JP2011180794A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

情報処理装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011180794A
JP2011180794A JP2010043660A JP2010043660A JP2011180794A JP 2011180794 A JP2011180794 A JP 2011180794A JP 2010043660 A JP2010043660 A JP 2010043660A JP 2010043660 A JP2010043660 A JP 2010043660A JP 2011180794 A JP2011180794 A JP 2011180794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
margin
mask
page
document data
print
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010043660A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5609161B2 (ja
Inventor
Kimiharu Sato
公治 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2010043660A priority Critical patent/JP5609161B2/ja
Priority to US13/037,426 priority patent/US8891112B2/en
Publication of JP2011180794A publication Critical patent/JP2011180794A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5609161B2 publication Critical patent/JP5609161B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1223Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
    • G06F3/1237Print job management
    • G06F3/125Page layout or assigning input pages onto output media, e.g. imposition
    • G06F3/1252Page layout or assigning input pages onto output media, e.g. imposition for sheet based media
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1202Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to achieve a particular effect
    • G06F3/1218Reducing or saving of used resources, e.g. avoiding waste of consumables or improving usage of hardware resources
    • G06F3/1219Reducing or saving of used resources, e.g. avoiding waste of consumables or improving usage of hardware resources with regard to consumables, e.g. ink, toner, paper

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

【課題】余白検知の精度を向上させるとともに、用紙の無駄な消費を防止すること。
【解決手段】文書作成アプリケーションにより作成された文書データに画像処理を施してページ単位の印刷データを作成し、当該作成された印刷データを画像形成装置に送信する情報処理装置において、文書データに基づいて、文書データ内の描画オブジェクトデータの存在する領域を描画オブジェクト領域と特定し、当該特定された描画オブジェクト領域に基づいて、印刷ページ内の余白を検知する制御部11を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
近年、エコロジーへの関心が高まっている。このため、用紙に印刷を行う前(印刷前)に無駄な用紙の消費を防ぐことのできる技術が注目されている。
例えば、印刷前にユーザが印刷プレビュー画面を確認できれば、ページ内で余白が大量に存在するといった非効率なページレイアウトを発見できる。このため、印刷前に無駄な用紙の消費を防ぐことができる。しかし、印刷すべき印刷データが大量である場合、印刷プレビュー画面で全てのページについてページレイアウトを確認することはユーザの手間を要する。このため、ユーザの手間を要することなく、自動的に非効率なページレイアウトを検知できる技術の実現が望まれている。
非効率なページレイアウトを検知する技術としては、細かい色設定や白紙比率を用いることにより、精度が高く、ユーザの使用性が高い白紙節約をサポートした技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、画像データが白紙原稿に該当すると判断された場合、原稿画像の可視出力を行わないことにより、用紙の無駄を防ぐ技術も知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、画像処理装置に余白領域検出手段を設け、その結果に基づいて余白領域を選択した印刷データをその余白に挿入することで、文書の編集作業の効率と利便性を高める技術も知られている(例えば、特許文献3参照)。
また、予めページレイアウトされた原稿について、プリンタドライバが概ページレイアウトに従って各ページを分割し、分割されたページに改めてプリンタドライバのレイアウトを施すことで、ユーザの意図したレイアウト出力を容易に実現できる技術も知られている(例えば、特許文献4参照)。
特開2006−164151号公報 特開平9−284490号公報 特開2004−102393号公報 特開2009−145979号公報
しかしながら、上述の特許文献の技術では、印刷データの余白を検知するため、余白検知の精度が低く、用紙の無駄な消費を防止することができなかった。
例えば、PC(Personal Computer)において、文書作成アプリケーション(例えば、MS−Word(登録商標)、MS−Excel(登録商標)等)により文書データが作成されたとする。図22に文書作成アプリケーションにより作成された文書データの一例を示す。図22に示す横線は文書内の描画オブジェクトデータ(テキストデータ又はイメージデータ)を示す。この場合、3ページ目はほとんどが余白(大量余白のページ)となる。そして、文書データに画像加工(例えば、ウォーターマーク、Nアップ、拡大縮小等の加工)が施されると、印刷データが作成される。例えば、図22の文書データにウォーターマークを画像加工する処理が施されると、図23に示す印刷データが作成される(ウォーターマークは図23中のWTMに該当)。
上述の特許文献の技術は、図23に示すような印刷データの余白を検知する技術である。例えば、図23に示す印刷データの余白検知に特許文献の技術を用いた場合、3ページともに大量余白は検知されない。そうすると、3ページ分の印刷データがPCから画像形成装置に送信され、画像形成装置において3ページ分の用紙に印刷処理が行われる。
すなわち、印刷データの余白を検知する技術では、文書データに存在する大量余白を検知できない。このため、余白検知の精度が低いという問題があった。また、文書データの3ページ目の描画オブジェクトデータを2ページ目に収めるといった処理もできない。このため、文書データ作成時に大量余白が発生した3ページ目も印刷されてしまい、用紙が無駄に消費されるという問題もあった。
本発明の課題は、余白検知の精度を向上させるとともに、用紙の無駄な消費を防止することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の情報処理装置は、
文書作成アプリケーションにより作成された文書データに画像処理を施してページ単位の印刷データを作成し、当該作成された印刷データを画像形成装置に送信する情報処理装置において、
前記文書データに基づいて、前記文書データ内の描画オブジェクトデータの存在する領域を描画オブジェクト領域と特定し、当該特定された描画オブジェクト領域に基づいて、印刷ページ内の余白を検知する制御部を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、
前記制御部は、
前記文書データの座標値を、前記余白を検知するためのマスク座標値に変換し、当該変換されたマスク座標値を持つマスクを参照して、前記文書データ内の描画オブジェクトデータの存在する領域と重なる前記マスクの座標領域を前記描画オブジェクト領域と特定する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の情報処理装置において、
前記制御部は、
前記印刷ページ内の余白の割合を示す余白率の設定間隔値、当該設定間隔に対する精度を示す精度値及び前記文書データのページ内の印刷可能領域の面積値に基づいて、前記文書データの座標値から前記マスク座標値へ変換するための座標変換因子を算出し、当該算出された座標変換因子に基づいて、前記マスク座標値の変換を行う。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の情報処理装置において、
前記制御部は、
前記印刷ページ内に分布する余白を検知するための特定の座標を算出し、当該算出された特定の座標から前記マスク内の右下にかけて前記オブジェクト領域が存在するか否かにより、前記文書データのページ内に分布する余白を検知する。
請求項5に記載の発明は、請求項2又は3に記載の情報処理装置において、
前記制御部は、
前記印刷ページ内に分布する余白を検知するための特定の線を算出し、当該算出された特定の線から前記マスク内の下端にかけて前記オブジェクト領域が存在するか否かにより、前記文書データのページ内に分布する余白を検知する。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の発明において、
情報を表示する表示部を備え、
前記制御部は、
前記特定の座標から前記マスク内の右下端にかけて存在する余白が前記マスクの全面積に占める割合値、又は前記特定の線から前記マスクの下端にかけて存在する余白が前記マスクの全面積に占める割合値を算出し、当該算出された割合値及び前記マスクにおける余白分布を前記表示部に表示させる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記印刷ページ内の余白の割合を示す余白率及び前記印刷ページ内の余白を検知するための検知方法を入力するための第1入力部を備える。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記文書データの印刷を行うか否かを選択するための第2入力部を備える。
請求項9に記載の発明は、請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記制御部は、
印刷の処理方法を定義する印刷パスとしてGDI印刷パス又はXPS印刷パスを用いる。
請求項10に記載の発明のプログラムは、
文書作成アプリケーションにより作成された文書データに画像処理を施して印刷データを作成し、当該作成された印刷データを画像形成装置に送信する情報処理装置に搭載されたコンピュータを、
前記文書データに基づいて、前記文書データ内の描画オブジェクトデータの存在する領域を描画オブジェクト領域と特定し、当該特定された描画オブジェクト領域に基づいて、印刷ページ内の余白を検知する制御部として機能させる。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載のプログラムにおいて、
前記制御部は、
前記文書データの座標値を、前記余白を検知するためのマスク座標値に変換し、当該変換されたマスク座標値を持つマスクを参照して、前記文書データ内の描画オブジェクトデータの存在する領域と重なる前記マスクの座標領域を前記描画オブジェクト領域と特定する。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載のプログラムにおいて、
前記制御部は、
前記印刷ページ内の余白の割合を示す余白率の設定間隔値、当該設定間隔に対する精度を示す精度値及び前記文書データのページ内の印刷可能領域の面積値に基づいて、前記文書データの座標値から前記マスク座標値へ変換するための座標変換因子を算出し、当該算出された座標変換因子に基づいて、前記マスク座標値の変換を行う。
請求項13に記載の発明は、請求項11又は12に記載のプログラムにおいて、
前記制御部は、
前記印刷ページ内に分布する余白を検知するための特定の座標を算出し、当該算出された特定の座標から前記マスク内の右下にかけて前記オブジェクト領域が存在するか否かにより、前記文書データのページ内に分布する余白を検知する。
請求項14に記載の発明は、請求項11又は12に記載のプログラムにおいて、
前記制御部は、
前記印刷ページ内に分布する余白を検知するための特定の線を算出し、当該算出された特定の線から前記マスク内の下端にかけて前記オブジェクト領域が存在するか否かにより、前記文書データのページ内に分布する余白を検知する。
請求項15に記載の発明は、請求項13又は14に記載のプログラムにおいて、
前記情報処理装置に搭載されたコンピュータを、
情報を表示する表示部として機能させ、
前記制御部は、
前記特定の座標から前記マスク内の右下端にかけて存在する余白が前記マスクの全面積に占める割合値、又は前記特定の線から前記マスクの下端にかけて存在する余白が前記マスクの全面積に占める割合値を算出し、当該算出された割合値及び前記マスクにおける余白分布を前記表示部に表示させる。
請求項16に記載の発明は、請求項10から15のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記情報処理装置に搭載されたコンピュータを、
前記印刷ページ内の余白の割合を示す余白率及び前記印刷ページ内の余白を検知するための検知方法を入力するための第1入力部として機能させる。
請求項17に記載の発明は、請求項10から16のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記情報処理装置に搭載されたコンピュータを
前記文書データの印刷を行うか否かを選択するための第2入力部として機能させる。
請求項18に記載の発明は、請求項10から17のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記制御部は、
印刷の処理方法を定義する印刷パスとしてGDI印刷パス又はXPS印刷パスを用いる。
本発明によれば、余白検知の精度を向上させるとともに、無駄な用紙の消費を防止することができる。
本発明に係る情報処理装置の内部構成図である。 設定処理を示すフローチャートである。 余白検知設定画面を示す図である。 マスクデータ初期化処理を示すフローチャートである。 描画オブジェクト領域特定処理を示すフローチャートである。 マスクデータ初期化処理及び描画オブジェクト領域取得処理を説明するための図である。 余白検知処理を示すフローチャートである。 マスクの概略図である。 特定の座標決定処理を示すフローチャートである。 (A)は、特定の座標を含むマスクを示す図である。(B)は、特性の線を含むマスクを示す図である。(C)は、特定の座標又は特性の線を含まないマスクを示す図である。 余白通知画面を示す図である。 特定の線決定処理を示すフローチャートである。 MS−Excel(登録商標)を用いて作成された文書データを示す図である。 1ページ分のセルの数が5×6のセルの場合におけるページレイアウトを示す図である。 1ページ分のセルの数が4×5のセルの場合におけるページレイアウトを示す図である。 MS−Word(登録商標)を用いて作成された文書データを示す図である。 1ページにおいて、行数が5行であり、且つ1行毎に4文字が収まる場合のページレイアウトを示す図である。 1ページにおいて、行数が3行であり、且つ1行毎に5文字が収まる場合のページレイアウトを示す図である。 更新された文書データを示す図である。 1ページにおいて、行数が5行であり、且つ1行毎に4文字が収まる場合のページレイアウトを示す図である。 フォントサイズがページ全体を覆うほど大きな中抜き文字で構成される場合のページレイアウトを示す図である。 文書作成用のアプリケーションにより作成された文書データの一例を示す図である。 印刷データの一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
先ず、図1を参照して、プリンタドライバの機能を有する情報処理装置1の内部構成を説明する。情報処理装置1は、文書作成アプリケーションにより作成された文書データに画像処理を施してページ単位の印刷データ(印刷ページ)を作成し、当該作成された印刷データを画像形成装置(図示省略)に送信する装置である。
図1に示すように、情報処理装置1は、制御部11と、第1入力部、第2入力部としての入力部12と、表示部13と、記憶部14と、通信部15と、を備えて構成され、各部がバス16を介して接続されている。なお、本実施の形態では、情報処理装置1は、オペレーティングシステム(OS)としてWindows(登録商標)を搭載するものとする。また、Windows(登録商標)の印刷の処理方法を定義する印刷パスとしてGDI(Graphical Device Interface)印刷パスもしくはXPS(XML Paper Specification)印刷パスを採用するものとする。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)11Aと、RAM(Random Access Memory)11Bと、ROM(Read Only Memory)11Cと、を備えて構成される。
CPU11Aは、記憶部14に格納されているオペレーティングシステム(OS)及び各種プログラムを実行する。具体的には、CPU11Aは、OSの制御の下、記憶部14に格納されている各種プログラム(後述)の中から指定されたプログラムを読み出してRAM11Bに展開し、RAM11Bに展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行し、情報処理装置1の各部を集中制御する。
また、CPU11Aは、文書データに基づいて、文書データの描画オブジェクトデータの存在する領域を描画オブジェクト領域と特定し、特定された描画オブジェクト領域に基づいて、印刷ページ内に生じる余白を検知する。ここで、描画オブジェクトデータとは、文字若しくは記号からなるテキストデータ、又は図形若しくは写真からなるイメージデータのことをいう。
RAM11Bは、揮発性のメモリであって、CPU11Aにより実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を格納するワークエリアを有し、その情報を一時的に記憶する。ROM11Cは、各種プログラム及び各種データを記憶する。
入力部12は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キーなどを備えたキーボードを含む構成とし、操作者によりキーボードで押下された押下信号を制御部11に出力する。また、入力部12は、マウスなどのポインティングデバイスを含む構成としてもよい。
表示部13は、LCD、CRT(Cathode Ray Tube)等で構成され、制御部11からの表示信号に従って画面表示を行う。
記憶部14は、HDD(Hard Disk Drive)等により構成され、各種プログラム及び各種データを記憶する。具体的には、記憶部14は、オペレーティングシステム(OS)、設定プログラム、マスクデータ初期化プログラム、描画オブジェクト領域特定プログラム及び余白検知プログラムを記憶する。
通信部15は、画像形成装置(図示省略)と通信接続し、画像形成装置と各種情報の送受信を行う。
次に、図2を参照して、情報処理装置1で実行される設定処理について説明する。設定処理は、余白検知方法及び余白率を設定するための処理である。
例えば、設定処理を実行する旨の実行指示が入力部12を介して入力されたことをトリガとして、記憶部14から読み出されて適宜RAM11Bに展開された設定プログラムと、CPU11Aとの協働により設定処理が実行される。
先ず、余白検知設定画面が表示される(ステップS1)。例えば、図3に示す余白検知設定画面31が表示部13に表示される。ここで、図3を参照して、余白検知設定画面31について説明する。余白検知設定画面31は、余白検知設定部32と、余白率設定部33と、OKボタン34と、キャンセルボタン35と、標準に戻すボタン36と、を有する。
余白検知設定部32は、ユーザからの余白検知方法(印刷ページ内の余白検知方法)の選択入力を受け付けるための設定部である。余白検知設定部32は、「余白検知しない」「画像のはみ出しによる改ページを検知する」「下方が大量余白のレイアウトを検知する」「とにかく大量余白を検知する」とのウィンドウが選択可能となっている。
余白率設定部33は、ユーザからの余白率の入力を受け付けるための設定部である。余白率とは、印刷ページ内の余白の割合を示す値である。OKボタン34は、余白検知設定部32及び余白率設定部33において入力された情報を確定するために押下されるボタンである。キャンセルボタン35は、余白検知設定部32及び余白率設定部33において入力された情報をキャンセルするために押下されるボタンである。標準に戻すボタン36は、余白検知方法及び余白率を予め定められた標準設定値に戻すために押下されるボタンである。
図2に戻り、ステップS1の実行後、設定情報の受付が実行される(ステップS2)。すなわち、ユーザによる余白検知設定部32及び余白率設定部33を介しての設定情報(設定された余白検知情報及び余白率情報)の入力が受け付けられる。
ステップS2の実行後、設定情報が記憶される(ステップS3)。具体的には、設定情報がRAM11Bに記憶される。ステップS3の実行後、設定処理は終了される。
次に、図4を参照して、情報処理装置1で実行されるマスクデータ初期化処理について説明する。マスクデータ初期化処理は、マスク座標値を算出し、当該算出したマスク座標値を持つマスクにおける各座標のマスクデータを初期化する処理である。
例えば、入力部12を介してマスクデータ初期化処理を実行する指示が入力されたことをトリガとして、記憶部14から読み出されて適宜RAM11Bに展開されたマスクデータ初期化プログラムと、CPU11Aとの協働により、マスクデータ初期化処理が実行される。
先ず、マスクの座標値を算出するための算出情報が取得される(ステップS11)。算出情報とは、余白率の設定間隔の値(以下、設定間隔値Dと記す。具体的には、設定間隔値Dは、図3の余白率設定部33で提供する設定の刻みの率を示す値で設定可能な数の逆数である。例えば、設定可能範囲が0%〜100%で、1%刻みの場合、設定間隔値D=1/100となる)、設定間隔値Dに対して所定の精度を確保するための精度値(以下、精度値Pと記す。具体的には、精度値Pは、設定の刻みに対して何倍の精度を確保するかを示す値である)及び文書データの各ページの印刷可能領域の面積値(以下、面積値Sと記す)である。
ステップS11の実行後、座標変換因子Fが算出される(ステップS12)。座標変換因子Fは、文書データの座標値をマスク座標値に変換するための値であって、「マスク座標値=文書データの座標値/F」・・・(1)により定められる。文書データの座標値は、文書データ内における所定の位置を示す値である。また、マスク座標値は、マスク(後述)内における所定の位置を示す値である
ここで、座標変換因子Fを設定間隔値D、精度値P及び面積値Sを用いて算出する方法について説明する。まず、文書データの印刷可能領域をマスクの物理的な最小単位である1ドット分の矩形(1ピクセル)で分割したとする。このとき、矩形の個数(ピクセルの個数)=S/F^2・・・(2)で表される。この矩形の個数が余白率の設定可能な数(1/D)に精度値Pを乗じた値よりも大きければ最低のマスク座標値の要件(余白検知の精度を落とさない最低限のマスク座標値の要件であって、最低のマスク解像度、最低のマスク全座標数、或いは最低のマスクピクセル総数が具体的要件となる)を満たす。すなわち、矩形の個数を設定間隔値D及び精度値Pで表すと、矩形の個数≧P/D・・・(3)となる。式(2)(3)より、F≦(D×S/P)^(1/2)・・・(4)が導かれる。(4)式にステップS11で取得された設定間隔値D、精度値P及び面積値Sを代入することにより、座標変換因子Fが算出される。ここで、演算の効率上、座標変換因子Fは整数が好ましい。そして、算出された座標変換因子Fから(1)式を用いて文書データの座標値からマスク座標値への変換が行われる。
例えば、ステップS11において、設定間隔値D=1/100(1%刻みの設定間隔値)、P=10(設定間隔値に対する10倍の精度)及びS=5142×7273dot(A4:210×297(mm)のフルブリードのページを600(dpi)で処理する場合)における座標変換因子Fを算出し、算出した座標変換因子Fに基づいて、マスク座標値を算出する場合について説明する。
この場合、式(4)より、F≦((1/100)×37397766/10)^(1/2)≒193.4が導かれる。ここで、座標変換因子Fは整数が好ましいため、適正値はF=193となる。この場合、マスクのデータサイズは、文書データのデータサイズと比較して37249(193^2)分の1で済む。また、後述する余白検知処理で扱う座標(ピクセル)の数についても、文書データと比較して37249分の1で済む。
ステップS12の実行後、マスクデータが初期化される(ステップS13)。ここで、マスクとは、印刷用に用いられるメモリとは別に確保されたRAM11B上のメモリ領域であり、「マスク座標値=文書データの座標値/F」の座標系を持つ1ビットのビットマップ格納領域である。また、マスクデータとは、文書データの描画オブジェクトの有無を座標ごとに示す情報である。マスクデータはマスク上に記録される。ここで、図6を参照して、マスクデータ初期化処理を説明する。例えば、図6に示すような文書データが取得され、座標変換因子Fに基づいて、文書データの座標値からマスク座標値の変換が行われたとする。この場合、マスク内の座標ごと(例えば、横6ピクセル、縦4ピクセルで表されるピクセルごと)にマスクデータ0が入力されて、マスクデータが初期化される。ステップS13の実行後、マスクデータ初期化処理は終了される。
次に、図5を参照して、描画オブジェクト領域取得処理について説明する。描画オブジェクト領域取得処理は、描画命令に含まれる描画オブジェクト領域の情報を抽出し、抽出された情報を文書データの描画オブジェクト領域とみなし、当該文書データの描画オブジェクト領域と重なる(対応する)マスク座標値の領域(座標領域)を文書データの描画オブジェクト領域として特定し、特定された描画オブジェクト領域内の座標のマスクデータを1に設定する処理である。
例えば、入力部12を介して描画オブジェクト領域取得処理を実行する指示が入力されたことをトリガとして、記憶部14から読み出されて適宜RAM11Bに展開された描画オブジェクト領域取得プログラムと、CPU11Aとの協働により、描画オブジェクト領域取得処理が実行される。
先ず、GDI印刷パスのプリンタドライバを例に取ると、DDI(Device Driver Interface)に基づいて、プリンタドライバはOSから描画命令を受け取る。プリンタドライバ(情報処理装置1)は描画命令に含まれる描画オブジェクト領域を抽出し、抽出された描画オブジェクト領域を文書データの描画オブジェクト領域とみなす(ステップS21)。
ステップS21の実行後、文書データの描画オブジェクト領域と重なるマスク内の座標領域を描画オブジェクト領域と特定し、特定された描画オブジェクト領域内のマスクデータが「1」にされる(ステップS22)。例えば、図6に示す文書データ内の破線部分が文書データの描画オブジェクト領域とみなされた場合、マスクが参照され、当該文書データ内の描画オブジェクト領域に重なる(対応する)マスク内の座標領域が描画オブジェクト領域として特定される。そして、特定された描画オブジェクト領域内の各座標にマスクデータ「1」が代入される。ステップS22の実行後、描画オブジェクト領域取得処理は終了される。
次に、図7を参照して、余白検知処理について説明する。余白検知処理は、印刷ページ内の余白を検知する処理である。
例えば、入力部12を介して余白検知処理を実行する旨の指示が入力されたことをトリガとして、記憶部14から読み出されて適宜RAM11Bに展開された余白検知プログラムと、CPU11Aとの協働により余白検知処理が実行される。
予め、設定処理が実行されており、設定情報(余白検知情報及び余白率情報)がRAM11Bに記憶されているものとする。
先ず、余白検知を実行するか否かが判別される(ステップS31)。具体的には、RAM11Bに記憶された余白検知情報が読み出され、当該読み出された余白検知情報に基づいて、本ステップの判別が行われる。例えば、設定処理において「余白検知しない」とのウィンドウがユーザにより選択入力され、「余白検知しない」旨の情報がRAM11Bに記憶されていた場合、本ステップでは、NOと判別される。一方、「画像のはみ出しによる改ページを検知する」「下方が大量余白のレイアウトを検知する」「とにかく大量余白を検知する」のいずれかのウィンドウがユーザにより選択入力され、「画像のはみ出しによる改ページを検知する」「下方が大量余白のレイアウトを検知する」「とにかく大量余白を検知する」旨のいずれかの情報がRAM11Bに記憶されていた場合、本ステップではYESと判別される。
ステップS31において、余白検知を実行しないと判別された場合(ステップS31;NO)、余白検知処理は終了される。
ステップS31において、余白検知を実行すると判別された場合(ステップS31:YES)、RAM11Bから余白検知情報が読み出され、当該読み出された余白検知情報に基づいて、余白検知の設定は何かが判別される(ステップS32)。
ステップS32において、余白検知の設定が画像はみ出しによる改ページの検知であると判別された場合(ステップS32;画像のはみ出しによる改ページを検知する)、特定の座標算出処理が実行される(ステップS33)。
ここで、図8及び図9を参照して、特定の座標決定処理について説明する。図8は、マスクの概略図である。図8に示すように、マスクの左上端を原点(0,0)とし、右方向をx,下方向をyとする。また、マスクの右下端の座標を(W,H)とする。
以下、図9を参照して、特定の座標決定処理を説明する。
先ず、(0,0)と(W,H)とを結ぶ対角線を通る各点(x,y)について、(W,H)から順に(0,0)に向かって、条件a及びbを満たす最後の点が(x,y)と設定される(ステップS51)。ここで、条件aとは、(x,y)と(W,y)とを結ぶ線分上の全ての点が0であることを示す条件である。また、条件bとは、(x,y)と(x,H)とを結ぶ線分上の全ての点が0であることを示す条件である。
そして、特定座標を決定する処理が実行される(ステップS52)。具体的には、ステップS51の結果についてyが1以上で、かつ(x=x、y=y−1)について条件aを満たす場合、y座標の値を1ずつ減らしながら条件c及びdを満たすかが評価される。ここで、条件cとは、y座標の値が0以上であることを示す条件である。また、条件dとは、(x,y)と(W,y)とを結ぶ線分上の全ての点が0であることを示す条件である。そして、条件c及びdを満たす最後のy座標の値がyとして更新され、(x、y)が特定の座標として決定される。
また、ステップS51の結果についてxが1以上で、かつ(x=x−1、y=y)について条件bを満たす場合、x座標の値を1ずつ減らしながら条件e及びfを満たすかが評価される。ここで、ここで、条件cとは、x座標の値が0以上であることを示す条件である。また、条件fとは、(x,y)と(x,H)とを結ぶ線分上の全ての点が0であることを示す条件である。そして、条件e及びfを満たす最後のx座標の値がxとして更新され、(x、y)が特定の座標として決定される。
また、ステップS51の結果について「yが1以上で、かつ(x=x、y=y−1)について条件aを満たす場合」にも「xが1以上で、かつ(x=x−1、y=y)について条件bを満たす場合」にも属さない場合、ステップS51の結果である(x、y)が特定の座標として決定される。
ステップS52の実行後、特定の座標決定処理は終了され、余白検知処理のステップS34に進む。
図7に戻り、ステップS33の実行後、マスクにて、「特定の座標を左上頂点、右下端を右下頂点とする矩形の面積がマスク全体に占める割合」が設定された余白率より大きいか否かが判別される(ステップS34)。すなわち、本ステップにより、文書データの描画オブジェクトデータに従って、印刷ページ内に生じるページ右下部分の余白の検知が実行される。
例えば、図10(A)に示すマスクデータの分布が得られ、○の部分が特定の座標として設定されたとする。また、黒色の四角は、描画オブジェクトデータの存在する領域を模式的に示したものである。黒色の四角におけるマスクデータは1となる。白の四角は描画オブジェクトの存在しない領域を模式的に示したものである。白色の四角におけるマスクデータは0となる。
図10(A)の場合において、特定座標から右下端にかけてマスクデータ1は分布しない。また、特定座標と右下端を結ぶマスクデータ0の矩形領域がマスクの全面積に占める割合(特定座標より右下に存在する四角の合計11+特定座標の○の合計1)/{マスク全面積(=四角の合計19+○の合計1)20}は60%となる。この場合において、割合値60%の値が設定された余白率(設定処理により設定された余白率)よりも大きい値であれば本ステップはYESと判別される。
図7に戻り、ステップS34において、マスクにて、「特定の座標を左上頂点、右下端を右下頂点とする矩形の面積がマスク全体に占める割合」が設定された余白率より大きいと判別された場合(ステップS34:YES)、余白通知画面が表示される(ステップS35)。例えば、図11に示す余白通知画面111が表示部13に表示される。
ここで、図11を参照して、余白通知画面111について説明する。余白通知画面111は、余白通知表示部112と、印刷続行確認表示部113と、を有する。余白通知表示部112は、算出された割合値とマスクにおける余白分布とを表示する表示部である。印刷続行確認表示部113は、ユーザに印刷を続行するか否かを選択させるための表示部である。例えば、ユーザにより、はいボタン114が押下されると、印刷が続行される。一方、ユーザによりいいえボタン115が押下されると、印刷を中止し、印刷実行アプリケーションの画面に戻る。
図7に戻り、ステップS35の実行後、余白検知処理は終了される。
ステップS34において、マスクにて、「特定の座標を左上頂点、右下端を右下頂点とする矩形の面積がマスク全体に占める割合」が設定された余白率より小さいと判別された場合(ステップS34;NO)、余白検知処理は終了される。
ステップS32に戻り、余白検知方法として、下方が大量余白のレイアウトを検知すると判別された場合(ステップS32;下方が大量余白のレイアウトを検知する)、特定の線算出処理が実行される(ステップS36)。
ここで、図12を参照して、特定の線決定処理について説明する。特定の座標決定処理と同様に、図8に示すように、マスクの左上端を原点(0,0)、右方向をx、下方向をyとする。また、マスクの右下端の座標を(W、H)とする。
先ず、y座標の値のみをHから順に1ずつ減らしながら、条件g及びhを満たすかどうかの評価が行われる(ステップS61)。ここで、条件gとは、y座標の値が0以上であることを示す条件である。条件hとは、(0,y)と(W,y)とを結ぶ線分上の全ての点が0であることを示す条件である。
ステップS61の実行後、条件g及びHを満たす最後のy座標がyと設定され、(0、y)と(W、y)とを結ぶ線分が特定の線として決定される(ステップS62)。ステップS62の実行後、特定の線決定処理は終了され、余白検知処理のステップS37に進む。
図7に戻り、ステップS36の実行後、マスクにて、「特定の線から下の面積がマスク全体に占める割合」が設定された余白率よりも大きいか否かが判別される(ステップS37)。すなわち、本ステップにより、文書データの描画オブジェクトデータに従って、印刷ページ内に生じるページ下端部分の余白の検知が実行される。
例えば、図10(B)に示すマスクデータの分布が得られ、横線が特定の線として決定されたとする。この場合、特定の線から下端にかけて1は分布しない。また、特定の線と下端を結ぶマスクデータ0の矩形領域がマスクの全面積に占める割合(特定の線より下に存在する四角の合計4+特定の線を構成する「―」の合計4)/{マスク全面積(=四角の合計16+「―」の合計4)20}は40%となる。この場合において、「40%」の値が設定された余白率よりも大きい値であれば本ステップはYESと判別される。
ステップS37において、マスクにて、「特定の線から下の面積がマスク全体に占める割合」が設定された余白率よりも大きいと判別された場合(ステップS37;YES)、余白通知画面が表示される(ステップS38)。ステップS38の実行後、余白検知処理は終了される。
ステップS37において、マスクにて、「特定の線から下の面積がマスク全体に占める割合」が設定された余白率よりも小さいと判別された場合(ステップS37;NO)、余白検知処理は終了される。
ステップS32に戻り、余白検知方法として、とにかく大量余白を検知すると判別された場合(ステップS32;とにかく大量余白を検知する)、マスクにて0の占める割合が設定された余白率よりも大きいか否かが判別される(ステップS39)。例えば、図10(C)に示すマスクデータの分布が得られたとする。この場合、マスクにて、0の占める割合(マスクデータ0の四角の合計16/マスクの四角の合計20)は80%となる。この場合において、「80%」の値が設定された余白率よりも大きい値であれば本ステップはYESと判別される。
ステップS39において、マスクにて0の占める割合が設定された余白率より大きい場合(ステップS39;YES)、余白通知画面が表示される(ステップS40)。ステップS40の実行後、余白検知処理は終了される。
ステップS39において、マスクにて0の占める割合が設定された余白率よりも小さいと判別された場合(ステップS39;NO)、余白検知処理は終了される。
上述の図7に示す余白検知処理における特定座標を用いた余白検知は、MS−Excel(登録商標)に代表されるアプリケーションで文書データを作成した場合に適している。また、特定の線を用いた余白検知は、MS−Word(登録商標)に代表されるアプリケーションでデータを作成した場合に適している。
例えば、MS−Excel(登録商標)でデータを作成した場合、文書データのページの境界は画像形成装置(プリンタ)の特性や印刷する用紙のサイズに依存してしまう。このため、例えば、画像形成装置を変更若しくは印刷する用紙のサイズを変更したとき、又は印刷プレビュー画面で確認せずに印刷データを画像形成装置に送信したときなどは、ページレイアウトがユーザの期待していたものと異なる場合がある。
例えば、MS−Excel(登録商標)を用いて図13に示す文書データを作成したとする。図13中の四角は文書データの所定領域(セル)を模式的に示したものである。黒色の四角は描画オブジェクトデータが存在するセルを示す。白色の四角は描画オブジェクトデータの存在しないセルを示す。
ここで、印刷ページ換算で1ページ分のセルの数が5×6のセルの場合、描画オブジェクトデータの存在するセルは1ページに収まる。この場合、例えば、図14に示すような1ページのページレイアウトとなる。
また、例えば、1ページ分のセルの数が4×5のセルの場合、描画オブジェクトデータの存在するセルは1ページに収まらず、複数のページにはみ出してしまう。例えば、図15に示すように、描画オブジェクトデータが2ページ以降にはみ出してしまい、4ページのページレイアウトとなる。このとき、2ページ目以降のページレイアウトにおいて、描画オブジェクトデータはページの上端又は左端に位置するため、ページの右下側部分は大量の余白が存在する。
例えば、ユーザは図14に示すページレイアウトを期待したが、画像形成装置を変更したために、ページレイアウトの設定が変わり、図15に示すような4ページに渡るページレイアウトになったとする。この場合、ユーザの期待しているページレイアウトとならない。つまり、非効率なレイアウトが発生していることになる。
このとき、余白検知設定において、ユーザにより「画像のはみ出しによる改ページを検知する」が選択され、特定座標を用いた余白検知が実行されると、ページの右下部分に着目した余白検知が行われる。この場合、図14に示すページレイアウトでは余白検知されず、図15に示すページレイアウトでは2ページ目以降で余白検知される。つまり、図15に示すページレイアウトの場合、1ページ目は余白検知されないが、2ページ目以降は右下部分に大量の余白を有するページであることが検知されるため、非効率なレイアウトが発生している可能性の高いページのみを選別してユーザに通知することができる。
また、例えば、MS−Word(登録商標)で文書データを作成した場合においても、用紙サイズのページ幅及びページ高さは、画像形成装置の設定に依存してしまう。このため、例えば、画像形成装置を変更したとき、又は印刷プレビュー画面で確認せずに印刷データを画像形成装置に送信したときなどは、ページレイアウトがユーザの期待していたものと異なる場合がある。
例えば、MS−Word(登録商標)を用いて図16に示す文書データを作成したとする。ここで、黒丸は1文字分のデータを模式的に示したものである。NLは、改行コードを示す。NPは改ページコードを示す。
例えば、印刷ページ換算で、1ページにおいて、行数が5行であり、且つ1行毎に4文字が収まるものとする。MS−Word(登録商標)では、改行コードと改ページコードとを文書データに含めることができる。また、ページ幅を超える文字数を指定すると、自動的に改行がされる。このため、図17に示すような2ページのページレイアウトとなる。ここで、黒色の四角は、文字オブジェクトデータの存在する領域を示す。白色の四角は、文字オブジェクトデータの存在しない領域を示す。
また、1ページにおいて、行数が3行であり、且つ1行毎に5文字が収まる場合、図18に示すような4ページのページレイアウトとなる。
例えば、ユーザは図17に示すページレイアウトを期待したが、画像形成装置を変更したために、ページレイアウトが変更され、図18に示すページレイアウトとなったとする。この場合、ユーザの期待しているページレイアウトとならない。
また、MS−Word(登録商標)を介して、文書データの更新が行われた場合、ページレイアウトが変更され、ユーザの期待しているページレイアウトとならない場合がある。例えば、図16に示す文書データが図19に示す文書データに更新されたとする。図19の白丸は図16から更新された部分を示す。この場合、図20に示すような3ページのページレイアウトとなり、2ページ目の改ページコードにより発生した大量余白はユーザが期待したものではない可能性がある。
このとき、余白検知設定においてユーザにより「下方が大量余白のレイアウトを検知する」が選択され、特定の線を用いた余白検知が実行されると、ページの下端部分に着目した余白検知が行われる。この場合、図17に示すページレイアウトでは余白検知されず、図18に示すページレイアウトでは2ページ目と4ページ目で余白検知される。また、図20のページレイアウトでは、2ページ目で余白検知される。このため、ページの下端部分に大量の余白を有するページ(図17の場合は2ページ目と4ページ目、図20の場合は2ページ目)であることが検知されるため、非効率なレイアウトが発生している可能性の高いページのみを選別してユーザに通知することができる。
以上、本実施の形態によれば、描画オブジェクト領域に基づいて、印刷ページ内に生じる余白を検知する。具体的には、文書データ内の描画オブジェクト領域と重なるマスク内の座標領域を描画オブジェクト領域として特定し、特定された描画オブジェクト領域に基づいて、印刷ページ内に生じる余白を検知する。これにより、文書データの描画オブジェクトデータに従って印刷ページ内に生じる余白を事前に検知できる。したがって、ウォーターマーク画像の付与、Nアップ、及び/又は拡大・縮小等の処理が施された後の印刷データから余白を検知する場合よりも、実際の文書データにおける描画データレイアウトに即した余白検知を行うことができ、余白検知の精度を向上させることができる。また、文書データの描画オブジェクトデータに従って印刷ページ内に生じる余白を事前に検知するので、必要に応じて文書作成アプリケーションに戻り、文書データを編集することが可能となり、大量余白が発生したページが無駄に印刷されることを未然に防止できる。すなわち、用紙の無駄な消費を防止することができる。
また、マスク内の描画オブジェクト領域に基づいて、印刷ページ内に生じる余白を検知する。これにより、余白検知処理で扱う座標の数を文書データの座標数よりも少なくすることができるので、余白検知処理の時間を短縮することができる。
また、設定間隔値D、精度値P及び面積値Sに基づいて、座標変換因子Fを算出し、座標変換因子Fに基づいて、マスク座標値の変換を行う。これにより、マスク座標値を正確に算出することができる。
また、特定の座標を用いて、印刷ページ内に分布する余白を検知する。これにより、例えば、MS−Excel(登録商標)により文書データが作成され、文書データのページ内の余白が右下に分布する場合であっても、印刷ページの右下に分布する余白を検知することができるので、効果的に非効率なページのレイアウトを検知することができる。
また、特定の線を用いて、印刷ページ内に分布する余白を検知する。これにより、例えば、MS−Word(登録商標)により文書データが作成され、文書データのページ内の余白が下端に分布する場合であっても、印刷ページの下端に分布する余白を検知することができるので、効果的に非効率なページのレイアウトを検知することができる。
また、余白通知画面111に、算出された割合値とマスクにおける余白分布が表示されるので、ユーザは、算出された割合値及びマスクにおける余白分布を参照することができる。
また、ユーザは、余白検知設定画面31において、入力部12を介して、所望の余白率及び余白検知方法を入力することができる。
また、ユーザは、余白通知画面111において、入力部12を介して、文書データの印刷を行うか否かを選択入力することができる。これにより、たとえば、余白の検知結果により文書データ作成時に大量余白が発生したページが確認された場合、いいえボタン115を選択することで当該ページの編集処理が可能となる。このため、大量余白の発生したページが印刷されることを防止できるので、用紙の無駄な消費を防止することができる。
また、印刷パスとして、GDI印刷パス又はXPS印刷パスを採用することができる。
また、特定の座標または特性の線を用いて余白を検出することにより、フォントサイズがページ全体を覆うほど大きな中抜き文字で構成されるページの場合にも、高精度の余白検知が可能となる。例えば、図21に示すように、フォントサイズがページ全体を覆うほどの中抜き文字「イ」で構成されるページの場合、文字の外側には大量の余白が存在し、更に中抜き文字のため、中抜き部分も余白となる。単に余白率の値だけで判断すると、このページはほとんどが余白である。そうすると、図21に示すページは、非効率なレイアウトのページでないにもかかわらず、大量余白を有するページとして非効率なレイアウトのページと検知される。しかし、単に余白率の値だけで判断するこの方法は文字の外側の隙間や文字の中抜き部分を余白とはカウントせずに非効率なレイアウトによる余白のみを検知したい場合には適さない。非効率なレイアウトによる余白のみを検出したい場合において、特定の座標又は特定の線を用いて余白を検知すると、文字の外側の隙間や文字の中抜き部分は余白として検知されないので、大量余白を有するページとして検知されず、高精度の余白検知が可能となる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る情報処理装置及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。例えば、上記実施の形態では、ページ毎に余白通知画面111を表示する仕様を説明しているが、全ページの描画処理終了後にまとめて余白通知画面111を表示する仕様でも良い。この場合、余白通知表示部112では余白率の高いページ全ての情報を表示する。また、このとき、印刷続行確認表示部113で、はいボタン114が押下されない限り、印刷ジョブは一切プリンタ本体に送信されない。
その他、本実施の形態における、情報処理装置の細部構造及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 情報処理装置
11 制御部
12 入力部
13 表示部
14 記憶部
15 通信部
16 バス

Claims (18)

  1. 文書作成アプリケーションにより作成された文書データに画像処理を施してページ単位の印刷データを作成し、当該作成された印刷データを画像形成装置に送信する情報処理装置において、
    前記文書データに基づいて、前記文書データ内の描画オブジェクトデータの存在する領域を描画オブジェクト領域と特定し、当該特定された描画オブジェクト領域に基づいて、印刷ページ内の余白を検知する制御部を備える情報処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記文書データの座標値を、前記余白を検知するためのマスク座標値に変換し、当該変換されたマスク座標値を持つマスクを参照して、前記文書データ内の描画オブジェクトデータの存在する領域と重なる前記マスクの座標領域を前記描画オブジェクト領域と特定する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記印刷ページ内の余白の割合を示す余白率の設定間隔値、当該設定間隔に対する精度を示す精度値及び前記文書データのページ内の印刷可能領域の面積値に基づいて、前記文書データの座標値から前記マスク座標値へ変換するための座標変換因子を算出し、当該算出された座標変換因子に基づいて、前記マスク座標値の変換を行う請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記印刷ページ内に分布する余白を検知するための特定の座標を算出し、当該算出された特定の座標から前記マスク内の右下にかけて前記オブジェクト領域が存在するか否かにより、前記印刷ページ内に分布する余白を検知する請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記印刷ページ内に分布する余白を検知するための特定の線を算出し、当該算出された特定の線から前記マスク内の下端にかけて前記オブジェクト領域が存在するか否かにより、前記印刷ページ内に分布する余白を検知する請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  6. 情報を表示する表示部を備え、
    前記制御部は、
    前記特定の座標から前記マスク内の右下端にかけて存在する余白が前記マスクの全面積に占める割合値、又は前記特定の線から前記マスクの下端にかけて存在する余白が前記マスクの全面積に占める割合値を算出し、当該算出された割合値及び前記マスクにおける余白分布を前記表示部に表示させる請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. 前記印刷ページ内の余白の割合を示す余白率及び前記印刷ページ内の余白を検知するための検知方法を入力するための第1入力部を備える請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記文書データの印刷を行うか否かを選択するための第2入力部を備える請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記制御部は、
    印刷の処理方法を定義する印刷パスとしてGDI印刷パス又はXPS印刷パスを用いる請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 文書作成アプリケーションにより作成された文書データに画像処理を施してページ単位の印刷データを作成し、当該作成された印刷データを画像形成装置に送信する情報処理装置に搭載されたコンピュータを、
    前記文書データに基づいて、前記文書データ内の描画オブジェクトデータの存在する領域を描画オブジェクト領域と特定し、当該特定された描画オブジェクト領域に基づいて、印刷ページ内の余白を検知する制御部として機能させるプログラム。
  11. 前記制御部は、
    前記文書データの座標値を、前記余白を検知するためのマスク座標値に変換し、当該変換されたマスク座標値を持つマスクを参照して、前記文書データ内の描画オブジェクトデータの存在する領域と重なる前記マスクの座標領域を前記描画オブジェクト領域と特定する請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記制御部は、
    前記印刷ページ内の余白の割合を示す余白率の設定間隔値、当該設定間隔に対する精度を示す精度値及び前記文書データのページ内の印刷可能領域の面積値に基づいて、前記文書データの座標値から前記マスク座標値へ変換するための座標変換因子を算出し、当該算出された座標変換因子に基づいて、前記マスク座標値の変換を行う請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記制御部は、
    前記印刷ページ内に分布する余白を検知するための特定の座標を算出し、当該算出された特定の座標から前記マスク内の右下にかけて前記オブジェクト領域が存在するか否かにより、前記文書データのページ内に分布する余白を検知する請求項11又は12に記載のプログラム。
  14. 前記制御部は、
    前記印刷ページ内に分布する余白を検知するための特定の線を算出し、当該算出された特定の線から前記マスク内の下端にかけて前記オブジェクト領域が存在するか否かにより、前記文書データのページ内に分布する余白を検知する請求項11又は12に記載のプログラム。
  15. 前記情報処理装置に搭載されたコンピュータを、
    情報を表示する表示部として機能させ、
    前記制御部は、
    前記特定の座標から前記マスク内の右下端にかけて存在する余白が前記マスクの全面積に占める割合値、又は前記特定の線から前記マスクの下端にかけて存在する余白が前記マスクの全面積に占める割合値を算出し、当該算出された割合値及び前記マスクにおける余白分布を前記表示部に表示させる請求項13又は14に記載のプログラム。
  16. 前記情報処理装置に搭載されたコンピュータを、
    前記印刷ページ内の余白の割合を示す余白率及び前記文書データのページ内の余白を検知するための検知方法を入力するための第1入力部として機能させる請求項10から15のいずれか一項に記載のプログラム。
  17. 前記情報処理装置に搭載されたコンピュータを
    前記文書データの印刷を行うか否かを選択するための第2入力部として機能させる請求項10から16のいずれか一項に記載のプログラム。
  18. 前記制御部は、
    印刷の処理方法を定義する印刷パスとしてGDI印刷パス又はXPS印刷パスを用いる請求項10から17のいずれか一項に記載のプログラム。
JP2010043660A 2010-03-01 2010-03-01 情報処理装置及びプログラム Active JP5609161B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010043660A JP5609161B2 (ja) 2010-03-01 2010-03-01 情報処理装置及びプログラム
US13/037,426 US8891112B2 (en) 2010-03-01 2011-03-01 Information processing apparatus and recording medium for increasing precision in detecting blank space

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010043660A JP5609161B2 (ja) 2010-03-01 2010-03-01 情報処理装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011180794A true JP2011180794A (ja) 2011-09-15
JP5609161B2 JP5609161B2 (ja) 2014-10-22

Family

ID=44505135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010043660A Active JP5609161B2 (ja) 2010-03-01 2010-03-01 情報処理装置及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8891112B2 (ja)
JP (1) JP5609161B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114138213B (zh) * 2022-01-27 2022-04-15 北京辰光融信技术有限公司 一种打印机控制方法、装置、存储介质及电子设备

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003305915A (ja) * 2002-04-17 2003-10-28 Oki Data Corp 印刷制御方法及び印刷制御システム
JP2008242935A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Oki Data Corp 画像処理装置
JP2008293105A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Sharp Corp プリンタドライバ・プログラムおよび画像形成装置
JP2009152956A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Canon Inc 白紙に対する地紋印刷制御方法
JP2009303048A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Canon Inc 画像形成装置、制御方法、制御プログラム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09284490A (ja) 1996-04-10 1997-10-31 Canon Inc 画像処理装置
US7034963B2 (en) * 2001-07-11 2006-04-25 Applied Materials, Inc. Method for adjusting edges of grayscale pixel-map images
JP2004102393A (ja) 2002-09-05 2004-04-02 Ricoh Co Ltd 画像処理システム
JP2006164151A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Canon Inc 印刷処理装置
JP2007199779A (ja) * 2006-01-23 2007-08-09 Canon Inc 印刷装置及び印刷制御方法と印刷システム
JP2008165381A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及び画像処理方法
JP4903670B2 (ja) * 2007-10-31 2012-03-28 京セラミタ株式会社 画像処理装置、画像形成装置及びプログラム
JP2009145979A (ja) 2007-12-11 2009-07-02 Canon Inc データ処理装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003305915A (ja) * 2002-04-17 2003-10-28 Oki Data Corp 印刷制御方法及び印刷制御システム
JP2008242935A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Oki Data Corp 画像処理装置
JP2008293105A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Sharp Corp プリンタドライバ・プログラムおよび画像形成装置
JP2009152956A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Canon Inc 白紙に対する地紋印刷制御方法
JP2009303048A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Canon Inc 画像形成装置、制御方法、制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5609161B2 (ja) 2014-10-22
US8891112B2 (en) 2014-11-18
US20110211225A1 (en) 2011-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4436851B2 (ja) プリンタドライバ・プログラムおよび画像形成装置
US7248386B2 (en) Printing apparatus, print instruction apparatus, image forming apparatus, printing method and a computer-readable recording medium storing a program for inputting a minimum character size for N-up mode printing
JP5610781B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2013025316A (ja) 電子文書ラスタライズ方法及び電子文書ラスタライズ装置
US20120140249A1 (en) Information processing device, information processing method, and computer program product
JP2010130463A (ja) 印刷データ生成装置、印刷装置、及び、印刷データ処理システム
JP6281528B2 (ja) 情報処理装置および情報処理プログラム
JP5609161B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
US20060291748A1 (en) Method and apparatus to generate a pattern image
JP2009070232A (ja) 印刷データ生成装置
JP2019053606A (ja) 制御プログラム
JP2019008569A (ja) 印刷制御装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法
US20110116113A1 (en) Image processing device capable of saving ink consumption
US9704071B2 (en) Printing device, control method of a printing device, and storage medium for managing font printouts
JP2005182694A (ja) 割付印刷システム
JP5810614B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法、画像形成装置の制御プログラム
JP5526863B2 (ja) プリンタドライバ、及び印刷制御装置
JP5560934B2 (ja) プリンタドライバ
US20190332906A1 (en) Information processing apparatus, storage medium, printing apparatus, and method for processing drawing data
JP2003044240A (ja) プリンタドライバ、情報処理装置、印刷システム、印刷装置、及び記憶媒体
JP2017117283A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
US20120324344A1 (en) Display apparatus, display method, and storage medium
KR101048309B1 (ko) 문서 인쇄 방법 및 장치
KR101048300B1 (ko) 문서 인쇄 방법 및 장치
JP2024082875A (ja) 文書評価装置、文書評価プログラム、および文書評価方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120913

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131008

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131209

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20131209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140513

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5609161

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150