JP2011169391A - プーリと、このプーリを用いたベルト取付方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転体10の側面2dに、ベルト係止部6・7を設けたクランクプーリ2としている。そして、係るクランクプーリ2を以下のようにして用いる。先ず、オルタネータプーリ3にVリブドベルト4を巻掛けすると共に、クランクプーリ2の回転体10の外周からプーリフランジ2bをまたいで掛けられたVリブドベルト4をベルト係止部6に係止する。次に、ベルト係止部6のVリブドベルト4を係止する側を回転方向としてクランクプーリ2を回転させる。すると、ベルト係止部6に掛けられているVリブドベルト4がベルト係止部6を離れて回転体10の外周上へと移動する。
【選択図】図2
Description
以下、図面を参照しつつ、本発明の第1実施形態を説明する。本実施形態に係るクランクプーリ2(プーリ)は、このクランクプーリ2とオルタネータプーリ3との間にVリブドベルト4を巻掛する際に使用する。先ず、図1を参照しつつ、クランクプーリ2とオルタネータプーリ3に対するVリブドベルト4の巻掛けを説明し、図2〜図5を参照しつつ、クランクプーリ2の構造を説明する。
図2及び図3に示すように、クランクプーリ2は、筐体となる回転体10に、Vリブドベルト4の内周に形成されるリブと嵌合可能な複数のプーリ溝2aを有し、このプーリ溝2aを回転体軸方向で挟む一対のプーリフランジ2b・2cを備えている。このプーリフランジ2b・2cは、図3に示すように、上記プーリ溝2aより回転体径方向外側へ、突出して形成されている。そして、プーリフランジ2bの外周縁は、回転体10の外周から回転体10の側面2dに向かって曲面形状をしている。また、回転体10のボス部5には、エンジンの図示しないクランク軸が挿入される。符号2d・2eは、回転体10の両側面を示す。この回転体の側面には、Vリブドベルト4を回転体10に巻掛ける際に回転体10の外周からプーリフランジ2bの外周縁をまたいで掛けられたVリブドベルト4を係止するためのベルト係止部6・7が形成されている。なお、ベルト係止部6・7は、回転体10と一体形成されている。
次に、図6〜図8を参照しつつ、クランクプーリ2とオルタネータプーリ3との間にVリブドベルト4を巻掛けするベルト取付方法を説明する。なお、図示しないが、クランクプーリ2のボス部5にレンチを連結し、クランクプーリ2を手動で自由に回転できるようにしている。
先ず、回転体10のベルト係止部6・7にVリブドベルト4を掛けやすい位置にくるようにレンチを回してクランクプーリ2を回転させる。そして、図6に示すように、Vリブドベルト4をオルタネータプーリ3に巻掛けると共に、Vリブドベルト4をクランクプーリ2の回転体10の外周からプーリフランジ2bをまたいでベルト係止部6・7に引っ掛けた状態となるように係止する。
次に、図7に示すように、ベルト係止部6におけるVリブドベルト4を係止する側、即ち、ベルト係止部6とVリブドベルト4とが接触する側を回転方向としてレンチを用いてクランクプーリ2を回転させる。換言すれば、クランクプーリ2を第一回転方向Aに回転させる。
以上説明したように、本実施形態に係るクランクプーリ2は、Vリブドベルト4が巻掛けられて使用されるものであって、回転体10の側面2dに、回転体10の外周からプーリフランジ2bをまたいで掛けられたVリブドベルト4を係止するためのベルト係止部6・7が形成されている。
次に、図9を参照しつつ、本願発明の第2実施形態を説明する。以下、本実施形態が上記第1実施形態と相違する点を中心に説明し、重複する説明は適宜、割愛する。
上記で説明したように、第2実施形態に係るクランクプーリ102において、ベルト係止部が、複数(4つのベルト係止部103・104.105・106)ある。上記の構成によれば、ベルト係止部が複数あるため、Vリブドベルト4をクランクプーリ102に巻掛ける際に、最寄のベルト係止部を利用することができる。例えば、クランクプーリ102が重い場合やクランクプーリ102の直径が大きい場合にベルト係止部が1個であると、クランクプーリ102を最大半回転させなければならず手間がかかる。しかし、ベルト係止部が複数あると、クランクプーリ102を最寄のベルト係止部があるところまで回転させればよく、手間を軽減させることができる。
次に、図10を参照しつつ、本願発明の第3実施形態を説明する。以下、本実施形態が上記第1実施形態と相違する点を中心に説明し、重複する説明は適宜、割愛する。
上記で説明したように、第3実施形態に係るクランクプーリ202において、ベルト係止部は1つであり(ベルト係止部206)、クランクプーリ202の回転体10にはベルト係止部206による重心バランスのズレを補正するための穴207が設けられている。この構成によれば、ベルト係止部を1つにすることができ、コストダウンを図ることができる。また、ベルト係止部が1つしかないため、ベルト係止部206にVリブドベルト4を掛けてクランクプーリ202を回転させてVリブドベルト4を回転体10の外周上に巻掛ける際、Vリブドベルト4が回転体10の外周上に移動するのを邪魔しない構成とすることができる。また、回転体10にはベルト係止部206が1つであることによる重心バランスのズレを補正するための穴207が設けられている。これにより、ベルト係止部206が1つであることによる重心バランスのズレをキャンセルしてクランクプーリ202の回転バランスを保つことができる。
2d クランクプーリの側面
3 オルタネータプーリ
4 Vリブドベルト
6・7 ベルト係止部
10 回転体
O クランクプーリの回転中心
Claims (10)
- 回転体の外周にベルトが巻掛けられるプーリであって、
前記回転体の少なくとも一方の側面に、前記ベルトを前記回転体に巻掛ける際に前記回転体の外周から外周縁をまたいで掛けられた前記ベルトを係止するためのベルト係止部が形成されていることを特徴とするプーリ。 - 前記回転体の外周縁は、曲面形状をしていることを特徴とする請求項1に記載のプーリ。
- 前記ベルト係止部は、前記ベルトが係止される面が曲面形状をしていることを特徴とする請求項1又は2に記載のプーリ。
- 前記ベルト係止部は、前記回転体の回転中心から当該ベルト係止部に延びる線を対称軸として線対称な形状であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のプーリ。
- 前記ベルト係止部は、複数あることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のプーリ。
- 前記ベルト係止部は2つであり、
当該2つのベルト係止部は前記回転体の回転中心を点対称とした位置にあることを特徴とする請求項5に記載のプーリ。 - 前記ベルト係止部は1つであり、
前記回転体には前記ベルト係止部による重心バランスのズレを補正するための穴が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のプーリ。 - 前記ベルト係止部のベルトを掛けて係止する側の側面と前記回転体の側面との成す角度が、90°から135°の範囲であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のプーリ。
- 前記ベルト係止部は取外し可能であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のプーリ。
- 請求項1乃至9のいずれかに記載のプーリを含む二つ以上のプーリの間に、周長方向に伸縮変形可能なベルトを巻掛けするベルト取付方法であって、
請求項1乃至9のいずれかに記載のプーリを以下のように用いることを特徴とするベルト取付方法。
(a)前記請求項1乃至9のいずれかに記載のプーリを除く全てのプーリにベルトを巻掛けすると共に、前記請求項1乃至9のいずれかに記載のプーリの回転体の外周から外周縁をまたいで掛けられた前記ベルトを前記ベルト係止部に係止する。
(b)前記ベルト係止部において、前記ベルトを係止する側を回転方向として前記請求項1乃至9のいずれかに記載のプーリを回転させる。
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