JP2009226834A - 印刷装置、および印刷装置の印刷方法 - Google Patents

印刷装置、および印刷装置の印刷方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009226834A
JP2009226834A JP2008077466A JP2008077466A JP2009226834A JP 2009226834 A JP2009226834 A JP 2009226834A JP 2008077466 A JP2008077466 A JP 2008077466A JP 2008077466 A JP2008077466 A JP 2008077466A JP 2009226834 A JP2009226834 A JP 2009226834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
file
setting
print
document
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008077466A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Kobayashi
正 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2008077466A priority Critical patent/JP2009226834A/ja
Publication of JP2009226834A publication Critical patent/JP2009226834A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】USBメモリ等の外部メモリに記憶された文書ファイルの印刷において、印刷条件を適宜変更することができる印刷装置、および印刷装置の印刷方法を提供すること。
【解決手段】プリンタ2は、設定記述ファイルSFや文書ファイルDFを記憶するUSBメモリ4がUSBI/F31に装着された場合に、USBメモリ4に記憶された設定記述ファイルSFや文書ファイルDFを管理するファイル管理部320と、設定記述ファイルSFに従って文書ファイルDFの一括印刷を制御する印刷制御部321、印刷制御部321からの印刷要求を受けて文書ファイルDFの印刷処理を実行するファイル印刷部322とを備えている。印刷制御部321は、ユーザー操作等により一括印刷の印刷条件を変更する指示がなされると、設定記述ファイルSFに指定された印刷条件を変更指示に応じて変更し、ファイル印刷部322は、変更後の印刷条件に従って一括印刷を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、USBメモリ等の可搬性を有する外部メモリに記憶されたファイルの印刷を行う印刷装置、および印刷装置の印刷方法に関する。
従来、プリンタや複合機等の印刷装置には、印刷対象とするファイルを記憶する外部メモリが着脱可能に構成され、装着された外部メモリに記憶されたファイルの印刷を行う機能を備えられたものが知られている。
また、特許文献1,2には、外部メモリに記憶されたファイルを印刷する際に、ユーザー操作等のユーザーにかかる負担を低減するため、外部メモリが装着されると、印刷装置が外部メモリ内のファイルを自動的に検索して、ファイルの印刷を行う技術が開示されている。この技術によれば、ユーザーは、外部メモリを画像形成装置に装着することにより、外部メモリに記憶されたファイルの印刷を簡単に行うことができる。
特開2006−110860号公報 特開2006−11807号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載の技術では、外部メモリに記憶されたファイルの印刷が自動的に行われ、例えば、部数、用紙サイズ等の印刷条件を適宜変更することができないので、ユーザーが意図した印刷結果を得ることができないという課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]1または複数の画像ファイル、および印刷の対象とする前記画像ファイルを指定すると共に印刷条件を指定する設定ファイルを記憶する外部メモリが装着される装着手段と、前記装着された外部メモリから、前記設定ファイルおよび前記設定ファイルに指定された前記画像ファイルを取得する取得手段と、前記取得した設定ファイルに基づいて印刷条件を設定し、前記設定された印刷条件に従って前記取得した画像ファイルの印刷を制御する印刷制御手段と、を備える印刷装置であって、前記設定された印刷条件の変更を指示する指示入力を受ける入力手段を、さらに備え、前記印刷制御手段は、前記指示入力に従って前記印刷条件の設定を変更し、変更後の印刷条件に従って前記取得した画像ファイルの印刷を制御することを特徴とする印刷装置。
この構成によれば、ユーザーは、印刷条件の変更を指示する指示入力を入力手段に入力することにより、外部メモリに記憶された画像ファイルの印刷における印刷条件を所望の印刷条件に適宜変更することができる。したがって、ユーザーが意図した印刷結果を得ることができる。
[適用例2]上記印刷装置において、前記印刷条件の設定を変更するための設定画面を表示する表示手段をさらに備え、前記入力手段は、前記設定画面に従う指示入力を受けることを特徴とする印刷装置。
この構成によれば、ユーザーは、表示手段に表示される設定画面に従って、印刷条件の変更を簡単に行うことができる。
[適用例3]上記印刷装置において、前記外部メモリは、複数の前記設定ファイルを記憶し、前記表示手段は、前記外部メモリに記憶された前記設定ファイルから、処理の対象とする前記設定ファイルを選択するための選択画面を表示し、前記入力手段は、前記選択画面に従って前記設定ファイルを選択する指示入力を受け、前記印刷制御手段は、前記指示入力により選択された前記設定ファイルに従って処理を行うことを特徴とする印刷装置。
この構成によれば、ユーザーは、外部メモリに記憶された複数の設定ファイルのうち、印刷の対象とする設定ファイルを任意に選択して、設定ファイルに従う印刷を行うことができる。
[適用例4]1または複数の画像ファイル、および印刷の対象とする前記画像ファイルを指定すると共に印刷条件を指定する設定ファイルを記憶する外部メモリが装着される装着手段を備え、前記装着された外部メモリから前記設定ファイルおよび前記設定ファイルに指定された前記画像ファイルを取得して、前記取得した設定ファイルに基づいて印刷条件を設定し、前記設定された印刷条件に従って前記取得した画像ファイルの印刷を行う印刷装置の印刷方法であって、前記設定された印刷条件の変更を指示する指示入力を受ける入力ステップと、前記指示入力に従って前記印刷条件の設定を変更する設定変更ステップと、変更後の印刷条件に従って前記取得した画像ファイルの印刷を行う印刷ステップと、を含むことを特徴とする印刷装置の印刷方法。
このようにすれば、ユーザーは、印刷条件を変更する指示を入力することにより、外部メモリに記憶された画像ファイルの印刷における印刷条件を所望の印刷条件に変更することができるので、ユーザーが意図した印刷結果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について実施例に基づいて説明する。
図1は、本実施例に係る印刷システムの構成を示した図である。図1に示すように、印刷システム1には、印刷装置の一例であるプリンタ2と、プリンタ2のホスト装置であるホストコンピュータ3が含まれている。なお、この印刷システム1は、USBメモリ4を用いて、ホストコンピュータ3からプリンタ2に受け渡したデータに従って印刷を行うシステムであり、特に、プリンタ2へのユーザー操作による一度の印刷指示で、USBメモリ4に格納された複数のファイルに対する印刷(以下、「一括印刷」という)を一括して行うものである。以下、印刷システム1の各構成について説明する。
ホストコンピュータ3は、キーボードやマウスが接続されたパーソナルコンピュータ等であり、プリンタドライバ10と、一括印刷用ソフトウェア20を有する。プリンタドライバ10は、ユーザー操作等に基づいて、アプリケーション(図示せず)等から印刷対象とする文書データ等を受け取って、その文書データの画像データと制御コマンドとを含む印刷データを生成する処理等を行う。
一括印刷用ソフトウェア20は、ユーザー操作等に基づいて、文書作成ソフトウェア等のアプリケーション(図示なし)から印刷対象とする文書データ等を受け取って文書データをUSBメモリ4に格納する処理や、プリンタドライバ10から受け取った印刷データをUSBメモリ4に格納する処理等を行うソフトウェアである。なお、以下では、USBメモリ4に格納された文書データのファイルや印刷データのファイルを「文書ファイル」と称することにする。
また、一括印刷用ソフトウェア20は、ユーザー操作等に基づいて、一括印刷の対象とする文書ファイルDFを指定する記述や、印刷部数、カラー印刷、用紙サイズ、両面印刷等に関する印刷条件を指定する記述を含む設定記述ファイルSFを生成する処理、および文書ファイルDFと共に設定記述ファイルSFをUSBメモリ4に格納する処理を行う。すなわち、USBメモリ4に格納された文書ファイルDFのうち一括印刷の対象となる文書ファイルDFと、一括印刷の印刷条件とが、同じUSBメモリ4に格納された設定記述ファイルSFによって指定されるようになっている。なお、本実施例では、図1に例として示すように、1つのUSBメモリ4には、ユーザー操作等に基づいて、複数の文書ファイルDF1,DF2,…、および複数の設定記述ファイルSF1,SF2,…が格納されるものとして説明する。
次に、プリンタ2の構成について説明する。プリンタ2は、コントローラ30と、コントローラ30の制御により印刷用紙等の印刷媒体に印刷を行う印刷エンジン40と、表示パネル(表示手段)51および操作ボタン(入力手段)52を有する操作パネル50と、を備えている。
コントローラ30は、印刷エンジン40や操作パネル50の動作を制御する部分であり、USBI/F(装着手段)31と、CPU32と、ROM33と、RAM34と、エンジンI/F35と、パネルI/F36を有している。
USBI/F31は、USB機器とコントローラ30とのインターフェイス部分であり、USBメモリ4が着脱可能に装着されるスロット部やUSB機器とのデータ通信を司るUSBコントローラ等を含んでいる。
ROM33には、プリンタ2を制御するための各種プログラムが予め記憶されている。RAM34は、後述する文書ファイル管理領域340、設定ファイル管理領域341、および各種処理を行うための作業領域等として用いられるメモリである。CPU32は、プリンタ2における各種処理を制御するコントローラ30の主制御装置であり、主にROM33に記憶されたプログラムを実行することにより、印刷エンジン40による印刷を制御する処理、操作パネル50を制御する処理等を司る。
エンジンI/F35は、コントローラ30と印刷エンジン40とのインターフェイスを司る部分であり、印刷を実行する際に、印刷対象のデータに所定の処理を施した後、処理後のデータを印刷エンジン40に出力する処理を行う。なお、このエンジンI/F35には、データを一時的に格納するメモリ、解凍部、スクリーン処理部等が備えられ、RAM34から読み出した画像データに対して、圧縮されたデータの解凍、ドットのデータへ変換するスクリーン処理等を行う。これらの機能を有するエンジンI/F35は、具体的には、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)で構成されている。
また、特に、CPU32は、USBI/F31にUSBメモリ4が装着された場合に、USBメモリ4に記憶された設定記述ファイルSFや文書ファイルDFを管理するファイル管理部(取得手段)320と、設定記述ファイルSFに従う一括印刷を制御する印刷制御部(印刷制御手段)321、印刷制御部321からの印刷要求を受けて文書ファイルDFの印刷処理を実行するファイル印刷部322として機能する。そして、ユーザー操作等によって一括印刷における印刷条件の変更指示がなされると、印刷制御部321は、設定記述ファイルSFに指定された印刷条件を変更指示に応じて変更し、ファイル印刷部322が変更後の印刷条件に従って一括印刷を行うように制御することが、プリンタ2の特徴的な処理の1つになっている。
次に、上述した構成をもつプリンタ2において、USBメモリ4が装着された時に行われる処理について、図2のフローチャートに従って説明する。なお、図2の処理は、ROM33に記憶されたプログラムを実行することにより、CPU32がファイル管理部320として行う処理である。
USBメモリ4がUSBI/F31に装着されて、USBメモリ4の装着が検出されると、図2の処理を開始して、ファイル管理部320は、装着されたUSBメモリ4のメモリ領域上において文書ファイルDFを検索する(ステップS100)。そして、検索された文書ファイルDFの文書ファイル管理ブロックを、RAM34のメモリ領域上に確保された文書ファイル管理領域340に格納する(ステップS110)。ここで、文書ファイル管理ブロックはUSBメモリ4に記憶された文書ファイルをプリンタ2側から管理するための情報であり、図3に示すように、1つの文書ファイル管理ブロックDBには、文書ファイルDFのファイル名と、文書ファイルDFの格納場所を示すパス情報と、印刷部数、カラー設定、用紙サイズ、両面印刷等の設定情報とが含まれている。この文書ファイル管理ブロックDBは、USBメモリ4に格納された文書ファイルDF1,DF2,…のそれぞれに対して設定され、文書ファイルDF1に対応する文書ファイル管理ブロックDB1、文書ファイルDF2に対応する文書ファイル管理ブロックDB2、…が文書ファイル管理領域340に格納される。
次に、ファイル管理部320は、USBメモリ4のメモリ領域上において設定記述ファイルSFを検索し(ステップS120)、USBメモリ4に設定記述ファイルSFが格納されていたか否かを判断する(ステップS130)。設定記述ファイルSFが格納されていなければ(ステップS130:No)、装着されたUSBメモリ4に記憶された文書ファイルDFについては一括印刷が指定されていないので、文書ファイル管理ブロックDBを文書ファイル管理領域340に格納した状態で図2の処理を終了する。設定記述ファイルSFが格納されていれば(ステップS130:Yes)、ファイル管理部320は、USBメモリ4から設定記述ファイルSFを読み込んで、設定記述ファイルSFを取得する(ステップS140)。
次に、ファイル管理部320は、取得した設定記述ファイルSFによって一括印刷の対象に指定された文書ファイルDFを、USBメモリ4のメモリ領域上において検索し(ステップS150)、該当する文書ファイルDFが格納されていたか否かを判断する(ステップS160)。一括印刷の対象に指定された文書ファイルDFがUSBメモリ4に記憶されていれば(ステップS160:Yes)、RAM34のメモリ領域上に確保された設定ファイル管理領域341に、検索された文書ファイルDFのファイル名を登録して(ステップS170)、設定記述ファイルSFのうち、検索された文書ファイルDFについての設定情報を設定ファイル管理領域341に登録する(ステップS180)。これにより、図4に示すように、設定ファイル管理領域341には、設定記述ファイルSFのファイル名、設定記述ファイルSFにおいて一括印刷の対象に指定された文書ファイルDFのうちUSBメモリ4に格納されていたファイルについてのファイル名、および印刷部数、カラー印刷、用紙サイズ、両面印刷の設定情報を含む設定ファイル管理ブロックSBが登録される。なお、USBメモリ4に複数の設定記述ファイルSFが格納されていた場合は、各設定記述ファイルSFについて設定ファイル管理ブロックSB1,SB2,…が登録される。
一方、ステップS160において、取得した設定記述ファイルSFによって一括印刷の対象に指定された文書ファイルDFに該当するファイルがUSBメモリ4になかった場合(ステップS160:No)、一括印刷の対象に指定された文書ファイルDFが、実際にはUSBメモリ4に格納されていない状態であり、一括印刷を行うことができない。そこで、ファイル管理部320は、この設定記述ファイルSFについては設定ファイル管理領域341に格納しないことにより、設定記述ファイルSFを無効化する(ステップS190)。これにより、一括印刷の対象に指定する文書ファイルDFが、同じUSBメモリ4に格納されていない設定記述ファイルSFについての選択肢が、後述する一括印刷ファイル選択画面に表示されなくなって選択できないようになる。
ステップS180またはステップS190の処理を終えると、USBメモリ4の装着時に行われる図2の処理が終了する。図2の処理を行うことにより、装着されたUSBメモリ4に格納された文書ファイルDFに対応する文書ファイル管理ブロックDBが文書ファイル管理領域340に登録されると共に(図3参照)、USBメモリ4に格納された設定記述ファイルSFに対応する設定ファイル管理ブロックSBが設定ファイル管理領域341に登録された(図4参照)状態となって処理が終了する。
そして、図2の処理後に、操作パネル50へのユーザー操作等により、USBメモリ4に記憶された文書ファイルDFを個別に印刷する指示がなされたときには、印刷制御部321は、指示された文書ファイルDFに対応する文書ファイル管理ブロックDBのパス情報に従って、USBメモリ4から文書ファイルDFのデータを読み出す。そして、文書ファイル管理ブロックDBの設定情報に従う印刷条件により、読み出した文書ファイルDFを印刷するよう印刷要求をファイル印刷部322に出すことにより、指定された文書ファイルDFの印刷が行われる。
一方、ユーザー操作等により、一括印刷を行う旨の指示が入力されると、図5のフローチャートに示す一括印刷の処理が開始される。なお、図5の処理は、ROM33に記憶されたプログラムを実行することにより、CPU32が印刷制御部321として行う処理である。
図5の処理を開始すると、印刷制御部321は、操作パネル50の表示パネル51に一括印刷ファイル選択画面を表示させる(ステップS200)。ここでは、まず、図6(a)に例として示す一括印刷ファイル選択画面(選択画面)100が表示される。一括印刷ファイル選択画面100には、USBメモリ4に記憶された各設定記述ファイルSFについて、設定記述ファイルSFの一括印刷名にする対応する選択肢101が表示される。そして、操作パネル50へのユーザー操作により、ユーザーが所望する一括印刷名の選択肢101を選択すると、図6(b)に例として示す印刷条件設定画面(設定画面)200が表示される(ステップS210)。印刷条件設定画面200には、印刷部数、カラー設定、用紙サイズ、両面印刷の設定のそれぞれについて設定値が表示されると共に、設定を変更するためのタブ201が含まれている。ユーザーは、操作ボタン52を操作して、変更しようとする印刷条件に対応するタブ201を選択して値を入力することにより、印刷条件の設定変更を指示する。そして、ユーザー操作により所定の印刷開始ボタンが押下されて印刷開始が指示されると、ステップS220に進む。
次に、印刷制御部321は、印刷条件設定画面200において設定の変更が指示されたか否かを判断する(ステップS220)。設定の変更が指示されていれば(ステップS220:Yes)、図7に例として示すように、設定ファイル管理領域341に格納された設定ファイル管理ブロックSBの設定情報を、印刷条件設定画面200において入力された変更指示に対応する設定情報に書き換えることにより、設定ファイル管理ブロックSBに登録された設定情報を変更して(ステップS230)、ステップS240に進む。変更が指示されていなければ(ステップS210:No)、印刷条件を変更することなく、ステップS240に進む。
ステップS240に処理が進むと、印刷制御部321は、一括印刷ファイル選択画面100において選択された設定記述ファイルSFに対応する設定ファイル管理ブロックSBを、設定ファイル管理領域341から取得し(ステップS240)、取得した設定ファイル管理ブロックSBに指定された文書ファイル名を取得する(ステップS250)。そして、取得した文書ファイル名に対応する文書ファイル管理ブロックDBを文書ファイル管理領域340から取得する(ステップS260)。ここで、取得された文書ファイル管理ブロックDBは、RAM34の作業領域上に格納される。例えば、図4に示すように、文書ファイルDF1、文書ファイルDF3が一括印刷の対象に指定した設定ファイル管理ブロックSB1が選択されている場合、図8に例として示すように、文書ファイルDF1の文書ファイル管理ブロックDB1と、文書ファイルDF3の文書ファイル管理ブロックDB3とが、文書ファイル管理領域340から読み出されて、RAM34の作業領域上に格納される。
次に、印刷制御部321は、設定ファイル管理領域341に登録された設定ファイル管理ブロックSBから設定情報を読み出し、作業領域上に格納された文書ファイル管理ブロックDBに設定情報を格納する(ステップS270)。ここでは、図9に例として示すように、文書ファイル管理ブロックDB1,DB3の設定情報が、設定ファイル管理ブロックSB1に指定された一括印刷の印刷条件に書き換えられる。これにより、ステップS220において設定情報を変更している場合には、作業領域上に格納された文書ファイル管理ブロックDBの設定情報が、変更後の設定情報に書き換えられることになる。
次に、印刷制御部321は、ファイル印刷部322に文書ファイルDFの印刷要求を出す(ステップS280)。印刷要求を受けたファイル印刷部322は、RAM34の作業領域に格納された文書ファイル管理ブロックDBのパス情報に従って、USBメモリ4に格納された文書ファイルDFを読み出し、この文書ファイル管理ブロックDBの設定情報に指定された印刷条件に従う印刷用の画像データを生成する。そして、生成した画像データをエンジンI/F35を介して印刷エンジン40に出力することにより、選択された設定記述ファイルSFにより一括印刷の対象に指定された文書ファイルDFの内容が、USBメモリ4に格納された設定記述ファイルSFに指定された印刷条件、または印刷条件設定画面200において変更された印刷条件に従って一括印刷される。
なお、ステップS210の処理が入力ステップ、ステップS230の処理が設定変更ステップ、ステップS280の処理が印刷ステップに相当する。
以上に述べたように、本プリンタ2では、ユーザーは、USBメモリ4に記憶された文書ファイルDFの一括印刷を指示する場合に、一括印刷ファイル選択画面100および印刷条件設定画面200に従って印刷条件の変更を指示することにより、印刷部数、カラー印刷、用紙サイズ、両面印刷等、一括印刷の印刷条件を適宜変更することができる。したがって、一括印刷において、ユーザーに所望の印刷条件による印刷結果を得ることができる。
また、USBメモリ4に格納された複数の文書ファイルDFを印刷する際、文書ファイルDFごとに印刷指示を出す必要がなく、ユーザーは、一括印刷ファイル選択画面100において、複数の文書ファイルDFを一括印刷の対象にした設定記述ファイルSFを選択することによって、複数の文書ファイルDFの印刷を簡単に行うことができる。さらに、一括印刷ファイル選択画面100において、ユーザーは、複数の設定記述ファイルSFのうちから一括印刷に用いる設定記述ファイルSFを任意に選択することができ、所望の一括印刷を行うことができる。
以上、印刷装置の一実施例について説明したが、以下の変形例としてもよい。
(変形例1)上記実施例では、一括印刷における印刷部数、カラー印刷の設定、用紙サイズ、両面印刷について、印刷条件の変更を可能としたが、変更対象となる印刷条件はこれに限られない。例えば、印刷解像度、印刷ページ、普通紙等の用紙設定、印刷濃度、割付印刷等の設定について変更できるようにしてもよい。また、一括印刷の対象に指定された文書ファイルDFごとに、別々の印刷条件に変更できるようにしてもよい。
(変形例2)上記実施例では、USBメモリ4に文書ファイルDFを格納するようにしたが、外部メモリとしてはこれに限られることなく、メモリカード等の様々な記憶媒体を用いるようにしてもよい。
(変形例3)印刷装置としてはプリンタ2に限られることなく、プリンタ機能に加えてスキャナ機能等を備えた複合機や、ファックスであってもよい。
本実施例に係る印刷システムの構成を示した図。 USBメモリ装着時の処理の流れを示したフローチャート。 文書ファイル管理ブロックを説明するための図。 設定ファイル管理ブロックを説明するための図。 一括印刷時の処理の流れを示したフローチャート。 表示パネルに表示される画面を示した図であり、(a)は一括印刷ファイル選択画面、(b)は印刷条件設定画面の一例を示した図。 一括印刷において、設定ファイル管理ブロックに指定された設定情報を変更する処理を説明する図。 一括印刷において、文書ファイル管理ブロックを取得する処理を説明する図。 一括印刷において、設定ファイル管理ブロックに指定された設定情報を文書ファイル管理ブロックに反映させる処理を説明する図。
符号の説明
1…印刷システム、2…印刷装置としてのプリンタ、3…ホストコンピュータ、4…外部メモリとしてのUSBメモリ、10…プリンタドライバ、20…一括印刷用ソフトウェア、30…コントローラ、31…装着手段としてのUSBI/F、32…CPU、33…ROM、34…RAM、35…エンジンI/F、36…パネルI/F、40…印刷エンジン、50…操作パネル、51…表示手段としての表示パネル、52…入力手段としての操作ボタン、100…選択画面としての一括印刷ファイル選択画面、101…選択肢、200…設定画面としての印刷条件設定画面、201…タブ、320…取得手段としてのファイル管理部、321…印刷制御手段としての印刷制御部、322…ファイル印刷部、340…文書ファイル管理領域、341…設定ファイル管理領域、DF…画像ファイルとしての文書ファイル、SF…設定ファイルとしての設定記述ファイル、DB…文書ファイル管理ブロック、SB…設定ファイル管理ブロック。

Claims (4)

  1. 1または複数の画像ファイル、および印刷の対象とする前記画像ファイルを指定すると共に印刷条件を指定する設定ファイルを記憶する外部メモリが装着される装着手段と、
    前記装着された外部メモリから、前記設定ファイルおよび前記設定ファイルに指定された前記画像ファイルを取得する取得手段と、
    前記取得した設定ファイルに基づいて印刷条件を設定し、前記設定された印刷条件に従って前記取得した画像ファイルの印刷を制御する印刷制御手段と、を備える印刷装置であって、
    前記設定された印刷条件の変更を指示する指示入力を受ける入力手段を、さらに備え、
    前記印刷制御手段は、前記指示入力に従って前記印刷条件の設定を変更し、変更後の印刷条件に従って前記取得した画像ファイルの印刷を制御することを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記印刷条件の設定を変更するための設定画面を表示する表示手段をさらに備え、
    前記入力手段は、前記設定画面に従う指示入力を受けることを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項2に記載の印刷装置において、
    前記外部メモリは、複数の前記設定ファイルを記憶し、
    前記表示手段は、前記外部メモリに記憶された前記設定ファイルから、処理の対象とする前記設定ファイルを選択するための選択画面を表示し、
    前記入力手段は、前記選択画面に従って前記設定ファイルを選択する指示入力を受け、
    前記印刷制御手段は、前記指示入力により選択された前記設定ファイルに従って処理を行うことを特徴とする印刷装置。
  4. 1または複数の画像ファイル、および印刷の対象とする前記画像ファイルを指定すると共に印刷条件を指定する設定ファイルを記憶する外部メモリが装着される装着手段を備え、前記装着された外部メモリから前記設定ファイルおよび前記設定ファイルに指定された前記画像ファイルを取得して、前記取得した設定ファイルに基づいて印刷条件を設定し、前記設定された印刷条件に従って前記取得した画像ファイルの印刷を行う印刷装置の印刷方法であって、
    前記設定された印刷条件の変更を指示する指示入力を受ける入力ステップと、
    前記指示入力に従って前記印刷条件の設定を変更する設定変更ステップと、
    変更後の印刷条件に従って前記取得した画像ファイルの印刷を行う印刷ステップと、を含むことを特徴とする印刷装置の印刷方法。
JP2008077466A 2008-03-25 2008-03-25 印刷装置、および印刷装置の印刷方法 Withdrawn JP2009226834A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008077466A JP2009226834A (ja) 2008-03-25 2008-03-25 印刷装置、および印刷装置の印刷方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008077466A JP2009226834A (ja) 2008-03-25 2008-03-25 印刷装置、および印刷装置の印刷方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009226834A true JP2009226834A (ja) 2009-10-08

Family

ID=41242817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008077466A Withdrawn JP2009226834A (ja) 2008-03-25 2008-03-25 印刷装置、および印刷装置の印刷方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009226834A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011105139A1 (ja) * 2010-02-26 2011-09-01 ブラザー工業株式会社 データ転送プログラム、データ転送装置、プリンタドライバ及びアプリケーションプログラム
JP2020199777A (ja) * 2016-09-16 2020-12-17 ブラザー工業株式会社 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2022001446A (ja) * 2020-09-16 2022-01-06 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011105139A1 (ja) * 2010-02-26 2011-09-01 ブラザー工業株式会社 データ転送プログラム、データ転送装置、プリンタドライバ及びアプリケーションプログラム
JP2020199777A (ja) * 2016-09-16 2020-12-17 ブラザー工業株式会社 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2022001446A (ja) * 2020-09-16 2022-01-06 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP7230983B2 (ja) 2020-09-16 2023-03-01 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4321572B2 (ja) 画像形成装置
JP5602424B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP5622520B2 (ja) データ処理装置、画像形成装置、及び、プログラム
JP7040204B2 (ja) アプリケーションプログラム
JP2019067041A (ja) プログラムおよび印刷システム
JP2007233591A (ja) プリンタドライバおよびそのテスト印刷方法、印刷装置
US8289544B2 (en) Printing system and printing device for providing time designating function for executing printing operation
JP2017024297A (ja) 印刷装置とその制御方法、及びプログラム
JP2009226834A (ja) 印刷装置、および印刷装置の印刷方法
JP2009199419A (ja) コンピュータ、印刷制御プログラム及び印刷制御装置
JP2011186726A (ja) プリンタードライバー、印刷制御装置、プリンター検索プログラム
JP7024270B2 (ja) プログラムおよび印刷システム
JP2009053789A (ja) 情報処理装置とプログラムとコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP3979067B2 (ja) 印刷指示装置
JP2010097350A (ja) 印刷システム、プリンタドライバおよび印刷装置
JP7024547B2 (ja) アプリケーションプログラム
JP2008183886A (ja) 画像形成装置
JP2014076569A (ja) 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム、画像形成システム
JP5540783B2 (ja) プリンタードライバー、印刷制御装置、印刷システム
JP5065347B2 (ja) データ処理システム,プログラムおよび印刷デバイス
JP6918887B2 (ja) 印刷装置とその制御方法、及びプログラム
JP2006228009A (ja) プリンタドライバおよび印刷システム
JP6269086B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及び画像形成装置が実行するプログラム
US11880622B2 (en) Program product executable by computer of information processing apparatus and printing system, transmitting print job and settings to virtual printer and passing to requesting printer, the associated job name and print settings displayed thereon
JP2010218325A (ja) 印刷制御装置および印刷システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20110607