JP2011174979A - マスク洗浄方法、マスク洗浄装置及びペリクル - Google Patents

マスク洗浄方法、マスク洗浄装置及びペリクル Download PDF

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Abstract

【課題】マスクに形成されたマスク膜のパターン形状を保ちながら、マスク膜に付着したシリコン酸化物を含む異物を除去することができるマスク洗浄方法、マスク洗浄装置及びペリクルを提供する。
【解決手段】マスクの洗浄方法は、シリコン酸化物を含む異物が付着したマスク膜を表面に有するマスクを用意する工程と、希フッ酸蒸気を含む洗浄ガスにおいて、マスク膜に対するエッチングレートよりも異物に対するエッチングレートが高くなる温度にマスクを保持する工程と、マスクの表面に洗浄ガスを供給して異物をエッチングする工程とを含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、マスク洗浄方法、マスク洗浄装置及びペリクルに関する。
従来の技術として、遮光パターンをマスクとして、MoSiを含む半透光膜パターンを形成した後に、アルカリ処理又は酸処理、又はその両方の処理により洗浄を行うハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上記の酸処理は、遮光パターンをマスクとして半透光膜パターンが露出しない状態で行われるものであり、MoSiを含む半透光膜パターンが表面に露出する状態で行うことはできなかった。
特開2003−121978号公報
本発明の目的は、マスクに形成されたマスク膜のパターン形状を保ちながら、マスク膜に付着したシリコン酸化物を含む異物を除去することができるマスク洗浄方法、マスク洗浄装置及びペリクルを提供することにある。
本発明の一態様は、シリコン酸化物を含む異物が付着したマスク膜を表面に有するマスクを用意する工程と、希フッ酸蒸気を含む洗浄ガスにおいて、前記マスク膜に対するエッチングレートよりも前記異物に対するエッチングレートが高くなる温度に前記マスクを保持する工程と、前記マスクの表面に前記洗浄ガスを供給して前記異物をエッチングする工程と、を含むマスク洗浄方法を提供する。
本発明の他の一態様は、シリコン酸化物を含む異物が付着したマスク膜を表面に有するマスクを、希フッ酸蒸気を含む洗浄ガスにおいて、前記マスク膜に対するエッチングレートよりも前記異物に対するエッチングレートが高くなる温度に保持する保持部と、前記マスクの表面に前記洗浄ガスを供給して前記異物をエッチングする供給部と、を備えるマスク洗浄装置を提供する。
本発明によれば、マスクに形成されたマスク膜のパターン形状を保ちながら、マスク膜に付着したシリコン酸化物を含む異物を除去することができる。
図1は、第1の実施の形態に係るマスク洗浄装置の概略図である。 図2は、DHF蒸気によるSiO膜とSiN膜のエッチングレートの温度依存性に関するグラフである。 図3は、第2の実施の形態に係るマスクの洗浄方法に関する概略図である。 図4は、第3の実施の形態に係るマスク洗浄装置の概略図である。
[第1の実施の形態]
(マスク洗浄装置の構成)
図1は、第1の実施の形態に係るマスク洗浄装置の概略図である。このマスク洗浄装置1は、例えば、半導体装置を製造する際の露光処理に用いられるマスク2を洗浄するものである。
マスク洗浄装置1は、主に、シリコン酸化物を含む異物としてのヘイズ7が付着したマスク膜22を表面2Aに有するマスク2を、DHF(希フッ酸;Diluted Hydrofluoric Acid)蒸気を含む洗浄ガスにおいて、マスク膜22に対するエッチングレートよりもヘイズ7に対するエッチングレートが高くなる温度に保持する保持部としての加熱部16と、マスク2の表面に洗浄ガスを供給してヘイズ7をエッチングする供給部としてのDHF蒸気調整部10と、を備えて概略構成されている。
また、マスク洗浄装置1は、例えば、図1に示すように、第1及び第2の流量調整部12、14と、制御部100と、記憶部101と、を備えて概略構成されている。
DHF蒸気調整部10は、例えば、供給されたDHF蒸気4及び不活性ガスを調整して混合ガス6を発生させる。このDHF蒸気4中の水分量は、例えば、DHF:HO=4:6を満たす量である。不活性ガスは、例えば、Nガス5である。洗浄ガスとしての混合ガス6は、例えば、DHF蒸気4とNガス5を所定の割合で混合したものである。なお、DHF蒸気4とNガス5の混合の割合(所定の割合)は、例えば、マスク膜22とヘイズ7のエッチングレートの比が最適となる割合やエッチング時間から決定される。
また、DHF蒸気調整部10は、例えば、DHF蒸気4の温度を調整する。DHF蒸気4の温度は、例えば、効率よくヘイズ7を除去するため、保持されるマスク2の温度範囲内となるように調整される。
第1の流量調整部12は、例えば、第1の開口としての吸気開口38を介してペリクル3内に供給する混合ガス6の流量を調整するものである。第2の流量調整部14は、例えば、第2の開口としての排気開口39から排気する排気ガス8の流量を調整するものである。
加熱部16は、例えば、内部に電熱線を有し、電熱線に対する通電により、マスク2を加熱する。なお、本実施の形態に係る室温を20℃とする。加熱部16は、後述するマスク膜22とヘイズ7のエッチングレートの差が生じる温度範囲が、室温時のマスク2の温度よりも低い場合は、マスク2を冷やす構成を有するものとする。
制御部100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等からなるマイクロコンピュータであり、記憶部101に記憶されるプログラム102に基づいてDHF蒸気調整部10、第1及び第2の流量調整部12、14及び加熱部16等を制御する。
制御部100は、例えば、DHF蒸気4中の水分量及び温度、DHF蒸気4とNガス5の割合が設定された値となるようにDHF蒸気調整部10を制御する。
制御部100は、例えば、混合ガス6が所定の流量となるように第1の流量調整部12を制御する。また、制御部100は、例えば、排気ガス8が所定の流量となるように第2の流量調整部14を制御する。混合ガス6と排気ガス8の流量は、例えば、等しくなるように調整され、その流量は、好ましくは0.1〜0.5L/minである。なお、混合ガス6及び排気ガス8の流量は、例えば、ペリクル膜36が破損しない程度に差があっても良い。
制御部100は、例えば、ペリクル3が80℃以下となるように加熱部16による加熱を制御する。
記憶部101は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や半導体メモリからなる記憶装置であり、プログラム102を記憶する。
プログラム102は、例えば、マスク2の洗浄方法の工程や、DHF蒸気調整部10、第1及び第2の流量調整部12、14及び加熱部16等を制御するための命令が記載され、制御部100により実行される。
マスク2は、例えば、多諧調マスクであるハーフトーンマスクであり、図1に示すように、基板20の表面2A側にマスク膜22が形成されている。このマスク膜22は、ペリクル3によって覆われている。なお、マスク2は、ハーフトーンマスクに限定されず、多諧調マスクであるグレイトーンマスク、2階調マスクであり、Cr等によりマスクパターンを形成するバイナリーマスク、EUV(Extreme Ultra Violet)リソグラフィ法に用いられる反射型マスク等でも良い。
基板20は、例えば、Siを主成分とするSi系基板である。
マスク膜22は、例えば、MoSi又はSiNを主成分とする膜である。マスク膜22には、マスクパターンが形成されている。
ペリクル3は、マスク膜22に埃等が付着するのを防止するものであり、耐フッ酸性のある材質を表面に有する。この表面とは、例えば、混合ガス6が触れる可能性があるペリクル3の内面である。ペリクル3は、例えば、基板20上に粘着剤30を介して設けられたペリクルフレーム32と、ペリクルフレーム32上に、接着剤34を介して設けられたペリクル膜36と、を備えて概略構成されている。
粘着剤30は、例えば、耐フッ酸性が高く、発生ガスが少ないシリコン、フッ素樹脂等が用いられる。
ペリクルフレーム32は、例えば、カーボン系、フッ素樹脂等の耐フッ酸性を有する材質から形成されている。また、ペリクルフレーム32は、例えば、アルミニウム等からなるフレームの表面を、耐フッ酸性のある材質(例えば、フッ素樹脂)でコーティングしたものであっても良い。
このペリクルフレーム32には、例えば、少なくとも1つの吸気開口38と、吸気開口38と対向するペリクルフレーム32に形成される少なくとも1つの排気開口39を備えている。吸気開口38及び排気開口39には、例えば、埃等を防ぐフィルタ38a、39aが設けられている。吸気開口38及び排気開口39は、ペリクルフレーム32にそれぞれ2つ以上形成されることが望ましい。
また、吸気開口38は、例えば、第1の流量調整部12に接続されている。排気開口39は、例えば、第2の流量調整部14に接続されている。吸気開口38及び排気開口39は、例えば、混合ガス6と排気ガス8の流量が等しくなることから、従来ならペリクル膜36が破損する可能性がある大きさを超えて形成することが可能となる。
フィルタ38a、39aは、例えば、ガスを供給及び排出する際にごみが発生せず、耐フッ酸性を有するPTFE(Polytetrafluoroethylene;ポリテトラフルオロエチレン)等の材質からなる。
ペリクル膜36は、露光光の吸収が無く、露光光の透過率が高い(99%以上)ものであり、かつ、耐フッ酸性を有する材質から形成されることが望ましく、例えば、フッ素系有機化合物等から形成される。
接着剤34は、例えば、耐フッ酸性を有し、高い接着強度を有するフッ素樹脂等が用いられる。
(マスクの洗浄方法)
以下では、繰り返して露光処理に用いられ、マスク膜22上にヘイズ7が成長したマスク2の洗浄方法の一例について説明する。ここで、ヘイズ7とは、例えば、露光処理において発生する成長性異物のことであり、露光処理の環境雰囲気からマスク膜22上に付着した微量物質等がマスク膜22上に付着して成長した異物である。ヘイズ7としてシリコン酸化物を含む異物がマスク膜22に付着した場合の洗浄方法について説明する。
まず、ヘイズ7が付着したマスク膜22を表面2Aに有するマスク2を用意する。このマスク2は、マスク2上にペリクル3が貼り付けられている。続いて、このマスク2をマスク洗浄装置1の加熱部16上に載せ、ペリクル3の吸気開口38に第1の流量調整部12を接続し、排気開口39に第2の流量調整部14を接続する。
次に、マスク洗浄装置1の制御部100は、DHF蒸気4とNガス5から混合ガス6を発生させるようにDHF蒸気調整部10を制御する。混合ガス6は、例えば、上記に示した水分量及び温度となるDHF蒸気4を含んでペリクル3内に供給される。
次に、制御部100は、混合ガス6の流量が所定の流量になるように第1の流量調整部12を制御すると共に、第1の排気ガスとしての排気ガス8の流量が混合ガス6の流量と等しくなるように第2の流量調整部14を制御する。また、制御部100は、例えば、混合ガス6を供給すると共に加熱部16を制御して基板20を最適な温度範囲で加熱する。以下に、最適な温度範囲について説明する。
図2は、DHF蒸気によるSiO膜とSiN膜のエッチングレートの温度依存性に関するグラフである。横軸は基板20の温度(℃)であり、縦軸はエッチングレート(Å/min)である。図2に示す温度t(例えば、約20℃)は、DHF蒸気4を発生させるためのフッ酸の沸点温度である。
図2に示すように、SiO膜とSiN膜のエッチングレートを比較すると、基板20の温度t(例えば、約38℃)でSiO膜とSiN膜のエッチングレートがほぼ等しくなる。また、ヘイズ7は、SiOを含み、マスク膜22は、SiNを含んでいる。このことから、DHF蒸気4を含む混合ガス6において、マスク2に形成されたマスク膜22に対するエッチングレートよりも洗浄対象としてのヘイズ7に対するエッチングレートが高くなる温度範囲は、図2に示すように、tからtの温度範囲Aとなる。
また、特に、30℃以下におけるSiO膜のエッチングレートの変化が、他の温度域の変化よりも小さいので、洗浄処理を行うのに最適な温度範囲は、例えば、20℃以上30℃以下である。
また、DHF蒸気4を含む混合ガス6によるヘイズ7のエッチング処理では、例えば、低い温度(例えば、38℃より低い温度)におけるエッチングレートがSiO>MoSi(SiN)>Crであることから、マスク膜22にMoSiが露出した状態であっても、シリコン酸化物を含む異物のみがエッチングされる。
次に、上記のエッチング処理が終了した後、制御部100は、例えば、基板20を加熱しながらペリクル3内の雰囲気をCDA(Clean Dry Air)又はNガスにて置換して洗浄処理を終了する。加熱部16は、例えば、主に、粘着剤30及び接着剤34の耐熱温度に基づいて80℃以下の温度で基板20を加熱する。
(第1の実施の形態の効果)
第1の実施の形態に係るマスクの洗浄方法によれば、従来、除去することが困難であったシリコン酸化物を含むヘイズ7を、マスク膜22に形成されたパターン形状を保ちながら除去することができるので、マスク2を再利用することができる。さらに、上記のマスクの洗浄方法によれば、マスク膜22に付着したヘイズ7を除去することができるので、洗浄後のマスク2を用いて製造された半導体装置の歩留まりが向上する。さらにまた、上記のマスクの洗浄方法によれば、歩留まりが向上し、また、マスク2を再利用することができることから、半導体装置の製造コストを抑えることができる。
上記のマスクの洗浄方法によれば、ペリクル3をマスク2に貼り付けたまま、マスク2の洗浄処理を行うことができる。上記のマスクの洗浄方法によれば、混合ガス6と排気ガス8の流量を等しくするので、流量を等しくしない場合と比べて、吸気開口38及び排気開口39を大きく形成することが可能となり、混合ガス6の供給量を増やすことができるので、効率よくマスク2を洗浄することができ、半導体装置の製造にかかる時間を短縮することができる。
上記のマスクの洗浄方法によれば、DHF蒸気4を含む混合ガス6によるエッチング処理の後の加熱処理により、接着剤34等から発生するアウトガスを除去することができる。
上記のペリクル3は、吸気開口38及び排気開口39を大きく形成することが可能となり、混合ガス6の供給量を増やすことができるので、効率よくマスク2を洗浄することができ、半導体装置の製造にかかる時間を短縮することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態は、ペリクルが貼り付けられていないマスクを洗浄する点で第1の実施の形態と異なっている。なお、以下において、第1の実施の形態と同様の機能及び構成を有する部分については、第1の実施の形態と同様の符号を付し、その説明は省略するものとする。
(マスクの洗浄方法)
図3は、第2の実施の形態に係るマスクの洗浄方法に関する概略図である。まず、繰り返して露光処理に用いられ、マスク膜22上にヘイズ7が成長したマスク2に貼り付けられたペリクル3を剥がす。
次に、図3に示すように、マスク2のマスク膜22が形成された表面2A及び裏面2B側からDHF蒸気調整部10により発生された混合ガス6を吹き付けると共に加熱部16によって最適な温度範囲でマスク2を加熱し、ヘイズ7のエッチング処理を行う。この混合ガス6は、例えば、上記に示した水分量及び温度範囲となるDHF蒸気4を含んでいる。
次に、上記のエッチング処理が終了した後、例えば、CDA又はNガスを基板20の表面2A及び裏面2Bに吹き付けてDHF蒸気4の残りを除去し、洗浄処理を終了する。なお、DHF蒸気4の残りを除去する処理は、例えば、基板20を加熱しながら行われる。この加熱処理は、ペリクル3が剥がされたマスク2で行われるため、第1の実施の形態における温度よりも高温度で行われても良い。
なお、上記の洗浄処理後に、シリコン酸化物以外のヘイズ7を除去するための洗浄処理を行っても良い。また、混合ガス6は、例えば、マスク2の表面2A又は裏面2Bのいずれかの面のみに吹き付けられても良い。CDA又はNガスは、例えば、マスク2の表面2A又は裏面2Bのいずれかの面のみに吹き付けられても良い。
(第2の実施の形態の効果)
第2の実施の形態に係るマスクの洗浄方法によれば、従来、除去することが困難であったシリコン酸化物を含むヘイズ7を、マスク膜22に形成されたパターン形状を保ちながら除去することができるので、マスク2を再利用することができる。
また、上記のマスクの洗浄方法によれば、シリコン酸化物を含むヘイズ7を除去した後、シリコン酸化物以外のヘイズ7を除去するための洗浄処理が行えるので、異物の付着がないマスク2を得られる。さらに、上記のマスクの洗浄方法によれば、マスク膜22に付着したヘイズ7を除去することができるので、洗浄後のマスク2を用いて製造された半導体装置の歩留まりが向上する。また、上記のマスクの洗浄方法によれば、歩留まりが向上し、また、マスク2を再利用することができることから、半導体装置の製造コストを抑えることができる。
[第3の実施の形態]
図4は、第3の実施の形態に係るマスク洗浄装置の概略図である。このマスク洗浄装置9は、図4に示すように、DHF蒸気発生部90と、DHF蒸気調整部91と、マスク洗浄部92と、加熱処理部94と、を備えて概略構成されている。
DHF蒸気発生部90は、例えば、DHF蒸気4を発生させる。
DHF蒸気調整部91は、例えば、DHF蒸気発生部90で発生したDHF蒸気4の水分量と温度を調整し、調整したDHF蒸気4とNガス5を含む混合ガス6としてマスク洗浄部92に送出する。
マスク洗浄部92は、例えば、パージ機構93を備えて概略構成されている。このパージ機構93は、例えば、第1の実施の形態に係る第1及び第2の流量調整部12、14と同様の機能を有し、ペリクル3に供給する混合ガス6の流量と排出される排気ガス8の流量を等しくするように調整する。
加熱処理部94は、例えば、パージ機構95と、加熱機構96と、を備えて概略構成されている。このパージ機構93は、例えば、第1の実施の形態に係る第1及び第2の流量調整部12、14と同様の機能を有し、ペリクル3に供給するCDA又はNガスの流量と排出される排気ガスの流量を等しくするように調整する。
加熱機構96は、例えば、第1の実施の形態に係る加熱部16と同様の機能を有し、マスク2を加熱する。
また、マスク洗浄装置9は、例えば、第1の実施の形態に係る制御部100及び記憶部101を有する。この制御部100は、例えば、DHF蒸気発生部90、DHF蒸気調整部91、マスク洗浄部92及び加熱処理部94を制御するものとする。
(マスクの洗浄方法)
まず、ペリクル3付きマスク2をマスク洗浄装置9のマスク洗浄部92に入れる。
次に、DHF蒸気発生部90により、DHF蒸気4を発生させ、DHF蒸気4をDHF蒸気調整部91に送出する。
次に、DHF蒸気調整部91により、温度、水分量を調整された後、Nガス5を含む混合ガス6としてマスク洗浄部92に送出する。混合ガス6の温度は、エッチングレートに差が生じる最適な温度に設定され、この混合ガス6によってマスク2の温度が最適な温度となるように処理が行われる。
次に、マスク洗浄部92のパージ機構93により、混合ガス6がペリクル3内に供給される。
次に、パージ機構93は、混合ガス6の流量が所定の流量になるように調整すると共に、排気ガス8の流量が混合ガス6の流量と等しくなるように調整する。
次に、上記のエッチング処理が終了した後、マスク洗浄部92から加熱処理部94にマスク2が搬送される。加熱処理部94では、例えば、加熱機構96により基板20を加熱しながら、ペリクル3内の雰囲気を、パージ機構95から送出されるCDA又はNガスにて置換する。なお、加熱処理部94のパージ機構95は、例えば、吸気開口38に供給されるガスの流量、及び排気開口39から排気されるガスの流量が等しくなるように調整する。また、加熱機構96による基板20の加熱処理の温度は、例えば、第1の実施の形態と同じ温度である。
マスク洗浄装置9は、上記の処理を行った後、洗浄処理を終了する。なお、本実施の形態では、ペリクル3が貼り付けられたマスク2の洗浄方法について説明したが、ペリクル3が剥がされたマスク2、又はペリクル3が貼られていないマスク2の洗浄処理を行っても良い。
(第3の実施の形態の効果)
第3の実施の形態に係るマスク洗浄装置9によれば、マスク2に形成されたマスク膜22のパターン形状を保ちながら、マスク膜22に付着したシリコン酸化物を含むヘイズ7を除去することができる。上記のマスク洗浄装置9によれば、ペリクル3をマスク2に貼り付けたまま、マスク2の洗浄処理を行うことができる。上記のマスク洗浄装置9によれば、混合ガス6と排気ガス8の流量を等しくするので、流量を等しくしない場合と比べて、吸気開口38及び排気開口39を大きく形成することが可能となり、混合ガス6の供給量を増やすことができるので、効率よくマスク2を洗浄することができ、半導体装置の製造にかかる時間を短縮することができる。
また、上記のマスク洗浄装置9によれば、ペリクル3が貼り付けられていないマスク2において、シリコン酸化物を含むヘイズ7を除去した後、シリコン酸化物以外のヘイズ7を除去するための洗浄処理が行えるので、異物の付着がないマスク2を得られる。
さらに、上記のマスク洗浄装置9によれば、マスク膜22に付着したヘイズ7を除去することができるので、洗浄後のマスク2を用いて製造された半導体装置の歩留まりが向上する。また、上記のマスクの洗浄方法によれば、歩留まりが向上し、また、マスク2を再利用することができることから、半導体装置の製造コストを抑えることができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されず、本発明の技術思想を逸脱あるいは変更しない範囲内で種々の変形及び組み合わせが可能である。
上記の各実施の形態では、DHF蒸気4とNガス5は、混合ガス6としてペリクル3内に供給されたが、別々に供給されても良い。
1…マスク洗浄装置、2…マスク、2A…表面、3…ペリクル、4…DHF蒸気、5…Nガス、6…混合ガス、7…ヘイズ、8…排気ガス、9…マスク洗浄装置、10…DHF蒸気調整部、12…第1の流量調整部、14…第2の流量調整部、16…加熱部、22…マスク膜、38…吸気開口、38a、39a…フィルタ、39…排気開口

Claims (5)

  1. シリコン酸化物を含む異物が付着したマスク膜を表面に有するマスクを用意する工程と、
    希フッ酸蒸気を含む洗浄ガスにおいて、前記マスク膜に対するエッチングレートよりも前記異物に対するエッチングレートが高くなる温度に前記マスクを保持する工程と、
    前記マスクの表面に前記洗浄ガスを供給して前記異物をエッチングする工程と、
    を含むマスク洗浄方法。
  2. 前記洗浄ガスを供給する前に前記マスク上に耐フッ酸性のある材質を表面に有するペリクルを載置する工程をさらに備え、
    前記ペリクル内に前記洗浄ガスを供給する請求項1に記載のマスク洗浄方法。
  3. 前記異物をエッチングする工程は、前記マスク上に載置された前記ペリクルに形成された第1の開口から前記ペリクル内に供給される前記洗浄ガスの流量と、前記ペリクルに形成された第2の開口から排出される排気ガスの流量と、を等しくするように行われる請求項2に記載のマスク洗浄方法。
  4. 請求項2に記載のマスク洗浄方法に用いられ、前記耐フッ酸性のある材質を前記表面に有するペリクル。
  5. シリコン酸化物を含む異物が付着したマスク膜を表面に有するマスクを、希フッ酸蒸気を含む洗浄ガスにおいて、前記マスク膜に対するエッチングレートよりも前記異物に対するエッチングレートが高くなる温度に保持する保持部と、
    前記マスクの表面に前記洗浄ガスを供給して前記異物をエッチングする供給部と、
    を備えるマスク洗浄装置。
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