JP2011163470A - ベルト式無段変速装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動プーリとスライダギア間の軸方向距離を低減して装置を小型化できること。
【解決手段】駆動軸19に設けられて固定半体31及び可動半体32を備えた駆動プーリ11と、従動軸に設けられた従動プーリと、駆動プーリ及び従動プーリに巻き掛けられたVベルト13と、駆動プーリの可動半体32に相対回転可能で且つ軸方向に一体移動可能に設けられたスライダギア21と、このスライダギアに回転力を付与する電動モータ14を備えたアクチュエータ機構24と、このアクチュエータ機構の回転力により回転するスライダギア21を可動半体32と共に軸方向に移動させる推力を発生する推力発生機構23とを有するベルト式無段変速装置10において、スライダギア21を軸方向のロー側規制位置Lとハイ側規制位置Hとにそれぞれ位置規制するロー側ストッパ44及びハイ側ストッパ45が、スライダギア21の軸方向における片側に設置されたものである。
【選択図】 図4

Description

本発明は、駆動プーリの可動半体をアクチュエータの動力(回転力)により軸方向に移動させて、駆動プーリのベルト巻き掛け有効径を変化させるようにしたベルト式無段変速装置に関する。
自動二輪車や四輪自動車などに搭載されるベルト式無段変速装置には、電動モータなどのアクチュエータの動力により駆動プーリの可動半体を軸方向に移動させて、この駆動プーリのベルト巻き掛け有効径を変化させ、無段階に変速するものが知られている。
図5及び図6には、従来のベルト式無段変速装置を備えたスクータ型自動二輪車のパワーユニットを示している。このパワーユニット100は、エンジンのクランクケース101の左側面に一体的に設けられたベルトケース102の内部にベルト式無段変速装置103が収容され、ベルトケース102の後部に後輪104が直接的に軸支され、揺動軸105を中心にパワーユニット100全体が、車体フレーム(不図示)に対し上下方向に回動自在に構成されたものである。
ベルトケース102はクランクケース101の左側面から後方に延びつつ車幅方向左側に開口し、その開口部がケースカバー106で閉塞される。尚、図5ではケースカバー106が取り外された状態を示す。
エンジンのクランク軸107は車両幅方向に延在してクランクケースに軸支され、その左端がベルトケース102前部の内部に突入して、ベルト式無段変速装置103の駆動軸となる。このクランク軸107の自由端に駆動プーリ108が軸装されている。
一方、ベルトケース102の後部には従動軸111が軸支され、この従動軸111に従動プーリ109と遠心クラッチ116が軸装される。駆動プーリ108と従動プーリ109との間にVベルト110が巻き掛けられる。
図7に拡大して示すように、駆動プーリ108は、クランク軸107に回転一体に設けられた固定半体112と、この固定半体112に対向して位置し、クランク軸107に回転一体且つ軸方向に移動可能に設けられた可動半体113とを備えてなる。固定半体112と可動半体113の内側面間に、Vベルト110の両側面が挟持されて摩擦係合する。
また、可動半体113に対しスライダギアベアリング114を介してスライダギア115が、相対回転自在で且つ軸方向に一体移動可能に設けられる。このスライダギア115のスリーブ部115Bの内周面に雌ねじ117が形成されている。
更に、クランクケース101にはスクリューシャフト118が、固定ブラケット119を用いて固定されている。このスクリューシャフト118の外周面に形成された雄ねじ120がスライダギア115の雌ねじ117に螺合して、推力発生機構121としての台形三条ねじ機構が構成される。
一方、クランクケース101には、スライダギア115を回転駆動するアクチュエータとしての電動モータ122が設置される。この電動モータ122のモータ軸のピニオンギア123とスライダギア115との間に2つの減速中間ギア(アクチュエータカウンタギア124、アクチュエータアイドラギア125)が軸支されて、全てのギアが噛み合っている。
電動モータ122の回転力は、アクチュエータカウンタギア124及びアクチュエータアイドラギア125により減速されてスライダギア115へ伝達され、このスライダギア115を所定の角度だけ回転させる。これにより、推力発生機構121における、スクリューシャフト118の雄ねじ120とスライダギア115の雌ねじ117との間に軸方向に沿う推力が発生し、スライダギア115が駆動プーリ108の可動半体113と共に、図7中に示すロー側規制位置L0とハイ側規制位置H0との間を軸方向に移動する。ロー側規制位置L0では、駆動プーリ108のVベルト巻き掛け有効径が最小径D01となり、ハイ側規制位置H0ではVベルト巻き掛け有効径が最大径D02となる。
スライダギア115は、ロー側規制位置L0からハイ側規制位置H0へ移動するまでに約3/4回転する。スライダギア115と可動半体113は、ロー側規制位置L0に移動したときには、スライダギア115に突設されたロー側ストッパ当接突起126が、固定フラケット119に形成されたロー側ストッパ128に当接して回動が停止する。また、スライダギア115と可動半体113は、ハイ側規制位置H0に移動したときには、スライダギア115の外側部に突設されたハイ側ストッパ当接ピン127が、ベルトケース102に形成されたハイ側ストッパ129に当接して回動が停止する。
図6に示す従動プーリ109では、駆動プーリ108のVベルト巻き掛け有効径が最小径D01であるときにVベルト巻き掛け有効径が最大径d01となり、駆動プーリ108のVベルト巻き掛け有効径が最大径D02であるときにVベルト巻き掛け有効径が最小径d02となる。駆動プーリ108の回転はVベルト110により従動プーリ109に伝達される。
スクータ型自動二輪車の発進時には、電動モータ122がスライダギア115及び可動半体113をロー側規制位置L0近傍に移動させて、駆動プーリ108のVベルト巻き掛け有効径を最小径D01近傍とし、車両が加速するにつれて、電動モータ122がスライダギア115及び可動半体113をハイ側規制位置H0側へ移動させて、駆動プーリ108のVベルト巻き掛け有効径を最大径D02に近づける。これにより、スクータ型自動二輪車の車速が無段階に変速される。
特開2008−215477号公報
ところが、上述のような従来のベルト式無段変速装置103では、図7に示すように、スライダギア115の一方側にロー側ストッパ128及びロー側ストッパ当接突起126が配置され、他方側にハイ側ストッパ129及びハイ側ストッパ当接ピン127が配置されている。特にスライダギア115の他方側、即ち駆動プーリ108側にハイ側ストッパ129及びハイ側ストッパ当接ピン127が設けられているので、駆動プーリ108とスライダギア115との間の軸方向距離M0が比較的大きく設定される。このため、ベルト式無段変速装置103の軸方向寸法が大きくなって、この無段変速装置103が大型化してしまう。
また、スライダギア115の他方側にハイ側ストッパ当接ピン127が設置されているので、スライダギア115のギア部115Aがスライダギアベアリング114に対して軸方向に寸法N0だけオフセットしてしまう。このため、スライダギア115のギア部115Aとアクチュエータアイドラギア125との噛み合いが低下する傾向にあった。
更に、スライダギア115の他方側にはハイ側ストッパ当接ピン127が設置され、このハイ側ストッパ当接ピン127がスライダギア115のギア部115Aの外周縁よりも外方へ突出して設けられている。そこで、このハイ側ストッパ当接ピン127がスライダギア115の回転時にアクチュエータアイドラギア125と干渉することを回避するために、スライダギア115の回転角θ0(図5)は約270度(約3/4回転)に制限される。このため、スライダギア115の回転を軸方向移動に変換する推力発生機構部121のリード角が大きく設定されることになり、スライダギア115に回転力を付与する電動モータ122、アクチュエータカウンタギア124及びアクチュエータアイドラギア125に大きなトルクの発生が必要になる。この結果、電動モータ122が大型化し、アクチュエータカウンタギア124及びアクチュエータアイドラギア125も減速比を増大させるために大型化してしまう。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、駆動プーリとスライダギア間の軸方向距離を低減して装置を小型化できるベルト式無段変速装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、スライダギアを軸方向に移動させる推力発生機構のリード角を小さく設定して、スライダギアに回転力を付与するアクチュエータ機構を小型化できるベルト式無段変速装置を提供することにある。
また、本発明の更に他の目的は、スライダギアに噛み合うアクチュエータ機構のギアと前記スライダギアとの噛み合いを良好にできるベルト式無段変速装置を提供することにある。
本発明は、駆動軸に設けられて固定半体及び可動半体を備え、この可動半体が前記駆動軸の軸方向に移動可能な駆動プーリと、従動軸に設けられた従動プーリと、前記駆動プーリ及び前記従動プーリに巻き掛けられたVベルトと、前記駆動プーリと同軸に設けられ、この駆動プーリの前記可動半体に相対回転可能で且つ軸方向に一体移動可能に設けられたスライダギアと、このスライダギアに回転力を付与するアクチュエータを備えたアクチュエータ機構と、このアクチュエータ機構の回転力により回転する前記スライダギアを前記可動半体と共に軸方向に移動させる推力を発生する推力発生機構と、を有するベルト式無段変速装置において、前記スライダギアを軸方向の一方側規制位置と、この一方側規制位置と反対の他方側規制位置とにそれぞれ位置規制する両ストッパが、前記スライダギアの軸方向における片側に設置されたことを特徴とするものである。
本発明によれば、スライダギアを軸方向の一方側規制位置と、この一方側規制位置と反対の他方側規制位置とにそれぞれ位置規制する両ストッパが、スライダギアの軸方向における片側に設置されたので、これらのストッパがスライダギアの両側にそれぞれ設置される場合に比べて、駆動プーリとスライダギア間の軸方向距離を低減でき、装置を小型化できる。
本発明に係るベルト式無段変速装置の一実施形態を示す右側面図。 図1の一部を拡大して示す部分側面図。 図1のIII−III線に沿う断面図。 図3の一部を拡大して示す部分断面図。 従来のベルト式無段変速装置を備えたスクータ型自動二輪車のパワーユニットを示す左側面図。 図5のVI−VI線に沿う断面図。 図6の一部を拡大して示す部分断面図。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づき説明する。
図1〜図3に示すベルト式無段変速装置10は、例えば自動二輪車に搭載されたものであり、図示しないエンジンの回転力(駆動力)を無段階に変速し、クラッチ及び減速ミッション機構(共に図示せず)を介して後輪(不図示)へ伝達するものである。そしてこのベルト式無段変速装置10は、駆動プーリ11と従動プーリ12に巻き掛けられたVベルト13の巻き掛け有効径を、アクチュエータ(本実施の形態では電動モータ14)の動力によって変化させるよう構成されている。
つまり、ベルト式無段変速装置10は、順次接合される左側装置ケース15、右側装置ケース16、装置カバー17及びカバーキャップ18の内部に、駆動軸19、従動軸20、駆動プーリ11、従動プーリ12、Vベルト13、スライダギア21、スクリューシャフト22、推力発生機構23、及びアクチュエータ機構24のアクチュエータカウンタギア39及びアクチュエータアイドラギア40が収納され、右側装置ケース16の外側にアクチュエータ機構24の電動モータ14が装着されている。
駆動軸19は、ベルト式無段変速装置10の幅方向に延在し、左側装置ケース15に設けられたベアリング27と、スクリューシャフト22を介して装置カバー17に設けられたベアリング28とにより回転自在に軸支される。この駆動軸19に、図示しないエンジンのクランク軸からの動力が伝達される。そして、この駆動軸19に駆動プーリ11が軸装される。
また、従動軸20は、ベルト式無段変速装置10において駆動軸19の後方に、この変速装置10の幅方向に延在して配置され、左側装置ケース15、右側装置ケース16にそれぞれ設けられたベアリング29、30により回転自在に軸支される。この従動軸20に従動プーリ12が軸装され、駆動プーリ11と従動プーリ12との間にVベルト13が巻き掛けられる。この従動軸20は図示しないクラッチに連結され、このクラッチが、図示しない減速ミッション機構を介して後輪の車軸(共に図示せず)に連結される。
駆動プーリ11は、図3及び図4に示すように、駆動軸19に回転一体に設けられた固定半体31と、この固定半体31に対向して位置づけられ、例えばボールスプライン33を介して駆動軸19に回転一体にで且つ駆動軸19の軸方向に移動可能に設けられた可動半体32とを備えて構成される。これらの固定半体31と可動半体32との内側面間にVベルト13が挟持されて摩擦係合される。
前記スライダギア21は、駆動プーリ11の可動半体32と同軸に設けられ、この可動半体32にスライダギアベアリング34を介して相対回転可能で、且つスライダギア21の軸方向に一体移動可能に連結される。ここで、スライダギア21の軸方向は、可動半体32の軸方向と共に駆動軸19の軸方向と同義である。このスライダギア21はギア部21Aと、このギア部21Aの内側のスリーブ部21Bとが一体化されて構成され、スリーブ部21Bにスライダギアベアリング34が配置されている。更に、このスリーブ部21Bの先端外周に雄ねじ35が形成される。また、スライダギア21の軸方向において、スライダギア21のギア部21Aの少なくとも一部(本実施の形態ではほとんど全て)がスライダギアベアリング34とオーバーラップして配置されている。
前記スクリューシャフト22は装置カバー17に固定され、内側に、駆動軸19を軸支する前記ベアリング28が設置されている。駆動軸19、ベアリング28及びスクリューシャフト22が、装置カバー17に接合されるカバーキャップ18によって覆われる。そして、このスクリューシャフト22の内周面に雌ねじ36が形成される。この雌ねじ36は、ボール37を介してスライダギア21の雄ねじ35に螺合され、これらの雄ねじ35、雌ねじ36及びボール37により、前記推力発生機構23としてのボールねじ機構が構成される。尚、この推力発生機構23は台形三条ねじ機構等であってもよい。
前記アクチュエータ機構24は、スライダギア21に動力(回転力)を付与するものであり、電動モータ14、アクチュエータカウンタギア39及びアクチュエータアイドラギア40を有して構成される。電動モータ14は、モータ軸をベルト式無段変速装置10の幅方向に向けて右側装置ケース16の外側に設置され、このモータ軸にピニオンギア38が形成される。アクチュエータカウンタギア39は、小径ギア部39Aと大径ギア部39Bが一体化されてなり、アクチュエータアイドラギア40も、小径ギア部40Aと大径ギア部40Bが一体化されてなる。これらのアクチュエータカウンタギア39及びアクチュエータアイドラギア40は、共に右側装置ケース16及び装置カバー17に回転自在に軸支されている。
電動モータ14のピニオンギア38がアクチュエータカウンタギア39の大径ギア部39Bに噛み合い、アクチュエータカウンタギア39の小径ギア部39Aがアクチュエータアイドラギア40の大径ギア部40Bに噛み合い、アクチュエータアイドラギア40の小径ギア部40Aがスライダギア21のギア部21Aに噛み合って、電動モータ14の回転力が3段階に減速されてスライダギア21へ付与(伝達)される。
前記推力発生機構23は、前述の如くスライダギア21の雄ねじ35、スクリューシャフト22の雌ねじ36、及びボール37を有して構成され、アクチュエータ機構24の回転力により回転するスライダギア21を軸方向に移動させる推力を発生するものである。つまり、推力発生機構23は、スライダギア21の回転力をこのスライダギア21の軸方向の推力に変換して、スライダギア21を駆動プーリ11の可動半体32と共に、図3及び図4に示すロー側規制位置Lとハイ側規制位置Hとの間で、スライダギア21の軸方向に移動させる。これにより、駆動プーリ11の固定半体31と可動半体32との間隔が変化して、駆動プーリ11のVベルト巻き掛け有効径は、ロー側規制位置Lでは最小値D1となり、ハイ側規制位置Hでは最大値D2となる。
例えば、スライダギア21の雄ねじ35とスクリューシャフト22の雌ねじ36とが右ねじ構造である場合には、装置カバー17側から目視してスライダギア21が時計回りに回転したときに、スライダギア21及び可動半体32がハイ側規制位置H側へ移動し、スライダギア21が反時計回りに回転したときに、スライダギア21及び可動半体32がロー側規制位置L側へ移動する。スライダギア21の雄ねじ35とスクリューシャフト22の雌ねじ36とが左ねじ構造の場合には上述と逆になる。
前記従動プーリ12は、図3に示すように、従動軸20と回転一体に設けられた固定半体41と、この固定半体41に対向して位置づけられ、従動軸20の軸方向に移動可能に設けられた可動半体42と、この可動半体42を固定半体41側へ付勢するスプリング43と、可動半体42を固定半体41側へ走行負荷に応じて移動させるトルクカム50とを有して構成される。これらの固定半体41と可動半体42の内側面間にVベルト13が挟持されて摩擦係合される。
駆動プーリ11の固定半体31と可動半体32との間隔が変化することで、この変化に追従して、Vベルト13の介在により、従動プーリ12の固定半体41と可動半体42との間隔が変化する。すなわち、駆動プーリ11のVベルト巻き掛け有効径が最小値D1のときには、従動プーリ12の固定半体41と可動半体42との間隔が最小となり、この従動プーリ12のVベルト巻き掛け有効径は最大値d1となる。また、駆動プーリ11のVベルト巻き掛け有効径が最大値D2のときには、従動プーリ12の固定半体41と可動半体42との間隔が最大となり、従動プーリ12のVベルト巻き掛け有効径は最小値d2となる。
これにより、駆動プーリ11に対する従動プーリ12の回転数が変化する。ベルト式無段変速装置10の変速比(減速率)は、上記Vベルト巻き掛け有効径D1とd1の状態(ロー側規制位置L)で最も高く、Vベルト巻き掛け有効径D2とd2の状態(ハイ側規制位置H)で最も低くなる。
自動二輪車の発進時には、図示しないメインコントローラの制御により、電動モータ14がスライダギア21及び駆動プーリ11の可動半体32をロー側規制位置L近傍に移動させて、駆動プーリ11のVベルト巻き掛け有効径を最小値D1近傍とし、車両が加速するにつれて、電動モータ14がスライダギア21及び駆動プーリ11の可動半体32をハイ側規制位置H側へ移動させて、駆動プーリ11のVベルト巻き掛け有効径を最大値D2側へ近づけていく。これにより、自動二輪車は無段階に変速されて加速する。
尚、従動プーリ12の固定半体41の外側面には冷却ファン55が一体に形成されている。また、右側装置ケース16における冷却ファン55に対応する位置にベルト冷却用ダクトの一部56が装着され、このベルト冷却用ダクトの一部56に導風口57が開口される、この導風口57にベルト冷却用ダクトホース( 不図示) が装着される。また、図1及び図3に示す左側装置ケース15及び右側装置ケース16の後上部に排風口58が形成されている。従動プーリ12の回転と共に冷却ファン55が回転して、外気が、ベルト冷却用ダクトホースを通じて導風口57から冷却風として導入され、この冷却風が駆動プーリ11、従動プーリ12及びVベルト13等を冷却して排風口58から排出される。
さて、図4に示すように、本実施の形態では、スライダギア21は、軸方向の一方側規制位置としてのロー側規制位置Lから、このロー側規制位置Lと反対の他方側規制位置としてのハイ側規制位置Hまで移動する間に複数回(本実施の形態では約3回転)回転する。このスライダギア21の回転を停止させて、スライダギア21をロー側規制位置Lに位置規制するロー側ストッパ44と、ハイ側規制位置Hに位置規制するハイ側ストッパ45とが、スライダギア21の軸方向における片側に設置される。つまり、ロー側ストッパ44及びハイ側ストッパ45は、スライダギア21のギア部21Aに対し駆動プーリ11の固定半体31と反対側に設置される。
従って、駆動軸19の軸方向において、駆動プーリ11、スライダギア21、ハイ側ストッパ45、ロー側ストッパ44が左側装置ケース15側から順次配置されることになる。
また、スライダギア21のギア部21Aにおける片側面、つまり駆動プーリ11の固定半体31と反対側の側面47に、ストッパ当接部材としてのストッパプレート48が一個固定、例えばビス固定されている。このストッパプレート48は、図2及び図4に示すようにスライダギア21と共に回転し、スライダギア21のロー側規制位置Lでロー側ストッパ44に当接してスライダギア21の回転を停止させ、このスライダギア21をロー側規制位置Lに位置規制する。また、ストッパプレート48は、スライダギア21と共に回転し、スライダギア21のハイ側規制位置Hでハイ側ストッパ45に当接してスライダギア21の回転を停止させ、このスライダギア21をハイ側規制位置Hに位置規制する。
尚、図1及び図2には、ストッパプレート48がハイ側ストッパ45に当接したときの状態を、装置カバー17及びカバーキャップ18の一部を切欠き線αで切り欠いて実線で示している。
前記ロー側ストッパ44及びハイ側ストッパ45は、図4に示すように、スクリューシャフト22の外周面を臨む空間において、いずれか一方(本実施の形態ではロー側ストッパ44)が装置カバー17に形成され、他方(本実施の形態ではハイ側ストッパ45)が右側装置ケース16に形成されている。更に、ロー側ストッパ44とハイ側ストッパ45の少なくとも一つが、装置カバー17と右側装置ケース16のそれぞれの接合面46を含む位置に形成される。本実施の形態では、ロー側ストッパ44が、装置カバー17における右側装置ケース16との接合面46を含む位置に形成される。
また、ロー側ストッパ44及びハイ側ストッパ45は、スクリューシャフト22の外周面よりも外側の領域に設けられるが、更に図2に示すように、スライダギア21の半径方向において、このスライダギア21のギア部21Aの外周縁よりも内側で、且つスライダギア21と噛み合うアクチュエータアイドラギア40の大径ギア部40Bの外周縁よりも外側に設けられる。このロー側ストッパ44、ハイ側ストッパ45がそれぞれ形成される装置カバー17、右側装置ケース16の内周縁を図2にβで示す。この内周縁β上にロー側ストッパ44及びハイ側ストッパ45が形成されることで、スライダギア21の回転時に、このスライダギア21に装着されてロー側ストッパ44またはハイ側ストッパ45に当接するストッパプレート48が、アクチュエータアイドラギア40と干渉することが防止される。
従って、ストッパプレート48を装着したスライダギア21の回転時に障害物がなく、スライダギア21を複数回回転させて(このときのスライダギア21の回転角θは例えば約1140度)、ストッパプレート48をロー側ストッパ44またはハイ側ストッパ45に当接させることが可能になる。このため、スライダギア21の回転により、このスライダギア21を軸方向に移動させる推力発生機構部23のリード角を小さく設定することが可能になる。
更に、ロー側ストッパ44及びハイ側ストッパ45は、図4に示すように、アクチュエータアイドラギア40の大径ギア部40Bにおける、スライダギア21のギア部21Aと対向する側の一側面49よりも、スライダギア21のギア部21Aから離間する方向に配置される。
また、ストッパプレート48における駆動軸19の軸方向に沿う長さは、ロー側規制位置Lからハイ側規制位置Hまでのスライダギア21の軸方向移動距離に設定されている。このため、スライダギア21がロー側ストッパ44によりロー側規制位置Lに位置規制されたとき、スライダギア21のギア部21Aにおけるロー側ストッパ44側の前記側面47と駆動軸19の軸方向において略同一位置に、スライダギア21をハイ側規制位置Hに位置規制するためのハイ側ストッパ45が配置されることになる。
以上のように構成されたことから、本実施の形態によれば、次の効果(1)〜(6)を奏する。
(1)スライダギア21を軸方向のロー側規制位置Lに位置規制するロー側ストッパ44と、このロー側規制位置Lと反対のハイ側規制位置Hに位置規制するハイ側ストッパ45が、スライダギア21の軸方向における片側、つまり駆動プーリ11の固定半体31と反対側に設置されている。このため、これらのロー側ストッパ44、ハイ側ストッパ45がスライダギア21の両側にそれぞれ設置される場合に比べて、駆動プーリ11の可動半体32とスライダギア21のギア部21A間の軸方向距離Mを低減でき、ベルト式無段変速装置10の幅寸法を縮小して、この無段変速装置10を小型化できる。
(2)ロー側ストッパ44及びハイ側ストッパ45は、スクリューシャフト22の外周面の外側の領域に設けられるが、更にスライダギア21の半径方向において、スライダギア21の外周縁よりも内側で、且つアクチュエータアイドラギア40の大径ギア部40Bよりも外側に設けられている。このため、スライダギア21の回転時に、このスライダギア21に装着されてロー側ストッパ44、ハイ側ストッパ45に当接するストッパプレート48がアクチュエータアイドラギア40と干渉することを防止できる。従って、ストッパプレート48を装着したスライダギア21の回転時に障害物がなく、スライダギア21を複数回転させてストッパプレート48をロー側ストッパ44またはハイ側ストッパ45に当接させることができる。このため、スライダギア21の回転によりこのスライダギア21を軸方向に移動させる推力発生機構部23のリード角を小さく設定できる。
この結果、スライダギア21に付与されたトルクに対して大きな推力が得られるので、スライダギア21に回転力(トルク)を付与するアクチュエータ機構24(電動モータ14、アクチュエータカウンタギア39及びアクチュエータアイドラギア40)に大きなトルク、減速比が不要となり、これらの電動モータ14、アクチュエータカウンタギア39及びアクチュエータアイドラギア40を小型化できる。
(3)推力発生機構23のリード角が小さく設定されるので、スライダギア21に付与されたトルクを推力に変換する正方向の変換効率(正効率)に対して、スライダギア21に作用する推力をトルクに変換する逆方向の変換効率(逆効率)を比較的小さくでき、このため、Vベルト13からの反力で推力発生機構23が作動してスライダギア21が回転する
.回転力を小さくできる。この結果、変速比を保持するために必要な電動モータ14のトルク(電流)を低減でき、モータの耐久性を向上させることができる。
(4)スライダギア21のギア部21Aの少なくとも一部(本実施の形態では大部分)は、スライダギア21の軸方向において、このスライダギア21を駆動プーリ11の可動半体32に軸支するスライダギアベアリング34とオーバーラップして配置されている。このため、このスライダギア21のギア部21Aとアクチュエータアイドラギア40の小径ギア部40Aとの噛み合いを改善することができる。
(5)ロー側ストッパ44とハイ側ストッパ45のそれぞれが、互いに結合される装置カバー17と右側装置ケース16に別々に形成されたので、装置カバー17と右側装置ケース16との型成形が容易になり、例えば型分割などに影響を及ぼすことを防止できる。
(6)ロー側ストッパ44とハイ側ストッパ45のいずれか一方、本実施の形態ではロー側ストッパ44が、装置カバー17における右側装置ケース16との接合面46を含む位置に形成されている。この接合面46は、装置カバー17の型成形の基準になるので、ロー側ストッパ44の位置精度、特に駆動軸19の軸方向に沿うロー側ストッパ44の位置精度を向上させることができる。
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、ロー側ストッパ44及びハイ側ストッパ45がスライダギア21のギア部21Aに対して駆動プーリ11の固定半体31側に設けられ、駆動軸19の軸方向において、駆動プーリ11、ロー側ストッパ44及びハイ側ストッパ45、スライダギア21がこの順に配置されてもよい。
10 ベルト式無段変速装置
11 駆動プーリ
12 従動プーリ
13 Vベルト
14 電動モータ
15 左側装置ケース
16 右側装置ケース
17 装置カバー
19 駆動軸
20 従動軸
21 スライダギア
21A スライダギアのギア部
23 推力発生機構
24 アクチュエータ機構
31 固定半体
32 可動半体
34 スライダギアベアリング
35 雄ねじ
36 雌ねじ
37 ボール
40 アクチュエータアイドラギア
44 ロー側ストッパ
45 ハイ側ストッパ
46 接合面
48 ストッパプレート(ストッパ当接部材)
49 一側面
L ロー側規制位置(一方側規制位置)
H ハイ側規制位置(他方側規制位置)

Claims (9)

  1. 駆動軸に設けられて固定半体及び可動半体を備え、この可動半体が前記駆動軸の軸方向に移動可能な駆動プーリと、
    従動軸に設けられた従動プーリと、
    前記駆動プーリ及び前記従動プーリに巻き掛けられたVベルトと、
    前記駆動プーリと同軸に設けられ、この駆動プーリの前記可動半体に相対回転可能で且つ軸方向に一体移動可能に設けられたスライダギアと、
    このスライダギアに回転力を付与するアクチュエータを備えたアクチュエータ機構と、
    このアクチュエータ機構の回転力により回転する前記スライダギアを前記可動半体と共に軸方向に移動させる推力を発生する推力発生機構と、を有するベルト式無段変速装置において、
    前記スライダギアを軸方向の一方側規制位置と、この一方側規制位置と反対の他方側規制位置とにそれぞれ位置規制する両ストッパが、前記スライダギアの軸方向における片側に設置されたことを特徴とするベルト式無段変速装置。
  2. 前記スライダギアには、一方側規制位置で一方のストッパに当接し、他方側規制位置で他方のストッパに当接して、前記スライダギアをそれぞれの前記規制位置に位置規制させる単一のストッパ当接部材が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のベルト式無段変速装置。
  3. 前記両ストッパは、スライダギアの半径方向において、このスライダギアの外周縁よりも内側で、且つアクチュエータ機構を構成し前記スライダギアに噛み合うギアの外周縁よりも外側に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のベルト式無段変速装置。
  4. 前記スライダギアは、駆動プーリの可動半体にベアリングを介して相対回転可能で且つ軸方向に一体移動可能に配置され、このスライダギアのギア部の少なくとも一部が軸方向において前記ベアリングとオーバーラップして配置されたことを特徴とする請求項1に記載のベルト式無段変速装置。
  5. 前記駆動軸の軸方向に駆動プーリ、スライダギア、ストッパがそれぞれ順次配置されたことを特徴とする請求項1に記載のベルト式無段変速装置。
  6. 前記アクチェータ機構を構成するギアが小径ギア部と大径ギア部を備え、前記小径ギア部がスライダギアに噛み合って回転力をこのスライダギアへ伝達し、前記スライダギアと対向する側の前記大径ギア部の一側面よりも前記スライダギアから離間する方向に両ストッパが配置されたことを特徴とする請求項1に記載のベルト式無段変速装置。
  7. 前記スライダギアが一方のストッパにより軸方向の一方側規制位置に位置規制されたとき、前記スライダギアにおける前記ストッパ側の側面と軸方向において略同一位置に、前記スライダギアを軸方向の他方側規制位置に位置規制する他方のストッパが配置されたことを特徴とする請求項1に記載のベルト式無段変速装置。
  8. 前記駆動プーリ、従動プーリ、Vベルト、スライダギア及び推力発生機構が装置ケースと、この装置ケースに接合される装置カバーとに収納され、両ストッパは、いずれか一方が前記装置カバーに、他方が前記装置ケースにそれぞれ設置されたことを特徴とする請求項1に記載のベルト式無段変速装置。
  9. 前記両ストッパの少なくとも1つが、装置ケースと装置カバーとのそれぞれの接合面を含む位置に形成されたことを特徴とする請求項8に記載のベルト式無段変速装置。
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