JP2011173074A - 振動モータ - Google Patents

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Hideaki Miyamoto
英明 宮本
Tomio Yamashita
富生 山下
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Abstract

【課題】構造が複雑になるのを抑制しながら、可動部を複数の方向に振動させることが可能な振動モータを提供する。
【解決手段】この振動モータ100は、磁石21を含む可動部2と、磁石21の磁極面211a(212b、213b、214a)と対向して配置されており、可動部2をX方向に移動させるX方向用コイル31と、磁石21の磁極面211a(212b、213b、214a)と対向して配置されており、可動部2をY方向に移動させるY方向用コイル32と、可動部2を収容する筐体1と、X方向用コイル31およびY方向用コイル32に流れる電流をそれぞれ独立して制御する制御回路部5とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、振動モータに関し、特に、可動部を備えた振動モータに関する。
従来、可動部を備えた振動モータが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、箱状の筐体と、筐体内に収納されるとともに、複数のマグネットが設けられたヨークを含む可動部と、可動部内に配置されるコイルとを備えた振動アクチュエータ(振動モータ)が開示されている。この振動アクチュエータでは、コイルに電流を流すことにより、コイルに流れる電流と可動部に設けられたマグネットの磁界との間の電磁力により可動部がコイルに対して一方向に振動するように構成されている。
特許第3855738号公報
しかしながら、上記特許文献1の振動アクチュエータでは、可動部は、コイルに対して一方向にのみ振動するため、可動部を複数の方向に振動させるためには、振動させたい方向の数だけ振動アクチュエータが必要になる。このため、振動アクチュエータの構造が複雑になるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、構造が複雑になるのを抑制しながら、可動部を複数の方向に振動させることが可能な振動モータを提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面における振動モータは、磁石を含む可動部と、磁石の磁極面と対向して配置されており、可動部を第1の方向に移動させる第1コイルと、磁石の磁極面と対向して配置されており、可動部を第1の方向と異なる第2の方向に移動させる第2コイルと、可動部を収容する筐体と、第1コイルおよび第2コイルに流れる電流をそれぞれ独立して制御する制御部とを備える。
この一の局面による振動モータでは、上記の構成により、構造が複雑になるのを抑制しながら、可動部を複数の方向に振動させることができる。
本発明の第1実施形態による振動モータの上面側から見た平面図である。 図1の200−200線に沿った断面図である。 図1の300−300線に沿った断面図である。 本発明の第1実施形態による振動モータの固定部の斜視図である。 本発明の第1実施形態による振動モータの固定部のX方向用コイルの平面図である。 本発明の第1実施形態による振動モータの固定部のY方向用コイルの平面図である。 本発明の第1実施形態による振動モータの固定部のZ方向用コイルの平面図である。 本発明の第1実施形態による振動モータに印加する電圧の波形図である。 本発明の第1実施形態による振動モータのX、YおよびZ方向用コイルに印加する合成電圧およびX、YおよびZ方向用コイルの加速度を示した波形図である。 本発明の第1実施形態による振動モータのX、YおよびZ方向用コイルに印加する合成電圧およびX、YおよびZ方向用コイルの加速度を示した波形図である。 本発明の第2実施形態による振動モータの断面図である。 本発明の第2実施形態による振動モータの平面図である。 本発明の第2実施形態による振動モータのX方向の動作を説明するための図である。 本発明の第2実施形態による振動モータのX方向の動作を説明するための図である。 本発明の第2実施形態による振動モータのY方向の動作を説明するための図である。 本発明の第2実施形態による振動モータのY方向の動作を説明するための図である。 本発明の第3実施形態による振動モータの断面図である。 本発明の第3実施形態による振動モータの平面図である。 本発明の第2および第3実施形態による振動モータのX方向用コイルおよびY方向用コイルの第1変形例を説明するための図である。 本発明の第2および第3実施形態による振動モータのX方向用コイルおよびY方向用コイルの第2変形例を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による振動モータ100は、図1および図2に示すように、箱状の筐体1と、筐体1内に収納された筒状の可動部2と、筐体1内に収納されるとともに可動部2の筒内部を貫通するように配置された固定部3と、筐体1の内表面と接触しないように可動部2を支持するための4本の引張コイルバネからなるバネ部材4と、振動モータ100に電流を供給するための制御回路部5とを備えている。なお、制御回路部5は、本発明の「制御部」の一例である。
ここで、第1実施形態では、可動部2は、図3に示すように、後述する4つの磁石21を含み、固定部3は、後述する3つのX方向用コイル31、Y方向用コイル32およびZ方向用コイル33を含んでいる。また、4つの磁石21は、3つのX方向用コイル31、Y方向用コイル32およびZ方向用コイル33を挟むように配置されている。また、制御回路部5は、X方向用コイル31、Y方向用コイル32およびZ方向用コイル33に流れる電流をそれぞれ独立して制御するように構成されている。また、X方向用コイル31、Y方向用コイル32およびZ方向用コイル33に供給される電流と、磁石21から発生する磁界との間の電磁力により、可動部2は、X方向(第1の方向)、Y方向(第2の方向)、および、Z方向(第3の方向)に振動可能なように構成されている。
次に、振動モータ100の詳細な構成について説明する。筐体1は、図2および図3に示すように、蓋状の上側筐体11と、下側筐体12と、上側筐体11と下側筐体12との間に設けられる側壁13とを含んでいる。また、筐体1は、SUS(ステンレス鋼)からなる。
可動部2は、図2および図3に示すように、磁石21と、ヨーク22と、おもり23とを含んでいる。磁石21は、ネオジム磁石などの永久磁石からなるとともに、ヨーク22のZ1方向側およびZ2方向側の内表面にそれぞれ設けられている。ヨーク22は、珪素鋼板などの軟磁性材料からなり、Y方向に延びた筒型形状を有している。おもり23は、タングステンなどの高比重材料からなり、Y方向に沿って延びた直方体形状を有するとともに、ヨーク22のX1方向側(外側)の表面およびX2方向側(外側)の表面にそれぞれ設けられている。
また、図3に示すように、磁石21は、第1磁石211、第2磁石212、第3磁石213および第4磁石214の4つを含んでいる。第1磁石211および第2磁石212は、ヨーク22のZ1方向側の内表面でY方向に沿って隣接して配置されている。第3磁石213および第4磁石214は、ヨーク22のZ2方向側の内表面でY方向に隣接して配置されている。また、第1磁石211は、可動部2の中心線Aに対して矢印Y2方向側に配置されるとともに、第2磁石212は、可動部2の中心線Aに対して矢印Y1方向側に配置されている。また、第3磁石213は、可動部2の中心線Aに対して矢印Y2方向側に配置されるとともに、第4磁石214は、可動部2の中心線Aに対して矢印Y1方向側に配置されている。
また、第1磁石211の固定部3に対向する側には、厚み方向にN極に着磁されたN極面211aが設けられている。第1磁石211のヨーク22と接触する側には、厚み方向にS極に着磁されたS極面211bが設けられている。また、第2磁石212の固定部3に対向する側には、厚み方向にS極に着磁されたS極面212bが設けられている。第2磁石212のヨーク22と接触する側には、厚み方向にN極に着磁されたN極面212aが設けられている。そして、第1磁石211と第2磁石212とは、接着剤などにより互いに固定されている。
また、第3磁石213の固定部3に対向する側には、厚み方向にS極に着磁されたS極面213bが設けられている。第3磁石213のヨーク22と接触する側には、厚み方向にN極に着磁されたN極面213aが設けられている。また、第4磁石214の固定部3に対向する側には、厚み方向にN極に着磁されたN極面214aが設けられている。第4磁石214のヨーク22と接触する側には、厚み方向にS極に着磁されたS極面214bが設けられている。そして、第3磁石213と第4磁石214とは、接着剤などにより互いに固定されている。
第1磁石211〜第4磁石214を上述のように配置することにより、第1磁石211のN極面211aと第3磁石213のS極面213bとの間には、Z1方向からZ2方向に向かって磁界が発生するとともに、第2磁石212のS極面212bと第4磁石214のN極面214aとの間には、Z2方向からZ1方向に向かって磁界が発生する。また、第1磁石211と第2磁石212との間の境界近傍では、第1磁石211のN極面211aから第2磁石212のS極面212bに向かって第1磁石211および第2磁石212の磁極面に沿って略平行に磁界が発生するとともに、第3磁石213のS極面213bから第4磁石214のN極面214aに向かって第1磁石211および第2磁石212の磁極面に沿って略平行に磁界が発生する。
また、第1磁石211のS極面211bと第2磁石212のN極面212aとの間、および第3磁石213のN極面213aと第4磁石214のS極面214bとの間に発生する磁界は、ヨーク22により遮蔽されるので、筐体1を貫いて外側にまではおよばない。
固定部3は、図4に示すように、3つのコイルを含んでいる。具体的には、固定部3は、X方向に可動部2を振動させるためのX方向用コイル31と、Y方向に可動部2を振動させるためのY方向用コイル32と、Z方向に可動部2を振動させるためのZ方向用コイル33とを含んでいる。なお、X方向用コイル31は、本発明の「第1コイル」の一例であり、Y方向用コイル32は、本発明の「第2コイル」の一例であり、Z方向用コイル33は、本発明の「第3コイル」の一例である。また、X方向用コイル31は、Y方向用コイル32の表面上に重なるように配置されている。そして、X方向用コイル31とY方向用コイル32とは、Z方向用コイル33によって巻回されている。
X方向用コイル31は、図5に示すように、基板310の表面上に形成されている。X方向用コイル31は、平面コイルからなる4つの渦巻状の電流線部311(311a、311b、311cおよび311d)を有している。電流線部311aは、平面的に見て、基板310の左上(矢印Y1方向かつ矢印X2方向)に配置されている。電流線部311bは、平面的に見て、基板310の左下(矢印Y2方向かつ矢印X2方向)に配置されている。電流線部311cは、平面的に見て、基板310の右下(矢印Y2方向かつ矢印X1方向)に配置されている。電流線部311dは、平面的に見て、基板310の右上(矢印Y1方向かつ矢印X1方向)に配置されている。また、X方向用コイル31の4つの電流線部311は、電流線部311同士が互いに電気的に接続されている。また、電流線部311の端部は、X方向用コイル31が設けられた基板310の外縁部に形成された電極パッド312に接続されており、電極パッド312は、配線などにより制御回路部5に接続されている。そして、制御回路部5からX方向用コイル31に電流が供給される。
また、Y方向用コイル32は、図6に示すように、基板320の表面上に形成されているとともに、平面コイルからなる1つの渦巻状の電流線部321を有している。また、電流線部321の端部は、Y方向用コイル32が設けられた基板320の外縁部に形成された電極パッド322に接続されており、電極パッド322は、配線などにより制御回路部5に接続されている。そして、制御回路部5からY方向用コイル32に電流が供給される。
また、Z方向用コイル33は、図7に示すように、X方向用コイル31が設けられた基板310のY1方向側およびY2方向側の外縁部に形成された電極パッド331に接続されており、電極パッド331は、制御回路部5に接続されている。そして、制御回路部5からZ方向用コイル33に電流が供給される。
また、図2および図3に示すように、X方向用コイル31およびY方向用コイル32の電流線部311および321は、第1磁石211〜第4磁石214から発生するZ方向の磁界に対して略直交するように配置されている。また、Z方向用コイル33は、第1磁石211のN極面211aから第2磁石212のS極面212bに発生するY方向の磁界と交差するように配置されている。
また、図1に示すように、バネ部材4の一方端は、筐体1の取付孔1aに取り付けられているとともに、バネ部材4の他方端は、ヨーク22の取付孔22aに取り付けられている。
また、制御回路部5は、X方向用コイル31、Y方向用コイル32およびZ方向用コイル33に個別に交流電流を供給するとともに、電流の方向を周期的に反転させるように構成されている。
次に、図2、図3および図5〜図7を参照して、本発明の第1実施形態による振動モータ100の振動動作について説明する。
まず、振動モータ100をX方向に振動させる場合について説明する。X方向用コイル31の電流線部311には、図5に示すように、制御回路部5から電極パッド312を介して所定の方向に駆動電流が供給される。これにより、4つの電流線部311のうち、電流線部311aおよび311cには、平面的に見て、反時計回りに電流が流れる。また、電流線部311bおよび311dには、平面的に見て、時計回りに電流が流れる。このとき、図2および図3に示すように、X方向用コイル31の電流線部311に流れる電流は、N極面211aおよびS極面213bのZ2方向に発生する磁界、および、N極面214aおよびS極面212bのZ1方向に発生する磁界と直交する。そのため、X方向用コイル31の電流線部311を流れるY方向の電流が寄与する電磁力(X方向用コイル31に働く力)が矢印X1方向に働く。なお、X方向用コイル31の電流線部311を流れるX方向の電流が寄与する電磁力は、互いに打ち消しあうため、可動部2の移動には寄与しない。また、X方向用コイル31は、筐体1に固定されているので、可動部2が相対的にX2方向に直線移動する。
なお、電流線部311のうちの振動モータ100の中心部側でかつY方向に沿って延びる電流線部311と、振動モータ100の外側でかつY方向に沿って延びる電流線部311とでは、電流の流れる方向が反対である。そのため、中心部側の電流線部311に働く力と外側の電流線部311に働く力とが打ち消しあってしまう。一方、図2に示すように、磁石21のX方向の幅を、X方向用コイル31のX方向の幅よりも小さくすることにより、外側の電流線部311には、磁石21が対向しない(中心部側に比べて対向する面積が小さい)。そのため、外側の電流線部311に働く磁界の力が中心部側の電流線部311に働く磁界の力よりも小さくなる。その結果、X方向用コイル31の電流線部311を流れるY方向の電流が寄与する電磁力(X方向用コイル31に働く力)が矢印X1方向に働く。
そして、所定時間後、図5に示す状態とは反対方向に駆動電流を供給することによって、上記と同様の作用により、可動部2が矢印X1方向に直線移動する。このようにして、所定の周波数で駆動電流の方向を切り替えることによって、可動部2は、矢印X1方向と矢印X2方向とに交互に直線移動する。また、可動部2が、バネ部材4の共振周波数と略同じ周波数で振動する場合には、バネ部材4とともに共振運動するように構成されている。
次に、振動モータ100をY方向に振動させる場合について説明する。Y方向用コイル32の電流線部321には、図6に示すように、制御回路部5から電極パッド322を介して、所定の方向に駆動電流が供給される。これにより、電流線部321には、平面的に見て反時計回りに電流が流れる。このとき、Y方向用コイル32の電流線部321に流れる電流は、N極面211aとS極面213bとの間においてZ1方向に発生する磁界、および、N極面214aとS極面212bとの間においてZ2方向に発生する磁界と直交する。そのため、Y方向用コイル32の電流線部321を流れるX方向の電流が寄与する電磁力(Y方向用コイル32に働く力)が矢印Y1方向に働く。なお、Y方向用コイル32の電流線部321を流れるY方向の電流が寄与する電磁力は、互いに打ち消しあうため、可動部2の移動には寄与しない。なお、Y方向用コイル32は、筐体1に固定されているので、可動部2が相対的にY2方向に直線移動する。
そして、所定時間後、図6に示す状態とは反対方向に駆動電流を供給することによって、上記と同様の作用により、可動部2が矢印Y1方向に直線移動する。このようにして、所定の周波数で駆動電流の方向を切り替えることによって、可動部2は、矢印Y1方向と矢印Y2方向とに交互に直線移動するように構成されている。
次に、振動モータ100をZ方向に振動させる場合について説明する。Z方向用コイル33には、図7に示すように、制御回路部5から電極パッド331を介して所定の方向に駆動電流が供給される。このとき、図3に示すように、Z方向用コイル33に流れる電流は、可動部2のN極面211aとS極面212bとの間においてY1方向に発生する磁界、および、S極面213bとN極面214aとの間においてY2方向に発生する磁界と直交する。なお、Z方向用コイル33のZ1方向側のコイルには、X1方向側に電流が流れるとともに、Z方向用コイル33のZ2方向側のコイルには、X2方向側に電流が流れるように構成されている。そして、Z方向用コイル33を流れる電流が寄与する電磁力(Z方向用コイル33に働く力)が矢印Z1方向に働く。なお、Z方向用コイル33は、筐体1に固定されているので、可動部2が相対的にZ2方向に直線移動する。
そして、所定時間後、図7に示す状態とは反対方向の駆動電流を供給することによって、上記と同様の作用により、可動部2が矢印Z1方向に直線移動する。このようにして、所定の周波数で駆動電流の方向を切り替えることによって、可動部2は、矢印Z1方向と矢印Z2方向とに交互に直線移動するように構成されている。
次に、図8〜図10を参照して、X方向用コイル31、Y方向用コイル32およびZ方向用コイル33の所望の方向に擬似牽引力(一方向に引っ張られるような感覚)を発生させる制御方法について説明する。
図8では、横軸が時間を示しており、縦軸が電圧の大きさを示している。そして、実線が74Hzの周波数の交流電圧を示しており、点線が148Hzの周波数の交流電圧を示している。74Hzの周波数の交流電圧または148Hzの周波数の交流電圧をX方向用コイル31に供給した場合には、振動モータ100は、X1方向とX2方向とに略同じ大きさで振動する。同様に、74Hzの周波数の交流電圧または148Hzの周波数の交流電圧をY方向用コイル32に供給した場合には、振動モータ100は、Y1方向とY2方向とに略同じ大きさで振動する。また、74Hzの周波数の交流電圧または148Hzの周波数の交流電圧をZ方向用コイル33に供給した場合には、振動モータ100は、Z1方向とZ2方向とに略同じ大きさで振動する。
次に、振動モータ100のX1方向に擬似牽引力を発生させる場合について説明する。図9では、横軸が時間を示しており、縦軸が電圧の大きさおよび加速度の大きさを示している。74Hzの周波数の交流電圧(図8の実線)と、148Hzの周波数の交流電圧(図8の点線)とを、位相差を−40°変化させて合成することにより、電圧が0の線に対して非対称的な合成電圧(図9の点線)が得られる。この合成電圧を電流線部311に供給することにより、振動モータ100のX方向用コイル31には、加速度が0の線に対して非対称的な加速度(図9の実線)が発生する。
そして、X方向用コイル31のX1方向に発生する最大の加速度A1が、X方向用コイル31のX2方向に発生する最大の加速度A2よりも大きくなり、振動モータ100には、加速度A1と加速度A2との差分の擬似牽引力がX1方向に発生する。たとえば、振動モータ100を携帯電話機やゲームコントローラに適用した場合には、上記のように、入力する交流電圧の位相差を−40°変化させた場合では、携帯電話機やゲームコントローラを把持しているユーザに対して、X1方向に引っ張られている感覚を提供することが可能である。
次に、振動モータ100のX2方向に擬似牽引力を発生させる場合について説明する。図10では、横軸が時間を示しており、縦軸が電圧の大きさおよび加速度の大きさを示している。まず、74Hzの周波数の交流電圧(図8の実線)と、148Hzの周波数の交流電圧(図8の点線)とを、位相差を+50°変化させて合成することにより、図10に示す電圧が0の線に対して非対称的な合成電圧(図10の点線)が得られる。この合成電圧を電流線部311に供給することにより、振動モータ100のX方向用コイル31には、加速度が0の線に対して非対称的な加速度(図10の実線)が発生する。
そして、入力した交流電圧の位相差を+50°変化させた場合では、X方向用コイル31のX1方向に発生する最大の加速度B1が、X方向用コイル31のX2方向に発生する最大の加速度B2よりも小さいので、振動モータ100には、加速度B1と加速度B2との差分の擬似牽引力がX2方向に発生する。たとえば、振動モータ100を携帯電話機やゲームコントローラに適用した場合には、上記のように、入力する交流電圧の位相差を+50°変化させた場合では、携帯電話機やゲームコントローラを把持しているユーザに対して、X2方向に引っ張られている感覚を提供することが可能である。
なお、Y方向用コイル32およびZ方向用コイル33に、図9に示す合成電圧を印加した場合には、X方向用コイル31に合成電圧を印加する場合と同様に、振動モータ100には、加速度A1と加速度A2との差分の擬似牽引力がY1方向およびZ1方向にそれぞれ発生する。また、Y方向用コイル32およびZ方向用コイル33に、図10に示す合成電圧を印加した場合には、X方向用コイル31に合成電圧を印加する場合と同様に、振動モータ100には、加速度B1と加速度B2との差分の擬似牽引力がY2方向およびZ2方向にそれぞれ発生する。
第1実施形態による振動モータ100では、以下の効果を得ることができる。
(1)X方向用コイル31、Y方向用コイル32およびZ方向用コイル33を備え、各コイルに流れる電流をそれぞれ独立して制御する制御回路部5を備える。これにより、可動部2をX、YおよびZ方向の3方向に振動させるために振動モータ100を3つ設ける場合と異なり、1つの振動モータ100でX、YおよびZ方向の3方向に振動させられるので、構造が複雑になるのを抑制しながら、可動部2をX方向、Y方向およびZ方向の3方向に振動させることができる。
(2)制御回路部5が、X方向用コイル31、Y方向用コイル32およびZ方向用コイル33に波形が非対称な交流状の電圧を印加するように制御する。これにより、X方向用コイル31、Y方向用コイル32およびZ方向用コイル33をそれぞれ非対称に振動させるとともに、非対称な加速度を発生させることができる。
(3)固定部3に、X方向に可動部2を振動可能なX方向用コイル31と、X方向に略直交するY方向に可動部2を振動可能なY方向用コイル32と、X方向およびY方向に対して略直交するZ方向に可動部2を振動可能なZ方向用コイル33とを設けた。これにより、X方向用コイル31、Y方向用コイル32およびZ方向用コイル33に供給される電流と、可動部2に設けられた磁石21に発生する磁界との間の電磁力により、可動部2を互いに交差するX方向、Y方向およびZ方向の3方向に容易に振動させることができる。
(4)X方向用コイル31およびY方向用コイル32は、平面コイルから構成されている。これにより、可動部2をX方向およびY方向の2方向に振動させることができるとともに、振動モータ100の厚みが大きくなるのを抑制することができる。また、Z方向用コイル33は、X方向用コイル31およびY方向用コイル32を取り囲む巻線コイルから構成されている。これにより、可動部2をZ方向にも振動させることができるとともに、X方向用コイル31とY方向用コイル32とを強固に固定することができる。
(5)筐体1の内表面と接触しないように可動部2を支持するためのバネ部材4を備えた。これにより、可動部2と筐体1との間に摩擦抵抗が発生しないので、可動部2を筐体1に対してスムーズに振動させることができる。
(第2実施形態)
次に、図11および図12を参照して、X方向、Y方向およびZ方向に可動部が振動可能な上記第1実施形態とは異なり、X方向およびY方向にのみ可動部が振動可能な例について説明する。
本発明の第2実施形態による振動モータ100aは、可動部6と、固定部7と、可動部6を支持するための4つのバネ部材4aとを備えている。可動部6には、上側筐体61と、上側筐体61の固定部7側の表面上に設けられた磁石62とが設けられている。磁石62は、上側筐体61側にN極面62aを有しているとともに、固定部7側にS極面62bを有している。なお、磁石62は、N極面62aからS極面62bに向かって磁界を発生させている。また、磁石62が発生する磁界は、X方向用コイル72aとY方向用コイル72bとを矢印Z1方向に貫通するように発生している。固定部7は、下側筐体71と、下側筐体71の表面上に平坦面状に形成された可動部6をX方向に振動させるためのX方向用コイル72a、および、可動部6をY方向に振動させるためのY方向用コイル72bとを含んでいる。なお、X方向用コイル72aは、本発明の「第1コイル」の一例であり、Y方向用コイル72bは、本発明の「第2コイル」の一例である。また、バネ部材4aは、固定部7の可動部6側の表面上の4隅に設けられている。これにより、可動部6を固定部7に対して安定的に支持しながら、X方向用コイル72aおよびY方向用コイル72bに個別に供給される電流と、磁石62に発生する磁界との間の電磁力により、可動部6を互いに交差するX方向およびY方向に振動させることが可能である。
また、X方向用コイル72aは、平面コイルからなる2つの渦巻状の電流線部721aを含んでいる。2つの電流線部721aは、基板720aの表面上にX方向に沿って配置されている。Y方向用コイル72bは、平面コイルからなる2つの渦巻状の電流線部721bを含んでいる。2つの電流線部721bは、基板720bの表面上にY方向に沿って配置されている。そして、X方向用コイル72aとY方向用コイル72bは、交差するように配置されている。
また、X方向用コイル72aの電流線部721aの端部、および、Y方向用コイル72bの電流線部721bの端部は、それぞれ、制御回路部5に接続されている。これにより、制御回路部5からX方向用コイル72aの電流線部721a、および、Y方向用コイル72bの電流線部721bにそれぞれ電流が供給される。
次に、図13〜図16を参照して、振動モータ100aの振動動作について説明する。
まず、振動モータ100をX方向に振動させる場合について説明する。上記のように磁石62の磁界は、固定部7から可動部6の方向(Z1方向)に発生している。そして、制御回路部5がX方向用コイル72aの電流線部721aに対して所定の方向に電流を供給する。これにより、矢印X2方向側に配置される電流線部721aには反時計回りに電流が流れるとともに、矢印X1方向側に配置される電流線部721aには時計回りに電流が流れる。そのため、X方向用コイル72aの電流線部721aを流れるY方向の電流が寄与する電磁力(X方向用コイル72aに働く力)が矢印X1方向に働く。また、X方向用コイル72aの電流線部721aを流れるX方向の電流が寄与する電磁力は、互いに打ち消しあうため、可動部6の移動には寄与しない。なお、X方向用コイル72aは、下側筐体71に固定されているため、X方向用コイル72aはX1方向には移動しないとともに、可動部6が相対的にX2方向に移動する。
次に、図14に示すように、所定時間後、図13に示す状態とは反対方向の駆動電流を供給することによって、上記と同様の作用により、可動部6が矢印X1方向に直線移動する。このようにして、所定の周波数で駆動電流の方向を切り替えることによって、可動部6は、矢印X1方向と矢印X2方向とに交互に直線移動する。
次に、振動モータ100をY方向に振動させる場合について説明する。図15に示すように、制御回路部5がY方向用コイル72bに対して所定の方向に電流を供給する。これにより、矢印Y1方向側に配置される電流線部721aには反時計回りに電流が流れるとともに、矢印Y2方向側に配置される電流線部721aには時計回りに電流が流れる。そのため、Y方向用コイル72bの電流線部721bを流れるX方向の電流が寄与する電磁力(Y方向用コイル72bに働く力)が矢印Y2方向に働く。また、Y方向用コイル72bの電流線部721bを流れるY方向の電流が寄与する電磁力は、互いに打ち消しあうため、可動部6の移動には寄与しない。なお、Y方向用コイル72bは、固定されているため、Y方向用コイル72bはY2方向には移動しないとともに、可動部6が相対的にY1方向に移動する。
次に、図16に示すように、所定時間後、図15に示す状態とは反対方向に供給される電流と、磁石62のZ1方向の磁界との間の電磁力により、上記と同様の作用により、可動部6が矢印Y2方向に直線移動する。このようにして、所定の周波数で駆動電流の方向を切り替えることによって、可動部6は、矢印Y1方向と矢印Y2方向とに交互に直線移動する。
また、可動部6をX1方向、Y2方向、X2方向およびY1方向の順番に移動するように制御回路部5からX方向用コイル72aおよびY方向用コイル72bに電流を供給することにより、可動部6を時計回り方向に回転させることが可能である。具体的には、X方向用コイル72aの電流線部721aに図13に示す向きに電流を流した後、Y方向用コイル72bの電流線部721bに図15に示す向きに電流を流し、さらにX方向用コイル72aの電流線部721aに図14に示す向きに電流を流した後、および、Y方向用コイル72bに図16に示す向きに電流を流すように制御回路部5から電流を供給することにより、可動部6を時計回り方向に回転させることが可能である。また、X1方向、Y1方向、X2方向およびY2方向の順番に移動するようにX方向用コイル72aおよびY方向用コイル72bに電流を供給することにより、可動部6を反時計回り方向に回転させることも可能である。
第2実施形態による振動モータ100aでは、以下の効果を得ることができる。
(6)制御回路部5が、X方向用コイル72aおよびY方向用コイル72bに流れる電流をそれぞれ独立して制御した。これにより、可動部6が一方向(X方向およびY方向のいずれか1つの方向)にのみ振動する場合と異なり、互いに交差するX方向およびY方向の2方向に可動部6を振動させることができる。
(7)制御回路部5が、X方向用コイル72aおよびY方向用コイル72bに波形が非対称な交流状の電圧を印加するように制御した。これにより、X方向用コイル72aおよびY方向用コイル72bをそれぞれ非対称に振動させるとともに、非対称な加速度を発生させることができる。
(第3実施形態)
次に、図17および図18を参照して、可動部が4つのバネ部材により支持された上記第2実施形態とは異なり、可動部が1つのバネ部材により支持された例について説明する。
本発明の第3実施形態による振動モータ100bは、固定部8と、可動部9とを備えている。固定部8は、下側筐体81と、上側筐体82と、下側筐体81と上側筐体82との間に設けられた4つの側壁83と、下側筐体81の表面上に平坦面状に形成されたX方向用コイル72aおよびY方向用コイル72bとを含んでいる。なお、X方向用コイル72aおよびY方向用コイル72bの構成は、上記第2実施形態と同様である。また、可動部9は、上側筐体82の下側筐体81側の表面上に設けられた1つのバネ部材4aと、バネ部材4aの下側筐体81側に設けられた磁石62とを含んでいる。磁石62は、バネ部材4a側にN極面62aを有しているとともに、下側筐体81側にS極面62bを有している。S極面62bは、X方向用コイル72aおよびY方向用コイル72bと対向している。
バネ部材4aは、図18に示すように、平面的に見て、上側筐体82の下側筐体81のX方向用コイル72aおよびY方向用コイル72bの中央部分に対応する領域に配置されている。なお、X方向用コイル72aの電流線部721aに供給される電流と、磁石62のZ1方向の磁界との間の電磁力により、X方向用コイル72aに対してX1方向およびX2方向に電磁力が働く。このとき、X方向用コイル72aの電流線部721aを流れるY方向の電流が寄与する電磁力(X方向用コイル72aに働く力)が矢印X方向に働く。また、X方向用コイル72aの電流線部721aを流れるX方向の電流が寄与する電磁力は、互いに打ち消しあうため、可動部9の移動には寄与しない。
また、Y方向用コイル72bの電流線部721bに供給される電流と、磁石62のZ1方向の磁界との間の電磁力により、Y方向用コイル72bに対してY1方向およびY2方向に電磁力が働く。このとき、Y方向用コイル72bの電流線部721bを流れるX方向の電流が寄与する電磁力(Y方向用コイル72bに働く力)が矢印Y方向に働く。また、Y方向用コイル72bの電流線部721bを流れるY方向の電流が寄与する電磁力は、互いに打ち消しあうため、可動部9の移動には寄与しない。このように、X方向用コイル72aおよびY方向用コイル72bに、それぞれ、X方向およびY方向に電磁力が働いた場合には、可動部9(磁石62)は、バネ部材4aの上側筐体82に取り付けられている部分Aを中心として振り子のようにX方向およびY方向に移動する。なお、振動モータ100bの振動動作は、上記した第2実施形態と同様である。
第3実施形態による振動モータ100bでは、以下の効果を得ることができる。
(8)磁石62を上側筐体82に対して支持するための1つのバネ部材4aを設けた。これにより、磁石62を固定部8に対して安定的に支持しながら、X方向用コイル72aの電流線部721aおよびY方向用コイル72bの電流線部721bに個別に供給される電流と、磁石62に発生する磁界との間の電磁力により、互いに交差するX方向およびY方向に振動させることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1〜第3実施形態では、可動部を互いに交差する3方向および2方向に振動させる場合について説明したが、本発明はこれに限らない。たとえば、可動部を異なる複数の方向に振動させてもよい。
また、上記第1実施形態では、本発明のバネ部材の一例として引張バネを用いる例を示したが、本発明はこれに限らない。たとえば、本発明のバネ部材に圧縮バネを用いてもよい。この場合、圧縮バネの両端をそれぞれ筐体および可動部に接着剤などにより固定するとよい。
また、上記第1実施形態では、本発明のバネ部材を4本設ける例を示したが、本発明はこれに限らない。たとえば、可動部(筐体)の4隅にそれぞれバネ部材を2本ずつ設けることにより、8本のバネ部材を設けてもよい。
また、第1実施形態では、本発明のバネ部材の一方を筐体に設けられた取付孔に取り付ける例を示したが、本発明はこれに限らない。たとえば、筐体の4隅の上側筐体と下側筐体との間に柱を設けるとともに、バネ部材の一方を接着剤などにより柱に取り付けてもよい。
また、第2実施形態では、4本のバネ部材により、可動部を固定部に対して支持する例を示したが、本発明はこれに限らない。たとえば、4本のバネ部材の代わりにボールなどの球状の部材を用いて可動部を支持してもよい。
また、第2および第3実施形態では、固定部に設けられたX方向用コイルの電流線部とY方向用コイルの電流線部とをX方向またはY方向に沿って配置する例を示したが、本発明はこれに限らない。たとえば、図19に示す第1変形例のように、X方向とY方向とに略45°の角度をなして交差するように電流線部が形成された平面コイルからなるX方向用コイル91をX方向に隣接するように2つ配置するとともに、X方向とY方向とに略45°の角度をなして交差するように電流線部が形成された平面コイルからなるY方向用コイル92をY方向に隣接するように配置してもよい。また、図20に示す第2変形例のように、X方向用コイル93およびY方向用コイル94の各々が台形形状を有するように形成されていてもよい。
1 筐体
2、6 可動部
11、61、82 上側筐体(筐体)
12、71、81 下側筐体(筐体)
21、62 磁石
31、72a X方向用コイル(第1コイル)
32、72b Y方向用コイル(第2コイル)
33 Z方向用コイル(第3コイル)
211a、214a N極面(磁極面)
212b、213b S極面(磁極面)
100、100a、100b 振動モータ

Claims (4)

  1. 磁石を含む可動部と、
    前記磁石の磁極面と対向して配置されており、前記可動部を第1の方向に移動させる第1コイルと、
    前記磁石の磁極面と対向して配置されており、前記可動部を前記第1の方向と異なる第2の方向に移動させる第2コイルと、
    前記可動部を収容する筐体と、
    前記第1コイルおよび前記第2コイルに流れる電流をそれぞれ独立して制御する制御部とを備える、振動モータ。
  2. 前記制御部は、前記第1コイルおよび前記第2コイルに波形が非対称的な交流状の電圧を印加するように制御する、請求項1に記載の振動モータ。
  3. 前記磁石の磁極面と対向して配置されており、前記第1の方向および前記第2の方向と異なる第3の方向に前記可動部を移動させる第3コイルをさらに備え、
    前記制御部は、前記第3コイルに流れる電流を前記第1コイルおよび前記第2コイルとは独立して制御する、請求項1に記載の振動モータ。
  4. 前記制御部は、前記第1コイル、前記第2コイルおよび前記第3コイルに波形が非対称な交流状の電圧を印加するように制御する、請求項3に記載の振動モータ。
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