JP2011176228A - プラズマ処理装置及びフォーカスリング - Google Patents

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Abstract

【課題】被処理体のエッチングレートの均一性を悪化させず、フォーカスリングがエッチングされることによるパーティクルの発生を減らすことができるプラズマ処理装置及びフォーカスリングを提供する。
【解決手段】プラズマ処理装置は、エッチングガスが供給されるチャンバ1と、チャンバ1内に配置され、互いに対向する上部電極2及び下部電極11と、被処理体であるウエハ4の外周を囲むフォーカスリング13と、フォーカスリング13の外周を囲むインシュレータリング14とを備え、フォーカスリング13は、ウエハ4側を構成する第1のフォーカスリング部分13aと、インシュレータリング14側を構成する第2のフォーカスリング部分13bとを有し、第2のフォーカスリング部分13bは、第1のフォーカスリング部分13aよりも導電性が低く、インシュレータリング14よりも導電性が高い。
【選択図】図2

Description

本発明は、ドライエッチング処理を行うプラズマ処理装置及びこの装置に使用されるフォーカスリングに関するものである。
半導体製造プロセスなどにおける微細加工に、ドライエッチング装置、例えば、プラズマ処理装置が広く利用されている(例えば、特許文献1及び2参照)。図1は、従来のプラズマ処理装置の一部を概略的に示す断面図である。従来のプラズマ処理装置においては、ウエハ4が載置される静電チャック42を備えた下部電極41の径方向外側(図1においては、右側)に、被処理体としてのウエハ4を囲むSiフォーカスリング43が配置され、その径方向外側にインシュレータリング44(上部インシュレータリング44a及び下部インシュレータリング44b)が配置されている。上部インシュレータリング44aは、ドライエッチング処理を行う際に、矢印Aで示すように、ウエハ4及びSiフォーカスリング43側にプラズマを集束させてウエハ側のプラズマ密度を高める働きを持つ。
特開2005−167088号公報 特開2007−324186号公報
しかしながら、上記従来のプラズマ処理装置では、Siフォーカスリングとインシュレータリングの境界領域にプラズマが集中して、ウエハ表面のプラズマの均一性が崩れ、ウエハ外周部の領域のプラズマ密度がウエハ中心側のプラズマ密度より高くなる。このため、エッチングレートの面内均一性が悪化したり、Siフォーカスリング外周がエッチングされることによるパーティクルの発生が顕著になったりするという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、被処理体のエッチングレートの均一性を悪化させず、フォーカスリングがエッチングされることによるパーティクルの発生を減らすことができるプラズマ処理装置及びフォーカスリングを提供することにある。
本発明の一態様に係るプラズマ処理装置は、エッチングガスが供給されるチャンバと、前記チャンバ内に配置され、互いに対向する第1の電極及び第2の電極と、前記第2の電極に載置された被処理体の外周を囲むフォーカスリングと、前記フォーカスリングの外周を囲むインシュレータリングとを備え、前記フォーカスリングは、該フォーカスリングの前記被処理体側を構成する第1のフォーカスリング部分と、該フォーカスリングの前記インシュレータリング側を構成する第2のフォーカスリング部分とを有し、前記第2のフォーカスリング部分は、前記第1のフォーカスリング部分よりも導電性が低く、前記インシュレータリングよりも導電性が高い材料で構成されることを特徴としている。
本発明の他の態様に係るプラズマ処理装置は、エッチングガスが供給されるチャンバと、前記チャンバ内に配置され、互いに対向する第1の電極及び第2の電極と、前記第2の電極に載置された被処理体の外周を囲むフォーカスリングと、前記フォーカスリングの外周を囲むインシュレータリングとを備え、前記フォーカスリングは、該フォーカスリングの前記インシュレータリング側の表面に耐プラズマコーティングを施した耐プラズマコート部を有することを特徴としている。
本発明の一態様に係るフォーカスリングは、ドライエッチング処理において、被処理体の外周を囲み、インシュレータリングの径方向内側に配置されるフォーカスリングであって、前記被処理体側を構成する第1のフォーカスリング部分と、前記インシュレータリング側を構成する第2のフォーカスリング部分とを有し、前記第2のフォーカスリング部分は、前記第1のフォーカスリング部分よりも導電性が低く、前記インシュレータリングよりも導電性が高い材料で構成されることを特徴としている。
本発明の他の態様に係るフォーカスリングは、エッチングガスが供給されるチャンバと、前記チャンバ内に配置され、互いに対向する第1の電極及び第2の電極と、前記第2の電極に載置された被処理体の外周を囲むフォーカスリングと、前記フォーカスリングの外周を囲むインシュレータリングとを備え、前記フォーカスリングは、該フォーカスリングの前記インシュレータリング側の表面に耐プラズマコーティングを施した耐プラズマコート部を有することを特徴としている。
本発明によれば、被処理体の外周側における過度のプラズマ集中を防止することができるので、被処理体のエッチングレートの面内均一性の悪化を防止できるという効果がある。
従来のプラズマ処理装置の一部を概略的に示す断面図である。 本発明に係る第1の実施形態のプラズマ処理装置の構成を概略的に示す図である。 第1の実施形態のプラズマ処理装置の下部電極側構造体を概略的に示す断面図である。 第1の実施形態のプラズマ処理装置の下部電極側構造体を概略的に示す平面図である。 第2の実施形態のプラズマ処理装置の下部電極側構造体を概略的に示す断面図である。 第2の実施形態のプラズマ処理装置の下部電極側構造体を概略的に示す平面図である。 第3の実施形態のプラズマ処理装置の下部電極側構造体を概略的に示す断面図である。 第3の実施形態のプラズマ処理装置の下部電極側構造体を概略的に示す平面図である。 実施形態の変形例のプラズマ処理装置の下部電極側構造体を概略的に示す断面図である。 実施形態の他の変形例のプラズマ処理装置の下部電極側構造体を概略的に示す断面図である。
第1の実施形態.
図2は、本発明に係る第1の実施形態のプラズマ処理装置の構成を概略的に示す図である。図2に示されるように、第1の実施形態のプラズマ処理装置は、エッチングガス供給系(図示せず)からエッチングガスBが供給されるチャンバ1と、チャンバ1内に配置された上部電極2と、チャンバ1内に配置され、被処理体としてのウエハ4が載置される下部電極側構造体3とを有している。また、第1の実施形態のプラズマ処理装置は、高周波(RF)電力を供給するRF電源5と、インピーダンス整合のためのマッチャー6と、直流電圧を供給する高圧直流電源7とを有している。
図3は、第1の実施形態のプラズマ処理装置の下部電極側構造体を概略的に示す断面図であり、図4は、第1の実施形態のプラズマ処理装置の下部電極側構造体3を概略的に示す平面図である。図3又は図4に示されるように、下部電極側構造体3は、上部電極2と対向配置された下部電極11と、下部電極11上に備えられた(又は、下部電極11の上部を構成する)静電チャック12と、ウエハ4の外周を囲むフォーカスリング13と、フォーカスリング13の外周を囲むインシュレータリング14とを備えている。第1の実施形態においては、上部電極2はグランドに接続され、下部電極11はマッチャー6を介してRF電源5に接続されており、静電チャック12内の電極は高圧直流電源7に接続されている。
フォーカスリング13は、ウエハ4側を構成する第1のフォーカスリング部分13aと、インシュレータリング14側を構成する第2のフォーカスリング部分13bとを有している。第2のフォーカスリング部分13bは、第1のフォーカスリング部分13aよりも導電性が低く、インシュレータリング14よりも導電性が高い材料で構成されている。また、第2のフォーカスリング部分13bは、第1のフォーカスリング部分13aよりも耐プラズマエッチング性の高い材料で構成されることが望ましい。第1のフォーカスリング部分13aは、例えば、Si(シリコン)で構成され、第2のフォーカスリング部分13bは、例えば、SiCで構成される。
インシュレータリング14は、ウエハ4の外側の上側インシュレータリング部分14aと、その下に配置された下側インシュレータリング部分14bとを有している。インシュレータリング14は、例えば、石英などの絶縁性材料で構成される。
図2に示されるように、下部電極11の上面の静電チャック12には、ウエハを静電吸着するために、高圧直流電源7から直流電圧が印加され、プロセスガスがチャンバ1内に供給された所定の圧力下で、下部電極11にRF電力を印加し、上部電極2と下部電極11間にプラズマを発生させて、ウエハ4のドライエッチング処理を行う。
このとき、図3に示されるように、第1のフォーカスリング部分13aの径方向外側(図3における右側)であって、第1のインシュレータリング部分14aの径方向内側(図3における左側)にSiCからなる導電性部材である第2のフォーカスリング部分14bを配置することで、エッチング処理時にプラズマが第2のフォーカスリング部分13bに引き込まれて集中する。このため、ウエハ4上及び第1のフォーカスリング部分13a上でプラズマ密度の分布の均一性は高くなる。これは、従来例においてSiフォーカスリング外周部に集中していたプラズマを、第2のフォーカスリング部分13bに集中させることによって、プラズマをウエハ4の径方向外側に移動させることができ、ウエハ4及び第1のフォーカスリング部分13a上のプラズマ密度の均一性を改善することができるからである。
第1の実施形態のプラズマ処理装置又はフォーカスリング13によれば、高密度のプラズマに曝される第1のフォーカスリング部分13aの外周部のエッチング(削れ)を低減することができる。
第1の実施形態のプラズマ処理装置又はフォーカスリング13によれば、第2のフォーカスリング部分13bにより、ウエハ4上の外周側における過度のプラズマ集中を防止することができるので、ウエハ4のエッチングレートの面内均一性の悪化を防止できる。
また、第1の実施形態のプラズマ処理装置又はフォーカスリ上ング13によれば、フォーカスリング13上の外周側における過度のプラズマ集中を防止することができるので、第1のフォーカスリング部分13aがエッチングされる(削られる)ことによるパーティクルの発生を低減させることができる。さらに、一定周期で交換しなければならない第1のフォーカスリング部分13aの交換周期を長くすることができる。
第2の実施形態
図5は、第2の実施形態のプラズマ処理装置の下部電極側構造体3aを概略的に示す断面図であり、図6は、第2の実施形態のプラズマ処理装置の下部電極側構造体3aを概略的に示す平面図である。なお、第2の実施形態の説明に際しては、図2をも参照する。
第2の実施形態のプラズマ処理装置の下部電極側構造体3aは、第1の実施形態のプラズマ処理装置の下部電極側構造体3に対応する。また、第2の実施形態のプラズマ処理装置の下部電極21、静電チャック22、x、インシュレータリング24(第1のインシュレータリング部分24a、第2のインシュレータリング部分24b)は、第1の実施形態のプラズマ処理装置の下部電極11、静電チャック12、フォーカスリング13(第1のフォーカスリング部分13a、第2のフォーカスリング部分13b)、インシュレータリング14(第1のインシュレータリング部分14a、第2のインシュレータリング部分14b)にそれぞれ対応する。
第2の実施形態のプラズマ処理装置及びフォーカスリング23は、第2のフォーカスリング部分23bをアルミナで形成した点が、第2のフォーカスリング部分13bをSiCで形成した第1の実施形態のプラズマ処理装置及びフォーカスリング14と相違する。第2の実施形態、他の点は、第1の実施形態と同じである。第2の実施形態のプラズマ処理装置及びフォーカスリング23は、第2のフォーカスリング部分23bを耐プラズマ性により優れたアルミナで形成したことによって、フォーカスリング24の耐久性を向上させている。
第2の実施形態のプラズマ処理装置又はフォーカスリング23によれば、第2のフォーカスリング部分23bにより、ウエハ4上の外周側における過度のプラズマ集中を防止することができるので、ウエハ4のエッチングレートの面内均一性の悪化を防止できる。
また、第2の実施形態のプラズマ処理装置又はフォーカスリ上ング23によれば、フォーカスリング23上の外周側における過度のプラズマ集中を防止することができるので、第1のフォーカスリング部分23aがエッチングされる(削られる)ことによるパーティクルの発生を低減させることができる。さらに、一定周期で交換しなければならない第1のフォーカスリング部分23aの交換周期を一層長くすることができる。
第3の実施形態.
図7は、第3の実施形態のプラズマ処理装置の下部電極側構造体3bを概略的に示す断面図であり、図8は、第3の実施形態のプラズマ処理装置の下部電極側構造体3bを概略的に示す平面図である。なお、第3の実施形態の説明に際しては、図2をも参照する。
第3の実施形態のプラズマ処理装置の下部電極側構造体3bは、第1の実施形態のプラズマ処理装置の下部電極側構造体3に対応する。また、第3の実施形態のプラズマ処理装置の下部電極31、静電チャック32、フォーカスリング33、インシュレータリング34(第1のインシュレータリング部分34a、第2のインシュレータリング部分34b)は、第1の実施形態のプラズマ処理装置の下部電極11、静電チャック12、フォーカスリング13、インシュレータリング14(第1のインシュレータリング部分14a、第2のインシュレータリング部分14b)にそれぞれ対応する。
第3の実施形態のプラズマ処理装置及びフォーカスリング33は、フォーカスリング33自体が2つの部分から構成されるのではなく、1つの部分から構成されており、フォーカスリング33のインシュレータリング側の表面に耐プラズマコーティングを施した耐プラズマコート部33bを有する点が、第1の実施形態のプラズマ処理装置及びフォーカスリング14と相違する。第3の実施形態、他の点は、第1の実施形態と同じである。
フォーカスリング33は、例えば、Siフォーカスリングである。耐プラズマコート部33bは、図7及び図8に示されるように、フォーカスリング33の外周縁部(角部)、外周側壁部(垂直部)、外周上面部(水平部)からなる。耐プラズマコート部33bは、耐プラズマ性を向上させるためのコーティングであり、イットリア(酸化イットリウム)コート、アルマイトコートなどが使用される。
第3の実施形態のプラズマ処理装置及びフォーカスリング33は、耐プラズマコート部33bを耐プラズマ性により優れた材料で形成したことによって、特に、プラズマが集中しやすいフォーカスリング33の外周縁部を耐プラズマコート部33bで覆うので、フォーカスリング33の耐久性を向上することができる。また、フォーカスリング33の外周縁部を耐プラズマコート部33bで覆うので、フォーカスリング33上面の耐プラズマコート部33bとの境界付近33cでエッチングが顕著になる傾向が予想されるが、フォーカスリング33の外周縁部の削れとは異なり、水平面のエッチングによるパーティクルの発生量は角部のエッチングによるパーティクルの発生量に比べて少ない。
以上に説明したように、第3の実施形態のプラズマ処理装置又はフォーカスリング33によれば、耐プラズマコート部33bにより、ウエハ4上の外周側における過度のプラズマ集中を防止することができるので、ウエハ4のエッチングレートの面内均一性の悪化を防止できる。
また、第3の実施形態のプラズマ処理装置又はフォーカスリ上ング33によれば、フォーカスリング33上の外周側における過度のプラズマ集中を防止することができるので、フォーカスリング部分33の角部がエッチングされる(削られる)ことによるパーティクルの発生を低減させることができる。さらに、一定周期で交換しなければならないフォーカスリング33の交換周期を一層長くすることができる。
第3の実施形態の場合、従来のSiフォーカスリングに耐プラズマコーティングするのみで実現可能であるため、第1及び第2の実施形態のように、新たに導電性部材を導入するよりも加工が容易である。
変形例.
図9は、第1又は第2の実施形態の変形例のプラズマ処理装置の下部電極側構造体3cを概略的に示す断面図である。図9において、図3の構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。図9の変形例のプラズマ処理装置のフォーカスリング53は、第1のフォーカスリング部分53a、第2のフォーカスリング部分53bを有する点は、第1又は第2の実施形態のものと同じであるが、第1のフォーカスリング部分53aの外周縁部(角部)53cの断面の角度αを90度よりも大きい鈍角にして、電界の集中を緩和している点が、第1又は第2の実施形態と相違する。この変形例によれば、第1のフォーカスリング部分53aの外周縁部(角部)53cの電界の集中を緩和しているので、この部分のプラズマの集中を緩和することができる。
図10は、第1乃至第3の実施形態の変形例のプラズマ処理装置の下部電極側構造体3dを概略的に示す断面図である。図10において、図3の構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。図10の変形例のプラズマ処理装置のフォーカスリング63は、第1のフォーカスリング部分63a、第2のフォーカスリング部分63bを有する点は、第1又は第2の実施形態のものと同じであるが、第1のフォーカスリング部分63aの外周縁部(角部)の上面に第3の実施形態で用いた耐プラズマコート63cを設けた点が、第1乃至第3の実施形態と相違する。この変形例によれば、第1のフォーカスリング部分63aの外周縁部(角部)上に耐プラズマコート63cを設けたので、第1のフォーカスリング部分63aの外周縁部(角部)がエッチングされることによるパーティクルの発生を低減させることができる。
1 チャンバ、 2 上部電極、 3,3a,3b,3c,3d 下部電極側構造体、 4 ウエハ、 5 RF電源、 6 マッチャー、 7 直流電源、 11,21 下部電極、 12,22,32 静電チャック、 13,23,33 フォーカスリング、 13a,23a 第1のフォーカスリング部分、 13b,33b 第2のフォーカスリング部分、 14,24,34 インシュレータリング、 14a,24a,34a 上側インシュレータリング部分、 14b,24b,34b 下側インシュレータリング部分、 33 フォーカスリング、 33b 耐プラズマコート部。

Claims (12)

  1. エッチングガスが供給されるチャンバと、
    前記チャンバ内に配置され、互いに対向する第1の電極及び第2の電極と、
    前記第2の電極に載置された被処理体の外周を囲むフォーカスリングと、
    前記フォーカスリングの外周を囲むインシュレータリングと
    を備え、
    前記フォーカスリングは、
    該フォーカスリングの前記被処理体側を構成する第1のフォーカスリング部分と、
    該フォーカスリングの前記インシュレータリング側を構成する第2のフォーカスリング部分と
    を有し、
    前記第2のフォーカスリング部分は、前記第1のフォーカスリング部分よりも導電性が低く、前記インシュレータリングよりも導電性が高い材料で構成される
    ことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 前記第1のフォーカスリング部分は、Siで構成され、
    前記第2のフォーカスリング部分は、SiC又はアルミナで構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記第1のフォーカスリング部分の外周面と前記第2のフォーカスリング部分の内周面は密着しており、
    前記第1のフォーカスリング部分の外周面の前記第1の電極側の角部の角度は、90度又は90度より大きい所定の角度である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記第1のフォーカスリング部分は、該第1のフォーカスリング部分の前記第2のフォーカスリング部分側の表面に耐プラズマコーティングを施した耐プラズマコート部を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  5. エッチングガスが供給されるチャンバと、
    前記チャンバ内に配置され、互いに対向する第1の電極及び第2の電極と、
    前記第2の電極に載置された被処理体の外周を囲むフォーカスリングと、
    前記フォーカスリングの外周を囲むインシュレータリングと
    を備え、
    前記フォーカスリングは、該フォーカスリングの前記インシュレータリング側の表面に耐プラズマコーティングを施した耐プラズマコート部を有する
    ことを特徴とするプラズマ処理装置。
  6. 前記耐プラズマコーティングは、イットリアコート又はアルマイトコートである
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のプラズマ処理装置。
  7. ドライエッチング処理において、被処理体の外周を囲み、インシュレータリングの径方向内側に配置されるフォーカスリングであって、
    前記被処理体側を構成する第1のフォーカスリング部分と、
    前記インシュレータリング側を構成する第2のフォーカスリング部分と
    を有し、
    前記第2のフォーカスリング部分は、前記第1のフォーカスリング部分よりも導電性が低く、前記インシュレータリングよりも導電性が高い材料で構成される
    ことを特徴とするフォーカスリング。
  8. 前記第1のフォーカスリング部分は、Siで構成され、
    前記第2のフォーカスリング部分は、SiC又はアルミナで構成される
    ことを特徴とする請求項7に記載のフォーカスリング。
  9. 前記第1のフォーカスリング部分の外周面と前記第2のフォーカスリング部分の内周面は密着しており、
    前記第1のフォーカスリング部分の外周面の前記第1の電極側の角部の角度は、90度又は90度より大きい所定の角度である
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載のフォーカスリング。
  10. 前記第1のフォーカスリング部分は、該第1のフォーカスリング部分の前記第2のフォーカスリング部分側の表面に耐プラズマコーティングを施した耐プラズマコート部を有する
    ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載のフォーカスリング。
  11. エッチングガスが供給されるチャンバと、
    前記チャンバ内に配置され、互いに対向する第1の電極及び第2の電極と、
    前記第2の電極に載置された被処理体の外周を囲むフォーカスリングと、
    前記フォーカスリングの外周を囲むインシュレータリングと
    を備え、
    前記フォーカスリングは、該フォーカスリングの前記インシュレータリング側の表面に耐プラズマコーティングを施した耐プラズマコート部を有する
    ことを特徴とするフォーカスリング。
  12. 前記耐プラズマコーティングは、イットリアコート又はアルマイトコートである
    ことを特徴とする請求項10又は11に記載のフォーカスリング。
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