JP2011162198A - 二軸延伸多層フィルムを用いた食品用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】絞り性を保持しながらカット性を向上させた食品包装用フィルムを提供することを主要な目的とする。
【解決手段】食品包装用容器10は、ポリアミド層、バリア層、接着層及びシール層を有する二軸延伸多層フィルムと少なくとも一軸延伸されたポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム又はポリアミドフィルムをラミネートしてなる食品包装用フィルムで形成された底材フィルム8と、蓋材フィルム9とを備える。底材フィルム8は絞り成形され、底材フィルム8のシール層側に蓋材フィルム9を貼り付けてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は一般に食品包装用容器に関するものであり、より特定的には、絞り成形加工によって成形され、カット性が付与された食品包装用容器に関する。
図5は、従来の例えばハム包装用の食品包装用容器10の断面図である。食品包装用容器10は、ハムを収容する深絞り成形された底材フィルム8と、上から閉じる蓋材フィルム9から成る。深絞り成形された底材フィルム8の空間部分にハムなどの内容物11が収容される。底材フィルム8は主に、PET又はナイロンの基材層と、エチレン酢酸ビニル共重合体のケン化物で形成されたバリア層及びオレフィンシートで形成されたイージーピール層が順に積層されてなる無延伸フィルムを深絞り成形して形成される。蓋材フィルム9は主に、金属蒸着層である酸化ケイ素層が蒸着されたPET層の一方の面に、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE層、以下LL層と略す)が形成され、他方の面にOPP(二軸延伸ポリプロピレンフィルム)が積層されてなる。底材フィルム8のイージーピール層側と蓋材フィルム9のLL層側が貼り付けられて食品包装用容器10が構成される。
しかしながら、図5に示す従来の食品用容器は、底材フィルム8が無延伸フィルムであり、深絞り性は良いものの、引き裂きにくいため袋を引き裂いて内容物を取り出す方法を採用することは出来なかった。また、厚み(底材フィルム8の厚み100μm、蓋材フィルムの厚み82μm)も大であり、コストがかかり、廃棄量が多くなることも問題となっていた。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、一定の絞り性を保持しながらカット性を付与させた食品包装用容器を提供することを目的とする。
この発明の他の目的は、廃棄量削減にも貢献する食品包装用フィルムを提供することにある。
本発明に係る食品包装用容器は、ポリアミド層、バリア層、接着層及びシール層を有する少なくとも4層構成からなる二軸延伸多層フィルムと少なくとも一軸延伸されたポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム又はポリアミドフィルムをラミネートしてなる食品包装用フィルムで形成された底材フィルムと、蓋材フィルムとを備え、前記底材フィルムは絞り成形され、前記底材フィルムのシール層側に前記蓋材フィルムを貼り付けて得られる。
本発明に係る食品包装用容器は、二軸延伸フィルムと無延伸フィルムを積層した積層フィルムであり、二軸延伸フィルムと無延伸フィルムのどちらか一方がバリア性を有する蓋材フィルムを有する。
本発明に係る食品包装用容器は、また、ポリアミド層、バリア層、接着層、及びシール層を有する二軸延伸多層フィルムと少なくとも一軸延伸されたポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム又はポリアミドフィルムをラミネートした積層フィルムからなる蓋材を有する。
本発明によれば、二軸延伸多層フィルムは二軸延伸されているので、強度が高まり、またカット性が向上する。さらに、絞り成形加工において部分的に極端に薄くなることがなく一定のバリア性を維持出来る。
これらの二軸延伸多層フィルムを製造する方法としては公知の積層化技術を用いることができるが、カット性(引き裂き性)の付与やコスト面より共押出法での二軸延伸が望ましい。
二軸延伸多層フィルムは、ポリアミド層、バリア層、接着層、及びシール層を有する。
ポリアミド層/バリア層/接着層/シール層の4層構成、及びポリアミド層/バリア層/ポリアミド層/接着層/シール層の5層構成を例示することができる。ピンホールによるバリア性の低下を抑制するという点で、5層構成が好ましい。
本願発明の二軸延伸多層フィルムにおけるポリアミド層には、ナイロン6などの脂肪族系ポリアミド樹脂と半芳香族系ポリアミド樹脂及び/又は非晶質系ポリアミド樹脂の混合物を用いることができる。ここで、半芳香族系ポリアミド樹脂としては、メタキシリレンジアミンとアジビン酸とから合成されたポリメタキシリレンアジパミドが例示でき、また、非晶質系ポリアミド樹脂としては、テレフタル酸及び/又はイソフタル酸とヘキサメチレンジアミンとの重縮合物を例示できる。
本願発明の二軸延伸多層フィルムにおけるバリア層には、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物(EVOH)が用いられ、このエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物(EVOH)とは、エチレン含有量20〜65モル%、けん化度90%以上のものが好ましい。
本願発明の二軸延伸多層フィルムにおける接着層には、変性ポリオレフィン系樹脂が用いられる。変性ポリオレフィン系樹脂としては、エチレンの単独重合体、エチレンと他のオレフィンとの共重合体、又はエチレンと他のビニル系モノマーとの共重合体を、例えばマレイン酸、フマル酸、アクリル酸、その他適宜の不飽和カルボン酸又はその酸無水物でグラフト変性した重合体を例示することができる。
本願発明の二軸延伸多層フィルムにおけるシール層には、ポリオレフィン系樹脂が用いられる。ポリオレフィン系樹脂としては、各種密度のポリエチレン樹脂(分岐状低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン等)、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等を例示することができる。
上記二軸延伸多層フィルムとしては、具体的には、グンゼ株式会社製HEPTAX OHタイプを例示することができる。
本発明の好ましい食品用容器は、第1層にポリアミド層、第2層にバリア層、第3層にポリアミド層、第4層に接着層、第5層にシール層が順に積層された二軸延伸多層フィルムと二軸延伸多層フィルムの第1層側に表基材として少なくとも一軸延伸されたポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム又はポリアミドフィルムをラミネートして得られた積層フィルムで形成された底材フィルムと、蓋材フィルムとを備え、上記底材フィルムは絞り成形され、上記底材フィルムの上記第5層のシール層側に上記蓋材フィルムを貼り付けてなる。
この場合、上記蓋材フィルムには二軸延伸フィルムと無延伸フィルムを積層した積層フィルムを用いることができる。二軸延伸フィルムと無延伸フィルムのどちらか一方がバリア性を有する。上記底材フィルムの第5層のシール層側と上記蓋材フィルムの無延伸フィルム側を貼り合せて、食品用容器は形成される。シール層にはイージーピール性を有するフィルムを用いることもできる。
上記二軸延伸フィルムとしては、無機物を蒸着したPETフィルム、KコートしたPETフィルム、OPPフィルム、ナイロンフィルム等を例示できる。具体的には、凸版印刷(株)製のGL−AEや東セロ(株)製のTL−HP、ダイセルバリューコーティング(株)製のセネシKET1000を例示することができる。上記無延伸フィルムとしては、無延伸PPフィルム、ポリエチレンフィルム、バリアシーラントフィルムやイージーピールフィルム等を例示できる。具体的には東セロ(株)製のT.U.X FC−S、フタムラ化学(株)製のLL−XMTN、東セロ(株)S、フタムラ化学(株)FHK2−L、DIC(株)製のTX254、ジェイフィルム(株)製のIMXを例示することができる。
また蓋材フィルムとして、第1層にポリアミド層、第2層にバリア層、第3層にポリアミド層、第4層に接着層、第5層にシール層が順に積層された二軸延伸多層フィルムとフィルムの第1層側に表基材として少なくとも一軸延伸されたポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルムをラミネートして得られた積層フィルムを用いてもよく、上記蓋材フィルム及び底材フィルムの、双方の上記第5層のシール層側を互いに貼り合せてなる。
ただこのように構成すると、上記底材フィルム及び上記蓋材フィルムの接着力が強くなり、お互いを剥がすのが難しいので、容器の端部の一部に、容器を引き裂いて開けやすくするためのノッチを設けて、ノッチ部から引き裂いて内容物を取り出しやすくしたり、又は容器の端部をギザ刃により加工し、ギザギザ形状の端部の何処からでも引き裂きやすくして内容物を取り出しやすくしたりする。
また蓋材フィルムのポリオレフィン系樹脂層にカット性に影響が出ない範囲で従来の構成と同様にイージーピール性を付与するとカット性だけでなく従来と同様にシール部から開封することが出来る。
上記少なくとも一軸延伸されたポリエステルフィルムとしては、具体的には、フタムラ化学(株)製のFE2001や東洋紡績(株)製のE5100を例示することができる。また、少なくとも一軸延伸されたポリプロピレンフィルムとしては、具体的には、東洋紡績(株)製のP2161、東セロ(株)製のU−1、フタムラ化学(株)製のMCMD−ASを例示することができる。
本発明に係る食品包装用容器は、二軸延伸フィルムを用いているので、強度が高く、かつカット性に優れる。また、衝撃に強いポリアミド層が組み込まれているため、耐衝撃性が高まり、底材フィルムの総厚みを薄くすることができ、食品包装用容器の軽量化ができる。
本発明の実施の形態1に係る食品包装用容器の断面図である。 実施の形態1に係る食品包装用容器を構成する蓋材と底材の断面図である。 (A) 実施の形態1に係る、ノッチを設けた食品包装用容器の斜視図である。 (B) 実施の形態1に係る、ギザギザ形状の端部を有する食品包装用容器の斜視図である。 実施の形態2に係る食品包装用容器を構成する蓋材と底材の断面図である。 従来の食品包装用容器の断面図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。なお、本発明に使用する各フィルムの厚みはカット性の向上や廃棄量の削減より薄いものが好ましいが、特に規定するものではない。
図1は、本発明の実施の形態1に係る食品包装用容器の断面図である。図1を参照して、本発明に係る食品包装容器10は、絞り成形された底材フィルム8と、蓋材フィルム9とからなる。底材フィルム8はその空間部分に、真空包装機を用いてスライスハムが例えば4枚収容され得るように絞り成形される。
図2は、実施の形態1に係る食品包装用容器を構成する底材フィルムと蓋材フィルムの断面図である。底材フィルム8には、図2(B)を参照して、第1層にポリアミド層、第2層にバリア層、第3層にポリアミド層、第4層に接着層、第5層にシール層であるポリオレフィン層が順に積層された二軸延伸多層フィルム1(20μm)に、二軸延伸ポリエステルフィルム6(12μm)又は二軸延伸ポリアミドフィルム(15μm)がラミネートされているものが用いられており、二軸延伸多層フィルムのシール層側が、蓋材フィルム9にヒートシールにより貼り付けられている。
図2(A)を参照して、蓋材フィルム9は、二軸延伸多層フィルム1(20μm)に二軸延伸ポリエステルフィルム(12μm)又は二軸延伸ポリプロピレンフィルム3(30μm)がラミネートされているものが用いられている。このような構成の場合、蓋材フィルム9と底材フィルム8は容易に剥がれないので、イージーピール性はない。しかし図3(A)を参照して、容器の端部の一部に、容器を引き裂いて開けやすくするためのノッチ14が設けられることにより、ノッチ14から容器を引き裂いて、内容物11を取り出すことができる。また、図3(B)を参照して、容器の端部をギザ刃により加工することによっても、ギザギザ形状の端部13の何処からでも引き裂きやすくして内容物を取り出しやすくすることができる。
(実施の形態2)
図4は、実施の形態2に係る食品用容器に用いられる底材フィルムと蓋材フィルムの断面図である。食品用容器は、図1に示すと同じような絞り成形された底材フィルム8と、蓋材フィルム9とからなる。底材フィルム8は、スライスハムが例えば4枚収容されうるように絞り成形される。絞り成形された底材フィルム8の空間部分に、真空包装機を用いてハムなどの内容物11が充填される。
図4(B)を参照して、底材フィルム8は、二軸延伸多層フィルム1に二軸延伸ポリエステルフィルム6又は二軸延伸ポリアミドフィルムがラミネートされているものが用いられており、二軸延伸多層フィルムの第5層のシール層側が、蓋材フィルム9にヒートシールにより貼り付けられている。
図4(A)を参照して、蓋材フィルム9は、構成の一例として、蒸着層である酸化ケイ素が蒸着された二軸延伸ポリエステルフィルム2(12μm)の一方の面に、オレフィンシートで形成されたイージーピール層5(25μm)が形成されてなる構成が挙げられる。蓋材フィルム9のイージーピール層5側が底材フィルム8に貼り付けられている。イージーピール層5を介して蓋材フィルム9と底材フィルム8が貼り付けられているので、両者を剥がして、内容物11を容易に取り出せる。また底材フィルム8は、二軸延伸されたフィルムであり、カット性が向上しており、指で容器の端部を引き裂いて内容物を取り出すことができる。
以下、実施例について説明する。
蓋材、底材の組成を表1にまとめる。表1中の記号は、それぞれ次のように各フィルムを表している。
OH:二軸延伸多層フィルム(ポリアミド層/バリア層/ポリアミド層/接着層/シール層からなる5層構成の二軸延伸フィルム)
透明蒸着OPET:蒸着層を有する二軸延伸ポリエステルフィルム
OPP:二軸延伸ポリプロピレンフィルム
OPET:二軸延伸ポリエステルフィルム
イージーピール:イージーピール層
PET:ポリエチレンテレフタレート樹脂層
NY:ポリアミド樹脂層
EVOH:エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物樹脂層
#記号は膜厚(μm)を表す。記号//はドライラミネート部分、/は共押出による樹脂の境界を表す。
(ドライラミネート)
各フィルム間を接着剤A−159(大日精化工業(株)製)を使用し、塗布量2.5g/m2でドライラミネートした。
(食品用容器)
深絞り包装機としてMULTIVAC R245(東京食品機械(株)製)を使用し、底材を85℃条件下で絞り加工後、内容物充填、真空工程を経て蓋材と130℃1秒の条件でシールした。
Figure 2011162198
実施例及び比較例の評価は、以下のようにして行い、結果を表2に表す。
(突刺強度)
JISZ−1707に準拠して測定した。外面から行った。
蓋材については、7N以上を適切○、7N未満を不適切×とした。
底材については、絞り込むため、絞込み前の時点で、ある程度の強度が必要であるので、9N以上を適切○、9N未満を不適切×とした。
(酸素透過度)
JISK−7126−2に準拠して測定した。30ml/m2・d・MPa未満を適切○、30ml/m2・day・MPa以上を不適切×とした。
(引裂強度)
底材と蓋材をシールした状態でJISK−7128に準拠して測定した。
測定値は厚み当りの数値(N/cm)ではなく、最大引裂荷重(N)とした。
15N未満を適切○、15N以上を不適切×とした。
Figure 2011162198
なお、上記実施例では食品として、スライスハムを例示したがこの発明はこれに限られるものでなく、酸素ガスに対する感受性の高い、冷凍食品、レトルト食品、ボイル食品、生肉、各種加工食品、ガスパック冷凍保存用食品など、いずれの食品にも好ましく適用でき、酸素ガスによって劣化されることを防止できる。
今回開示された実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の食品包装用容器は、カット性を向上させ、さらに軽量化及び薄膜化によるコストダウン並びに廃棄量の削減を実現することができる。
1 二軸延伸多層フィルム
2 蒸着層を有する二軸延伸ポリエステルフィルム
3 二軸延伸ポリプロピレンフィルム
5 イージーピール層
6 二軸延伸ポリエステルフィルム
8 底材フィルム
9 蓋材フィルム
10 食品包装用容器
11 内容物
13 ギザギザ形状の端部
14 ノッチ(切り欠き部)

Claims (4)

  1. ポリアミド層、バリア層、接着層及びシール層を有する二軸延伸多層フィルムと少なくとも一軸延伸されたポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム又はポリアミドフィルムをラミネートしてなる食品包装用フィルムで形成された底材フィルムと、
    蓋材フィルムとを備え、
    前記底材フィルムは絞り成形され、
    前記底材フィルムのシール層側に前記蓋材フィルムを貼り付けてなる食品包装用容器。
  2. 前記蓋材フィルムが、二軸延伸フィルムと無延伸フィルムを積層した積層フィルムであり、二軸延伸フィルムと無延伸フィルムのどちらか一方がバリア性を有する請求項1記載の食品包装用容器。
  3. 前記蓋材フィルムが、ポリアミド層、バリア層、接着層及びシール層を有する二軸延伸多層フィルムと少なくとも一軸延伸されたポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム又はポリアミドフィルムをラミネートした積層フィルムである請求項1記載の食品包装用容器。
  4. 前記二軸延伸多層フィルムが、第1層にポリアミド層、第2層にバリア層、第3層にポリアミド層、第4層に接着層、第5層にシール層を順に積層した5層構成からなるフィルムである、請求項1〜3のいずれか1項記載の食品包装用容器。
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