JP2011181748A - 分極化樹脂フィルムの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポリマーを製膜して得られた樹脂フィルムを、延伸することなく、コロナ放電処理により分極させる。負コロナを発生する上部電極としての線状電極1は、アースされた下部電極であるグランド電極2と並行に配置され、かつ高圧電源3に接続されている。線状電極1は、樹脂フィルム4全体にコロナ放電処理できるように、グランド電極2に対して、矢印方向に移動できように構成されている。線状電極1をグランド電極2に対して移動させながら、線状電極1とグランド電極2に高電圧を印加することで、樹脂フィルム4が分極される。
【選択図】図1
Description
多くの場合、分極処理は、延伸処理した樹脂フィルムを金属電極で挟んで印加することによって、実施される。
分極化樹脂フィルムとしては、例えば、特許文献1に記載の高分子圧電体フィルムや、非特許文献1に記載の分極処理を施したフィルムが挙げられる。
また、延伸処理は、表面に微細な傷がつく一因となる。
したがって、本発明は、実質的に異方性が無く、かつ表面の傷が少ない分極化樹脂フィルムを得ることができる、分極化樹脂フィルムの製造方法を提供することを目的とする。
[項1]
ポリマーを製膜して得られた樹脂フィルムを、延伸することなく、コロナ放電処理により分極させる工程を含むことを特徴とする分極化樹脂フィルムの製造方法。
[項2]
樹脂フィルムが、製膜した後、熱処理されたものであることを特徴とする前記項1に記載の製造方法。
[項3]
分極化樹脂フィルムが、表面電荷フィルム、または強誘電性フィルムであることを特徴とする前記項1または2に記載の製造方法。
[項4]
分極化樹脂フィルムが、強誘電性フィルムであることを特徴とする前記項3に記載の製造方法。
[項5]
前記ポリマーが、含フッ素ポリマーである前記項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法。
[項6]
前記ポリマーが、フッ化ビニリデン−トリフルオロエチレン共重合体、またはフッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体である前記項5に記載の製造方法。
[項7]
前記ポリマーが、フッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体である前記項5に記載の製造方法。
[項8]
前記項1〜7のいずれか1項に記載の製造方法により製造される分極化樹脂フィルム。
本発明の分極化樹脂フィルム、実質的に異方性が無く、かつ表面の傷が少ない。
本明細書中、「表面電荷フィルム」なる用語は、表面に電荷を付与させたフィルム、すなわち、エレクトレットを意味する。
本明細書中、「強誘電性フィルム」は、外部に電場がなくても分極を維持できるフィルムを意味する。
分極化樹脂フィルムは、好ましくは、強誘電性フィルムである。
本明細書中、「重合度」は、重量平均重合度を意味する。
本明細書中、「異方性」なる用語は、フィルムの面内異方性を意味することを意図して用いられる。すなわち、例えば、「異方性が無い」とは、フィルムの面内異方性が無いことを意味するものであって、フィルムの膜厚方向の異方性が無いことを意味するものではない。
本発明で用いられる「ポリマーを製膜して得られた樹脂フィルム」は、例えば、下記の方法で製造することができる。
当該ポリマーは、樹脂フィルムを形成できるものであれば特に限定されないが、例えば、
ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、フッ化ビニル−フッ化ビニリデン共重合体、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルコキシエチレン共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、フッ化ビニリデン−トリフルオロエチレン共重合体、フッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体等の含フッ素ポリマー;ならびに
ポリエチレン(例、低密度ポリエチレン)、ポリプロピレン、エチレン−ブテン共重合体、イオン架橋オレフィン共重合体、エチレン−アクリル共重合体、塩化樹脂(例、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリオレフィン)、熱可塑性ポリエステル(例、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート)、ポリアミド(例、ナイロン6、ナイロン12、ナイロン6,6、ナイロン6,10)、ポリイミド、およびアクリル系樹脂等が挙げられる。
これらのポリマーは単独で、または2種以上の組み合わせで用いられる。
当該ポリマーは、表面電荷フィルムを製造する場合、無極性のポリマーが好ましく、強誘電性フィルムを製造する場合、極性かつ結晶性のポリマーが好ましい。
また、本発明で用いられるポリマーは、オリゴマーでないものが好ましく、重合度が60量体以上のものが好ましい。
当該ポリマーとして具体的には、得られるフィルムが分極し易いこと、分極状態の保持に優れることなどから、含フッ素ポリマーが好ましい。なかでも、フッ化ビニリデン−トリフルオロエチレン共重合体、またはフッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体がより好ましく、フッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体が特に好ましい。
当該ポリマーの製膜による樹脂フィルムの形成方法は、樹脂フィルムを延伸しない方法である限り特に限定は無く、ポリマー溶液を用いたキャスティング法、熱プレス法、溶融押出法等の公知の方法を採用することができる。
本発明で用いられる樹脂フィルムは、前記ポリマーに加えて、樹脂フィルムに通常用いられる添加剤を含有してもよい。
当該樹脂フィルムの厚さは、特に限定されないが、通常1〜200μmであり、特に透明性を必要とされる樹脂フィルムの場合、好ましくは1〜100μm、より好ましくは1〜50μmである。
当該樹脂フィルムは、延伸されていないことが必要とされる。
また、このような樹脂フィルムは、公知のものであり、例えば、市販品にて入手してもよい。
なお、「ポリマーを製膜して得られた樹脂フィルム」は、製膜した後、熱処理されたものが好ましい。これについては、下記で詳細に説明する。
本発明の製造方法では、前記樹脂フィルムを、延伸することなく、コロナ放電処理により分極させる。
ここで、「延伸することなく」とは、前記樹脂フィルムが、分極前にも延伸されず、かつ分極時においても延伸されないことを意味する。
下記に、図1を参照して、本発明の製造方法におけるコロナ放電処理を説明する。
負コロナを発生する上部電極としての線状電極1は、アースされた下部電極であるグランド電極2と並行に配置され、かつ高圧電源3に接続されている。線状電極1とグランド電極2との間の距離は、好ましくは1mm〜50mmである。
また、図1に示すような線状電極1に換えて、グランド電極2に対して垂直に配置され、互いに一定の間隔(例、5〜50mm)で、1次元(直線上)または2次元に配置された、複数の針状電極を用いてもよい。この場合、針状電極の先端とグランド電極2との間の距離は、一定であり、かつ、好ましくは1mm〜50mmである。
線状電極1は、樹脂フィルム4全体にコロナ放電処理できるように、グランド電極2に対して、図1中に示す矢印方向に移動できように構成されている。また、ロール等によって、樹脂フィルム4が移動するするように、構成されていてもよい。
また、所望により、複数の線状電極を設置してもよい。
工程Aで用意された樹脂フィルム4は、グランド電極2上に接して配置される。
線状電極1をグランド電極2に対して移動させながら、線状電極1とグランド電極2に高電圧を印加することで、樹脂フィルム4が分極される。
線状電極1とグランド電極2に印加される電圧は、好ましくは、5kV〜30kVである。
印加時間は、好ましくは、5秒間〜3分間である。
線状電極1の好ましい移動速度は、線状電極1の数などによって異なるが、例えば線状電極1の数が1つの場合は、好ましい移動速度は、10cm/分〜1000cm/分である。線状電極1の数が多いほど、移動速度を早くすることができる。
グランド電極2は、温度制御装置5に接続されており、グランド電極2の温度を制御することで、電圧の印加時の樹脂フィルム4の温度を調整することができる。樹脂フィルム4の温度は、温度計等で確認できる。
電圧の印加時の樹脂フィルム4の温度は、好ましくは、20℃〜120℃より好ましくは20℃〜85℃である。分極中に加熱しながら放電することにより、チャージされた電荷、圧電性の耐熱性を向上させることができる。
上記のようなコロナ放電処理は、2回以上、繰り返してもよい。
熱処理の方法は、前記樹脂フィルムが延伸されない限り、特に限定されないが、例えば、樹脂フィルムを2枚の金属板で挟み、当該金属板を加熱したり、樹脂フィルムのロールを恒温槽中で加熱することにより行うことができる。前記のグランド電極2は、この金属板を兼ねることができる。
この熱処理により、樹脂フィルムの結晶化度を向上させて、圧電性を向上させることができる。当該熱処理の温度はポリマーの種類等によって異なるが、具体的には例えば、融点−100℃〜融点+50℃である。ここで、融点以上に加熱する場合は、加熱後、緩やかに冷却することが好ましく、融点未満に加熱する場合は、加熱を維持することが好ましい。なお、ここで、融点とは、樹脂フィルムを構成する前記ポリマーの融点を意味する。
また、この熱処理により、樹脂フィルムの残留応力を下げ、加熱によるフィルムの収縮等の変形を減らすことができる。この場合の加熱温度は、融点未満である。
また、透明な樹脂フィルムにおいて、フィルムの透明性を維持する観点からは、融点未満で熱処理することが好ましい。
熱処理の時間はフィルムの量(体積、重量)にもよるが、好ましくは、30分〜240時間である。
熱処理後、所望により、工程Bの前に、樹脂フィルムを所定温度まで冷却する。当該温度は、好ましくは、0℃〜50℃であり、冷却速度は、好ましくは、15℃/分〜0.5℃/分である。
ここで、分極化樹脂フィルムの異方性は、偏光顕微鏡によって、確認することができる。
また、分極化樹脂フィルムの表面の傷は、肉眼で確認することができる。また、透明樹脂フィルムの場合は、HAZE値が小さいこともまた、分極化樹脂フィルムの表面の傷が少ないことの指標の一つにすることができる。
以下の例を含めて本明細書に記載の物性は、以下の測定方法による測定値に基づくものである。
透明圧電フィルムの両側にAl蒸着電極を形成し、透明圧電フィルムの所定箇所について、13mmの円板を切り出し、インピーダンスアナライザ(ヒューレットパッカード社製4194A)を用いて測定し、H. Ohigashiら、「The application of ferroelectric polymer, Ultrasonic transducers in the megahertz range」に記載の方法により、電気機械結合係数を算出した。
(2)光透過性試験:TL
(株)東洋精機製作所製のヘイズガードIIを使用し、ASTM D1003に記載の方法に基づいて測定した。
(3)HAZE試験
(株)東洋精機製作所製のヘイズガードIIを使用し、ASTM D1003に記載の方法に基づいて測定した。
下記の製造法により、それぞれ厚さ20μm(実施例1)、30μm(実施例2〜3、および19)、40μm(実施例4〜12、16、および20〜28)、50μm(実施例13〜14)、80μm(実施例17)、および100μm(実施例15、および18)の、フッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体フィルム(モル比 80:20)を製造した。
このうち、厚さ20μm(実施例1)、30μm(実施例2〜3、および19)、40μm(実施例4〜12、16、および20〜28)、50μm(実施例13〜14)、および100μm(実施例15)のフィルムは、フッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体(モル比 80:20)のジメチルアセトアミド(DMAc)溶液をPET基材上に流延し、180℃で溶媒を気化させて成形した。
厚さ40μm(実施例16)のフィルムは、成形後、110℃で1時間加熱後、1時間に5℃の速度で80℃までゆっくりと冷却した。
厚さ30μm(実施例19)のフィルムは、成形後、150℃で1時間加熱後、1時間に15℃の速度で80℃までゆっくりと冷却した。
上記において、各丸括弧内の実施例番号は、これらのフィルムを用いた実施例を示す。なお、下記の実施例において、これらのフィルムは、適当な大きさに裁断して用いた。
一方、厚さ80μm(実施例17)、および100μm(実施例18)のフィルムは、フッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体(モル比 80:20)からなるペレット状溶融物を、T−ダイを設置したフィルム製造設備を用いて成形した。
製造例1で作成したフィルム(厚さ20μm)に対して、上述の図1にその概要が示される装置(以下、図1の装置と称する。)を作成して用い、室温環境下でコロナ放電による分極処理を行った。すなわち、25℃に保った、SUS製の、上面が平坦なグランド電極(10mmx10mm)上に13mmx13mmに切り出した透明圧電フィルム(厚さ20μm)を設置し、上部電極として、フィルムから10mm上空に離れた位置に1本のタングステンワイヤー(r=0.1mm)をグランド電極の上面に平行になるように渡し、この線状電極に加える直流電圧を0kVから印加電圧である8kV(トレック社製610Dの高圧電源)まで増加させた後に、印加電圧8kVで2分間固定する事によって、グランド電極を固定したまま分極処理を行って、透明な分極化樹脂フィルムを得た。なお、分極処理時には、フィルムの温度がグランド電極と同じ25℃であることを確認した。ここで、フィルムと上部電極(線状電極)との距離は、上部電極とグランド電極の距離と実質的に同じであり、以下、これを電極間距離と称する。
なお、以後の実施例において、高圧電源としては、印加電圧が1〜10kVの時はトレック社製610Dを用い、印加電圧が1〜10kVより高いときは、エレメント有限会社製ELSL−30K1Nを用いた。
得られた分極化樹脂フィルムについて、電気機械結合係数ktを測定した。その結果を下記の表1に示す。
それぞれ、製造例1で作成した、上述のフィルムを、下記の表1に記載した電極間距離、印加電圧、処理時間(分極処理時間)、および処理温度(分極処理温度)の条件で分極処理した。得られた分極化樹脂フィルムについて、電気機械結合係数ktを測定した。その結果を下記の表3に示す。なお、実施例2〜18、および20〜22では透明な分極化樹脂フィルムが得られ、実施例19では白濁した分極化樹脂フィルムが得られた。
図1の装置において、上部電極として、フィルムから12mm上空に離れた位置にタングステンワイヤー(r=0.1mm)を4本、35mmずつ間隔を空けて渡した。これを用いて、表2に示す条件で、厚さ40μmのフィルムを、各々の電極に2分間電圧を印加して分極処理した。
得られた透明な分極化樹脂フィルムについて、電気機械結合係数ktを測定した。その結果を下記の表2に示す。
図1の装置を用いて、表3に示すように、線状電極に所定時間電圧を印加したまま、厚さ40μmのフィルムをグランド電極上に設置した状態で、グランド電極を24cm/分の速度で2往復させて分極処理を行った。
得られた透明な分極化樹脂フィルムについて、電気機械結合係数ktを測定した。その結果を下記の表3に示す。
上部電極を線状電極から針状電極に換えた図1の装置を用いて、表4に示すように、厚さ40μmのフィルムに1分間電圧を印加して分極処理を行った。針状電極としては、15あるいは30mm間隔で1列に並べた曲率半径0.015mmのステンレス製の針状電極(森田製針所製)を用いた。なお、ここでは、電極間距離は、針状電極の先端とグランド電極との距離である。
得られた透明な分極化樹脂フィルムについて、電気機械結合係数ktを測定した。その結果を下記の表4に示す。
(異方性)
3cm四方に切り出したフィルム片を測定試料とし、偏光顕微鏡はニコン社製のOPTIPHOT−POL(光源:白色光)を使用し、以下の手順に従ってフィルムの異方性を測定した。
1.光源と回転ステージとの間にポーラライザー(偏光子)をセットし、目盛りを0に合わせ、アナライザー(検光子)を対物レンズと接眼レンズの間にセットする。
2.アナライザーを回転させ、視野が最も暗くなる位置(クロスニコル)で固定する。
3.測定試料を回転ステージにセットする。
4.測定試料をステージごと時計周りに回転させて、45°毎に測定試料を透過する光の強弱を、浜松ホトニクス社製のCOLOR CHILLED 3CCD CAMERAおよびCONTROLER C5810を用いて画像として取り込み撮影した。
測定試料としては、下記の試料1〜試料6を用いた。
試料1.実施例4〜12、16、および20〜28用に製造例1で調製した、厚さ40μmのフッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体フィルム(未分極処理)
試料2.実施例12の分極化樹脂フィルム
試料3.実施例16の分極化樹脂フィルム
試料4.実施例19の分極化樹脂フィルム
試料5.実施例15及び18用に製造例1で調製した、厚さ100μmのフッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体フィルムを、一軸延伸装置をもちいて4倍延伸を行い、厚さ25μmとし実施例3と同様の条件で分極した分極化樹脂フィルム
試料6.株式会社東京センサより購入したピエゾフィルム(PVDF延伸フィルム 28μm、52μm、110μm:分極化樹脂フィルム)
図2(図2−1、および図2−2)に偏光顕微鏡写真を示す。
その結果、図2に示す試料5の偏光顕微鏡写真から明らかなように、分極処理前に延伸を行った分極化フィルムは大きな光学異方性が観測された。この事は圧電性にも異方性があることを示している。一方、試料2〜4の偏光顕微鏡写真から明らかなように、分極処理前に延伸を行わなかった分極化フィルムは異方性が観測されなかった。この事は圧電性にも異方性が無いことを示している。
2 グランド電極
3 高圧電源
4 樹脂フィルム
5 温度制御装置
Claims (8)
- ポリマーを製膜して得られた樹脂フィルムを、延伸することなく、コロナ放電処理により分極させる工程を含むことを特徴とする分極化樹脂フィルムの製造方法。
- 樹脂フィルムが、製膜した後、熱処理されたものであることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
- 分極化樹脂フィルムが、表面電荷フィルム、または強誘電性フィルムであることを特徴とする請求項1または2に記載の製造方法。
- 分極化樹脂フィルムが、強誘電性フィルムであることを特徴とする請求項3に記載の製造方法。
- 前記ポリマーが、含フッ素ポリマーである請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記ポリマーが、フッ化ビニリデン−トリフルオロエチレン共重合体、またはフッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体である請求項5に記載の製造方法。
- 前記ポリマーが、フッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体である請求項5に記載の製造方法。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の製造方法により製造される分極化樹脂フィルム。
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