JP2011164475A - プログラマブル表示器 - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性を向上させたプログラマブル表示器を得ること。
【解決手段】本発明にかかるプログラマブル表示器は、表示・操作部50を備えたプログラマブル表示器であって、表示・操作部50へ表示する各種画面の表示データまたはその元になるデータを保持する描画メモリ40と、利用者の操作を検出する操作受付部60と、検出結果が表示パネルに表示中の画面の表示方向変更指示を示す場合、描画メモリ40で保持されているデータに基づいて、指示内容に対応する新たな表示画面データを生成する描画制御部30と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネルを有するプログラマブル表示器に関する。
従来のプログラマブル表示器として、縦置き/横置きの配置を選択可能なプログラマブル表示器が存在する。このようなプログラマブル表示器においては、表示画面は、操作者(ユーザ)が予めアプリケーションソフトにて、縦置き/横置き専用の画面を作成後、プログラマブル表示器に画面データを転送する。そして、転送した画面データによる表示を行うことにより、配置選択を実現している(たとえば、下記特許文献1参照)。
また、従来のプログラマブル表示器は、表示画面内において複数のウィンドウ単位での表示を可能としており、例えばグラフチャート/ビデオ表示等を個別のウィンドウ画面に表示することが可能である。
さらに、従来のプログラマブル表示器は、表示画面内において複数のオブジェクト表示を可能としており、表示画面上にオブジェクトを擬似的に配置することが可能である。ここで、オブジェクトとは、スイッチやランプなどを擬似的に表示したものであり、プログラマブル表示器は、このオブジェクトをタッチパネルに表示し、ユーザがタッチパネル上のオブジェクトを選択した場合(オブジェクトが表示されている特定の領域に触れた場合)、選択されたオブジェクトに対応付けられている動作を実行する(たとえば、下記特許文献2参照)。
特開2004−184560号公報 特開2007−42029号公報
しかしながら、上述したように、従来のプログラマブル表示器では、縦置き/横置きの配置は可能であるが、プログラマブル表示器での画面上での縦・横表示の切り替え手段は備えておらず、表示画面は、操作者が予めアプリケーションソフトにて、縦置き/横置き専用の画面を作成後、プログラマブル表示器に画面データを転送しなければならないという問題があった。すなわち、利用者は、表示方向(縦置き/横置き)を変更する場合、その都度、画面データを機器へ転送する必要があり、使い勝手が悪いものとなっていた。
ここで、縦置きの場合の画面データ、および横置きの場合の画面データの双方を予め作成してプログラマブル表示器へ転送しておくことで、変更の際に画面データを転送する煩わしさを解消して使い勝手を改善する方法も考えられるが、この場合、画面データを保持しておくためのメモリの容量が増大し、機器のコストが増大するとともに、利用者が縦置きの画面データと横置きの画面データの双方を作成しなければならないという煩わしさが残る。
また、表示画面上における複数のウィンドウ単位での表示を可能としたプログラマブル表示器では、例えばグラフチャート/ビデオ表示等をウィンドウ画面に個別に表示することが可能であるが、そのウィンドウ画面の縦・横表示の切り替えは対応しておらず、ウィンドウ画面の回転はできないという問題があった。例えば、カメラ画像を表示するビデオ表示の機能(ビデオ表示を行っているウィンドウ)では、画面を回転したい場合、カメラを回転しないと実現できず、プログラマブル表示器上では、回転操作ができない。
また、表示画面上において複数のオブジェクト表示が可能なプログラマブル表示器では、各オブジェクト表示の配置(角度)は、予め操作者がアプリケーションソフト上で作画をしたデータに依存しており、プログラマブル表示器上では、その配置の編集ができないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、縦置き/横置きの配置を変更する場合などの使い勝手を従来よりも向上させたプログラマブル表示器を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、表示パネルを備えたプログラマブル表示器であって、前記表示パネルへ表示する各種画面の表示データまたはその元になるデータを保持する表示データ保持手段と、利用者の操作を検出する操作検出手段と、前記操作検出手段による検出結果が前記表示パネルに表示中の画面の表示方向変更指示を示す場合、前記表示データ保持手段で保持されているデータに基づいて、当該指示内容に対応する新たな表示画面データを生成する描画手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、保持している画面データに対して座標変換処理を実施して回転後の新たな画面データを生成するので、利用者が縦・横表示用のデータ(回転後の新たな画面データ)を作成する必要がなくなり、利便性の向上が実現できるという効果を奏する。
図1は、本発明にかかるプログラマブル表示器の実施の形態1の構成例を示す図である。 図2は、実施の形態1のプログラマブル表示器の動作例を示す図である。 図3は、実施の形態2のプログラマブル表示器の動作例を示すフローチャートである。 図4は、実施の形態3のプログラマブル表示器の動作例を示す図である。 図5は、実施の形態3のプログラマブル表示器の動作例を示すフローチャートである。 図6は、実施の形態3のプログラマブル表示器の動作例を示す図である。 図7は、実施の形態4のプログラマブル表示器の動作例を示す図である。 図8は、実施の形態4のプログラマブル表示器の動作例を示す図である。 図9は、実施の形態4のプログラマブル表示器の動作例を示す図である。
以下に、本発明にかかるプログラマブル表示器の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
まず、本実施の形態のプログラマブル表示器の内部構成について説明する。図1は、本発明にかかるプログラマブル表示器の実施の形態1の構成例を示す図である。図1に示したプログラマブル表示器10は、CPU(Central Processing Unit)20、描画制御部30、描画メモリ40、表示・操作部50および操作受付部60を備える。
CPU20は、プログラマブル表示器10内の各部を制御する。また、後述する特徴的な動作を実現するための構成として、タッチ座標処理部21および回転操作判断部22を備える。タッチ座標処理部21は、操作受付部60からの出力情報(タッチ座標情報)を受け取り、タッチ座標情報と画面サイズの調整を実施する。また、タッチ座標情報から操作者のタッチ動作を判断する。回転操作判断部22は、タッチ座標処理部21から受け取った情報を解析して、プログラマブル表示器10の利用者が、表示・操作部50への表示内容の回転を指示する操作(以下、回転操作と記す)を実施したかどうかを判断する。
描画制御部30は、描画メモリ40に格納された情報および回転操作判断部22での判断結果に基づいて、表示・操作部50へ画面を描画する(表示させる画面のデータを生成する)。また、画面の回転や解像度に依存しない画面の拡縮機能を有する。
描画メモリ40は、表示・操作部50へ表示させる各種画面のデータを保持する。この描画メモリ40は、保持する画面データは、縦方向または横方向のいずれか一つの方向についての画面データのみを保持する。
表示・操作部50は、タッチパネルであり、プログラマブル表示器10のユーザインタフェースを担っている。すなわち、各種画面の表示機能と、その画面上の所定の位置を利用者に触れさせて、プログラマブル表示器10の動作の選択などを行わせる機能とを実現する。利用者が画面(パネル)に触れた場合、その位置(座標)や押圧などに応じた信号を操作受付部60へ出力する。また、様々な解像度、サイズをラインアップする。
操作受付部60は、表示・操作部50から受け取った信号である押下点のアナログ電圧を、この押下点の座標の情報に変換する。得られた座標情報は、タッチ座標処理部21へ出力される。なお、CPU20内に構成するようにしてもよい(CPU20にこの機能を持たせるようにしてもよい)。
つづいて、本実施の形態のプログラマブル表示器10の全体動作について説明する。
プログラマブル表示器10において、表示・操作部50は、利用者からの入力(操作)が行われたかどうかを監視し、監視結果を操作受付部60へ出力する。利用者からの入力があった場合、入力位置(触れられた位置)などに応じて、操作受付部60へ出力する監視結果の信号が変化する。
操作受付部60は、表示・操作部50から出力された監視結果信号示すアナログ信号(電圧値の信号)を受け取ると、この信号に基づいて、押下点(利用者が触れた位置)を示す情報を生成する。また、生成した情報をタッチ座標処理部21へ出力する。
タッチ座標処理部21は、操作受付部60から押下点を示す情報を受け取ると、この押下点情報を回転操作判断部22へ出力する。
回転操作判断部22は、押下点情報とその時点で表示・操作部50に表示している画面の内容とに基づいて、利用者が実施した操作が回転操作であるかどうかを判断する。ここでの回転操作は、表示・操作部50へ表示している画面を90度回転させる指示(縦向きを横向きに変更させる、またはその逆の指示)とする。なお、回転操作判断部22は、押下点情報を受け取った時点の表示・操作部50への画面表示内容(画面のどの部分に動作指定用のオブジェクトを表示しているか)を予め把握しているものとする。たとえば、描画制御部30が表示・操作部50への画面表示内容を変更するごとに、その変更内容を回転操作判断部22へ通知するような構成を適用する。または、画面表示内容を予め把握しておくのではなく、押下点情報を受け取るごとに、その時点の画面表示内容の情報を描画制御部30から取得するようにしてもよい。
そして、利用者が回転操作を実施したことを検出した場合、回転操作判断部22は、表示・操作部50への画面表示を操作内容に従ったもの(90度回転させたもの)に変更するよう、描画制御部30へ指示を行う。
描画制御部30は、画面表示の変更指示を回転操作判断部22から受けた場合、その時点で表示・操作部50へ表示させている画面のデータを描画メモリ40から読み出し、読み出したデータに対して、回転操作判断部22からの指示内容に従って座標変換処理を実行する。表示させている画面が描画メモリ40内の複数のデータに基づいて生成されている場合、たとえば、これらの複数のデータすべてを読み出し、各データに対して座標変換処理を実行した後、変換後のデータを用いて画面データ(回転後の画面データ)を生成する、または、読み出した各データを用いて回転前の画面データを生成した後、生成した画面データに対して座標変換処理を実行する。もちろん、これら以外の手順で回転後の画面データを生成してもよい。どのような手順で回転後の画面データを生成するかは、回転前の画面データの構成などに応じた方法とする。上記の変換処理が終了すると、得られたデータ(回転後の画面データ)を新たな画面データとして表示・操作部50へ出力し、表示・操作部50での画面表示を変更させる。この結果、表示・操作部50には、上記の回転操作を受け付けた際に表示していた画面が90度回転した状態で表示される(縦・横表示の切り替えが完了する)。
なお、以上の動作は、描画メモリ40に格納された画面データに対して座標変換処理を実施することなくそのまま利用して表示・操作部50へ画面を表示させている状態において、画面表示を90度回転させる操作(指示)を利用者から受け付けた場合の例であるが、これとは逆に、既に画面表示を90度回転させた状態において再度90度回転させる(画面の表示方向を元に戻す)操作を利用者から受け付けた場合、上述した一連の動作では、座標変換処理を実施しない。
このように、本実施の形態のプログラマブル表示器では、画面の回転操作が行われた場合、保持している画面データに座標変換処理を実施して回転後の新たな画面データを生成することとした。これにより、図2に示したように、表示・操作部50への表示画面を回転させ、さらに画面の解像度に合わせて表示を拡縮する。この結果、設置方向を変更する際には、利用者が縦・横表示用のデータを新たに作成する必要がなくなり、利便性の向上が実現できる。
また、プログラマブル表示器の縦設置/横設置を切り替えた場合でも、表示用のデータをダウンロードせずに、現場での操作のみで表示画面まで対応させることができ、利便性の向上が実現できる。
実施の形態2.
つづいて、実施の形態2のプログラマブル表示器について説明する。なお、本実施の形態のプログラマブル表示器の構成は、実施の形態1と同様である(図1参照)。実施の形態1では、表示・操作部50への表示画面全体を回転させる機能を有するプログラマブル表示器について説明したが、本実施の形態では、表示・操作部50への表示画面に複数のウィンドウ画面(以下、単に「ウィンドウ」と記載する)を表示可能な形態を採用しており、なおかつ表示されているウィンドウの中の特定のウィンドウについて、その表示方向を変更可能なプログラマブル表示器について示す。本実施の形態では、実施の形態1のプログラマブル表示器と異なる部分について説明する。
なお、本実施の形態のプログラマブル表示器は、以下に説明する機能に加えて、実施の形態1で説明した機能、すなわち表示画面全体を回転させる機能(表示中の画面全体を回転させた画面データを作成する機能)を備えた構成としてもよい。
まず、本実施の形態のプログラマブル表示器は、表示・操作部50へ表示している各ウィンドウについて、実施の形態1で説明した回転操作が行われた場合にその表示(ウィンドウの表示方向)を回転させるかどうか、利用者に設定させる機能を有する。ただし、この機能は必須ではない。この機能を有している場合、利用者は、必要に応じて、回転操作に伴って表示を回転させるウィンドウの選択・設定を行う。
図3は、本実施の形態のプログラマブル表示器の動作例を示すフローチャートである。この動作例は、上記機能(ウィンドウを回転させるかどうかを利用者に設定させる機能)を有している場合の動作例である。以下、図3示した本実施の形態のプログラマブル表示器の動作について説明する。
図3に示したように、本実施の形態のプログラマブル表示器は、表示・操作部50に対する利用者からの入力の有無を監視して利用者の操作を検出する処理(タッチパネル検出)を行い(ステップS11)、検出した場合(ステップS11:Yes)、それが表示・操作部50へ表示中の特定のウィンドウを指定した回転操作かどうか確認する(ステップS12)。利用者の操作を検出しなければ(ステップS11:No)、タッチパネル検出を継続する。これらのステップS11およびS12の処理はそれぞれ、操作受付部60および回転操作判断部22が実行する。
そして、特定ウィンドウを指定した回転操作の場合(ステップS12:Yes)、指定されたウィンドウが表示を回転させるものとして設定されているかどうか(縦・横表示切替設定がONかどうか)を確認し(ステップS13)、設定されていれば(ステップS13:Yes)、対応するウィンドウ(上記の特定ウィンドウ)を回転させる(ステップS14)。これらのステップS13およびS14の処理は、描画制御部30が実行する。ステップS14では、描画制御部30が、上記特定ウィンドウの表示データを描画メモリ40から読み出し、読み出したデータに対して座標変換処理を実行する。そして、得られた変換後の表示データを用いて表示・操作部50への画面表示を更新する。特定ウィンドウの表示データが描画メモリ40の複数のデータに基づいて生成されている場合、実施の形態1の場合と同様に、表示データの生成で使用されているすべてのデータを読み出し、各データに対して所定の座標変換処理を実行して回転後のウィンドウのデータを生成する。
また、ステップS11で検出した操作が特定ウィンドウを指定した回転操作ではない場合(ステップS12:No)、およびステップS13で縦・横表示切替設定がONではないと判断した場合(ステップS13:No)には、ステップS11で検出した操作内容に応じた動作を必要に応じて実行した後、タッチパネル検出を再開する。
なお、ウィンドウを回転させるかどうかを利用者に設定させる機能を有していない場合、上記ステップS12で「Yes」と判断すると、上記ステップS13を実行することなくステップS14を実行する。
このように、本実施の形態のプログラマブル表示器では、表示画面内のウィンドウごとに、その表示方向を切り替えられる(回転できる)ようにしたので(図4参照)、たとえば、カメラの撮影画像をウィンドウに表示させている場合、カメラの設定を変更することなく(カメラを回転することなく)表示の回転が可能になる。また、グラフ等の表示を行った場合、X,Y軸の表示切替が画面表示上で行うことができる。また、ウィンドウ毎に、縦・横表示切替設定を行うため、複数のウィンドウを表示している場合でも、回転操作されるウィンドウ画面を指定することができるため、誤操作を抑制することができる。
また、本実施の形態のプログラマブル表示器では、ウィンドウ画面の利用法拡大の効果が得られる。上述したようにカメラで撮影した画像をウィンドウ画面に表示した場合、カメラを回転することなく、プログラマブル表示器上にて画像を回転/縦・横表示の切り替えを行うことができるので、たとえば、カメラが遠方に設置されている場合、現場に居ながらにして効率的に画像を解析することができ、トラブルシュート性等の向上に繋がる。
なお、上記説明では、ウィンドウの表示方向の設定を個別に行う場合、すなわち、処理対象のウィンドウを1つ選択し、その表示方向を変更する(回転させる)場合の例について示したが、表示中のすべての画面または表示しうるすべての画面それぞれについて、表示方向の変更を許可するかどうかを利用者に予め設定させておき、所定の回転操作を利用者から受け付けた場合に、その時点で表示方向の変更許可が設定されているすべてのウィンドウの表示方向を一括変更するようにしてもよい。
実施の形態3.
つづいて、実施の形態3のプログラマブル表示器について説明する。なお、本実施の形態のプログラマブル表示器の構成は、実施の形態1,2と同様である(図1参照)。実施の形態2では、表示・操作部50への表示画面に含まれている特定のウィンドウを指定して回転表示させる場合について説明したが、本実施の形態では、表示・操作部50への表示画面にオブジェクト表示が含まれる場合、オブジェクト表示単位で表示方向を変更可能なプログラマブル表示器について示す。本実施の形態では、実施の形態1,2のプログラマブル表示器と異なる部分について説明する。
なお、本実施の形態のプログラマブル表示器は、以下に説明する機能に加えて、実施の形態1,2で説明した機能、すなわち表示画面全体を回転させる機能,特定のウィンドウを回転させる機能を備えた構成としてもよい。
図5は、本実施の形態のプログラマブル表示器の動作例を示すフローチャートである。以下、本実施の形態のプログラマブル表示器の動作について説明する。
はじめに、オブジェクト表示は操作者が頻繁にタッチ操作するスイッチ等が含まれるため、誤操作防止の目的で、利用者は画面編集モードに切り替える(ステップS21)。画面編集モードにおいては、実施の形態2で説明したタッチパネル検出を行い(ステップS22)、検出した場合(ステップS22:Yes)、それが表示・操作部50へ表示中のオブジェクト表示を指定した回転操作かどうか確認する(ステップS23)。利用者の操作を検出しなければ(ステップS22:No)、タッチパネル検出を継続する。なお、本実施の形態においては、オブジェクト表示を回転させる角度を回転操作で指定できるものとする。これらのステップS22およびS23の処理はそれぞれ、操作受付部60および回転操作判断部22が実行する。
そして、オブジェクト表示を指定した回転操作の場合(ステップS23:Yes)、そのオブジェクト表示を回転させる(ステップS24)。具体的には、描画制御部30が、指定されたオブジェクト表示の表示データを描画メモリ40から読み出し、読み出したデータに対して座標変換処理を実行する。そして、得られた変換後の表示データを用いて表示・操作部50への画面表示を更新する。
また、ステップS22で検出した操作がオブジェクトを指定した回転操作ではない場合(ステップS23:No)、検出した操作内容に応じた動作を必要に応じて実行した後、ステップS22のタッチパネル検出を再開する。
このように、本実施の形態のプログラマブル表示器では、表示画面内のオブジェクト表示を対象として、その表示方向を切り替えられる(回転できる)ようにしたので(図6参照)、プロジェクトデータ(画面データ)をプログラマブル表示器に転送後も、現場環境で利用者が自由にオブジェクトの角度を編集することが可能となる。これにより、利用者が変更になった場合などに、利用者の使い勝手がよい様にオブジェクトを配置しなおすことが可能となり、利用者によるスイッチの誤操作防止や、ランプ等の視認性の向上が実現できる。
実施の形態4.
つづいて、実施の形態4について説明する。本実施の形態は、実施の形態3で説明したプログラマブル表示器の変形例を示す。なお、本実施の形態のプログラマブル表示器の構成は、先の実施の形態と同様である(図1参照)。
図7は、実施の形態4のプログラマブル表示器の動作例を示す図であり、プログラマブル表示器が備えるセキュリティ機能を簡単に実施可能とした場合の動作例を示している。すなわち、本実施の形態のプログラマブル表示器は、セキュリティ機能を備えており、図示したように、表示画面内にセキュリティロック用のオブジェクト501を用意しておき、このオブジェクト表示を、回転操作と連動させて回転させる。より詳細には、操作者が、指定の向きに指定の回数だけこのオブジェクト501を回転させた場合、表示画面上のその他のオブジェクト表示の操作を無効にする(操作を受け付けないセキュリティロックがかかった状態となる)。
従来のセキュリティロック機能は、セキュリティロックを設定する場合、パスワードの入力が必要であったが、上記のように、オブジェクト表示の回転操作を利用することにより、パスワードの入力が不要となり、容易にセキュリティロックを実現できる。
また、他の変形例として、図8に示した動作を実現するプログラマブル表示器も考えられる。すなわち、このプログラマブル表示器では、数値入力を行わせるためのオブジェクト(回転キー)502を画面に表示し、操作者は、この回転キーを回転させることにより数値を入力する。たとえば、操作者が、タッチ操作により回転キーを右回りに回転させる
と、オブジェクト502の操作と連動するオブジェクト503の数値表示がインクリメントし、左回りに回転させるとデクリメントする。この場合、数値入力をテンキーで行う必要がなくなり、操作の簡単化が実現できる。
さらに、図9に示した動作を実現する機能を具備することも可能である。図9に示した例では、表示を上下に移動させるための操作をオブジェクト502の回転キーの操作で行わせるようにしている。すなわち、回転キーの回転方向および回転量に応じて、この操作と連動するオブジェクト504(水平バー表示)が上下に移動するようにしている。これにより、表示しているグラフ等の値の読み取りが容易になる。
本発明にかかるプログラマブル表示器では、表示画面の縦・横表示の切り替え、ウィンドウ画面の縦・横表示の切り替え、及び縦・横表示切替設定、およびオブジェクト表示の回転は、プルグラマブルコントローラの設置が縦・横切り替わっても利用者で対応することができるため、FA現場での設置作業、工程の変化に対応する場合に適している。
10 プログラマブル表示器
20 CPU
21 タッチ座標処理部
22 回転操作判断部
30 描画制御部
40 描画メモリ
50 表示・操作部
60 操作受付部

Claims (7)

  1. 表示パネルを備えたプログラマブル表示器であって、
    前記表示パネルへ表示する各種画面の表示データまたはその元になるデータを保持する表示データ保持手段と、
    利用者の操作を検出する操作検出手段と、
    前記操作検出手段による検出結果が前記表示パネルに表示中の画面の表示方向変更指示を示す場合、前記表示データ保持手段で保持されているデータに基づいて、当該指示内容に対応する新たな表示画面データを生成する描画手段と、
    を備えることを特徴とするプログラマブル表示器。
  2. 前記描画手段は、表示中の画面に関連するデータを前記表示データ保持手段から読み出し、さらに、前記指示内容に応じた座標変換処理を読み出したデータに対して実行することにより新たな表示画面データを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル表示器。
  3. 前記表示データ保持手段は、前記表示パネルの特定の一方向についての画面表示データまたはその元になるデータを保持する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のプログラマブル表示器。
  4. 前記表示方向変更指示が前記表示パネルへ表示中の画面全体の表示方向変更を指示している場合、
    前記描画手段は、表示中の画面全体のデータまたはその元になるすべてのデータを前記表示データ保持手段から読み出す
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載のプログラマブル表示器。
  5. 前記表示方向変更指示が前記表示パネルへ表示中の特定のウィンドウの表示方向変更を指示している場合、
    前記描画手段は、前記特定ウィンドウのデータまたはその元になるすべてのデータを前記表示データ保持手段から読み出す
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のプログラマブル表示器。
  6. 前記表示方向変更指示が前記表示パネルへ表示中の特定のオブジェクトの表示方向変更を指示している場合、
    前記描画手段は、前記特定オブジェクトのデータまたはその元になるすべてのデータを前記表示データ保持手段から読み出す
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のプログラマブル表示器。
  7. 特定のオブジェクト表示に対して指定された回転量に応じて、この特定オブジェクト表示に予め対応付けられている他のオブジェクトの表示内容を変更する機能、
    をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載のプログラマブル表示器。
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