JP2008179279A - オーバーヘッドコンソール装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用性が向上し、部品点数を削減でき構造を単純化できるオーバーヘッドコンソール装置の提供
【解決手段】自動車室内の天井に配置されるハウジング20と、鏡Mが設けられており、ハウジング10に回動開閉可能に取付けられており、ハウジング10に対して下方に回動した開位置にあるときに鏡Mが表出する第1の可動部材30と、小物入れスペースSが設けられており、第1の可動部材30に回動開閉可能に取付けられており、第1の可動部材30に対して下方に回動した開位置にあるときに小物入れスペースSを使用可能な第2の可動部材40と、を有するオーバーヘッドコンソール装置10。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車室内の天井に配置されるオーバーヘッドコンソール装置に関する。
(a)特開2005−178674号公報は、小物入れスペースを備える可動部材に鏡が取付けられており、閉位置にある可動部材を一度操作することにより可動部材が半開き状態になり鏡を使用でき、さらにもう一度操作することにより可動部材が開位置に達し小物入れスペースを使用可能な、オーバーヘッドコンソール装置を開示している。
(b)特開2006−142892号公報は、鏡を備える第1の可動部材がハウジングにリンク、ピン等の別部品を用いて開閉可能に取付けられており、小物入れスペースを備える第2の可動部材がハウジングに開閉可能に取付けられており、一つの収納空間で第1、第2の可動部材を独立して開閉可能としたオーバーヘッドコンソール装置を開示している。
しかし、従来のオーバーヘッドコンソール装置には、つぎの問題点がある。
(a)特開2005−178674号公報
鏡を使いたいときには1回の操作で使用状態にできるが、小物入れスペースを使いたいときには一旦可動部材を鏡の使用状態にした後さらに操作しなければならない。
(b)特開2006−142892号公報
一つの収納空間で第1、第2の可動部材を独立してハウジングに対して開閉できるようにしているため、上記公報(a)に存在している問題点を解消することはできるが、第1の可動部材をハウジングに取付けるために別部品を用いているため、部品点数が多く、第1の可動部材をハウジングに取付けるための構造が複雑である。これは、第1の可動部材だけでなく第2の可動部材もハウジングに取付けられているため、第1の可動部材のハウジングへの取付け構造を、第2の可動部材のハウジングへの取付け構造を避けて設定しなければならないためと考えられる。
特開2005−178674号公報 特開2006−142892号公報
本発明の第1の目的は、従来(a)に比べて使用性が向上したオーバーヘッドコンソール装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、従来(b)に比べて部品点数を削減でき構造を単純化できるオーバーヘッドコンソール装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 自動車室内の天井に配置されるハウジングと、
鏡が設けられており、前記ハウジングに回動開閉可能に取付けられており、前記ハウジングに対して下方に回動した開位置にあるときに前記鏡が表出する第1の可動部材と、
小物入れスペースが設けられており、前記第1の可動部材に回動開閉可能に取付けられており、前記第1の可動部材に対して下方に回動した開位置にあるときに前記小物入れスペースを使用可能な第2の可動部材と、
を有するオーバーヘッドコンソール装置。
(2) 前記第1の可動部材は、前記鏡が設けられる本体部と、前記第1の可動部材が前記ハウジングに対して閉位置にあるときに前記本体部から車両前方に延びるアーム部と、を備えており、該アーム部で前記ハウジングに取付けられており、
前記第2の可動部材は、前記第1の可動部材が前記ハウジングに対して閉位置にあり前記第2の可動部材が前記第1の可動部材に対して閉位置にあるときに上下方向に延びる受け皿部と、前記第1の可動部材が前記ハウジングに対して閉位置にあり前記第2の可動部材が前記第1の可動部材に対して閉位置にあるときに前記受け皿部から車両前方に延びる部分を備える意匠部と、を備えており、該意匠部で前記第1の可動部材に取付けられており、該受け皿部と意匠部とで前記小物入れスペースを形成している、(1)記載のオーバーヘッドコンソール装置。
上記(1)のオーバーヘッドコンソール装置によれば、第1の可動部材がハウジングに回動開閉可能に取付けられており、第2の可動部材が第1の可動部材に回動開閉可能に取付けられているため、第1の可動部材がハウジングに対して閉位置にあり第2の可動部材が第1の可動部材に対して閉位置にあるときに、第1の可動部材をハウジングに対して開動させることで鏡を使用でき、第2の可動部材を第1の可動部材に対して開動させることで小物入れスペースを使用できる。その結果、鏡、小物入れスペースのいずれを使用する場合でも1回の操作で済み、従来(a)に比べてオーバーヘッドコンソール装置の使用性が向上する。
また、第2の可動部材が第1の可動部材に取付けられているため(ハウジングに取付けられていないため)、従来(b)と異なり、第1の可動部材のハウジングへの取付け構造を、第2の可動部材のハウジングへの取付け構造を考慮せずに設定できる。その結果、従来(b)に比べて、部品点数を削減し、かつ構造を単純化させて、第1の可動部材をハウジングに取付けることができる。
上記(2)のオーバーヘッドコンソール装置によれば、第1の可動部材が、鏡が設けられる本体部と、本体部から車両前方に延びるアーム部と、を備えており、アーム部でハウジングに取付けられているため、本体部とアーム部とを一体に形成することで、従来(b)に比べて、部品点数を削減し、かつ構造を単純化させることができる。
本発明実施例のオーバーヘッドコンソール装置を、図1〜図8を参照して、説明する。
本発明実施例のオーバーヘッドコンソール装置10は、自動車室内の天井に配置される。オーバーヘッドコンソール装置10は、図4に示すように、自動車室内の天井に配置されるハウジング20と、鏡Mが設けられた第1の可動部材30と、小物入れスペースSが設けられた第2の可動部材40と、を有する。オーバーヘッドコンソール装置10は、さらに、付勢部材50(図6参照)と、第1、第2のロック装置60,70と、を有する。
ハウジング20は、たとえば樹脂製である。ハウジング20は、オーバーヘッドコンソールに一体に形成されるか、オーバーヘッドコンソールと別体に形成されてオーバーヘッドコンソールに固定して取付けられる。ハウジング20には、マップランプ20aと、マップランプ20aのオン・オフのためのスイッチ20bと、が設けられている。
ハウジング20は、下方(鉛直下方)に開放する凹部21と、軸受孔22と、を備える。軸受孔22は、図6に示すように、凹部21を形成する両側壁21aに形成されている。軸受孔22は、側壁21aを車両左右方向に貫通して形成されている。
第1の可動部材30は、ハウジング20に回動開閉可能に取付けられている。第1の可動部材30は、たとえば樹脂製である。第1の可動部材30は、鏡Mが設けられる本体部31と、第1の可動部材30がハウジング30に対して閉位置にあるときに本体部31の車両左右方向両端部から車両前方に延びるアーム部32と、を備えている。
本体部31は、図7に示すように、第1の可動部材30がハウジング20に対して閉位置にあるとき(図7の実線の位置にあるとき)、上下方向に延びている。本体部31は、凹部21に出入り可能とされている。本体部31は、第1の可動部材30がハウジング20に対して閉位置にあるとき、全体または略全体が凹部21に入り込んでいる。本体部31は、第1の可動部材30がハウジング20に対して開位置にあるとき(図7の一点鎖線の位置にあるとき)、全体または略全体が凹部21から下方に出ている。本体部31は、第1の可動部材30の回動軸芯Pから離れる方向に(第1の可動部材30が閉位置にあるとき車両後方に)凸状に湾曲する、湾曲部31aを備える。
鏡Mは、後席確認ミラー(カンバセーションミラー)である。鏡Mは、湾曲部31aの車両後方側面に固定して取付けられている。鏡Mは、湾曲部31aと同方向に凸状に湾曲する凸面鏡である。鏡Mは、第1の可動部材30がハウジング20に対して下方に回動した開位置にあるときに、ハウジング20から車室内に表出する。
アーム部32は、本体部31と別体に形成されて本体部31に固定して取付けられていてもよいが、部品点数削減のために本体部31と一体に形成されていることが望ましい(図示例では、本体部31と一体形成されている場合を示している)。アーム部32は、図6に示すように、車両前方側端部またはその近傍(本体部31からの延び方向先端部またはその近傍)に、車両左右方向外側に突出する軸部32aと、第2の可動部材40の後述の回動軸部42aを回動可能に支持する軸部支持部32bと、を備える。
軸部32aは、アーム部32と別体に形成されてアーム部32に固定されていてもよいが、部品点数削減のためにアーム部32と一体に形成されていることが望ましい(図示例ではアーム部32と別体に形成されている場合を示している)。軸部32aは、ハウジング20の内側(凹部21内)から軸受孔22を通ってハウジング20の外側に突出している。軸部32aが軸受孔22を通っているため、第1の可動部材30は、軸部32aまわりにハウジング20に対して回動可能とされている。
軸部支持部32bは、アーム部32と別体に形成されてアーム部32に固定されていてもよいが、部品点数削減のためアーム部32と一体に形成されていることが望ましい(図示例ではアーム部32に一体に形成されている場合を示している)。軸部支持部32bは、アーム部32の、装置10の車両左右方向中央側面に形成される。軸部支持部32bの車両前後方向位置は、軸部32aの車両前後方向位置と同じであってもよく異なっていてもよい。また、軸部支持部32bの上下方向位置は、軸部32aの上下方向位置と同じであってもよく異なっていてもよい。
第1の可動部材30は、たとえばトーションスプリングからなる付勢部材50によって、ハウジング20に対して開方向に回動付勢されている。第1の可動部材30のハウジング20に対する回動速度を緩やかにするために、図示略のダンパが装置10に設けられていてもよい。第1の可動部材30が付勢部材50により回動付勢されているため、第1のロック装置60のロックが解除されたとき、第1の可動部材30は、ハウジング20に対して、付勢部材50の付勢力と自重(さらに使用者の操作力)により開動する。
第2の可動部材40は、第1の可動部材30に回動開閉可能に取付けられている。第2の可動部材40は、たとえば樹脂製である。第2の可動部材40は、図7に示すように、受け皿部41と、意匠部42と、を備えている。受け皿部41と意匠部42とで形成されるスペースが小物入れスペースSである。第2の可動部材40が第1の可動部材30に対して下方に回動した開位置にあるとき(図7の一点鎖線の位置にあるとき)、小物入れスペースSに図示略の小物類を収納及び取出し可能である(小物入れスペースSを使用可能である)。
受け皿部41は、第1の可動部材30がハウジング20に対して閉位置にあり第2の可動部材40が第1の可動部材30に対して閉位置(図7の実線の位置)にあるときに、上下方向に延びている。受け皿部41は、凹部21に出入り可能とされている。受け皿部41は、第1の可動部材30がハウジング20に対して閉位置にあり第2の可動部材40が第1の可動部材30に対して閉位置にあるとき、全体または略全体が凹部21に入り込んでいる。受け皿部41は、第2の可動部材40が第1の可動部材30に対して開位置にあるとき、全体が凹部21から下方に出ている。受け皿部41は、第1の可動部材30の本体部31より車両前方側に配置されている。
意匠部42は、図1に示すように、凹部21の開口の一部を開閉する。第1の可動部材30がハウジング20に対して閉位置にあり第2の可動部材40が第1の可動部材30に対して閉位置にあるとき、意匠部42の下面は、意匠面を構成し、意匠部42の周囲のハウジング意匠面と面一または略面一となっている。意匠部42は、受け皿部41と別体に形成されて受け皿部41に固定して取付けられていてもよいが、部品点数削減のために受け皿部41と一体に形成されていることが望ましい(図示例では受け皿部41と一体に形成されている場合を示している)。意匠部42は、第1の可動部材30がハウジング20に対して閉位置にあり第2の可動部材40が第1の可動部材30に対して閉位置にあるとき、受け皿部41から車両前方に延びる部分を備える。意匠部42は、第1の可動部材30がハウジング20に対して閉位置にあり第2の可動部材40が第1の可動部材30に対して閉位置にあるとき、図6に示すように、車両前方側端部またはその近傍(受け皿部41からの延び方向先端部またはその近傍)に、車両左右方向外側に突出する回動軸部42aを備える。
回動軸部42aは、意匠部42と別体に形成されて意匠部42に固定されていてもよいが、部品点数削減のため意匠部42と一体に形成されていることが望ましい(図示例では意匠部42と一体に形成されている場合を示している)。回動軸部42aの少なくとも突出方向先端部は、第1の可動部材30の軸部支持部32b内に入り込んでおり、軸部支持部32bに回動可能に支持されている。回動軸部42aが軸部支持部32bに回動可能に支持されるため、第2の可動部材40は第1の可動部材30に回動可能に支持される。第2の可動部材40の第1の可動部材30に対する回動軸芯は、第1の可動部材30の回動軸芯Pと一致していてもよく、異なっていてもよい。
第2の可動部材40を第1の可動部材30に対して回動付勢する部材は設けられておらず、第2のロック装置70のロックが解除されたとき、第2の可動部材40は、第1の可動部材30に対して、自重(さらに使用者の操作力)により開動する。第2の可動部材40の第1の可動部材30に対する回動速度を緩やかにするために、回動軸部42aは、ある程度の摩擦力をもって軸部支持部32bに回動可能に支持されることが望ましい。
第1のロック装置60は、図7に示すように、第1の可動部材30をハウジング20に対して閉位置にてロックするとともに(保持するとともに)、後述の第1のロック解除ノブ63を操作することでロック解除する装置である。
第1のロック装置60は、ハウジング20と第1の可動部材30の一方に設けられる第1のロック部61と、ハウジング20と第1の可動部材30の他方に設けられ第1のロック部61が引っ掛かり(係合)可能な第1のロック受け部62と、第1のロック解除ノブ63と、を備える。第1のロック部61と第1のロック受け部62の一方は、該一方が設けられる部材に対して揺動可能とされている。なお、本発明実施例及び図示例では、第1のロック部61が第1の可動部材30に設けられ、第1のロック受け部62がハウジング20に揺動可能に設けられている場合を示す。
第1のロック部61は、第1の可動部材30の本体部31の下端から車両後方に延びて設けられている。第1のロック部61は、図1に示すように、凹部21の開口の一部を開閉する。第1の可動部材30がハウジング20に対して閉位置にあるとき、第1のロック部61の下面は、意匠面を構成し、第1のロック部61の周囲のハウジング意匠面と面一または略面一となっている。第1のロック部61は、本体部31と別体に形成されていてもよいが、部品点数削減のため本体部31と一体に形成されていることが望ましい(図示例では、本体部31と一体に形成されている場合を示している)。
第1のロック受け部62は、図7に示すように、ハウジング20に揺動可能に支持されている。第1のロック受け部62は、ハウジング20に一体に形成されていてもよく、ハウジング20と別体に形成されていてもよい(図示例では、ハウジング20と別体に形成されている場合を示している)。第1のロック受け部62がハウジング20と別体に形成される場合、第1のロック受け部62は、上下方向に延びる板ばね62aを介してハウジング20に支持されており、該板ばね62が車両前後方向に弾性変形することでハウジング20に揺動可能に支持される。
第1のロック解除ノブ63は、第1のロック受け部62と別体に形成されていてもよいが、部品点数削減のために第1のロック受け部62と一体に形成されていることが望ましい(図示例では、第1のロック受け部62と一体に形成されている場合を示している)。第1のロック解除ノブ63を車両後方に変位させることにより(操作することにより)、第1のロック部61と第1のロック受け部62との係合を解除することができる(第1のロック装置60のロックを解除できる)。
第2のロック装置70は、第2の可動部材40を第1の可動部材30に対して閉位置にてロックするとともに(保持するとともに)、後述の第2のロック解除ノブ73を操作することでロック解除する装置である。
第2のロック装置70は、第1の可動部材30と第2の可動部材40の一方に設けられる第2のロック部71と、第1の可動部材30と第2の可動部材40の他方に設けられ第2のロック部71が引っ掛かり(係合)可能な第2のロック受け部72と、第2のロック解除ノブ73と、を備える。第2のロック部71と第2のロック受け部72の一方は、該一方が設けられる部材に対して揺動可能とされている。なお、本発明実施例及び図示例では、第2のロック部71が第2の可動部材40に揺動可能に設けられ、第2のロック受け部72が第1の可動部材30に設けられている場合を示す。
第2のロック部71は、第1の可動部材30がハウジング20に対して閉位置にあり第2の可動部材40が第1の可動部材30に対して閉位置にあるときに、第2の可動部材40の受け皿部41の裏面(車両後方側面)の上下方向中間部から、受け皿部41と車両前後方向隙間を隔てて下方に延びて設けられている。第2のロック部71は、受け皿部41と別体に形成されていてもよいが、部品点数削減のために受け皿部41と一体に形成されていることが望ましい(図示例では、受け皿部41と一体に形成されている場合を示している)。第2のロック部71が受け皿部41と一体に形成される場合、第2のロック部71は、樹脂弾性を利用して、第2の可動部材40に車両前後方向に揺動可能に支持される。
第2のロック受け部72は、第1の可動部材30の本体部31から車両前方に延びて設けられている。第2のロック受け部72は、本体部31と別体に形成されていてもよいが、部品点数削減のため本体部31と一体に形成されていることが望ましい(図示例では、本体部31と一体に形成されている場合を示している)。
第2のロック解除ノブ73は、第2のロック部71と別体に形成されていてもよいが、部品点数削減のために第2のロック部71と一体に形成されていることが望ましい(図示例では、第2のロック部71と一体に形成されている場合を示している)。第2のロック解除ノブ73を車両前方に変位させることにより(操作することにより)、第2のロック部71と第2のロック受け部72との係合を解除することができる(第2のロック装置70のロックを解除できる)。
ここで、本発明実施例の作動を説明する。
(i) 図1に示すように、第1の可動部材30がハウジング20に対して閉位置にあり第2の可動部材40が第1の可動部材30に対して閉位置にあるとき
図7に示すように、第1のロック装置60の第1のロック部61が第1のロック受け部62に係合している(第1のロック装置60のロックがかかっている)。そのため、第1の可動部材30は、付勢部材50の付勢力および自重に抗してハウジング20に対して閉位置に位置し続ける。
第2のロック装置70の第2のロック部71が第2のロック受け部72に係合している(第2のロック装置70のロックがかかっている)。そのため、第2の可動部材40は、自重に抗して第1の可動部材30に対して閉位置に位置し続ける。
(ii) 上記(i)の状態から鏡Mを使用するとき
第1のロック装置60の第1のロック解除ノブ63を車両後方に操作すると、第1のロック受け部62が車両後方に移動し、第1のロック部61との係合が外れる(第1のロック装置60のロックが解除される)。第1のロック装置60のロックが解除されると、第1の可動部材30は、付勢部材50の付勢力と自重(さらに使用者の操作力)によりハウジング20に対して開動する。第1の可動部材30の一部がハウジング20の一部に当接して第1の可動部材30のハウジング20に対する開動が止まり、第1の可動部材30がハウジング20に対して開位置に達する。第1の可動部材30が開位置に達したとき、図2に示すように、鏡Mがハウジング20から車室内に表出しており、鏡Mを使用できる。
第2の可動部材40は、第2の可動部材40が第1の可動部材30に取付けられているため、第1の可動部材30とともに第1の可動部材30の回動軸芯Pまわりにハウジングに対して回動する。第2の可動部材40は、第2のロック装置70のロックが解除されていないため、第1の可動部材30に対して閉位置に位置し続ける。
(iii) 上記(i)の状態から小物入れスペースSを使用するとき(図1の状態から図3の状態にするとき)
図7に示すように、第2のロック装置70の第2のロック解除ノブ73を車両前方に操作すると、第2のロック部71が車両前方に移動し、第2のロック受け部72との係合が外れる(第2のロック装置70のロックが解除される)。第2のロック装置70のロックが解除されると、第2の可動部材30は、自重(さらに使用者の操作力)により第1の可動部材30に対して開動する。第2の可動部材40の一部が第1の可動部材30の一部に当接して第2の可動部材40の第1の可動部材30に対する開動が止まり、第2の可動部材40が第1の可動部材30に対して開位置に達する。第2の可動部材40が開位置に達したとき、小物入れスペースSに図示略の小物類を収納及び取出し可能である。
第1の可動部材30は、第1のロック装置60のロックが解除されていないため、ハウジング20に対して閉位置に位置し続ける。
つぎに、本発明実施例の作用を説明する。
本発明実施例では、第1の可動部材30がハウジング20に回動開閉可能に取付けられており、第2の可動部材40が第1の可動部材30に回動開閉可能に取付けられているため、第1の可動部材30がハウジング20に対して閉位置にあり第2の可動部材40が第1の可動部材30に対して閉位置にあるときに、第1の可動部材30をハウジング20に対して開動させることで鏡Mを使用でき、第2の可動部材40を第1の可動部材30に対して開動させることで小物入れスペースSを使用できる。その結果、鏡M、小物入れスペースSのいずれを使用する場合でも1回の操作で済み、従来(a)に比べてオーバーヘッドコンソール装置の使用性が向上する。
また、第2の可動部材40が第1の可動部材30に取付けられているため(ハウジング20に取付けられていないため)、従来(b)と異なり、第1の可動部材30のハウジング20への取付け構造を、第2の可動部材40のハウジング20への取付け構造を考慮せずに設定できる。その結果、従来(b)に比べて、部品点数を削減し、かつ構造を単純化させて、第1の可動部材30をハウジング20に取付けることができる。
また、第1の可動部材30が、鏡Mが設けられる本体部31と、本体部31から車両前方に延びるアーム部32と、を備えており、アーム部32でハウジング20に取付けられているため、本体部31とアーム部32とを一体に形成することで、従来(b)に比べて、部品点数を削減し、かつ構造を単純化させることができる。
本発明実施例のオーバーヘッドコンソール装置の、第1の可動部材がハウジングに対して閉位置にあり第2の可動部材が第1の可動部材に対して閉位置にあるときの、斜視図である。 本発明実施例のオーバーヘッドコンソール装置の、第1の可動部材がハウジングに対して開位置にあり第2の可動部材が第1の可動部材に対して閉位置にあるときの、斜視図である。 本発明実施例のオーバーヘッドコンソール装置の、第1の可動部材がハウジングに対して閉位置にあり第2の可動部材が第1の可動部材に対して開位置にあるときの、斜視図である。 本発明実施例のオーバーヘッドコンソール装置の、第1の可動部材がハウジングに対して開位置にあり第2の可動部材が第1の可動部材に対して開位置にあるときの、斜視図である。 本発明実施例のオーバーヘッドコンソール装置の、第1の可動部材がハウジングに対して閉位置にあり第2の可動部材が第1の可動部材に対して閉位置にあるときの、底面図である。 本発明実施例のオーバーヘッドコンソール装置の、第1の可動部材がハウジングに対して閉位置にあり第2の可動部材が第1の可動部材に対して閉位置にあるときの、断面図である。 図5のA−A線断面図である。 図5のB−B線断面図である。
符号の説明
10 オーバーヘッドコンソール装置
20 ハウジング
21 凹部
21a 側壁
22 軸受孔
30 第1の可動部材
31 本体部
32 アーム部
32a 軸部
32b 軸部支持部
40 第2の可動部材
41 受け皿部
42 意匠部
42a 回動軸部
50 付勢部材
60 第1のロック装置
61 第1のロック部
62 第1のロック受け部
63 第1のロック解除ノブ
70 第2のロック装置
71 第2のロック部
72 第2のロック受け部
73 第2のロック解除ノブ
M 鏡
S 小物入れスペース

Claims (2)

  1. 自動車室内の天井に配置されるハウジングと、
    鏡が設けられており、前記ハウジングに回動開閉可能に取付けられており、前記ハウジングに対して下方に回動した開位置にあるときに前記鏡が表出する第1の可動部材と、
    小物入れスペースが設けられており、前記第1の可動部材に回動開閉可能に取付けられており、前記第1の可動部材に対して下方に回動した開位置にあるときに前記小物入れスペースを使用可能な第2の可動部材と、
    を有するオーバーヘッドコンソール装置。
  2. 前記第1の可動部材は、前記鏡が設けられる本体部と、前記第1の可動部材が前記ハウジングに対して閉位置にあるときに前記本体部から車両前方に延びるアーム部と、を備えており、該アーム部で前記ハウジングに取付けられており、
    前記第2の可動部材は、前記第1の可動部材が前記ハウジングに対して閉位置にあり前記第2の可動部材が前記第1の可動部材に対して閉位置にあるときに上下方向に延びる受け皿部と、前記第1の可動部材が前記ハウジングに対して閉位置にあり前記第2の可動部材が前記第1の可動部材に対して閉位置にあるときに前記受け皿部から車両前方に延びる部分を備える意匠部と、を備えており、該意匠部で前記第1の可動部材に取付けられており、該受け皿部と意匠部とで前記小物入れスペースを形成している、請求項1記載のオーバーヘッドコンソール装置。
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