限部142は0Vから制限電圧に一瞬で上昇する。このとき、接点スイッチ120を構成するFETのソースとドレイン間に存在する寄生容量に充電電流が流れる。この電流は制御信号線240を流れるため、ソレノイド型電磁弁200を誤動作させるおそれがある。
そこで、図7に示すように、第2接点スイッチ160と並列にプルアップ抵抗R3を接続する。プルアップ抵抗R3によって、第2接点スイッチ160がオフのときに電圧制限部142の電圧がプルアップされるため、第2接点スイッチ160がオンになったときの電圧制限部142の急激な電圧上昇を抑えることができる。このため、接点スイッチ120を構成するFETの寄生容量に充電電流は流れず、ソレノイド型電磁弁200の誤動作を防ぐことができる。
本図において、抵抗R1、抵抗R2は、一般に小さい値が選択されるため、第2接点スイッチ160オフ時に、電圧制限部142に印加される電圧は、電池130の電圧を、プルアップ抵抗R3、分圧器151aと分圧器152bとの合成抵抗により分圧したものとなる。すなわち、電池130の電圧から抵抗R3の電圧降下分を引いた値が電圧制限部142に印加される。
第2接点スイッチ160のオン切り替え時に、充電電流が流れないように電圧制限部142の印加電圧の変化を抑えるためには、第2接点スイッチ160のオフ時にも電圧制限部142の印加電圧が制限電圧にほぼ達している必要がある。このため、プルアップ抵抗R3を大きくすることができない。
しかしながら、プルアップ抵抗R3を小さくしすぎると、第2接点スイッチ160のオフ時にプルアップ抵抗R3を流れる電流が大きくなり、電池130の消費を十分抑えることができなくなってしまう。このため、プルアップ抵抗R3は、適切な値に設定する必要があるが、分圧器151の合成抵抗は用いる部品により異なるため、プルアップ抵抗R3の調整が煩雑となる。なお、分圧器151a、分圧器151bに接点スイッチを設けて、第2接点スイッチ160のオンオフと連動させることにより、第2接点スイッチ160のオン時の電圧制限部142の印加電圧の変化を抑えることができるが、構造がやや複雑になる。
そこで、信号変換装置100のさらなる別例について図8を参照して説明する。図8に示した信号変換装置100は、接点情報制御部110、接点スイッチ120、電池130、防爆バリア140、電圧検出部155、第2接点スイッチ、抵抗R2、プルアップ抵抗R3を備えている。
電池130には、抵抗R2を介して、第2接点スイッチ160とプルアップ抵抗R3が並列に接続されており、さらに防爆バリア140、接点スイッチ120が接続されている。防爆バリア140は、上述の例と同様に、電流制限部141と電圧制限部142とを備えている。抵抗R2、プルアップ抵抗R3を防爆バリア140に含めてもよい。
本例では、電圧検出部155を一組の分圧器151とADC152で構成しており、プルアップ抵抗R3よりも電池130側に配置している。そして、接点情報制御部110は、接点スイッチ120のオンオフを信号S1で切り替え、第2接点スイッチ160のオンオフを信号S2で切り替える。
このとき、バルブ側無線通信装置230からの接点信号がオンになると、まず、信号S2をオンにしてから信号S1をオンにする。すなわち、第2接点スイッチ160を先にオンにする。オフにするときは同時でよい。
接点スイッチ120、第2接点スイッチ160がオフのとき、電圧制限部142に印加される電圧は、分圧器151やプルアップ抵抗R3によって分圧されないため、プルアップ抵抗R3を大きな値としても、制限電圧まで上昇することができる。
このため、第2接点スイッチ160をオンにしたときにも電圧は上昇せず、充電電流が流れるのを防ぐことができる。このため、ソレノイド型電磁弁200の誤動作のおそれはない。また、プルアップ抵抗R3を大きな値とすることで、第2接点スイッチ160のオフ時における電池130の消費を抑えることができる。
接点情報制御部110の診断部111は、本構成において以下のような手順で開路故障の診断を行なう。すなわち、バルブ側無線通信装置230からの接点信号により時刻t1に信号S2がオンになり第2接点スイッチ160がオンになると、電圧検出部155の測定値を取得して電圧V1とする。そして、時刻t2に信号S1がオンになり接点スイッチ120がオンになると、電圧検出部155の測定値を再度取得して電圧V2とする。
診断部111は、電圧V1と電圧V2との差に基づいて開路故障の診断を行なう。開路故障が発生していない場合には、接点スイッチ120がオンになると、ソレノイド型電磁弁200に電流を出力するため、電圧V1よりも電圧V2が低くなる。このため、電圧V1と電圧V2との差が所定の基準値dV以上であれば開路故障は発生していないと診断し、電圧V1と電圧V2との差が所定の基準値dV未満であれば開路故障が発生したと診断する。
また、制御信号線240で短絡故障が発生した場合には、接点スイッチ120がオンになると電圧V2が大きく低下する。このため、電圧V1と電圧V2との差が所定の値dS(>dV)以上であれば、制御信号線240で短絡故障が発生したと診断するようにしてもよい。
なお、図9に示すように、電圧検出部155に換えて電流検出部150を用いて、電池130と第2接点スイッチ160との間に接続された短絡電流制限用の抵抗R2を流れる電流を検出し、開路故障を検出するようにしてもよい。このとき、電池130と電流検出部150との接続箇所においても短絡電流制限用の抵抗R4を接続する。
この場合、診断部111は、以下のような手順で開路故障の診断を行なう。すなわち、バルブ側無線通信装置230からの接点信号により時刻t1に信号S2がオンになり第2接点スイッチ160がオンになると、抵抗R2を流れる電流を算出してI1とする。そして、時刻t2に信号S1がオンになり接点スイッチ120がオンになると、抵抗R2を流れる電流を再度算出して電流I2とする。なお、電流の算出法は、上述の通りである。
診断部111は、電流I1と電流I2との差に基づいて開路故障の診断を行なう。開路故障が発生していない場合には、接点スイッチ120がオンになると、ソレノイド型電磁弁200に電流を出力するため、電流I1よりも電流I2が大きくなる。このため、電流I1と電流I2との差が所定の基準値dI以上であれば開路故障は発生していないと診断し、電流I1と電流I2との差が所定の基準値dI未満であれば開路故障が発生したと診断する。
また、制御信号線240で短絡故障が発生した場合には、接点スイッチ120がオンになると電流I2が大きく上昇する。このため、電流I1と電流I2との差が所定の値dT(>dI)以上であれば、制御信号線240で短絡故障が発生したと診断するようにしてもよい。
短絡故障判定に用いる値dS、dTは、例えば、図10に示す構成により、例えば、湿度等の影響によって徐々に短絡状態になっていくような使用環境に対応した値を定めることができる。なお、本図は、電圧検出部155を用いてdSを定める場合の例であるが、電流検出部150を用いてdTを定めるようにしてもよい。本構成では、防爆バリア140の出力を、第3接点スイッチ170を介して基準負荷180にも接続する。基準負荷180は、例えば、使用するソレノイド型電磁弁200のインピーダンスより少し小さい程度とする。
そして、接点スイッチ120はオフを保ちながら、第2接点スイッチ160をオンにして電圧V1を測定し、次に第3接点スイッチ170をオンにして電圧V2を測定する。このときの電圧V1と電圧V2との差を短絡故障判定用の値dSと定めることにより、使用環境に対応した値dSを定めることができる。通常の使用においては、第3接点スイッチ170はオフを保つようにする。電流検出部150を用いてdTを定める場合には、第3接点スイッチ170のオンオフにより電流I1と電流I2とを測定し、電流I1と電流I2との差を短絡故障判定用の値dTと定めればよい。
100…信号変換装置、110…接点情報制御部、111…診断部、120…接点スイッチ、130…電池、140…防爆バリア、141…電流制限部、142…電圧制限部、150…電流検出部、151…分圧器、152…AD変換器、153…切り替えスイッチ、154…差分検出装置、155…電圧検出部、160…第2接点スイッチ、170…第3接点スイッチ、180…基準負荷、200…ソレノイド型電磁弁、201…空気圧開閉器、202…バルブ、210…端末装置、220…端末側無線通信装置、230…バルブ側無線通信装置、240…制御信号線

Claims (11)

  1. バルブ動作を指示する接点信号を受け付けて、前記バルブ動作を制御する電磁弁を駆動する制御信号に変換して、前記電磁弁と接続する制御信号線に出力する信号変換装置であって、
    前記電磁弁に電力を供給する電池と、
    前記制御信号線に出力する電圧と電流とを制限する防爆バリアと、
    前記電池と前記制御信号線との間に設けられた接点スイッチと、
    前記接点信号に基づいて、前記接点スイッチを制御する接点情報制御部と、
    前記防爆バリアが出力する電流を検出する電流検出部と、
    前記接点スイッチがオンのときの前記電流検出部の検出結果に基づいて、前記制御信号線の開路故障を検出する診断部と、
    を備えたことを特徴とする信号変換装置。
  2. 前記診断部は、前記接点スイッチがオンのとき、前記防爆バリアが出力する電流を検出しない場合に、前記制御信号線が開路故障であると診断することを特徴とする請求項1に記載の信号変換装置。
  3. 前記診断部は、さらに、前記接点スイッチがオンのとき、前記防爆バリアが出力する電流が所定の値以上であることを検出した場合には、前記制御信号線が短絡故障であると診断することを特徴とする請求項1または2に記載の信号変換装置。
  4. 前記防爆バリアは、電流を制限する抵抗を含み、
    前記電流検出部は、前記抵抗の両端の電圧に比例する値を取得することで前記防爆バリアが出力する電流を検出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の信号変換装置。
  5. 前記電流検出部は、前記抵抗の両端の電圧に比例する値を、スイッチを切り替えることで順次取得することを特徴とする請求項4に記載の信号変換装置。
  6. 前記診断部は、前記電流検出部の検出結果に基づいて、前記防爆バリアが出力する電流値を算出し、算出された電流値の履歴を記録することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の信号変換装置。
  7. 前記診断部は、前記電流値の履歴に基づいて、前記電池の消耗診断を行なうことを特徴とする請求項6に記載の信号変換装置。
  8. バルブ動作を指示する接点信号を受け付けて、前記バルブ動作を制御する電磁弁を駆動する制御信号に変換して、前記電磁弁と接続する制御信号線に出力する信号変換装置であって、
    前記電磁弁に電力を供給する電池と、
    前記制御信号線に出力する電圧と電流とを制限する防爆バリアと、
    前記防爆バリアと前記制御信号線との間に設けられた接点スイッチと、
    前記電池と前記防爆バリアとの間に設けられた第2接点スイッチと、
    前記接点信号に基づいて、前記接点スイッチおよび前記第2接点スイッチを制御する接点情報制御部と、
    前記防爆バリアが出力する電流を検出する電流検出部と、
    前記接点スイッチおよび前記第2接点スイッチがオンのときの前記電流検出部の検出結果に基づいて、前記制御信号線の開路故障を検出する診断部と、
    を備えたことを特徴とする信号変換装置。
  9. 前記第2接点スイッチと並列にプルアップ抵抗を接続したことを特徴とする請求項8に記載の信号変換装置。
  10. バルブ動作を指示する接点信号を受け付けて、前記バルブ動作を制御する電磁弁を駆動する制御信号に変換して、前記電磁弁と接続する制御信号線に出力する信号変換装置であって、
    前記電磁弁に電力を供給する電池と、
    前記制御信号線に出力する電圧と電流とを制限する防爆バリアと、
    前記防爆バリアと前記制御信号線との間に設けられた接点スイッチと、
    前記電池と前記防爆バリアとの間に設けられた第2接点スイッチと、
    前記第2接点スイッチと並列に接続されたプルアップ抵抗と、
    前記プルアップ抵抗の前記電池側の電圧を検出する電圧検出部と、
    前記接点信号に基づいて、前記第2接点スイッチをオンにした後、前記接点スイッチをオンに切り替える接点情報制御部と、
    前記第2接点スイッチのみがオンのときの前記電圧検出部の検出電圧と、前記第2接点スイッチおよび前記接点スイッチがオンのときの前記電圧検出部の検出電圧との差に基づいて前記制御信号線の開路故障を検出する診断部と、
    を備えたことを特徴とする信号変換装置。
  11. バルブ動作を指示する接点信号を受け付けて、前記バルブ動作を制御する電磁弁を駆動する制御信号に変換して、前記電磁弁と接続する制御信号線に出力する信号変換装置であって、
    前記電磁弁に電力を供給する電池と、
    前記制御信号線に出力する電圧と電流とを制限する防爆バリアと、
    前記防爆バリアと前記制御信号線との間に設けられた接点スイッチと、
    前記電池に接続された短絡電流制限用抵抗と、
    前記短絡電流制限用抵抗と前記防爆バリアとの間に設けられた第2接点スイッチと、
    前記第2接点スイッチと並列に接続されたプルアップ抵抗と、
    前記短絡電流制限用抵抗を流れる電流を検出する電流検出部と、
    前記接点信号に基づいて、前記第2接点スイッチをオンにした後、前記接点スイッチをオンに切り替える接点情報制御部と、
    前記第2接点スイッチのみがオンのときの前記電流検出部の検出電流と、前記第2接点スイッチおよび前記接点スイッチがオンのときの前記電流検出部の検出電流との差に基づいて前記制御信号線の開路故障を検出する診断部と、
    を備えたことを特徴とする信号変換装置。
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