JP2009271851A - 情報処理装置、そのポインタ表示方法、およびコンピュータが実行可能なプログラム - Google Patents

情報処理装置、そのポインタ表示方法、およびコンピュータが実行可能なプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】マルチモニタ環境でのオペレータの操作効率を向上させることが可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】マルチモニタシステムは、第1および第2のモニタM1、M2と、複数のモニタの画面上に表示すべきマウスポインタCの座標を指示するマウス11と、オペレータの視線方向を検出してモニタの切り替えを検出するカメラドライバ34と、マウス11により指示された座標にマウスポインタCを表示すると共に、カメラドライバ34によりモニタの切り替えが検出される毎に、マウスポインタにより指示されている現在のモニタの画面上の座標を前回位置として前回位置テーブル33aに記憶し、また、前回位置テーブルに記憶されている、切替先のモニタの前回位置にマウスポインタを表示するマウスドライバ33とを備えている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、情報処理装置、そのポインタ表示方法、およびコンピュータが実行可能なプログラムに関し、詳細には、複数のモニタでマルチモニタ環境を実現する情報処理装置、そのポインタ表示方法、およびコンピュータが実行可能なプログラムに関する。
マイクロソフト社が提供するウインドウズ(R)システムでは、1台のコンピュータに2台以上のモニタを接続し、あたかも1台の大きなモニタであるかのように表示させることができる「マルチモニタ(マルチディスプレイ)」と呼ばれる機能がある。
例えば、特許文献1では、マルチモニタ環境下で、プライマリモニタの画面とセカンダリモニタの画面とがずれて所定区間で接続されている場合、マウスポインタを移動可能な所定区間を正確かつ迅速に把握できるように、目印ウィンドウをプライマリモニタの画面及びセカンダリモニタの画面上に所定区間に隣接して表示する技術が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1では、例えば、図6(a)において、マウスポインタCを使用して、プライマリモニタM1で作業をした後(P1)、セカンダリモニタM2で作業したい場合は、図6(b)に示すように、マウスを操作して、プライマリモニタM1からセカンダリモニタM2にマウスポインタCを移動させる必要があるため、モニタ間を跨いだマウスポインタCの移動操作が煩わしいという問題がある。また、セカンダリモニタM2で作業を行い、再度、図6(c)に示すように、マウスポインタCをプライマリモニタM1に移動させる場合に、プライマリモニタM1での最終の作業位置(P1)を忘れてしまった場合には、最終の作業位置(P1)に戻せないため、作業効率が悪いという問題がある。さらに、マルチモニタ環境下で作業中にモニタから目を離すと、どのモニタにマウスポインタCがあるか分からなくなり、マウスポインタを探さなければならないため、作業効率を低下させるという問題がある。
すなわち、マルチモニタ環境の2つの画面で、マウスポインタを操作する場合には、まず、どちらの画面にマウスポインタがあるかを探し、次に、作業するモニタにマウスポインタを移動させるという2つの操作が頻繁に起こり、さらに、前回のマウスポインタの位置を忘れてしまう場合があるため、マルチモニタ環境下でのオペレータの操作効率が悪いという問題がある。
特開2006−59251号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、マルチモニタ環境でのオペレータの操作効率を向上させることが可能な情報処理装置、そのポインタ表示方法、およびコンピュータが実行可能なプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数のモニタでマルチモニタ環境を実現する情報処理装置において、前記複数のモニタの画面上に表示すべきポインタの座標を指示するポインティングデバイスと、前記ポインティングデバイスにより指示された座標にポインタを表示するポインタ表示制御手段と、オペレータの特定のアクションを検出して、モニタの切り替えを検出するモニタ切替検出手段と、前記モニタ切替検出手段でモニタの切り替えが検出される毎に、前記ポインタにより現在指示されているモニタの画面上の座標を前回位置として記憶手段に記憶し、かつ、前記記憶手段に記憶されている切替先モニタの画面上の前回位置に、前記ポインタを表示するポインタ表示切替手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記モニタ切替検出手段は、前記オペレータの視線方向を検出して、モニタの切り替えを検出することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記モニタ切替検出手段は、前記オペレータのスイッチ操作を検出して、モニタの切り替えを検出することが望ましい。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数のモニタでマルチモニタ環境を実現する情報処理装置のポインタ表示方法において、ポインティングデバイスにより指示された前記複数のモニタの画面上の座標にポインタを表示するポインタ表示工程と、オペレータの特定のアクションを検出して、モニタの切り替えを検出するモニタ切替検出工程と、前記モニタ切替検出工程でモニタの切り替えが検出される毎に、前記ポインタにより現在指示されているモニタの画面上の座標を前回位置として記憶手段に記憶し、かつ、前記記憶手段に記憶されている切替先モニタの画面上の前回位置に、前記ポインタを表示するポインタ表示切替工程と、を含むことを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数のモニタでマルチモニタ環境を実現する情報処理装置に搭載されるプログラムにおいて、ポインティングデバイスにより指示された前記複数のモニタの画面上の座標にポインタを表示するポインタ表示工程と、オペレータの特定のアクションを検出して、モニタの切り替えを検出するモニタ切替検出工程と、前記モニタ切替検出工程でモニタの切り替えが検出される毎に、前記ポインタにより現在指示されているモニタの画面上の座標を前回位置として記憶手段に記憶し、かつ、前記記憶手段に記憶されている切替先モニタの画面上の前回位置に、前記ポインタを表示するポインタ表示切替工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、複数のモニタでマルチモニタ環境を実現する情報処理装置において、前記複数のモニタの画面上に表示すべきポインタの座標を指示するポインティングデバイスと、前記ポインティングデバイスにより指示された座標にポインタを表示するポインタ表示制御手段と、オペレータの特定のアクションを検出して、モニタの切り替えを検出するモニタ切替検出手段と、前記モニタ切替検出手段でモニタの切り替えが検出される毎に、前記ポインタにより現在指示されているモニタの画面上の座標を前回位置として記憶手段に記憶し、かつ、前記記憶手段に記憶されている切替先モニタの画面上の前回位置に、前記ポインタを表示するポインタ表示切替手段と、を備えているので、オペレータの特定のアクションでポインタの表示をモニタ間で切り替えて、ポインタを前回位置に表示することができ、マルチモニタ環境でのオペレータの操作効率を向上させることが可能な情報処理装置を提供することが可能になるという効果を奏する。
以下に、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるものまたは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本発明の実施の形態に係るマルチモニタシステムの概略構成例を示す図である。本発明の実施の形態に係るマルチモニタシステム1は、図1に示すように、内蔵モニタである第1のモニタM1、デジタルカメラ18、およびマウス11を備え、マルチモニタ機能(拡張ディスクトップ機能)を有するノート型パーソナルコンピュータ10と、外部モニタである第2のモニタM2とで構成されている。
マルチモニタシステム1は、オペレータの視線方向を検出して、マウスポインタの表示を第1のモニタM1と第2のモニタM2とで切替可能に構成されている。さらに、マルチモニタシステム1は、マウスポインタの表示をモニタ間で切り替える場合に、各モニタのマウスポインタの前回位置にマウスポインタを表示するように構成されている。すなわち、オペレータの視線でマウスポインタの表示を第1のモニタM1と第2のモニタM2とで切り替えることができ、その際、マウスポインタを前回位置に表示可能となっている。
図2は、図1のノート型パーソナルコンピュータの構成例を示す図である。ノート型パーソナルコンピュータ10は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)12と、メモリ13と、HDD(Hard Disk Device)14と、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)ドライブ15と、入出力インターフェース16とを備える。入出力インターフェース16には、キーボード17と、カメラ18と、トラックポイント20と、第1のモニタM1とが接続される。また、入出力インターフェース16には、マウス11と、第2のモニタM2が接続される。
CPU12は、HDD14に格納されたOS31によりノート型パーソナルコンピュータ10全体の制御を行うとともに、HDD14に格納された各種のプログラムに基づいて処理を実行する機能を司る。メモリ13は、ROM、キャッシュメモリ、RAM等で構成されており、BIOS(Basic Input/Output System:基本入出力システム)やデータ等を格納する領域と、CPU12の実行プログラムの読み込み領域として、実行プログラムの処理データを書き込む作業領域として利用される書き込み可能領域とを備えている。
HDD14は、例えば、Windows(R)等のノート型パーソナルコンピュータ10全体の制御を行うためのOS31、周辺機器類をハードウェア操作するための各種ドライバ(モニタドライバ32,マウスドライバ33,カメラドライバ34等)、特定業務に向けられたアプリケーションプログラム35等を記憶する機能を有する。OS31は、マルチモニタ機能(拡張ディスクトップ機能)をサポートする。モニタドライバ32は、第1のモニタM1および第2のモニタM2の表示制御を行う。マウスドライバ33は、マウス11の制御を行うと共に、マウスポインタの表示制御を行う。カメラドライバ34は、カメラ18の制御を行う。HDD14に記憶するプログラムは、例えば、CD−ROM19からCD−ROMドライブ15を介してインストールすることができる。
カメラ18は、CCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)センサのような固体撮像素子を含むカメラである。トラックポイント20およびマウス11は、第1のモニタM1及び第2のモニタM2の画面上に表示すべきマウスポインタの座標を指示する。トラックポイント20は内蔵のポインティングデバイスであり、マウス11は外付けのポインティングデバイスである。以下、ポインティングデバイスとしてマウス11を例に説明する。
図3は、上記マルチモニタシステム1のマウスポインタの表示切り替えに関する機能構成を示す図である。モニタドライバ32は、OS31の指示により、マルチモニタの環境設定を行い、同図に示すように、第1のモニタM1の画面の右辺と第2のモニタM2の画面の左辺とを仮想的に接続して、拡張デスクトップを実現する。例えば、第1のモニタM1は1280×767ドットのサイズを有し、第2のモニタM2は、1440×900ドットのサイズを有する。
カメラ18とカメラドライバ34は、オペレータの特定のアクションを検出して、モニタの切り替えを検出するモニタ切替検出手段として機能し、カメラ30の前にいてこのマルチモニタシステム1を操作するオペレータの視線方向を検出する視線方向検出処理を行う。カメラ30は、人間の顔領域を含む画像であって対象となる画像領域内の各画素の値のデジタルデータをカメラドライバ34に出力する。カメラドライバ34は、カメラ19で撮影した対象画像から人物の顔を抽出し、さらに人物の顔の画像に基づいて視線方向を検出し、検出した視線方向に対応(存在)するモニタ(第1のモニタM1または第2のモニタM2)を判定してモニタの切り替えを判定し、モニタが切り替えられたと判定した場合にモニタ切替指示をマウスドライバ33に出力する。
顔の画像から視線方向を検出する方法としては、公知の方法を使用することができ、例えば、特開2006−2855331号公報の視線方向の検出方法等を使用することができる。また、視線方向とモニタの対応関係は、例えば、予めキャリブレーションを行うことで登録することができ、カメラドライバ34は、オペレータが第1のモニタM1および第2のモニタM2の4隅をそれぞれ見た場合の視線方向を検出して、第1のモニタM1の視線方向範囲データ34aおよび第2のモニタM2の視線方向範囲データ34bとして登録しておく。カメラドライバ34は、検出したオペレータの視線方向が第1のモニタM1の視線方向範囲データ34aおよび第2のモニタM2の視線方向範囲データ34bのいずれの範囲内にあるかを判断して、視線方向に対応するモニタを判定することができる。なお、第1のモニタM1の視線方向範囲データ34aおよび第2のモニタM2の視線方向範囲データ34bはオペレータ毎に登録が可能となっており、オペレータと第1、第2のモニタM1,M2との位置関係が変わらない場合は、この登録されたデータを使用することで、毎回のキャリブレーションは不要となる。
マウスドライバ33は、ポインタ表示制御手段およびポインタ表示切替手段として機能する。マウスドライバ33は、マウス11の操作を検出して、第1のモニタM1及び第2のモニタM2上のマウスポインタCの表示位置を変更する。これにより、オペレータがマウス11を所望の方向に移動させると、これに応じてマウスポインタCが画面上を移動する。マウスドライバ33は、第1のモニタM1および第2のモニタM2のマウスポインタCの前回位置1Pn-1および2Pn-1をそれぞれ格納する前回位置テーブル33aを備えている。
また、マウスドライバ33は、カメラドライバ34からモニタ切替指示が入力されると、現在、マウスポインタCが表示されているモニタのXY座標を、前回位置テーブル33aの対応するモニタの前回位置に記憶(上書き)する。例えば、前回位置テーブル33aの前回位置の初期値としては、画面の中央座標が登録されており、モニタが切り替えられる毎に、前回位置を更新する。また、モニタドライバ32は、カメラドライバ34からモニタ切替指示が入力されると、前回位置テーブル33aに登録されている、切替指示されたモニタの前回位置にマウスポインタCを表示する。
次に、上記図2および図3の構成のマルチモニタシステム1のマウスポインタCの表示切り替え動作を説明する。図4は、マルチモニタシステム1のマウスポインタCの表示切り替え動作を説明するためのフローチャートである。
図4において、まず、マルチモニタシステム1の電源がONされると(ステップS1の「Yes」)、起動処理が行われ、OS31や各種ドライバが起動する。モニタドライバ32は、OS31の指示に従ってマルチモニタの環境設定を行う(ステップS2)。これにより、マルチモニタ環境が実現される。
マウスドライバ33は、第1のモニタM1の画面上の初期位置にマウスポインタCを表示する(ステップS3)。これにより、ユーザがマウス11を所望の方向に移動させると、これに応じてマウスポインタCが拡張デスクトップ上を移動する。
つぎに、カメラドライバ34は、視線方向検出処理を開始する(ステップS4)。具体的には、カメラ18の前にいてこのマルチモニタシステム1を操作するオペレータの顔領域を含む対象画像の撮像を開始して、所定周期でカメラドライバ34に出力する。カメラドライバ34は、カメラ11で撮影した対象画像から人物の顔を抽出し、さらに人物の顔の映像に基づいて視線方向を検出し、検出した視線方向に対応するモニタ(第1のモニタまたは第2のモニタ)を判定する。
そして、カメラドライバ34は、モニタが切り替えられたか否かを判定する(ステップS5)。カメラドライバ34は、モニタが切り替えられていないと判定した場合には(ステップS5の「No」)、ステップS9に移行する一方、モニタが切り替えられたと判定した場合には(ステップS5の「Yes」)、モニタ切替指示をマウスドライバ33に出力する(ステップS6)。
マウスドライバ33は、モニタ切替指示が入力されると(ステップS6)、マウスポインタCにより指示されている現在のモニタの画面上の座標を前回位置として前回位置テーブル33aに記憶する(ステップS7)。マウスドライバ33は、マウスポインタCを、前回位置テーブル33aに記憶されている、切替先のモニタの画面上の前回位置に表示する(ステップS8)。この後、電源がOFFされた場合には(ステップS9の「Yes」)、当該フローを終了する一方、電源がOFFされていない場合には、ステップS5に戻る。
図5は、上記図2および図3の構成のマルチモニタシステム1のマウスポインタCの表示切り替え動作を説明するための画面表示例を示す図である。
例えば、図5(a)において、オペレータが、第1のモニタM1の画面でマウス11を使用して作業を行っている場合に、第2のモニタM2に視線を移すと、カメラドライバ34は、その視線方向を検出して第2のモニタM2に切替えられたと判定し、第2のモニタM2へのモニタ切替指示をマウスドライバ33に出力する。マウスドライバ33は、第2のモニタM2へのモニタ切替指示を受け取ると、マウスポインタCにより指示されている現在の第1のモニタM1の画面上の座標1P1を前回位置として前回位置テーブル33aに記憶した後、図5(b)に示すように、マウスポインタCを、前回位置テーブル33aに記憶されている、第2のモニタM2の画面上の前回位置2Pに表示する。
さらに、図5(c)において、オペレータが、第2のモニタM2の画面でマウス11を使用して作業を行っている場合に、第1のモニタM1に視線を移すと、カメラドライバ34は、その視線方向を検出して第1のモニタM1に切替えられたと判定し、第1のモニタM1へのモニタ切替指示をマウスドライバ33に出力する。マウスドライバ33は、第1のモニタM1へのモニタ切替指示を受け取ると、マウスポインタCにより指示されている現在の第2のモニタM2の画面上の座標2Pを前回位置として前回位置テーブル33aに記憶した後、図5(d)に示すように、マウスポインタCを、前回位置テーブル33aに記憶されている、第1のモニタM1の画面上の前回位置1Pに表示する。この後、オペレータが、第2のモニタM2に視線を移すと、マウスポインタCは第2のモニタM2の前回位置2Pに表示される。
以上説明したように、本実施例に係るマルチモニタシステム1によれば、第1および第2のモニタM1、M2と、複数のモニタの画面上に表示すべきマウスポインタCの座標を指示するマウス11と、オペレータの視線方向を検出してモニタの切り替えを検出するカメラドライバ34と、マウス11により指示された座標にマウスポインタCを表示すると共に、カメラドライバ34によりモニタの切り替えが検出される毎に、マウスポインタCにより指示されている現在のモニタの画面上の座標を前回位置として前回位置テーブル33aに記憶し、また、前回位置テーブル33aに記憶されている、切替先のモニタの前回位置にマウスポインタCを表示するマウスドライバ33とを備えているので、オペレータの視線でマウスポインタの表示を第1のモニタM1と第2のモニタM2とで切り替えて、マウスポインタを前回位置に表示することができ、マルチモニタ環境でのオペレータの操作効率を向上させることが可能となる。付言すると、本実施例は、モニタ間でCut&Pasteを繰り返す場合や各モニタで文書を交互に編集する等のモニタを交互に使用する頻度が高い場合に特に有効である。
なお、上記実施例では、オペレータによるモニタ切り替えのアクションをオペレータの視線方向で検出することとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、複数のモニタを切り替えるためのハードウェアスイッチやソフトウェアスイッチを設けて、オペレータのスイッチ操作を検出して、モニタを切り替える構成としてもよい。
また、上記実施例では、拡張デスクトップ領域を表示するために2台のモニタを使用することとしたが、3台以上のモニタを使用することにしてもよい。また、コンピュータの型式は上述したノート型に限定されることなく、たとえばデスクトップ型としてもよい。また、2台目以降のモニタを外部モニタとしたが、ノート型パーソナルコンピュータが複数台のモニタを内蔵する構成としてもよい。
また、上記実施例では、マウスについて説明したが、位置入力が可能なポインティングデバイスはマウスに限られるものではなく、トラックボール、タブレット、タッチパッド等を使用することにしてもよい。
本発明に係る情報処理装置、そのポインタ表示方法、およびコンピュータが実行可能なプログラムは、マルチモニタ環境下でのオペレーションの作業効率を向上させる場合に有用である。
本発明の実施の形態に係るマルチモニタシステムの概略構成例を示す図である。 ノート型パーソナルコンピュータの構成例を示す図である。 マルチモニタシステムのマウスポインタの表示切り替えに関する機能構成を示す図である。 マルチモニタシステムのマウスポインタの表示切り替え動作を説明するためのフローチャートである。 マルチモニタシステムのマウスポインタの表示切り替え動作を説明するための画面表示例を示す図である。 従来技術を説明するための図である。
符号の説明
1 マルチモニタシステム
10 ノート型パーソナルコンピュータ
11 マウス
12 CPU
13 メモリ
14 HDD
15 CD−ROMドライブ
16 入出力インターフェース
17 キーボード
18 カメラ
19 CD−ROM
20 トラックポイント
31 OS
32 モニタドライバ
33 マウスドライバ
33a 前回位置テーブル
34 カメラドライバ
35 アプリケーションプログラム
M1 第1のモニタ
M2 第2のモニタ

Claims (5)

  1. 複数のモニタでマルチモニタ環境を実現する情報処理装置において、
    前記複数のモニタの画面上に表示すべきポインタの座標を指示するポインティングデバイスと、
    前記ポインティングデバイスにより指示された座標にポインタを表示するポインタ表示制御手段と、
    オペレータの特定のアクションを検出して、モニタの切り替えを検出するモニタ切替検出手段と、
    前記モニタ切替検出手段でモニタの切り替えが検出される毎に、前記ポインタにより現在指示されているモニタの画面上の座標を前回位置として記憶手段に記憶し、かつ、前記記憶手段に記憶されている切替先モニタの画面上の前回位置に、前記ポインタを表示するポインタ表示切替手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記モニタ切替検出手段は、前記オペレータの視線方向を検出して、モニタの切り替えを検出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記モニタ切替検出手段は、前記オペレータのスイッチ操作を検出して、モニタの切り替えを検出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 複数のモニタでマルチモニタ環境を実現する情報処理装置のポインタ表示方法において、
    ポインティングデバイスにより指示された前記複数のモニタの画面上の座標にポインタを表示するポインタ表示工程と、
    オペレータの特定のアクションを検出して、モニタの切り替えを検出するモニタ切替検出工程と、
    前記モニタ切替検出工程でモニタの切り替えが検出される毎に、前記ポインタにより現在指示されているモニタの画面上の座標を前回位置として記憶手段に記憶し、かつ、前記記憶手段に記憶されている切替先モニタの画面上の前回位置に、前記ポインタを表示するポインタ表示切替工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理装置のポインタ表示方法。
  5. 複数のモニタでマルチモニタ環境を実現する情報処理装置に搭載されるプログラムにおいて、
    ポインティングデバイスにより指示された前記複数のモニタの画面上の座標にポインタを表示するポインタ表示工程と、
    オペレータの特定のアクションを検出して、モニタの切り替えを検出するモニタ切替検出工程と、
    前記モニタ切替検出工程でモニタの切り替えが検出される毎に、前記ポインタにより現在指示されているモニタの画面上の座標を前回位置として記憶手段に記憶し、かつ、前記記憶手段に記憶されている切替先モニタの画面上の前回位置に、前記ポインタを表示するポインタ表示切替工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータが実行可能なプログラム。
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