JP2019193511A - リニア振動モータ及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 小型な構造でもって異なる振動の触感を得る。【解決手段】マグネット12,22を一体的に有する可動子10,20と、マグネット12,22に近接するコイル40とを備え、コイル40への通電により可動子10,20を一軸方向に沿って振動させるようにしたリニア振動モータにおいて、可動子10,20は、前記一軸方向に対する交差方向に二つ並設され、これら二つの可動子10,20は、振動スペースとなる空間部Sに対し前記一軸方向の両側及び前記交差方向の両側で隣接して該空間部を囲むように形成され、それぞれが異なる周波数で振動する。【選択図】 図4
Description
本発明は、リニア振動モータ、及びこのリニア振動モータを備えた電子機器に関するものである。
振動モータ(或いは振動アクチュエータ)は、携帯電子機器に内蔵され、着信やアラームなどの信号発生等を振動によって携帯者に伝える装置として広く普及しており、携帯者が身につけて持ち運ぶウエアラブル電子機器においては、不可欠な装置になっている。また、振動モータは、タッチパネルなどのヒューマン・インターフェイスにおけるハプティクス(皮膚感覚フィードバック)を実現する装置として、近年注目されている。
このような振動モータについて各種の形態が開発されている中で、可動子の直線的な往復振動によって比較的大きな振動を発生させることができるリニア振動モータが注目されている。そして、このリニア振動モータには、例えば特許文献1に記載されるように、単一の可動子(振動体)を二方向へ振動させて、二種類の振動による触感が得られるようにしたものがある。
しかしながら、上記従来技術によれば、単一の可動子に対し、その周囲に複数方向の振動スペースを要するため、全体的に大型化してしまう傾向がある。そこで、小型な構造によって、異なる振動の触感を得られるようにすることが求められる。
このような課題を解決するために、本発明は以下の構成を具備するものである。
マグネットを一体的に有する可動子と、前記マグネットに近接するコイルとを備え、前記コイルへの通電により前記可動子を一軸方向に沿って振動させるようにしたリニア振動モータにおいて、前記可動子は、前記一軸方向に対する交差方向に二つ並設され、これら二つの可動子は、振動スペースとなる空間部に対し前記一軸方向の両側及び前記交差方向の両側で隣接して該空間部を囲むように形成され、それぞれが異なる周波数で振動することを特徴とするリニア振動モータ。
マグネットを一体的に有する可動子と、前記マグネットに近接するコイルとを備え、前記コイルへの通電により前記可動子を一軸方向に沿って振動させるようにしたリニア振動モータにおいて、前記可動子は、前記一軸方向に対する交差方向に二つ並設され、これら二つの可動子は、振動スペースとなる空間部に対し前記一軸方向の両側及び前記交差方向の両側で隣接して該空間部を囲むように形成され、それぞれが異なる周波数で振動することを特徴とするリニア振動モータ。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の説明で異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
リニア振動モータ1は、図1〜図4に示すように、マグネット12,22を一体的に有する二つの可動子10,20と、各可動子を一軸方向へ振動可能に支持する弾性部材30(図4参照)と、二つの可動子10,20を内在する筒状のコイル40と、可動子10,20の推力を増大する補助マグネット50及びヨーク60と、これらを内在する筐体70とを備え、二つの可動子10,20を、それぞれ異なる周波数で振動させる。
二つの可動子10,20は、前記一軸方向(図示のX軸方向)に対する交差方向(図示のY軸方向)に隙間を置いて並設される(図4参照)。そして、これら二つの可動子10,20は、振動スペースとなる空間部Sに対し前記一軸方向の両側及び前記交差方向の両側で隣接してこの空間部Sを囲むように形成されている。
詳細に説明すれば、一方の可動子10は、錘体11と、この錘体11に固定されたマグネット12とを具備している。同様に、他方の可動子20は、錘体21と、この錘体21に固定されたマグネット22とを具備している。
錘体11は、比重の高い金属材料(例えば、タングステン)によって、前記一軸方向の一方側へ延設された第一の部位11aと、前記交差方向の一方側へ延設されるとともに第一の部位11aよりも前記交差方向の寸法が短い第二の部位11bとを有する一体の略L字状に形成される。
第二の部位11bの振動方向における端部側には、前記一軸方向と前記交差方向の両方向に対し直交する可動子厚み方向(Z軸方向)の両側に、それぞれ切欠部11b1が設けられる。
錘体21も、同様にして第一の部位21aと第二の部位21bを一体に有し、錘体11とは点対称となる逆向きの略L字状に形成され、第二の部位21bに切欠部21b1を有する。
そして、二つの錘体11,21は、これら第一の部位11a,21a及び第二の部位11b,21bによって、可動子20の平面視中央側に位置する空間部Sを四方から囲んでいる。
第二の部位11bの振動方向における端部側には、前記一軸方向と前記交差方向の両方向に対し直交する可動子厚み方向(Z軸方向)の両側に、それぞれ切欠部11b1が設けられる。
錘体21も、同様にして第一の部位21aと第二の部位21bを一体に有し、錘体11とは点対称となる逆向きの略L字状に形成され、第二の部位21bに切欠部21b1を有する。
そして、二つの錘体11,21は、これら第一の部位11a,21a及び第二の部位11b,21bによって、可動子20の平面視中央側に位置する空間部Sを四方から囲んでいる。
また、一方のマグネット12は、可動子厚み方向(Z軸方向)に沿って着磁され、且つその着磁方向が互いに逆向きの二つのマグネット片12a,12bを備える。これら二つの二つのマグネット片12a,12bは、それぞれ、錘体11の二か所の切欠部11b1に嵌め合わせられ固定されている。
同様にして、他方のマグネット22も、着磁方向が逆向きの二つのマグネット片22a,22bを備え、これら二つの二つのマグネット片22a,22bを、それぞれ錘体21の二か所の切欠部21b1に嵌め合わせて固定している。
同様にして、他方のマグネット22も、着磁方向が逆向きの二つのマグネット片22a,22bを備え、これら二つの二つのマグネット片22a,22bを、それぞれ錘体21の二か所の切欠部21b1に嵌め合わせて固定している。
弾性部材30は、各可動子10,20の振動方向の両端側にそれぞれ設けられる。各弾性部材30は、例えば帯状の金属板を折曲してなる板バネであり、その一端側を、弾性部材30の振動方向の一端側に止着するとともに、他端側を筐体70内面に止着しており、可動子10(又は20)を前記一軸方向(X軸方向)に沿って弾発する。
この弾性部材30の他例としては、コイルスプリングや、その他の弾性体を用いることも可能である。
この弾性部材30の他例としては、コイルスプリングや、その他の弾性体を用いることも可能である。
コイル40は、前記交差方向(Y軸方向)及び可動子厚み方向に沿って巻線を巻回した角筒状に構成され、その中心軸方向に沿って二つの可動子10,20を内在しており、該コイル40の内周面を、二つの可動子10,20の外面に近接させている。
このコイル40は、可動子厚み方向(Z軸方向)の一方側に、マグネット12a,22aの磁力線に交差する巻線部分41を有するとともに、その他方側に、マグネット12b,22bの磁力線に交差する巻線部分42を有する。
そして、このコイル40には、二種類の周波数の電源が選択的に通電され、その一方の種類の電源により一方の可動子10を共振させ、他方の種類の電源により他方の可動子20を共振させる。
このコイル40は、可動子厚み方向(Z軸方向)の一方側に、マグネット12a,22aの磁力線に交差する巻線部分41を有するとともに、その他方側に、マグネット12b,22bの磁力線に交差する巻線部分42を有する。
そして、このコイル40には、二種類の周波数の電源が選択的に通電され、その一方の種類の電源により一方の可動子10を共振させ、他方の種類の電源により他方の可動子20を共振させる。
すなわち、一方の可動子10及び弾性部材30と、他方の可動子20及び弾性部材30とは、固有振動数が異なるように構成され、それぞれが、コイル40に通電される電源の周波数に応じて共振する。
このように、二組の可動子及び弾性部材を、異なる固有振動数にする具体的手段は、例えば、一方の可動子10と他方の可動子20について各部の寸法や材質により質量を異ならせた態様や、可動子10に対応する弾性部材30と可動子20に対応する弾性部材30についてばね乗数を異ならせた態様、これらを適宜に組み合わせた態様等とすることが可能である。
このように、二組の可動子及び弾性部材を、異なる固有振動数にする具体的手段は、例えば、一方の可動子10と他方の可動子20について各部の寸法や材質により質量を異ならせた態様や、可動子10に対応する弾性部材30と可動子20に対応する弾性部材30についてばね乗数を異ならせた態様、これらを適宜に組み合わせた態様等とすることが可能である。
補助マグネット50は、コイル40の外側にて、可動子厚み方向の一方側と他方側に対応するように二つ設けられる。これらのうち、その一方の補助マグネット50は、可動子厚み方向における一方側の二つのマグネット片12a,22aに対向しており、他方の補助マグネット50は、可動子厚み方向における他方側の二つのマグネット12b,22bに対向している。
各補助マグネット50は、厚み方向に着磁した板状の永久磁石であり、磁性材からなるヨーク60を介在して、筐体70の内面に固定されている。この補助マグネット50は、対向するマグネット片12a,22a(又は12b,22b)と同一の着磁方向を有する(図3参照)。
なお、可動子厚み方向における一方側の二つのマグネット片12a,22aは、着磁方向が同一である。同様に、可動子厚み方向における他方側の二つのマグネット片12b,22bも、着磁方向が同一である。
各補助マグネット50は、厚み方向に着磁した板状の永久磁石であり、磁性材からなるヨーク60を介在して、筐体70の内面に固定されている。この補助マグネット50は、対向するマグネット片12a,22a(又は12b,22b)と同一の着磁方向を有する(図3参照)。
なお、可動子厚み方向における一方側の二つのマグネット片12a,22aは、着磁方向が同一である。同様に、可動子厚み方向における他方側の二つのマグネット片12b,22bも、着磁方向が同一である。
各ヨーク60は、補助マグネット50と平面視略同形状の平板状に形成され、補助マグネット50に重ね合わせられ固定されている。
筐体70は、矩形平板状の基部71の上側に、下方を開口した扁平箱状のカバー部72を被せた中空箱状に構成される。
基部71は、図3に示すように、その上面に、一方のヨーク60と補助マグネット50を固定し、さらに補助マグネット50の上面にコイル40を載置し固定している。
また、カバー部72は、その天壁部72aの内面に、他方のヨーク60及び補助マグネット50を固定している。
また、カバー部72は、その天壁部72aの内面に、他方のヨーク60及び補助マグネット50を固定している。
上記構成によれば、一方のマグネット片22a,12aの磁力線M1と、他方のマグネット片22b,12bの磁力線M2は、図3に示すように、可動子厚み方向に沿って背反する方向へ向かうとともに、それぞれが、補助マグネット50及びヨーク60によって増強される。
次に、上記構成のリニア振動モータ1について、その特徴的な作用効果を詳細に説明する。
例えば、コイル40に、一方の組の可動子10及び弾性部材30に対し共振する周波数の交流電源が供給されると、コイル40における一方側の巻線部分41の交流電流に対し磁力線M1が交差するとともに、他方側の巻線部分42の交流電流に対しては磁力線M2が交差して、一軸方向に沿うローレンツ力が発生し、このローレンツ力によって可動子10が往復振動しながら弾性部材30を弾性的に撓ませる。
例えば、コイル40に、一方の組の可動子10及び弾性部材30に対し共振する周波数の交流電源が供給されると、コイル40における一方側の巻線部分41の交流電流に対し磁力線M1が交差するとともに、他方側の巻線部分42の交流電流に対しては磁力線M2が交差して、一軸方向に沿うローレンツ力が発生し、このローレンツ力によって可動子10が往復振動しながら弾性部材30を弾性的に撓ませる。
また、コイル40に供給される電源が、他方の組の可動子20及び弾性部材30に対し共振する周波数の交流電源に切り替えられると、他方の可動子20が、前述したのと略同様の作用により、前記一方の可動子10の振動とは異なる周波数の往復振動をする。
そして、前記二種類の振動の際、二つの可動子10,20によって囲まれた空間部Sは、各可動子10(又は20)を他方の可動子と干渉しないように振動させるための振動スペースとして機能する。
よって、二つの可動子10,20の全体を比較的小型に構成できる上、二種類の異なる振動の触感を得ることができる。
しかも、各可動子10(又は20)について、前記交差方向(Y軸方向)に幅広なマグネット12(又は22)を具備することができ、その結果として、比較的大きな振動力を得ることができる。
すなわち、仮に、二つの可動子の錘体を、図示のような略L字状ではなく、双方とも一軸方向に沿う直方体状に形成した場合には、各マグネットの前記交差方向(Y軸方向)の寸法を大きく確保できないため、得られる振動力が小さくなるが、本実施形態のリニア振動モータ1では、上記したように空間部Sを確保した独自形状の錘体11,22によって、マグネット12,22部分の寸法を、前記交差方向へ比較的長く確保しているため、全体として小型な構成にした場合であっても、比較的大きな振動力を得ることができる。
よって、二つの可動子10,20の全体を比較的小型に構成できる上、二種類の異なる振動の触感を得ることができる。
しかも、各可動子10(又は20)について、前記交差方向(Y軸方向)に幅広なマグネット12(又は22)を具備することができ、その結果として、比較的大きな振動力を得ることができる。
すなわち、仮に、二つの可動子の錘体を、図示のような略L字状ではなく、双方とも一軸方向に沿う直方体状に形成した場合には、各マグネットの前記交差方向(Y軸方向)の寸法を大きく確保できないため、得られる振動力が小さくなるが、本実施形態のリニア振動モータ1では、上記したように空間部Sを確保した独自形状の錘体11,22によって、マグネット12,22部分の寸法を、前記交差方向へ比較的長く確保しているため、全体として小型な構成にした場合であっても、比較的大きな振動力を得ることができる。
次に、リニア振動モータ1を備えた電子機器について説明する。
図5は、本発明の実施形態に係るリニア振動モータ1を備えた電子機器として、携帯情報端末100を例示している。
この携帯情報端末100は、外部信号の受信や、タッチ操作パネル50(タッチディスプレイを含む)のタッチ操作等に応じてリニア振動モータ1を振動させるように構成され、上述した二つの可動子10,20等の特徴的な構成により、二種類の異なる振動の触感を良好に得ることができ、しかも、当該リニア振動モータ1の設置スペースや全体構造の小型化が可能である。
図5は、本発明の実施形態に係るリニア振動モータ1を備えた電子機器として、携帯情報端末100を例示している。
この携帯情報端末100は、外部信号の受信や、タッチ操作パネル50(タッチディスプレイを含む)のタッチ操作等に応じてリニア振動モータ1を振動させるように構成され、上述した二つの可動子10,20等の特徴的な構成により、二種類の異なる振動の触感を良好に得ることができ、しかも、当該リニア振動モータ1の設置スペースや全体構造の小型化が可能である。
なお、上記実施の形態では、二つの可動子10,20を略同形の対称形状としたが、他例としては、二つの可動子によって振動スペースとなる空間部Sが囲まれるようにすれば、二つの可動子を図示例以外の形状や、非対称形状にすることも可能である。
また、上記実施の形態では、可動子10,20を二つ具備したが、他例としては、これら二つの可動子10,20を含む三以上の可動子を具備し、三以上の異なる周波数の振動が得られるようにすることも可能である。
また、上記実施の形態では、特に好ましい態様として、可動子厚み方向の両側に補助マグネット50及びヨーク60を具備したが、他例としては、ヨーク60を省いた態様や、これら補助マグネット50及びヨーク60を両方とも省いた態様、補助マグネット50及びヨーク60を図示例以外の部分に配置した態様等とすることも可能である。
また、上記実施の形態では、筒状のコイル40を具備するようにしたが、他例としては、二つの可動子の厚み方向の両側に、それぞれ扁平状のコイルを具備した態様とすることが可能である。
また、上記実施の形態では、一つの筒状のコイル40を具備するようにしたが、他例としては、可動子10のマグネット12と可動子20のマグネット22とに夫々対向した二つの筒状のコイルを具備した態様とすることも可能である。これにより一軸方向において二つのコイル間に空間ができるため、この空間へ可動子10,20を一軸方向と交差方向の両方向に対し直交する厚み方向(Z方向)へ延在(突出)させることができ、可動子10,20の錘体11,21を大きくすることができる。
また、上記実施の形態では、一つの筒状のコイル40を具備するようにしたが、他例としては、可動子10のマグネット12と可動子20のマグネット22とに夫々対向した二つの筒状のコイルを具備した態様とすることも可能である。これにより一軸方向において二つのコイル間に空間ができるため、この空間へ可動子10,20を一軸方向と交差方向の両方向に対し直交する厚み方向(Z方向)へ延在(突出)させることができ、可動子10,20の錘体11,21を大きくすることができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。また、上述の各実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用して組み合わせることが可能である。
1:リニア振動モータ
10,20:可動子
11,21:錘体
11a,21a:第一の部位
11b,21b:第二の部位
12,22:マグネット
12a,12b,22a,22b:マグネット片
30:弾性部材
40:コイル
50:補助マグネット
60:ヨーク
70:筐体
100:携帯情報端末(電子機器)
S:空間部
10,20:可動子
11,21:錘体
11a,21a:第一の部位
11b,21b:第二の部位
12,22:マグネット
12a,12b,22a,22b:マグネット片
30:弾性部材
40:コイル
50:補助マグネット
60:ヨーク
70:筐体
100:携帯情報端末(電子機器)
S:空間部
Claims (6)
- マグネットを一体的に有する可動子と、前記マグネットに近接するコイルとを備え、前記コイルへの通電により前記可動子を一軸方向に沿って振動させるようにしたリニア振動モータにおいて、
前記可動子は、前記一軸方向に対する交差方向に二つ並設され、これら二つの可動子は、振動スペースとなる空間部に対し前記一軸方向の両側及び前記交差方向の両側で隣接して該空間部を囲むように形成され、それぞれが異なる周波数で振動することを特徴とするリニア振動モータ。 - 前記二つの可動子のうち、その一方の可動子は、前記一軸方向の一方側へ延設された第一の部位と、前記交差方向の一方側へ延設された第二の部位とを有する一体状に構成され、他方の可動子は、前記一軸方向の他方側へ延設された第一の部位と、前記交差方向の他方側へ延設された第二の部位とを有する一体状に構成され、これら四つの部位が、前記空間部を四方から囲んでいることを特徴とする請求項1記載のリニア振動モータ。
- 前記第二の部位が、前記第一の部位よりも前記交差方向へ長く形成され、
前記マグネットが、前記可動子毎に前記第二の部位に設けられていることを特徴とする請求項2記載のリニア振動モータ。 - 前記コイルは、筒状に形成され、その中心軸方向に沿って前記二つの可動子を内在していることを特徴とする請求項1〜3何れか1項記載のリニア振動モータ。
- 前記各マグネットは、前記一軸方向と前記交差方向の両方向に対し直交する可動子厚み方向の両側に、前記可動子厚み方向に沿う着磁方向が互いに逆向きの二つのマグネット片を備え、
前記コイルの外側において前記可動子厚み方向の両側には、それぞれ、対向する前記マグネット片と同一の着磁方向を有するように補助マグネットが設けられていることを特徴とする請求項4記載のリニア振動モータ。 - 請求項1〜5何れか1項記載のリニア振動モータを備えた電子機器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018086768A JP2019193511A (ja) | 2018-04-27 | 2018-04-27 | リニア振動モータ及び電子機器 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7479990B2 (ja) | 2020-08-11 | 2024-05-09 | ニデックインスツルメンツ株式会社 | アクチュエータ |
-
2018
- 2018-04-27 JP JP2018086768A patent/JP2019193511A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7479990B2 (ja) | 2020-08-11 | 2024-05-09 | ニデックインスツルメンツ株式会社 | アクチュエータ |
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