JP2015050811A - 振動波モータ及び光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】向上した振動特性を有し、それに伴い駆動力や駆動効率も向上した振動波モ−タ及び光学機器を提供する。
【解決手段】本発明の振動波モータ1は、駆動信号が入力される電気機械変換素子5と、前記電気機械変換素子5への前記駆動信号の入力により振動波を生じ、相対移動部材と接触する接触部を有する弾性体6と、を備え、前記電気機械変換素子5は、前記接触部の位置が振動の腹部になる曲げ振動を発生させる第1相の駆動信号が入力され、前記弾性体6の第1面に配置されている第1電気機械変換素子5Aと、前記接触部の位置が振動の節部になる曲げ振動を発生させる第2相の駆動信号が入力され、前記弾性体6の前記第1面と反対の第2面に配置されている第2電気機械変換素子5Bと、を備えること、を特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、振動波モータ及び光学機器に関するものである。
振動波モータは、圧電体の伸縮を利用して弾性体の駆動面に進行性振動波(以降、進行波と略する)を発生させ、この進行波によって駆動面には楕円運動が生じ、楕円運動の波頭に加圧接触した移動子は駆動される。この様な振動波モ−タは、低回転でも高トルクを有すると行った特徴があるため、駆動装置に搭載した場合に、駆動装置のギアを省略することができるため、ギア騒音をなくすことで静寂化を達成したり、位置決め精度が向上したりできるといった利点がある。
近年、振動波モータは、径を従来の1/3〜1/5倍程度と小さくし、小型化、軽量化する傾向がある。この様な小型化された振動波モータは、機器の組み込みに対しての使い勝手が良く、アプリケーションへの適用化が進み、出荷台数を大幅に伸ばしている(特許文献1参照)。
特開2006−333629号公報
本発明は、駆動効率が向上した振動波モータ及び光学機器を提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。
請求項1に記載の発明は、駆動信号が入力される電気機械変換素子と、前記電気機械変換素子への前記駆動信号の入力により振動波を生じ、相対移動部材と接触する接触部を有する弾性体と、を備え、前記電気機械変換素子は、前記接触部の位置が振動の腹部になる曲げ振動を発生させる第1相の駆動信号が入力され、前記弾性体の第1面に配置されている第1電気機械変換素子と、前記接触部の位置が振動の節部になる曲げ振動を発生させる第2相の駆動信号が入力され、前記弾性体の前記第1面と反対の第2面に配置されている第2電気機械変換素子と、を備えること、を特徴とする振動波モータである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の振動波モ−タにおいて、前記接触部は、3以上設けられていること、を特徴とする振動波モータである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の振動波モータにおいて、前記振動は、前記接触部の位置が振動の腹部になる面外曲げ振動と、前記接触部の位置が振動の節部になる面外曲げ振動であること、を特徴とする振動波モータである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の振動波モ−タにおいて、前記面外曲げ振動は3次モードの振動であること、を特徴とする振動波モータである。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の振動波モ−タにおいて、前記第1電気機械変換素子は円環状であり、円周方向に対して分極方向が交互になっており、前記第2電気機械変換素子は矩形状であり、円周方向に対して分極方向が交互になっていること、を特徴とする振動波モータである。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の振動波モ−タにおいて、前記第1電気機械変換素子はd31圧電現象を利用さして前記曲げ振動を発生させ、前記第2電気機械変換素子はd15圧電現象を利用させて前記曲げ振動を発生させること、を特徴とする特徴とする振動波モータである。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の振動波モ−タを備える光学機器である。
なお、上記構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、駆動効率が向上した振動波モ−タ及び光学機器を提供することができる。
本実施形態の振動波モータをレンズ鏡筒に搭載した例を示した図である。 振動波モータを説明する図である。 弾性体の形状を説明する図である。 圧電体および電極パターンを説明する図である。 圧電現象を説明する図である。 振動波モータの駆動装置を説明するブロック図である。 振動波モータの動作を説明する図である。 駆動信号A相、B相を示す図である。 突起部の時系列的な動きを説明する図である。
以下、本発明にかかる振動波モータ1の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態の振動波モータ1をレンズ鏡筒100に搭載した例を示した図である。
振動波モータ1はギアユニットモジュール101に取り付けられ、ギアユニットモジュール101はレンズ鏡筒100の固定筒102に取り付けられている。
振動波モータ1の出力ギア2は、ギアユニットモジュール101の減速ギア103を介して、カム環104に回転運動が伝達され、カム環104は回転駆動する。
カム環104には、周方向に対して斜めにキー溝105が切られており、そのキー溝105に固定ピン106が挿入されたAF環107は、カム環104が回転駆動することにより、光軸方向に直進方向に駆動され、所望の位置に停止できる。
回路108は、レンズ鏡筒100の外側固定筒102Aと内側固定筒102Bの間に設けられ、振動波モータ1の駆動、制御、回転数の検出等を行う。
図2は、実施形態の振動波モータ1を説明する図である。
実施形態では振動子3側を固定とし、相対運動部材4(移動子)を駆動する。
振動子3は、後で説明する様に電気エネルギーを機械エネルギーに変換する圧電素子や電歪素子等を例とした電気−機械変換素子(以下、圧電体5と称する)と、圧電体5を接合した弾性体6とを備え、振動子3には振動波が発生する。
弾性体6は、共振先鋭度が大きな金属材料から成っている。図3は弾性体6の形状を説明する図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。図示するように弾性体6は円環形状となっている。
弾性体6はベース部7を有し、そのベース部7の上面には、後述の駆動用圧電体5Bが円周方向に等分に6個設けられている。弾性体6は、それぞれの駆動用圧電体5B上に設けられた突起部8も備える。
突起部8の先端面が駆動面8aとなり相対運動部材4に加圧接触される接触部である。また、ベース部7の下面の突起部8が無い面に後述のクラッチ用圧電体5Aが接合される。
ベース部7には内径側にフランジ7aが延伸され、フランジ7aの最内径部にて固定部材9により固定されている。なお、図3はフランジ7aを省略した図となっている。
弾性体6の突起部8の駆動面8aには摺動部材として塗装膜や潤滑メッキが施されている。
弾性体6のベース部7には、後述する様に、周方向に沿って二種類の面外曲げ3次振動が発生する。
一つの振動は、突起部8の位置が振動の腹部になる振動で、もう片方の振動は、突起部8の位置が振動の節部になる振動であり、突起部8から突起部8までの距離がこの曲げ振動の1/2波長分にあたる。
圧電体5は、PZTと呼ばれるチタン酸ジルコン酸鉛、または、環境問題から鉛フリーの材料であるニオブ酸カリウムナトリウム、ニオブ酸カリウム、ニオブ酸ナトリウム、カリウムチタン酸バリウム、チタン酸ビスマスナト2リウム、チタン酸ビスマスカリウム等から構成してもよい。
圧電体5は、駆動用圧電体5Bとクラッチ用圧電体5Aとの2種類から構成されている。駆動用圧電体5Bは、直方体形状で弾性体のベース部7の上面に配置されている。クラッチ用圧電体5Aは、円環型形状でベース部7の下面に配置されている。
駆動用圧電体5Bおよびクラッチ用圧電体5Aには、駆動信号を伝達するためにリード線またはフレキシブルプリント基板(FPC)10が接合され、回路108に伸びている。
相対運動部材4は、アルミニウムといった軽金属からなり、摺動面の表面には耐摩耗性向上のための表面処理が成されている。
出力軸11は、ゴム部材12と軸のDカットにはまるように挿入されたストッパー部材13を介して相対運動部材4に結合されている。
出力軸11とストッパー部材13はEクリップ14等により固定され、相対運動部材4と一体に回転する。ストッパー部材13と相対運動部材4との間のゴム部材12は、ゴムによる粘着性で相対運動部材4とストッパー部材13と結合する機能があり、かつ相対運動部材4からの振動を出力軸11へ伝えないための振動吸収との機能があるブチルゴム等が好適である。
加圧部材15は、出力軸11の出力ギア2とベアリング16の間に設けられている。この様な構造をとることで、相対運動部材4が振動子3の駆動面8aに加圧接触する。
図4は圧電体5における電極パターンを説明する図である、(a)はクラッチ用圧電体5A、(b)は駆動用圧電体5Bを示す。
クラッチ用圧電体5Aの片面5aは、図4(a)の様な電極D1のパターンが設けられている。本実施形態では、図示する面5aは、弾性体6との接合面5bと反対面となっている。
圧電体5の弾性体6との接合面5bは、全面電極となっており、弾性体6がGNDになる。
電極Dのパターンは、面外曲げ振動の波長の1/2波長の大きさとなっており、円周方向に対して、電極D1の真ん中に突起部8が位置する様に配置されている。また、電極D1は、円周方向に沿って(+)(−)の交互に分極されている。
図5は圧電現象を説明する図であり、(a)はd31圧電現象、(b)はd15圧電現象である。
本実施形態でクラッチ用圧電体5Aは、図5(a)に示すd31圧電現象を利用している。これは、分極方向(3方向)に電圧を印加すると、円周方向(1方向)に変位が生じる現象である。圧電体5Aの厚さ方向に電圧を加えると、圧電体5Aには伸び変位、縮み変位が発生し、これにより弾性体6のベース部7が曲げ変位が生じる。駆動信号を交流電圧とすると、ベース部7には面外曲げ振動(定在波)が発生する。
従って、弾性体6のベース部7には、突起部8が面外曲げ振動の腹部に位置する振動が生じる。
一方、図4(b)に示す駆動用圧電体5Bにおいては、両面に四角形の電極D2が設けられており、突起部8に接合される側の面は、電極が一部側面に伸び(D3)、その側面でリード線やFPCが接合され、駆動信号が与えられるようになっている。弾性体側がGNDになる。
各駆動用圧電体5Bの分極方向は、円周方向の接線方向となっており、その方向は図4(b)に示すように交互に反対方向となる。
本実施形態で駆動用圧電体5Bは、図5(b)に示すd15圧電現象を利用している。これは、厚み方向(1方向)に電圧を印加すると、1方向と垂直な2方向の軸周りに変位(すべり変位)が生じる現象である。圧電体5Bの厚さ方向に電圧を加えると、圧電体5Bには厚みすべり変位が生じる。駆動信号を交流電圧とすると、突起部8の周方向に運動(振動)することによる慣性が生じ、弾性体6のベース部7に曲げ変位の振動が生じ、ベース部7には面外曲げ振動(定在波)が発生する。
図6は、本実施形態の振動波モータ1の駆動装置20を説明するブロック図である。まず、振動波モータ1の駆動/制御について説明する。
発振部22は、制御部21の指令により所望の周波数の駆動信号を発生する。
移相部23は、該発振部22で発生した駆動信号を90°位相の異なる2つの駆動信号に分ける。
増幅部24は、移相部23によって分けられた2つの駆動信号をそれぞれ所望の電圧に昇圧する。
増幅部24からの駆動信号は、振動波モータ1に伝達される。振動波モータ1では、この駆動信号の印加により振動子3に振動が発生し、その振動により相対運動部材4が駆動される。
位置・速度検出部25は、光学式エンコーダや磁気エンコ−ダ等により構成され、相対運動部材4の駆動によって駆動された駆動物の位置や速度を検出し、検出値を電気信号として制御部21に伝達する。
制御部21は、レンズ鏡筒100内またはカメラ本体のCPUからの駆動指令を基に振動波モータ1の駆動を制御する。制御部21は、位置・速度検出部25からの検出信号を受け、その値を基に、位置情報と速度情報を得て、目標位置に位置決めされるように発振部22の周波数を制御する。
図7を用いて、実施形態の振動波モータ1の動作を説明する。図7(a)は加圧方向の振動を示し、(b)は駆動方向の振動を示す。
制御部21から駆動指令が発令されると、発振部22からは駆動信号が発生される。その駆動信号は位相部により90度位相の異なる2つの駆動信号(A相、B相)に分割され、増幅部24により所望の電圧に増幅される。図8は、駆動信号を示すグラフであり、(a)はA相、(b)はB相を示す。
圧電体5はA相の駆動信号が入力されるクラッチ用圧電体5Aと、B相の駆動信号が入力される駆動用圧電体5Bとに分けられている。
クラッチ用圧電体5AへのA相の駆動信号の入力により、弾性体6のベース部7には、突起部8が面外曲げ振動の腹部に位置する3次モード振動(定在波)が発生する(図7(a))。
それとともに、駆動用圧電体5BへのB相の駆動信号の入力により、弾性体6のベース部7には、突起部8が面外曲げ振動の節部に位置する3次モード振動(定在波)が発生する(図7(b))。
突起部8が面外曲げ振動の腹部に位置する振動は、突起部8を上下方向即ち加圧方向に変位する振動となる(図7(a))。
突起部8が面外曲げ振動の節部に位置する振動は、突起部8を回転運動させ、即ち駆動方向に変位する振動となる(図7(b))。
図9は、突起部8(81,82)の時系列的な動きを説明する図である。(a)は突起部81、(b)は突起部81の隣に配置される突起部82の動きを示す。
突起部81は、
t=1の時は、上側へ運動し、
t=2の時は、右側へ運動し、
t=3の時は、下側へ運動し、
t=4の時は、左側へ運動し、
t=5の時は、上側へ運動、即ちt=1の時に戻る。
この様に突起部81の駆動面81aは楕円運動を発生する。
突起部81の隣の突起部82は、
t=1の時は、下側へ運動し、
t=2の時は、左側へ運動し、
t=3の時は、上側へ運動し、
t=4の時は、右側へ運動し、
t=5の時は、下側へ運動、即ちt=1の時に戻る。
この様に突起部82の駆動面82aも楕円運動を発生する。
突起部81と突起部82とは、交互に位置しており、お互いの楕円運動は180度位相がずれたようになっている。
本発明においては、ベース部7上面に6枚の駆動用圧電体5Bを設け、その圧電体の上に突起部8を配置、また、ベース部7の下面には1枚のクラッチ用圧電体5Aを接合といった構成により、振動子3の構造が非常に単純となる。
これにより駆動に必要な振動のみを励起させることが可能となり、従来の構造よりも駆動力や駆動効率を大幅に向上させることが可能となる。
また、部品点数が非常に少なくなり、組立工数も大幅に削減するため、大幅なコストダウンも達成することが出来る。
本発明の振動波モータ1は、A相入力で加圧方向の振動を発生させ、B相の入力で駆動方向の振動を発生させる方式であるが、この方式の振動波モータ1は、楕円運動の大きさや形状をコントロールできる。
比較として、進行波型振動波モータを例について説明すると、速度制御は主に周波数や電圧によって行うが、速度を下げるため、周波数を高くする(または電圧を小さくする)と、楕円運動の駆動方向だけではなく、加圧方向も小さくなってしまう。
このため、低速時に駆動面8aの面粗さや平面度の状態によっては、回転ムラが大きくなったり、急激停止したりする場合がある。
速度を上げるため、周波数を低くする(または電圧を大きくする)と、楕円運動の駆動方向だけではなく、加圧方向も大きくなってしまい、低加圧方向の振動が大きくなりすぎる故に異音が発生したり、消費電力が大きくなったりする場合がある。
これに対し、この方式の振動波モータ1は、速度を下げる時には、A相の電圧を維持し、B相の電圧を下げていけば、加圧方向の振幅は確保しながら、駆動方向の振幅を小さくする状態が可能となり(この状態は楕円が縦長形状となっている)、超低速度の駆動が可能となる。
また、速度を上げる時には、A相の電圧を維持し、B相の電圧を上げていけば、駆動方向の振幅のみを大きくする状態が可能となり(この状態は楕円が横長形状となっている)、進行波型と比較して高回転でも異音の発生が生じず、消費電力も抑えることが可能となる。
本発明においては、突起部8は6箇所で、面内3次曲げ振動モードを例としたが、この組み合わせに限定されない。例えば、駆動性能面では劣るが、突起部8を3箇所で、面内3次曲げ振動モードでも駆動可能となる。
突起部8は、移動子摺動面との接触を確保するためには、3箇所以上が好適である。
また、駆動性能面では、突起部数÷2の次数の曲げ振動が好適である。例えば、突起部数8なら、4次曲げ振動。突起部数10なら、5次曲げ振動、等。3次の曲げ振動は、振幅が大きく出来るため、振動次数が大きい場合よりも有利である。
実施形態では突起部8を設け、その突起部8の駆動面8aが相対運動部材4の摺動面と接触するようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、突起部8を設けず、ベース部7の表面が直接、相対運動部材4の摺動面と接触する構成であってもよい。
1:振動波モータ、3:振動子、4:相対運動部材、5:圧電体、5A:クラッチ用圧電体、5B:駆動用圧電体、5B:駆動用圧電体、5b:接合面、6:弾性体、7:ベース部、8:突起部、8a:駆動面、81:突起部、81a:駆動面、82:突起部、82a:駆動面、100:レンズ鏡筒、D:電極、

Claims (7)

  1. 駆動信号が入力される電気機械変換素子と、
    前記電気機械変換素子への前記駆動信号の入力により振動波を生じ、相対移動部材と接触する接触部を有する弾性体と、を備え、
    前記電気機械変換素子は、
    前記接触部の位置が振動の腹部になる曲げ振動を発生させる第1相の駆動信号が入力され、前記弾性体の第1面に配置されている第1電気機械変換素子と、
    前記接触部の位置が振動の節部になる曲げ振動を発生させる第2相の駆動信号が入力され、前記弾性体の前記第1面と反対の第2面に配置されている第2電気機械変換素子と、
    を備えること、を特徴とする振動波モータ。
  2. 請求項1に記載の振動波モ−タにおいて、
    前記接触部は、3以上設けられていること、
    を特徴とする振動波モータ。
  3. 請求項1または2に記載の振動波モータにおいて、
    前記振動は、前記接触部の位置が振動の腹部になる面外曲げ振動と、前記接触部の位置が振動の節部になる面外曲げ振動であること、
    を特徴とする振動波モータ。
  4. 請求項3に記載の振動波モ−タにおいて、
    前記面外曲げ振動は3次モードの振動であること、
    を特徴とする振動波モータ。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の振動波モ−タにおいて、
    前記第1電気機械変換素子は円環状であり、円周方向に対して分極方向が交互になっており、
    前記第2電気機械変換素子は矩形状であり、円周方向に対して分極方向が交互になっていること、
    を特徴とする振動波モータ。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の振動波モ−タにおいて、
    前記第1電気機械変換素子はd31圧電現象を利用さして前記曲げ振動を発生させ、
    前記第2電気機械変換素子はd15圧電現象を利用させて前記曲げ振動を発生させること、
    を特徴とする特徴とする振動波モータ。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の振動波モ−タを備える光学機器。
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