JP2011185312A - クランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 取り付け作業が容易なクランプを提供する。
【解決手段】 係止孔206が形成された車体パネル205に、フィラーパイプ200等を取り付けるためのパイプクランプ10であって、ベース部材11と、蓋部材12と、ピン部材13とを備えている。ベース部材は、車体パネル上に配置され、ピン孔25が形成されるとともに、ピン孔の周縁部から突設されて係止孔に突入可能な複数の脚片部16と、パイプ保持部17,18とを備えている。蓋部材は、ベース部材に回動自在に設けられ、パイプ保持部を覆う閉鎖位置に回動した状態でベース部材に係止される。ピン部材は、ピン孔に保持され、脚片部の先端側に変位することによって、脚片部をピン孔の径方向外方に変位させ、脚片部を係止孔に係合させる。蓋部材には、閉鎖位置にある状態でピン部材を外部に露呈させるアクセス孔86が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クランプに係り、より詳細にはフィラーパイプ等を車体パネルに取り付けるパイプクランプに関する。
係止孔が形成された車体パネル等の支持部材に、フィラーパイプ等の管状体を取り付けるためのクランプとして、支持部材に取り付けられる第1部分と、第1部分に回動可能に設けられた第2部分とを有し、第1部分と第2部分との間に管状体を挟持するようにしたものがある(例えば、特許文献1)。特許文献1では、第1部分は、ねじがねじ込まれた際に、拡開して係止孔に係合するグロメット部を有している。第2部分は、第1部分との間に管状体を挟持した状態で、グロメット部と対応する部分に貫通孔を備えている。ねじは、第2部分が第1部分との間に管状体を挟持した状態で、貫通孔を通過してグロメット部に挿入される。このような構成から、ねじが貫通孔を通してグロメット部に挿入された際に、クランプによる管状体の保持と、クランプの支持部材への係合とが同時に行われる。
実公昭63−29982号公報
特許文献1に係るクランプでは、第1部材および第2部材とは別体となるねじを必要とするため、部品点数が増大し、取り付け作業が煩雑になるという問題がある。また、クランプは、管状体のみ結合状態を完成させること、あるいは支持部材とのみ結合状態を完成させることができないため、使用形態における汎用性が低いという問題がある。なお、特許文献1に係るクランプは、第1部分と第2部分とが引っ掛かることによって管状体と仮結合可能となっているが、この状態ではクランプは管状体の長手方向に移動可能に弱く結合しており、管状体の所定の位置にクランプを固定することが困難である。
本発明は、以上の背景を鑑みてなされたものであって、取り付け作業が容易なクランプを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、係止孔(206)が形成された支持部材(205)に、管状体(200,201)を取り付けるためのクランプ(10)であって、前記支持部材の表面に配置され、前記係止孔と対応する位置に第1部材貫通孔(25)が形成されるとともに、前記第1部材貫通孔の前記支持部材側の周縁部から突設されて前記係止孔に突入可能な複数の可撓性を有する脚片部(16)と、前記支持部材側と相反する側の部分に設けられ、前記管状体が当接可能な管状体保持部(17,18)とを備えた第1部材(11)と、前記第1部材に回動自在に設けられ、前記管状体保持部を覆う閉鎖位置に回動した状態で前記第1部材に係止され、前記管状体保持部との間に前記管状体を挟持する第2部材(12)と、前記第1部材貫通孔内に保持され、前記脚片部の先端側に変位することによって、前記脚片部を前記第1部材貫通孔の径方向外方に変位させ、前記脚片部を前記係止孔に係合させるピン部材(13)とを有し、前記第2部材は、前記閉鎖位置にある状態で前記ピン部材の前記支持部材側と相反する側の端部を外部に露呈させる第2部材貫通孔(86)が形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、係止孔(206)が形成された支持部材(205)に、管状体(200,201)を取り付けるためのクランプ(300)であって、前記支持部材の表面に配置され、前記係止孔と対応する位置に第1部材貫通孔(301)が形成されるとともに、前記支持部材側と相反する側の部分に設けられ、前記管状体が当接可能な管状体保持部(17,18)とを備えた第1部材(11)と、前記第1部材に回動自在に設けられ、前記管状体保持部を覆う閉鎖位置に回動した状態で前記第1部材に係止されるとともに、前記閉鎖位置にある状態で、前記第1部材貫通孔に対応する部分に第2部材貫通孔(25)が形成され、前記第2部材貫通孔の前記支持部材側の周縁部から突設され、前記第1部材貫通孔を通過して前記係止孔に突入可能な複数の可撓性を有する脚片部(16)を備えた第2部材(12)と、前記第2部材貫通孔内に保持され、前記脚片部の先端側に変位することによって、前記脚片部を前記第2部材貫通孔の径方向外方に変位させ、前記脚片部を前記係止孔に係合させるピン部材(13)とを有することを特徴とする。また、この発明において、前記第2部材は、前記第2部材貫通孔の前記支持部材側の端部にボス部(302)を備え、前記ボス部は、前記第1部材貫通孔を通過して、その突出端が前記係止孔の周縁部に当接可能となっており、前記脚片部は、前記ボス部の突出端の径方向内側に突設されて前記係止孔に突入可能となっていることを特徴とする。
これらの構成によれば、クランプは、ベース部材、蓋部材、ピン部材が一体に組み付けられた組立体として提供されるため、支持部材に管状体を取り付ける際の作業性が良い。また、クランプと管状体との結合と、クランプと支持部材との結合とは、それぞれ独立して行うことができる。
また、本発明は、前前記第1部材貫通孔の軸線方向方向から見て、前記管状体保持部は、前記第1部材貫通孔を挟むように2つ設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、管状体の支持部材に対する取付安定性が向上する。
以上の構成によれば、クランプは1つの組立体として構成されるため、管状体の支持部材への取り付け作業を容易にすることができる。
第1実施形態に係るパイプクランプを示す分解斜視図 第1実施形態に係るパイプクランプを示す斜視図 第1実施形態に係るパイプクランプを示す底面図 図2のIV−IV断面図 第1実施形態に係るピン部材を示す斜視図 第1実施形態に係るベース部材のピン孔を示す斜視図 第1実施形態に係るパイプクランプのヒンジ部を下方から見た斜視図(蓋部材がベース部材に対して開いた状態) 第1実施形態に係るパイプクランプを用いた車体パネルへのフィラーパイプおよびブリーザパイプの取付構造を示す斜視図 第1実施形態に係るパイプクランプのヒンジ部を下方から見た斜視図(蓋部材がベース部材に対して閉じた状態) 第1実施形態に係るパイプクランプを用いた車体パネルへのフィラーパイプおよびブリーザパイプの取付構造を示す断面図(脚片部が係止孔に挿入された状態) 第1実施形態に係るパイプクランプを用いた車体パネルへのフィラーパイプおよびブリーザパイプの取付構造を示す断面図(ピン部材が押し込まれ、脚片部が係止孔に係止された状態) 第2実施形態に係るパイプクランプを用いた車体パネルへのフィラーパイプおよびブリーザパイプの取付構造を示す断面図(ピン部材が押し込まれ、脚片部が係止孔に係止された状態)
以下、図面を参照して、本発明をフィラーパイプおよびブリーザパイプを車体パネルに取り付けるためのパイプクランプに適用した実施形態について詳細に説明する。以下の説明では、図1に示す座標軸を基準として説明する。
<第1実施形態>
図1〜図4に示すように、パイプクランプ(クランプ)10は、それぞれ樹脂材料から形成されたベース部材(第1部材)11と、ベース部材11に回動可能に支持された蓋部材(第2部材)12と、ベース部材11に保持されたピン部材13とを主要構成要素として有している。パイプクランプ10は、ベース部材11と蓋部材12との間に管状体であるフィラーパイプ200およびブリーザパイプ201を挟持し、ベース部材11が支持部材としての車体パネル205表面に取り付けられることによって、フィラーパイプ200およびブリーザパイプ201を車体パネル205に固定する。
<ベース部材>
図1〜図4に示すように、ベース部材11は、左右方向に延在する本体部15と、本体部15の下部より下方へと突設された脚片部16と、本体部15の上部に凹設された第1および第2パイプ保持部17,18と、本体部15の左端部に設けられたヒンジ軸部19と、蓋部材12との係合部として本体部15の上部に形成された2つの連結孔20および4つの連結爪21とを備えている。
本体部15の下部は、下方へと開口する複数の肉盗み部22が適所に凹設されており、各肉盗み部22を区画するように複数のリブ23が形成されている。各リブ23の下端は、略面一となる仮想平面上に配置されており、本体部15は下部において平坦な平面(板材等)に当接可能となっている。
本体部15の左右方向における中間部には、上下方向に延在して本体部の上面と下面とを連通するピン孔(第1部材貫通孔)25が形成されている。図4に示すように、ピン孔25は、円形断面を有し、上半部26が下半部27に対して同軸に拡径されており、その境界部分には上方を向く円環状の段部28が形成されている。
図6に示すように、段部28は、その上方を向く底面29上に、上方へと向けて突出する4つのガイド凸部30を周方向に等間隔(90°間隔)に備えている。各ガイド凸部30は、上方から見てピン孔25の周方向における時計の反対方向に進むにつれて、底面29から上方へと突出する傾斜面31と、傾斜面31の上端から底面29と平行に周方向において時計の反対方向へと延びる上面32とを備えている。上面の傾斜面31側とは異なる端部は、垂直な平面を介して、底面29と連続している。
ピン孔25の上端部には、ベース部材11の上面より上方に突出するボス部34が形成されている。ピン孔25の下端部の周縁部には、ピン孔25を同軸に囲むように環状溝状の肉盗み部35が形成されている。
ピン孔25の下端部の周縁部であって、肉盗み部35が形成された部分の内側の部分からは、下方へと向けて突出する4つの脚片部16がピン孔25の周方向に沿って等間隔に形成されている。各脚片部16は、車体パネル205に形成された係止孔206に挿入されるグロメットとして機能する。各脚片部16のピン孔25の中心軸側を向く部分には、先端(下端)に進むほどピン孔25の中心軸側へと突出するように斜め上方を向く傾斜面を備えた突出部37が形成されており、各突出部37上にはさらにピン孔25の中心軸側へと突出する爪部38が形成されている。各爪部38は、その下部に下方を向く逆止面を備えている。各脚片部16は、可撓性を有しており、ピン孔25の径方向に傾倒可能になっている。
ベース部材11の上面におけるピン孔25の右方には第1パイプ保持部(管状体保持部)17が、左方に第2パイプ保持部(管状体保持部)18が凹設されている。第1パイプ保持部17および第2パイプ保持部18は、溝形状を呈し、それぞれ前後方向に延在してベース部材11の前面および後面へと連続している。第1パイプ保持部17は、後述するフィラーパイプ200の外面に対応するように、断面が扁平半円状に形成されている。また、第2パイプ保持部18は、後述するブリーザパイプ201の外面に対応するように、断面が略半円状に形成されている。
第1パイプ保持部17および第2パイプ保持部18の表面には、左右方向に延在する突条46,47が形成されている。また、第1パイプ保持部17および第2パイプ保持部18の表面には、肉盗み部22へと連通するU字状のスリットによって切り出され、その先端部に第1パイプ保持部17または第2パイプ保持部18の内方(上方)へと突出する凸部を備えた押圧片48,49が形成されている。押圧片48,49は可撓性を有し、傾倒可能となっている。これらの突条46,47および押圧片48,49は、フィラーパイプ200およびブリーザパイプ201との密着性を高める目的で設けられている。
ヒンジ軸部19は、本体部15の左端面から左方へと突出する軸支持部51と、軸支持部51の先端部から前方および後方に突出する円柱状のヒンジ軸52とを備えている。軸支持部51は、上方または下方から見て略四角形を呈するように形成され、軸支持部51の前面および後面は、互いに平行に左右方向に沿って延在している(図3参照)。軸支持部51の前面および後面であって、各ヒンジ軸52の下方に位置する部分には、前方または後方に突出するとともに上下方向に延在する凸部54,54が形成されている。
本体部15の上面におけるピン孔25の前後側には、上方へと向けて開口する2つの連結孔20,20が凹設されている。連結孔20,20は、上端の開口部分が内部に対して段違いに幅が狭く形成されている。すなわち、連結孔20,20は、上端開口部分に係止部を有している。連結孔20,20の内部は、作業開口57,57を介してベース部材11の前面または後面に連通している。
本体部15の上部右端部には、上面よりも下方へと凹んだ凹部56が形成されている。凹部56の底面には、4つの連結爪21が2つずつ対をなすように配置されている。各連結爪21は、凹部56の底部から上方へと延びる可撓性の突片部と、突片部の先端部に設けられた下向きの逆止面を備える爪部とを有する。それぞれ対をなす連結爪21どうしは、互いの爪部が相対するように配置されている。また、対をなした2組の連結爪21は、凹部56の前側および後側に互いに離間して配置されている。
<蓋部材>
図1〜図4に示すように、蓋部材12は、左右方向に延在する本体部71と、本体部71の右端部に形成されたヒンジ軸受部72と、本体部71の上部に凹設された第3および第4パイプ保持部73,74と、ベース部材11との係合部として本体部71の上部に形成された2つの連結片75および2つの連結爪76とを備えている。
ヒンジ軸受部72は、本体部71の右端部から互いに前後方向に離間して右方へと突出した前フォーク部78および後フォーク部79と、各フォーク部78,79の突出端部に設けられた軸受部81,82とを備えている。軸受部81,82は、軸線が前後方向に延在し、かつ同軸となるように配置されている。各軸受部81,82には、ヒンジ軸52の前端部または後端部が遊嵌している。各軸受部81,82間の前後方向距離は、ヒンジ軸52の前後方向長さより短く、ヒンジ軸52は各軸受部81,82から離脱できないようになっている。このようなヒンジ軸52および各軸受部81,82の位置関係は、ベース部材11および蓋部材12を同時に成形することによって構築される。このようにして、蓋部材12は、軸受部81,82およびヒンジ軸52からなるヒンジ部を介してベース部材11に回動可能に支持されている。
図3、図7に示すように、前フォーク部78および後フォーク部79の上半部かつ基端部(左半部)の互いに対向する部分には、互いに近接する方向に突出した張り出し部84,84が左右方向に延在して形成されている。また、各軸受部81,82の互いに対向する部分には、互いに近接する方向に突出した凸部77,77が形成されている。両軸受部81,82の前後間距離は、軸支持部51の前後長さよりも大きく設定されており、蓋部材12がベース部材11に対して開いた状態(図1〜図7に示す状態、蓋部材12がベース部材11の左方に位置する状態)では、蓋部材12はベース部材11に対して前後方向に遊びを有している。凸部77,78および凸部54,54は、蓋部材がベース部材に対して開いた状態で、軸支持部51と各軸受部81,82との間の遊びを小さくする。
図1に示すように、本体部71の上部の左右方向における略中央部には、上下方向に貫通する円形状のアクセス孔(第2部材貫通孔)86が形成されている。アクセス孔86は、蓋部材12がベース部材11に対して閉じた状態(図8〜図10に示す状態、蓋部材12がベース部材11の上方に位置する状態)で、ピン孔25と同軸となるように配置されている。また、アクセス孔86の直径は、ボス部34の外径よりも大きく形成されている。
本体部71の上部におけるアクセス孔86の左方には第3パイプ保持部73が、右方に第4パイプ保持部74が凹設されている。第3パイプ保持部73および第4パイプ保持部74は、溝形状を呈し、それぞれ前後方向に延在して蓋部材12の前面および後面へと連続している。第3パイプ保持部73は、後述するフィラーパイプ200の外面に対応するように、断面が扁平半円状に形成されている。また、第4パイプ保持部74は、後述するブリーザパイプ201の外面に対応するように、断面が略半円状に形成されている。蓋部材12がベース部材11に対して閉じた状態で、第3パイプ保持部73は第1パイプ保持部17に対向し、第4パイプ保持部74は第2パイプ保持部18対向する。
第3パイプ保持部73および第4パイプ保持部74の表面には、左右方向に延在する突条87,88が形成されている。また、第3パイプ保持部73および第4パイプ保持部74の表面には、本体部71の下部と連通するU字状のスリットによって切り出され、その先端部に第3パイプ保持部73および第4パイプ保持部74の内方(上方)へと突出する凸部を備えた押圧片89,90が形成されている。押圧片48,49は可撓性を有し、傾倒可能となっている。
2つの連結片75は、本体部71の上部におけるアクセス孔86の前後に、上方へと向けて突設されている。各連結片75の側部には、U字状のスリットによって切り出された爪部92が形成されている。爪部92は、連結片75に対して傾倒可能に設けられており、弾性変形することによって連結片75に対して出没可能となっている。
2つの連結爪76は、本体部71の上部における左端部に、互いに前後方向に離間して設けられている。各連結爪76は、上方へと延び、先端部に三角形状の拡頭部を備えている。各連結爪76の間には四角筒状の補強部93が設けられ、連結爪76の補強がなされている。
<ピン部材>
図5に示すように、ピン部材13は、円柱状の大径軸部101と、大径軸部101の一端に同軸に設けられた大径軸部101よりも小径の小径軸部102と、大径軸部101の他端側に設けられたフランジ部103とを備えている。小径軸部102の外径は、ピン孔25の下半部27の内径よりも小さく形成されている。大径軸部101の外径は、ピン孔25の上半部26の内径よりも小さく、かつ下半部27の内径よりも大きく形成されている。フランジ部103の外径は、上半部26およびボス部34の内径よりも大きく、かつアクセス孔86の内径よりも小さく形成されている。
小径軸部102は、円錐形状の先端部105を備えている。小径軸部102の先端部105の上方には、周方向に等間隔に形成された4つの凹部106が形成されている。隣接する凹部106どうしの間には隔壁107が設けられている。小径軸部102の各凹部106の上方には、周方向に延在する係止突条108が突設されている。係止突条108は、その周方向長さが凹部106の周方向長さに比較して短く形成されおり、周方向において隣り合う係止突条108の間の部分(隔壁107の上方に位置する部分)には、小径軸部102の円周面が露出した谷部109が形成されている。各凹部106の上側の側壁となる部分は、係止突条108の突出端へと滑らかに連続するように、傾斜面110に形成されている。小径軸部102の係止突条108から上方に所定の間隔をおいた部分には、小径軸部102の周方向にわたって連続する規制壁111が延設させている。
大径軸部101の下面には、下方へと突出する2つの凸部114が形成されている。各凸部114は、同一の形状に形成され、大径軸部101の軸線を対称軸とする対称位置に設けられている。また、フランジ部103の上面には、工具(例えば、プラスドライバー)が係合可能な工具孔(例えば、十字孔)116が形成されている。大径軸部101および小径軸部102の適所には、肉盗み部112が形成されている。
図1に示すように、ピン部材13は、先端部105よりピン孔25の上端側に挿入される。ピン部材13のピン孔25への挿入に先立って、ピン部材13の大径軸部101の外周部には可撓性を有する環状のシール部材121が装着され、各脚片部16の外周部には可撓性を有する環状のシール部材122が装着されている。
ピン部材13をピン孔25への挿入すると、ピン部材13の先端部105が各脚片部16の突出部37の傾斜面および爪部38に当接する。この状態から、ピン部材13をピン孔25に対してさらに押し込むと、各脚片部16がピン孔25の径方向外方へと弾性変形し、先端部105が爪部38を通過する。先端部105が爪部38を通過した状態では、各脚片部16は復元力によって初期状態に復帰し、突出部37および爪部38が凹部106内に受容される(図4参照)。このように、突出部37および爪部38が凹部106に係止されることによって、ピン部材13はピン孔25内に保持される。以上のようにして、ベース部材11、蓋部材12、ピン部材13、シール部材121、122が一体に組み立てられたパイプクランプ10が構成される(図2〜4参照)。
<第1実施形態の作用効果>
次に、上述したパイプクランプ10を用いて、フィラーパイプ200およびブリーザパイプ201を車体パネル205に取り付ける方法およびその取付構造について説明する。フィラーパイプ200は、自動車の給油口と燃料タンクとを接続する管であり、その断面形状は円形が変形した扁平形状となっている。ブリーザパイプ201は、給油時の燃料タンク内のガス抜きを行うためにフィラーパイプ200と概ね平行に設けられる管であって、その断面は円形状となっている。車体パネル205は、平板上のパネルであって、円形状の係止孔206が形成されている。
最初に、蓋部材12がベース部材11に対して開いた状態とし、フィラーパイプ200をベース部材11の第1パイプ保持部17内に配置し、ブリーザパイプ201を第2パイプ保持部18に配置する。次に、ベース部材11の上部を蓋部材12で覆うように、蓋部材12をベース部材11に対して回動させる。これにより、第3パイプ保持部73内にフィラーパイプ200が配置されるとともに、第4パイプ保持部74内にブリーザパイプ201が配置される。この状態で、ベース部材11の連結爪21と蓋部材12の連結爪76とを係合させ、ベース部材11の連結孔20と蓋部材12の連結片75とを係合させることによって、蓋部材12がベース部材11に対して固定される(図8参照)。これにより、フィラーパイプ200は第1パイプ保持部17と第3パイプ保持部73との間に挟持され、ブリーザパイプ201は第2パイプ保持部18と第4パイプ保持部74との間に挟持される。このとき、図10に示すように、突条46,47,87,88および押圧片48,49.89,90がフィラーパイプ200およびブリーザパイプ201が接触することによって、フィラーパイプ200およびブリーザパイプ201は各パイプ保持部17,18,73,74内に安定した状態で保持される。
蓋部材12がベース部材11に対して閉じられた状態では、図9に示すように、ヒンジ軸部19の凸部54が、前後方向においてヒンジ軸受部72の張り出し部84と対向する。これにより、軸支持部51と前または後フォーク部78,79との間の隙間が小さくなり、ガタが低減される。
また、蓋部材12がベース部材11に対して閉じられた状態では、ピン部材13のフランジ部103が、蓋部材12のアクセス孔86を通過し、上方へと突出している。
次に、4つの脚片部16を車体パネル205の係止孔206に挿入し、ベース部材11の下部(各リブ23の下端)を車体パネル205の表面に当接させる。この状態で、ピン部材13のフランジ部103を、指または工具でベース部材11側へと押圧する。ピン部材13が脚片部16の先端側に移動すると、脚片部16の突出部37および爪部38がピン部材13の傾斜面110に押圧され、各脚片部16の先端部はピン孔25の径方向外方へと変位する。ピン部材13の脚片部16に対する移動が進むと、爪部38は傾斜面110上を摺動し、係止突条108を上方へと乗り越える。その後、ピン部材13の凸部114が段部28の底面29に当接し、ピン部材13の脚片部16に対する移動が規制される。この状態では、図11に示すように、突出部37および爪部38が凹部106から離脱し、爪部38が小径軸部102の外周面に当接した状態となり、脚片部16の先端部はピン孔25の径方向外方に広がった状態に維持される。これにより、脚片部16が係止孔206に係止され、脚片部16の係止孔206からの離脱が阻止される。この状態では、爪部38は係止突条108に係止されているため、ピン部材13のピン孔25からの抜去が阻止されている。
このとき、ピン部材13のフランジ部103は、シール部材121を介してボス部34の上端を封止し、ベース部材11のピン孔25の下端周縁部はシール部材122を介して係止孔206の周縁部を封止する。これによって、係止孔206は水密に封止されている。
次に、パイプクランプ10を車体パネル205から取り外す方法について説明する。最初に、工具(例えば、プラスドライバー)をピン部材13の工具孔116に係合させる。そして、上方より見てピン部材13を時計の反対回りに回転させる。これにより、上下方向において、各脚片部16の各爪部38はピン部材13の係止突条108と相対する位置から離脱して谷部109と相対するようになる。同時に、ピン部材13の凸部114は、段部28上を底面29から傾斜面31を経て上面32へと摺動し、ピン部材13がベース部材11に対して上方へと変位する。この状態から、フランジ部103を把持し、ピン部材13をベース部材11に対して上方に抜き出すと、爪部38は隔壁107の端面上を摺動し、凹部106に引っ掛かることなく先端部105まで到達することができる。また、ピン部材13をベース部材11から完全に抜き出すことを意図しない場合には、爪部38が隔壁107の端面上に位置する状態で、ピン部材13をベース部材11に対して回転させると、爪部38が凹部106内に受容され、脚片部16が初期状態に復帰する。以上の状態では、脚片部16が初期状態となっている(ピン孔25の径方向外方に変位していない)ため、脚片部16を係止孔206から抜き出すことができる。
次に、パイプクランプ10からフィラーパイプ200およびブリーザパイプ201を取り外す方法について説明する。指や工具等によって連結爪21を傾倒させ、連結爪21と連結爪76との係止状態を解除するともに、作業開口57を通して指や工具等によって連結片75の爪部92を傾倒させ、連結片75と連結孔20との係合を解除する。これにより、蓋部材12をベース部材11に対してから開くことが可能となり、フィラーパイプ200およびブリーザパイプ201をパイプクランプ10から取り外すことができる。
第1実施形態に係るパイプクランプ10は、ベース部材11、蓋部材12、ピン部材13、シール部材121、122が一体に組み付けられているため、取り扱いおよびフィラーパイプ200等の車体パネル205への取り付け作業が容易である。また、フィラーパイプ200等を車体パネル205に取り付ける際に、工具を使用する必要がないことからも取り付け作業が容易である。
また、パイプクランプ10は、フィラーパイプ200等の管状体とのみ結合した状態、あるいは車体パネル205とのみ結合した状態をとることができるため、他の部材に組み付けた状態で納品等が可能である。例えば、フィラーパイプ200およびブリーザパイプ201にパイプクランプ10を組み付けた状態で、自動車製造業者に納品することが可能である。
車体パネル205への取付安定性の観点から、脚片部16はベース部材11の略中央部に配置されることが好ましい。このような場合にも、アクセス孔86が蓋部材12に形成されているため、ピン部材13が蓋部材12に覆われることなく外部へと露呈し、ピン部材13のベース部材11に対する押圧操作が可能となっている。
上述したように、パイプクランプ10は、フィラーパイプ200、ブリーザパイプ201、車体パネル205から破壊されることなく取り外し可能であるため、再利用に適している。
<第2実施形態>
第2実施形態に係るパイプクランプ300は、蓋部材12にピン孔25および脚片部16が設けられている点で第1実施形態と相違する。第2実施形態について、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図12に示すように、ベース部材11は、第1パイプ保持部17と第2パイプ保持部18との間にベース部材11を上下方向に貫通する貫通孔(第1部材貫通孔)301を備えている。蓋部材12は、第3パイプ保持部73と第4パイプ保持部74との間にボス部302を備えている。ボス部302は、蓋部材12がベース部材11に対して閉じられた状態で、貫通孔301を通過してベース部材11の下端まで延出するように軸方向長さが設定されている。ボス部302の内部には、第1実施形態と同様のピン孔(第2部材貫通孔)25が形成されている。
図12におけるボス部302の下端端面には、ピン孔25を囲むように肉盗み部35が形成され、肉盗み部35が形成された部分の内側の部分からは、第1実施形態と同様に、下方へと向けて突出する4つの脚片部16がピン孔25の周方向に沿って等間隔に形成されている。
以上のように構成すると、蓋部材12が車体パネル205に直接的に固定されるため、第1実施形態のパイプクランプ10よりも蓋部材12がベース部材11に対して開き難くなり、フィラーパイプ200およびブリーザパイプ201の車体パネル205への取付安定性が向上する。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、第1実施形態において、蓋部材12がベース部材11に対して閉じられた状態で、ピン孔25に保持されたピン部材13の上端がアクセス孔86を通過して上方へと延出する構造としたが、ピン部材13の上端がアクセス孔86よりも下方に配置される構成としてもよい。この場合、アクセス孔86の大きさは、上方から見て、ピン部材13の上端の少なくとも一部が外部に露呈し、指や工具等でピン部材13の上端を押圧できるような大きさに設定されていればよい。なお、工具孔116を設けた場合には、少なくとも工具孔116がアクセス孔86を通して外部に露呈していることが必須となる。
ベース部材11および蓋部材12に形成されるパイプ保持部の個数および形状は、任意に設定可能である。なお、パイプクランプが保持するパイプは、フィラーパイプ等に限られず、様々な管であってよい。また、パイプクランプは、パイプだけでなく、中実のワイヤやハーネス等を保持することもできる。
上述した実施形態では、パイプクランプ10でフィラーパイプ200およびブリーザパイプ201を保持した後に、脚片部16を係止孔206に係合させたが、脚片部16を係止孔206に係合させた後に、パイプクランプ10でフィラーパイプ200およびブリーザパイプ201を保持してもよい。
10,300…パイプクランプ(クランプ)、11…ベース部材(第1部材)、12…蓋部材(第2部材)、13…ピン部材、16…脚片部、17…第1パイプ保持部(管状体保持部)、18…第2パイプ保持部(管状体保持部)、19…ヒンジ軸部、20…連結孔、21…連結爪、25…ピン孔(第1実施形態では第1部材貫通孔、第2実施形態では第2部材貫通孔)、34…ボス部、37…突出部、38…爪部、51…軸支持部、52…ヒンジ軸、72…ヒンジ軸受部、73…第3パイプ保持部、74…第4パイプ保持部、75…連結片、76…連結爪、78…前フォーク部、79…後フォーク部、81,82…軸受部、84…張り出し部、86…アクセス孔(第2部材貫通孔)、105…先端部、106…凹部、107…隔壁、108…係止突条、109…谷部、110…傾斜面、116…工具孔、121,122…シール部材、200…フィラーパイプ(管状体)、201…ブリーザパイプ(管状体)、205…車体パネル(支持部材)、206…係止孔、301…貫通孔(第1部材貫通孔)、302…ボス部

Claims (4)

  1. 係止孔が形成された支持部材に、管状体を取り付けるためのクランプであって、
    前記支持部材の表面に配置され、前記係止孔と対応する位置に第1部材貫通孔が形成されるとともに、前記第1部材貫通孔の前記支持部材側の周縁部から突設されて前記係止孔に突入可能な複数の可撓性を有する脚片部と、前記支持部材側と相反する側の部分に設けられ、前記管状体が当接可能な管状体保持部とを備えた第1部材と、
    前記第1部材に回動自在に設けられ、前記管状体保持部を覆う閉鎖位置に回動した状態で前記第1部材に係止され、前記管状体保持部との間に前記管状体を挟持する第2部材と、
    前記第1部材貫通孔内に保持され、前記脚片部の先端側に変位することによって、前記脚片部を前記第1部材貫通孔の径方向外方に変位させ、前記脚片部を前記係止孔に係合させるピン部材と
    を有し、
    前記第2部材は、前記閉鎖位置にある状態で前記ピン部材の前記支持部材側と相反する側の端部を外部に露呈させる第2部材貫通孔が形成されていることを特徴とするクランプ。
  2. 係止孔が形成された支持部材に、管状体を取り付けるためのクランプであって、
    前記支持部材の表面に配置され、前記係止孔と対応する位置に第1部材貫通孔が形成されるとともに、前記支持部材側と相反する側の部分に設けられ、前記管状体が当接可能な管状体保持部とを備えた第1部材と、
    前記第1部材に回動自在に設けられ、前記管状体保持部を覆う閉鎖位置に回動した状態で前記第1部材に係止されるとともに、前記閉鎖位置にある状態で、前記第1部材貫通孔に対応する部分に第2部材貫通孔が形成され、前記第2部材貫通孔の前記支持部材側の周縁部から突設され、前記第1部材貫通孔を通過して前記係止孔に突入可能な複数の可撓性を有する脚片部を備えた第2部材と、
    前記第2部材貫通孔内に保持され、前記脚片部の先端側に変位することによって、前記脚片部を前記第2部材貫通孔の径方向外方に変位させ、前記脚片部を前記係止孔に係合させるピン部材と
    を有することを特徴とするクランプ。
  3. 前記第2部材は、前記第2部材貫通孔の前記支持部材側の端部にボス部を備え、
    前記ボス部は、前記第1部材貫通孔を通過して、その突出端が前記係止孔の周縁部に当接可能となっており、
    前記脚片部は、前記ボス部の突出端の径方向内側に突設されて前記係止孔に突入可能となっていることを特徴とする、請求項2に記載のクランプ。
  4. 前前記第1部材貫通孔の軸線方向方向から見て、前記管状体保持部は、前記第1部材貫通孔を挟むように2つ設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかの項に記載のクランプ。
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