JP6488571B2 - 教示装置、及びロボットシステム - Google Patents

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Description

この発明は、教示装置、及びロボットシステムに関する。
従来から、ロボットにより把持された作業対象を所定の位置及び姿勢に整列させるロボットシステムが研究・開発されている。
これに関連し、被把持部材の外観に拠らずに、被把持部材を損なうことなく確実に把持することができる適切な把持力で被把持部材を把持することができるロボットの制御方法が知られている(特許文献1参照)。
特開2013−132726号公報
このような従来の方法では、前述の作業対象を所定の位置及び姿勢に正しく整列させるために、当該所定の位置及び姿勢をロボットに正確に教示する必要がある。また、その他の方法においても、作業対象の所定の位置及び姿勢をロボットに正確に教示することは重要である。しかし、従来の方法では、当該所定の位置及び姿勢を正確に教示することは困難であった。
そこで本発明は、上記従来技術の問題に鑑みてなされたものであり、簡易に高精度の教示を行うことができる教示装置、及びロボットシステムを提供する。
本発明の一態様は、ワークを所定の位置及び姿勢に移動させるロボットの教示装置であって、前記所定の位置及び姿勢を設定するための画面を表示する表示部と、前記画面を操作する操作部と、前記所定の位置及び姿勢を演算する演算部と、を含み、前記画面は、前記ロボットを動作させ、撮像装置の撮像範囲内に前記ワークを移動させるための第1画面と、目標位置及び姿勢に、前記ワークを移動させるための第2画面と、を含み、前記演算部は、前記撮像装置が前記ワークを撮像した撮像画像と前記目標位置及び姿勢とを用いて、前記所定の位置及び姿勢を演算する、教示装置である。
この構成により、教示装置は、ロボットを動作させ、撮像装置の撮像範囲内にワークを移動させるための第1画面と、目標位置及び姿勢に、ワークを移動させるための第2画面と、が操作部により操作されることにより、撮像装置がワークを撮像した撮像画像と目標位置及び姿勢とを用いて、所定の位置及び姿勢を演算する。これにより、教示装置は、簡易に高精度の教示を行うことができる。
また、本発明の他の態様は、教示装置において、前記第1画面と前記第2画面のうちいずれか一方又は両方は、前記撮像装置により撮像された撮像画像が表示される領域を有する、構成が用いられてもよい。
この構成により、教示装置は、第1画面と第2画面のうちいずれか一方又は両方に、撮像装置により撮像された撮像画像を表示する。これにより、教示装置は、ユーザーに撮像画像を確認しながらロボットをジョグ操作によって移動させる環境を提供することができる。
また、本発明の他の態様は、教示装置において、前記第1画面と前記第2画面のうちいずれか一方又は両方は、作業手順が表示される領域を有する、構成が用いられてもよい。
この構成により、教示装置は、第1画面と第2画面のうちいずれか一方又は両方に、作業手順を表示する。これにより、教示装置は、ユーザーのマニュアルを読む手間を抑制させることで、ユーザーに効率的な作業を行わせることができる。
また、本発明の他の態様は、教示装置において、前記演算部は、前記第1画面を介して前記操作部により受け付けられた操作に基づいて前記撮像画像を用いて前記目標位置及び姿勢と前記所定の位置及び姿勢との間の相対的な位置及び姿勢を算出し、前記第2画面を介して前記操作部により受け付けられた操作に基づいて前記目標位置及び姿勢を取得し、算出された前記相対的な位置及び姿勢と、取得された前記目標位置及び姿勢とを用いて前記所定の位置及び姿勢を演算する、構成が用いられてもよい。
この構成により、教示装置は、第1画面を介して操作部により受け付けられた操作に基づいて撮像画像を用いて目標位置及び姿勢と所定の位置及び姿勢との間の相対的な位置及び姿勢を算出し、第2画面を介して操作部により受け付けられた操作に基づいて目標位置及び姿勢を取得し、算出された相対的な位置及び姿勢と、取得された目標位置及び姿勢とを用いて所定の位置及び姿勢を演算する。これにより、教示装置は、作業毎に目標位置及び姿勢と所定の位置及び姿勢との間の相対的な位置及び姿勢を算出することで、精度の高い作業を実現することができる。
また、本発明の他の態様は、ワークを所定の位置及び姿勢に移動させるロボットと、前記ロボットに前記所定の位置及び姿勢を教示する教示装置と、を含み、前記教示装置は、前記所定の位置及び姿勢を設定するための画面を表示する表示部と、前記画面を操作する操作部と、前記所定の位置及び姿勢を演算する演算部と、を含み、前記画面は、前記ロボットを動作させ、撮像装置の撮像範囲内に前記ワークを移動させるための第1画面と、目標位置及び姿勢に、前記ワークを移動させるための第2画面と、を含み、前記演算部は、前記撮像装置が前記ワークを撮像した撮像画像と前記目標位置及び姿勢とを用いて、前記所定の位置及び姿勢を演算する、ロボットシステムである。
この構成により、ロボットシステムは、ロボットを動作させ、撮像装置の撮像範囲内にワークを移動させるための第1画面と、目標位置及び姿勢に、ワークを移動させるための第2画面と、が操作部により操作されることにより、撮像装置がワークを撮像した撮像画像と目標位置及び姿勢とを用いて、所定の位置及び姿勢を演算する。これにより、ロボットシステムは、簡易に高精度の教示を行うことができる。
また、本発明の他の態様は、ワークの位置及び姿勢を目標位置及び姿勢と一致させる動作を行う把持部を備えたロボットの教示装置であって、前記把持部の所定部位の位置及び姿勢を設定するための画面を表示する表示部と、前記画面を操作する操作部と、前記所定部位の位置及び姿勢を演算する演算部と、前記把持部によって把持された前記ワークの位置及び姿勢と前記所定部位の位置及び姿勢との相対的な位置及び姿勢であるオフセットを示す情報を記憶する記憶部と、を含み、前記画面は、前記ロボットを動作させ、撮像装置の撮像範囲内に前記ワークを移動させるための第1画面と、前記目標位置及び姿勢に、前記ワークの位置及び姿勢を一致させるための第2画面と、を含み、前記演算部は、前記第1画面を介して前記操作部により受け付けられた操作に基づいて、前記所定部位が撮像位置及び姿勢にあるとき、前記撮像装置が第1ワークを撮像した第1撮像画像を用いて前記オフセットを算出し、前記第2画面を介して前記操作部により受け付けられた操作に基づいて、前記第1ワークの位置及び姿勢と前記目標位置及び姿勢を一致させる前記所定部位の第1の位置及び姿勢を取得し、前記第1の位置及び姿勢に基づいて基準オフセットを演算して前記記憶部に前記基準オフセットを示す情報を記憶させ、前記所定部位が前記撮像位置及び姿勢にあるとき、前記撮像装置が第2ワークを撮像した第2撮像画像と前記オフセットと前記基準オフセットとに基づいて算出オフセットを算出し、前記算出オフセットに基づいて、前記第2ワークの位置及び姿勢と前記目標位置及び姿勢が一致した場合における前記所定部位の第2の位置及び姿勢を演算する、教示装置である。
また、本発明の他の態様は、ワークの位置及び姿勢を目標位置及び姿勢と一致させる動作を行う把持部を備えたロボットと、前記ロボットの教示装置と、を含み、前記教示装置は、前記把持部の所定部位の位置及び姿勢を設定するための画面を表示する表示部と、前記画面を操作する操作部と、前記所定部位の位置及び姿勢を演算する演算部と、前記把持部によって把持された前記ワークの位置及び姿勢と前記所定部位の位置及び姿勢との相対的な位置及び姿勢であるオフセットを示す情報を記憶する記憶部と、を含み、前記画面は、前記ロボットを動作させ、撮像装置の撮像範囲内に前記ワークを移動させるための第1画面と、前記目標位置及び姿勢に、前記ワークの位置及び姿勢を一致させるための第2画面と、を含み、前記演算部は、前記第1画面を介して前記操作部により受け付けられた操作に基づいて、前記所定部位が撮像位置及び姿勢にあるとき、前記撮像装置が第1ワークを撮像した第1撮像画像を用いて前記オフセットを算出し、前記第2画面を介して前記操作部により受け付けられた操作に基づいて、前記第1ワークの位置及び姿勢と前記目標位置及び姿勢を一致させる前記所定部位の第1の位置及び姿勢を取得し、前記第1の位置及び姿勢に基づいて基準オフセットを演算して前記記憶部に前記基準オフセットを示す情報を記憶させ、前記所定部位が前記撮像位置及び姿勢にあるとき、前記撮像装置が第2ワークを撮像した第2撮像画像と前記オフセットと前記基準オフセットとに基づいて算出オフセットを算出し、前記算出オフセットに基づいて、前記第2ワークの位置及び姿勢と前記目標位置及び姿勢が一致した場合における前記所定部位の第2の位置及び姿勢を演算する、ロボットシステムである。
以上により、教示装置、及びロボットシステムは、ロボットを動作させ、撮像装置の撮像範囲内にワークを移動させるための第1画面と、目標位置及び姿勢に、ワークを移動させるための第2画面と、が操作部により操作されることにより、撮像装置がワークを撮像した撮像画像と目標位置及び姿勢とを用いて、所定の位置及び姿勢を演算する。これにより、教示装置、及びロボットシステムは、簡易に高精度の教示を行うことができる。
本実施形態に係るロボットシステム1においてロボット20が所定の作業を行う様子の一例と、ロボットシステム1の構成の一例とを示す図である。 ロボットシステム1が備える各装置による所定の作業に係る処理の流れの一例を示すフローチャートである。 教示装置5のハードウェア構成の一例を示す図である。 教示装置5の機能構成の一例を示す図である。 教示装置5が基準オフセットと目標点位置姿勢とを制御装置30に教示する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 設定画面の一例を示す図である。 第1教示画面の一例を示す図である。 第1教示画面UI1及びジョグ画面UI1−1の一例を示す図である。 所定の撮像位置における作業対象Oと撮像部10の位置関係の一例を示す図である。 第2教示画面の一例を示す図である。 第2教示画面UI2及びジョグ画面UI2−1の一例を示す図である。 設定完了画面の一例を示す図である。
<概要>
まず、以下に示す実施形態に係るロボットシステム1の概要を説明し、その後により詳細な実施形態を説明する。図1は、本実施形態に係るロボットシステム1においてロボットシステム1の構成の一例を示すとともに、ロボット20が所定の作業を行う様子の一例を示す図である。ロボットシステム1は、教示装置5と、撮像部10と、把持部HND(エンドエフェクター)及びマニピュレーターMNPを備える単腕のロボット20と、制御装置30を具備する。本実施形態で、単腕のロボットとは、把持部HNDとマニピュレーターMNPにより構成される1本の腕を有するロボットを示す。
ロボットシステム1は、教示装置5に表示されたGUI(Graphical User Interface)をユーザーが操作することにより、ロボット20に所定の作業を行わせるために必要なパラメーター情報を、ロボット20に所定の作業を行わせる前にロボット20を制御する制御装置30に対して教示する。本実施形態で、所定の作業とは、ロボット20が把持部HNDにより作業対象Oを把持し、把持された作業対象Oを目標領域TAに配置することである。
図1に示したロボットシステム1は、この所定の作業において把持された作業対象Oを目標領域TAに配置する際、ロボット20に作業対象Oを所定の撮影位置まで移動させ、移動させた作業対象Oを撮像部10により撮像させる。そして、ロボットシステム1は、撮像部10により撮像された撮像画像に基づいて、把持部HNDにより把持された作業対象Oを目標領域TAに配置するようにロボット20を制御する。
この撮像画像に基づいて把持部HNDにより把持された作業対象Oを目標領域TAに配置するようにロボット20を制御する時、ロボットシステム1は、所定の作業を行う前に教示装置5により教示されたパラメーター情報を用いる。より具体的には、作業対象Oを目標領域TAに配置するとは、作業対象Oに予め設定された代表点OPの位置及び姿勢(以下、作業対象位置姿勢と称する)が目標領域TAの目標点TPの位置姿勢(以下、目標点位置姿勢と称する)に一致するように把持部HNDを移動させることである。目標点位置姿勢は、目標位置及び姿勢の一例である。
ここで、作業対象Oとは、ロボット20により把持可能な物体であり、例えば、ネジやボルト、歯車、治具等の工業用の部品等であるが、これらに限られず、ロボット20により把持可能であれば他の物体であってもよい。作業対象Oの代表点OPとは、制御装置30に予め設定された点であって作業対象Oの特徴的な点であり、この一例において、図1に示した作業対象Oの角の1つである。なお、この角は、ロボットシステム1が行う計算が容易になるため、目標領域TAに配置する時に底面となる面における角であることが好ましい。作業対象Oは、ワークの一例である。
目標領域TAとは、ロボット20により作業対象Oを配置させる領域であり、図1においては、テーブルTB上に設けられている。テーブルTBとは、例えば、ロボット20が作業対象Oを配置する台等である。目標点TPとは、ロボット20により作業対象Oが配置される目標領域TAにおける点であって作業対象Oが正しい位置姿勢で目標領域TAに配置された時に代表点OPが一致する点である。
ここで、図1に示したロボットシステム1は、ロボット20に把持部HNDを移動させる際、把持部HNDの制御点TCPの位置及び姿勢(以下、制御点位置姿勢と称する)を把持部HNDの位置及び姿勢として移動させる。把持部HNDの制御点TCPとは、制御装置30がロボット20の把持部HND及びマニピュレーターMNPを動かす時の把持部HNDの位置姿勢を表す点であり、この一例において、把持部HNDが設けられるマニピュレーターMNPの端部に備えられたフランジの中心点(ツール・センター・ポイント)を示す。
この制御点位置姿勢は、一般的に(特殊な場合を除いて)作業対象位置姿勢とは一致しない。そのため、図1に示したロボットシステム1は、把持部HNDの制御点位置姿勢と作業対象位置姿勢との間の相対位置及び相対姿勢(以下、オフセットと称する)と、目標点位置姿勢とに基づいて、作業対象位置姿勢と目標点位置姿勢とが一致した時の制御点位置姿勢(以下、制御点目標位置姿勢と称する)を算出することで、作業対象Oを目標領域TAに所望の状態(すなわち、作業対象位置姿勢と目標点位置姿勢とが一致する状態)で配置することができる。ロボットシステム1は、算出された制御点目標位置姿勢に制御点位置姿勢が一致するように把持部HND(すなわち、制御点TCP)を移動させることで、作業対象Oを目標領域TAに所望の状態で配置することができる。制御点目標位置姿勢は、所定の位置及び姿勢の一例である。
教示装置5は、この制御点目標位置姿勢を算出するために必要なオフセットと、目標点位置姿勢とを制御装置30に教示する。また、教示装置5は、専用のアプリケーションによって実現されるGUIによって、オフセットと目標点位置姿勢をユーザーが簡易に制御装置30に教示することができるインターフェースを、ユーザーに提供する。これにより、ロボットシステム1は、教示装置5により、簡易に高精度の教示を行うことができる。以下では、教示装置5により制御装置30に教示されたオフセットを、基準オフセットと称して説明する。
以下では、教示装置5によるこの教示について詳しく説明する。なお、ロボットシステム1は、教示装置5により制御装置30にオフセットと目標点位置姿勢の教示が行われた後、複数の作業対象Oに対して所定の作業を繰り返し行う。この繰り返し所定の作業を行う時、ロボットシステム1は、所定の作業を1回行う毎(すなわち、新しい作業対象Oを把持部HNDにより把持する毎)に、撮像部10により作業対象Oを撮像し、撮像された撮像画像に基づいてオフセットを算出する。以下では、この所定の作業を行っている最中に算出されるオフセットを、算出オフセットと称して説明する。
算出オフセットは、新しい作業対象Oを把持する際に生じる誤差の影響のため、一般的に基準オフセットとは一致しない。ロボットシステム1は、基準オフセットと、目標点位置姿勢と、算出オフセットとに基づいて、この算出オフセットが実現している状態での制御点目標位置姿勢を算出する。これにより、ロボットシステム1は、ロボット20に高い精度で所定の作業を行わせることができる。これは、ロボットシステム1において、教示装置5が制御装置30に基準オフセットと目標点位置姿勢を教示することができた結果として得られる効果である。なお、所定の作業は、ロボット20が把持している作業対象Oを目標領域TAに配置することに代えて、作業対象Oの移動に係る他の作業であってもよい。
ここで、図2を参照して、ロボットシステム1が備える各装置による所定の作業に係る処理について説明する。図2は、ロボットシステム1が備える各装置による所定の作業に係る処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、制御装置30は、作業対象Oを把持する(ステップS50)。次に、制御装置30は、作業対象Oを所定の撮像位置へ移動させる(ステップS51)。
次に、制御装置30は、教示装置5を介して撮像部10に撮像画像を撮像させる(ステップS52)。次に、教示装置5は、撮像部10に撮像された撮像画像に基づいて作業対象Oを検出する(ステップS53)。次に、教示装置5は、撮像部10により撮像された撮像画像に基づいて、ステップS53で検出された作業対象Oに係る算出オフセットを算出する(ステップS54)。そして、教示装置5は、算出された算出オフセットを制御装置30に出力する。
次に、制御装置30は、教示装置5から取得された算出オフセットと、教示装置5から教示された基準オフセット及び目標点位置姿勢とに基づいて、制御点目標位置姿勢を算出する(ステップS55)なお、教示装置5が制御点目標位置姿勢を算出し、教示装置5により算出された制御点目標位置姿勢を制御装置30が取得する構成であってもよい。次に、制御装置30は、ステップS55で算出された制御点目標位置姿勢に制御点位置姿勢が一致するようにロボット20を動かすことで、作業対象Oを目標領域TAに配置する(ステップS56)。
<実施形態>
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。前述した通り、図1に示した本実施形態に係るロボットシステム1は、教示装置5と、撮像部10と、ロボット20と、制御装置30を具備する。
教示装置5は、例えば、ノートPC(Personal Computer)であるとするが、これに代えて、デスクトップPCやタブレットPC、携帯電話端末、多機能携帯電話端末(スマートフォン)、PDA(Personal Digital Assistant)等であってもよい。教示装置5は、撮像部10とケーブルによって通信可能に接続されている。ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)等の規格によって行われる。なお、教示装置5と撮像部10とは、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によって接続される構成であってもよい。
教示装置5は、撮像部10から撮像画像を取得する。また、教示装置5は、専用のアプリケーションがインストールされており、そのアプリケーションが実現するGUIを表示する。教示装置5は、GUIを介してユーザーからの操作を受け付け、受け付けられた操作と、撮像部10から取得された撮像画像とに基づいて、作業対象Oの作業対象位置姿勢と目標点TPの制御点位置姿勢との間の基準オフセットを算出する。
また、教示装置5は、ユーザーがジョグ操作によって把持部HNDを移動させることで作業対象位置姿勢と目標点位置姿勢とを一致させた後、GUIを介してユーザーからの操作を受け付け、制御装置30から制御点目標位置姿勢を示す情報を取得する。そして、教示装置5は、取得された制御点目標位置姿勢と、算出された基準オフセットとに基づいて、目標領域TAの目標点位置姿勢を算出する。これにより、教示装置5は、撮像部により目標領域TAを含む範囲を撮像し、撮像された撮像画像に基づいて目標点位置姿勢を検出する処理を必要とせず、目標点位置姿勢を制御装置30に教示することができる。なお、ジョグ操作を行うためのジョグは、教示装置5に備えられていてもよく、制御装置30に備えられていてもよい。ジョグが教示装置5に備えられている場合、教示装置5は、制御装置30を介してロボット20をジョグ操作によって動かす。
教示装置5は、基準オフセットを示す情報と目標点位置姿勢を制御装置30に出力(教示)する。なお、教示装置5は、基準オフセットを示す情報のみを制御装置30に出力する構成であってもよい。この場合、制御装置30には、予め目標点位置姿勢が記憶されているものとする。以下では、教示装置5は、基準オフセットを示す情報と目標点位置姿勢を制御装置30に出力するとして説明する。
また、教示装置5は、ロボットシステム1がロボット20に所定の作業を行わせている時、制御装置30からの要求に応じて撮像部10に作業対象Oを含む範囲を撮像させる。そして、教示装置5は、撮像された撮像画像に基づいて算出オフセットを算出する。教示装置5は、制御装置30からの要求に応じて、所定の作業毎に算出オフセットを算出し、基準オフセットと、目標点位置姿勢と、算出オフセットに基づいて、所定の作業毎に制御点目標位置姿勢を算出する。この場合、教示装置5は、算出された制御点目標位置姿勢を示す情報を制御装置30に出力する。また、他の構成例として、教示装置5は、制御装置30からの要求に応じて、所定の作業毎に算出オフセットを示す情報を制御装置30に出力する。この場合、教示装置5は、制御点目標位置姿勢を算出せず、制御装置30が制御点目標位置姿勢を算出する。
撮像部10は、例えば、集光された光を電気信号に変換する撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を備えたカメラである。また、撮像部10は、単眼のカメラであるが、例えば、ステレオカメラのように2台以上のカメラによって構成されてもよい。
撮像部10は、ケーブルによって教示装置5と通信可能に接続されている。ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB等の規格によって行われる。なお、撮像部10と教示装置5とは、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によって接続される構成であってもよい。また、撮像部10と教示装置5とは、別体ではなく、一体の構成であってもよい。
撮像部10は、作業対象Oを把持している把持部HNDが所定の撮像位置に移動された時に、前述した制御点TCPと、把持部HNDにより把持された作業対象Oの代表点OPとを含む範囲(以下、撮像範囲と称する)を撮像可能な位置に設置される。また、図1において、撮像部10は、鉛直下方から鉛直上方に向けて前述の撮像範囲を撮像可能な位置に設置されている。
なお、撮像部10は、鉛直下方から鉛直上方に向けて前述の撮像範囲を撮像可能な位置に設置されている構成に代えて、水平方向に撮像範囲を撮像可能な位置に設置される構成であってもよく、鉛直上方から鉛直下方に向けて撮像範囲を撮像可能な位置に設置される構成であってもよく、他の方向から撮像範囲を撮像可能に設置される構成であってもよい。また、撮像部10は、動画像を撮像画像として撮像する構成であるとするが、これに代えて、静止画像や半静止画像を撮像画像として撮像する構成であってもよい。撮像部10は、撮像装置の一例である。
ロボット20は、例えば、把持部HNDと、マニピュレーターMNPと、図示しない複数のアクチュエーターを備えた単腕のロボットである。なお、ロボット20は、単腕のロボットに代えて、スカラーロボット(水平多関節ロボット)や双腕のロボット等であってもよい。スカラーロボットとは、マニピュレーターが水平方向にのみ動き、マニピュレーターの先端のスライド軸のみが上下に動くロボットである。また、双腕のロボットとは、把持部HNDとマニピュレーターMNPによりそれぞれ構成される2本の腕を有するロボットを示す。
ロボット20の腕は、6軸垂直多関節型となっており、支持台とマニピュレーターMNPと把持部HNDとがアクチュエーターによる連携した動作によって6軸の自由度の動作を行うことができる。なお、ロボット20の腕は、5自由度(5軸)以下で動作するものであってもよいし、7自由度(7軸)以上で動作するものであってもよい。以下では、把持部HND及びマニピュレーターMNPを備えた腕によって行われるロボット20の動作について説明する。なお、ロボット20の把持部HNDには、物体を把持可能な爪部が備えられている。
ロボット20は、例えばケーブルによって制御装置30と通信可能に接続されている。ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB等の規格によって行われる。なお、ロボット20と制御装置30とは、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によって接続されてもよい。また、ロボットシステム1では、ロボット20は、図1に示したようにロボット20の外部に設置された制御装置30と接続されている構成とするが、この構成に代えて、制御装置30がロボット20に内蔵されている構成であってもよい。
ロボット20は、制御装置30が生成した制御信号を取得し、取得した制御信号に基づいてロボット20の把持部HNDとマニピュレーターMNPを移動させる。
制御装置30は、教示装置5からの要求に応じて、教示装置5により教示が行われている状態であってユーザーによるジョグ操作によって作業対象位置姿勢と目標点位置姿勢とが一致している状態が実現している時の制御点位置姿勢(すなわち、制御点目標位置姿勢)を示す情報を教示装置5に出力する。その後、制御装置30は、教示装置5から基準オフセットを示す情報と、目標点位置姿勢を示す情報とを取得する。
また、制御装置30は、ロボットシステム1によりロボット20に所定の作業を行わせている時、撮像された撮像画像であって教示装置5が取得した撮像画像に基づいて、教示装置5に算出オフセットを算出させる。制御装置30は、教示装置5から算出された算出オフセットを取得する。制御装置30は、基準オフセットと、目標点位置姿勢と、算出オフセットとに基づいて、所定の作業が行われている時の制御点目標位置姿勢を算出する。
次に、図3を参照して、教示装置5のハードウェア構成について説明する。図3は、教示装置5のハードウェア構成の一例を示す図である。教示装置5は、例えば、CPU(Central Processing Unit)51と、記憶部52と、入力受付部53と、通信部54と、表示部55を備え、通信部54を介して制御装置30と通信を行う。これらの構成要素は、バスBusを介して相互に通信可能に接続されている。CPU51は、記憶部52に格納された各種プログラムを実行する。
記憶部52は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、ROM(Read−Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを含み、教示装置5が処理する各種情報や画像、プログラムを格納する。なお、記憶部52は、教示装置5に内蔵されるものに代えて、USB等のデジタル入出力ポート等によって接続された外付け型の記憶装置でもよい。
入力受付部53は、例えば、キーボードやマウス、タッチパッド、その他の入力装置である。なお、入力受付部53は、表示部として機能することでタッチパネルとして構成されてもよい。入力受付部53は、操作部の一例である。
通信部54は、例えば、USB等のデジタル入出力ポートやイーサネットポート等を含んで構成される。
表示部55は、例えば、液晶ディスプレイパネル、あるいは、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイパネルである。
次に、図4を参照して、教示装置5の機能構成について説明する。図4は、教示装置5の機能構成の一例を示す図である。教示装置5は、入力受付部53と、通信部54と、表示部55と、画像取得部56と、制御部60を備える。制御部60が備える機能部のうち一部又は全部は、例えば、CPU51が、記憶部52に記憶された各種プログラムを実行することで実現される。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。
画像取得部56は、撮像部10から撮像画像を取得する。画像取得部56は、取得された撮像画像を制御部60に出力する。
制御部60は、表示制御部61と、演算部62と、通信制御部67と、撮像制御部68を備える。制御部60は、教示装置5の全体を制御する。
表示制御部61は、取得された撮像画像に基づいて、基準オフセットと目標点位置姿勢とを制御装置30に教示するためのGUIを生成し、生成されたGUIを表示する。より具体的には、表示制御部61は、入力受付部53により受け付けられたユーザーからの操作に基づいて、基準オフセットを算出するための画面(GUI)を第1教示画面として生成する。表示制御部61は、生成された第1教示画面を表示するように表示部55を制御する。また、表示制御部61は、目標点位置姿勢を算出するための画面を第2教示画面として生成する。表示制御部61は、入力受付部53により受け付けられたユーザーからの操作に基づいて、第2教示画面を表示するように表示部55を制御する。
演算部62は、第1算出部63と、第2算出部64と、第3算出部65を備える。
第1算出部63は、画像取得部56から取得された撮像画像に基づいて、作業対象Oの制御点位置姿勢と作業対象位置姿勢の間の基準オフセット又は算出オフセットを算出(演算)する。また、第1算出部63は、基準オフセットを算出すると、算出された基準オフセットを記憶部52に記憶させる。
第2算出部64は、通信制御部67により通信部54を介して制御点目標位置姿勢を示す情報を制御装置30から取得する。第2算出部64は、記憶部52から基準オフセットを読み込む。第2算出部64は、制御装置30から取得された制御点目標位置姿勢と、記憶部52から読み込まれた(すなわち、第1算出部63により算出された)基準オフセットとに基づいて、目標点位置姿勢を算出(演算)する。
第3算出部65は、記憶部52から基準オフセットを読み込む。第3算出部65は、記憶部52から読み込まれた(すなわち、第1算出部63により算出された)基準オフセットと、第1算出部63により算出された算出オフセットと、第2算出部により算出された目標点位置姿勢とに基づいて、ロボットシステム1がロボット20に所定の作業を行わせている時の制御点目標位置姿勢を算出(演算)する。
通信制御部67は、表示制御部61により表示部55に表示された第1教示画面に対して入力受付部53から受け付けられたユーザーからの操作に基づいて、第1算出部63により算出された基準オフセットを制御装置30に出力するように通信部54を制御する。また、通信制御部67は、表示制御部61により表示部55に表示された第2教示画面に対して入力受付部53から受け付けられたユーザーからの操作に基づいて、第2算出部64により算出された目標点位置姿勢を制御装置30に出力するように通信部54を制御する。また、通信制御部67は、制御装置30からの要求に応じて、第1算出部63により算出された算出オフセット又は第3算出部65により算出された制御点目標位置姿勢を制御装置30に出力する。
撮像制御部68は、撮像部10に撮像可能な範囲を撮像するように制御する。
以下、図5を参照して、教示装置5が基準オフセットと目標点位置姿勢とを制御装置30に教示する処理について説明する。図5は、教示装置5が基準オフセットと目標点位置姿勢とを制御装置30に教示する処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、表示制御部61は、入力受付部53により受け付けられたユーザーからの操作に基づいて、設定画面を表示する(ステップS80)。次に、教示装置5の制御部60は、入力受付部53により設定画面を介したユーザーからの操作を受け付ける(ステップS90)。ここで、図6を参照して、設定画面について説明する。図6は、設定画面の一例を示す図である。
表示制御部61は、画像取得部56から撮像部10により撮像された撮像画像を取得し、取得された撮像画像を領域V1に表示させる。また、表示制御部61は、図6に示した設定画面中のプロパティー欄Q1を表示させる。プロパティー欄Q1とは、教示装置5によって制御装置30に教示することが可能な項目の一覧を表示する欄であり、その項目毎の名称と、その項目毎の設定値とが対応付けられて表示される欄である。
ここで、入力受付部53を介してユーザーがプロパティー:CalRobotPlacePos(前記の項目の一例)に対応付けられた設定値の欄B0のClick to calibrateB0を押す(クリックする)と、表示制御部61は、ステップS100で説明する第1教示画面を表示する。
また、表示制御部61は、図6に示した設定画面中のリザルト欄Q2を表示させる。リザルト欄Q2とは、撮像部10により撮像された撮像画像に基づいて、すでに検出された情報であって制御装置30に教示する各種の情報を表示する欄であり、その項目毎の名称と、その項目毎の検出結果とが対応付けられて表示される欄である。
以下では、ステップS90でユーザーが入力受付部53を介して図6に示したボタンB0を押したとして説明する。次に、表示制御部61は、ステップS90で入力受付部53により受け付けられたユーザーからの操作(すなわち、ボタンB0を押す操作)に基づいて、第1教示画面を生成する。そして、表示制御部61は、生成された第1教示画面を表示するように表示部55を制御する(ステップS100)。
次に、教示装置5の制御部60は、入力受付部53により第1教示画面を介したユーザーからの操作を受け付ける(ステップS110)。ここで、図7を参照して、第1教示画面について説明する。図7は、第1教示画面の一例を示す図である。第1教示画面UI1には、第1教示画面UI1を介して制御装置30に教示を行う際の手順を示すための説明画像E1が表示される。この説明画像E1の説明に従うことで、ユーザーは、マニュアルを読むことなく容易に制御装置30へ教示を行うための操作を行うことができる。
また、第1教示画面UI1には、説明画像E1に加えて、さらに撮像部10により撮像された撮像画像が領域P1に表示される。表示制御部61は、画像取得部56から撮像部10により撮像された撮像画像を取得し、取得された撮像画像を領域P1に表示させる。ユーザーは、第1教示画面UI1が表示部55に表示されると、第1教示画面UI1内に表示されるボタンB1を押す。これにより、ユーザーは、説明画像E1に示された内容の手順に沿って制御装置30へ教示を行うための操作を行うことができる。
ユーザーがボタンB1を押すと、表示制御部61は、図8に示すように、第1教示画面UI1のサブ画面としてジョグ画面UI1−1を表示させる。図8は、第1教示画面UI1及びジョグ画面UI1−1の一例を示す図である。ジョグ画面UI1−1には、領域JGに、ロボット20の把持部HNDの制御点をユーザーの所望の位置へ動かすための複数のボタンが表示される。例えば、+Xボタンは、把持部HNDの制御点をX軸の正方向へ移動させるボタンであり、−Xボタンは、把持部HNDの制御点をX軸の負方向へ移動させるボタンである。
また、+Yボタンは、把持部HNDの制御点をY軸の正方向へ移動させるボタンであり、−Yボタンは、把持部HNDの制御点をY軸の負方向へ移動させるボタンである。また、+Zボタンは、把持部HNDの制御点をZ軸の正方向へ移動させるボタンであり、−Zボタンは、把持部HNDの制御点をZ軸の負方向へ移動させるボタンである。
また、+Uボタンは、把持部HNDの制御点をX軸周りに正方向へ回転させるボタンであり、−Uボタンは、把持部HNDの制御点をX軸周りに負方向へ回転させるボタンである。また、+Vボタンは、把持部HNDの制御点をY軸周りに正方向へ回転させるボタンであり、−Vボタンは、把持部HNDの制御点をY軸周りに負方向へ回転させるボタンである。また、+Wボタンは、把持部HNDの制御点をZ軸周りに正方向へ回転させるボタンであり、−Wボタンは、把持部HNDの制御点をZ軸周りに負方向へ回転させるボタンである。
また、表示制御部61は、例えば、制御点のロボット座標系における現在の座標等をジョグ画面UI1−1に表示させる。ユーザーは、図8に示したジョグ画面UI1−1が表示部55に表示されると、第1教示画面UI1内に表示される説明画像E1により示される手順に従って、ロボット20に作業対象Oを把持部HNDにより把持させる。そして、ユーザーは、作業対象Oを把持しているロボット20の把持部HNDを所定の撮像位置まで移動させる。ユーザーは、この作業対象Oの把持部HNDによる把持と、作業対象Oの所定の撮像位置までの移動とを、ジョグ画面UI1−1を介したジョグ操作によってロボット20に行わせる。
なお、ユーザーは、領域P1に表示される撮像画像を見ながら作業対象Oが所定の撮像位置まで移動したか否かを確認することができる。ここで、所定の撮像位置とは、把持部HNDの制御点TCPと、把持部HNDにより把持された作業対象Oの代表点OPとが撮像部10により撮像可能な位置である。
ここで、図9を参照して、所定の撮像位置について説明する。図9は、所定の撮像位置における作業対象Oと撮像部10の位置関係の一例を示す図である。図9における把持部HNDにより把持された作業対象Oの状態は、ユーザーによるジョグ操作により撮像位置に移動させられた状態である。作業対象Oが撮像位置に移動させられた後、撮像部10は、図9に示した方向Cに向かって撮像可能な範囲を撮像する。方向Cは、把持部HNDにより把持されている作業対象Oの面Mに直交する方向である。面Mとは、作業対象Oが把持部HNDにより把持された時に、把持部HNDが設けられたフランジFと対面しない側の面を示す。従って、撮像部10は、面Mが撮像素子の平面に対して平行な状態で撮像範囲を撮像する。
面Mが撮像素子の平面に対して平行な状態とする理由は、作業対象Oが目標領域TAに正しい位置姿勢で配置された場合のオフセットであって制御点TCPと代表点OPが目標領域TAの目標領域面上に射影された時の目標領域面上(すなわち、テーブルTBの平面上)における制御点位置姿勢と代表点位置姿勢の間のオフセットを検出するためである。このようにオフセットを、目標領域面上におけるオフセットとして扱うことで、教示装置5や制御装置30の計算コストを抑制することができる。なお、このようなオフセットの扱いは、一例に過ぎず、他のオフセットの扱い方を用いてもよい。
図8に示した領域P1には、すでに作業対象Oが所定の撮像位置に移動された後の撮像画像が表示されている。ユーザーが作業対象Oを所定の撮像位置まで移動させた後、ユーザーは、図8に示したジョグ画面UI1−1内のティーチボタンB2を押す。ユーザーによりティーチボタンB2が押された時、第1算出部63は、ティーチボタンB2が押された時に第1教示画面UI1に表示されていた撮像画像をキャプチャーし、そのキャプチャー画像に基づいてパターンマッチング等の画像処理の手法に基づいて制御点位置姿勢と作業対象位置姿勢を検出する。
例えば、第1算出部63は、キャプチャー画像に含まれる把持部HND及びマニピュレーターMNPの形状に基づいてパターンマッチングを行い、制御点TCPの位置と、制御点TCPの姿勢とをそれぞれ検出する。また、第1算出部63は、キャプチャー画像に含まれる作業対象Oの形状に基づいてパターンマッチングを行い、代表点OPの位置と、代表点OPの姿勢とをそれぞれ検出する。なお、第1教示画面UI1及びジョグ画面UI1−1(すなわち、図8に示した画面)は、第1画面の一例である。
ステップS110でユーザーによりティーチボタンB2が押され、制御点位置姿勢と作業対象位置姿勢が検出された後、第1算出部63は、検出された作業対象位置姿勢と目標点位置姿勢に基づいて基準オフセットを算出する(ステップS120)。ここで、基準オフセットが算出された後、表示制御部61は、第1教示画面UI1及びジョグ画面UI1−1を消すように表示部55を制御するとするが、これに代えて、入力受付部53によりユーザーから第1教示画面UI1及びジョグ画面UI1−1を消す操作が受け付けられるまで、第1教示画面を消さない構成であってもよい。
次に、通信制御部67は、ステップS120で算出された基準オフセットを示す情報を制御装置30に出力(教示)するように通信部54を制御する(ステップS130)。次に、表示制御部61は、入力受付部53により受け付けられたユーザーからの操作に基づいて、第2教示画面を生成する。そして、表示制御部61は、生成された第2教示画面を表示するように表示部55を制御する(ステップS140)。
なお、表示制御部61は、入力受付部53により受け付けられたユーザーからの操作に基づいて第2教示画面を生成する構成に代えて、ステップS130で基準オフセットを示す情報が制御装置30に出力されたことに伴って第2教示画面を生成する構成や、第1教示画面が消されたことをトリガーとして第2教示画面を生成する構成等であってもよい。
次に、教示装置5の制御部60は、入力受付部53により第2教示画面を介したユーザーからの操作を受け付ける(ステップS150)。次に、第2算出部64は、受け付けられた操作に基づいて目標点位置姿勢を算出する(ステップS160)。ここで、図10を参照して、第2教示画面と、第2教示画面に係るステップS140からステップS160までの処理について説明する。図10は、第2教示画面の一例を示す図である。
第2教示画面UI2には、第2教示画面UI2を介して制御装置30に教示を行う際の手順を示すための説明画像E2が表示される。この説明画像E2の説明に従うことで、ユーザーは、マニュアルを読むことなく容易に制御装置30へ教示を行うための操作を行うことができる。
また、第2教示画面UI2には、説明画像E2に加えて、さらに撮像部10により撮像された撮像画像が領域P2に表示される。表示制御部61は、画像取得部56から撮像部10により撮像された撮像画像を取得し、取得された撮像画像を領域P2に表示させる。ユーザーは、第2教示画面UI2が表示部55に表示されると、第2教示画面UI2内に表示されるボタンB3を押す。これにより、ユーザーは、説明画像E2に示された内容の手順に沿って制御装置30へ教示を行うための操作を行うことができる。
ユーザーがボタンB2を押すと、表示制御部61は、図11に示すように、第2教示画面UI2のサブ画面としてジョグ画面UI2−1を表示させる。図11は、第2教示画面UI2及びジョグ画面UI2−1の一例を示す図である。ジョグ画面UI2−1は、ジョグ画面UI1−1と同様なため、説明を省略する。
図11に示したジョグ画面UI2−1が表示部55に表示されると、第2教示画面UI2内に表示される説明画像E2により示される手順に従って、ジョグ画面UI2−1を介したジョグ操作によって把持部HNDにより把持されている作業対象Oを目標領域TAまで移動させる。そして、ユーザーは、作業対象位置姿勢と目標点位置姿勢を一致させる。
ユーザーがジョグ画面UI2−1を介したジョグ操作により作業対象位置姿勢と目標点位置姿勢を一致させた後、ユーザーは、図11に示したジョグ画面UI2−1内のティーチボタンB4を押す。ユーザーによりティーチボタンB4が押された時、第2算出部64は、ティーチボタンB4が押された時の制御点位置姿勢を示す情報を、制御点目標位置姿勢を示す情報として制御装置30から取得する。そして、第2算出部64は、取得された制御点目標位置姿勢と、第1算出部63により算出された基準オフセットとに基づいて、目標点位置姿勢を算出する。
このように、教示装置5は、ジョグ画面UI2−1を介したジョグ操作によってユーザーにより作業対象Oを実際に配置する目標位置と目標姿勢に移動させ、その位置及び姿勢における制御点TCPと、前述の基準オフセットとに基づいて目標点位置姿勢を算出するため、例えば、撮像画像に基づいて目標点位置姿勢を検出する場合と比較して、より高い精度で目標点位置姿勢を制御装置30に教示することができる。その結果として、制御装置30は、所定の作業を行う際、高い精度で制御点目標位置姿勢を算出することができるため、ロボット20に高精度の作業を行わせることができる。
また、第2教示画面UI2には、説明画像E2に加えて、第1教示画面UI1においてキャプチャーされた画像が領域P2に表示される。なお、表示制御部61は、画像取得部56から撮像部10により撮像された撮像画像を取得し、取得された撮像画像を領域P2に表示させる構成であってもよい。第2教示画面UI2及びジョグ画面UI2−1(すなわち、図11に示した画面)は、第2画面の一例である。
次に、通信制御部67は、ステップS160で算出された目標点位置姿勢を示す情報を制御装置30に出力(教示)するように通信部54を制御する(ステップS170)。なお、通信制御部67は、ステップS130で基準オフセットを示す情報を制御装置30に出力する構成に代えて、ステップS170で目標点位置姿勢を示す情報と共に基準オフセットを示す情報を制御装置30に出力する構成であってもよい。
次に、表示制御部61は、設定完了画面を生成する。そして、表示制御部61は、生成された設定完了画面を表示するように表示部55を制御する(ステップS180)。ここで、図12を参照して、設定完了画面について説明する。図12は、設定完了画面の一例を示す図である。表示制御部61は、設定完了画面内に、設定が完了したことを知らせる画像や説明を欄E3表示する。なお、表示制御部61は、図12に示したように、設定完了画面内に、撮像部10により撮像された撮像画像P3を表示する構成であってもよいが、撮像画像を表示しない構成であってもよい。また、表示制御部61は、設定完了画面内に、完了ボタンB5を表示する。ユーザーが完了ボタンB5を押すと、表示制御部61は、設定完了画面を消す。
なお、本実施形態に係るロボットシステム1は、演算部62により基準オフセット、算出オフセット、目標位置姿勢、制御点目標位置姿勢のすべてを算出する構成であるとしたが、これに代えて、基準オフセット、算出オフセット、目標位置姿勢、制御点目標位置姿勢のうち一部又は全部を別体の装置によって算出する構成であってもよい。この場合、教示装置5は、制御装置30を介して装置に基準オフセット、算出オフセット、目標位置姿勢、制御点目標位置姿勢のうち一部又は全部を算出するように要求する。
以上説明したように、本実施形態に係るロボットシステム1は、ロボットを動作させ、撮像部10の撮像可能な範囲内に作業対象Oを移動させるための第1教示画面UI1と、目標点位置姿勢に作業対象Oを移動させるための第2教示画面UI2と、が入力受付部53により操作されることにより、撮像部10が作業対象Oを撮像した撮像画像と目標点位置姿勢とを用いて、作業点目標位置姿勢を算出する。これにより、ロボットシステム1は、簡易に高精度の教示を行うことができる。
また、ロボットシステム1は、第1教示画面UI1が、撮像部10により撮像された撮像画像が表示される領域P1を有し、第2教示画面UI2が、撮像部10により撮像された撮像画像であって第1教示画面UI1に表示されたキャプチャー画像が表示される領域P2を有する。これにより、ロボットシステム1は、ユーザーに撮像画像を確認しながらロボット20をジョグ操作によって移動させる環境を提供することができる。
また、ロボットシステム1は、第1教示画面UI1が、作業手順が表示される領域を有し、第2教示画面UI2が、作業手順が表示される領域を有する。これにより、ロボットシステム1は、ユーザーのマニュアルを読む手間を抑制させることで、ユーザーに効率的な作業を行わせることができる。
また、ロボットシステム1は、第1教示画面UI1を介して入力受付部53により受け付けられた操作に基づいて撮像画像を用いて目標点位置姿勢と制御点目標位置姿勢との間の基準オフセットを算出し、第2教示画面UI2を介して入力受付部53により受け付けられた操作に基づいて制御装置30から目標点位置姿勢を取得し、算出された基準オフセットと、取得された目標点位置姿勢とを用いて制御点目標位置姿勢を算出する。これにより、ロボットシステム1は、作業毎に目標点位置姿勢と制御点目標位置姿勢との間の算出オフセットを算出することで、精度の高い作業を実現することができる。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
また、以上に説明した装置(例えば、ロボットシステム1の教示装置5)における任意の構成部の機能を実現するためのプログラムを、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD(Compact Disk)−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリー(RAM:Random Access Memory)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1 ロボットシステム、5 教示装置、10 撮像部、20 ロボット、30 制御装置、51 CPU、52 記憶部、53 入力受付部、54 通信部、55 表示部、56 画像取得部、60 制御部、61 表示制御部、62 演算部、63 第1算出部、64 第2算出部、65 第3算出部、67 通信制御部、68 撮像制御部

Claims (4)

  1. ワークの位置及び姿勢を目標位置及び姿勢と一致させる動作を行う把持部を備えたロボットの教示装置であって、
    前記把持部の所定部位の位置及び姿勢を設定するための画面を表示する表示部と、
    前記画面を操作する操作部と、
    前記所定部位の位置及び姿勢を演算する演算部と、
    前記把持部によって把持された前記ワークの位置及び姿勢と前記所定部位の位置及び姿勢との相対的な位置及び姿勢であるオフセットを示す情報を記憶する記憶部と、
    を含み、
    前記画面は、
    前記ロボットを動作させ、撮像装置の撮像範囲内に前記ワークを移動させるための第1画面と、
    前記目標位置及び姿勢に、前記ワークの位置及び姿勢を一致させるための第2画面と、
    を含み、
    前記演算部は、
    前記第1画面を介して前記操作部により受け付けられた操作に基づいて、前記所定部位が撮像位置及び姿勢にあるとき、前記撮像装置が第1ワークを撮像した第1撮像画像を用いて前記オフセットを算出し、
    前記第2画面を介して前記操作部により受け付けられた操作に基づいて、前記第1ワークの位置及び姿勢と前記目標位置及び姿勢を一致させる前記所定部位の第1の位置及び姿勢を取得し、
    前記第1の位置及び姿勢に基づいて基準オフセットを演算して前記記憶部に前記基準オフセットを示す情報を記憶させ、
    前記所定部位が前記撮像位置及び姿勢にあるとき、前記撮像装置が第2ワークを撮像した第2撮像画像と前記オフセットと前記基準オフセットに基づいて算出オフセットを算出し、
    前記算出オフセットに基づいて、前記第2ワークの位置及び姿勢と前記目標位置及び姿勢が一致した場合における前記所定部位の第2の位置及び姿勢を演算する、
    教示装置。
  2. 請求項1に記載の教示装置であって、
    前記第1画面と前記第2画面のうちいずれか一方又は両方は、前記撮像装置により撮像された撮像画像が表示される領域を有する、
    教示装置。
  3. 請求項1又は2に記載の教示装置であって、
    前記第1画面と前記第2画面のうちいずれか一方又は両方は、作業手順が表示される領域を有する、
    教示装置。
  4. ワークの位置及び姿勢を目標位置及び姿勢と一致させる動作を行う把持部を備えたロボットと、
    前記ロボットの教示装置と、
    を含み、
    前記教示装置は、
    前記把持部の所定部位の位置及び姿勢を設定するための画面を表示する表示部と、
    前記画面を操作する操作部と、
    前記所定部位の位置及び姿勢を演算する演算部と、
    前記把持部によって把持された前記ワークの位置及び姿勢と前記所定部位の位置及び姿勢との相対的な位置及び姿勢であるオフセットを示す情報を記憶する記憶部と、
    を含み、
    前記画面は、
    前記ロボットを動作させ、撮像装置の撮像範囲内に前記ワークを移動させるための第1画面と、
    前記目標位置及び姿勢に、前記ワークの位置及び姿勢を一致させるための第2画面と、
    を含み、
    前記演算部は、
    前記第1画面を介して前記操作部により受け付けられた操作に基づいて、前記所定部位が撮像位置及び姿勢にあるとき、前記撮像装置が第1ワークを撮像した第1撮像画像を用いて前記オフセットを算出し、
    前記第2画面を介して前記操作部により受け付けられた操作に基づいて、前記第1ワークの位置及び姿勢と前記目標位置及び姿勢を一致させる前記所定部位の第1の位置及び姿勢を取得し、
    前記第1の位置及び姿勢に基づいて基準オフセットを演算して前記記憶部に前記基準オフセットを示す情報を記憶させ、
    前記所定部位が前記撮像位置及び姿勢にあるとき、前記撮像装置が第2ワークを撮像した第2撮像画像と前記オフセットと前記基準オフセットに基づいて算出オフセットを算出し、
    前記算出オフセットに基づいて、前記第2ワークの位置及び姿勢と前記目標位置及び姿勢が一致した場合における前記所定部位の第2の位置及び姿勢を演算する、
    ロボットシステム。
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