JP2011170172A - 電気泳動表示装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気光学装置、電気光学装置の駆動方法、電子機器を提供する。
【解決手段】本発明の電気泳動表示装置100は、素子基板30と対向基板31との間に電気泳動素子32を挟持してなり、素子基板30の電気泳動素子32側の面に、互いに交差する方向に延びる複数の走査線66及び複数のデータ線68と、走査線66及びデータ線68と接続された選択トランジスタTRsと、選択トランジスタTRsと接続された画素電極35と、選択トランジスタTRs及び画素電極35に一方の電極10bを接続されるとともに他の行の走査線66を他方の電極10aとするキャパシタCsと、を有し、画素電極35が200dpi以上のドット密度で形成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、電気泳動表示装置及び電子機器に関するものである。
電気泳動表示装置として、電気泳動粒子を分散媒に分散させた電気泳動素子を素子基板と対向基板との間に挟持したものが知られている。例えば特許文献1記載の電気泳動表示装置では、素子基板として、マトリクス状に配列された複数の画素電極と、各々の画素電極に接続された選択トランジスタと、選択トランジスタのドレイン及び画素電極に接続されたキャパシタとを備えるものが用いられていた。さらに、並列接続された第1キャパシタと第2キャパシタとを形成することで、キャパシタの保持電荷の減少を抑制する構成とされていた。
特開2008−20774号公報
ところで、選択トランジスタを介して画像信号をキャパシタに書き込む方式の電気泳動表示装置では、選択トランジスタのフィードスルーの影響が液晶表示装置と比較して著しく大きく、中間階調を表示させたときの濃度ムラが発生しやすいことが本発明者らの研究により判明した。
フィードスルーは選択トランジスタの寄生容量に起因するものであるため、画素内のキャパシタを大きくすることで影響を小さくすることができる。そこで、特許文献1記載の電気泳動表示装置のように、ゲート絶縁膜を用いたキャパシタの上層に、層間絶縁膜を用いたキャパシタを積層する構成を採用することも考えられる。
しかしながら、特許文献1記載の構成では、下層側のキャパシタと上層側のキャパシタが別工程で形成されるためキャパシタ全体での容量がばらつきやすいという問題があった。また、上層側のキャパシタは厚い層間絶縁膜を用いているため、容量を大きくすることができないという問題があった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み成されたものであって、画素スイッチング素子のフィードスルーの影響を抑制でき、均一な濃度の表示を得ることができる電気泳動表示装置を提供することを目的の一つとする。
本発明の電気泳動表示装置は、上記課題を解決するために、第1基板と第2基板との間に電気泳動素子を挟持してなり、前記第1基板の前記電気泳動素子側の面に、互いに交差する方向に延びる複数の走査線及び複数のデータ線と、前記走査線及び前記データ線と接続された選択トランジスタと、前記選択トランジスタと接続された画素電極と、前記選択トランジスタ及び前記画素電極に一方の電極を接続されるとともに他の行の前記走査線を他方の電極とするキャパシタと、を有し、前記画素電極が200dpi以上のドット密度で形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、各画素領域において、画素電極が200dpi以上のドット密度で形成されていることから、寄生容量に対する実効電圧のバラツキを低減させることができる。キャパシタの保持容量を増加させることによって保持容量Csに対する寄生容量Cgsの割合が減少し、実効電圧のバラツキが小さくなる。これにより、表示される画像の階調のバラツキを低減することが可能となる。
また、他行の走査線を他方の電極とするキャパシタを有しているため、前段の走査線の電位変化に応じて画素電極の電位が変動し、残像低減や高速応答の効果が得られる。
本発明の電気泳動表示装置は、上記課題を解決するために、第1基板と第2基板との間に電気泳動素子を挟持してなり、前記第1基板の前記電気泳動素子側の面に、互いに交差する方向に延びる複数の走査線及び複数のデータ線と、前記走査線及び前記データ線と接続された選択トランジスタと、前記選択トランジスタと接続された画素電極と、前記選択トランジスタ及び前記画素電極に一方の電極を接続されるとともに他の行の前記走査線を他方の電極とするキャパシタと、を有し、前記選択トランジスタの寄生容量Cgsが、前記キャパシタの容量Csの1%以上であることを特徴とする。
本発明によれば、選択トランジスタの寄生容量Cgsがキャパシタの容量Csの1%以上であることから、寄生容量に対する実効電圧のバラツキを低減させることができる。キャパシタの保持容量を増加させることによって保持容量Csに対する寄生容量Cgsの割合が減少し、実効電圧のバラツキが小さくなる。これにより、表示される画像の階調のバラツキを低減することが可能となる。
また、他行の走査線を他方の電極とするキャパシタを有しているため、前段の走査線の電位変化に応じて画素電極の電位が変動し、残像低減や高速応答の効果が得られる。
本発明の電気泳動表示装置は、上記課題を解決するために、第1基板と第2基板との間に電気泳動素子を挟持してなり、前記第1基板の前記電気泳動素子側の面に、互いに交差する方向に延びる複数の走査線及び複数のデータ線と、前記走査線又は前記データ線に対応して形成された複数の容量線と、前記走査線及び前記データ線と接続された選択トランジスタと、前記選択トランジスタと接続された画素電極と、前記選択トランジスタ及び前記画素電極に一方の電極を接続されたキャパシタと、が設けられ、前記キャパシタが、他の行の前記走査線を他方の電極とする第1キャパシタと、他方の電極を前記容量線とする第2キャパシタとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、1画素におけるキャパシタが、他の行の走査線を他方の電極とする第1キャパシタと、他方の電極を容量線とする第2キャパシタとに分割することで、走査線の負担を低減させ、高速動作に有利となる。
また、他の行の走査線を他方の電極とする第1キャパシタを有しているため、前段の走査線の電位変化に応じて画素電極の電位が変動し、残像低減や高速応答の効果が得られる。
本発明の電気泳動表示装置は、上記課題を解決するために、前記キャパシタの前記他方の電極を構成する前記走査線が、前記キャパシタの前記画素が属する前記走査線の直前に駆動される前記走査線であることを特徴とする。
本発明によれば、1画素におけるキャパシタの他方の電極を構成する走査線が、キャパシタの画素が属する走査線の直前に駆動される走査線であることから、当該走査線が選択されて電位が変化したとき、保持容量を介して接続された画素電極の電位が変動する。これにより、残像低減や高速応答の効果が得られる。
本発明の電子機器は、上記課題を解決するために、先に記載の本発明の電気泳動表示装置を備えている。
本発明によれば、前段の走査線との間に保持容量を形成することで、開口率を維持しながら、大きな保持容量を確保することのできる画素回路を備えた電気泳動表示装置を備えているので、高精細であってもフィードスルーが少なくなり、表示ムラのない電子機器を提供することが可能である。また、残像が少なく高速駆動が可能な表示装置を備えているので、高品質で信頼性に優れた電子機器が得られる。
第1実施形態に係る電気泳動表示装置の構成を示すブロック図。 1画素の代表的な回路構成を示す回路図。 液晶と電気泳動材料の電圧と表示状態の関係を示す図。 素子基板の部分断面図。 マトリクス型の液晶表示装置の駆動波形と液晶に印加される電圧。 マトリクス画素型電気泳動表示装置の駆動波形と電気泳動材料に印加される電圧。 第1実施形態の電気泳動表示装置の概略構成を示す部分断面図。 (a)は電気泳動表示装置の画素の回路構成図、(b)は(a)のA−A線の断面図。 従来の画素回路と本発明の画素回路における寄生容量のバラツキと低減率を示す図。 従来の画素回路を本発明の画素回路における寄生容量のバラツキを低減率を示すグラフ。 第1実施形態の電気泳動表示装置の製造工程を示す部分断面図。 第1実施形態の電気泳動表示装置の製造工程を示す部分断面図。 第2実施形態に係る電気泳動表示装置の画素レイアウトを示す平面図。 第2実施形態に係る画素回路の詳細構成を説明する図。 電子機器の一例を示す図。 従来の画素回路を示す図。 従来の画素構成を示す図。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
[第1実施形態]
図1は、本発明の電気泳動表示装置100の構成を示すブロック図である。
図1に示す電気泳動表示装置100は、複数の走査線66(Y1、Y2…、Ym)と、当該走査線66を順次選択するための走査ドライバ61と、走査線66と交差して設けられる複数のデータ線68(Y1、X2…、Xn)と、当該データ線68を順次選択するためのデータドライバ62と、走査線66とデータ線68との各交点に設けられ、マトリクス状に配置される複数の画素40を含んでなる表示部5と、データドライバ62と走査ドライバ61とを制御するコントローラー(不図示)とを含んで構成されている。
図2は、1画素の代表的な回路構成を示す。
図2に示すように、各画素40における画素回路は、電気光学材料としての電気泳動素子32と、この電気泳動素子32の電気分極状態を保持するための保持容量Cs(キャパシタ)と、スイッチング動作を行って保持容量Csに電荷を蓄積させるための選択トランジスタTRsと、を含んでそれぞれ構成されている。選択トランジスタTRsは、ゲートに走査線66が接続され、ソースにデータ線68が接続され、ドレインに電気泳動素子32及び保持容量Csの一方の電極10a(一方の電極)が接続されている。
各走査線66には、列方向で隣り合う他の画素40A,40Bの保持容量Csが接続されている。
例えば、画素40Aにおける保持容量C1(Cs)の電極10b(他方の電極)が、同画素40A内の選択トランジスタTRsに接続されているi+1行の走査線66とは異なるi+2行の走査線66に接続されている。
また、画素40Bにおける保持容量C2(Cs)の電極10b(他方の電極)が、同画素40B内の選択トランジスタTRsに接続されているi行の走査線66とは異なるi+1行の走査線66に接続されている。
このような構成とすることによって、各画素40における基準電位線を省略することができる。
次に、フィードスルーが片極性の電気光学材料と両極性の材料に与える影響について述べる。
片極性の材料として電気泳動材料、両極性の材料として液晶を用いて説明する。図3に液晶と電気泳動材料の電圧と表示状態の関係を示す。
液晶表示装置51は、図3(a)に示すように液晶52に印加される電圧の実効値で表示状態が変化する。一方、電気泳動表示装置53は、図3(b)に示すように印加される電圧の極性で表示状態が変化する。この場合はマイナス側に白色の電荷粒子27が引き付けられ、プラス側に黒色の電荷粒子26が引き付けられるようにそれぞれ帯電している。
液晶表示装置51は表示させている間は電圧を印加し続ける必要があるが、電気泳動表示装置53では一度書くとメモリー性を有するため再度書かなくても良い。
電気泳動表示装置53は各電荷粒子26,27に印加される電圧の極性によりその状態が変化する。この場合は白黒変化し、制御される。また、制御は極性だけでなく、印加電圧の絶対値や印加時間にも依存する。本実施形態において最も重要なのは、後述するように表示状態が極性によって異なるという原理原則から生じる課題を新たに発見し、その解決策を新規に発明したということである。
次に、従来の画素回路において、フィードスルーが電気泳動材料(電荷粒子)へ与える影響を液晶と比較して説明する。図4は従来の素子基板の部分断面図である。
図4に示すように、素子基板30上には、ゲート電極41e(走査線66)と保持容量線69(電極10b)とが形成されており、これらゲート電極41e及び保持容量線69を覆うようにしてゲート絶縁膜41bが設けられている。ゲート絶縁膜41bのゲート電極41eと重なる位置には半導体層41aが設けられ、この半導体層41aの周縁部に一部乗り上げるようにしてドレイン電極41dとソース電極41cとが形成されている。保持容量Csの一方の電極10aはドレイン電極41dと接続され、他方の電極10bは保持容量線69に接続されている。
選択トランジスタTRs上に層間絶縁膜34bを介して形成される画素電極35は、この層間絶縁膜34bに形成されたコンタクトホールHを介してドレイン電極41dと接続されている。
ここで、選択トランジスタTRsのゲート電極41eとドレイン電極41d間には構造上避けられない寄生容量(Cgd)が存在する。この容量としては、ゲート電極41eとドレイン電極41dとの重なりにおける両電極41e,41d間の容量が中心である。
よく知られているように、寄生容量(Cgd)選択トランジスタTRsが導通状態の時は全チャネル領域Lのおよそ半分とΔLで示す領域(ゲート電極41eとドレイン電極41dとが重なっている領域)のゲート絶縁膜41bから成る容量で構成される。ちなみに、チャネル領域Lの残り半分ともう一方の領域ΔLはソース電極41c側に配分され、ソース電極41cとゲート電極41eとの間の容量(Cgs)となる。選択トランジスタTRsが非導通状態では領域ΔLのゲート絶縁膜41bと半導体層41aの積層膜が寄生容量(Cgd)を構成する。後述のフィードスルーでは選択トランジスタTRsが導通状態での寄生容量(Cgd)を一般に用いる。
ゲート選択期間(ゲート電圧が高電位の期間)に、データ線68の電圧(画像信号)が、選択トランジスタTRsを介して保持容量Csに書き込まれる。保持期間(ゲート電極41eの電位が低電位に下げられている期間)においては、選択トランジスタTRsはオフになる。ここで、ゲート電圧の変化量Vg、保持容量Cs、電気光学材料の容量Ce、ゲート−ドレイン間の寄生容量Cgdとすると、フィードスルーΔVgは、下記式1によって得られる。
Figure 2011170172
この値が1枚の表示体の中でばらついた時の影響を液晶と電気泳動材料で比較する。
図5にマトリクス型の液晶表示装置の駆動波形と液晶に印加される電圧を示す。
保持期間T11中のリーク電流を無視した。選択期間内に保持容量Csおよび電気光学材料の容量Ceに書き込まれ、保持期間に入る際にゲート電圧がオフされてフィードスルーが生じる。フィードスルーの分だけ共通電位Vcomが信号電圧のコモン電圧より予め低く設定されており、液晶に交流電圧が印加される。この時液晶に印加される実効電圧は、下記式2により得られる。
Figure 2011170172
製造ばらつき等の理由でフィードスルーが変化し、先のものよりVb大きくなった時の実効電圧は、下記式3により得られる。
Figure 2011170172
よって、Vb×Vb×(1/2)が実効値のばらつきとなる。ここで、一般にVb≪1Vのためこの項は実質的に無視できる(ゼロに近くなる)。すなわち、両極性の電気光学装置では選択トランジスタのバラツキがほとんど表示に影響しない。
図6にマトリクス型電気泳動装置の駆動波形と電気泳動材料に印加される電圧を示す。
ここでは、保持期間中のリーク電流を無視した。選択期間内に保持容量Csおよび電気光学材料の容量Ceに書き込まれ、保持期間に入る際にゲート電圧がオフされてフィードスルーが生じる。フィードスルーの分だけ共通電位が信号電圧のコモン電圧より予め低く設定されており、電気泳動材料に交流電圧が印加される。この時材料に印加される実効電圧は、下記式4によって得られる。
Figure 2011170172
製造ばらつき等の理由でフィードスルーが変化し、先のものよりVbだけ大きくなった時の実効電圧は下記式5によって得られる。
Figure 2011170172
Vbの2倍が電圧のばらつきとなる。
またその結果、液晶では問題とならなかったバラツキが片極性では大きな問題となることがわかる。それは中間調での表示ムラ(均一でない表示)となる。この課題は、高精細またはカラー表示を実現する上で画素が小さくなり保持容量が十分確保できなくなると顕著になってくる。事実、385dpiのアモルファスTFTを用いた試作品(Cs=400fF、Cgd=60fF)では中間階調で表示ムラが発生し白黒の2階調表示しかできなかった。
上記表示ムラを解消するにはフィードスルーのバラツキを小さくすればよい。上記式(1)において、一般的に寄生容量Cgd<<保持容量Cs、電気光学材料の容量Ceである。フィードスルーのばらつきを小さくするには式(1)より保持容量Csを大きくする、あるいは寄生容量Cgdを小さくすることが考えられる。(電気光学材料の容量Ceは材料起因で固定のためここでは考えない。)保持容量Csを大きくするのは以下に示す構造及び製造方法にてTFT基板を作成することが有効であり、寄生容量Cgdを小さくするには移動度の大きい選択トランジスタTRsを用いて、選択トランジスタTRsそのものを小さくする方法が有効である。
ここで、従来の電気泳動表示装置の回路図を図16および図17に示す。
図16(a)は従来の画素回路を示す図であり、図16(b)は画素構成を示す平面図である。
図16(a),(b)に示すように、画素回路は、電気光学材料としての電気泳動素子32と、この電気泳動素子32の電気分極状態を保持するための保持容量Csと、スイッチング動作を行っている保持容量Csに電荷を蓄積させるための選択トランジスタTRsと、を含んで構成されている。選択トランジスタTRsは、そのゲート電極41eに走査線66が接続され、ソース電極41cにデータ線68が接続され、ドレインに電気泳動素子32および保持容量Csの一方の電極が接続されている。保持容量Csの他方の電極は、走査線66と平行して延在する保持容量線69に接続されている。
先に述べたとおり、表示ムラを解消するにはフィードスルーのバラツキを小さくすることが有効であるから、その画素のレイアウトのほとんどの部分を保持容量Csが占める構成が知られている。ところが、画面が高精細になればなるほど、画素面積に占める保持容量の割合を小さくせざるを得ない。つまり、駆動素子を構成する部分の面積が素子のデザインルールの制約により、縮小に限界がある。すなわち、特に高精細品においては、電気泳動素子の容量Cepやゲート・ドレイン間の容量Cgdに対する保持容量Csの比が少なくなるので、フィードスルーの影響が大きくなり、表示ムラが発生しやすくなっていた。
そこで、本発明では、保持容量線と前段の走査線66とを共通とすることで、大きな保持容量Csを確保し、フィードスルーのばらつきを低減した。
以下に本実施形態の概略構成について詳述する。
本実施形態では、保持容量Csを形成する一対の電極のうち一方の電極がトランジスタTRsのドレイン電極と電気的に繋がっており、もう一方の電極が前段の走査線66と電気的に繋がっている。
図7は、本実施形態の電気泳動表示装置100の概略構成を示す部分断面図である。
図7に示すように、本実施形態の電気泳動表示装置100は、素子基板30(第1基板)と対向基板31(第2基板)との間にカプセル型の電気泳動素子32を挟持してなる。素子基板30の電気泳動素子32側の面には、互いに交差する方向に延びる複数の走査線66と複数のデータ線68とが形成されている。また、これら走査線66及びデータ線68と接続される選択トランジスタTRsと該選択トランジスタTRsに接続された画素電極35と、保持容量Cs(キャパシタ)と、を有して構成されている。
図8(a)は、電気泳動表示装置100の画素40A,40Bの回路構成図であり、図8(b)は、(a)のA−A線に沿う位置における断面図である。
図8(a)に示すように、各画素40A,40Bには、画素スイッチング素子として選択トランジスタTR1(TRs)、TR2(TRs)、画素電極35、電気泳動素子32、共通電極37および保持容量C1(Cs)、C2(Cs)がそれぞれ設けられている。
選択トランジスタTR1、TR2は、それぞれN−MOS(Negative Metal Oxide Semiconductor)TFTで構成されている。
電気泳動素子32は、画素電極35と共通電極37との間で挟持されている。
保持容量C1,C2は後述する素子基板30上に形成され、誘電体膜を介して対向配置された一対の電極10a,10bを有している。
そして、選択トランジスタTR1,TR2を介してそれぞれ書き込まれた画像信号電圧で充電される。詳しくは後述するが、本実施形態の保持容量C1,C2は、隣り合う他の走査線66を利用して保持容量Csを形成するCs-on-gate構造とされている。
画素40Aの選択トランジスタTR1は、そのゲート電極41eにi+1行の走査線66が接続されるとともにソース電極41cにはデータ線68が接続されており、ドレイン電極41dには保持容量C1の一方の電極10aと画素電極35とが接続されている。そして、保持容量C1の他方の電極10bはi行の走査線66と接続されている。
画素40Bの選択トランジスタTR2は、そのゲート電極41eにi+2行の走査線66が接続されるとともにソース41cにはデータ線68が接続されており、ドレイン41dには保持容量C2の一方の電極20aと画素電極35とが接続されている。そして、保持容量C2の他方の電極10bはi+1行の走査線66に接続されている。
各保持容量C1,C2は、それぞれ一対の電極10a、10bによって容量を形成する構成とされており、画素領域の選択トランジスタTRsを形成する領域以外の面積を略占める大きさで形成されている。保持容量C1の電極10bはi行の走査線66が画素40A内に延出された部分からなり、保持容量C2の電極10bはi+1行の走査線66が画素40B内に延出された部分からなっている。つまり、本実施形態では、各画素40A,40Bの保持容量C1,C2の電極10b,10bとしてそれぞれ前段の走査線66を利用している。
図8(b)に示すように、ガラス基板からなる素子基板30上には、厚さ300nmのアルミニウム(Al)からなるゲート電極41eと、走査線66と、保持容量C1,C2の一方の電極10bとが設けられている。これらゲート電極41e、走査線66および保持容量C1,C2の一方の電極10Bを覆って酸化シリコン物や窒化シリコン物からなるゲート絶縁膜41bが基板面全体に形成されている。
このゲート絶縁膜41b上には、厚さ300nmのアルミニウム(Al)からなるソース電極41cとドレイン電極41dとがゲート電極41e及び半導体層41aと一部重なるようにそれぞれ設けられている。ソース電極41cとドレイン電極41dは、半導体層41aに一部乗り上げるようにして形成されている。また、同じく厚さ300nmのアルミニウム(Al)からなる保持容量Csの一方の電極10bが保持容量C1,C2の電極10b上に形成されている。この保持容量Csの一方の電極10bはドレイン電極41dに接続されている。
ソース電極41c、ドレイン電極41d及び保持容量Csの一方の電極10aを覆うようにして第2絶縁膜41B上に、厚さ100nmのシリコン酸化膜と、厚さ300nmの窒化シリコン膜とからなる保護膜42が設けられている。この保護膜42は平坦化膜として機能する。
保護膜42上には、厚さ50nmのITOからなる画素電極35が形成されている。この画素電極35は、保護膜42を貫通するコンタクトホールHを介して下層のドレイン電極41dと接続されている。
一方、対向基板31には、PETからなる透明基板上に厚さ100nmのITOからなる共通電極37(対向電極)が設けられている。ここで、上記した素子基板30の構成の場合、保持容量Csの絶縁膜の膜厚が100nmと薄くなっている。
次に、本実施形態の効果について図9および図10を用いて説明する。
図9および図10では、従来の画素回路と、本発明を適用した画素回路において、寄生容量Cgsのバラツキ=ΔCgsが、寄生容量Cgsに対して30%ばらついたときの実効電圧のバラツキ(2Vb)の関係と、そのときのバラツキ低減率を示す。図10において、左軸に寄生容量に対する実効電圧のバラツキ(2Vb)を示し、右軸にその際のバラツキ低減率を示し、横軸に解像度領域(dpi)を示している。
この結果より、本発明の画素回路は、従来の方式と比べて、実効電圧のバラツキ(2Vb)が減少していることが分かる。特に、200dpi以上の高解像度領域において、そのバラツキ低減率は10%以上と効果的であった。この結果は、高精細であるほど顕著に現れる。
具体的には、300dpiでは実効地のバラツキが0.1V、約20%、400dpiで、実効値のバラツキが約0.2V、約30%のバラツキ低減の効果があることが分かった。これにより、表示される画像の階調のバラツキを低減することが可能となる。
解像度が大きくなると、画素あたりの面積が小さくなる。ここで、解像度によらず、トランジスタのサイズが変化しないとすると、解像度が大きくなるにつれて保持容量や単位画素あたりの電気泳動素子32の容量Cepが小さくなる。その結果、保持容量Csや、電気泳動素子32の容量Cepに対するゲート・ソース間の容量Cgsの割合が大きくなり、実効電圧のバラツキが大きくなる。
これに対して、本発明の適用により保持容量Csを増加させることによって、保持容量Csに対する寄生容量Cgsの割合を減少させ、実効電圧のバラツキを小さくすることができる。もともと保持容量Csの大きな低解像度の表示装置では、大きな効果は発揮されないが、特に高精細の表示装置において有効である。特に、画素電極35が200dpi以上のドット密度で形成されている場合に効果的である。容量比でいうと、選択トランジスタの寄生容量Cgsが保持容量Csの1%以上の表示装置において、効果が覿面に現れる。
本発明のように、前段の走査線66との間に積極的に容量を形成することは、電気泳動素子32を駆動する際の高速応答化や、残像対策としても効果が大きい。ある行の走査線66に接続される画素回路において、順次選択されることによって前段の走査線66の電圧が変化した際、保持容量Csを介した容量結合で画素電極35の電位が瞬時に歪むという現象が生じる。これにより、電気鏡像力によって、画素電極35の付近に吸着していた、電気泳動粒子32がマイクロカプセル20の壁面から引き剥がされて、電気泳動しやすい状態となる。
続いて、当該行の走査線66が選択されて、画素電極35に任意の電圧を加えられると、電気泳動粒子32は高速に応答し、また残像も低減されるという効果が得れる。
次に、本実施形態の電気泳動表示装置100の製造方法について述べる。
図11は、電気泳動表示装置100の製造工程を示す部分断面図である。
図11(a)に示すように、0.6mm厚の石英からなる基材30A上に、SiO膜からなる下地絶縁膜29を形成する。
次に、タンタル(Ta)やクロム(Cr)を物理気相堆積法にて基板面全体に堆積させて、厚さ100〜300nmの金属薄膜を形成し、フォトエッチング法でゲート電極41e、走査線66および保持容量Csの一方の電極10bを形成する。
この際、ゲート電極41eやその他配線が、後に形成する電気泳動素子32に及ぼす電気的影響を低減するために、これらはできるだけ細い配線幅とすることが好ましい。具体的には、4μm以下の配線幅が好ましい。
図11(b)に示すように、ゲート電極41e、走査線66および電極10bを覆うようにして、基板上に、プラズマCVD法で水酸化窒化シリコン膜(SiNx)を、プラズマ化学気相堆積(PECVD)法にてモノシラン(SiH4)とアンモニア(NH3)とを原料気体として堆積させる。
このようにして、厚さ300nmのゲート絶縁膜41bを形成する。
次に、ゲート絶縁膜41b上には、モノシランと水素を原料として、真性非晶質シリコン膜71を50nmから150nm程度、PECVD法にて堆積させる。この層は、後に選択トランジスタTRsのチャネルとなる。
図11(c)に示すように、エッチングストッパ44となる窒化シリコン膜を堆積し、フォトリソグラフィ法によりアイランド状に加工する。この窒化シリコン膜は、後に選択トランジスタTRsのソース・ドレイン領域となるn型非結晶質シリコン膜をエッチング加工する際にチャネル部にシリコン層を保護する目的で形成されるが省略することも可能である。
図11(d)に示すように、リンを1×1020cm−3程度含んだn型非結晶シリコン層72をPECVD法にて堆積し、ソース・ドレイン領域とする。
図11(e)に示すように、フォトリソグラフィ法にて、真性非結晶シリコン層73とn型非結晶質シリコン層74とを同時に島状に加工する。
図11(f)に示すように、アルミニウム(Al)などの金属材料をスパッタ法にて堆積し、この金属膜をフォトリソグラフィ法にてパターニングすることで、ソース電極41c、ドレイン電極41d、データ線68を形成し、トランジスタTRsおよび保持容量Csを得る。
図12(g)に示すように、ソース電極41c、ドレイン電極41d、データ線68を覆うようにして、水素化窒化シリコン膜をプラズマCVD法にて堆積させ、平坦化膜として保護膜42を形成する。
図12(h)に示すように、後の工程で形成する画素電極35とを接続するためのコンタクトホールを、フォトリソグラフィ法にて形成する。
図12(i)に示すように、ITOなどからなる透明電極をスパッタ法にて成膜し、フォトリソグラフィ法にて画素電極53の形状に加工する。本実施形態では、画素領域内に200dpi以上のドット密度で形成する。
図12(j)に示すように、
対向基板31上に共通電極37と複数のマイクロカプセルからなる電気泳動層32を備えた電気泳動シート32を素子基板30の画素電極35上に貼り合わせることによって、本実施形態の電気泳動表示装置100が完成する。
本実施形態の製造方法によれば、各画素40の保持容量Csの他方の電極10bが前段の走査線66に接続されていることから、保持容量線を形成する必要がなくなり、製造が容易になる。
以上、本実施形態では、前段の走査線66との間に保持容量Csを形成することで、開口率を維持しながら、大きな保持容量を確保できる画素回路を実現した。
これにより、高精細であってもフィードスルーが少なく、残像も低減されて高速に動作する電気泳動表示装置100を実現した。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について述べる。
図13は、第2実施形態の素子基板の平面図を示す図であって、図14は、画素回路を示す図である。・
先に記載の第1実施形態では、走査線66との間に保持容量Csを形成していた。これによると、走査線66にゲート線駆動の際の負荷が大きくなってしまうとの欠点がある。走査線66の負荷が大きいと、例えば、大画面化、高精細化などによって走査線66を高速に駆動せねばならなくなったときに、その応答が遅くなり、表示体としての動作に支障をきたすおそれがある。
そこで、本実施形態では、容量は減らさずに走査線66の負荷を低減した画素回路とした。図13および図14に示すように、この回路は、第1実施形態に示した画素回路に加えて、保持容量線69を備えている。
保持容量線69は、共通電極あるいは低電位電源線に接続されている。画素電極35と保持容量線69との間には保持容量Csa(第1キャパシタ)が設けられ、画素電極35と走査線66との間には保持容量Csb(第2キャパシタ)が設けられ、これら2つの保持容量Csa,Csbは並列に接続されている。よって、本実施形態では、1画素の画素回路における保持容量Csは保持容量Csaと保持容量Csbとの合計となる。
このような構成により、1画素における保持容量Csを2つの容量Csa,Csbに分割することで、走査線66の負荷を低減させ、高速動作にも実用的な構成となっている。また、本実施形態においても、例えばキャパシタCsaの他方の電極10bを構成する走査線66が、当該キャパシタCsaの画素40Aが属する走査線66の直前に駆動されるi+2行の走査線66である。よって、かかる構成であっても、前段の走査線66の電位が変化したときの容量カップリングによる画素電極35の電位の変動が生じるため、残像低減や高速応答の効果は維持される。
このように、前段の走査線66との間に保持容量Csを形成することで、開口率を維持しながら、大きな保持容量を確保できる画素回路を実現した。
これにより、高精細であってもフィードスルーが少なく、残像も低減されて高速に動作する電気泳動表示装置200を実現した。
なお、本実施形態では、薄膜半導体素子としてアモルファスシリコンTFTを使用した例について示したが、チャネルエッチタイプのアモルファスシリコンTFT、HTPS、LTPS、酸化物TFT、有機TFTを用いてもよい。
また、図1に示す全体図で内蔵ドライバを内蔵していたが、各走査線66、データ線68をICを接続して駆動してもよい。
また、記載されていないが、保護ダイオードを内蔵してもよい。
なお、本実施形態においてそれぞれを構成する部材は上記にこだわらない。素子基板30や対向基板31としてはPET以外の有機材料やガラス以外の無機材料を用いても良い。ソース電極41c、ドレイン電極41d、ゲート電極41eを構成するのはAl以外の金属や、有機材料を用いても良い。半導体材料もa−IGZO以外のAGZO、ZnO、AZO等の酸化物半導体や有機半導体材料、水素化アモルファスやタ結晶のシリコン等の無機材料を用いても良い。各種絶縁膜は上記以外の無機絶縁体材料や有機絶縁体材料を用いても良い。
膜厚も上記以外のものを用いても良い。
製造方法もプラズマCVDやスパッタ法、フォトエッチング法に限らない。インクジェット等の塗布法を用いても良い。
上記実施形態ではボトムゲート構造のTFTとしたが、トップゲート構造のTFTを用いる場合においても同様の構成とすることができる。
また、カプセル型の電気泳動素子32を用いたが、それ以外の適用も可能である。例えば一対の基板間に隔壁を形成し、この一対の基板と隔壁とによって形成された空間に電気泳動素子を封入する構成とすることもできる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
(電子機器)
次に、上記各実施形態の電気泳動表示装置100を、電子機器に適用した場合について説明する。
図13は、本発明の電気泳動表示装置100を適用した電子機器の具体例を説明する斜視図である。
図13(a)は、電子機器の一例である電子ブックを示す斜視図である。この電子ブック1000は、ブック形状のフレーム1001と、このフレーム1001に対して回動自在に設けられた(開閉可能な)カバー1002と、操作部1003と、本発明の電気泳動表示装置によって構成された表示部1004と、を備えている。
図13(b)は、電子機器の一例である腕時計を示す斜視図である。この腕時計1100は、本発明の電気泳動表示装置によって構成された表示部1101を備えている。
図13(c)は、電子機器の一例である電子ペーパーを示す斜視図である。この電子ペーパー1200は、紙と同様の質感および柔軟性を有するリライタブルシートで構成される本体部1201と、本発明の電気泳動表示装置によって構成された表示部1202を備えている。
例えば電子ブックや電子ペーパーなどは、白地の背景上に文字を繰り返し書き込む用途が想定されるため、消去時残像や経時的残像の解消が必要とされる。
なお、本発明の電気泳動表示装置を適用可能な電子機器の範囲はこれに限定されず、帯電粒子の移動に伴う視覚上の色調の変化を利用した装置を広く含むものである。
以上の電子ブック1000、腕時計1100及び電子ペーパー1200によれば、本発明に係る電気泳動表示装置が採用されているので、低消費電力の表示手段を備えた電子機器となる。
なお、上記の電子機器は、本発明に係る電子機器を例示するものであって、本発明の技術範囲を限定するものではない。例えば、ICカード、リライタブルペーパー、携帯電話、携帯用オーディオ機器、PDA、電子辞書、指紋認証装置、中央演算処理装置、電子扇子、電子値札、電子広告などの電子機器の表示部にも、本発明に係る電気泳動表示装置は好適に用いることができる。
100,200 電気泳動表示装置、Cs 保持容量(キャパシタ)、10a 電極(一方の電極)、10b 電極(他方の電極)、30 素子基板(第1基板)、31 対向基板(第2基板)、32 電気泳動素子、35 画素電極、66 走査線、68 データ線、69 保持容量線、TRs 選択トランジスタ、1000 電子ブック(電子機器)、1100 腕時計(電子機器)、1200 電子ペーパー(電子機器)

Claims (5)

  1. 第1基板と第2基板との間に電気泳動素子を挟持してなり、
    前記第1基板の前記電気泳動素子側の面に、
    互いに交差する方向に延びる複数の走査線及び複数のデータ線と、
    前記走査線及び前記データ線と接続された選択トランジスタと、
    前記選択トランジスタと接続された画素電極と、
    前記選択トランジスタ及び前記画素電極に一方の電極を接続されるとともに他の行の前記走査線を他方の電極とするキャパシタと、を有し、
    前記画素電極が200dpi以上のドット密度で形成されていることを特徴とする電気泳動表示装置。
  2. 第1基板と第2基板との間に電気泳動素子を挟持してなり、
    前記第1基板の前記電気泳動素子側の面に、互いに交差する方向に延びる複数の走査線及び複数のデータ線と、前記走査線及び前記データ線と接続された選択トランジスタと、前記選択トランジスタと接続された画素電極と、前記選択トランジスタ及び前記画素電極に一方の電極を接続されるとともに他の行の前記走査線を他方の電極とするキャパシタと、を有し、
    前記選択トランジスタの寄生容量Cgsが、前記キャパシタの容量Csの1%以上であることを特徴とする電気泳動表示装置。
  3. 第1基板と第2基板との間に電気泳動素子を挟持してなり、
    前記第1基板の前記電気泳動素子側の面に、互いに交差する方向に延びる複数の走査線及び複数のデータ線と、前記走査線又は前記データ線に対応して形成された複数の容量線と、前記走査線及び前記データ線と接続された選択トランジスタと、前記選択トランジスタと接続された画素電極と、前記選択トランジスタ及び前記画素電極に一方の電極を接続されたキャパシタと、が設けられ、
    前記キャパシタが、他の行の前記走査線を他方の電極とする第1キャパシタと、他方の電極を前記容量線とする第2キャパシタとを含むことを特徴とする電気泳動表示装置。
  4. 前記キャパシタの前記他方の電極を構成する前記走査線が、前記キャパシタの前記画素が属する前記走査線の直前に駆動される前記走査線であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気泳動表示装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の電気泳動表示装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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