JP2011166900A - 振動波モータ、レンズ鏡筒およびカメラ - Google Patents

振動波モータ、レンズ鏡筒およびカメラ Download PDF

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Abstract

【課題】小型化しても耐久性能が得られ、低温時や高温時の駆動性能を満足した動波モータ、レンズ鏡筒およびカメラを提供する。
【解決手段】本発明の振動波モータ10は、駆動信号により励振される電気機械変換素子13に接合され、前記励振により駆動面16aに振動波を生じるとともに前記駆動面16aには薄膜30が形成されている弾性体14と、前記弾性体14の前記駆動面16aに加圧接触される摺動面25および前記摺動面25と交差する方向に延びる側面21,21A,21Bを有し、前記振動波によって駆動される相対運動部材11と、を備える振動波モータ10において、前記相対運動部材11における前記摺動面25と前記側面21,21A,21Bとを繋ぐ部分は、曲面24,24A,24Bになっていること、を特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、振動波モータ、レンズ鏡筒およびカメラに関するものである。
振動波モータは、特許文献1等で公知の様に、圧電体の伸縮を利用して弾性体の駆動面に進行性振動波(以下、進行波と略する)を発生させるものである。この進行波によって、駆動面には楕円運動が生じ、楕円運動の波頭に加圧接触した移動子は駆動される。この様な振動波モータは、低回転でも高トルクを有するという特徴がある。このため、駆動装置に搭載した場合に、駆動装置のギアを省略することができ、ギア騒音をなくすことで静寂化を達成したり、位置決め精度が向上したりできるといった利点がある。
一方、近年、振動波モータは、その径が従来の1/3〜1/5倍程度と縮小されて、小型化、軽量化される傾向がある。この様な小型化された振動波モータは、機器に組み込む際に使い勝手が良く、アプリケーションへの適用化が進み、出荷台数を大幅に伸ばしている。
このような小型化された振動波モータにおいては、径が小さくなることから発生トルクが低下するという問題がある(トルク=接線力×径)。振動モータの出力が小さくなると(力=トルク×回転数)、モータとしての魅力が低下する。この対策として、発生トルクが小さくなった分だけ回転数を大きくしている。
しかし、回転数を従来よりも高くすると、摺動の耐久性が従来よりも厳しく要求され、その対策として、振動子の駆動面に摺動皮膜を施すことが、特許文献2に開示されている。この公知例においては、振動子の駆動面に熱硬化性の樹脂皮膜が施され、移動子の摺動面にはアルマイトが施され、摺動皮膜同士の摺動となるため、大きな耐久性の効果が得られる。
しかし、振動波モータをレンズ鏡筒などのアプリケーションに搭載した場合、例えば氷点下の低温環境下や、真夏の甲子園などの高温環境下といった様々な環境で使用される。特許文献3によれば、低温時や高温時において、振動子の駆動面が径方向に傾き、移動子の摺動部の外側エッジ、または内側エッジにて接触することが示されている。
また、特許文献4のように、移動子の摺動面にアルマイトが施されている場合には、摺動面のエッジ部には、アルマイトのクラックが生じている場合がある。上述したように低温時や高温時においては、このクラックと駆動面の摺動皮膜とが接触する。このため、低温時や高温時において良好な駆動性能が得られなかったり、耐久性が低下したりする問題が発生する。
特公平1−17354号公報 特開2009−232622号公報 特開2005−328582号公報(図5) 特開2009−232622号公報(図12)
本発明では、このような問題点を解決し、小型化しても耐久性能が得られ、低温時や高温時の駆動性能を満足した振動波モータ、レンズ鏡筒およびカメラを提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、駆動信号により励振される電気機械変換素子(13,213)に接合され、前記励振により駆動面(16a,216a)に振動波を生じるとともに前記駆動面(16a,216a)には薄膜(30)が形成されている弾性体(14,214)と、前記弾性体(14,214)の前記駆動面(16a,216a)に加圧接触される摺動面(25,225)および前記摺動面(25,225)と交差する方向に延びる側面(21,21A,21B)を有し、前記振動波によって駆動される相対運動部材(11,211)と、を備える振動波モータ(10,210)において、前記相対運動部材(11,211)における前記摺動面(25,225)と前記側面(21,21A,21B)とを繋ぐ部分は、曲面(24,24A,24B)になっていること、を特徴とする振動波モータ(10,210)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の振動波モータ(10,210)であって、前記相対運動部材(11,211)の移動方向に対する垂直断面において、前記摺動面(25,225)の幅b、前記曲面のうちの前記摺動面(25,225)の一端から延びる第1曲面(24A)の曲率r1、前記曲面のうちの前記摺動面(25,225)の他端から延びる第2曲面(24B)の曲率r2、および前記第1曲面(24A)における前記摺動面(25,225)と反対側の第1端部(27A)と、前記第2曲面(24B)における前記摺動面(25,225)と反対側の第2端部(27B)との間の距離B、としたときに、B<b+r1+r2の関係式を満たしていること、を特徴とする振動波モータ(10,210)である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の振動波モータ(10,210)であって、前記相対運動部材(11,211)の前記摺動面(25,225)と前記曲面(24,24A,24B)は、前記第1端部(27A)から前記第2端部(27B)までバイトを1回移動させることに製造されたものであること、を特徴とする振動波モータ(10,210)である。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の振動波モータ(10,210)において、前記相対運動部材(11,211)の前記摺動面(25,225)および前記曲面(24,24A,24B)には、化成処理皮膜(29)が施され、ビッカース硬度がHv350±100であること、を特徴とする振動波モータ(10,210)である。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の振動波モータ(10,210)において、前記薄膜(30)は、ポリアミドイミドを主成分とし、複合弾性率が3〜10Gpa以上で、膜厚が40μm以下であること、を特徴とする振動波モータ(10,210)である。
請求項6に記載の発明は、請求項4または5に記載の振動波モータ(10,210)であって、前記相対運動部材(11,211)の表面上の、前記摺動面(25,225)に対して垂直な方向における前記摺動面(25,225)からの距離が、5μm以上となる位置に、前記化成処理皮膜(29)のクラック(28)が形成されていること、を特徴とする振動波モータ(10,210)である。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の振動波モータ(10,210)を備えるレンズ鏡筒(110,200)である。
請求項8に記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の振動波モータ(10,210)を備えるカメラ(120)である。
請求項9に記載の発明は、駆動信号により励振される電気機械変換素子(13,213)に接合され、前記励振により駆動面(16a,216a)に振動波を生じるとともに前記駆動面(16a,216a)には薄膜(30)が形成されている弾性体(14,214)と、前記弾性体(14,214)の前記駆動面(16a,216a)に加圧接触される摺動面(25,225)および前記摺動面(25,225)と交差する方向に延びる側面(21,21A,21B)を有し、前記振動波によって駆動される相対運動部材(11,211)と、を備える振動波モータ(10,210)の製造方法において、前記相対運動部材(11,211)における前記摺動面(25,225)と前記側面(21,21A,21B)とを繋ぐ部分に、曲面(24,24A,24B)を形成すること、を特徴とする振動波モータ(10,210)の製造方法である。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の振動波モータ(10,210)の製造方法において、前記相対運動部材(11,211)における前記摺動面(25,225)の一端から延びる第1曲面(24,24A,24B)における前記摺動面(25,225)と反対側の第1端部(27A)から、前記曲面(24,24A,24B)のうちの前記摺動面(25,225)の他端から延びる第2曲面(24,24A,24B)における前記摺動面(25,225)と反対側の第2端部(27B)までを、バイトを1回移動させることに製造すること、を特徴とする振動波モータ(10,210)の製造方法である。
請求項11に記載の発明は、請求項9または10に記載の振動波モータ(10,210)の製造方法であって、前記相対運動部材(11,211)の表面上の前記摺動面(25,225)に対して垂直な方向における前記摺動面(25,225)からの距離が、5μm以上となる位置に、前記曲面(24,24A,24B)から前記側面(21,21A,21B)との境界がくるように前記曲面(24,24A,24B)を形成し、化成処理皮膜(29)を前記相対運動部材(11,211)の前記摺動面(25,225)、前記曲面(24,24A,24B)、および前記側面(21,21A,21B)の少なくとも一部に形成し、前記境界に前記化成処理皮膜(29)のクラック(28)を形成させること、を特徴とする振動波モータ(10,210)の製造方法である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、小型化しても耐久性能が得られ、低温時や高温時の駆動性能を満足した動波モータ、レンズ鏡筒およびカメラを提供することができる。
第一実施形態の振動波モータを説明する図である。 第一実施形態の振動波モータの駆動装置を説明するブロック図である。 第一実施形態の振動波モータをレンズ鏡筒に搭載した実施形態を示す。 (a)は、移動子の断面図であり、(b)は(a)部分拡大図である。 第一実施形態の移動子の摺動部に、表面処理膜を形成した後の状態を説明する図である 第一実施形態の比較形態であり、(a)は摺動面と側面との間がほぼ直角に接合された場合、(b)は、摺動面と側面との間にC面取りがなされている場合を示す図である。 第一実施形態の変形形態を示す図である。 第一実施形態の移動子の摺動部の加工方法を説明する図である。 第一実施形態の比較形態における摺動部の加工方法を示す図である。 第二実施形態のレンズ鏡筒を説明する図である。
(第一実施形態)
以下、本発明にかかる振動波モータ10の第一実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、振動波モータ10を説明する図である。
本実施形態では振動子11側を固定とし、移動子20を駆動する様になっている。
振動子11は、後で説明する様に電気エネルギーを機械エネルギーに変換する圧電素子や電歪素子等を例とした電気−機械変換素子(以下、圧電体と称する)13と、圧電体13を接合した弾性体14とから構成され、振動子11には進行性振動波が発生される。
弾性体14は、共振先鋭度が大きな金属材料から成り、形状は円環形状である。
弾性体14は、圧電体13に接合される接合面15が設けられたベース部18、そのベース部18から移動子20側に連続するとともに径方向に延びる溝17が周方向に一定の間隔で形成された櫛歯部19、を有する。
この櫛歯部19の先端面が駆動面16aとなり移動子20に加圧接触される。ベース部18から内径側にフランジ部22が延伸され、フランジ部22の最内径部にて固定部材23により固定されている。
弾性体14には、摺動部材として潤滑塗装膜30が施されており、後述する様に、潤滑塗装膜30の材料は、主成分がポリアミドイミドで、添加剤にPTFEを用いている。
圧電体13は、一般的には通称PZTと呼ばれるチタン酸ジルコン酸鉛といった材料から構成されているが、近年では環境問題から鉛フリーの材料であるニオブ酸カリウムナトリウム、ニオブ酸カリウム、ニオブ酸ナトリウム、チタン酸バリウム、チタン酸ビスマスナトリウム、チタン酸ビスマスカリウム等から構成されることもある。圧電体13表面には電極(図示せず)が配置され、それは円周方向に沿って2つの相(A相、B相)に分かれている。各相においては、1/2波長毎に交互に分極され、A相とB相との間には1/4波長分間隔が空く様に電極が配置されている。
移動子20は、アルミニウムといった軽金属からなり、駆動面16aと接触する摺動面25の表面には耐摩耗性向上のためにアルマイト処理(化成処理)が成されている。
出力軸40は、ゴム部材41と出力軸40のDカットにはまるように挿入されたストッパー部材42を介して移動子20に結合され、出力軸40とストッパー部材42はEクリップ43等により固定されていて、移動子20と一体に回転する様にされている。ストッパー部材42と移動子20との間のゴム部材41は、粘着性で移動子20とストッパー部材42と結合する機能があり、かつ移動子20からの振動を出力軸40へ伝えないための振動吸収との機能があるブチルゴム等が好適である。
加圧部材50は、出力軸40のギア部51とベアリング52の間に設けられている。この構造により、移動子20が振動子11の駆動面16aに加圧接触される。
図2は、第一実施形態の振動波モータ10の駆動装置100を説明するブロック図である。まず、振動波モータ10の駆動/制御部について説明する。
発振部101は、制御部102の指令により所望の周波数の駆動信号を発生する。
移相部103は、発振部101で発生した駆動信号を位相の異なる2つの駆動信号に分ける。
増幅部104は、移相部103によって分けられた2つの駆動信号をそれぞれ所望の電圧に昇圧する。
増幅部104からの駆動信号は、振動波モータ10に伝達され、この駆動信号の印加により振動子に進行波が発生し、移動子20が駆動される。
回転検出部105は、光学式エンコーダや磁気エンコーダ等により構成され、移動子20の駆動によって駆動された駆動物の位置や速度を検出し、検出値を電気信号として制御部102に伝達する。
制御部102は、レンズ鏡筒内またはカメラ本体のCPUからの駆動指令を基に振動波モータ10の駆動を制御する。制御部102は、回転検出部105からの検出信号を受け、その値を基に、位置情報と速度情報を得て、目標位置に位置決めされるように発振部101の周波数を制御する。
次に、第一実施形態の振動波モータ10の動作を説明する。
制御部102からの駆動指令により、発振部101から駆動信号が発生される。その駆動信号は移相部103により90度位相の異なる2つの駆動信号に分割され、増幅部104により所望の電圧に増幅される。駆動信号は、振動波モータ10の圧電体13に印加され、圧電体13は励振され、その励振によって弾性体14には4次の曲げ振動が発生する。
圧電体13はA相とB相とに分けられており、駆動信号はそれぞれA相とB相に印加される。A相から発生する4次曲げ振動とB相から発生する4次曲げ振動とは位置的な位相が1/4波長ずれるようになっており、また、A相駆動信号とB相駆動信号とは90度位相がずれているため、2つの曲げ振動は合成され、4波の進行波となる。
進行波の波頭には楕円運動が生じている。したがって、駆動面16aに加圧接触された移動子20は、この楕円運動によって摩擦により駆動される。移動子20の駆動により駆動された移動子20には、光学式エンコーダが配置されており、そこから、電気パルスが発生し、制御部102に伝達される。制御部102は、この信号を基に、現在の位置と現在の速度を得ることが可能となる。
図3は、第一実施形態の振動波モータ10をレンズ鏡筒110に搭載した実施形態を示す。レンズ鏡筒110は、カメラ120に着脱可能な交換レンズであるが、これに限定されず、カメラから非着脱可能なレンズ鏡筒であってもよい。
振動波モータ10はギアユニットモジュール113に取り付けられ、ギアユニットモジュール113はレンズ鏡筒110の固定筒114に取り付けられている。振動波モータ10の出力ギアであるギア部51は、ギアユニットモジュール113の減速ギア115を介して、カム環116に回転運動が伝達され、カム環116は回転駆動する。
カム環116には、周方向に対して斜めにキー溝117が切られたおり、該キー溝117に固定ピン118が挿入されたAF環119は、カム環116が回転駆動することにより、光軸方向に直進方向に駆動され、所望の位置に停止できる様にされている。
レンズ鏡筒110の外側固定筒114aと内側固定筒114bの間に回路121が設けられ、振動波モータ10の駆動、制御、回転数の検出、振動センサーの検出等を行う。
次に、本実施形態の移動子20を説明する。図4(a)は、移動子20の断面図であり、図4(b)は図4(a)の丸で囲った部分Xの拡大図である。図示するように、移動子20は、出力軸40の外周に嵌め込まれる嵌挿部20Aと、嵌挿部20Aから外径側に延びる延在部20Bと、延在部20Bから弾性体側に突き出た摺動部20Cとを備える。摺動部20Cは、延在部20Bの外周面から連続するとともに摺動部20Cの内径側を延びる内径側側面21A(側面21)と、外径側を延びる外径側側面21B(側面21)とを有する。さらに摺動部20Cは、駆動面16aに加圧接触される摺動面25と、摺動面25と内径側側面21Aとの間を繋ぐ内径側曲面24A(24)と、摺動面25と外径側側面21Bとの間を繋ぐ外径側曲面24B(24)とを有する。
本実施形態においては、摺動面25と内径側曲面24A(24)との境界26A(26)、摺動面25と外径側側面21Bとの境界26B(26)は滑らかに繋がっている。すなわち、図4(b)に示すように移動子20の移動方向に対する垂直断面において、内径側曲面24A(24)の、摺動面25との境界26Aにおける接線mは、摺動面25一致する方向に延びている。また、外径側曲面24B(24)の、摺動面25との境界26Bにおける接線nも、摺動面25と一致する方向に延びている。
図また、本実施形態の摺動部20Cは、摺動面25の幅b、内径側曲面24Aの曲率r1、外径側曲面24Bの曲率r2、内径側曲面24における摺動面25と内側側面との接合部である第1端部27Aと外径側曲面24における摺動面25と外側側面との接合部である第2端部27Bとの間の距離B、としたときに、
B<b+r1+r2 (1)
の関係を満たしている。
なお、内径側曲面24の曲率および内径側曲面24の曲率は同じあってもよく、その場合は、曲率rとし、
B<b+2×r (2)
の関係を満たすようにする。
摺動面25と曲面24との境界26が滑らかに繋がっていることを前述したが、上記式(1)の関係を成り立たせることで、曲面24の曲率半径r(r1,r2)を大きくすることができ、摺動面25と曲面24との境界をより滑らかに繋がる様にすることができる。
図5は、本実施形態の移動子の摺動部20Cに、アルマイト処理をして表面処理膜29を形成した後の状態を説明する図である。移動子20の摺動面25に施された硬質アルマイトの表面処理膜29は、ビッカース硬度Hv350±100(250〜450)の範囲が好適である。表面処理膜29のビッカース硬さがHv250以下では、摺動による磨耗が大きく、振動波モータ10としての摺動に不向きである。また、表面処理膜29のビッカース硬さがHv450以上では、表面処理膜29全体にクラックが発生してしまい、本実施形態の移動子20の効果があまり得られない。
図6は、本実施形態の比較形態における摺動面25と側面21との部分の拡大断面図である。図6(a)は摺動面25と側面21との間がほぼ直角に接合され、角部24Xが形成されている場合を示す図であり、図6(b)は、摺動面25と側面21との間にC面取り24Yがなされている場合を示す図である。
本実施形態において弾性体14側に形成された潤滑塗装膜30の材料は、主成分をポリアミドイミドで、添加剤にPTFEを用いる。潤滑塗装膜30の複合弾性率は3〜10Gpa程度で、膜厚は40μm以下である。
なお、潤滑塗装膜30の複合弾性率が3Gpa以下の場合には、表面の剛性が小さいため、振動波モータ10としての摺動に不向きである。また、加圧により移動子20全体が潤滑塗装膜30に沈み込み、摺動面25とクッラク(後述)との間に高さがあっても、沈み込みの影響で、クラックと潤滑塗装膜30が接触してしまう場合がある。
また、潤滑塗装膜30の複合弾性率が10Gpa以上の場合には、潤滑塗装膜30の表面の剛性が大きく硬いため、移動子20の摺動面25のエッジにアルマイトのクラックがあっても、潤滑塗装膜30に食い込むことがなく、本実施形態による効果はあまり得られない。
また、潤滑塗装膜30の膜厚が40μm以上の場合では、厚さにより潤滑塗装膜30の全体剛性が見かけ上小さくなり、加圧により移動子20全体が潤滑塗装膜30に沈み込み、摺動面25とクッラクとの間に高さがあっても、沈み込みの影響で、クラックと潤滑塗装膜30が接触してしまう場合がある。したがって、これも振動波モータ10としての摺動に不向きである。
図6(a)の比較形態においては、摺動部20Cの摺動面25と側面21との間に角部24Xが形成されているため、表面処理膜29が成長する際に、この角部にクラック28が入る可能性が高い。
このように角部24Xにクラック28がある状態で、摺動面25の外側エッジXまたは内側エッジ26Xが駆動面16aに接触して駆動した場合、クラック28が振動子11の潤滑塗装膜30に食い込み、駆動開始時の起動性を妨げる可能性がある。この場合、駆動効率の低下、回転ムラの増加等、駆動性能の劣化を生じたり、また、振動子11側の潤滑塗装膜30を削ることにより耐久性の劣化を生じる。なお、図6(b)は、摺動面25と側面21との間にC面取り24Yがなされている場合であるが、この場合も、図6(a)と同様である。
これに対して図5に示す本実施形態では、図4にて説明したように、摺動部20Cにおいて、摺動面25と曲面24との境界26が滑らかに繋がっている。
したがって、表面処理膜29形成後においても図5に示すようにクラックが発生することがない。低温時や高温時などにおいては、振動子11の駆動面16aが径方向に傾く可能性があるが、このような場合に移動子20の摺動面25の外側エッジ、または内側エッジ(摺動面25の端部と外径側側面21Bとの境界)が振動子11の駆動面16aと接触して駆動した場合においても、駆動開始時の起動性能を確保し、駆動効率を確保し、回転ムラの増加を抑制でき、振動子11側の潤滑塗装膜30を削ることなく、耐久性を確保することが可能となる。
図7は、本実施形態の変形形態を示す図である。摺動部20Cの摺動面25と曲面24との境界26を滑らかに繋げた場合、その境界26においてはアルマイト処理後においてもクラックが発生することはないが、曲面24の途中部分にクラック28が発生する可能性がある。しかし、経験的に、表面処理膜29の下端(駆動面側端)からクラック28の下端までの距離x1が5μm以上あれば、食い込みの問題は発生しない。そのため、摺動部20cを製造する際に、曲面24と側面21との接合部27の、摺動面25と垂直な方向における摺動面25から距離x2を、表面処理膜29が成長した後、表面処理膜29の下端(駆動面側端)からクラック28の下端までの距離x1が5μm以上となるようにする。
このようにすることで、低温時や高温時など、振動子11の駆動面16aが径方向に傾き、移動子20の摺動部20Cの外側エッジ、または内側エッジ(摺動面25の端部26A,26B(26)と外径側側面21Bとの境界26A,26B(26))にて接触して駆動した場合、たとえクラック28が発生していても、食い込み等が発生せず、駆動開始時の起動性能を確保し、駆動効率を確保し、回転ムラの増加を抑制でき、振動子11側の潤滑塗装膜30を削ることなく、耐久性を確保することが可能となる。
図8は、本実施形態の移動子20の摺動部20Cの加工方法を説明する図である。摺動部20Cは、面削りの旋盤加工工程で、加工面の正面にバイト31を配置し、加工面に対して刃物角の中心線Cを垂直の関係に配置し、例えば外径側曲面24Bから摺動面25、そして内径側曲面24Aといった順に、同時加工で仕上げる。この様な同時加工により、摺動面25と曲面24との境界26を滑らかに繋げることが可能となる。
一般的にバイトの刃物角は50〜60°程度なので、式(1)におけるbとr1,r2は、b=0.5B〜0,8Bの範囲r1,r2=0.8b〜2.0bの範囲に設定すると実用的である。なお、摺動面25と曲面24とは滑らかに繋げた分、側面21と曲面24との境界は角部になる形状としている。そのため、図8の様な加工が可能となる。
図9は本実施形態の比較形態における摺動部20Cの加工方法を示す図である。図9(a)に示すような、摺動部20Cの内周部および外周部に一般的なR面取りを行っている。このとき、摺動面25の幅b、曲面24の曲率r、曲面24と側面21との接合27間の距離B、としたときに、
B=b+2×r (3)
の関係になる。
この場合、R面取り(曲面24)は側面21と摺動面25とも滑らかに連続している。このように、摺動面25と曲面24との境界が滑らかに繋がる様にするためには、図8で説明した様に、加工面の正面にバイトを配置し、加工面に対して刃物角の中心線を垂直の関係に配置し、左の曲面24→摺動面25→右の曲面24の順に、同時加工で仕上げることが必要である。
しかし、通常のR面取りの場合、この様に面の正面にバイトを配置した加工では、図9(a)に示した様に、側面に近い部分のR面加工が不可能である。
このため、このようなR面取りをする場合、通常、バイトを外周側から内周側に一度移動させ、バイトの軸を内周側で傾けて曲面24を形成する。実際には、図9(b)に示したように、加工面に対して2つのバイトを斜め方向に配置し、第一バイト31aで摺動面25と右のR面と加工をし、第二バイト31bで摺動面25と左のR面と加工と、2工程の加工工程となる。
このように製造すると、一見、摺動部20Cの摺動面25において、摺動面25と曲面24との境界が滑らかに繋がっている様に考えられるが、実際は図9(c)に示すように摺動面25と曲面24との境界は滑らかに繋がらない。そのため、摺動面25と曲面24との間に角部27Xが形成され、アルマイト処理をした場合にその角部27Xにクラックが発生する。したがって、加工面の正面にバイトを配置する加工を行う場合においては、上述の式(1)または(2)にて説明した各寸法の関係を満たすことが重要である。
(第二実施形態)
図10は、本発明の第二実施形態のレンズ鏡筒200を説明する図であり、リング状の振動波モータ210をレンズ鏡筒200に組み込んだ状態の図である。
振動子211は、電気エネルギーを機械エネルギーに変換する圧電素子や電歪素子等を例とした圧電体213と、圧電体213を接合した弾性体214とから構成されている。振動子211には進行波が発生するようにされているが、本実施形態では一例として9波の進行波として説明する。
弾性体214は、共振先鋭度が大きな金属材料から成り、形状は、円環形状である。
弾性体214は、圧電体213に接合される接合面215が設けられたベース部218、そのベース部218から移動子220側に連続するとともに径方向に延びる溝217が周方向に一定の間隔で形成された櫛歯部219、を有する。
この櫛歯部219の先端面が駆動面216aとなり移動子220に加圧接触される。
このように溝217を切る理由は、進行波の中立面をできる限り圧電体213側に近づけ、これにより駆動面216aの進行波の振幅を増幅させるためである。
圧電体213は、円周方向に沿って2つの相(A相、B相)に分かれており、各相においては、1/2波長毎に分極が交互となった要素が並べられていて、A相とB相との間には1/4波長分間隔が空くようにしてある。
圧電体213における弾性体214と反対側(以下、この方向を便宜上、下側という、また、弾性体214側を上側という)には、不織布(図示せず)、加圧板252、加圧部材250が配置されている。
不織布は、フェルトを例としたものであり、圧電体213の下側に配置されていて、振動子211の振動を加圧板252や加圧部材250に伝えないようにするものである。
加圧板252は、加圧部材250の加圧を受けるようにされている。
加圧部材250は、加圧板252の下側に配置されていて、加圧力を発生させるものである。本実施形態では、加圧部材50を皿バネとしたが、皿バネでなくともコイルバネやウェーブバネでも良い。加圧部材250は、押さえ環251を介して固定部材223に固定されることで、保持される。
移動子220は、アルミニウムといった軽金属からなり、摺動面225の表面には耐摩耗性向上のための摺動材料が設けられている。
移動子220の上側には、移動子220の縦方向の振動を吸収するために、ゴム等の振動吸収部材241が配置され、その被写体側には出力伝達部242が配置されている。
出力伝達部242は、固定部材223に設けられたベアリング253により、加圧方向と径方向とが規制され、これにより移動子220の加圧方向と径方向とが規制される。
出力伝達部242は、突起部243を有し、そこからカム環315に接続されたフォーク316が嵌合しており、出力伝達部242の回転とともに、カム環315が回転される。
カム環315には、キー溝317が斜めに切られており、AF環319に設けられた固定ピン318が、キー溝317に嵌合して、カム環315が回転駆動することにより、光軸方向に直進方向にAF環319が駆動され、所望の位置に停止できる様になっている。
固定部材223には、押さえ環251がネジにより取り付けられ、これを取り付けることで、出力伝達部242から移動子220、振動子211、バネ250までが一つのモータユニットとして構成される。
この様に大径のリング型の振動波モータにおいても、移動子の摺動部220Cの摺動面225を滑らかに繋げることで、アルマイト処理後においてもクラックが発生することがなく、第一実施形態と同様に、低温時や高温時など、振動子の駆動面が径方向に傾き、移動子の摺動部220Cの外側エッジ、または内側エッジにて接触して駆動した場合においても、駆動開始時の起動性能を確保し、駆動効率を確保し、回転ムラの増加を抑制でき、振動子側の潤滑塗装膜を削ることなく、耐久性を確保することが可能となる。
また、図4(b)で説明した各部分の寸法の関係、および摺動部20Cの加工方法も、第一実施形態と同様な関係や方法で、第一実施形態と同様な効果が得られる。
駆動面216aに施された潤滑塗装膜230においても、主成分をポリアミドイミドで、添加剤にPTFEを用い、また、潤滑塗装膜230の複合弾性率が3〜10Gpa程度で、膜厚が40μm以下の揚合に発明の効果が得られるといったことも第一実施形態と同様である。
移動子の摺動面25に施された硬質アルマイトは、ビッカース硬度Hv350±100(250〜450)の範囲が好適であるといったことも第一実施形態と同様である。
本実施形態では、進行性振動波を用いた振動波モータで、波数4、9の場合を開示したが、他の波数、5、6、7、8、10以上でも、同様な構成で、同様な効果が得られる。
10,210:振動はモータ、11,211:移動子、13,213:圧電体、14,214:弾性体、16a,216a:駆動面、21,21A,21B:側面、24,24A,24B:曲面、25,225:摺動面、30:潤滑塗装膜

Claims (11)

  1. 駆動信号により励振される電気機械変換素子に接合され、前記励振により駆動面に振動波を生じるとともに、前記駆動面には薄膜が形成されている弾性体と、
    前記弾性体の前記駆動面に加圧接触される摺動面および前記摺動面と交差する方向に延びる側面を有し、前記振動波によって駆動される相対運動部材と、
    を備える振動波モータにおいて、
    前記相対運動部材における前記摺動面と前記側面とを繋ぐ部分は、曲面になっていること、を特徴とする振動波モータ。
  2. 請求項1に記載の振動波モータであって、
    前記相対運動部材の移動方向に対する垂直断面において、
    前記摺動面の幅b、
    前記曲面のうちの前記摺動面の一端から延びる第1曲面の曲率r1、
    前記曲面のうちの前記摺動面の他端から延びる第2曲面の曲率r2、および
    前記第1曲面における前記摺動面と反対側の第1端部と、前記第2曲面における前記摺動面と反対側の第2端部との間の距離B、としたときに、以下の関係式を満たしていること、を特徴とする振動波モータ。
    B<b+r1+r2
  3. 請求項2に記載の振動波モータであって、
    前記相対運動部材の前記摺動面と前記曲面は、前記第1端部から前記第2端部までバイトを1回移動させることに製造されたものであること、を特徴とする振動波モータ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の振動波モータにおいて、
    前記相対運動部材の前記摺動面および前記曲面には、化成処理皮膜が施され、ビッカース硬度がHv350±100であること、を特徴とする振動波モータ。
  5. 請求項4に記載の振動波モータにおいて、
    前記薄膜は、ポリアミドイミドを主成分とし、複合弾性率が3〜10Gpa以上で、膜厚が40μm以下であること、を特徴とする振動波モータ。
  6. 請求項4または5に記載の振動波モータであって、
    前記相対運動部材の表面上の、前記摺動面に対して垂直な方向における前記摺動面からの距離が、5μm以上となる位置に、前記化成処理皮膜のクラックが形成されていること、を特徴とする振動波モータ。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の振動波モータを備えるレンズ鏡筒。
  8. 請求項1から6のいずれか1項に記載の振動波モータを備えるカメラ。
  9. 駆動信号により励振される電気機械変換素子に接合され、前記励振により駆動面に振動波を生じるとともに、前記駆動面には薄膜が形成されている弾性体と、
    前記弾性体の前記駆動面に加圧接触される摺動面および前記摺動面と交差する方向に延びる側面を有し、前記振動波によって駆動される相対運動部材と、
    を備える振動波モータの製造方法において、
    前記相対運動部材における前記摺動面と前記側面とを繋ぐ部分に、曲面を形成すること、を特徴とする振動波モータの製造方法。
  10. 請求項9に記載の振動波モータの製造方法において、
    前記相対運動部材における前記摺動面の一端から延びる第1曲面における前記摺動面と反対側の第1端部から、
    前記曲面のうちの前記摺動面の他端から延びる第2曲面における前記摺動面と反対側の第2端部までを、バイトを1回移動させることに製造すること、を特徴とする振動波モータの製造方法。
  11. 請求項9または10に記載の振動波モータの製造方法であって、
    前記相対運動部材の表面上の前記摺動面に対して垂直な方向における前記摺動面からの距離が、5μm以上となる位置に、前記曲面から前記側面との境界がくるように前記曲面を形成し、
    化成処理皮膜を前記相対運動部材の前記摺動面、前記曲面、および前記側面の少なくとも一部に形成し、
    前記境界に前記化成処理皮膜のクラックを形成させること、を特徴とする振動波モータの製造方法。
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