JP2011180630A - データ転送プログラム、データ転送装置、プリンタドライバ及びアプリケーションプログラム - Google Patents

データ転送プログラム、データ転送装置、プリンタドライバ及びアプリケーションプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】転送先の外部装置に対してそれぞれユーザが印刷操作を行わずとも、同一のイメージデータを複数の外部装置へ転送するデータ転送プログラム等を提供すること。
【解決手段】制御部11は、転送先の外部装置であるメモリカードのメモリIDを設定しておき、受け付けた印刷指示に基づいてイメージデータを作成し、イメージデータを転送先のメモリカードのメモリIDと関連づけて記憶手段に記憶する。その後、制御部11は、通信インタフェースを介してデータ転送が可能なメモリカードを検出し、このように検出したメモリカードのメモリIDと記憶手段に記憶したメモリIDとが一致するか否かを判定する。このとき、制御部11は、一致すると判定したメモリIDに関連づけられたイメージデータをHDDから読み出し、一致すると判定したメモリIDを有するメモリカードへ通信インタフェースを介してイメージデータを転送する。
【選択図】図3

Description

本発明は、データ転送プログラム、データ転送装置、プリンタドライバ及びアプリケーションプログラムに関し、詳しくは、通信インタフェースを介して転送先の外部装置にイメージデータを転送するためのデータ転送プログラム、データ転送装置、プリンタドライバ及びアプリケーションプログラムに関する。
従来、データ転送プログラムの一例として、イメージデータを転送するデバイスドライバが知られている。このデバイスドライバは、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ(以下、PCという)のOperating−System(以下OSという)と協働して動作し、OSから供給されるラスターデータに基づいてイメージデータを生成し、表示装置へ転送する。
このようなデバイスドライバは、実際にはプリンタへデータを出力するものではないものの、OSから供給されるラスターデータに基づいて表示装置で画像形成に用いることができる形式のイメージデータを生成して表示装置へ転送する。そのため、プリンタドライバと呼ばれる。なお、このデバイスドライバは、プリンタ用のデバイスドライバであるプリンタドライバと区別するために、仮想プリンタドライバとも呼ばれることもある。
上記プリンタドライバとして、PCに搭載されている文書作成ソフトなどで作成したデータファイルを、表示装置用のイメージデータに変換し、変換したイメージデータを表示装置へ転送するプログラムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この場合、プリンタドライバは、表示装置へのイメージデータの出力をOSに依頼することになる。出力を依頼されたOSは、予めプリンタドライバに対して割り当てられているプリンタポートに従って、表示装置と通信する通信インタフェースを特定し、その通信インタフェースにイメージデータの出力を行わせる。
特開2009−128670
上記従来の技術では、特定の通信インタフェースに通信可能に接続された一つの外部装置に対してしかイメージデータの転送ができない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、同一のイメージデータを複数の外部装置へ転送できるデータ転送プログラム、データ転送装置、プリンタドライバ及びアプリケーションプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、通信インタフェースを介して転送先の外部装置に、イメージデータを転送する処理をコンピュータに実行させるデータ転送プログラムにおいて、前記データ転送プログラムは、プリンタドライバとアプリケーションプログラムを含み、前記プリンタドライバは、転送先の外部装置の識別情報を設定する設定ステップと、印刷指示を受け付ける受付ステップと、前記印刷指示に基づいてイメージデータを作成する作成ステップと、前記イメージデータを前記転送先の外部装置の識別情報と関連づけて記憶手段に記憶する記憶処理ステップと、を前記コンピュータに実行させ、前記アプリケーションプログラムは、前記通信インタフェースを介してデータ転送が可能な外部装置を検出する検出ステップと、前記検出ステップにより検出した外部装置の識別情報と、前記記憶手段に記憶した識別情報とが一致するか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにより一致すると判定した識別情報に関連づけられたイメージデータを前記記憶手段から読み出し、前記通信インタフェースを介して前記検出ステップにより検出した外部装置へ転送する転送ステップと、を前記コンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のデータ転送プログラムにおいて、前記プリンタドライバは、前記設定ステップにおいて、転送先の外部装置の識別情報を複数設定可能としていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載のデータ転送プログラムにおいて、前記アプリケーションプログラムは、前記検出ステップにより新たな外部装置が検出されたとき、当該外部装置に識別情報を割り当てる識別情報割当てステップと、前記識別情報割当てステップで割り当てた外部装置の識別情報を識別情報記憶手段に記憶する識別情報記憶処理ステップと、を前記コンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のデータ転送プログラムにおいて、前記外部装置を、前記イメージデータを表示することができる表示装置に着脱自在に取り付けられるメモリカードとし、前記転送ステップにおいて、前記通信インタフェースから前記表示装置を介して前記外部装置にイメージデータを送信することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のデータ転送プログラムにおいて、前記アプリケーションプログラムは、前記記憶手段に記憶したイメージデータが、当該イメージデータに識別情報が関連づけられた全ての外部装置に前記転送ステップにより転送されたとき、前記記憶手段に記憶したイメージデータを消去する消去ステップを前記コンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載のデータ転送プログラムにおいて、前記イメージデータの転送先の外部装置の識別情報を追加又は削除を指示する指示ステップと、前記指示ステップによる指示に基づいて、前記記憶手段に記憶したイメージデータに関連づけた識別情報を削除し、又は前記記憶手段に記憶したイメージデータに新たな識別情報を追加して関連づける変更ステップと、を前記コンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、通信インタフェースを介して転送先の外部装置に、イメージデータを転送するデータ転送装置において、転送先の外部装置の識別情報を設定する設定手段と、印刷指示を受け付ける受付手段と、前記印刷指示に基づいてイメージデータを作成する作成手段と、前記イメージデータを前記転送先の外部装置の識別情報と関連づけて記憶手段に記憶する記憶処理手段と、前記通信インタフェースを介してデータ転送が可能な外部装置を検出する検出手段と、前記検出手段により検出した外部装置の識別情報と、前記記憶手段に記憶した識別情報とが一致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により一致すると判定した識別情報に関連づけられたイメージデータを前記記憶手段から読み出し、前記通信インタフェースを介して前記検出手段により検出した外部装置へ転送する転送手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項7に記載のデータ転送装置において、前記設定手段は、転送先の外部装置の識別情報を複数設定可能としていることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項7又は8に記載のデータ転送装置において、前記検出手段により新たな外部装置が検出されたとき、当該外部装置に識別情報を割り当てる識別情報割当て手段と、前記識別情報割当て手段で割り当てた外部装置の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項10に係る発明は、請求項7〜9のいずれか1項に記載のデータ転送装置において、前記外部装置は、前記イメージデータを表示することができる表示装置に着脱自在に取り付けられるメモリカードであり、前記転送手段は、前記通信インタフェースから前記表示装置を介して前記外部装置にイメージデータを送信することを特徴とする。
請求項11に係る発明は、請求項7〜10のいずれか1項に記載のデータ転送装置において、前記記憶手段に記憶したイメージデータが、当該イメージデータに識別情報が関連づけられた全ての外部装置に前記転送手段により転送されたとき、前記記憶手段に記憶したイメージデータを消去する消去手段を備えたことを特徴とする。
請求項12に係る発明は、請求項7〜11のいずれか1項に記載のデータ転送装置において、前記イメージデータの転送先の外部装置の識別情報を追加又は削除を指示する指示手段と、前記指示手段による指示に基づいて、前記記憶手段に記憶したイメージデータに関連づけた識別情報を削除し、又は前記記憶手段に記憶したイメージデータに新たな識別情報を追加して関連づける変更手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項13に係る発明は、転送先の外部装置の識別情報を設定する設定ステップと、印刷指示を受け付ける受付ステップと、前記印刷指示に基づいてイメージデータを作成する作成ステップと、前記イメージデータを前記転送先の外部装置の識別情報と関連づけて記憶手段に記憶する記憶処理ステップと、を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプリンタドライバとした。
請求項14に係る発明は、通信インタフェースを介してデータ転送が可能な外部装置を検出する検出ステップと、前記検出ステップにより検出した外部装置の識別情報と、プリンタドライバにより記憶手段にイメージデータに関連づけて記憶された識別情報とが一致するか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにより一致すると判定した識別情報に関連づけられたイメージデータを前記記憶手段から読み出し、前記通信インタフェースを介して前記検出ステップにより検出した外部装置へ転送する転送ステップと、を前記コンピュータに実行させることを特徴とするアプリケーションプログラムとした。
本発明では、印刷指示のあったイメージデータと転送先の外部装置の識別情報とを関連づけた情報を記憶手段に記憶し、識別情報に基づいて、通信インタフェースを介してイメージデータを転送先の外部装置に転送する。そのため、同一のイメージデータを複数の外部装置へ転送できる。しかも、ユーザによる印刷操作があったときに、通信インタフェースを介して転送先の外部装置にデータ転送ができない状態であっても、通信インタフェースを介してデータ転送が可能なとなったときに、イメージデータを外部装置へ転送できる。
本発明の一実施形態に係るデータ転送装置と表示装置との構成の概要を示す図である。 データ転送装置の構成を示す図である。 各プログラムによるデータ転送動作の概要を示す図である。 ドライバUIの表示内容を示す図である。 記憶用データのデータ構造を示す図である。 データ転送装置の機能構成を示す図である。 メモリカード管理テーブルの一例を示す図である。 記憶用データとメモリカード管理テーブルとの関係を示す図である。 メモリID管理テーブルの一例を示す図である。 転送先テーブルの一例を示す図である。 メモリID管理処理の流れを示す図である。 イメージデータ作成処理の流れを示す図である。 イメージデータ転送管理処理の流れを示す図である。 メモリカード管理テーブルの一例を示す図である。 表示装置管理プログラム−UIの表示内容を示す図である。 メモリカード管理テーブルの一例を示す図である。
[1.データ転送装置の概要]
まず、本発明の一実施形態に係るデータ転送装置の概要を、図面を参照して説明する。なお、以下においては、データ転送装置は、コンピュータにデータ転送プログラムがインストールされて形成されているものとする。このデータ転送プログラムには、プリンタドライバ及びアプリケーションプログラムである表示装置管理プログラムを含んでいる。なお、データ転送装置には、さらに、画像ファイルや文書ファイルなどデータファイルを表示処理や加工処理をすることができる各種アプリケーションプログラムなどもインストールされているものとする。
[1.1.データ転送装置の構成」
まず、図1及び図2を用いて、データ転送装置10及び表示装置100の具体的構成を説明する。また、表示装置100は、正面に表示部103が設けられた平面視方形状で薄型の装置である。
図1に示すように、データ転送装置10及び表示装置100は、通信インタフェース20を備えている。通信インタフェース20は、有線通信インタフェースであり、例えばUSB規格に対応したUSBインタフェースである。この通信インタフェース20はデータ転送装置10に複数設けられている。なお、通信インタフェース20として無線通信インタフェースを用いることも可能である。無線通信インタフェースを用いる場合には、複数の表示装置100と無線通信により同時に通信が可能である。
データ転送装置10には、データ転送プログラムが搭載されている。このデータ転送プログラムは、同じくデータ転送装置10に搭載されているOperating−System(以下OSという)や各種アプリケーションプログラムと協働して動作することにより、通信インタフェース20を介した表示装置100へのイメージデータの転送を制御する。
データ転送装置10は、図2に示すように、CPU17、ROM18及びRAM19などからなる制御部11と、表示コントローラ12、液晶ディスプレイ(以下、LCDという)13、Hard−Disk−Drive(以下、HDDという)14、入力装置15、通信インタフェース20などから構成される。このデータ転送装置10は、汎用のパーソナルコンピュータなどのコンピュータを用いることができ、上述のOS、プリンタドライバや各種アプリケーションプログラムなどがインストールされている。
HDD14には、データ転送プログラムの他、上述した各種アプリケーションプログラムとして、表示装置管理プログラム、文書作成プログラム及び表計算プログラムなどが記憶されている。これら各種アプリケーションプログラムは、データ転送装置10のCPU17がHDD14から読み出して実行するものである。詳細は後述するが、これら各種アプリケーションプログラムのうちデータ転送プログラムなどを実行することで、データ転送装置10と表示装置100とのイメージデータの転送が実行される。
RAM19は各種のデータを一時的に記憶するメモリであり、CPU17による各種プログラムの実行時に一時記憶領域として用いられる。
HDD14は、上記各種プログラムが記憶されているシステム領域と、各種データファイルを記憶するデータ領域とで構成される。このデータ領域には、データ転送プログラムに含まれるプリンタドライバが生成したイメージデータや表示装置管理プログラムが生成した各種テーブルなどが記憶される。
表示コントローラ12は、データ転送装置10のLCD13の表示制御を実行する。また、入力装置15は、例えば、キーボード、マウスなどの複数の機器から構成され、ユーザがデータ転送装置10の各種アプリケーションプログラムを動作させる場合に所定の操作を行なうものである。
通信インタフェース20は、上述したように、有線による通信を制御する有線通信インタフェースであり、例えば、USB規格に準じた有線通信を行うUSBインタフェースである。
表示装置100には、表示部103の他、各種の操作キー、制御部、メモリカードインタフェース(以下、MC−I/Fとする)104(図1参照)を備えている。MC−I/F104には、メモリカードMCを着脱自在に取り付け可能としている。このMC−I/F104にメモリカードMCを挿入することで、表示装置100からメモリカードMCへデータを書き込んだり、メモリカードMCに書き込まれたデータを表示装置100に読み込んだりすることが可能となる。特に、表示装置100において、MC−I/F104に挿入されたメモリカードMCは、データ転送装置10から通信インタフェース20を介して記憶装置(ストレージ)として認識される。従って、データ転送装置10の制御部11は、データ転送プログラムによって生成したイメージデータを、通信インタフェース20を介してメモリカードMCに転送して記憶させることが可能となっている。
[1.2.データ転送動作の概要]
図3を用いてデータ転送装置10で実行される表示装置100へのデータ転送の概要を説明する。このデータ転送は、データ転送プログラム、各種アプリケーションプログラムなどの各々のプログラムが、共通のOS上で協働して制御部11により実行されるものである。
データ転送プログラムには、プリンタドライバと、表示装置100を管理するためのアプリケーションプログラムである表示装置管理プログラムとが含まれる。プリンタドライバには、ユーザインタフェースプログラム(以下、ドライバUIとする)が含まれている。ドライバUIはプリンタドライバに含まれるものであるが、ここでは、説明の便宜上、ドライバUIをプリンタドライバと分けている。
まず、ユーザは、データ転送プログラムによって、ドライバUIを用いて、イメージデータを転送する対象である外部装置としてのメモリカードMCの識別情報(以下、メモリIDという)を設定する(ステップS10)。メモリIDはこのドライバUIにおいて複数設定することができ、各メモリカードMC固有に割り当てるIDである。このドライバUIは、プリンタドライバのプロパティや、ユーザが文書作成プログラムの印刷コマンドのプロバディなどを選択することにより起動される。メモリIDの設定は、ユーザによる入力装置15への入力によって行われ、制御部11はユーザによる入力装置15への入力操作に基づいて、HDD14の所定領域にデータ転送対象のメモリIDを記憶する。ここで、ドライバUIの一例を図4に示す。同図では、メモリID「0001」,「0002」,「0003」の3つのメモリIDがチェックボックス形式で選択可能となっており、メモリID「0002」,「0003」の2つのメモリIDのメモリカードMCがデータ転送対象となっていること示している。
その後、ユーザが、HDD14に記憶している任意のファイルデータの印刷要求をOSに行うと、OSは、この印刷要求を受け付ける(ステップS11)。このユーザによる印刷要求は、例えば、ユーザが文書作成プログラムで作成されたファイルデータの印刷を、入力装置15への入力操作により指定したときに、OSに印刷要求として送られるものである。印刷要求を受け付けたOSは、ユーザが印刷要求で指定したファイルデータの印刷データを、このファイルデータのファイル形式に対応するアプリケーションプログラム(以下、APPともいう)に要求する。ファイルデータのファイル形式に対応するAPPとは、例えば、印刷要求の対象が文書ファイルであれば文書作成プログラムである。
OSから印刷要求を受けたアプリケーションプログラムは、印刷要求されたファイルデータを所定形式のデータ(ベクターデータ)としてOSのデータ変換プログラムへ出力する。OSのデータ変換プログラムは、アプリケーションプログラムから出力されたデータをベクターデータからラスターデータにデータ変換処理する(ステップS12)。例えば、OSにWindows(登録商標)が用いられている場合は、データ変換プログラムとしてGDI(Graphic−Device−Interface)があり、このGDIは、OSの一部であるグラフィックサブシステムである。GDIは、文書作成プログラムから受け取ったベクターデータをラスターデータに変換する。
OSは、データ変換プログラムによって生成されたラスターデータをプリンタドライバに出力して、印刷指示を行う(ステップS13)。
プリンタドライバは、OSから印刷指示を受け付けると(ステップS14)、OSから受け取ったラスターデータを表示装置100で表示可能となるように、表示装置100の独自形式のイメージデータに変換する(ステップS15)。
次いで、プリンタドライバは、変換したイメージデータと、ステップS10において予め設定されたメモリIDとを含む記憶用データを作成する(ステップS16)。例えば、ステップS10において、メモリIDが「0002」,「0003」が予め設定されていたとすると、記憶用データは、図5に示すデータ構造となる。
記憶用データの作成が終了すると、プリンタドライバは、この記憶用データをHDD14に設定された記憶用データ格納フォルダに記憶する(ステップS17)。なお、記憶用データ格納フォルダが生成されていないときには、プリンタドライバは、HDD14に記憶用データ格納フォルダを生成する。
一方、表示装置管理プログラムは、データ転送可能なメモリカードMCがあるか否かを判定する(ステップS18)。具体的には、表示装置管理プログラムは、通信インタフェース20を介して表示装置100が接続されており、さらに、表示装置100のMC−I/F104にメモリカードMCが挿入されているときに、データ転送可能なメモリカードMCがあると判定する。
データ転送可能なメモリカードがあると判定すると(ステップS18:Yes)、表示装置管理プログラムは、データ転送可能であると判定したメモリカードMCが、イメージデータの転送が必要なメモリカードMCであるか否かを判定する(ステップS19)。具体的には、表示装置管理プログラムは、HDD14に設定されている記憶用データ格納フォルダに保存された記憶用データに、ステップS18においてデータ転送可能であると判定したメモリカードMCのメモリIDが含まれているか否かを判定する。表示装置管理プログラムは、ステップS18においてデータ転送可能であると判定したメモリカードMCのメモリIDが含まれているときに、イメージデータの転送が必要なメモリカードがあると判定する。
イメージ転送が可能なメモリカードがあると判定すると(ステップS19:Yes)、表示装置管理プログラムは、ステップS18においてデータ転送可能であると判定したメモリカードMCのメモリIDが含まれている記憶用データからイメージデータを読み出す。そして、表示装置管理プログラムは、読み出したイメージデータを表示装置100のMC−I/F104に挿入されているメモリカードMCに、通信インタフェース20を介して転送して、メモリカードMCに記憶する(ステップS20)。例えば、図5に示す記憶用データがあるとき、通信インタフェース20を介してデータ転送可能なメモリカードMCのメモリIDが「0002」又は「0003」であるときに、表示装置管理プログラムは、そのメモリカードMCにイメージデータ「A」を転送する。表示装置100は、通信インタフェース20を介してメモリカードMC宛てのイメージデータ「A」を受信すると、MC−I/F104を介してメモリカードMCにイメージデータ「A」を記憶する。
その後、表示装置管理プログラムは、イメージデータを転送したメモリカードMCのメモリIDを、HDD14に設定された記憶用データ格納フォルダ内に所定のデータ形式(例えば、テキスト形式)で転送済みデータとして記憶する(ステップS21)。このように転送済みデータを記憶することにより、同一メモリIDのメモリカードMCに繰り返しイメージデータが転送されることを防止している。その後、表示装置管理プログラムは、ステップS18〜S21を繰り返し行い、イメージデータが転送必要なメモリカードMCがあったときに、イメージデータを転送し、HDD14に転送済みデータとして記憶することになる。
なお、ステップS18において、データ転送可能なメモリカードMCがないと判定したとき(ステップS18:No)、イメージデータが転送必要なメモリカードMCがないと判定したとき(ステップS19:No)、又は、ステップS21の処理が終了したとき、制御部は、処理をステップS18に戻す。
このように、本実施形態に係るデータ転送装置10では、印刷指示のあったイメージデータと転送先の外部装置であるメモリカードMCのメモリIDとを関連づけた情報を記憶手段であるHDD14に記憶する。そして、メモリIDに基づいて、通信インタフェース20を介してイメージデータを転送先のメモリカードMCに転送する。そのため、転送先のメモリカードMCに対してそれぞれユーザが印刷操作を行わずとも、同一のイメージデータを複数のメモリカードMCへ転送できる。
しかも、ユーザによる印刷操作があったときに、通信インタフェース20を介して転送先のメモリカードMCにデータ転送ができない状態であっても、通信インタフェース20を介してデータ転送が可能なとなったときに、イメージデータをメモリカードMCへ転送できる。
また、本実施形態に係るデータ転送装置10では、通信インタフェース20を複数設けており、データ転送が必要なメモリカードMCが挿入された表示装置100が接続されているときには、それらの表示装置100を介してメモリカードMCに同時にイメージデータを転送することが可能となる。
なお、後述のように、表示装置管理プログラムのユーザインタフェースプログラム(以下、表示装置管理プログラム−UIとする)を用いて、プリンタドライバにより生成した記憶用データにさらにメモリIDを追加することができる。また、プリンタドライバにより生成した記憶用データからメモリIDを削除することができる。このようにすることで、プリンタドライバにより一旦記憶用データを生成した後には、例えベクターデータを生成するAPPをデータ転送装置10から削除した場合であっても、表示装置管理プログラム−UIによりイメージデータの転送先を容易に変更することができる。
[2.データ転送装置10の具体的構成及び動作]
次に、データ転送装置10の具体的構成及び動作の一例について、図面を参照して具体的に説明する。
本実施形態に係るデータ転送装置10は、上述のように、CPU17、ROM18、RAM19からなる制御部11を有している。制御部11は、HDD14に記憶している各種プログラムを読み出して実行することにより、図6に示すように、各種機能部として機能する。
例えば、プリンタドライバは、制御部11により読み出されて実行されることにより、イメージデータ作成部31、ドライバUI32、プロセス通信部33などとして機能する。また、表示装置管理プログラムは、制御部11により読み出されて実行されることにより、イメージデータ管理部41、表示装置管理プログラム−UI42、メモリID管理設定部43などとして機能する。また、APPは、制御部11により読み出されて実行されることにより、所定のデータ形式のデータファイルを処理して、表示や編集を行い、ベクターデータに変換してプリンタドライバに出力する機能などを有する。なお、これらのプリンタドライバ、表示装置管理プログラム、APPは、上述したように、OS上で協働して制御部11により実行される。
また、プリンタドライバ及び表示装置管理プログラムによって、HDD14には、記憶用データ、メモリカード管理テーブル52、メモリID管理テーブル53、転送先テーブル54などが記憶される。記憶用データは、図5に示すように、転送先のメモリカードMCのメモリIDの情報と、イメージデータの情報とが含まれるデータ構造を有するデータファイルであり、プリンタドライバによって生成され、HDD14の記憶用データ用格納フォルダ51に記憶される。メモリカード管理テーブル52は、図7に示すように、メモリID毎に、転送すべきイメージデータの情報(例えば、格納位置及びファイル名など)、転送状態(転送済みか転送未かの情報)が設定された情報であり、記憶用データに基づいて表示装置管理プログラムによって生成される。メモリID管理テーブル53は、イメージデータを転送可能なメモリカードMCのメモリIDが設定されるテーブルであり、図9に示すように、メモリカードMC内の所定の記憶領域に書き込まれているメモリカードMC固有の識別情報と、表示装置管理プログラムに割り当てられたメモリIDとが関連付けられたテーブルである。転送先テーブル54は、イメージデータの転送先であるメモリカードMCのメモリIDを設定するためのテーブルであり、メモリID毎に転送設定され、プリンタドライバにより用いられる。例えば、図10に示す転送先テーブルでは、メモリIDが「0002」、「0003」のメモリカードMCに対してイメージデータが転送され、メモリIDが「0001」のメモリカードMCに対してはイメージデータが転送されない設定となっている。
以上のように構成されたデータ転送装置10の動作について図11〜図13を参照して具体的に説明する。
まず、図11を参照してメモリID管理処理の流れを説明する。このメモリID管理処理は、イメージデータの転送可能なメモリカードMCを設定するための処理であり、表示装置管理プログラムが制御部11により実行されたときに行われる。
メモリID管理処理を開始すると、メモリID管理設定部43は、メモリカードMCが検出されたか否かを判定する(ステップS30)。具体的には、メモリID管理設定部43は、表示装置100が通信インタフェース20に接続され、かつ、通信インタフェース20に接続された表示装置100のMC−I/F104にメモリカードMCが挿入されているときに、メモリカードMCを検出したと判定する。表示装置100は、通信インタフェース20を介してデータ転送装置10からMC−I/F104に接続されたメモリカードMCに直接通信することができるように構成しており、メモリカードMCは、データ転送装置10からは外付けのストレージとして認識される。
メモリカードMCを検出したとき(ステップS30:Yes)、メモリID管理設定部43は、検出したメモリカードMCが新規メモリカードであるか否かを判定する(ステップS31)。具体的には、メモリID管理設定部43は、ステップS30で検出したメモリカードMC内の所定の記憶領域に書き込まれているメモリカードMC固有の識別情報をメモリカードMCから読み出し、このメモリカードMCがHDD14に記憶されているメモリID管理テーブル53に設定されているか否かを判定する。例えば、メモリID管理テーブル53が図9に示す状態であり、かつ、メモリID管理テーブル53がステップS30で検出したメモリカードMC固有の識別情報が「メモリカードD」であるとすると、メモリID管理設定部43は、新規メモリカードであると判定する。一方、メモリID管理テーブル53がステップS30で検出したメモリカードMC固有の識別情報が「メモリカードA」や「メモリカードB」であるとき、メモリID管理設定部43は、新規メモリカードではないと判定する。
検出したメモリカードMCが新規メモリカードであると判定すると(ステップS31:Yes)、メモリID管理設定部43は、表示装置管理プログラム−UI42によりLCD13に、新規メモリカードがある旨を表示する(ステップS32)。このとき、メモリID管理設定部43は、新規メモリカードを登録するための登録ボタンも併せてLCD13に表示する。
ステップS32の処理が終了したとき、メモリカードMCが検出されないとき(ステップS30:No)、又は、メモリカードMCが新規メモリカードでないとき(ステップS31:No)、メモリID管理設定部43は、処理をステップS33に移行する。このステップS33において、メモリID管理設定部43は、登録操作があるか否かを判定する。具体的には、表示装置管理プログラム−UI42によりLCD13に表示された登録ボタンの操作が入力装置15からあったとき、メモリID管理設定部43は、登録操作があったと判定する。
ステップS33において、登録操作があったと判定すると(ステップS33:Yes)、メモリID管理設定部43は、メモリID管理テーブル53の更新を行う(ステップS34)。具体的には、メモリID管理設定部43は、メモリID管理テーブル53に設定されていない新たなメモリIDと、ステップS32にて検出した新規メモリカード固有の識別情報とを関連づけてメモリID管理テーブル53に設定する。例えば、メモリID管理テーブル53が図9に示す状態であり、新たなメモリID「0004」と、新規メモリカード固有の識別情報である「メモリカードD」とを関連づけてメモリID管理テーブル53に追加する。
ステップS34の処理が終了したとき、又は、ステップS33において登録操作がないと判定すると(ステップS33:No)、メモリID管理設定部43は、処理停止するか否かを判定する(ステップS35)。例えば、メモリID管理設定部43は、表示装置管理プログラムによる処理を終了する操作が入力装置15から行われたときに、処理停止すると判定し(ステップS35:Yes)、メモリID管理処理を終了する。一方、処理停止しないと判定すると(ステップS35:No)、メモリID管理設定部43は、処理をステップS30に戻す。
このように、メモリID管理処理では、新規メモリカードが検出されたときに、ユーザによる入力操作によって新規メモリカードをメモリID管理テーブル53に登録することができるようにしており、これにより、新規メモリカードの検出が容易となる。なお、メモリID管理設定部43は、新規メモリカードが検出されたときに、ユーザによる入力操作なしに、自動的にメモリID管理テーブル53に登録するようにすることもできる。
次に、図12を参照してイメージデータ作成処理の流れを説明する。このイメージデータ作成処理は、OSから印刷指示に基づき、イメージデータを作成するための処理であり、プリンタドライバが制御部11により実行されたときに行われる。
イメージデータ作成処理を開始すると、イメージデータ作成部31は、転送先指定がされたか否かを判定する(ステップS40)。具体的には、ドライバUIが、ユーザの入力装置15への所定操作により起動され、転送先のメモリカードMCのメモリIDの設定が行われたときに、イメージデータ作成部31は、転送先指定がされたと判定する。ドライバUIは、図4に示すような転送先設定画面をLCD13に表示する。具体的には、ドライバUIは、メモリID管理テーブル53に登録された全てのメモリIDを読み出し、これらのメモリIDに基づいて、転送先設定画面をLCD13に表示し、ユーザによる入力装置15への入力操作を待つ。転送先設定画面では、メモリIDに関連づけてチェックボックスが表示され、ユーザは入力装置15を操作してこのチェックボックスにチェックを入れることで転送先指定を行う。なお、その後の転送先指定は、ステップS40で設定される転送先テーブルに基づいた転送先設定画面により行われる。メモリID管理テーブル53に新たに新規メモリカードのメモリIDが設定されたときには、イメージデータ作成部31は、転送先設定画面へ新規メモリカードのメモリIDを追加する。
転送先指定がされたと判定すると(ステップS40:Yes)、イメージデータ作成部31は、転送先テーブル54の設定又は更新を行う(ステップS41)。ステップS40において初めて転送先指定があったとき、イメージデータ作成部31は、転送先テーブル54を作成し、HDD14に設定(記憶)する。この転送先テーブル54は、メモリID管理テーブル53に登録された全てのメモリIDのそれぞれに対して、ステップS40において転送先として設定されたか否かの設定情報(「転送あり」の情報、又は、「転送なし」の情報)が関連づけられたテーブルである。また、ステップS40における転送先の指定が2回目以降のとき、イメージデータ作成部31は、転送先テーブル54に設定されたメモリIDのうち追加又は削除された転送先のメモリカードMCのメモリIDに対する設定情報を変更して、転送先テーブル54の更新を行う。例えば、図10に示す転送先テーブルでは、メモリIDが「0002」、「0003」のメモリカードMCに対してイメージデータが転送され、メモリIDが「0001」のメモリカードMCに対してはイメージデータが転送されない設定となっている。
ステップS40において、転送先指定がされていないと判定したとき(ステップS40:No)、又は、ステップS41の処理が終了したとき、イメージデータ作成部31は、印刷指示があったか否かを判定する(ステップS42)。上述したように、ユーザが、HDD14に記憶している任意のファイルデータの印刷要求をOSに行うと、OSは、この印刷要求を受け付け、ユーザが印刷要求で指定したファイルデータの印刷データを、このファイルデータのファイル形式に対応するAPPに要求する。OSから印刷要求を受けたAPPは、印刷要求されたファイルデータを所定形式のデータ(ベクターデータ)としてOSの描画処理部(データ変換プログラム)へ出力する。OSの描画処理部は、アプリケーションプログラムから出力されたデータをベクターデータからラスターデータにデータ変換処理して、プリンタドライバへ出力する。イメージデータ作成部31は、このようにOSからラスターデータが入力されたときに、印刷指示があったと判定する。
印刷指示があったと判定すると(ステップS42:Yes)、イメージデータ作成部31は、イメージデータを作成する(ステップS43)。具体的には、イメージデータ作成部31は、OSの描画処理部からラスターデータを入力し、印刷指示を受け付けると、ラスターデータを表示装置100の独自形式のイメージデータに変換する。
次に、イメージデータ作成部31は、転送対象のメモリIDを取得する(ステップS44)。具体的には、イメージデータ作成部31は、HDD14の転送先テーブル54から、転送先のメモリカードMCのメモリIDを読み出す。例えば、転送先テーブル54が、図10に示すように設定されているとき、イメージデータ作成部31は、「0002」と「0003」のメモリIDが読み出して、転送先のメモリカードMCのメモリIDを取得する。
次に、イメージデータ作成部31は、記憶用データを作成する(ステップS45)。具体的には、イメージデータ作成部31は、ステップS44で取得したメモリIDとステップS43で作成したイメージデータとを一つのファイルデータにした記憶用データを生成する。例えば転送先テーブル54が、図10に示すように設定されているとき、イメージデータ作成部31は、図5に示す記憶用データを生成する。
記憶用データを作成した後、イメージデータ作成部31は、HDD14の記憶用データ用格納フォルダにステップS45で作成した記憶用データを保存する(ステップS46)。その後、イメージデータ作成部31は、プロセス通信部33を介して、表示装置管理プログラムのイメージデータ管理部41へ、ステップS46でHDD14に記憶用データを新たに保存した旨の情報を通知する(ステップS47)。
ステップS47の処理が終了したとき、イメージデータ作成部31は、処理停止するか否かを判定する(ステップS48)。例えば、イメージデータ作成部31は、プリンタドライバによる処理を終了する操作が入力装置15から行われたときに、処理停止すると判定し(ステップS48:Yes)、イメージデータ作成処理を終了する。一方、処理停止しないと判定すると(ステップS48:No)、イメージデータ作成部31は、処理をステップS40に戻す。
このように、イメージデータ作成処理では、OSからの印刷指示に基づき、イメージデータを作成し、転送先テーブルに基づいて、転送先のメモリカードMCのメモリIDを含む記憶用データを作成して、HDD14に記憶するようにしている。
次に、図13を参照してイメージデータ転送管理処理の流れを説明する。このイメージデータ転送管理処理は、イメージデータをメモリカードMCに転送するための処理であり、表示装置管理プログラムが制御部11により実行されたときに行われる。
イメージデータ転送管理処理を開始すると、イメージデータ管理部41は、メモリカードMCが検出されたか否かを判定する(ステップS50)。具体的には、イメージデータ管理部41は、通信インタフェース20を介して表示装置100が接続されており、さらに、表示装置100のMC−I/F104にメモリカードMCが挿入されているときに、データ転送可能なメモリカードがあると判定する。なお、通信インタフェース20が複数ある場合には、全ての通信インタフェース20について、メモリカードMCの検出を行う。
メモリカードMCが検出されたと判定すると(ステップS50:Yes)、イメージデータ管理部41は、HDD14に記憶されているメモリカード管理テーブル52に基づいて、イメージデータが転送必要なメモリカードMCがあるか否かを判定する(ステップS51)。例えば、メモリカード管理テーブル52が図7に示す状態であるときに、ステップS50で検出されたメモリカードMCのメモリIDが「0001」であれば、このメモリカードMCがイメージデータの転送が必要なメモリカードであると判定する。なお、メモリカード管理テーブル52が生成されていないときには、イメージデータ管理部41は、HDD14に記憶されている記憶用データからメモリカード管理テーブル52を生成する。例えば、図8の左側に示すような3つの記憶データがあるとき、イメージデータ管理部41は、図8の右側に示すようなメモリカード管理テーブル52を生成する。
ステップS50で検出されたイメージデータが転送必要なメモリカードMCであると判定すると(ステップS51:Yes)、イメージデータ管理部41は、イメージデータを表示装置100を介してメモリカードMCに転送する(ステップS52)。このとき、イメージデータ管理部41は、メモリカードMCにイメージデータを転送が必要なイメージデータが複数あるときには、転送が必要な全てのイメージデータをメモリカードMCに転送する。例えば、メモリカード管理テーブル52が図7に示す状態であるときに、ステップS50で検出されたメモリカードMCのメモリIDが「0002」であれば、このメモリカードMCにイメージデータ[A]及びイメージデータ[C]を表示装置100を介して転送する。また、ステップS50で検出されたメモリカードMCのメモリIDが「0001」であれば、このメモリカードMCにイメージデータ[C]を表示装置100を介して転送し、イメージデータ[B]の転送は行わない。イメージデータ[B]はすでに転送されており、「0001」のメモリIDに対応するイメージデータ[B]に転送済みの情報が設定されているからである。なお、イメージデータを転送が必要なメモリカードMCが同時に複数検出されたときには、検出された全てのメモリカードMCに対して、イメージデータの転送を行う。
イメージデータの転送が終了すると、イメージデータ管理部41は、メモリカード管理テーブル52の更新を行う(ステップS53)。例えば、メモリカード管理テーブル52が図7に示す状態であるときに、ステップS52でメモリIDが「0002」のメモリカードMCに、イメージデータ[A]及びイメージデータ[C]を転送した場合、イメージデータ管理部41は、図14に示すように、メモリIDが「0002」に対応させたイメージデータ[A]及びイメージデータ[C]に転送済みの情報を設定する。また、転送先として設定された全てのメモリIDのメモリカードMCに転送されたイメージデータを含む記憶用データは、HDD14に記憶することが不要であるため、イメージデータ管理部41は、このような記憶用データをHDD14から消去(削除)する。このようにすることで、HDD14に不要なデータが残ることを防止することが可能となる。なお、入力装置15からの設定によって、このような記憶用データをHDD14から消去(削除)しないようにすることも可能である。
ステップS53の処理が終了したとき、メモリカードMCが検出されないとき(ステップS50:No)、又は、イメージデータが転送必要なメモリカードが検出されないとき(ステップS51:No)、イメージデータ管理部41は、処理をステップS54に移行する。ステップS54では、イメージデータ管理部41は、転送先の変更があったか否かを判定する。具体的には、表示装置管理プログラム−UI42が、ユーザの入力装置15への入力操作により起動され、転送先のメモリカードMCのメモリIDの追加や削除が行われたときに、イメージデータ作成部31は、転送先の変更があったと判定する。
表示装置管理プログラム−UI42は、転送先テーブル54に基づき、図15に示すようなデータ転送設定画面をLCD13に表示し、ユーザによる入力装置15への操作を待つ。データ転送設定画面では、変更可能な箇所にリストボックスやチェックボックスが表示されるようになっており、例えば、図15に示すように、メモリID「0001」〜「0003」までのイメージデータの欄には、転送するイメージデータを追加することができるように、「▼」マークをユーザが入力装置15により操作することで、転送可能なイメージデータのリストがリストボックスに表示される。表示装置管理プログラム−UI42は、HDD14に記憶されている記憶用データに含まれるイメージデータの情報を抽出し、すでに設定されているイメージデータの情報を除き、リストボックスに表示するようにして、メモリID毎に、転送するイメージデータを追加することができるようにしている。また、すでに転送する設定がされているイメージデータに対しては、転送状態が「転送未」であるものに限り、転送を中止することができるように、表示装置管理プログラム−UI42は、チェックボックスを表示するようにしている。ユーザは入力装置15による操作で、チェックボックスのチェックを外すことで、「転送中止」を選択することができる。
ステップS54において、転送先の変更があったと判定すると、イメージデータ管理部41は、メモリカード管理テーブルを更新する(ステップS55)。例えば、メモリカード管理テーブル52が図7に示す状態であるときに、メモリIDが「0003」のメモリカードMCに、イメージデータ[C]が追加で転送設定されたとき、イメージデータ管理部41は、メモリカード管理テーブル52を図16に示す状態にする。
ステップS57の処理が終了したとき、イメージデータ管理部41は、処理停止するか否かを判定する(ステップS58)。例えば、イメージデータ管理部41は、表示装置管理プログラムによる処理を終了する操作が入力装置15から行われたときに、処理停止すると判定し(ステップS58:Yes)、イメージデータ転送管理処理を終了する。一方、処理停止しないと判定すると(ステップS58:No)、イメージデータ管理部41は、処理をステップS50に戻す。
このように、データ転送装置10では、通信インタフェース20を介してデータ転送が可能なメモリカードMCを検出する。そして、データ転送装置10では、このように検出したメモリカードMCのメモリIDと一致するメモリIDがHDD14に記憶した転送先テーブルに設定されているときに、このメモリIDに関連づけられたイメージデータをHDD14から読み出す。データ転送装置10は、読み出したイメージデータを、通信インタフェース20を介して上記検出したメモリカードMCへ転送する。そのため、ユーザは、転送先のメモリカードMCのぞれぞれに対応させて印刷操作を行わずとも、同一のイメージデータを複数のメモリカードMCへ転送できる。しかも、ユーザによる印刷操作があったときに、通信インタフェース20を介して転送先のメモリカードMCにデータ転送ができない状態であっても、通信インタフェース20を介してデータ転送が可能となったときに、イメージデータをメモリカードMCへ転送できる。
また、ユーザは、入力装置15への操作によって、イメージデータの転送先のメモリカードMCのメモリIDを追加又は削除することが可能となるため、再度印刷操作を行うことなく、迅速にイメージデータの転送が可能となる。また、誤って転送先を設定した場合であっても、入力装置15への操作によって、容易に転送先の削除が可能となる。
また、イメージデータの転送対象を、表示装置100ではなく、メモリカードMCとすることで、ユーザは、複数台の表示装置100を用いたときであっても、重複してイメージデータが転送されることなどを防止することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
例えば、上述の実施形態においては、イメージデータの転送対象をメモリカードMCとしたが、転送対象を表示装置100としてもよい。この場合、メモリカードMCのメモリIDに替えて、表示装置100固有の識別情報に基づいて、イメージデータを転送することになる。
また、上述の実施形態においては、転送先として設定された全てのメモリIDのメモリカードMCに対してイメージデータの転送が完了したときに、イメージデータを含む記憶用データをHDD14から消去(削除)するようにしているが、ユーザが消去(削除)するイメージデータを選択できるようにしてもよい。これにより、複数の表示装置100に転送できずに、既に不要となったイメージデータを含む記憶用データがHDD14に残ることを防止できる。なお、この場合は、例えば、ユーザの誤選択を防止するために、「転送未」が表示されたイメージデータのうちからユーザが不要と判断したイメージデータを選択できるようにして、選択されたイメージデータを消去する前にユーザに対して消去確認を行うようにするとよい。
本発明を、上述してきた実施形態を通して説明したが、本実施形態のデータ転送装置10によれば、以下の効果が期待できる。なお、プログラムではなく、下記各ステップを実行する各手段を有するデータ転送装置も提供することができる。
(1)通信インタフェース20を介して転送先のメモリカードMC(外部装置)に、イメージデータを転送する処理をコンピュータであるデータ転送装置10に実行させるデータ転送プログラムにおいて、プリンタドライバと表示装置管理プログラム(アプリケーションプログラム)を含む。プリンタドライバは、転送先のメモリカードMCのメモリID(識別情報)を設定する設定ステップと、印刷指示を受け付ける受付ステップ(図3のステップS14参照、図12のステップS42参照)と、印刷指示に基づいてイメージデータを作成する作成ステップ(図3のステップS15参照、図12のステップS43参照)と、イメージデータを転送先のメモリカードMCの識別情報と関連づけてHDD14(記憶手段)に記憶する記憶処理ステップ(図3のステップS17参照、図12のステップS46参照)と、をコンピュータに実行させる。また、表示装置管理プログラムは、通信インタフェース20を介してデータ転送が可能なメモリカードMCを検出する検出ステップ(図3のステップS18参照、図13のステップS50参照)と、前記検出ステップにより検出したメモリカードMCの識別情報と、HDD14に記憶した識別情報とが一致するか否かを判定する判定ステップ(図3のステップS19参照、図13のステップS51参照)と、前記判定ステップにより一致すると判定したメモリIDに関連づけられたイメージデータをHDD14から読み出し、通信インタフェース20を介して前記検出ステップにより検出したメモリカードMCへ転送する転送ステップ(図3のステップS20参照、図13のステップS52参照)と、をコンピュータに実行させる。このようにすることで、転送先のメモリカードMCのぞれぞれに対してそれぞれユーザが印刷操作を行わずとも、同一のイメージデータを複数のメモリカードMCへ転送できる。しかも、ユーザによる印刷操作があったときに、通信インタフェース20を介して転送先のメモリカードMCにデータ転送ができない状態であっても、通信インタフェース20を介してデータ転送が可能なとなったときに、イメージデータをメモリカードMCへ転送できる。
(2)プリンタドライバは、前記設定ステップにおいて、転送先のメモリカードMCのメモリIDを複数設定可能としている。このようにすることで、転送先のそれぞれのメモリカードMCに対してユーザが印刷操作を行わずとも、同一のイメージデータを複数のメモリカードMCへ転送できる。
(3)表示装置管理プログラムは、前記検出ステップにより新たなメモリカードMCが検出されたとき、当該メモリカードMCにメモリIDを割り当てる識別情報割当てステップ(図11のステップS33参照)と、前記識別情報割当てステップで割り当てたメモリカードMCのメモリIDをHDD14(識別情報記憶手段)に記憶する識別情報記憶処理ステップ(図11のステップS34参照)と、をコンピュータに実行させる。このようにすることで、ユーザは一つ一つ手入力で、メモリIDを割り当てる必要がなく、メモリIDの割当て操作が容易となる。
(4)外部装置であるメモリカードMCは、イメージデータを表示することができる表示装置100に着脱自在に取り付けられ、前記転送ステップにおいて、通信インタフェース20から表示装置100を介してメモリカードMCにイメージデータを送信する。このようにすることで、ユーザは、複数台の表示装置100を用いたときであっても、重複してイメージデータが転送されることなどを防止することが可能となる。
(5)表示装置管理プログラムは、HDD14(記憶手段)に記憶したイメージデータが、当該イメージデータにメモリIDが関連づけられた全てのメモリカードMCに前記転送ステップにより転送されたとき、HDD14に記憶したイメージデータを消去する消去ステップをコンピュータに実行させる。転送先として設定された全てのメモリIDのメモリカードMCに転送されたイメージデータを含む記憶用データは、HDD14に記憶することが不要であるため、このような記憶用データをHDD14から削除することで、HDD14に不要なデータが残ることを防止することが可能となる。
(6)イメージデータの転送先のメモリカードMCの識別情報を追加又は削除を指示する指示ステップ(図12のステップS54参照)と、指示ステップによる指示に基づいて、HDD14に記憶したイメージデータに関連づけたメモリIDを削除し、又はHDD14に記憶したイメージデータに新たなメモリIDを追加して関連づける変更ステップ(図12のステップS55参照)と、をコンピュータに実行させる。このようにすることで、再度印刷操作を行うことなく、迅速にイメージデータの転送が可能となる。また、誤って転送先を設定した場合であっても、入力装置15への操作によって、容易に転送先の削除が可能となる。
10 データ転送装置
11 制御部
13 LCD
14 HDD
15 入力装置
20 通信インタフェース
100 表示装置
MC メモリカード(外部装置)

Claims (14)

  1. 通信インタフェースを介して転送先の外部装置に、イメージデータを転送する処理をコンピュータに実行させるデータ転送プログラムにおいて、
    前記データ転送プログラムは、プリンタドライバとアプリケーションプログラムを含み、
    前記プリンタドライバは、
    転送先の外部装置の識別情報を設定する設定ステップと、
    印刷指示を受け付ける受付ステップと、
    前記印刷指示に基づいてイメージデータを作成する作成ステップと、
    前記イメージデータを前記転送先の外部装置の識別情報と関連づけて記憶手段に記憶する記憶処理ステップと、を前記コンピュータに実行させ、
    前記アプリケーションプログラムは、
    前記通信インタフェースを介してデータ転送が可能な外部装置を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにより検出した外部装置の識別情報と、前記記憶手段に記憶した識別情報とが一致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより一致すると判定した識別情報に関連づけられたイメージデータを前記記憶手段から読み出し、前記通信インタフェースを介して前記検出ステップにより検出した外部装置へ転送する転送ステップと、を前記コンピュータに実行させる
    ことを特徴とするデータ転送プログラム。
  2. 前記プリンタドライバは、
    前記設定ステップにおいて、転送先の外部装置の識別情報を複数設定可能としている
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ転送プログラム。
  3. 前記アプリケーションプログラムは、
    前記検出ステップにより新たな外部装置が検出されたとき、当該外部装置に識別情報を割り当てる識別情報割当てステップと、
    前記識別情報割当てステップで割り当てた外部装置の識別情報を識別情報記憶手段に記憶する識別情報記憶処理ステップと、を前記コンピュータに実行させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ転送プログラム。
  4. 前記外部装置を、前記イメージデータを表示することができる表示装置に着脱自在に取り付けられるメモリカードとし、
    前記転送ステップにおいて、前記通信インタフェースから前記表示装置を介して前記外部装置にイメージデータを送信する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のデータ転送プログラム。
  5. 前記アプリケーションプログラムは、
    前記記憶手段に記憶したイメージデータが、当該イメージデータに識別情報が関連づけられた全ての外部装置に前記転送ステップにより転送されたとき、前記記憶手段に記憶したイメージデータを消去する消去ステップを前記コンピュータに実行させる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のデータ転送プログラム。
  6. 前記イメージデータの転送先の外部装置の識別情報を追加又は削除を指示する指示ステップと、
    前記指示ステップによる指示に基づいて、前記記憶手段に記憶したイメージデータに関連づけた識別情報を削除し、又は前記記憶手段に記憶したイメージデータに新たな識別情報を追加して関連づける変更ステップと、を前記コンピュータに実行させる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のデータ転送プログラム。
  7. 通信インタフェースを介して転送先の外部装置に、イメージデータを転送するデータ転送装置において、
    転送先の外部装置の識別情報を設定する設定手段と、
    印刷指示を受け付ける受付手段と、
    前記印刷指示に基づいてイメージデータを作成する作成手段と、
    前記イメージデータを前記転送先の外部装置の識別情報と関連づけて記憶手段に記憶する記憶処理手段と、
    前記通信インタフェースを介してデータ転送が可能な外部装置を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出した外部装置の識別情報と、前記記憶手段に記憶した識別情報とが一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により一致すると判定した識別情報に関連づけられたイメージデータを前記記憶手段から読み出し、前記通信インタフェースを介して前記検出手段により検出した外部装置へ転送する転送手段と、を備えた
    ことを特徴とするデータ転送装置。
  8. 前記設定手段は、転送先の外部装置の識別情報を複数設定可能としている
    ことを特徴とする請求項7に記載のデータ転送装置。
  9. 前記検出手段により新たな外部装置が検出されたとき、当該外部装置に識別情報を割り当てる識別情報割当て手段と、
    前記識別情報割当て手段で割り当てた外部装置の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、を備えたことを特徴とする請求項7又は8に記載のデータ転送装置。
  10. 前記外部装置は、前記イメージデータを表示することができる表示装置に着脱自在に取り付けられるメモリカードであり、
    前記転送手段は、前記通信インタフェースから前記表示装置を介して前記外部装置にイメージデータを送信することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載のデータ転送装置。
  11. 前記記憶手段に記憶したイメージデータが、当該イメージデータに識別情報が関連づけられた全ての外部装置に前記転送手段により転送されたとき、前記記憶手段に記憶したイメージデータを消去する消去手段を備えた
    ことを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載のデータ転送装置。
  12. 前記イメージデータの転送先の外部装置の識別情報を追加又は削除を指示する指示手段と、
    前記指示手段による指示に基づいて、前記記憶手段に記憶したイメージデータに関連づけた識別情報を削除し、又は前記記憶手段に記憶したイメージデータに新たな識別情報を追加して関連づける変更手段と、を備えた
    ことを特徴とする請求項7〜11のいずれか1項に記載のデータ転送装置。
  13. 転送先の外部装置の識別情報を設定する設定ステップと、
    印刷指示を受け付ける受付ステップと、
    前記印刷指示に基づいてイメージデータを作成する作成ステップと、
    前記イメージデータを前記転送先の外部装置の識別情報と関連づけて記憶手段に記憶する記憶処理ステップと、を前記コンピュータに実行させる
    ことを特徴とするプリンタドライバ。
  14. 通信インタフェースを介してデータ転送が可能な外部装置を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにより検出した外部装置の識別情報と、プリンタドライバにより記憶手段にイメージデータに関連づけて記憶された識別情報とが一致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより一致すると判定した識別情報に関連づけられたイメージデータを前記記憶手段から読み出し、前記通信インタフェースを介して前記検出ステップにより検出した外部装置へ転送する転送ステップと、を前記コンピュータに実行させる
    ことを特徴とするアプリケーションプログラム。
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