JP2004278681A - プーリー - Google Patents

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JP2004278681A
JP2004278681A JP2003071399A JP2003071399A JP2004278681A JP 2004278681 A JP2004278681 A JP 2004278681A JP 2003071399 A JP2003071399 A JP 2003071399A JP 2003071399 A JP2003071399 A JP 2003071399A JP 2004278681 A JP2004278681 A JP 2004278681A
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JP
Japan
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pulley
belt
carrier belt
conveyor belt
transport belt
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Pending
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JP2003071399A
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English (en)
Inventor
Yosuke Noda
陽介 野田
Yuji Ariyoshi
祐二 有吉
Norikatsu Yoshida
則勝 吉田
Tatsuro Nishi
達郎 西
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】従来のプーリーでは搬送用ベルトを組み立てる際、プーリーの側面部を狙ってかけなければならなかった。組立て作業における注意が必要となり、タクト時間が長くなるという課題を有していた。
【解決手段】本発明のプーリーは、円筒状で円中心の軸10に回転し、側面部12に搬送用ベルト11をかけて駆動させる構造のプーリーにおいて、軸10と垂直な円形面13に円形面13の径と同径または大きい径に回転軸方向に凸部14を有している。これにより、搬送用ベルト11を側面部12にかけようと試みたが、誤って凸部14へかけてしまった場合でも、プーリーが回転することによって搬送用ベルト11が自ずと側面部12へ移動する。本構成により、搬送用ベルト11をかける際、狙う範囲を広げることによって、タクト時間を短縮することができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送用ベルトを駆動させるのに使用するプーリーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7、図8は従来のプーリーを示すものである(例えば特許文献1参照。)。図7は前記従来例の駆動時の様子を示す図である。図7において、プーリーは円形で軸1中心に回転し、側面部2には搬送用ベルト4をかけて駆動させ、側面部2の中心部2aが円形に隆起し、両端に側壁部3を設けていた。図8は、図7におけるX−X’断面を示す図である。
【0003】
【特許文献1】
実開平6−39825号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では搬送用ベルト4を側面部2にかける際、側壁部3の間を狙ってかけなければならなかった。組み立て作業における注意が必要となりタクト時間が長くなるという課題を有していた。
【0005】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、搬送用ベルト4を側面部3の間に狙わず組み立てることができ、タクト時間の短縮を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明のプーリーは、円筒状で円中心を軸に回転し、側面部に搬送用ベルトをかけて駆動させる構造のプーリーにおいて、前記軸と垂直な円形面に前記円形面の径と同径または大きい径に回転軸方向に凸部を有している。
【0007】
これにより、前記搬送用ベルトをかける際、前記側面部のみならず前記凸部へもかけることが可能となる。前記搬送用ベルトを前記側面部にかけようと試みたが、誤って前記凸部へかけてしまった場合でも前記プーリーが回転することによって前記搬送用ベルトが自ずと前記側面部へ移動する。本構成により、前記搬送用ベルトをかける際、狙う範囲を広げることによってタクト時間を短縮することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0009】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるプーリーの駆動時の様子を示し、また図2は図1のプーリーのA−A’断面を示す図である。図1、図2において、プーリーは軸10を中心にして矢印B方向へ回転しながら搬送用ベルト11を駆動させる。搬送用ベルト11とプーリーとは側面部12に設けられたV字の溝で接し、駆動力を伝えている。13は軸10と垂直に構成する円形面を示し、14は円形面13の径と同径に軸10の方向に略等角に4本設けた凸部を示す。凸部外周面14aは凸部14の、円形面13の径と同径の、側面を示す。円形面13の径は側面部12のV字溝の最外径と同径である。また、凸部外周面14aは円形面13の径と同径、または大きい径の面でなければならない。
【0010】
図3はプーリーの斜視図である。図4は搬送用ベルト11を側面部12にかけようとした際、凸部14へ誤ってかけた状態の側面図を示している。15は本発明の実施の形態1におけるプーリーが軸10を中心に回転することで、その駆動力が搬送用ベルト11を伝わって回転する従動プーリー15である。従動プーリー15は本発明の実施の形態1におけるプーリーと同じ高さに設けられている。Cは搬送用ベルト11の張力を示し、C1は軸方向、C2は径方向の分力を示している。
【0011】
以上のように構成されたプーリーについて、以下にその動作について説明する。
上述したように、従来、プーリーは搬送用ベルト4が正規の位置、側面部2にかけられることで正規の張力を軸1と垂直な方向に発生させ、回転を搬送用ベルト4に伝達することができる。側面部2以外に搬送用ベルト4をかけると、正規の張力は得られずプーリーの回転を効率よく搬送用ベルト4に伝達できない。そのため、搬送用ベルト4をプーリーに組み立てるときは、原則としては側面部2にかかるよう狙わなければならない。
【0012】
しかし、本発明の実施の形態1において、図4のように搬送用ベルト11を側面部12にかけようとした際、誤って凸部14へかけた状態を考える。プーリーが軸10を中心にして矢印方向Bへ回転し(図1参照)、搬送用ベルト11を駆動させると、搬送用ベルト11の張力により凸部外周面14aへ力が伝達される。搬送用ベルト11は不正規に斜め方向にかかっているため、その張力は軸方向への分力C1をもつ。プーリーが軸10を中心に回転すると、分力C1によって、搬送用ベルト11は側面部12へと近づいてくる。さらに回転を続けると、最終的に搬送用ベルト11は、張力の分力C1がなくなり、軸10と垂直な方向のみとなる正規の位置、側面部12にかかる。
【0013】
よって、搬送用ベルト11を誤って凸部14にかけてしまった場合でも、プーリーを回転させることで、正規の位置、側面部12にかけることができ、搬送用ベルト11を側面部12に狙う必要がなくなる。以上のように、組み立ての際、搬送用ベルト11を側面部12に狙わなくてもよいことで、タクト時間短縮の効果が得られる。なお、本実施の形態において、プーリーが回転し、搬送用ベルト11を駆動したが、搬送用ベルト11が矢印方向Bに回転し、プーリーを駆動しても同様の効果を得られる。また、凸部14を略等角に4本設けたが、必ずしも4本に限定されるものではない。さらに凸部外周面14aは円弧形状でなくてもよい。
【0014】
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2におけるプーリーの斜視図である。図5において、プーリーは軸100を中心にして回転しながら搬送用ベルト101を駆動させる。搬送用ベルト101とプーリーとは側面部102に設けられたV字の溝で接し、駆動力を伝えている。103は軸100と垂直に構成する円形面を示し、104は円形面103上に略等角で放射状に設けられた4本のリブを示す。リブ外周面104aはリブ104の、円形面103の径と同径の、側面を示す。円形面103の径は側面部102のV字溝の最外径と同径である。また、リブ外周面104aは円形面103の径と同径、または大きい径の面でなければならない。
【0015】
図6は搬送用ベルト101を側面部102にかけようとした際、リブ外周面104aへ誤ってかけた状態の側面図を示している。105は本発明の実施の形態2におけるプーリーが軸100を中心に回転することで、その駆動力が搬送用ベルト101を伝わって回転する従動プーリーである。従動プーリー105は本発明の実施の形態2におけるプーリーと同じ高さに設けられている。Dは搬送用ベルト101の張力を示し、D1は軸方向、D2は径方向の分力を示している。
【0016】
以上のように構成されたプーリーについて、以下にその動作について説明する。
本発明の実施の形態2において、図6のように搬送用ベルト101を側面部102にかけようとした際、誤ってリブ外周面104aへかけた状態を考える。プーリーが軸100を中心に回転し、搬送用ベルト101を駆動させると搬送用ベルト101の張力によりリブ外周面104aへ力が伝達される。搬送用ベルト101は不正規に斜め方向にかかっているため、その張力は軸方向への分力D1をもつ。プーリーが軸100を中心に回転すると分力D1によって、搬送用ベルト101は側面部102へと近づいてくる。さらに回転を続けると、最終的に搬送用ベルト101は、張力の分力D1がなくなり軸100と垂直な方向のみとなる正規の位置、側面部102にかかる。
【0017】
よって、搬送用ベルト101を誤ってリブ外周面104にかけてしまった場合でも、プーリーを回転させることで、正規の位置、側面部102にかけることができ、搬送用ベルト101を側面部102に狙う必要がなくなる。
【0018】
以上のように、組み立ての際、搬送用ベルト101を側面部102に狙わなくてもよいことで、タクト時間短縮の効果が得られる。また、リブ104を放射状に設けることでプーリーの強度をあげることができる。なお、本実施の形態において、プーリーが回転し、搬送用ベルト101を駆動したが、搬送用ベルト101が回転し、プーリーを駆動しても同様の効果を得られる。また、リブ14を略等角に4本設けたが、必ずしも4本に限定されるものではない。さらにリブ外周面104aは円弧形状でなくてもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば搬送用ベルトを側面部にかけようと試みたが、誤って回転軸方向に設けた面へかけてしまった場合でもプーリーが回転することによって搬送用ベルトが自ずと側面部へ移動する。搬送用ベルトをかける際、狙う範囲を広げることによってタクト時間を短縮し、作業性を大幅にあげることができる。さらに、誤って搬送用ベルトを側面部にかけ損ねた場合でも、自ら正規の位置に移動することで、作業による不良率を下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるプーリーの平面図
【図2】図1のプーリーのA−A’断面を示す図
【図3】本発明の実施の形態1におけるプーリーの斜視図
【図4】本発明の実施の形態1におけるプーリーの側面図
【図5】本発明の実施の形態2におけるプーリーの斜視図
【図6】本発明の実施の形態2におけるプーリーの側面図
【図7】従来のプーリーの一例を示す平面図
【図8】従来例の図7における、X−X’断面図
【符号の説明】
10,100 軸
11,101 搬送用ベルト
12,102 側面部
13,103 円形面
14 凸部
14a 凸部外周面
15,105 従動プーリー
104 リブ
104a リブ外周面

Claims (3)

  1. 円筒状で円中心を軸に回転し、側面部に搬送用ベルトをかけて駆動させる構造のプーリーにおいて、前記軸と垂直な円形面に前記円形面の径と同径または大きい径に回転軸方向に凸部を設けたことを特徴とするプーリー。
  2. 前記凸部を前記円形面上で略等角に配置するように、前記凸部を複数設けたことを特徴とする請求項1記載のプーリー。
  3. 前記円中心から前記凸部へリブを放射状に設けたことを特徴とする請求項1記載のプーリー。
JP2003071399A 2003-03-17 2003-03-17 プーリー Pending JP2004278681A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011169391A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Mitsuboshi Belting Ltd プーリと、このプーリを用いたベルト取付方法
JP2012077860A (ja) * 2010-10-04 2012-04-19 Toyota Motor Corp 動力伝達機構および動力伝達機構におけるベルト組み付け方法

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