JP2011179449A - 電磁式の流量制御弁及びそれを用いた高圧燃料供給ポンプ - Google Patents

電磁式の流量制御弁及びそれを用いた高圧燃料供給ポンプ Download PDF

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Abstract

【課題】小型かつ簡便な構造で高応答かつ高出力な電磁駆動式の流量制御弁、それを搭載した高圧燃料供給ポンプを提供する。
【解決手段】アンカーに吸引面を形成するフランジ部と、このフランジ部より径の小さい第1周面部と、フランジ部の外周面と第3の空隙を挟んで対面する筒状の非磁性領域とを備え、第3の空隙によって背圧室と連通される第1流体溜り部とを備える構成とする。この構成では、吸引面の断面積を拡大するためにフランジ部の径を拡大すると、これにともないアンカーが押しのける燃料は増加するが、その一部は第1流体溜り部に吸収されるため、燃料通路を通過する燃料はフランジ部の径を拡大する前と比べて増加しない。これによって、燃料通路を拡大することなく吸引面の断面積を拡大することができるため、燃料通路で発生する磁気抵抗の増加を抑え、吸引力を効率よく向上させることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は例えばエンジンに燃料を高圧で供給する高圧燃料供給ポンプ等に用いる電磁式の流量制御弁に関する。
従来、高圧燃料供給ポンプの電磁式の流量制御弁として、無通電時に開弁状態となるノーマルオープン式電磁弁を用いる方法が各種提案されている。例えば特開2002−48033号公報には磁気吸引面を持つアンカー(可動子)に貫通孔を設けて流体抵抗を低減し、高応答化させる技術が開示されている。また、特開2004−125117号公報,特開2004−128317号公報等でノーマルクローズ式電磁弁においても、磁気吸引面を持つアンカー(可動子)の中心部に貫通孔を設ける技術が記載されている。
特開2002−48033号公報 特開2004−125117号公報 特開2004−128317号公報
上記特許文献1〜3に示した貫通孔を設ける従来構造を用いた場合、その孔径をアンカー径に応じて拡大する必要がある。しかしながら、アンカーに孔を設けるには、ばねや中心を通るロッドの配置等から制約があり、貫通孔によって十分な燃料通路断面積を確保することが困難である。
ここで孔を設ける代わりに、アンカーの外周面に管状隙間によって燃料通路を形成することも考えられるが、燃料通路としての機能を果たすためには、管状隙間幅が相当の断面積を必要とする。アンカー外周面に形成された燃料通路としての管状隙間は、アンカーを通過する磁気回路の磁束量を十分確保するにはその幅は小さい方が望ましい。このように、両者はトレードオフの関係にある。
本発明では、これまでトレードオフとなっていた両方の課題を解決し、燃料通路の拡大による応答性の確保と磁気抵抗低減による吸引力の向上を実現する電磁駆動式の流量制御弁及び、それを搭載した高圧燃料供給ポンプを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
電磁駆動式の流量制御弁は、弁体若しくはロッドと共に軸方向に移動可能であるアンカー、このアンカーの動作により体積が増減する背圧室、アンカーの吸引面と第1の空隙を挟んで対面する固定磁気吸引面、アンカーの外周面と第2の空隙を挟んで対面する筒状磁性領域部を備え、第2の空隙が背圧室への燃料通路を形成し、かつアンカーと共同で磁気回路を形成するよう構成される。
好適には、アンカーに吸引面を形成するフランジ部と、このフランジ部より径の小さい第1周面部と、フランジ部の外周面と第3の空隙を挟んで対面する筒状の非磁性領域とを備え、第3の空隙によって背圧室と連通される第1流体溜り部とを備える構成とする。
また好適には、第1周面部には、更に径の小さい第2周面部を一体または別部材として設け、第2の空隙によって第1流体溜り部と連通される第2流体溜り部を備える構成とする。
以上のように構成した本発明によれば、以下の効果を奏する。
フランジ部の径を拡大することにより、吸引面断面積を拡大することができる。これにともないアンカーが押しのける燃料は増加するが、その一部は第1流体溜り部に吸収されるため、燃料通路を通過する燃料はフランジ部の径を拡大する前と比べて増加しない。これによって、燃料通路を拡大することなく吸引面の断面積を拡大することができる。かくして、磁気抵抗の増加を抑え、吸引力を効率よく向上させることができる。
第2流体溜り部を設けたものでは、第2流体溜り部によって第1流体溜り部で吸収しきれなかった燃料を吸収し、それよりも下流の燃料穴に流れる燃料流量を低減することができる。これにより、電磁駆動式の流量制御弁内部に複雑な加工を施して燃料穴を拡大する必要がなくなり、より小型で簡便な構造とすることができる。
実施例1および2を実施するシステムの全体構成を示す。 本発明の実施例1に係る電磁弁の(開弁時の)断面図を示す。 本発明の実施例2に係る電磁弁の(開弁時の)断面図を示す。 実施例3および4を実施するシステムの全体構成を示す。 本発明の実施例3に係る電磁弁の(閉弁時の)断面図を示す。 本発明の実施例4に係る電磁弁の(閉弁時の)断面図を示す。
以下、図を参照して、本発明の実施形態について説明する。はじめにこの種電磁式流量制御弁に関する課題の背景を説明する。
昨今、エンジンの小型・高出力化が精力的に進められている。これを受け、高圧燃料供給ポンプにはエンジンの搭載性を向上させるためにボディの小型化、および高出力化に対応するために吐出燃料の大流量化が強く求められている。また、信頼性の観点から流量制御性の確保も依然として重要な課題の一つである。以上の背景を受け、大磁気吸引力,高応答な電磁弁を小型かつ簡便な構造で提供する必要がある。一般に、磁気吸引力を増加させるためには、磁気吸引面の断面積を大きくする必要があるが、それにともないアンカー径も拡大するため、燃料で満たされた電磁弁の中をアンカーが移動する際に押しのけなければならない燃料の量が増加し、小型化の制約のなかで燃料通路の断面積を拡大しなければならず、応答性の確保が困難になる。
図1は、本発明の実施例1および実施例2を実施するノーマルオープン方式の電磁弁を用いたシステムの全体構成を示す。破線で囲まれた部分は、高圧燃料供給ポンプのポンプハウジング1を示し、この破線の中に示された機構と部品を、その中に一体に組み込んでいる。ポンプハウジング1には、吸入口10,加圧室11,燃料吐出通路12が形成されている。吸入口10及び吐出通路12には、電磁弁5,吐出弁8が設けられており、吐出弁8は燃料の流通方向を制限する逆止弁となっている。また、吸入口10と加圧室11の間には、電磁弁5がポンプハウジング1に保持されており、電磁コイル200,アンカー203,ばね202が配されている。弁体201には、ばね202により開弁する方向に付勢力がかけられている。このため、電磁コイル200がOFF(無通電)時、弁体201は開弁状態となっている。燃料は、燃料タンク50からフィードポンプ51にてポンプハウジング1の吸入口10に導かれている。その後、加圧室11にて加圧され、燃料吐出通路12からコモンレール53に圧送される。コモンレール53には、インジェクタ54,圧力センサ56が装着されている。インジェクタ54は、エンジンの気筒数にあわせて装着されており、エンジンコントロールユニット(ECU)40の信号にて噴射する。
以上の構成に基づき、実施例の高圧燃料供給ポンプの動作を以下説明する。
プランジャ2は、エンジンカムシャフト等により回転されるカムにより、往復運動して加圧室11の容積を変化させる。プランジャ2の圧縮工程(下死点から上死点までの間の上昇工程)中に弁体201が閉弁すると、加圧室11内の圧力が上昇し、これにより吐出弁8が自動的に開弁し、燃料をコモンレール53に圧送する。
ここで弁体201は、電磁コイル200がOFFの場合、プランジャ2が圧縮工程となっても開弁状態を維持するよう、ばね202により付勢されている。
電磁コイル200がON(通電)状態を保持した際は、ばね202の付勢力以上の電磁吸引力が発生し、アンカー203を電磁コイル200側に引き寄せるため、弁体201は閉弁する。これにより、加圧室11の容積減少分の燃料は、吐出弁8を押し開きコモンレール53へ圧送される。
これに対し、電磁コイル200がOFFを保持した際は、ばね202の付勢力により、弁体201は開弁状態で保持される。従って、圧縮工程時においても、加圧室11の圧力は吸入口10とほぼ同等の低圧状態を保つため、吐出弁8を開弁することができず、加圧室11の容積減少分の燃料は、電磁弁5を通り吸入口10側へ戻される。なお、この工程を戻し工程と呼ぶ。
上記のような動作をする電磁弁5を用いれば、圧縮工程の途中で、電磁コイル200をON状態とすれば、その直後から、コモンレール53へ燃料圧送される。ここで、ON状態とするタイミングを調節することで、ポンプが吐出する流量を制御することができる。また、一度圧送が始まれば、加圧室11内の圧力は上昇するため、その後、電磁コイル200をOFF状態にしても、弁体201は閉塞状態を維持し、プランジャ2の吸入工程(上死点から下死点までの間の下降工程)の始まりと同期して自動開弁する。
図2は、本発明の実施例1に係る電磁弁の開弁時における断面を示す。図2において、200は電磁コイル、201は弁体、202はばね、203はアンカー、204はストッパー、205は筒状非磁性領域部、206は筒状磁性領域部、207はコアをそれぞれ表している。次に電磁弁の動作を説明する。弁体201,アンカー203,ストッパー204は、軸方向に摺動可能に支持されており、一体で動作する。弁体201はばね202により開弁方向に付勢されており、アンカー203に埋め込まれたストッパー204が電磁弁内部に接触することでストロークを規制され、その状態が弁体201の最大開弁状態となる。
また、コア207の表面には固定磁気吸引面208が形成されており、内部には弁体201の動作により体積が増減する背圧室209が形成されている。またアンカー203には、固定磁気吸引面208と第1の空隙210を介して対面する吸引面211が形成され、さらにフランジ部212よりも径が小さい第1周面部213が形成されている。第1周面部213と筒状磁性領域206は対面しており、その間には第2の空隙214が形成されている。同様に、フランジ部212の外周面と筒状非磁性領域205は対面しており、その間には第3の空隙215が形成されている。さらに、ストッパー204の外周面は第1周面部213よりも径が小さく、ここに第2周面部216が形成されている。以上の構成において、第3の空隙215により第1の空隙210を経て背圧室209に連通する第1流体溜り部218と第2の空隙214により第1流体溜り部218に連通する第2流体溜り部219を設ける。なお、第1流体溜り部218と第2流体溜り部219は、アンカー203が軸方向に動作した際に、背圧室209と逆位相で体積が増減することを特徴とする。
以上で説明した電磁弁5の電磁コイル200をONにすると、図2に示すように磁気回路の一部がコア207,固定磁気吸引面部208,第1の空隙210,吸引面211,アンカー203,第1周面部213,第2の空隙214,筒状磁性領域部206を通過するよう形成される。そして、固定磁気吸引面208と吸引面211の間に発生した磁気吸引力が、ばね202の付勢力に打ち勝って、アンカー203および弁体201は閉弁方向に移動し、弁体201が弁シート217に接触したところで停止して閉弁状態となる。この際、固定磁気吸引面部208と吸引面211は接触せず、第1の空隙210には有限な空間が存在している。アンカー203が閉弁方向に移動すると、背圧室209から押し出された燃料は第1の空隙210,第3の空隙215,第1流体溜り部218を通過して第2の空隙214へと流れ込む。
ここで、磁気吸引面間のエアギャップとなる第1の空隙210以外で発生する磁気抵抗はできる限り低い方が効率よく吸引力を向上させられて望ましい。しかしながら、磁気回路は第2の空隙214を通過するため、ここで大きな磁気抵抗が発生してしまう。これを回避するためには、第2の空隙214を小さくすればよい。しかしながら、一方で、第2の空隙214は背圧室209から押し出される燃料の通路でもあるため、特に吸引力増加を目的として吸引面211を拡大した際などには、電磁弁の高応答化という観点から十分大きな断面積を確保することが望ましい。以上で説明したように、一般にアンカー203の外周に燃料通路を形成しようとすると、燃料通路と磁気回路が共通する部分ができてしまい、両機能がトレードオフの関係になってしまう。
しかしながら、本実施例の構造によれば、背圧室209より押し出された燃料の一部は第1流体溜り部218に吸収されるため、第2の空隙214に流れる流量は低減される。言い換えれば、吸引面211の断面積を拡大しても、第2の空隙214に流れ込む燃料は第1周面部213の断面積が押しのけた燃料に等しくなり、増加することはない。それゆえ、燃料通路を拡大せずに吸引面を拡大することができるため、前述したトレードオフを解消することができる。
また、第2の空隙を流れ出た燃料の一部は、さらに第2燃料溜り部219に吸収される。これにより、電磁弁外部へと連通する第1燃料穴220および第2燃料穴221へと流れる燃料も第1燃料溜り部218の場合と同様の原理で低減される。これにより、電磁弁内部に設ける燃料穴も拡大することなく吸引面を拡大することができる。燃料穴の配置箇所や形状の選定は、小型化の観点から制約が大きく、困難な課題であり、従来の構造のまま吸引面のみを拡大できれば、加工の簡便さという観点から大きく有利である。
さらに、上記のような構成とすることで第3の空隙215は第1燃料溜り部218を連通する燃料通路としての機能のみを持たせればよいため、背圧室218から押し出される流量に対して十分な断面積を確保することができる。それに対して、第2の空隙214は第1燃料溜り部218で吸収し切れなかった燃料が通過するのに必要な最低限の断面積を確保できればよく、磁気回路としての機能が主な機能となる。このため、例えば第3の空隙の断面積が第2の空隙の断面積よりも大きくなる構成とすることで、前記のようにそれぞれの空隙に理想的に機能を割り振ることができる。
なお、以上の説明は閉弁方向の動作を想定したものであるが、開弁方向の動作に関しても同様の原理で同様の効果が期待できる。
以上をまとめると、本実施例の構成により、これまでトレードオフとなっていた燃料通路の拡大による応答性の確保と磁気抵抗低減による吸引力の向上を小型かつ簡便な構造で実現する電磁弁を提供することが可能となる。
図3は、本発明の実施例2に係る電磁弁の開弁時における断面を示す。実施例1とは弁体201の形状が異なり、本実施例では弁体部201aとロッド部201bの二部材に分割されている。ロッド部201bはばね202から開弁方向に付勢力を受けておりストッパー204が電磁弁内部に接触することでストロークを規制されている。一方、弁体部201aは弁体ばね222によって閉弁方向に付勢力を受けており、ロッド部201bの先端に押し付けられている。ここで、ばね202の付勢力は弁体ばね222の付勢力よりも大きく設定してあり、電磁コイル200がOFF状態の場合には弁シート217aと弁体部201aは接触しておらず、開弁状態を維持している。ポンプが圧縮工程のときに電磁コイル200をONにすると、電磁弁5の内部では実施例1と同様の燃料流れをともなってロッド部201bが閉弁方向に移動し、弁体部201aもそれに追従し、弁シート217aに接触した時点で閉弁状態となり、ポンプの吐出が開始される。一方、ポンプが吸入工程に差し掛かると、弁体部201aは開弁方向に差圧力を受ける。弁体部201a,ロッド部201b,アンカー203が一体で動く場合に比べ、弁体部201aが単体で動く方が軽量であるため、応答よく開弁することができる。これにより、燃料を吸入している期間が長く取れるため、吸入効率の向上が期待できる。
以上をまとめると、本実施例の構成により、実施例1と同様の効果を得ることができ、しかも、開弁時の応答性をさらに向上させて、吸入効率を向上させることができる。
図4は、本発明の実施例3および実施例4を実施するノーマルクローズ方式の電磁弁を用いたシステムの全体構成を示す。ノーマルクローズ方式とはノーマルオープン方式と逆に、電磁コイルがOFFの状態で閉弁状態、ONの状態で開弁状態となる電磁弁方式のことである。図1に示したノーマルオープン方式と比べて、電磁弁30内部の部品配置が異なる。電磁弁30内部には電磁コイル300,アンカー303,ばね302が配されている。弁体301には、ばね302により閉弁する方向に付勢力がかけられている。このため、電磁コイル300がOFF時、弁体301は閉弁状態となっている。コモンレール53にはノーマルオープン方式の場合と同様に、インジェクタ54,圧力センサ56が装着されている。インジェクタ54は、エンジンの気筒数にあわせて装着されており、エンジンコントロールユニット(ECU)40の信号にて噴射する。
以上構成により、動作を以下説明する。
内燃機関のカムの回転により、プランジャ2が図4の下方に変位して吸入工程状態にある時は、加圧室11の容積は増加し、その中の燃料圧力は低下する。この工程において、加圧室11内の燃料圧力が吸入口10の圧力よりも低くなると、弁体301には燃料の流体差圧による開弁方向の力が作用する。これにより、弁体301は、ばね302の付勢力に打ち勝って開弁し、燃料が加圧室内に吸入される。この状態のまま、プランジャ2が吸入工程から圧縮工程へと移行すると、電磁コイル300への通電状態が維持されているので、磁気吸引力は維持されて弁体301は依然として開弁した状態を維持する。従って、圧縮工程時においても、加圧室11の圧力は吸入口10とほぼ同等の低圧状態を保つため、吐出弁8を開弁することができず、加圧室11の容積減少分の燃料は、電磁弁5を通り吸入口10側へ戻される。なお、この工程を戻し工程と呼ぶ。
戻し工程において電磁コイル300への通電を断つと、アンカー303に働いていた磁気吸引力が消え、弁体301に常時働いているばね302の付勢力および戻り燃料の流体力により、弁体301は閉弁する。すると、この直後から加圧室11内の燃料圧力は、プランジャ2の上昇と共に上昇する。これにより吐出弁8が自動的に開弁し、燃料をコモンレール53に圧送する。
上記のような動作をする電磁弁30を用いれば、圧縮工程の途中で、電磁コイル300をOFF状態とすれば、その直後から、コモンレール53へ燃料圧送される。ここで、OFF状態とするタイミングを調節することで、ポンプが吐出する流量を制御することができる。
図5は、本発明の実施例3に係る電磁弁の閉弁時における断面を示す。図5において、300は電磁コイル、301aは弁体部、301bはロッド部、302はばね、303はアンカー、305は筒状非磁性領域部、306は筒状磁性領域部、307はコアをそれぞれ表している。次に電磁弁の動作を説明する。ロッド部301bはばね302から閉弁方向に付勢力を受けており、電磁コイル300がOFF状態の場合、端部が電磁弁内部に接触することでストロークを規制されている。さらに、弁体部301aは弁体ばね322によって閉弁方向に付勢力を受けており、弁シート317aに押し付けられて閉弁状態を維持している。ポンプが吸入工程に差し掛かると、弁体部301aは開弁方向に差圧力を受ける。また、開弁時にはアンカー303に形成された吸引面311がコア307に形成された固定磁気吸引面308に接触することでストロークを規制され、最大開弁状態となる。
また、筒状磁性領域部306を形成する部材の内部にはアンカー303の動作により体積が増減する背圧室309が形成されている。さらに、固定磁気吸引面308と吸引面311の間には第1の空隙が形成されている。アンカーには、フランジ部312よりも径が小さい第1周面部313が形成されている。第1周面部313と筒状磁性領域306は対面しており、その間には第2の空隙314が形成されている。同様に、フランジ部312の外周面と筒状非磁性領域305は対面しており、その間には第3の空隙315が形成されている。以上の構成において、第3の空隙315により第1の空隙310を経て背圧室309に連通する第1流体溜り部318を設ける。
以上で説明した電磁弁30の電磁コイル300をONにすると、図5に示すように磁気回路の一部がコア307,固定磁気吸引面部308,第1の空隙310,吸引面311,アンカー303,第1周面部313,第2の空隙314,筒状磁性領域部306を通過するよう形成される。そして、固定磁気吸引面308と吸引面311の間に発生した磁気吸引力が、ばね302の付勢力に打ち勝って、アンカー303およびロッド部301bは開弁方向に移動する。そして、ロッド部301bの先端が弁体部301aに接触し、弁体部301aも開弁方向へ移動する。
実施例1および実施例2にならって、アンカー303が閉弁方向に移動する際を例として、燃料の流れを説明すると、背圧室309から押し出された燃料は第2の空隙314,第1流体溜り部318,第3の空隙315,第1の空隙310を通過して電磁弁外部へと流れ出る。
ここで、ノーマルクローズ方式においてもノーマルオープン方式と同様の課題が発生する。磁気吸引面間のエアギャップとなる第1の空隙310以外で発生する磁気抵抗はできる限り低い方が効率よく吸引力を向上させられて望ましい。しかしながら、磁気回路は第2の空隙314を通過するため、ここで大きな磁気抵抗が発生してしまう。これを回避するためには、第2の空隙314を小さくすればよい。しかしながら、一方で、第2の空隙314は背圧室309から押し出される燃料の通路でもあるため、電磁弁の高応答化という観点から十分大きな断面積を確保することが望ましい。以上で説明したように、一般にアンカー303の外周に燃料通路を形成しようとすると、燃料通路と磁気回路が共通する部分ができてしまい、両機能がトレードオフの関係になってしまう。
しかしながら、本実施例の構造によれば、吸引面311の断面積を拡大しても、第2の空隙314に流れ込む燃料は第1周面部313の断面積が押しのけた燃料に等しくなり、増加することはない。それゆえ、燃料通路を拡大せずに吸引面を拡大することができるため、前述したトレードオフを解消することができる。
さらに、上記のような構成とすることで第3の空隙315は第1燃料溜り部318を連通する燃料通路としての機能のみを持たせればよいため、背圧室318から押し出される流量に対して十分な断面積を確保することができる。それに対して、第2の空隙314は第1周面部313の断面積が押しのけた燃料が通過するのに必要な最低限の断面積を確保できればよく、磁気回路としての機能が主な機能となる。このため、例えば第3の空隙の断面積が第2の空隙の断面積よりもよりも大きくなる構成とすることで、前記のようにそれぞれの空隙に理想的に機能を割り振ることができる。
なお、以上の説明は閉弁方向の動作を想定したものであるが、開弁方向の動作に関しても同様の原理で同様の効果が期待できる。
以上をまとめると、本実施例の構成により、これまでトレードオフとなっていた燃料通路の拡大による応答性の確保と磁気抵抗低減による吸引力の向上を小型かつ簡便な構造で実現するノーマルクローズ電磁弁を提供することが可能となる。
図6は、本発明の実施例4に係る電磁弁の閉弁時における断面を示す。実施例3との違いは弁体部301aとロッド部301bが一体部材となり弁体301となっている点である。弁体301はばね302により閉弁方向に付勢されており、電磁コイル300がOFFの場合、弁体301が弁シート317に接触することでストロークを規制され、閉弁状態となっている。この状態で電磁コイルをONにすると、電磁弁30内部では実施例3と同様の燃料流れをともなってアンカー303が開弁方向に移動し、弁体301は開弁状態のまま保持される。ポンプが圧縮工程に差し掛かっても、開弁状態は保持され、いわゆる戻し工程状態となる。ここで、電磁コイル300をOFFにすると弁体300に作用する流体力とばね302の付勢力によって電磁弁30は閉弁状態となり、ポンプの吐出が開始される。なお、ポンプの吸入工程時には弁体301に開弁方向の流体力が作用するため、磁気吸引力の立ち上がり応答が遅い場合でも、弁体の開弁遅れが発生せず、流量制御時のロバスト性を向上させることができる。
以上をまとめると、本実施例の構成により、実施例3と同様の効果を得ることができ、しかも、磁気吸引力の立ち上がり応答が遅い場合にも、流体力のアシストにより開弁遅れが発生せず、流量制御時のロバスト性をさらに向上させることができる。
本発明は、内燃機関の高圧燃料供給ポンプに限らず、各種の高圧ポンプに広く利用可能である。
1 ポンプハウジング
2 プランジャ
5,30 電磁弁
8 吐出弁
10 吸入口
11 加圧室
50 燃料タンク
53 コモンレール
54 インジェクタ
56 圧力センサ

Claims (18)

  1. ポンプに設けられたシリンダと、前記シリンダ内に摺動可能に設けられカムの回転にしたがって往復運動するプランジャと、前記プランジャ及び前記シリンダで形成される流体の加圧室と、前記加圧室と流体の吸入通路の間に形成される空間に設けられた電磁弁と、前記加圧室と流体の吐出通路の間に形成される空間に設けられた吐出弁と、を備えるプランジャ式高圧燃料供給ポンプであって、
    前記電磁弁は弁体と共に軸方向に移動可能であるアンカー、前記アンカーの動作により体積が増減する背圧室、前記アンカーの吸引面と第1の空隙を挟んで対面する固定磁気吸引面、前記アンカーの外周面と第2の空隙を挟んで対面する筒状磁性領域部を備え、第2の空隙が前記背圧室への燃料通路を形成し、かつ前記アンカーと共同で磁気回路を形成する構成とし、前記アンカーに吸引面を形成するフランジ部と、前記フランジ部より径の小さい第1周面部と、前記フランジ部の外周面と第3の空隙を挟んで対面する筒状の非磁性領域とを備え、前記第2の空隙が前記第1周面部の外周に設けられており、前記第3の空隙によって前記背圧室と連通される第1流体溜り部とを備えることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  2. 請求項1において、前記第1周面部には、更に径の小さい第2周面部を一体または別部材で形成して備え、前記第2の空隙によって前記第1流体溜り部と連通される第2流体溜り部を形成することを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  3. 請求項1において、前記第2の空隙および前記第3の空隙は前記アンカーの外周面に形成されていることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  4. 請求項1において、前記第3の空隙は前記第2の空隙よりも断面積が大きいことを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  5. 請求項1において、前記弁体若しくはロッドがばねにより開弁方向の付勢力を受けており、前記電磁弁への通電がない場合、開弁状態を維持することを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  6. 請求項5において、前記ばねは前記背圧室内に設置されていることを特徴とする高圧燃料ポンプ。
  7. 請求項5において、前記弁体が弁体部とロッド部の二部材から構成され、前記ロッド部を開弁方向に付勢する第一のばねと、前記弁体部を閉弁方向に付勢する第二のばねを有し、前記第一のばねの付勢力は前記弁体ばねの付勢力よりも大きいことを特徴とする高圧燃料ポンプ。
  8. 請求項1において、前記弁体若しくはロッドがばねにより閉弁方向の付勢力を受けており、前記電磁弁への通電がない場合、閉弁状態を維持することを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  9. 請求項8において、前記弁体が弁体部とロッド部の二部材から構成され、前記ロッド部を閉弁方向に付勢する第一のばねと、前記弁体部を閉弁方向に付勢する第二のばねを有することを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  10. 磁気吸引面が形成されたフランジ部と、このフランジ部より径の小さい周面部とを備え、弁体若しくはロッドと共に軸方向に移動可能であるアンカー、
    前記アンカーの吸引面と第1の空隙を挟んで対面する固定側磁気吸引面部、前記アンカーの周面部に第2の空隙を挟んで対面する筒状磁性領域部、前記アンカーの前記フランジ部の外周部と第2の空隙を挟んで対面する筒状の非磁性領域とを備え、前記アンカーと共同して磁気通路を形成する固定コア、
    前記第3の空隙によって前記第1の空隙と連通される流体溜り部
    とを備える電磁式の流量制御弁
  11. 請求項10において、前記第1周面部には、更に径の小さい第2周面部を一体または別部材で形成して備え、前記第2の空隙によって前記第1流体溜り部と連通される第2流体溜り部を形成することを特徴とする電磁式の流量制御弁。
  12. 請求項10において、前記第2の空隙および前記第3の空隙は前記アンカーの外周面に形成されていることを特徴とする電磁式の流量制御弁。
  13. 請求項10において、前記第3の空隙は前記第2の空隙よりも断面積が大きいことを特徴とする電磁式の流量制御弁。
  14. 請求項10において、前記弁体若しくはロッドがばねにより開弁方向の付勢力を受けており、前記電磁式の流量制御弁への通電がない場合、開弁状態を維持することを特徴とする電磁式の流量制御弁。
  15. 請求項14において、前記ばねは前記背圧室内に設置されていることを特徴とする電磁式の制御弁。
  16. 請求項14において、前記弁体が弁体部とロッド部の二部材から構成され、前記ロッド部を開弁方向に付勢する第一のばねと、前記弁体部を閉弁方向に付勢する第二のばねを有し、前記第一のばねの付勢力は前記第二のばねの付勢力よりも大きいことを特徴とする高圧燃料ポンプ。
  17. 請求項10において、前記弁体若しくはロッドがばねにより閉弁方向の付勢力を受けており、前記電磁弁への通電がない場合、閉弁状態を維持することを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  18. 請求項17において、前記弁体が弁体部とロッド部の二部材から構成され、前記ロッド部を閉弁方向に付勢する第一のばねと、前記弁体部を閉弁方向に付勢する第二のばねを有することを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
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