JP2011182333A - 集合住宅インターホンシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御機48に、集合玄関機15が接続されておらず使用されていない集玄カメラIF44の集合玄関機カメラIDを予め登録しておくことで、集玄カメラIF44に集合玄関機15のカメラ14が接続されていない場合でも該集玄カメラIF44を使用できるようにするとともに、カメラIDテーブル記憶部48により、管理室親機IDと、管理室カメラ24が接続されている集玄カメラIF44の集合玄関機カメラIDとを関連付けることで、管理室親機20に連動して管理室カメラ24が起動するように構成する。
【選択図】図1
Description
しかしながら、従来の集合住宅インターホンシステムにおいては、管理室等で撮像された映像を居室親機または集合玄関機のモニタに映すという使い方が想定されていなかったため、管理室等で撮像された映像を居室親機または集合玄関機のモニタに映すには、居室親機、管理室親機または集合玄関機を制御する制御機に、管理室に設置された管理室カメラと居室親機、またはこの管理室カメラと集合玄関機のモニタとをつなぐ映像ラインを新たに追加しなければならず、ハード面の構成を再構築する必要があった。
一方、図3に示すように、従来の集合住宅インターホンシステム100は、複数の集合玄関機110または複数の管理室親機120を制御機140に接続して使用できるように、複数の集合玄関機用の映像ラインS1または複数の管理室親機用の映像ラインS2を備えている。複数の集合玄関機用の映像ラインS1は、それぞれ接続された集合玄関機110のカメラにより撮像された映像を制御機140に送信する構成となっており、複数の管理室親機用の映像ラインS2は、制御機140から集合玄関機110のカメラまたは居室親機130のカメラにより撮像された映像等を受信する構成となっている。そして、これらの複数の集合玄関機用の映像ラインS1または複数の管理室親機用の映像ラインS2の一部には、マンションの規模等の状況により、これらに集合玄関機110または管理室親機120が接続されずに使用されていない状態のものもある。
このインターホンシステムは、前記管理室親機の付近に設置され、管理人等を撮像するための管理室カメラを備えており、前記制御機は、複数の集合玄関機とそれぞれ通信するための複数の集合玄関機用の通信回線と、前記管理室親機と通信するための管理室親機用の通信回線と、を備えており、前記複数の集合玄関機用の通信回線は、接続された集合玄関機のカメラにより撮像された映像を前記制御機に送信するための映像ラインをそれぞれ有しており、前記制御機には、前記管理室親機用の通信回線に接続される管理室親機を識別するための管理室親機IDと、前記複数の集合玄関機用の通信回線のそれぞれに接続される集合玄関機のカメラを識別するための複数の集合玄関機カメラIDとが登録されており、前記管理室カメラは、前記複数の集合玄関機用の通信回線のうち、集合玄関機が接続されておらず使用されていない通信回線に接続されており、前記制御機は、前記管理室親機IDと、前記複数の集合玄関機用の通信回線のうち、前記管理室カメラが接続されている通信回線に登録された集合玄関機カメラIDとを関連付けるカメラIDテーブル記憶手段と、前記管理室親機から前記居室親機が呼び出された際または前記居室親機から前記管理室親機が呼び出された際、前記カメラIDテーブル記憶手段により前記管理室親機と関連付けられた集合玄関機用の通信回線に接続されたカメラを起動させるカメラ起動信号を送信するカメラ起動手段と、をさらに有している。
上述のように、従来の集合住宅インターホンシステムが有する複数の集合玄関機用の映像ラインは、それぞれ接続された集合玄関機のカメラにより撮像された映像を制御機に送信する構成となっており、これらの映像ラインの中には集合玄関機が接続されておらず使用されていない状態のものが存在する場合がある。
この使用されていない集合玄関機用の映像ラインに管理室カメラを接続することにより、管理室カメラで撮像された映像を制御機を介して居室親機に送信することができれば、制御機に新たに回路を追加することなく管理室等で撮像された映像を居室親機のモニタに映すことができる。しかしながら、上記集合住宅インターホンシステムは、例えば集合玄関機用の映像ラインに集合玄関機が接続された際に、該集合玄関機のカメラを識別するための集合玄関機カメラIDが集合玄関機から制御機に送信されるとともに該集合玄関機カメラIDが制御機に登録されることにより、該集合玄関機用の映像ラインに接続された集合玄関機のカメラが認識されるような構成になっているのが一般的である。すなわち、単に集合玄関機用の映像ラインに管理室カメラを接続しただけでは制御機が該管理室カメラを認識することはないため、このままでは集合玄関機用の映像ラインを管理室カメラにより撮像された映像を制御機に送信するための映像ラインとして使用することはできない。
本発明は以上のような点に鑑みてなされたものであり、本発明の上記集合住宅インターホンシステムによれば、制御機に、複数の集合玄関機用の通信回線のうち、集合玄関機が接続されておらず使用されていない通信回線に予め集合玄関機カメラIDを登録しておくことで、集合玄関機用の通信回線に集合玄関機が接続されていない場合でも該集合玄関機用の通信回線を使用できるようにするとともに、カメラIDテーブル記憶手段により、管理室親機IDと、管理室カメラが接続されている通信回線に登録された集合玄関機カメラIDとを関連付けることで、管理室親機に連動して管理室カメラが起動するようにすることができる。また、管理室カメラの起動は、カメラ起動手段により、管理室親機から居室親機が呼び出された際または居室親機から管理室親機が呼び出された際、カメラIDテーブル記憶手段により前記管理室親機と関連付けられた集合玄関機用の通信回線に接続されたカメラを起動させるように構成されているため、居室親機が管理室親機からの呼び出しに応答した際、居室親機のモニタに管理室カメラで撮像した映像を表示することができる。
このように、本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、当初から存在する集合玄関機用の通信回線を使用することにより、制御機に新たに回路を追加することなく、管理室等で撮像された映像を居室親機のモニタに映すことができる。
このように構成された集合住宅インターホンシステムによれば、居住者から管理人を呼び出した際、管理人の意思により呼び出しに応答することにより居室親機と管理室親機とが通話状態になった後で管理室カメラが起動するようになっているため、管理人のプライバシーを保護することができる。
この集合住宅インターホンシステムは、前記集合玄関機の付近に設置され、管理人等の顔を表示する集合玄関機モニタを備えており、前記制御機は、前記集合玄関機と通信するための集合玄関機用の通信回線と、複数の管理室親機とそれぞれ通信するための複数の管理室親機用の通信回線と、を備えており、前記複数の管理室親機用の通信回線は、接続された管理室親機のモニタに、前記制御機から受信した映像を写す映像ラインをそれぞれ有しており、前記制御機には、前記管理室親機用の通信回線のそれぞれに接続される管理室親機のモニタを識別するための複数のモニタIDと、前記集合玄関機用の通信回線に接続される集合玄関機を識別するための集合玄関機IDとが登録されており、前記集合玄関機モニタは、前記複数の管理室親機用の通信回線のうち、管理室親機が接続されておらず使用されていない通信回線に接続されており、前記制御機は、前記集合玄関機IDと、前記複数の管理室親機用の通信回線のうち、管理室親機が接続されておらず使用されていない通信回線に登録されたモニタIDとを関連付けるモニタIDテーブル記憶手段と、前記集合玄関機と前記管理室親機とが通話状態になった場合に、前記モニタIDテーブル記憶手段により前記集合玄関機と関連付けられた管理室親機用の通信回線に接続されたモニタを起動させるモニタ起動信号を送信するモニタ起動手段と、をさらに有している。
上述のように、従来の集合住宅インターホンシステムが有する複数の管理室親機用の映像ラインは、制御機から集合玄関機のカメラまたは居室親機のカメラにより撮像された映像等を受信する構成となっており、これらの映像ラインの中には管理室親機が接続されておらず使用されていない状態のものが存在する場合がある。
この使用されていない管理室親機用の映像ラインに集合玄関機モニタを接続することにより、管理室等で撮像された映像を制御機を介して集合玄関機モニタが受信することができれば、制御機に新たに回路を追加することなく管理室等で撮像された映像を集合玄関機モニタに映すことができる。しかしながら、この集合住宅インターホンシステムは、例えば管理室親機用の映像ラインに管理室親機が接続された際に、該管理室親機のモニタを識別するためのモニタIDが管理室親機から制御機に送信されるとともに該モニタIDが制御機に登録されることにより、該管理室親機用の映像ラインに接続された管理室親機のモニタが認識されるような構成になっているのが一般的である。すなわち、単に管理室親機用の映像ラインに集合玄関機モニタを接続しただけでは制御機が該集合玄関機モニタを認識することはないため、このままでは管理室親機用の映像ラインを、管理室等で撮像された映像を制御機を介して受信するための映像ラインとして使用することはできない。
本発明は以上のような点に鑑みてなされたものであり、本発明の上記集合住宅インターホンシステムによれば、制御機に、複数の管理室親機用の通信回線のうち、管理室親機が接続されておらず使用されていない通信回線に予めモニタIDを登録しておくことで、管理室親機用の通信回線に管理室親機が接続されていない場合でも該管理室親機用の通信回線を使用できるようにするとともに、モニタIDテーブル記憶手段により、集合玄関機IDと、集合玄関機モニタが接続されている通信回線に登録されたモニタIDとを関連付けることで、集合玄関機に連動して集合玄関機モニタが起動するようにすることができる。また、集合玄関機モニタは、モニタ起動手段により、集合玄関機と管理室親機とが通話状態になった場合に起動されるように構成されているため、集合玄関機と管理室親機とが通話状態になった場合に、集合玄関機のモニタに管理室等で撮像された映像を表示することができる。
このように、本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、当初から存在する管理室親機用の通信回線を使用することにより、制御機に新たに回路を追加することなく、集合玄関機モニタに管理室等で撮像された映像を表示することができる。
なお、本発明においては、管理室等で撮像された映像の制御機への送信方法については特に限定せず、どのような方法で送信されてもよいが、例えば、前述した本発明の集合住宅インターホンシステムのように、当初から存在する集合玄関機用の通信回線を使用して送信するような構成としてもよい。
このような集合住宅インターホンシステムによれば、当初から存在する集合玄関機用の通信回線および管理室親機用の通信回線を使用することにより、制御機に新たに回路を追加することなく、管理室等で撮像された映像を居室親機のモニタおよび集合玄関機モニタに映すことができる。
その他、集合玄関機10、管理室親機20または居室親機30が通話に必要な音声回路や映像ライン等を備えていることは従来のインターホンシステムと同様であるので、説明を省略する。
また、それぞれの集玄IF41には、各々に接続された集合玄関機10を識別するための個別のIDが登録されるように構成されている。同様に、管親IF42には各々に接続された管理室親機20を識別するための個別のIDが、居室IF43には各々に接続された居室親機30を識別するための個別のIDが、集玄カメラIF44には各々に接続された集合玄関機10のカメラ14を識別するための個別のIDが、そして管親モニタIF45には各々に接続された管理室親機20のモニタ23を識別するための個別のIDが登録されるように構成されている。すなわち、各データ送受信回路D、音声回路A、ビデオ送信回路Vc、およびビデオ受信回路Vmに接続される機器が識別できるように構成されている。
これらのIDは、各IF41,42,43,44,45に機器が接続された際に該機器からIDが制御機40に送信され、送信されたIDが制御機40に登録されるように構成されている。例えば、第2集玄IF41bに集合玄関機10が接続されるとともに第2集玄カメラIF44bにこの集合玄関機10のカメラ14が接続されると、この集合玄関機10を識別するための集合玄関機IDおよび該集合玄関機10のカメラ14を識別するための集合玄関機カメラIDが、集合玄関機10からそれぞれ第2集玄IF41bおよび第2集玄カメラIF44bを介して制御機40に送信されるとともに、該集合玄関機IDおよび集合玄関機カメラIDが制御機40に登録される。このようにして集合玄関機IDおよび集合玄関機カメラIDが登録されることにより、制御機40に接続された集合玄関機10および集合玄関機10のカメラ14が認識されるようになっている。
なお、来訪者が集合玄関機10を操作して管理人を呼び出す呼出操作、この呼出操作に対して管理人が応答した場合の通話操作、管理人が管理室親機20を操作して居住者を呼び出す呼出操作、この呼出操作に対して居住者が応答した場合の通話操作、居住者が居室親機30を操作して管理人を呼び出す呼出操作、この呼出操作に対して管理人が応答した場合の通話操作については、従来と同様であるので動作説明を省略し、ここでは、管理室親機20のカメラ24による撮像された画像を居室親機30のモニタ31または集合玄関機10のモニタ15に表示する動作に関連する集合住宅インターホンシステム1の動作について説明する。
上述のように、集合住宅インターホンシステム1の集玄カメラIF44または管親モニタIF45は複数設けられているため、これらのIFの中には集合玄関機10のカメラ14または管理室親機20が接続されておらず使用されていない状態のものが存在する場合がある。本実施形態では、第1集玄カメラIF44aと、第2管親モニタIF45bが使用されていないものとして説明する。これらの使用されていない第1集玄カメラIF44aまたは第2管親モニタIF45bには、集合玄関機10または管理室親機20が接続されていないため、IDが登録されていない。
このため、このままでは集玄カメラIF44aまたは第2管親モニタIF45bにカメラやモニタを接続しても制御機40に認識されず、使用することができない。そこで、まず制御機40にパソコンを接続する等してこれらの使用されていない第1集玄カメラIF44aおよび第2管親モニタIF45bのそれぞれに予めIDを登録しておく。このようにIDを登録することで、該第1集玄カメラIF44aまたは第2管親モニタIF45bに接続されるカメラまたはモニタが制御機40に認識されるようになる。
そして、このようにして制御機40にIDを登録した第1集玄カメラIF44aに管理室親機カメラ24を接続する。また、第2管親モニタIF45bに集合玄関機10のモニタ15を接続する。
また、カメラIDテーブル記憶部48aおよびモニタIDテーブル記憶部48bに、関連付けるIDを記憶させる。本実施形態では、図2に示すように、第1集玄カメラIF44aのIDである「ID1」と第1管親IF42aのIDである「ID1」とを関連づけるとともに、第2集玄IF41bのIDである「ID2」と第2管親モニタIF45bのIDである「ID2」とを関連づけて、カメラIDテーブル記憶部48aおよびモニタIDテーブル記憶部48bに記憶する。
なお、第1集玄カメラIF44aまたは第2管親モニタIF45bのIDを登録する際、集玄IF41や管親IF42、第2集玄カメラIF44bや第1管親モニタIF45a等のIDを一緒に登録することもできる。
具体的には、第1管親IF42aおよび第1管親モニタIF45aに接続されている管理室親機20から、第1居室IF43aに接続されている居室親機30の呼出操作を行った場合の動作について、説明する。
管理人が管理室親機20の操作部21を操作することにより管理室親機20から居室親機30への呼出操作を行うと、呼出信号が第1管親IF42aを介して制御機4に送信され、CPU48による制御のもと、該信号が処理される。
このときCPU48は、カメラIDテーブル記憶部48aを参照することによって第1管親IF42aのIDが関連付けされているかどうかチェックし、関連付けされている場合には、カメラ起動信号を送信する。本実施形態では、この第1管親IF42aのIDは第1集玄カメラIF41aのIDと関連付けられているため、CPU48は映像ライン47に対して第1集玄カメラIF44aと接続されているはずの集合玄関機カメラを起動するカメラ起動信号を送信する。
映像ライン47は、カメラ起動信号を受け取ると、第1集玄カメラIF44aを介してその先に接続されているカメラ24に起動信号を送信し、結果的にカメラ24が起動することとなる。すなわち、本実施形態のように、第1集玄カメラIF44aに管理室親機20のカメラ24を接続した場合に、集合住宅インターホンシステム1が管理室親機20のカメラ24を起動させる起動信号を送信する回路を有しているかのように動作させることができる。
以上のように、本実施形態の集合住宅インターホンシステム1によれば、当初から存在する集合玄関機用の通信回線を使用することにより、制御機40に新たに回路を追加することなく、管理室等で撮像された映像を居室親機30のモニタ31に映すことができる。
具体的には、第1居室IF43aに接続されている居室親機30から、第1管親IF42aおよび第1管親モニタIF45aに接続されている管理室親機20の呼出操作を行った場合の動作について、説明する。
居住者が居室親機30から管理室親機20への呼出操作を行うと、呼出信号が第1居室IF43a、制御機4、第1管親IF42aを介して管理室親機20に送信され、呼出音が管理室親機20から鳴動する。
管理人が受話器22を取ることにより応答操作を行うと、通話信号が第1管親IF42aを介して制御機4に送信され、CPU48による制御のもと、該信号が処理される。
このときCPU48は、カメラIDテーブル記憶部48aを参照することによって、この第1管親IF42aのIDが関連付けされているかどうかチェックする。本実施形態では、この第1管親IF42aのIDは第1集玄カメラIF41aのIDと関連付けられているため、CPU48は映像ライン47に対して第1集玄カメラIF44aと接続されているはずの集合玄関機カメラを起動するカメラ起動信号を送信する。
映像ライン47は、カメラ起動信号を受け取ると、第1集玄カメラIF44aを介してその先に接続されているカメラ24に起動信号を送信し、結果的にカメラ24が起動することとなる。このようにカメラ24が起動することにより、上述した管理室親機20から居室親機30の呼出操作を行った場合と同様、第1集玄カメラIF44aに管理室親機20のカメラ24が接続されていれば、管理室親機20のカメラ24を起動させる起動信号を送信する回路を有しているかのように動作させることができる。
また、居室親機30から管理室親機20の呼出操作を行った場合には、管理人の意思により呼び出しに応答することにより居室親機30と管理室親機20とが通話状態になった後で管理室のカメラ24が起動するようになっているため、管理人のプライバシーを保護することができる。なお、カメラ24の起動のタイミングは、これに限られるものではなく、CPU48により、居室親機30から管理室親機が呼び出された際、カメラIDテーブル記憶部48aにより管理室親機20と関連付けられた集合玄関機用の通信回線に接続されたカメラ24を起動させるように構成されてもよい。
具体的には、第2集玄IF41bに接続されている集合玄関機10から、第1管親IF42aおよび第1管親モニタIF45aに接続されている管理室親機20の呼出操作を行った場合の動作について、説明する。
来訪者が集合玄関機10から管理室親機20への呼出操作を行うと、呼出信号が第2集玄IF41b、制御機4、第1管親IF42aを介して管理室親機20に送信され、呼出音が管理室親機20から鳴動する。
管理人が受話器22を取ることにより応答操作を行うと、通話信号が第1管親IF42aを介して制御機4に送信され、CPU48による制御のもと、該信号が処理される。
このときCPU48は、カメラIDテーブル記憶部48aを参照し、この第1管親IF42aのIDが関連付けされているかどうかチェックする。本実施形態では、この第1管親IF42aのIDは第1集玄カメラIF41aのIDと関連付けられているため、CPU48は映像ライン47に対して第1集玄カメラIF44aと接続されているはずの集合玄関機カメラを起動するカメラ起動信号を送信する。
また、CPU48は、モニタIDテーブル記憶部48bを参照し、第2集玄IF41bのIDが関連付けされているかどうかチェックする。本実施形態では、この第2集玄IF41bのIDは第2管親モニタIF45bのIDと関連付けられているため、CPU48は映像ライン47に対して第2管親モニタIF45bに接続されているはずの管理室親機モニタを起動するモニタ起動信号を送信する。
映像ライン47は、上述のように、カメラ起動信号を受け取ると、第1集玄カメラIF44aを介してその先に接続されているカメラ24に起動信号を送信し、結果的にカメラ24が起動することとなる。
また、映像ライン47は、モニタ起動信号を受け取ると、第2管親モニタIF45bを介してその先に接続されているモニタ15に起動信号を送信し、結果的にモニタ15が起動するとともに、カメラ24で撮像された映像信号をモニタ15に送信することとなる。すなわち、本実施形態のように、第2管親モニタIF45bに集合玄関機10のモニタ15が接続した場合に、集合住宅インターホンシステム1が集合玄関機10のモニタ15を起動させる起動信号を送信する回路を有しているかのように動作させることができる。
以上のように、本発明の集合住宅インターホンシステム1によれば、当初から存在する管理室親機用の通信回線を使用することにより、制御機40に新たに回路を追加することなく、集合玄関機10のモニタ15に管理室のカメラ24で撮像された映像を表示することができる。
同様に、上記集合住宅インターホンシステム1の集合玄関機10は、映像を表示するモニタ15を有するモニタ一体型のものであることを前提に説明したが、集合玄関機10はモニタ15を備えない構成となっていてもよい。この場合、集合玄関機10付近に、映像を表示するためのモニタを別途設置して使用する。
Claims (4)
- 集合住宅のエントランス等に設置され、来訪者を撮像するためのカメラおよび居住者を呼び出す機能を備えた集合玄関機と、各住戸に設置され、前記集合玄関機からの呼び出しに応答する機能を備えた居室親機と、管理人室等に設置され、居住者等と通話する機能を備えた管理室親機と、前記集合玄関機、前記居室親機、および前記管理室親機を制御する制御機と、を有する集合住宅インターホンシステムにおいて、
前記管理室親機の付近に設置され、管理人等を撮像するための管理室カメラを備えており、
前記制御機は、複数の集合玄関機とそれぞれ通信するための複数の集合玄関機用の通信回線と、前記管理室親機と通信するための管理室親機用の通信回線と、を備えており、
前記複数の集合玄関機用の通信回線は、接続された集合玄関機のカメラにより撮像された映像を前記制御機に送信するための映像ラインをそれぞれ有しており、
前記制御機には、前記管理室親機用の通信回線に接続される管理室親機を識別するための管理室親機IDと、前記複数の集合玄関機用の通信回線のそれぞれに接続される集合玄関機のカメラを識別するための複数の集合玄関機カメラIDとが登録されており、
前記管理室カメラは、前記複数の集合玄関機用の通信回線のうち、集合玄関機が接続されておらず使用されていない通信回線に接続されており、
前記制御機は、前記管理室親機IDと、前記複数の集合玄関機用の通信回線のうち、前記管理室カメラが接続されている通信回線に登録された集合玄関機カメラIDとを関連付けるカメラIDテーブル記憶手段と、前記管理室親機から前記居室親機が呼び出された際または前記居室親機から前記管理室親機が呼び出された際、前記カメラIDテーブル記憶手段により前記管理室親機と関連付けられた集合玄関機用の通信回線に接続されたカメラを起動させるカメラ起動信号を送信するカメラ起動手段と、をさらに有している、
集合住宅インターホンシステム。 - 前記カメラ起動手段は、前記居室親機から前記管理室親機が呼び出された際、前記居室親機と前記管理室親機とが通話状態になった場合に、前記カメラIDテーブル記憶手段により前記管理室親機と関連付けられた集合玄関機用の通信回線に接続されたカメラを起動させる前記カメラ起動信号を送信する、
請求項1記載の集合住宅インターホンシステム。 - 前記集合玄関機の付近に設置され、管理人等の顔を表示する集合玄関機モニタをさらに備えており、
前記制御機は、前記管理室親機用の通信回線を複数備えており、
前記複数の管理室親機用の通信回線は、接続された管理室親機のモニタに、前記制御機から受信した映像を写す映像ラインをそれぞれ有しており、
前記制御機には、前記管理室親機用の通信回線のそれぞれに接続される管理室親機のモニタを識別するための複数のモニタIDと、前記集合玄関機用の通信回線に接続される集合玄関機を識別するための集合玄関機IDとが登録されており、
前記集合玄関機モニタは、前記複数の管理室親機用の通信回線のうち、管理室親機が接続されておらず使用されていない通信回線に接続されており、
前記制御機は、前記集合玄関機IDと、前記複数の管理室親機用の通信回線のうち、管理室親機が接続されておらず使用されていない通信回線に登録されたモニタIDとを関連付けるモニタIDテーブル記憶手段と、前記集合玄関機と前記管理室親機とが通話状態になった場合に、前記モニタIDテーブル記憶手段により前記集合玄関機と関連付けられた管理室親機用の通信回線に接続されたモニタを起動させるモニタ起動信号を送信するモニタ起動手段と、をさらに有している、
請求項1または2記載の集合住宅インターホンシステム。 - 集合住宅のエントランス等に設置され、来訪者を撮像するためのカメラおよび居住者を呼び出す機能を備えた集合玄関機と、管理人室等に設置され、居住者等と通話する機能を備えた管理室親機と、前記集合玄関機および前記管理室親機を制御する制御機と、を有する集合住宅インターホンシステムにおいて、
前記集合玄関機の付近に設置され、管理人等の顔を表示する集合玄関機モニタを備えており、
前記制御機は、前記集合玄関機と通信するための集合玄関機用の通信回線と、複数の管理室親機とそれぞれ通信するための複数の管理室親機用の通信回線と、を備えており、
前記複数の管理室親機用の通信回線は、接続された管理室親機のモニタに、前記制御機から受信した映像を写す映像ラインをそれぞれ有しており、
前記制御機には、前記管理室親機用の通信回線のそれぞれに接続される管理室親機のモニタを識別するための複数のモニタIDと、前記集合玄関機用の通信回線に接続される集合玄関機を識別するための集合玄関機IDとが登録されており、
前記集合玄関機モニタは、前記複数の管理室親機用の通信回線のうち、管理室親機が接続されておらず使用されていない通信回線に接続されており、
前記制御機は、前記集合玄関機IDと、前記複数の管理室親機用の通信回線のうち、管理室親機が接続されておらず使用されていない通信回線に登録されたモニタIDとを関連付けるモニタIDテーブル記憶手段と、前記集合玄関機と前記管理室親機とが通話状態になった場合に、前記モニタIDテーブル記憶手段により前記集合玄関機と関連付けられた管理室親機用の通信回線に接続されたモニタを起動させるモニタ起動信号を送信するモニタ起動手段と、をさらに有している、
集合住宅インターホンシステム。
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