JP2011160080A - リボン型マイクロホン - Google Patents

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Abstract

【課題】2枚のリボンを備えたリボン型マイクロホンの構造上の特徴を利用し、昇圧トランスをシールドしなくてもシールド効果を高め、電磁誘導による雑音を防止することができるリボン型マイクロホンを得る。
【解決手段】間隔をおいて平行に配置され相互間に磁界を形成する一対の磁石14,15と、上記磁界内に一定間隔をおいて平行に配置された2枚のリボン形振動板16,17と、磁界内でリボン形振動板16,17が振動することによって生じる電気信号を昇圧して出力する昇圧トランス31,32と、を備え、昇圧トランス31,32は2枚のリボン形振動板16,17に対応して1次巻線と2次巻線を2つずつ備え、2枚のリボン形振動板16,17と昇圧トランス31,32の2つの1次巻線がそれぞれ並列に接続され、昇圧トランス31,32の2つの2次巻線は極性を互いに逆にして直列接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、リボン型マイクロホンに関するもので、特に、2つのリボン形振動板(以下「リボン」という)と昇圧トランスを備えたリボン型マイクロホンにおいて、外部誘導磁界による雑音の発生を防止する技術に関するものである。
リボン型マイクロホンは、マイクロホンケースにリボン型マイクロホンユニットや昇圧トランス、回路基板、コネクタなどが組み込まれることによって構成されている。上記リボン型マイクロホンユニットは、磁界を形成する磁石と、導電性のリボンを主たる構成部材としている。上記磁石はリボンを挟んで両側に配置され、両側の磁石間に磁界を形成している。上記リボンは、適宜の張力が付与された状態で長さ方向両端部が押さえられて上記磁界内に配置されている。リボンが音波を受けて磁界内で振動することにより、振動に応じた電流がリボンに流れ、音波が電気信号に変換される。上記磁石は横断面が四角形の棒状の磁石で、2つの磁石が、リボンを挟み幅方向の一端面を対向させて互いに平行に配置されている。従来、上記リボンの素材としてアルミニウム箔が広く用いられている。アルミニウムは、他の金属素材と比較して導電性が良好で比重が小さいため、リボン型マイクロホンのリボンとして適している。
従来の一般的なリボン型マイクロホンユニットは、磁石で形成される一つの磁界内に1枚のリボンが配置されてなるものである。一方では、一つの磁界内に2枚のリボンを所定の間隔をおいて互いに平行に配置し、これを直列に接続することにより2倍の出力を得ることができるようにしたものもある。このように2枚のリボンを配置してなるリボン型マイクロホンユニットが、本出願人の出願に係る特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載されているような2枚のリボンを有するリボン型マイクロホンユニットでは、磁極の前後方向の両端部、ずなわち、磁石の厚さ方向の両端部に対応した位置にそれぞれリボンが配置される。2枚のリボンは上記のように電気的に直列に接続されて音声信号が出力されるが、もともと出力信号は微弱であるため、昇圧トランスで昇圧してこれをマイクロホン出力としている。リボン型マイクロホンの指向性はもともと双指向性であり、前後のリボンから得られる音声信号が双指向性になるように、前後のリボンが音響的に同一条件に設定される。
図3は、一つの磁界内に2枚のリボンが配置された従来のリボン型マイクロホンユニットの例を示す。図3において、リボン型マイクロホンユニット10(以下、単に「ユニット10」という)は、ヨーク12、磁石15、2枚のリボン16,17を有してなる。ヨーク12は、例えば本発明の実施例を示した図2の例のように、縦長の長方形の枠形に形成されていて、ヨーク12の縦方向の相対向する内壁面にはそれぞれ横断面が四角形で棒状の磁石15が相互間に間隔をおいて互いに平行に固定されている。双方の磁石15は対向面に対して直交する方向すなわち図3において紙面に直交する方向に着磁され、かつ、着磁の向きは同じ向きである。したがって、双方の磁石15間に磁束の向きが一方向に向いた平行磁界が形成されている。
上記磁界内に2枚のリボン16,17が配置されている。各リボン16,17は、適度の張力が付与された状態で、その長さ方向両端部が、ヨーク12の長手方向両端部に設けられた端子部に固定されている。リボン16の両端部は端子21,22に導通し、リボン17の両端部は端子23,24に導通している。リボン16,17の長手方向の一端部、図示の例では上側の端部が上記端子21と端子23を介してワイヤで接続されている。リボン16の他端部は端子22を介して昇圧トランス30の1次巻線301の一端に、リボン17の他端部は端子24を介して上記1次巻線301の他端に接続されている。したがって、リボン16,17は直列に接続され、その出力信号が昇圧トランス30の1次巻線301に入力されるように接続されている。上記磁界は磁石14の厚さ寸法(図3において左右方向(前後方向)の寸法)と略同じ範囲に形成されていて、この磁界の前後方向両端付近にそれぞれリボン16,17が配置されている。前後のリボン16,17を音響的に同一条件にしないとユニット10が双指向性にならないからである。
図3に示すように、リボン16の正面側から音波v1が入ってきたとすると、音波v1はリボン17にも作用する。ここでは便宜上リボン17に作用する音波をv2とする。2枚のリボン16,17は音波v1,v2を受けて振動し、電磁変換によって音波v1,v2に応じた電流i1,i2がリボン16,17に流れる。ただし、2枚のリボン16,17は図3において上端部が端子21,23で直列に接続されているため、リボン16,17に流れる電流i1,i2は互いに逆向きであり、かつ、電流i1,i2は等しく、昇圧トランス30の1次巻線301には電流i1(=i2)が流れる。
昇圧トランス30はリボン型マイクロホンユニット10の出力トランスであって、その巻線比は例えば1:70というように高い巻線比に設定され、上記ユニット10の出力電圧を70倍程度に昇圧して出力するようになっている。図3に示すような2枚のリボンを備えたマイクロホンユニットに限らず、1枚のリボンを備えたマイクロホンユニットにおいても、リボン型マイクロホンユニットは出力電圧がきわめて低いため、昇圧比が1:70というような高い比率の昇圧トランスが用いられる。
特開2009−118118号公報
上に述べたように、高い昇圧比率の昇圧トランス30を備えたリボン型マイクロホンによれば、昇圧トランス30に例えば商用交流電源による誘導磁界Hが侵入すると音声信号に雑音を発生しやすい。そのため、従来は昇圧トランス30全体をシールド部材や、シールドケースなどで取り囲むことによって誘導磁界の侵入を防止している。しかし、昇圧トランス30全体をシールドしようとすると、シールド部材が嵩張って大型化し、より厳重にシールドしようとするとシールド部材の板厚をさらに大きくしなくてはならないなどの事情があって、ますます大型化する難点がある。
そこで、本発明は、2枚のリボンを備えたリボン型マイクロホンの構造上の特徴を利用して、従来のリボン型マイクロホンの問題点を解消すること、すなわち、出力トランスである昇圧トランスをシールドしなくてもシールド効果を高め、電磁誘導による雑音を防止することができるリボン型マイクロホンを提供することを目的とする。
本発明は、間隔をおいて平行に配置されることにより相互間に磁界を形成する一対の磁石と、上記一対の磁石間に形成されている磁界内に一定間隔をおいて平行に配置された2枚のリボン形振動板と、上記磁界内で上記リボン形振動板が振動することによって生じる電気信号を昇圧して出力する昇圧トランスと、を備え、上記昇圧トランスは上記2枚のリボン形振動板に対応して1次巻線と2次巻線を2つずつ備えており、上記2枚のリボン形振動板と上記昇圧トランスの2つの1次巻線がそれぞれ並列に接続され、上記昇圧トランスの2つの2次巻線は極性を互いに逆にして直列接続されていることを最も主要な特徴とする。
2枚のリボン形振動板(以下、単に「リボン」という)は音波を受けて振動し、電磁変換によって各リボンに音波に応じた電気信号が発生する。各リボンに発生した電気信号は、それぞれ昇圧トランスの1次巻線に入力され、昇圧トランスによって昇圧される。昇圧トランスの2つの2次巻線は極性を互いに逆にして直列接続されているため、外部磁界が昇圧トランスに進入したとしても、上記2つの2次巻線に電磁誘導されて2つの2次巻線に発生する雑音は互いに逆位相となって互いに打ち消し合う。したがって、例えば高価なパーマロイなどの素材で作成した磁気シールドケースなどで昇圧トランス全体を覆わなくても十分なシールド効果を得ることができ、安価でコンパクトなシールド手段を備えたリボン型マイクロホンを得ることができる。
本発明に係るリボン型マイクロホンの実施例を示す従断面図および回路図である。 上記実施例に係るリボン型マイクロホンの正面図である。 従来のリボン型マイクロホンの例を示す従断面図および回路図である。
以下、本発明に係るリボン型マイクロホンの実施例について図1、図2を参照しながら説明する。なお、リボン型マイクロホンユニットの物理的な構成は、図3に示す従来例の構成と同じであるから同じ構成部分には共通の符号を付している。
図1、図2において、リボン型マイクロホンユニット10(以下、単に「ユニット10」という)は、ヨーク12、2つの磁石14、15、2枚のリボン16,17を有してなる。ユニット10は、図1において左右方向が前後方向であり、図2はユニット10を正面から見た形を示している。ヨーク12は、図2に示すように、縦長の長方形の枠形に形成されていて、ヨーク12の相対向する左右の縦方向の内壁面にはそれぞれ横断面が四角形で棒状の磁石14、15が相互間に所定の間隔をおいて互いに平行に固定されている。双方の磁石14、15は対向面に対して直交する方向すなわち図1において紙面に直交する方向、図2において左右方向に着磁され、かつ、着磁の向きは同じ向きである。したがって、双方の磁石14,15間に、磁束の向きが一方向に向いた磁界が平行かつ均等に形成されている。
上記磁界内に2枚のリボン16,17が配置されている。図示の実施例における各リボン16,17は、長手方向の大部分の横断面が波形になるように形成されている。上記波形の稜線はリボン16,17の長手方向と平行になっている。リボン16,17は、上記波形が形成されることによりある程度の腰の強さを持っている。各リボン16,17は、適度の張力が付与された状態で、その長さ方向両端部が、ヨーク12の長手方向両端部に設けられた端子部に固定されている。各リボン16,17には、上記横断面が波形の部分と上記端子部に固定される部分との間に、上記波形とは向きが90度違う第2の波形が形成されている。したがって、第2の波形の稜線はリボン16,17の幅方向である。この第2の波形の部分をそれぞれ弾性変形部161,162,171,172ということにする。これらの弾性変形部161,162,171,172があることによって各リボン16,17が音波を受けて振動することができる。
図1に示すように、磁界内で上記リボン16,17が振動することによってリボン16,17に生じる電気信号を昇圧して出力する昇圧トランス31,32が、上記2つのリボン16,17に対応して2つ備えられている。昇圧トランス31,32はそれぞれ1次巻線311,321と2次巻線312,322を備えている。昇圧トランス31,32は2枚のリボン16,17に対応して個別に2個設けられていてもよいし、共通のコアを備えていて、昇圧トランスの2つの1次巻線311,321及び2つの2次巻線312,322が上記共通のコアに互いに独立して巻かれていてもよい。ここでいう「互いに独立して巻かれ」とは、連続巻によって途中でタップを出す巻き方ではなく、という意味である。2個の昇圧トランス31,32が個別に設けられる場合、2個の昇圧トランス31,32は外部磁界の影響を同じ条件で受けるように同じ向きに同じ姿勢で配置される。
次に、2つのリボン16,17と昇圧トランスの1次巻線311,321と2次巻線312,322の電気的な接続について説明する。図1に示すように、リボン16の両端部は端子21,22に導通し、リボン17の両端部は端子23,24に導通している。リボン16の長手方向の一端部、図示の例では上側の端部が上記端子21を介してワイヤで昇圧トランス31の1次巻線311のマイナス端に接続され、リボン16の下側の端部は端子22を介してワイヤで上記1次巻線311のプラス端に接続されている。他方のリボン17の長手方向の一端部、図示の例では上側の端部が端子23を介してワイヤで昇圧トランス32の1次巻線321のプラス端に接続され、リボン17の下側の端部は端子24を介してワイヤで上記1次巻線321のマイナス端に接続されている。したがって、2つのリボン16,17は、2つの昇圧トランス31,32の各1次巻線311,321に並列に、しかし、互いに極性を逆にして接続されている。2つの昇圧トランス31,32の各2次巻線312,322は互いに直列に、しかし極性を逆にして接続されている。図1に示す例では、一方の2次巻線312のマイナス端と他方の2次巻線322のマイナス端が接続され、双方の2次巻線312,322の各プラス端から信号が出力されるようになっている。
次に、上記実施例に係るリボン型マイクロホンの動作、特に昇圧トランス31,32の動作について説明する。図1に示すように、リボン16の正面側から音波v1が入りリボン17の背面側に音波v2が抜けていくものとする。音波v1と音波v2は実質的に同じ音波であって位相も同じである。2つのリボン16,17はそれぞれ音波v1と音波v2に応じて振動し、リボン16,17が磁石14,15間の磁束を横切ることによって音波v1と音波v2に応じた信号を出力する。図1に示す電流i1,i2はそれぞれ電磁変換されてリボン16,17に流れる電流を示す。2つのリボン16,17は、2つの昇圧トランス31,32の各1次巻線311,321に並列に接続されているが、互いに極性を逆にして接続されているため、上記各1次巻線311,321に流れる電流の位相は逆位相になる。
2つの昇圧トランス31.32の各2次巻線312,322には、それぞれの1次巻線311,321に電流i1,i2が流れることによって2次電流が誘起される。上記各1次巻線311,321に流れる電流の位相は逆位相であるが、上記2次巻線312,322は極性を逆にして直列に接続されているため、各2次巻線312,322には同相の電流でありかつ各2次巻線312,322の電流が加算された電流i0が流れる。図1に示す2つのリボン16,17と2つの昇圧トランス31,32の電気的接続によれば、上記のようにして、出力信号を得ることができる。
各昇圧トランス31,32は、従来例においても説明したように、リボン型マイクロホンユニット10の出力トランスであって、その巻線比は例えば1:70というように高い巻線比に設定され、上記ユニット10の出力電圧を70倍程度に昇圧して出力するようになっている。このような高い巻線比(昇圧比率)の昇圧トランスを備えたリボン型マイクロホンによれば、昇圧トランスに例えば商用交流電源による誘導磁界Hが侵入すると音声信号に雑音を発生しやすいことも既に述べた。しかし、図示した本発明の実施例によれば、二つの昇圧トランス31,32の2次巻線312,322が極性を逆にして直列に接続されているため、昇圧トランス31,32に誘導磁界Hが侵入することによって生じる雑音の位相は逆位相となり、雑音が打ち消される。したがって、従来のように、昇圧トランス全体をシールドケースなどで覆わなくても誘導磁界による雑音をキャンセルすることができ、シールド手段をきわめて簡略化することができる。
リボン型マイクロホンは、物理的な構成部分が大きい割には出力信号が微弱で、誘導磁界による雑音を発生しやすいといった問題があって普及の障害になっているが、本願発明のような技術思想を盛り込むことによって、リボン型マイクロホンの普及に貢献することができる。
10 リボン型マイクロホンユニット
12 ヨーク
14 磁石
15 磁石
16 リボン形振動板
17 リボン形振動板
31 昇圧トランス
32 昇圧トランス
311 1次巻線
321 1次巻線
312 2次巻線
322 2次巻線

Claims (5)

  1. 間隔をおいて平行に配置されることにより相互間に磁界を形成する一対の磁石と、
    上記一対の磁石間に形成されている磁界内に一定間隔をおいて平行に配置された2枚のリボン形振動板と、
    上記磁界内で上記リボン形振動板が振動することによって生じる電気信号を昇圧して出力する昇圧トランスと、を備え、
    上記昇圧トランスは上記2枚のリボン形振動板に対応して1次巻線と2次巻線を2つずつ備えており、
    上記2枚のリボン形振動板と上記昇圧トランスの2つの1次巻線がそれぞれ並列に接続され、
    上記昇圧トランスの2つの2次巻線は極性を互いに逆にして直列接続されているリボン型マイクロホン。
  2. 昇圧トランスの2つの1次巻線及び2つの2次巻線は共通のコアに巻かれていて、上記2つの1次巻線及び2つの2次巻線は互いに独立した巻線である請求項1記載のリボン型マイクロホン。
  3. 昇圧トランスは2枚のリボン形振動板に対応して2個設けられ、2個の昇圧トランスは外部磁界の影響を同じ条件で受けるように同じ向きに同じ姿勢で配置されている請求項1記載のリボン型マイクロホン。
  4. 2枚のリボン形振動板は、磁石によって形成されている磁界の前後方向両端付近に配置されている請求項1乃至3のいずれかに記載のリボン型マイクロホン。
  5. 2枚のリボン形振動板に対応する昇圧トランスの2つの1次巻線には2枚のリボン形振動板で電磁変換される互いに逆位相の信号が入力され、極性を互いに逆にして直列接続されている上記昇圧トランスの2つの2次巻線からは同じ位相の信号が出力される請求項1乃至4のいずれかに記載のリボン型マイクロホン。
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