JP2011168115A - トランクスルー構造の車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 リッドがアームレスト上に倒れ込んでリバウンドすると、リッドのヒンジピンが枠体のヒンジ片から抜け落ちて、ヒンジピン、ヒンジ片の嵌合が外れるおそれがある。
【解決手段】 ヒンジピン16aがリッド16の下端から左右に延出して形成され、ヒンジピンの嵌合可能な円筒形断面のヒンジ片20dが、リッドを取り囲む枠体20に形成されている。ヒンジ片20dへのヒンジピン16aの挿入をガイドする切り溝20d’がいずれか一方のヒンジ片の前方部に形成され、ヒンジピン16aは、ヒンジ片の切り溝20d’を通過可能な小径部と、切り溝から離脱不能な大径部とを持つ長円形の断面形状とされ、ヒンジピンの大径部はリッドそのものに対して前方に20°傾斜して延びた形状に形成されている。ヒンジピンは、その小径部を切り溝に整列させ、切り溝にガイドされて前から枠体のヒンジ片に挿入、嵌合される。
【選択図】図7

Description

本発明は、シートバックに設けた凹部に前倒し可能なアームレスト、リッドを起立状態で格納したトランクスルー構造の車両用シートに関する。
シートバックの一部に凹部を設けて前倒し可能なアームレストを起立状態で格納するとともに、凹部の一部を開口として、乗員スペース(乗員室)と荷物等の収容されるラゲージスペース(荷物室)とを連通可能としたトランクスルー構造がリヤシート(セカンドシート、サードシート)などの車両用シートに採用されている。
アームレストがシートバックの凹部に起立して格納された状態ではシートバック凹部の開口はアームレストで覆われて、乗員室、荷物室は連通されず、アームレストが前倒しされてシートバック凹部の開口が解放されることによって、乗員室、荷物室が連通され、スキー板などの長尺物が開口を介して荷物室、乗員室に収容される。
リッドをアームレストの背後でシートバックの凹部に起立状態で格納し、前倒ししたアームレストの上にリッドを前倒してテーブルとする構成も知られている。この構成では、アームレスト、リッドがともに前倒しされると、シートバック凹部の開口が解放されて、乗員室、荷物室が連通される。
たとえば、特開2001−017266号公報では、略コの字形のブラケットの端部に設けたヒンジピン(回動軸)でリッド、アームレストを回動可能に支持する構成が記載されている。このリッド、アームレストを共通のヒンジピンでブラケットに取り付ける構成では、シートバック凹部へのリッドの組み込みが容易に行えない。
開口となるシートバックの凹部の一部を略矩形の枠体で囲み、枠体にリッドを回動可能に取り付ける構成も知られている。ここで、通常、リッド、枠体はいずれもプラスチックから成形され、リッドの下端から左右に延出したヒンジピン(回動軸)が、枠体に形成された対応する円筒形状のヒンジ片(支持片)に嵌合されることによって、リッドが枠体に回動可能に取り付けられる。
特開2001−017266号
リッド下端のヒンジピン(回動軸)を枠体の対応する円筒形状のヒンジ片(支持片)に嵌合させてリッドを枠体に回動可能に取り付ける構成では、円筒形状のヒンジ片にリッドのヒンジピンを挿入、嵌合させるためのガイドとなる解放された切欠き、すなわち切り溝がヒンジ片の上方部に形成されている。そして、リッドのヒンジピンがヒンジ片の上方部の切り溝に上から押し込まれることによってヒンジピンがヒンジ片に挿入、嵌合でき、枠体へのリッドの組み込みが容易に行える。
たとえば、リッドを凹部に格納したままアームレストを前倒ししているとき、荷物室の荷物が後方からシートバックにぶつかると、その衝撃によってリッドがアームレスト上に倒れ込む。すると、リッドはアームレスト上でリバウンドし、リッドの下端(奥端)のヒンジピンが持ち上げられて、ヒンジ片の上方部の切り溝からヒンジピンが抜け落ち(飛び出して)、ヒンジピン、ヒンジ片の嵌合が外れるおそれがある。
本発明は、リッドがアームレスト上でリバウンドしても枠体のヒンジ片からのリッドのヒンジピンの抜け落ちを防止して、ヒンジピン、ヒンジ片の嵌合状態が保持可能なトランクスルー構造の車両用シートの提供を目的としている。
上記目的のために、本発明では、ヒンジ片に設ける切り溝の位置を上方部から前方部に代えている。
すなわち、請求項1に係る本発明によれば、その一部を開口として乗員室、荷物室を連通可能な凹部をシートバックに設けて前倒し可能なアームレストを起立状態で凹部に格納し、開口となるシートバックの凹部の一部を略矩形の枠体で囲み、リッドの下端から左右で延出したヒンジピンを枠体に設けた対応する円筒形状のヒンジ片に嵌合させてリッドを枠体に回動可能に取り付けて、アームレストの背後でシートバック凹部に起立状態で格納し、ヒンジ片へのヒンジピンの挿入をガイドする切り溝が枠体のヒンジ片の前方部に形成されている。
請求項2に係る本発明によれば、リッドのヒンジピンは、ヒンジ片の切り溝を通過可能な小径部と、切り溝から離脱不能な大径部とを持つ略楕円の断面形状に成形されている。
請求項3に係る本発明によれば、リッドのヒンジピンはその大径部がリッド本体に対してシートの前方に傾斜して延びた形状に形成されている。
請求項4に係る本発明によれば、切り溝は枠体の一方のヒンジ片にのみ形成されている。
請求項1に係る本発明では、切り溝がヒンジ片の上方部に形成されていないため、リッドがアームレスト上に倒れてリバウンドしてもリッドの下端(奥端)のヒンジピンの持ち上がりがヒンジ片によって阻止され、ヒンジ片からのヒンジピンの抜け落ちが防止される。そのため、リッドがリバウンドしても、ヒンジピン、ヒンジ片の嵌合が外れず、嵌合状態が保たれる。
請求項2に係る本発明では、小径部を切り溝に整列させることによりヒンジ片へのヒンジピンの挿入、嵌合が容易に行えるとともに、大径部がヒンジ片に嵌合されてガタツキが阻止され、ガタのないリッドの取付けが可能となる。
請求項3に係る本発明では、ヒンジピンの小径部がヒンジ片の切り溝から大きくずれて位置し、リバウンド時でのヒンジ片からのヒンジピンの抜け落ちが確実に防止できる。
請求項4に係る本発明では、切り溝が枠体の一方のヒンジ片にのみ形成され、他方のヒンジ片の前方部には切り溝が形成されていないため、切り溝のないヒンジ片によってリッドの抜け落ちが確実に防止できる。
本発明の一実施例に係るトランクスルー構造の車両用シートの前方斜視図を示す。 凹部の形成された図1の中央のシートの模式側面図を示す。 本発明の一実施例に係るトランクスルー構造の車両用シートの一部破断の後方斜視図を示す。 枠体の概略平面図を示す。 リッドの概略平面図を示す。 (A)(B)は図4の矢視C’拡大図、矢視C拡大図を示す。 (A)(B)は、シートバック凹部へのリッドの格納時、前倒し時における図6(B)の矢視C拡大図に対応する図を示す。
ヒンジピンがリッドの下端から左右に延出して形成され、ヒンジピンの嵌合可能な円筒形断面のヒンジ片が、リッドを取り囲む枠体に形成されている。ヒンジ片へのヒンジピンの挿入をガイドする切り溝がいずれか一方のヒンジ片の前方部に形成され、ヒンジピンは、ヒンジ片の切り溝を通過可能な小径部と、切り溝から離脱不能な大径部とを持つ長円形の断面形状に成形されている。そして、ヒンジピンの長径部はリッドそのものに対して前方に傾斜して形成され、ヒンジピンは、その小径部を切り溝に整列させ、切り溝にガイドされて前から枠体のヒンジ片に挿入、嵌合される。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例について詳細に説明する。
図1、図3は、本発明の一実施例に係るトランクスルー構造の車両用シートの前方斜視図、一部破断の後方斜視図を示す。図2は、凹部の形成された図1の中央のシートの模式側面図を示す。なお、図中でのシートの前後左右は、着座者基準でFr、Rr、L、Rで示す。
図1に示すように、車両用シート10は、その横幅が6:4に分割されて2人用シート10a+1人用シート10bとなるように分割されたリヤシート(セカンドシート、サードシート)とされ、2人用シートの中央寄りに設定される中央のシート10cのシートバック10c’に凹部12が形成されている。
図1に加えて図2を見るとよくわかるように、凹部12には、前倒し可能なアームレスト14、リッド16が、アームレストを前にしてそれぞれ起立状態で格納されており、アームレスト14を前倒しすれば、中央のシート10cへの着座が困難となる代わりにアームレストが有効に利用できる。また、前倒しされたアームレスト14の上にリッド16を前倒しすれば、リッドがテーブルとして利用できる。
図2に示すように、アームレスト14はその下端がブラケット(図示しない)に回動可能に取り付けられ、凹部12の一部は開口している。さらに、図3に示すように、開口18を囲んで略矩形の枠体20がシートバック10c’の背面に固定され、この枠体にリッド16の下端が枠体に回動可能に取り付けられている。そして、リッド16がシートバック凹部12に起立状態に格納されることによって凹部の開口18がリッドで閉塞される。
図2からよくわかるように、アームレスト14とともにリッド16を前倒しすれば、シートバック凹部の開口18が解放されて乗員室DS、荷物室LSが連通されて、スキーなどの長尺物が開口18を介して荷物室、乗員室に収容可能となる。
図4は枠体の概略平面図、図5はリッドの概略平面図を示す。
枠体20、リッド16は、たとえば、いずれもプラスチックから成形され、図4に示すように、枠体20は、突起縁20aで囲まれたくぼみ部20bをその表面(車体の前側に位置する面)で内側に有した略矩形形状とされ、突起縁20aの上部中央で突起縁の一部がフック形状に成形されている。そして、くぼみ部20bの背後の平坦な支持面20cで起立状態のリッド16を支持し、突起縁20aの上部中央のフック片20a’にリッドの上縁が係止されることによって、リッドは起立状態で枠体20に支持される(A−A断面図、B−B断面図参照)。
また、内側に延出した円筒形状のヒンジ片(支持片)20dが枠体20の下端の左右に成形されている。そして、左右のヒンジ片20dのうち、いずれか一方のヒンジ片、たとえば、ヒンジ片20dLは、前方に面した部分(前方部)に切り溝(解放された切欠き)20d’が形成されている(矢視C拡大図参照)。
これに対して、リッド16は、枠体の支持面20cに支持可能に枠体と相似の略矩形形状とされ、図5に示すように、外側に延出したヒンジピン(回動軸)16aがリッドの下端の左右に成形されている。左右のヒンジピン16aは略長円形(いわゆる小判型)の断面形状とされ、その小径部は枠体のヒンジ片の切り溝20d’を通過可能な大きさ(幅)に、大径部はヒンジ片20dに僅かな隙間を残して嵌合される大きさ(長径)に形成されている。ここで、略長円形のヒンジピン16aはその大径部(長径部)がリッド16そのもの(リッド本体)に対して前方に傾斜して(前に倒れて)延びた形状に形成されており、その傾斜角度(前傾角度)θはリッド本体に対してたとえば15°〜45°とされ、実施例では20°となっている(矢視C拡大図参照)。
図6(A)(B)は図4の矢視C’拡大図、矢視C拡大図を示す。
ヒンジ片へのヒンジピンの嵌合について述べると、まず、切り溝の形成されていないヒンジ片20d(20dR)に対してリッドのヒンジピン16aがヒンジ片の先端側からヒンジ片と略平行にヒンジ片に挿入される(矢視C’拡大図参照)。それから、切り溝20d’の形成されたヒンジ片20d(20dL)に対してリッドのヒンジピン16aが切り溝にガイドされてヒンジ片に挿入される(矢視C拡大図参照)。ヒンジピン16aはその大径部がリッド本体16に対して前方に20°傾斜しているため、その大径部を水平にして小径部からヒンジ片に挿入すれば、リッド16は水平線Hに対して20°持ち上げられた状態で枠体に嵌合される。ロッド16を持ち上げた状態で嵌合が行えるため、ヒンジ片20d、ヒンジピン16aの嵌合が容易に行える。
図7(A)(B)は、シートバック凹部へのリッドの格納時、前倒し時における図6(B)の矢視C拡大図に対応する図を示す。なお、図7では、図6の矢視C拡大図と左右逆に表示されている。
図2からもわかるように、シートバック10c’が後傾されているため、シートバック凹部12への格納時においては、リッドは、図7(A)に示すように、枠体20とともにシートバックの後傾角度と同一角度だけ後傾して起立している。
たとえば、シートバックの後傾角度が20°であれば、リッド16、枠体20も20°後傾する。そして、起立した格納時においては、図7(A)からわかるように、枠体のヒンジ片の切り溝20d’の中心線Cが水平線Hに対して上方に20°傾斜して開口する。これに対して、リッド本体に対して20°前傾して延びたヒンジピン16aの大径部は垂直線上に位置し、切り溝(正確には、切り溝の水平線)に対して70°傾斜して位置する。
また、図7(B)からわかるように、アームレスト14の上に倒されて水平に位置するテーブルとして利用される状態では、リッドは図7(A)の起立状態から110°(20°+90°)回動されるから、リッドのヒンジピン16aの大径部はヒンジ片の切り溝20d’に対して40°傾斜して位置することになる。
アームレスト14のみを前倒しし、リッドをシートバック凹部12に格納していたとき、荷物室LSの荷物Laが背後からリッド16にぶつかると、その衝撃でリッドはアームレスト上に倒れ込む(図2参照)。そして、リッド16がアームレスト14上でリバウンドすると、リッドの下端(奥端)のヒンジピン16aは持ち上げられて上方向に逃げようとする。
しかしながら、ヒンジ片の切り溝20d’はヒンジ片の前方部に形成されており、ヒンジピン16aが逃げようとする方向(上方向)に対応するヒンジ片20dの上方部に形成されていない。そのため、ヒンジピン16aの持ち上がりがヒンジ片20dによって阻止され、ヒンジ片からのヒンジピンの抜け落ちが防止され、ヒンジピン、ヒンジ片の嵌合が外れず、その嵌合状態が保たれる。
リッドのヒンジピン16aを略長円形断面とし、その長径部をリッド本体に対して前方に傾斜して延びた形状に形成されていれば、たとえば20°前傾して延びた形状であれば、図7(B)に示すように、リッドが水平位置にあるとき、リッドのヒンジピン16aの大径部がヒンジ片の切り溝20d’に対して40°傾斜して位置し、ヒンジピンの小径部は切り溝から大きくずれ、切り溝に整列しない。そのため、切り溝20d’を介したヒンジピン16d’の抜け落ち(飛び出し)が確実に防止され、ヒンジ片からヒンジピンが外れるおそれがなく、リッド14がアームレスト16上でリバウンドしても、ヒンジピン、ヒンジ片の嵌合が確実に保たれる。
さらに、切り溝20d’を左右のヒンジ片20dの双方に設けず、いずれか一方にのみ形成しているにすぎないため、切り溝を設けていないヒンジ片によってヒンジ片からのヒンジピンの抜け落ちが確実に防止できる。
上記のように、本発明によれば、切り溝がヒンジ片の上方部に形成されていないため、リッドがアームレスト上に倒れてリバウンドしてもリッドの下端(奥端)のヒンジピンの持ち上がりがヒンジ片によって阻止され、ヒンジピン、ヒンジ片の嵌合が外れず、嵌合状態が保たれる。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであり、この発明を何等限定するものでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
たとえば、実施例では、枠体のヒンジ片前方部の切り溝は、その中心線が水平線と一致するように形成されているが、水平線に対して、たとえば10°〜20°立ち上げて(中心線が水平線に対して上方に10°〜20°傾斜させて)形成してもよい。
また、リッドのヒンジピンは、その長径部がリッド本体に対して前方にたとえば15°〜45°、実施例では20°傾斜させているが、この前傾角は、切り溝との関係から適宜、選択でき、例示した値に限定されない。
本発明は、リヤシート(セカンドシート、サードシート)などとして利用される車両用シートに広範囲に利用できる。
10 車両用シート(リヤシート)
10a 2人用シート
10b 1人用シート
10c 2人用シートの中央側シート(中央シート)
10c’ 中央シートのシートバック
12 シートバックの凹部
14 アームレスト
16 リッド
16a ヒンジピン(回動軸)
18 シートバック凹部の開口
20 枠体
20d ヒンジ片(支持片)
20d’ 切り溝
Fr、Rr、L、R シートの前後左右
H、V 水平線、垂直線
C 切り溝の中心線

Claims (4)

  1. その一部を開口として乗員室、荷物室を連通可能な凹部をシートバックに設けて前倒し可能なアームレストを起立状態で凹部に格納し、開口となるシートバックの凹部の一部を略矩形の枠体で囲み、リッドの下端から左右で延出したヒンジピンを枠体に設けた対応する円筒形状のヒンジ片に嵌合させてリッドを枠体に回動可能に取り付けて、アームレストの背後でシートバック凹部に起立状態で格納し、ヒンジ片へのヒンジピンの挿入をガイドする切り溝が枠体のヒンジ片の前方部に形成されたトランクスルー構造の車両用シート。
  2. リッドのヒンジピンは、ヒンジ片の切り溝を通過可能な小径部と、切り溝から離脱不能な大径部とを持つ略楕円の断面形状に成形されている請求項1記載のトランクスルー構造の車両用シート。
  3. リッドのヒンジピンはその大径部がリッド本体に対してシートの前方に傾斜して延びた形状に形成されている請求項2記載のトランクスルー構造の車両用シート。
  4. 切り溝は枠体の一方のヒンジ片にのみ形成されている請求項1〜3のいずれかに記載のトランクスルー構造の車両用シート。
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