JP2011180206A - 半導電性複合樹脂 - Google Patents
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Abstract
Description
絶縁性樹脂の電気抵抗を下げ、体積抵抗率を均一にする方法として、シリカ微粒子、単層カーボンナノチューブ(SWCNT)、多層カーボンナノチューブ(MWCNT)、カーボンファイバー(CF)、カーボンブラック(CB)、粘土などのナノレベルのフィラーを均一に分散させる溶融混練物の製造方法及びその製造方法により得られる溶融混練物、並びにその溶融混練物を成形することにより得られる樹脂成形物を製造することの試みは既になされている。しかしながら、得られる樹脂成形物の特性を調べてみると、期待するほどではなく、必ずしも満足する結果が得られていない。
これらの場合は、フィラーをポリフッ化ビニリデン(PVDF)に添加してフィラーなどを均一かつナノレベルで分布させることが重要であることが指摘されている。しかしながら、ナノサイズレベルのフィラー、例えばカーボンナノチューブや粘土(層状ケイ酸塩)、籠状ポリシルセスキオキサン化合物は、一次粒子としての粒径や空隙率が小さいために、フィラー同士の凝集力が極めて強く、通常の方法では、この凝集力を解くのは困難である。このため、これらのフィラーをナノレベルまで均一分散することは技術的に困難を伴う。
特許文献1には、ポリフッ化ビニリデンとポリエーテルエステルアミドとポリオレフィンポリエーテルを含有し、海島構造を有する転写ベルトが開示され、帯電防止剤による抵抗調整と非導電性金属酸化物等による強度向上を図ることを目的としている。しかしながら、金属酸化物の微分散が得られなければ高速化、高画質化に対応できるだけの十分な強度が得られないという問題がある。
また、非特許文献1には、カーボンナノチューブとポリアミドとポリフッ化ビニリデンとのブレンド物が記載されているが、このブレンド物においては、ポリアミド中にカーボンナノチューブが存在しないため、カーボンナノチューブの分散性が悪く、電気特性が不十分であるという問題がある。
1.本発明の半導電性複合樹脂は、元素分析による窒素と炭素の元素比C/Nが7以上である下記一般式(I)又は(II)で表されるポリアミド樹脂にカーボンブラックが分散されたカーボンブラック分散ポリアミド樹脂、及びポリフッ化ビニリデン樹脂を含むことを特徴とする。
2.本発明の半導電性複合樹脂は、さらに、カーボンブラック分散ポリアミドの樹脂の量が、ポリフッ化ビニリデン樹脂100質量部に対して20〜50質量部であることを特徴とする。
3.本発明の半導電性複合樹脂は、さらに、カーボンブラックの量が、ポリアミド樹脂100質量部に対して10〜50質量部であることを特徴とする。
4.本発明の樹脂成形加工体は、上記半導電性複合樹脂を成形加工して得られることを特徴とする。
5.本発明の樹脂成形加工体シートは、上記樹脂成形加工体からなることを特徴とする。
6.本発明の画像形成装置用転写ベルトは、上記樹脂成形加工体シートからなることを特徴とする。
7.本発明の画像形成装置用転写ベルトは、さらに、樹脂成形加工体シートの体積抵抗率が106〜108(Ω・cm)の範囲にあることを特徴とする。
8.本発明の画像形成装置は、上記画像形成装置用転写ベルトを用いたことを特徴とする。
ポリマーの吸水性は官能基の量に影響を受け、単位質量あたりの官能基の量を少なくすることでポリマーの含水率を下げることが可能となる。本発明の半導電性複合樹脂は、ポリアミド樹脂として、炭素数の多いアルキレン基又はアリーレン基を含むものを用いるため、相対的に官能基の量が減少し、その結果、ポリアミド樹脂の吸水性を低下させて環境下での抵抗変動を抑制することが可能となる。すなわち、単位重量あたりの官能基量の少ないポリアミド樹脂中にカーボンブラックを分散させたカーボンブラック分散ポリアミド樹脂と、ポリフッ化ビニリデン樹脂(PVDF)をブレンドし、PVDFマトリクス中にポリアミド樹脂が分散された海島構造を形成することで、耐摩耗性、耐薬品性、環境下での抵抗安定性を有する半導電性複合樹脂を提供することができる。
R1及びR2は同一でも異なっていてもよい。R1とR2の炭素数の合計は14〜18である。
R3は炭素数7〜12の置換もしくは未置換のアルキレン基又はアリーレン基を示し、具体的には、R1及びR2において例示したもののうち炭素数7〜12のもの等が挙げられる。nは繰り返し単位を示す。上記一般式(I)において、nは通常10〜250程度、好ましくは25〜150である。また、上記一般式(II)において、nは通常20〜500程度、好ましくは50〜300である。
カーボンブラックとしては、ファーネスブラック、チャンネルブラック、デンカブラック、ケッチェンブラック及びアセチレンブラック等の導電性カーボンブラックが挙げられる。カーボンブラックの平均粒径は、200nm以下であることが好ましく、10〜150nmがより好ましい。
カーボンブラックは導電性を示すものであればよいが、特にポリアミド樹脂との親和性の観点からpHで酸性を示すものが好ましい。このような酸性カーボンブラックを用いた場合、ポリアミド樹脂、ポリフッ化ビニリデン樹脂及びカーボンブラックのドライブレンド品であっても酸塩基の親和性からポリアミド樹脂にカーボンブラックが集中し、これに高せん断を加えることでカーボンブラックが分散したポリアミド樹脂をポリフッ化ビニリデン樹脂中に微分散させることが可能である。マスターバッチを用いた場合も同様に各工程で高せん断が必要である。マスターバッチは、カーボンブラックを、加圧ニーダー、2軸エクストゥルーダー、2軸オープンロール等の高せん断機を用いてポリアミド樹脂にカーボンブラックを分散させることにより得ることができる。
本発明の半導電性複合樹脂において、カーボンブラック分散ポリアミド樹脂の量は、ポリフッ化ビニリデン樹脂100質量部に対して20〜50質量部であることが好ましく、25〜50質量部がより好ましい。カーボンブラック分散ポリアミド樹脂におけるカーボンブラックの量は、ポリアミド樹脂100質量部に対して10〜50質量部であることが好ましく、20〜50質量部がより好ましい。また、最終的に得られる半導電性樹脂(全樹脂成分)100質量部に対するカーボンブラックの割合は、体積抵抗率の観点から5〜25質量部となることが望ましい。
体積抵抗率及び表面抵抗率が下限値未満になると、トナーとの静電的な付着力が増大し、二次転写効率を下げることになる。また、上限値を超えると、印加した転写バイアスによりベルトに誘起された電荷が除電されず、画像メモリなど画像品質に影響を与える。さらに体積抵抗率>表面抵抗率の関係になると、画像エッジが滲んだようになりシャープな画質が得られないおそれがある。
そこで、本発明においては、半導電性複合樹脂に10V及び500Vのバイアス電圧を印加したときの体積抵抗率を、それぞれρv10及びρv500としたときの、Log(ρv10)−Log(ρv500)が、0≦Log(ρv10)−Log(ρv500)≦1、好ましくは0≦Log(ρv10)−Log(ρv500)≦0.5の範囲に入るように半導電性複合樹脂の電気特性を調節することが好ましい。
樹脂成形加工体としては、シート(フィルムを含む)等が挙げられ、樹脂成形加工体シートは、例えば下記の画像形成装置用の中間転写ベルト等として好適である。
まず、複数の潜像担持体を備え、この複数の潜像担持体を表面移動部材の移動方向に並列させる画像形成装置(「タンデム型画像形成装置」)の基本的な構成について説明する。
この画像形成装置は、潜像担持体として4つの感光体1Y、1C、1M、1Kを備えている。なお、ここではドラム状の感光体を例に挙げているが、ベルト状の感光体を採用することもできる。各感光体1Y、1C、1M、1Kは、それぞれ表面移動部材である中間転写ベルト10に接触しながら、図中矢印の方向に回転駆動する。各感光体1Y、1C、1M、1Kは、それぞれ中間転写ベルト10に接触しながら、図中矢印の方向に回転駆動する。各感光体1Y、1C、1M、1Kは、比較的薄い円筒状の導電性基体上に感光層を形成し、さらにその感光層の上に保護層を形成したものであり、また、感光層と保護層との間に中間層を設けてもよい。
感光体1上に形成されたトナー像を中間転写ベルト10に転写させる場合、感光体1と中間転写ベルト10は、圧接していることが好ましい。このときの圧接力は、10〜60N/mの範囲にあることが好ましい。
中間転写ベルト10の周りには、その表面に残留したトナーを除去するためのベルトクリーニング装置15が設けられている。このベルトクリーニング装置15は、中間転写ベルト10の表面に付着した不要なトナーをファーブラシ及びクリーニングブレードで回収する構成となっている。なお、回収した不要トナーは、ベルトクリーニング装置15内から図示しない搬送手段により図示しない廃トナータンクまで搬送される。 また、支持ローラ13に張架された中間転写ベルト10の部分には、二次転写ローラ16が接触して配置されている。この中間転写ベルト10と二次転写ローラ16との間には二次転写ニップ部が形成され、この部分に、所定のタイミングで記録部材としての転写紙が送り込まれるようになっている。この転写紙は、露光装置4の図中下側にある給紙カセット20内に収容されており、給紙ローラ21、レジストローラ対22等によって、二次転写ニップ部まで搬送される。そして、中間転写ベルト10上に重ね合わされたトナー像は、二次転写ニップ部において、転写紙上に一括して転写される。この二次転写時には、二次転写ローラ16に正極性のバイアスが印加され、これにより形成される転写電界によって中間転写ベルト10上のトナー像が転写紙上に転写される。 二次転写ニップ部の転写紙搬送方向下流側には、定着手段としての加熱定着装置23が配置されている。この加熱定着装置23は、ヒータを内蔵した加熱ローラ23aと、圧力を加えるための加圧ローラ23bとを備えている。二次転写ニップ部を通過した転写紙は、これらのローラ間に挟み込まれ、熱と圧力を受けることになる。これにより、転写紙上に載っていたトナーが溶融し、トナー像が転写紙に定着される。そして、定着後の転写紙は、排紙ローラ24によって、装置上面の排紙トレイ上に排出される。 現像装置5は、そのケーシングの開口から現像剤担持体としての現像ローラ5aが部分的に露出している。また、ここでは、キャリアを含まない一成分現像剤を使用している。現像装置5は、図1に示したトナーボトル31Y、31C、31M、31Kから、対応する色のトナーの補給を受けてこれを内部に収容している。このトナーボトル31Y、31C、31M、31Kは、それぞれが単体で交換できるように、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されている。このような構成とすることで、トナーエンド時にはトナーボトル31Y、31C、31M、31Kだけを交換すればよい。したがって、トナーエンド時にまだ寿命に達していない他の構成部材はそのまま利用でき、ユーザーの出費を抑えることができる。
本発明においては、静電潜像担持体、静電潜像帯電手段、現像手段、電潜像担持体等の構成要素のうち、複数のものをプロセスカートリッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカートリッジを複写機やプリンター等の画像形成装置本体に対して着脱可能に構成する。図4に示したプロセスカートリッジは、静電潜像担持体、静電潜像帯電手段、図3で説明した現像手段を備えている。
実施例及び比較例で得られたフィルムについての評価方法は下記のとおりである。
(1)体積抵抗率
JIS K6911‐2006「熱硬化性プラスチック一般試験法」に基づいて、リング電極法による体積抵抗率を測定した。体積抵抗率ρvは、抵抗率計(三菱化学社製、ハイレスタUP)を用いて測定した。測定は、リング状プローブ(三菱化学社製、URSプローブ;内側電極の直径5.9mm、外側電極の内径11.0mm、外側電極の外径17.8mm)と測定ステージ(三菱化学社製、レジテーブルFL)との間に試料を挟み、約30Nの荷重で押さえつつ、プローブの内側電極と測定ステージとの間に100Vの電圧を10秒間印加することにより行った。
プローブの内側の電極と測定ステージの表面に、各々の電極サイズと同じサイズの導電性ゴム(コクゴ社製、REP−2、厚み1mm、体積抵抗率0.87Ω・cm)を導電性粘着シート(応研商事社製、T−9181、厚み0.13mm)で貼り付けてある。体積抵抗率の値を測定すべき試料のA4サイズ当たり任意に選んだ21点を測定し、その平均値を高温高湿(HH)(27℃/80%Rh)、低温低湿(LL)(10℃/15%Rh)の2環境でそれぞれ求めた。
(2)元素分析によるC/N比
フィルムをギ酸に溶解させ、ろ過することでポリアミド成分を抽出し乾燥させ、乾燥させた抽出物を蛍光X線分析装置(リガク社製、ZSXprimusII)を用いて炭素と窒素の定量を行い、その比を算出してC/Nを求めた。なお、配合前のポリアミド樹脂についても同様の方法でC/Nを求めることができる。
(3)画像評価
レーザープリンター(リコー社製、Ipsio SP C310)にフィルムを中間転写ベルトとして装着し、各種環境(10℃/15%Rh、30℃/80%Rh)にて、グリーン、レッド、ブルーのベタ画像の両面印刷を行った。転写材には再生紙からなるクラシックホワイトを用いた。得られた画像にボソツキや白ポチが目立ったものを×、やや目立ったものを△、まったく目立たなかったものを○とした。
ポリアミド(クラレ社製、ジェネスタG2300:上記一般式(I)において炭素数が15のもの)100質量部と、カーボンブラック(キャボット社製、MOGUL−L)40質量部を、加圧ニーダー(森山製作所社製、DS20−40)を用い、320℃に加温し、モータ消費電力が25kWになるように回転数を調整して混練し、カーボンブラック分散マスターバッチを得た。
このマスターバッチ100質量部に対して、300質量部のフッ化ビニリデン単独重合体(東京材料社製、カイナー301F)をブレンドし、微量型高せん断成形加工機(井元製作所社製)に投入し、ギャップ及び内部帰還型スクリュー内径を、それぞれ1〜2mm、2.5φに設定し、3100℃に加熱溶融して混練(スクリュー回転数:100rpmと1000rpm、混練時間:2分間)した後、T−ダイから押出し、熱プレスにて厚み200μmの均一なフィルム1を得た。
実施例1において、ポリアミド(クラレ社製、ジェネスタG2300)をポリアミド(宇部興産社製、UBESTA
XPA3024NUX:上記一般式(II)において炭素数が11のもの)に替えた以外は実施例1と同様にしてフィルム2を得た。
(実施例3)
実施例1において、ポリアミド(クラレ社製、ジェネスタG2300)をポリアミド(宇部興産社製、UBESTA
XPA3024NUX)に替え、フッ化ビニリデン単独重合体の量を250質量部に変更した以外は実施例1と同様にしてフィルム3を得た。
(実施例4)
実施例1において、ポリアミド(クラレ社製、ジェネスタG2300)をポリアミド(宇部興産社製、UBESTA
XPA3024NUX)に替え、フッ化ビニリデン単独重合体の量を400質量部に変更した以外は実施例1と同様にしてフィルム4を得た。
(実施例5)
実施例1において、ポリアミド(クラレ社製、ジェネスタG2300)をポリアミド(宇部興産社製、UBESTA
XPA3024NUX)に替え、カーボンブラックの量を47質量部に変更した以外は実施例1と同様にしてフィルム5を得た。
(実施例6)
実施例1において、ポリアミド(クラレ社製、ジェネスG2300)をポリアミド(宇部興産社製、UBESTA
XPA3024NUX)に替え、カーボンブラックの量を20質量部に変更した以外は実施例1と同様にしてフィルム6を得た。
ポリアミド6(PA6)(ユニチカ社製、A1030BRL)100質量部と、カーボンブラック(キャボット社製、MOGUL−L)35質量部を、それぞれ真空中80℃で12時間予備乾燥させた後にブレンドし、ドライブレンド物を作製した。
このブレンド物100質量部に対して、300質量部のフッ化ビニリデン単独重合体(東京材料社製、カイナー301F)をドライブレンドし、微量型高せん断成形加工機(井元製作所社製)に投入し、ギャップ及び内部帰還型スクリュー内径を、それぞれ1〜2mm、2.5φに設定し、310℃で加熱溶融して混練(スクリュー回転数:100rpmと1000rpm、混練時間:2分間)した後、T−ダイから押出し、熱プレスして厚み200μmの均一なフィルム7を得た。
比較例1において、ポリアミド6(ユニチカ社製、A1030BRL)をポリアミド(ユニチカ社製、A125J)に替えた以外は比較例1と同様にしてフィルム8を得た。
(比較例3)
比較例1において、カーボンブラック量を5質量部に変更した以外は比較例1と同様にしてフィルム9を得た。
(比較例4)
比較例1において、カーボンブラック量を60質量部変更した以外は比較例1と同様に操作したが、マスターバッチ化できなかったためフィルム10を作製することができなかった。
(比較例5)
比較例1において、カーボンブラック量を40質量部、フッ化ビニリデン単独重合体量を100質量部に変更した以外は比較例1と同様にしてフィルム11を得た。
(比較例6)
比較例1において、フッ化ビニリデン単独重合体量を600質量部に変更した以外は比較例1と同様にしてフィルム12を得た。
実施例及び比較例で得られたフィルムについて、上記の方法で評価した。評価結果を表1に示す。なお、表1において、3.4E+07等のaE+bは、a×10bを示す。
2 作像部
3 帯電装置(帯電ローラ)
4 露光装置
5 現像装置
5a 現像ローラ
5b 現像剤供給ローラ
5c 規制ブレード
6 転写装置
7 クリーニング装置
10 中間転写ベルト
11、12、13 支持ローラ
14 一次転写ローラ
15 ベルトクリーニング装置
16 二次転写ローラ
T トナー(現像剤)
Claims (8)
- カーボンブラック分散ポリアミドの樹脂の量が、ポリフッ化ビニリデン樹脂100質量部に対して20〜50質量部である
ことを特徴とする請求項1に記載の半導電性複合樹脂。 - カーボンブラックの量が、ポリアミド樹脂100質量部に対して10〜50質量部である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導電性複合樹脂。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の半導電性複合樹脂を成形加工して得られる
ことを特徴とする樹脂成形加工体。 - 請求項4に記載の樹脂成形加工体からなる
ことを特徴とする樹脂成形加工体シート。 - 請求項5に記載の樹脂成形加工体シートからなる
ことを特徴とする画像形成装置用転写ベルト。 - 樹脂成形加工体シートの体積抵抗率が106〜108(Ω・cm)の範囲にある
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置用転写ベルト。 - 請求項7に記載の画像形成装置用転写ベルトを用いた
ことを特徴とする画像形成装置。
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