JP2017019068A - 教示装置、ロボット、及びロボットシステム - Google Patents

教示装置、ロボット、及びロボットシステム Download PDF

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Abstract

【課題】ダイレクトティーチングによる教示をロボットの少なくとも一部のモデルに基づいてユーザーに行わせることができる教示装置を提供すること。
【解決手段】教示装置は、力を検出する力検出部を有するロボットに動作の教示を行う教示装置であって、力検出部により検出される力に基づいて、ダイレクトティーチングによる当該教示を行う場合、ロボットの少なくとも一部のモデルを表示する表示部を備える。
【選択図】図3

Description

この発明は、教示装置、ロボット、及びロボットシステムに関する。
ロボットに動作を教示する作業を容易にする技術の研究や開発が行われている。
これに関し、力を検出する力検出部を備えるロボットに対し、力検出部により検出される力に基づくダイレクトティーチングによって動作を教示する方法が知られている(特許文献1参照)。
特開2009−072833号公報
しかしながら、従来の方法では、ロボットに動作の教示を行う際、ロボット自体を見ながら動作の教示を行わなければならなかった。このような場合、当該教示を行うユーザーは、立ち位置によってロボット自体が見づらくなってしまう場合があり、当該教示を効率的に行うことが困難な場合があった。
上記課題の少なくとも一つを解決するために本発明の一態様は、力を検出する力検出部を備えるロボットに動作の教示を行う教示装置であって、前記力検出部により検出される力に基づいて、ダイレクトティーチングによる前記教示を行う場合、前記ロボットの少なくとも一部のモデルを表示する表示部を備える、教示装置である。
この構成により、教示装置は、力検出部により検出される力に基づいて、ダイレクトティーチングによる当該教示を行う場合、ロボットの少なくとも一部のモデルを表示する。これにより、教示装置は、ダイレクトティーチングによる教示をロボットの少なくとも一部のモデルに基づいてユーザーに行わせることができる。
また、本発明の他の態様は、教示装置において、前記表示部は、前記ロボットの少なくとも一部の三次元モデルを前記モデルとして表示する、構成が用いられてもよい。
この構成により、教示装置は、力検出部により検出される力に基づくダイレクトティーチングによってロボットに動作の教示を行う場合、ロボットの少なくとも一部の三次元モデルを表示する。これにより、教示装置は、ダイレクトティーチングによる教示をロボットの少なくとも一部の三次元モデルに基づいてユーザーに行わせることができる。
また、本発明の他の態様は、教示装置において、前記表示部は、教示装置に設定された座標系に基づいて前記モデルを表示する、構成が用いられてもよい。
この構成により、教示装置は、教示装置に設定された座標系に基づいてロボットの少なくとも一部のモデルを表示する。これにより、教示装置は、ロボットの少なくとも一部のモデルをユーザーが所望する座標系に基づいて表示させることができる。
また、本発明の他の態様は、教示装置において、前記表示部は、前記モデルとともに前記ロボットの周辺情報を表示する、構成が用いられてもよい。
この構成により、教示装置は、ロボットの少なくとも一部のモデルとともにロボットの周辺情報を表示する。これにより、教示装置は、ダイレクトティーチングによる教示をロボットの少なくとも一部のモデルとともに表示されたロボットの周辺情報に基づいてユーザーに行わせることができる。
また、本発明の他の態様は、教示装置において、前記表示部は、前記ロボットの全部の前記モデルを表示する、構成が用いられてもよい。
この構成により、教示装置は、ロボットの全部のモデルを表示する。これにより、教示装置は、ダイレクトティーチングによる教示をロボットの全部のモデルに基づいてユーザーに行わせることができる。
また、本発明の他の態様は、教示装置において、前記表示部は、前記モデルとともに補助情報を表示する、構成が用いられてもよい。
この構成により、教示装置は、ロボットの少なくとも一部のモデルとともに補助情報を表示する。これにより、教示装置は、ダイレクトティーチングによる教示をロボットの少なくとも一部のモデルとともに表示された補助情報に基づいてユーザーに行わせることができる。
また、本発明の他の態様は、教示装置において、前記表示部は、前記補助情報として、ロボット座標系を示す情報と、ベース座標系を示す情報と、ローカル座標系を示す情報とのうち少なくとも1つ以上を表示する、構成が用いられてもよい。
この構成により、教示装置は、補助情報として、ロボット座標系を示す情報と、ベース座標系を示す情報と、ローカル座標系を示す情報とのうち少なくとも1つ以上を表示する。これにより、教示装置は、ロボット座標系を示す情報とベース座標系を示す情報とローカル座標系を示す情報とのうち少なくとも1つ以上と、ロボットの少なくとも一部のモデルとに基づいてダイレクトティーチングによる教示をユーザーに行わせることができる。
また、本発明の他の態様は、教示装置において、前記表示部への前記モデルの表示の更新を所定の時間が経過する毎に行う第1表示モードと、又はユーザーから受け付けた操作に応じて前記更新を行う第2表示モードとのうちいずれか一方を選択可能である、構成が用いられてもよい。
この構成により、教示装置は、第1表示モードと、第2表示モードとのうちいずれか一方を選択可能である。これにより、教示装置は、第1表示モードと、第2表示モードとのうちユーザーが所望する表示モードによってロボットの少なくとも一部のモデルを表示することができる。
また、本発明の他の態様は、教示装置において、前記表示部における前記モデルの表示視点の並進又は回転が可能である、構成が用いられてもよい。
この構成により、教示装置は、表示部におけるロボットの少なくとも一部のモデルの表示視点の並進又は回転が可能である。これにより、教示装置は、ユーザーが所望する表示視点によってロボットの少なくとも一部のモデルを表示することができる。
また、本発明の他の態様は、教示装置において、前記ロボットは、アームを備え、前記表示部は、前記アームを前記一部として含む前記モデルとともに、前記モデルに含まれる前記アームの先端に所定の座標系を表示する、構成が用いられてもよい。
この構成により、教示装置は、アームをロボットの一部として含むモデルとともに、当該モデルに含まれるアームの先端に所定の座標系を表示する。これにより、教示装置は、アームをロボットの一部として含むモデルと、当該モデルに含まれるアームの先端に表示された所定の座標系とに基づいて、ダイレクトティーチングによる教示をユーザーに行わせることができる。
また、本発明の他の態様は、教示装置において、前記表示部は、前記所定の座標系として、ベース座標系又はローカル座標系を表示する、構成が用いられてもよい。
この構成により、教示装置は、ロボットの少なくとも一部としてアームを含むモデルに含まれるアームの先端に表示する所定の座標系として、ベース座標系又はローカル座標系を表示する。これにより、教示装置は、ロボットの少なくとも一部としてアームを含むモデルに含まれるアームの先端に表示されたベース座標系又はローカル座標系に基づいて、ダイレクトティーチングによる教示をユーザーに行わせることができる。
また、本発明の他の態様は、上記のいずれかに記載の教示装置により教示されるロボットである。
この構成により、ロボットは、力検出部により検出される力に基づくダイレクトティーチングによってロボットに動作の教示を行う場合、ロボットの少なくとも一部のモデルを表示する教示装置により教示される。これにより、ロボットは、ダイレクトティーチングによる教示をロボットの少なくとも一部のモデルに基づいてユーザーに行わせることができる。
また、本発明の他の態様は、力を検出する力検出部を備えるロボットと、ロボット制御装置と、上記のいずれかに記載の教示装置と、を備えるロボットシステムである。
この構成により、ロボットシステムは、力検出部により検出される力に基づくダイレクトティーチングによってロボットに動作の教示を行う場合、教示装置にロボットの少なくとも一部のモデルを表示する。これにより、ロボットシステムは、ダイレクトティーチングによる教示をロボットの少なくとも一部のモデルに基づいてユーザーに行わせることができる。
以上により、教示装置は、力検出部により検出される力に基づくダイレクトティーチングによってロボットに動作の教示を行う場合、ロボットの少なくとも一部のモデルを表示する。これにより、教示装置は、ダイレクトティーチングによる教示をロボットの少なくとも一部のモデルに基づいてユーザーに行わせることができる。
また、ロボットは、力検出部により検出される力に基づくダイレクトティーチングによってロボットに動作の教示を行う場合、ロボットの少なくとも一部のモデルを表示する教示装置により教示される。これにより、ロボットは、ダイレクトティーチングによる教示をロボットの少なくとも一部のモデルに基づいてユーザーに行わせることができる。
また、ロボットシステムは、力検出部により検出される力に基づくダイレクトティーチングによってロボットに動作の教示を行う場合、教示装置にロボットの少なくとも一部のモデルを表示する。これにより、ロボットシステムは、ダイレクトティーチングによる教示をロボットの少なくとも一部のモデルに基づいてユーザーに行わせることができる。
本実施形態に係るロボットシステム1の一例を示す構成図である。 教示装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。 教示装置10の機能構成の一例を示す図である。 教示画面T1の一例を示す図である。 TCPにツール座標系が表示された三次元モデルが表示されたモデル表示画面T3を含む教示画面T1の一例を示す図である。 TCPを移動させたい方向を示す情報である矢印が表示された三次元モデルが表示されたモデル表示画面T3を含む教示画面T1の一例を示す図である。
<実施形態>
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るロボットシステム1の一例を示す構成図である。ロボットシステム1は、ロボット5と、教示装置10と、ロボット制御装置(ロボットコントローラー)30を備える。
まず、ロボットシステム1が備える各構成について説明する。
ロボット5は、1本のアーム(腕)を備える単腕ロボットである。なお、ロボット5は、単腕ロボットに代えて、2本のアームを備える双腕ロボットであってもよく、パラレルリンクロボットであってもよく、直交軸ロボットであってもよく、単軸ロボットであってもよく、スカラロボットであってもよい。
アームは、エンドエフェクターEと、マニピュレーターMと、力検出部6と、図示しない複数のアクチュエーターによって構成される。アームは、7軸垂直多関節型のアームである。具体的には、アームは、支持台と、エンドエフェクターEと、マニピュレーターMとがアクチュエーターによる連携した動作によって7軸の自由度の動作を行う。なお、アームは、7軸垂直多関節型のアームに限らない。例えば、アームは、6軸以下の垂直多関節型のアームであってもよく、8軸以上の垂直多関節型のアームであってもよい。
力検出部6は、ロボット5のエンドエフェクターEとマニピュレーターMとの間に備えられている。力検出部6は、例えば、力センサーである。力検出部6は、ケーブルによってロボット制御装置30と通信可能に接続されている。ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB等の規格によって行われる。なお、力検出部6とロボット制御装置30とは、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によって接続されてもよい。力検出部6は、エンドエフェクターEに作用した力やモーメントを検出する。力検出部6は、検出した力やモーメントを示す力情報を、通信によりロボット制御装置30へ出力する。
各アクチュエーターは、ケーブルによってロボット制御装置30と通信可能に接続されている。これにより、アクチュエーターは、ロボット制御装置30から取得される制御信号に基づいて、エンドエフェクターEとマニピュレーターMを動作させることができる。なお、ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)等の規格によって行われる。また、アクチュエーターのうちの一部又は全部は、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によってロボット制御装置30と接続される構成であってもよい。
上記で説明したロボット5が備える各アクチュエーターは、ロボット制御装置30から制御信号を取得する。そして、これらの各機能部は、取得した制御信号に基づいた動作を行う。すなわち、ロボット5は、ロボット5の外部に設置されたロボット制御装置30により制御される。なお、ロボット5は、これに代えて、ロボット5に内蔵されたロボット制御装置30により制御される構成であってもよい。
また、各アクチュエーターは、ロボット制御装置30を介した教示装置10からの要求に応じて、各アクチュエーターに接続される(又は備える)エンコーダーからアクチュエーターの回転角を示す回転角情報を、通信によりロボット制御装置30へ出力する。以下、説明の便宜上、アクチュエーターの回転角を、単に回転角と称して説明する。
教示装置10は、ロボット5に動作の教示を行う教示装置である。より具体的には、教示装置10は、ロボット5を動作させるロボット制御装置30に、ロボット5の動作に関する動作関連情報を教示する(記憶させる)。動作関連情報は、例えば、ロボット5の動作を示す動作情報と、ロボット5の所定部位を移動させる際に当該所定部位を経由させる点(所定部位と一致する点)の位置を示す情報と、当該点における当該所定部位の位置及び姿勢を示す情報と、当該点を経由する順序を示す順序情報とを含む。なお、動作関連情報は、これらの一部又は全部に代えて、他の情報を含む構成であってもよく、これらに加えて、他の情報を含む構成であってもよい。
ロボット5の動作を示す動作情報は、例えば、ロボット5に所定の動作を行わせる命令語である。なお、動作情報は、当該命令語に代えて、他の情報であってもよい。また、以下では、一例として、ロボット5の所定部位が、ロボット5のTCP(Tool Center Point)である場合について説明する。なお、当該所定部位は、TCPに代えて、ロボット5の他の部位であってもよい。
また、以下では、説明の便宜上、ロボット5のTCPを移動させる際にTCPを経由させる点(教示点)をポイントと称して説明する。なお、ポイントには、TCPを移動させる際のTCPの初期位置及び目標位置を示す点も含まれる。この一例において、TCPの初期位置は、ロボット制御装置30からの指示によってロボット5が動作を開始する直前におけるTCPの位置のことである。また、TCPの目標位置は、ロボット制御装置30の指示によるロボット5の動作によってTCPの位置が移動した移動先の位置のことである。また、TCPの位置を示す情報は、ロボット座標系におけるTCPの座標である。また、TCPの姿勢を示す情報は、TCPに設定された座標系であるツール座標系の姿勢と、ロボット座標系の姿勢とのずれを表すオイラー角である。
また、教示装置10は、ダイレクトティーチングによる教示を行う機能と、オンラインティーチングによる教示を行う機能との2つの機能を有する。これにより、ユーザーが教示装置10を用いてロボット5に動作の教示を行う場合、ユーザーは、ダイレクトティーチングによる教示とオンラインティーチングによる教示とのうちいずれか一方又は両方によってロボット5に動作の教示を行うことができる。
この一例において、ダイレクトティーチングによる教示は少なくとも、ロボット5のアームをユーザーが把持して移動させることにより、各ポイントの位置を示す情報と、各ポイントの位置それぞれにおいてロボット5に実現させたいTCPの姿勢を示す情報とをロボット制御装置30に教示することである。また、ダイレクトティーチングによる教示において、ロボット5は、力検出部6から取得される力情報に基づく制御(例えば、インピーダンス制御等)によって、アームの姿勢が自重により変化しないようにロボット制御装置30に制御される。
一方、オンラインティーチングによる教示は少なくとも、ユーザーがジョグ操作を用いてロボット5のアームを移動させることにより、各ポイントの位置を示す情報と、各ポイントの位置それぞれにおいてロボット5に実現させたいTCPの姿勢を示す情報とをロボット制御装置30に教示することである。
また、教示装置10は、画面の表示と入力とが可能なタッチパネルTPを備える。すなわち、教示装置10は、タッチパネルTPによってユーザーからのタッチ操作を受け付ける。ここで、タッチ操作とは、タッチパネルTPを含む接触位置検出装置を用いた入力補助装置に対する押圧(タッチ)を伴った操作のことであり、タップ、ロングタップ等の複数の種別が存在する。タップは、指やスタイラスペン等の指示体によってタッチパネルTPを押圧し、所定の第1時間内にタッチパネルTPから当該指示体を離す操作である。ロングタップは、指示体によってタッチパネルTPを押圧し、所定の第1時間より長い所定の第2時間内に当該タッチパネルTPから当該指示体を離す操作であり、長押し等とも称される操作である。
タッチパネルTPに表示される画面には、タッチ操作可能な画像であるアイコンや、タッチ操作可能な文字列が含まれる場合がある。
アイコンは、教示装置10が実行する所定の処理を図形や絵等によって表した画像であり、例えば、タッチパネルTPに表示されるタッチ操作可能なボタンや、ソフトウェアキーボードの各キー等のことである。タッチパネルTPに表示されるタッチ操作可能なアイコンに対してタップやロングタップを行った場合、教示装置10は、当該アイコンの選択と当該アイコンが表す所定の処理の実行とのうちいずれか一方又は両方を行う。例えば、アイコンIに対してアイコンIが表す所定の処理を実行させるタッチ操作が行われた場合、教示装置10は、当該タッチ操作が行われたアイコンIが表す所定の処理を実行する。
また、タッチ操作可能な文字列は、例えば、プルダウンメニュー中の文字列等の選択可能な文字列や、ハイパーリンクによって他のハイパーテキストと結び付けられた文字列等の所定の処理に対応づけられた文字列のことである。タッチパネルTPに表示されるタッチ操作可能な文字列に対してタップやロングタップを行った場合、教示装置10は、当該文字列の選択と当該文字列に対応づけられた所定の処理の実行とのうちいずれか一方又は両方を行う。
教示装置10は、ダイレクトティーチングと、オンラインティーチングとのうちいずれか一方又は両方による教示をユーザーが行う場合、ロボット5の少なくとも一部のモデルをタッチパネルTPに表示する。
例えば、ダイレクトティーチングによる教示をユーザーが行う際、ユーザーは、障害物によってロボット5の一部又は全部を視認することができない場合があった。教示装置10は、このような場合であっても、タッチパネルTPに表示したロボット5の少なくとも一部のモデルによって、ユーザーにロボット5の位置及び姿勢を確認させることができる。すなわち、教示装置10は、ロボットの少なくとも一部のモデルに基づいてダイレクトティーチングによる教示をユーザーに行わせることができる。その結果、教示装置10は、ユーザーがダイレクトティーチングによる教示を行う場合、ユーザーがロボット5に動作を教示する効率を向上させることができる。
また、例えば、オンラインティーチングによる教示をユーザーが行う際、ユーザーは、ロボット5の位置及び姿勢を確認するためにロボット5の方を視認しなければならず、更にジョグ操作を行うためにタッチパネルTPの方を視認しなければならない。すなわち、ユーザーは、ロボット5とタッチパネルTPを交互に視認しなければならない。教示装置10は、タッチパネルTPに表示したロボット5の少なくとも一部のモデルによって、ユーザーにロボット5の位置及び姿勢を確認させながら、タッチパネルTPによってジョグ操作を行うことができる。すなわち、教示装置10は、ユーザーにロボット5とタッチパネルTPを交互に視認させることなく、オンラインティーチングによる教示をユーザーに行わせることができる。その結果、教示装置10は、オンラインティーチングによる教示をユーザーが行う場合、ユーザーがロボット5に動作を教示する効率を向上させることができる。
教示装置10は、ロボット5の少なくとも一部のモデルをタッチパネルTPに表示する際、ロボット制御装置30を介してロボット5の各アクチュエーターから回転角を示す情報を取得する。教示装置10は、取得した各回転角を示す情報に基づいて順運動学からロボット5のTCPの位置及び姿勢を算出する。そして、教示装置10は、算出したロボット5のTCPの位置及び姿勢と、取得した回転角を示す情報とに基づいて、ロボット5の少なくとも一部のモデルを生成する。
ロボット制御装置30は、教示装置10に教示された動作関連情報に基づいて、ロボット5を動作させる。ロボット制御装置30は、ロボット5を動作させる際、ロボット5が備える各機能部のそれぞれに制御信号を送信する。これにより、ロボット制御装置30は、ロボット5を動作させる。
次に、図2を参照し、教示装置10のハードウェア構成について説明する。図2は、教示装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。教示装置10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)11と、記憶部12と、入力受付部13と、通信部14と、表示部15と、ジョグキー16と、他の操作キー17を備える。また、教示装置10は、通信部14を介してロボット制御装置30と通信を行う。これらの構成要素は、バスBusを介して相互に通信可能に接続されている。
CPU11は、記憶部12に格納された各種プログラムを実行する。
記憶部12は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、ROM(Read−Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを含む。記憶部12は、教示装置10が処理する各種情報やプログラム等を格納する。なお、記憶部12は、教示装置10に内蔵されるものに代えて、USB等のデジタル入出力ポート等によって接続された外付け型の記憶装置でもよい。
入力受付部13は、例えば、キーボードやマウス、タッチパッド等の入力装置である。この一例において、入力受付部13は、上述したタッチパネルTPとして表示部15と一体に構成されている。
通信部14は、例えば、USB等のデジタル入出力ポートやイーサネット(登録商標)ポート等を含んで構成される。
表示部15は、例えば、液晶ディスプレイパネル、あるいは、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイパネルである。
ジョグキー16は、ハードウェアキーであり、ユーザーから操作を受け付けること(すなわち、ジョグ操作)によりロボット5を動作させる。なお、ジョグキー16は、これに代えて、ソフトウェアキーであってもよい。
他の操作キー17は、教示装置10が備えるハードウェアキーのうちのジョグキー16を除くハードウェアキーである。例えば、他の操作キー17には、電源スイッチやイネーブルスイッチ等が含まれる。なお、他の操作キー17の一部又は全部は、タッチパネルTPに表示されるソフトウェアキーであってもよい。この場合、仮にジョグキー16がソフトウェアキーであったとしても、他の操作キー17には、ジョグキー16は含まれない。
次に、図3を参照し、教示装置10の機能構成について説明する。図3は、教示装置10の機能構成の一例を示す図である。教示装置10は、記憶部12と、入力受付部13と、通信部14と、表示部15と、ジョグキー16と、他の操作キー17と、制御部18を備える。
制御部18は、教示装置10の全体を制御する。制御部18は、表示制御部20と、回転角情報取得部22と、位置姿勢算出部24と、教示制御部26とを備える。制御部18が備えるこれらの機能部は、例えば、CPU11が、記憶部12に記憶された各種プログラムを実行することで実現される。なお、制御部18が備えるこれらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。
表示制御部20は、タッチパネルTPを介してユーザーから受け付けたタッチ操作に基づいて、タッチパネルTPに表示する各種の画面を生成する。当該各種の画面には少なくとも、ダイレクトティーチングによる教示を行うための教示画面T1と、オンラインティーチングによる教示を行うための教示画面T2とを生成する。表示制御部20は、生成した画面をタッチパネルTPに表示させる。
また、表示制御部20は、回転角情報取得部22が取得した回転角情報と、位置姿勢算出部24が算出したロボット5のTCPの位置及び姿勢を示す情報とに基づいて、ロボット5の少なくとも一部のモデルを生成する。表示制御部20は、生成した当該モデルを教示画面T1と教示画面T2とのうちいずれか一方又は両方に表示する。以下では、一例として表示制御部20が当該モデルを教示画面T1に表示する場合について説明する。
回転角情報取得部22は、ロボット制御装置30を介してロボット5が備える各アクチュエーターから回転角を示す回転角情報を取得する。
位置姿勢算出部24は、回転角情報取得部22が取得した回転角情報に基づいて、ロボット5のTCPの位置及び姿勢と、ロボット5のアームの姿勢とを算出する。
教示制御部26は、タッチパネルTPに表示された教示画面T1又は教示画面T2を介して入力された動作関連情報をロボット制御装置30に教示する(記憶させる)。
次に、図4を参照し、教示装置10がタッチパネルTPに表示する教示画面T1について説明する。図4は、教示画面T1の一例を示す図である。図4に示した例では、教示画面T1には少なくとも、メニューボタン群M0と、モデル表示画面T3と、ボタンB1〜ボタンB12とが含まれる。なお、教示画面T1には、これらに加えて、例えば、教示装置10が教示するロボット5を示すロボット情報や、ロボット5の各種の状態を示すステータス情報、教示画面T1から表示可能な他の画面を示す情報を表示するプルダウンメニュー等の他のアイコンや文字列が含まれてもよい。
メニューボタン群M0は、例えば、メニューボタンM1〜メニューボタンM6を含む。
メニューボタンM1は、教示装置10の動作を制御するための制御画面を表示するボタンである。表示制御部20は、タッチパネルTPを介してメニューボタンM1がタップされた場合、制御画面を表示する。
メニューボタンM2は、教示画面T2をタッチパネルTPに表示するボタンである。表示制御部20は、タッチパネルTPを介してメニューボタンM2がタップされた場合、教示画面T2をタッチパネルTPに表示する。
メニューボタンM3は、教示画面T1を表示するボタンである。表示制御部20は、タッチパネルTPを介してメニューボタンM3がタップされた場合、教示画面T1をタッチパネルTPに表示する。すなわち、図4に示した教示装置10の状態は、タッチパネルTPに表示されたメニューボタンM3がタップされた後の状態である。
メニューボタンM4は、編集画面を表示するボタンである。表示制御部20は、タッチパネルTPを介してメニューボタンM4がタップされた場合、編集画面をタッチパネルTPに表示する。
メニューボタンM5は、試験画面をタッチパネルTPに表示するボタンである。表示制御部20は、タッチパネルTPを介してメニューボタンM5がタップされた場合、試験画面をタッチパネルTPに表示する。
メニューボタンM6は、ロボット5を動作させるために必要なパラメーターを設定するためのパラメーター設定画面をタッチパネルTPに表示するボタンである。表示制御部20は、タッチパネルTPを介してメニューボタンM6がタップされた場合、パラメーター設定画面をタッチパネルTPに表示する。
モデル表示画面T3は、ロボット5の少なくとも一部のモデルを表示する画面である。すなわち、表示制御部20は、ロボット5の少なくとも一部のモデルを含む仮想空間をモデル表示画面T3に表示する。また、表示制御部20は、ユーザーから受け付けられた操作に基づいて、当該モデルの表示視点を変更することができる。当該モデルの表示視点は、当該仮想空間内において仮想的に設置された仮想カメラにより撮像可能な範囲のことである。すなわち、表示制御部20は、仮想カメラにより撮像可能な範囲をモデル表示画面T3に表示する。当該モデルの表示視点の変更は、仮想カメラにより撮像可能な範囲を並進させること、又は回転させることである。ユーザーは、モデル表示画面T3における表示視点、すなわち仮想カメラにより撮像可能な範囲を変更することにより、様々な角度から見た場合の当該モデルをモデル表示画面T3に表示させることができる。
また、表示制御部20は、ユーザーから受け付けた操作に基づいて教示装置10に設定された座標系(例えば、ロボット座標系)に基づいてロボット5の少なくとも一部のモデルを表示する。これにより、教示装置10は、ロボット5の少なくとも一部のモデルをユーザーが所望する座標系に基づいて表示させることができる。この一例において、教示装置10に座標系を設定する画面は、教示画面T1とは異なる画面であり、図4には図示されていない。なお、教示装置10に座標系を設定する画面は、教示画面T1に含まれる構成であってもよい。
また、この一例において、表示制御部20は、ロボット5の少なくとも一部の三次元モデルをモデル表示画面T3(すなわち、タッチパネルTP)に表示する。これにより、教示装置10は、ロボットの少なくとも一部の三次元モデルに基づいてダイレクトティーチングによる教示をユーザーに行わせることができる。なお、教示装置10は、ロボット5の三次元モデルに代えて、二次元モデルをモデル表示画面T3に表示する構成であってもよい。以下では、この一例として、表示制御部20が、ロボット5の全部の三次元モデルをモデル表示画面T3に表示する場合について説明する。以下では、説明の便宜上、ロボット5の全部の三次元モデルを、単に三次元モデルと称して説明する。
なお、表示制御部20がロボット5の全部のモデル(この一例において、三次元モデル)を表示する構成に代えて、ロボット5の少なくとも一部のモデルを表示する場合、ユーザーは、教示画面T1において、ロボット5の少なくとも一部を示す情報を入力する。すなわち、この場合、教示画面T1には、ロボット5の少なくとも一部を示す情報を入力する入力部が含まれる。ロボット5の少なくとも一部を示す情報は、例えば、アームが備える複数のアクチュエーター(関節)のそれぞれを識別する情報である。表示制御部20は、ロボット5の少なくとも一部のモデルとして、当該入力部を介してユーザーにより入力されたアクチュエーターを識別する情報が示すアクチュエーターから、ロボット5のTCPまでを含む部分のモデルをモデル表示画面T3に表示する。なお、ロボット5の少なくとも一部を示す情報は、これに代えて、他の情報であってもよい。この場合、表示制御部20は、当該情報に応じた方法によってロボット5の少なくとも一部のモデルをモデル表示画面T3に表示する。
図4に示した例では、モデル表示画面T3には、初期状態の表示視点における三次元モデルRMが表示されている。初期状態の表示視点は、予め表示制御部20に記憶されている表示視点である。表示制御部20は、ユーザーから表示視点を変更する操作を受け付けるまで初期状態の表示視点における三次元モデルRMをモデル表示画面T3に表示する。また、モデル表示画面T3では、三次元モデルRMのTCPが、一例として赤い点P1によって表示されている。三次元モデルRMのTCPは、三次元モデルによって表されるロボット5のTCPのことである。なお、モデル表示画面T3では、点P1に代えて、当該TCPを他の情報によって表す構成であってもよい。
また、モデル表示画面T3には、三次元モデルRMとともに、ロボット5の周辺の状況を表す周辺情報と、ユーザーが行う教示作業を補助するための補助情報とが表示されている。ロボット5の周辺情報は、例えば、ロボット5の周囲に配置されている物体を示す情報や、ポイントを示す情報等を含む。なお、当該周辺情報は、これらの情報に代えて、他の情報を含む構成であってもよく、これらの情報に加えて、他の情報を含む構成であってもよい。物体を示す情報は少なくとも、物体の位置及び姿勢を示す情報と、物体の大きさを示す情報とを含む。ポイントを示す情報は、例えば、モデル表示画面T3に表示された仮想的空間内におけるポイントが示す位置に表示される点や円、球等の図形や記号である。なお、ポイントを示す情報は、これらに代えて、他の情報であってもよい。
図4に示した例では、モデル表示画面T3には、周辺情報として、ロボット5の周囲に含まれる物体WMが表示されている。モデル表示画面T3に表示された仮想的な空間内において配置(表示)された物体WMは、例えば、物体WMの重心の位置によって物体WMの位置を示し、ユーザーにより物体WMに設定された座標系であるローカル座標系の各座標軸の方向によって物体WMの姿勢を示す。また、モデル表示画面T3に表示された仮想的な空間内において配置(表示)された物体WMの輪郭は、モデル表示画面T3において表示された物体WMの大きさを示す。
ロボット5の周囲は、例えば、ロボット5のエンドエフェクターEが届く範囲内のことである。なお、表示制御部20は、例えば、ロボット5のエンドエフェクターEが届く範囲を予め記憶している構成であってもよく、当該範囲を算出する構成であってもよい。ロボット5のエンドエフェクターEが届く範囲を表示制御部20が算出する構成の場合、表示制御部20は、記憶部12に予め記憶されたアームの構造を示す情報を読み込み、読み込んだ当該情報に基づいて当該範囲を算出する。アームの構造を示す情報には、例えば、マニピュレーターMの各関節間を結ぶリンクの長さを示す情報や、関節毎に備えられたアクチュエーターの回転可能な角度範囲を示す情報、エンドエフェクターEの構造を示す情報等が含まれる。
なお、ロボット5の周囲は、ロボット5を中心とした所定の半径の円形範囲内等の他の範囲内であってもよい。ロボット5の周囲に含まれる物体WMは、例えば、ロボット5が作業を行う作業対象や、障害物等のことである。なお、物体WMは、これらに代えて、他の物体であってもよい。
ユーザーが行う教示作業を補助するための補助情報は、モデル表示画面T3に表示された仮想的な空間内に表示される補助線を示す情報や矢印を示す情報、座標系を示す情報、ポイントを示す情報等、三次元モデルのTCPを移動させる場合においてユーザーが目印として利用することが可能な情報である。例えば、ユーザーは、三次元モデルのTCPを現在のポイントから次の経由点となるポイントへ移動させる際、移動させる方向を示す矢印を見ながらロボット5を移動させることにより、移動させる方向を間違い難くなる。
教示装置10は、補助情報に含まれる座標系を示す情報として、例えば、ロボット座標系やベース座標系、ツール座標系、ローカル座標系等を示す情報を表示することができる。ロボット座標系は、例えば、ロボット5の支持台の底面の中心に予め原点が設定された三次元直交座標系である。ロボット座標系の位置は、ロボット座標系の原点によって表される。また、ロボット座標系の姿勢は、ロボット座標系の各座標軸の方向によって表される。
ベース座標系は、デフォルトではロボット座標系と一致している座標系である。ベース座標系は、例えば、ロボット5が斜面等に設置されており、ロボット5の周囲に配置された物体が水平面に設置されているような状況において、水平面に設置された物体の位置及び姿勢の指定を簡略化するためにロボット座標系とは別にユーザーにより任意の位置に設定される三次元直交座標系である。ベース座標系の位置は、ベース座標系の原点によって表される。また、ベース座標系の姿勢は、ベース座標系の各座標軸の方向によって表される。
ツール座標系は、ロボット5のTCPに原点が設定され、TCPとともに位置及び姿勢を変化させる三次元直交座標系である。ツール座標系の位置は、ツール座標系の原点によって表される。また、ツール座標系の姿勢は、ツール座標系の各座標軸の方向によって表される。ローカル座標系は、ユーザーにより任意の位置に設定される三次元直交座標系である。ローカル座標系の位置は、ローカル座標系の原点によって表される。また、ローカル座標系の姿勢は、ローカル座標系の各座標軸の方向によって表される。
図4に示した例では、モデル表示画面T3には、補助情報として、ロボット座標系を示す情報S1と、ユーザーにより物体WMに設定されたローカル座標系を示す情報S2とが表示されている。ロボット座標系を示す情報S1は、例えば、モデル表示画面T3において三次元モデルRMの支持台の底面の中心に原点が設定された三次元直交座標系の各座標軸を表す矢印である。三次元モデルRMの支持台は、三次元モデルRMが表わすロボット5の支持台のことである。そのため、図4に示した例では、教示画面T1において、ロボット座標系を示す情報S1である3本の矢印が1点で交差している原点は、三次元モデルRMの支持台の底面の中心に一致している。教示画面T1に表示された三次元モデルRMのTCPである点P1及びロボット座標系を示す情報S1により、教示装置10は、現在のロボット5のTCPの位置及び姿勢を、ユーザーに対して視覚的に伝えることができる。
ローカル座標系を示す情報S2は、図4に示した例において、物体WMの上面の中心から伸びる3本の矢印である。これらの矢印は、ユーザーにより物体WMに設定されたローカル座標系の各座標軸を表す。また、当該ローカル座標系の原点は、この一例において、物体WMの上面の中心に設定されている。なお、表示制御部20は、教示画面T2において1つのローカル座標系を示す情報(この一例において、情報S2)のみを表示可能なわけではなく、1以上のローカル座標系を示す情報を表示することが可能である。
ボタンB1は、モデル表示画面T3に表示された画像を、初期画像に変更(リセット)するボタンである。表示制御部20は、タッチパネルTPを介してボタンB1がタップされた場合、モデル表示画面T3に表示された画像を、初期画像に変更する。初期画像は、モデル表示画面T3に最初に表示された画像である。
ボタンB2は、モデル表示画面T3における三次元モデルRMを表示制御部20が表示する表示モードを、表示制御部20が当該三次元モデルRMの表示の更新を所定の時間が経過する毎に行う第1表示モード(三次元モデルRMの自動更新モード、又は三次元モデルRMのリアルタイム更新モード)に切り替えるボタンである。この一例において、三次元モデルRMの表示の更新は、表示制御部20がモデル表示画面T3に表示している三次元モデルRMを、回転角情報取得部22が取得した最新の回転角情報に基づいて生成された三次元モデルRMに表示し直す(変更する)ことである。表示制御部20は、タッチパネルTPを介してボタンB2がタップされた場合、表示制御部20の表示モードを第1表示モードに切り替える。
ボタンB3は、ユーザーから受け付けた操作に応じて、表示制御部20がモデル表示画面T3に表示している三次元モデルRMの表示の更新を行う第2表示モード(三次元モデルRMの手動更新モード)に切り替えるボタンである。表示制御部20は、タッチパネルTPを介してボタンB3がタップされた場合、表示制御部20の表示モードを第2表示モードに切り替える。
ボタンB2及びボタンB3により、ユーザーは、教示装置10における表示制御部20の表示モードのうちの第1表示モードと第2表示モードのうちいずれか一方を選択することが可能である。これにより、教示装置10は、第1表示モードと、第2表示モードとのうちユーザーが所望する表示モードによって三次元モデルを表示することができる。
ボタンB4は、モデル表示画面T3に表示している三次元モデルRMの表示視点を切り替えるための図示しない表示視点切替画面を表示するボタンである。表示制御部20は、タッチパネルTPを介してボタンB4がタップされた場合、表示視点切替画面を表示する。表示視点切替画面では、ユーザーは、タッチパネルTPへのタッチ操作によって表示視点を切り替えることができる。表示制御部20は、表示切替画面においてユーザーから受け付けられたタッチ操作に基づいて、モデル表示画面T3に表示している三次元モデルRMの表示視点を並進又は回転させることにより、モデル表示画面T3に表示している三次元モデルRMの表示視点を切り替える。
ボタンB5は、モデル表示画面T3に表示された仮想空間においてユーザーが所望する位置に、補助情報の1つであるローカル座標系を示す情報を表示させるための図示しないローカル座標系追加画面を表示するボタンである。表示制御部20は、タッチパネルTPを介してボタンB5がタップされた場合、ローカル座標系追加画面を表示する。ローカル座標系追加画面では、ユーザーは、タッチパネルTPへのタッチ操作によってローカル座標系を示す情報を表示させる仮想空間内の位置を指定することができる。また、ユーザーは、タッチパネルTPへのタッチ操作によって仮想空間内にローカル座標を示す情報を表示させる際のローカル座標系の姿勢を指定することができる。表示制御部20は、ローカル座標系追加画面においてユーザーにより指定されたローカル座標系の仮想空間内における位置及び姿勢に基づいて、モデル表示画面T3にローカル座標系を示す情報を表示させる。
このようなモデル表示画面T3に表示されるローカル座標系を示す情報の一例として、三次元モデルのTCPの位置に、姿勢がロボット座標系(又はベース座標系)の姿勢と同じであるローカル座標系を示す情報がある。ユーザーは、当該ローカル座標系を示す情報をモデル表示画面T3に表示させることにより、三次元モデルに含まれるアームの先端に表示された当該ローカル座標系を示す情報に基づいて、ダイレクトティーチングによる教示を行うことができる。当該ローカル座標系の位置は、三次元モデルのTCPの位置とともに移動する。しかし、当該ローカル座標系の姿勢は、三次元モデルのTCPの姿勢が変化しても変化しない。これにより、教示装置10は、ユーザーにロボット座標系を示す情報と当該ローカル座標系を示す情報とのを交互に確認させることなく、三次元モデルのTCPを見ながら当該TCPをどの方向に移動させるべきなのかを考えさせることができる。
また、ユーザーがベース座標系を設定できる位置は、モデル表示画面T3に表示された仮想空間内の任意の位置である。このため、ローカル座標系追加画面は、例えば、ユーザーがベース座標系を三次元モデルのTCPの位置に表示させる機能を有する構成であってもよい。この場合、三次元モデルのTCPの位置に表示させたベース座標系は、三次元モデルのTCPの位置とともに移動する。なお、当該ベース座標系の姿勢は、三次元モデルのTCPの姿勢とともに変化してもよく、三次元モデルのTCPの姿勢とともに変化しなくてもよい。
ボタンB6は、モデル表示画面T3に表示された仮想空間における三次元モデルのTCPを表す点P1にツール座標系を表示させるための図示しないツール座標系追加画面を表示するボタンである。表示制御部20は、タッチパネルTPを介してボタンB6がタップされた場合、ツール座標系追加画面を表示する。ツール座標系追加画面では、ユーザーは、ツール座標系を表示するか否かを選択することができる。表示制御部20は、ツール座標系追加画面においてユーザーがツール座標系を表示することを選択した場合、三次元モデルのTCPの位置に、当該TCPの位置及び姿勢を表すツール座標系を表示させる。
図5は、TCPにツール座標系が表示された三次元モデルが表示されたモデル表示画面T3を含む教示画面T1の一例を示す図である。図5に示したように、モデル表示画面T3に表示された三次元モデルのTCPには、ツール座標系を示す情報S3が表示されている。ツール座標系を示す情報S3は、図5に示したように、点P1から伸びる3本の矢印である。これらの矢印は、ツール座標系の各座標軸を表す。これにより、教示装置10は、ツール座標系を示す情報S3と、ロボット座標系を示す情報S1とに基づいたダイレクトティーチングによる教示をユーザーに行わせることができる。例えば、ユーザーは、ツール座標系を示す情報S3と、ロボット座標系を示す情報S1とを比較することにより、ロボット5のTCPの位置を一致させたい次のポイントに移動させるためには、いずれの方向に移動させれば効率的であるかを考えながらダイレクトティーチングによる教示を行うことができる。
また、ツール座標系追加画面では、ユーザーは、三次元モデルのTCPに、当該TCPを移動させたい方向を示す情報(例えば、矢印)を表示させることができる。例えば、ユーザーは、当該TCPを現在のポイントから移動させる場合において次の経由点となるポイントを、ツール座標系追加画面を介して入力する。表示制御部20は、現在の当該TCPの位置から、ユーザーが入力した当該ポイントまでの方向を示す情報である矢印を、矢印の始点の位置を当該TCPの位置に一致させてモデル表示画面T3に表示させる。
図6は、TCPを移動させたい方向を示す情報である矢印が表示された三次元モデルが表示されたモデル表示画面T3を含む教示画面T1の一例を示す図である。図6に示したように、モデル表示画面T3に表示された三次元モデルのTCPには、TCPを移動させたい方向を示す情報である矢印A1が表示されている。これにより、教示装置10は、矢印A1に基づいたダイレクトティーチングによる教示をユーザーに行わせることができる。例えば、ユーザーは、ダイレクトティーチングによる教示において、矢印A1の方向によってロボット5のTCPを移動させる方向を確認しながらロボット5のTCPを移動させることができる。
ボタンB7は、モデル表示画面T3に表示された仮想空間に周辺情報を表示するための図示しない周辺情報追加画面を表示するボタンである。表示制御部20は、タッチパネルTPを介してボタンB7がタップされた場合、周辺情報追加画面を表示する。周辺情報追加画面では、ユーザーは、例えば、モデル表示画面T3に表示させたい物体の位置及び姿勢を示す情報と、当該物体の輪郭を示す情報とを入力することができる。表示制御部20は、周辺情報追加画面においてユーザーが入力したこれらの情報に基づいて、周辺情報(図4に示した例では、物体WM)をモデル表示画面T3に表示させる。
ボタンB8は、ロボット5が備えるアームとは異なる他の増設アームがロボット5に付加的な設けられている場合に、モデル表示画面T3に表示された仮想空間において当該増設アームのTCPの位置に、当該TCPの位置及び姿勢を表すローカル座標系を示す情報を表示させるための図示しない増設アーム座標系追加画面を表示するボタンである。表示制御部20は、タッチパネルTPを介してボタンB8がタップされた場合、増設アーム座標系追加画面を表示する。増設アーム座標系追加画面では、例えば、ユーザーは、タッチパネルTPへのタッチ操作によってローカル座標系を示す情報を表示させる増設アームを指定することができる。表示制御部20は、増設アーム座標系追加画面においてユーザーにより指定された増設アームのTCPの位置及び姿勢に基づいて、モデル表示画面T3に、当該TCPの位置及び姿勢を表すローカル座標系を示す情報を表示させる。
ボタンB9は、外部制御点(ECP)の位置に、外部制御点の位置及び姿勢を表すローカル座標系を表示させるための図示しない外部制御点座標系追加画面を表示するボタンである。外部制御点は、ロボット5が作業を行う際に使用する物体の所定の位置に定義された点である。ロボット5が作業を行う際に使用する物体とは、例えば、治具や砥石、工具等のツールである。表示制御部20は、タッチパネルTPを介してボタンB9がタップされた場合、外部制御点座標系追加画面を表示する。外部制御点座標系追加画面では、例えば、ユーザーは、タッチパネルTPへのタッチ操作によって外部制御点の位置及び姿勢を指定することができる。表示制御部20は、外部制御点座標系追加画面においてユーザーにより指定された外部制御点の位置及び姿勢を表すローカル座標系を示す情報を、モデル表示画面T3における外部制御点の位置に表示させる。
ボタンB10は、モデル表示画面T3に表示された仮想空間に補助情報であるポイントを示す情報を表示するための図示しないポイント追加画面を表示するボタンである。表示制御部20は、タッチパネルTPを介してボタンB10がタップされた場合、ポイント追加画面を表示する。ポイント追加画面では、ユーザーは、例えば、モデル表示画面T3に表示させたいポイントの位置を示す情報を入力することができる。表示制御部20は、ポイント追加画面においてユーザーが入力したポイントの位置を示す情報に基づいて、ポイントを示す情報、例えば、ポイントを示す赤丸をモデル表示画面T3に表示させる。
また、表示制御部20は、タッチパネルTPを介してボタンB10がタップされた場合、図6に示したポイント選択画面T4を表示する構成であってもよい。図6に示したように、ポイント選択画面T4では、教示装置10の記憶部12に予め記憶されたポイントや、ロボット制御装置30に予め記憶されたポイントのリストが表示される。図6では、ポイントに対応付けられた名称が「0」のポイントと、ポイントに対応付けられた名称が「1」のポイントと、ポイントに対応付けられた名称が「2」のポイントと、ポイントに対応付けられた名称が「3」のポイントとが表示されている。これらのポイントのそれぞれには、ラジオボタンが対応付けられている。図6に示したように、ラジオボタンによって名称が「0」のポイントをユーザーが選択した場合、表示制御部20は、当該ポイントを示す情報である赤丸P2をモデル表示画面T3に表示する。なお、ポイント選択画面T4には、ポイント選択画面T4を閉じる(モデル表示画面T3から消す)ボタンが表示されている。表示制御部20は、タッチパネルTPを介して当該閉じるボタンがタップされた場合、図6に示したポイント選択画面T4をモデル表示画面T3から削除する。
ボタンB11は、現在のロボット5のTCPの位置及び姿勢を示す情報と、当該TCPの位置が一致しているポイントとを対応付けたポイント情報をロボット制御装置30に教示するボタンである。表示制御部20は、タッチパネルTPを介してボタンB11がタップされた場合、ポイント情報を書き込むファイル名を指定するファイル名指定画面を表示する。ファイル名指定画面には、例えば、指定されたファイル名のファイルにポイント情報を書き込み、書き込んだファイルをロボット制御装置30に教示することを確定する確定ボタンが含まれる。教示制御部26は、タッチパネルTPを介して当該確定ボタンがタップされた場合、当該ファイルに当該ポイント情報を書き込み、書き込んだファイルをロボット制御装置30に出力して記憶させる。
ボタンB12は、モデル表示画面T3に表示された仮想空間の画像をズームアウトするボタンである。このズームアウトは、モデル表示画面T3に表示された仮想空間内に設置された仮想カメラが撮像可能な範囲を、当該仮想カメラのズームアウト機能によって拡げることに相当する。表示制御部20は、タッチパネルTPを介してボタンB12がタップされた場合、モデル表示画面T3に表示された仮想空間の画像をズームアウトする。
ボタンB13は、モデル表示画面T3に表示された仮想空間の画像をズームインするボタンである。このズームインは、モデル表示画面T3に表示された仮想空間内に設置された仮想カメラが撮像可能な範囲を、当該仮想カメラのズームイン機能によって狭めることに相当する。表示制御部20は、タッチパネルTPを介してボタンB12がタップされた場合、モデル表示画面T3に表示された仮想空間の画像をズームインする。
以上のように、表示制御部20は、教示画面T1に含まれるモデル表示画面T3に三次元モデルを表示する。これにより、教示装置10は、ダイレクトティーチングによる教示をロボットの少なくとも一部のモデルに基づいてユーザーに行わせることができる。
なお、表示制御部20は、教示画面T1に代えて、教示画面T2にモデル表示画面T3を表示する構成であってもよく、教示画面T1に加えて、教示画面T2にモデル表示画面T3を表示する構成であってもよい。この場合、教示装置10は、オンラインティーチングによる教示をロボットの少なくとも一部のモデルに基づいてユーザーに行わせることができる。
以上説明したように、実施形態における教示装置10は、力検出部6により検出される力を示す力情報に基づいて、ダイレクトティーチングによってロボット5に動作の教示を行う場合、ロボット5の少なくとも一部のモデルを表示する。これにより、教示装置10は、ダイレクトティーチングによる教示をロボット5の少なくとも一部のモデルに基づいてユーザーに行わせることができる。
また、教示装置10は、力検出部6により検出される力に基づくダイレクトティーチングによってロボット5に動作の教示を行う場合、ロボット5の少なくとも一部の三次元モデルを表示する。これにより、教示装置10は、ダイレクトティーチングによる教示をロボット5の少なくとも一部の三次元モデルに基づいてユーザーに行わせることができる。
また、教示装置10は、教示装置10に設定された座標系に基づいてロボット5の少なくとも一部のモデルを表示する。これにより、教示装置10は、ロボット5の少なくとも一部のモデルをユーザーが所望する座標系に基づいて表示させることができる。
また、教示装置10は、ロボット5の少なくとも一部のモデルとともにロボット5の周辺情報を表示する。これにより、教示装置10は、ダイレクトティーチングによる教示をロボット5の少なくとも一部のモデルとともに表示されたロボット5の周辺情報に基づいてユーザーに行わせることができる。
また、教示装置10は、ロボット5の全部のモデルを表示する。これにより、教示装置10は、ダイレクトティーチングによる教示をロボット5の全部のモデルに基づいてユーザーに行わせることができる。
また、教示装置10は、ロボット5の少なくとも一部のモデルとともに補助情報を表示する。これにより、教示装置10は、ダイレクトティーチングによる教示をロボット5の少なくとも一部のモデルとともに表示された補助情報に基づいてユーザーに行わせることができる。
また、教示装置10は、補助情報として、ロボット座標系を示す情報と、ベース座標系を示す情報と、ローカル座標系を示す情報とのうち少なくとも1つ以上を表示する。これにより、教示装置10は、ロボット座標系を示す情報とベース座標系を示す情報とローカル座標系を示す情報とのうち少なくとも1つ以上と、ロボット5の少なくとも一部のモデルとに基づいてダイレクトティーチングによる教示をユーザーに行わせることができる。
また、教示装置10は、第1表示モードと、第2表示モードとのうちいずれか一方を選択可能である。これにより、教示装置10は、第1表示モードと、第2表示モードとのうちユーザーが所望する表示モードによってロボットの少なくとも一部のモデルを表示することができる。
また、教示装置10は、タッチパネルTPにおけるロボット5の少なくとも一部のモデルの表示視点の並進又は回転が可能である。これにより、教示装置10は、ユーザーが所望する表示視点によってロボット5の少なくとも一部のモデルを表示することができる。
また、教示装置10は、アームをロボット5の一部として含むモデルとともに、当該モデルに含まれるアームの先端に所定の座標系(この一例において、ツール座標系)を表示する。これにより、教示装置10は、アームをロボット5の一部として含むモデルと、当該モデルに含まれるアームの先端に表示された所定の座標系とに基づいて、ダイレクトティーチングによる教示をユーザーに行わせることができる。
また、教示装置10は、ロボット5の少なくとも一部としてアームを含むモデルに含まれるアームの先端に表示する所定の座標系として、ベース座標系又はローカル座標系を表示する。これにより、教示装置10は、ロボットの少なくとも一部としてアームを含むモデルに含まれるアームの先端に表示されたベース座標系又はローカル座標系に基づいて、ダイレクトティーチングによる教示をユーザーに行わせることができる。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
また、以上に説明した装置(例えば、教示装置10)における任意の構成部の機能を実現するためのプログラムを、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD(Compact Disk)−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリー(RAM:Random Access Memory)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1 ロボットシステム、5 ロボット、6 力検出部、10 教示装置、11 CPU、12 記憶部、13 入力受付部、14 通信部、15 表示部、16 ジョグキー、17 他の操作キー、18 制御部、20 表示制御部、22 回転角情報取得部、24 位置姿勢算出部、26 教示制御部

Claims (13)

  1. 力を検出する力検出部を備えるロボットに動作の教示を行う教示装置であって、
    前記力検出部により検出される力に基づいて、ダイレクトティーチングによる前記教示を行う場合、前記ロボットの少なくとも一部のモデルを表示する表示部を備える、
    教示装置。
  2. 前記表示部は、前記ロボットの少なくとも一部の三次元モデルを前記モデルとして表示する、
    請求項1に記載の教示装置。
  3. 前記表示部は、教示装置に設定された座標系に基づいて前記モデルを表示する、
    請求項1又は2に記載の教示装置。
  4. 前記表示部は、前記モデルとともに前記ロボットの周辺情報を表示する、
    請求項1から3のうちいずれか一項に記載の教示装置。
  5. 前記表示部は、前記ロボットの全部の前記モデルを表示する、
    請求項1から4のうちいずれか一項に記載の教示装置。
  6. 前記表示部は、前記モデルとともに補助情報を表示する、
    請求項1から5のうちいずれか一項に記載の教示装置。
  7. 前記表示部は、前記補助情報として、ロボット座標系を示す情報と、ベース座標系を示す情報と、ローカル座標系を示す情報とのうち少なくとも1つ以上を表示する、
    請求項6に記載の教示装置。
  8. 前記表示部への前記モデルの表示の更新を所定の時間が経過する毎に行う第1表示モードと、又はユーザーから受け付けた操作に応じて前記更新を行う第2表示モードとのうちいずれか一方を選択可能である、
    請求項1から7のうちいずれか一項に記載の教示装置。
  9. 前記表示部における前記モデルの表示視点の並進又は回転が可能である、
    請求項1から8のうちいずれか一項に記載の教示装置。
  10. 前記ロボットは、アームを備え、
    前記表示部は、前記アームを前記一部として含む前記モデルとともに、前記モデルに含まれる前記アームの先端に所定の座標系を表示する、
    請求項1から9のうちいずれか一項に記載の教示装置。
  11. 前記表示部は、前記所定の座標系として、ベース座標系又はローカル座標系を表示する、
    請求項10に記載の教示装置。
  12. 請求項1から11のうちいずれか一項に記載の教示装置により教示されるロボット。
  13. 力を検出する力検出部を備えるロボットと、
    ロボット制御装置と、
    請求項1から11のうちいずれか一項に記載の教示装置と、
    を備えるロボットシステム。
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