JP2011159535A - 防水型シールドコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】パーティングラインの影響を受けずに防水を良好に行わせ、しかも環状パッキンやシールドシェルを簡素な構造で確実に抜け止めさせる。
【解決手段】鍔壁2から外部に突出した端子装着部9と、端子装着部の周囲の環状孔19とを有する絶縁性のコネクタハウジング4と、中間に段部11aを有して端子装着部内に挿入される端子10と、鍔壁に当接する鍔板5を有する導電性のシールドシェル6と、環状孔に装着される環状のパッキン本体30と、パッキン本体の外周面に設けられ、鍔板に当接する鍔状突部7とを有する環状パッキン8と、端子の段部に係合し、且つ環状パッキンの外部端面8aに当接するスペーサ12とを備えた防水型シールドコネクタ1を採用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車の機器に直付けされ、防水性と電磁遮蔽性と端子の係止性を付与された防水型シールドコネクタに関するものである。
図7は、従来の防水型シールドコネクタの一形態を示すものである(特許文献1参照)。
この防水型シールドコネクタ61は、自動車の機器62にボルト締めで直付けされる鍔部63を一体に有する絶縁樹脂製のコネクタハウジング64と、コネクタハウジング64の端子収容部65に圧入固定された雄端子66と、端子収容部65を覆いつつ鍔部63に沿って機器62に接する導電金属製のシールドシェル67と、鍔部63の周溝内に設けられて機器62に密着するゴム製の環状パッキン68とを備えたものである。
図8は、従来の防水型シールドコネクタの他の形態を示すものである。
この防水型シールドコネクタ71は、鍔部72と、鍔部72の孔部73から突出した端子付き電線挿通用の管部74とを有するコネクタハウジング75と、孔部73内に挿入されて鍔部72にボルトで共締めされるシールドシェル(シールドターミナル)76と、管部74に装着されて孔部73を防水する環状パッキン77とを備えるものである。
上記以外の防水型コネクタ(図示せず)として、特許文献2には、シールドコネクタではないが、コネクタハウジングの端子収容部の外周に環状パッキンを装着し、端子係止用のスペーサで環状パッキンの抜けを防止したことが記載されている。
特開2008−41600号公報(図13) 特開2002−252057号公報(図4)
しかしながら、上記従来の図7(特許文献1)の防水型シールドコネクタ61にあっては、シールドシェル67を鍔部63と機器62との間に挟んで固定するまでの間において、シールドシェル67がコネクタハウジング64から抜け出し兼ねず、それを防止するためにシールドシェル67やコネクタハウジング64に係止手段(図示せず)を設けることで、構造が複雑化するという懸念があった。
また、図8の防水型シールドコネクタ71にあっては、環状パッキン77を係止するための突起78を管部74に設ける際に、樹脂成形金型を一方向の抜き動作のみならずスライド機構等で移動させることで、シール面(符号74で代用)に軸方向のパーティングラインを生じて、防水シール性が低下しかねないという懸念があった。また、シールドシェル76に係止枠片79を設け、コネクタハウジング75の鍔部72に、係止枠片79を挿入係止させる孔部80を設けて、シールドシェル76を固定するために、シールドシェル76の固定構造が複雑化・高コスト化するという懸念があった。
また、特許文献2に記載された防水型コネクタにあっては、シールドシェルを用いて端子等の電磁遮蔽を行う場合に、同様にシールドシェルの抜け防止用の係止手段を設けることで、構造が複雑化してしまうという懸念があった。
本発明は、上記した点に鑑み、パーティングラインの影響を受けずに防水を良好に行うことができ、しかも環状パッキンやシールドシェルを簡素な構造で確実に抜け止めすることのできる防水型シールドコネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る防水型シールドコネクタは、鍔壁から外部に突出した端子装着部と、該端子装着部の周囲の環状孔とを有する絶縁性のコネクタハウジングと、中間に段部を有して該端子装着部内に挿入される端子と、該鍔壁に当接する鍔板を有する導電性のシールドシェルと、該環状孔に装着される環状のパッキン本体と、該パッキン本体の外周面に設けられ、該鍔板に当接する鍔状突部とを有する環状パッキンと、該端子の該段部に係合し、且つ該環状パッキンの外部端面に当接するスペーサとを備えたことを特徴とする。
上記構成により、コネクタハウジングの端子装着部の外周面に環状パッキンが装着され、環状パッキンの内周面が端子装着部の外周面に密着し、環状パッキンの外周面が環状孔の内周面に密着し、シールドシェルの鍔板がコネクタハウジングの鍔壁に当接し(シェル本体は環状孔内に挿入され)、環状パッキンの外周の鍔状突部がシールドシェルの鍔板に当接し、スペーサが端子を係止すると共に、環状パッキンの外部端面に当接して環状パッキンを抜け止めし、且つ鍔状突部によるシールドシェルの抜け止めを確実に行わせる。端子装着部の外周面には環状パッキン抜け止め用の突起が不要であり、突起に起因する樹脂成形時のパーティングラインも生じない。
請求項2に係る防水型シールドコネクタは、請求項1記載の防水型シールドコネクタにおいて、前記端子装着部に延設された端子ガイド壁に端子挿通用の枠壁が突設され、該端子装着部と該枠壁との間に前記スペーサが進入し、該枠壁の端面に該スペーサが当接することを特徴とする。
上記構成により、枠壁内に端子が挿通されて安定に支持され、且つスペーサが枠壁の端面に当接して倒れなく安定に支持されて、スペーサによる端子の係止性と環状パッキンとシールドシェルの抜け止め性とが高まる。
請求項3に係る防水型シールドコネクタは、請求項1又は2記載の防水型シールドコネクタにおいて、前記段部に係合する前記スペーサの突部を延長して、前記環状パッキンの他の外部端面に当接させることを特徴とする。
上記構成により、環状パッキンが径方向の二箇所をスペーサの本体部分と突部の延長部分との二箇所で安定に当接支持されて、環状パッキン及びシールドシェルの抜け止め性が高まる。
請求項1記載の発明によれば、スペーサで端子の係止と環状パッキンの抜け止めとを同時に行わせることができると共に、スペーサで抜け止めされた環状パッキンの鍔状突部でシールドシェルの抜け止めを確実に行わせることができる。これにより、環状パッキン抜け止め用の部材とシールドシェル抜け止め用の部材が不要となり、構造が簡素化・低コスト化される。また、従来の環状パッキン抜け止め用の突起が不要であるから、突起に起因する樹脂成形時のパーティングラインの発生がなく、パーティングラインに起因するシール性の低下が防止され、シール性が良好に確保される。
請求項2記載の発明によれば、端子ガイド壁の枠壁の端面でスペーサを倒れなく安定に支持することで、スペーサによる端子の係止と環状パッキンとシールドシェルの抜け止めを一層確実に行わせることができる。
請求項3記載の発明によれば、環状パッキンをスペーサの本体部分と突部の延長部分との二箇所で安定に当接支持させることで、環状パッキンとシールドシェルの抜け止めを一層確実に行わせることができる。
本発明に係る防水型シールドコネクタの一実施形態を示す分解斜視図である。 同じく防水型シールドコネクタの要部を示す組立途中の分解斜視図である。 環状パッキンの一形態を示す、(a)は斜視図、(b)は一部を切欠して示す斜視図(円内は拡大図)である。 シールドシェルの一形態を前方から見た状態を示す斜視図である。 防水型シールドコネクタの組立状態を示す要部横断面図である。 防水型シールドコネクタの組立状態を示す要部縦断面図である。 従来の防水型シールドコネクタの一形態を示す縦断面図である。 従来の防水型シールドコネクタの他の形態を示す分解斜視図である。
図1は、本発明に係る防水型シールドコネクタの一実施形態を示すものである。
この防水型シールドコネクタ1は、鍔壁2とハウジング本体3とで成る絶縁樹脂製のコネクタハウジング4と、鍔壁2に鍔板5を当接させてハウジング本体3内に装着される導電金属製のシールドシェル(シールドターミナル)6と、鍔板5に中間の鍔状突部7を当接させつつハウジング本体3の端子装着部9の外周面に装着される合成ゴム製の環状パッキン8と、端子装着部9内に装着される雄端子10と、雄端子10の中間の段部11aと環状パッキン8の後端面(外部端面)8aとを係止する絶縁樹脂製のスペーサ12とを備えるものである。
コネクタハウジング4の鍔壁2は、矩形部2aとその上方に延長された延長部2bとで成り、矩形部2aの四角にボルト挿通孔(図示せず)が設けられ、シールドシェル6の鍔板5と共に自動車の機器(図示せず)の外面に締付固定される。延長部2bには小ハウジング15が設けられ、小ハウジング内の小端子に続く電線(図示せず)が突起なし(パーティングラインなし)の管部16を経て外部に導出され、管部16に沿って延長部2bの孔部内に小パッキン17が装着されている。小ハウジング側の構造は本発明の要部ではないので参考的に例示する。
ハウジング本体3の端子装着部(インナハウジング)9は縦断面長円形状(楕円状)に形成され、内側に複数(本例で二つ)の端子挿入孔18を並列に有し、端子装着部9の後端部(符号9で代用)は鍔壁2から後方に突出し、端子装着部9の外側にシールドシェル挿入用の環状孔19が鍔壁2の後端からハウジング本体3内に設けられ、環状孔19の外側にハウジング本体3のフード部(アウタハウジング)20が設けられ、フード部20は鍔壁2に直交して一体に続き、端子装着部9はフード部20に径方向の連結部(図示せず)で一体に続いている。
フード部20内に雄端子10の前半部(電気接触部)10aが突出し、相手側の雌端子を有するコネクタ(図示せず)に対するコネクタ嵌合室(図示せず)が形成される。相手コネクタの嵌合はレバー(図示せず)の回動により低挿入力で行われる。
端子装着部9の外周面(符号9で代用)は樹脂成形金型の一方向(前後方向)の抜き動作でパーティングラインの発生なく滑らかに形成され、図2の如く、端子装着部9の後端部の外周面に環状パッキン8の内周面が嵌合密着されて、確実な防水シール性を発揮する。
図1,図2の如く、端子装着部9の下半後方には水平な板状の端子ガイド壁21が一体に突出(延長)形成されている。端子挿入孔18の後部開口(符号18で代用)は端子ガイド壁21の上面21aに沿って開口している。端子ガイド壁21の上面21aに端子挿入用の左右一対の枠壁22が一体に突設され、枠壁22の前端面(端面)22aと端子装着部9の後端面9aとの間において端子ガイド壁21の付け根部にスペーサ挿通用の左右一対のガイド溝23が設けられている。枠壁22の後方において端子ガイド壁21に左右一対の端子固定用のナット24(図1)が孔部内に設けられている。
図1の如く、雄端子10は左右一対設けられ、水平な板部10’と、板部10’の長手方向中間部の左右に一体に設けられて前後に段部11aを成す突部11と、板部10’の後端側の固定用のボルト挿通孔26とを有している。枠壁22内の孔部と端子挿入孔18の後部開口とは雄端子10の左右の突部11間の幅よりも若干広く形成されている。
図1,図2の如く、スペーサ12は、垂直な板部(本体部分)27と、板部27の左右両側において下方に突出した一対の可撓性の係止アーム28と、板部27の下端中央に突出した矩形状の突部29とで構成され、板部27の上端面27aは環状パッキン8の外周形状に沿って円弧状に形成され、各係止アーム28は先端に内向きの縦断面三角形状の爪部28aを有している。爪部28aは上側の水平な係止面と下側の傾斜ガイド面を有している。なお、明細書で上下前後左右の方向性は説明の便宜上のものであり、必ずしもコネクタ1の取付方向と一致するものではない。
図3(a)(b)の如く、環状パッキン8は、断面フラットなパッキン本体30と、パッキン本体30の内周面に並列に設けられた複数条の小リップ31と、パッキン本体30の外周面に並列に設けられた複数条の大リップ32と、パッキン本体30の幅方向中央の外周面に一体に設けられた鍔状突部7とで構成されている。鍔状突部7の内側の内周面8bの中央はリップなしで平坦に形成されている。鍔状突部7は外周のリップ32よりも高く突出している。
図4の如く、シールドシェル6は、長円形状の鍔板5と、鍔板5に直交して一体に設けられた断面長円形(楕円形)のシェル本体33とで構成されている。鍔板5は、左右に上下一対の突部34とその孔部(ボルト挿通孔)35とを有し、シェル本体33の内側空間に連通する長円形の孔部36を有している。シェル本体33は上下に複数のスリット37を有し、スリット37は、コネクタハウジング4の端子装着部9とフード部20とを繋ぐ連結部(図示せず)に進入係合する。鍔板5は導電金属製の機器に接触してアースされる。
図1の如く、シールドシェル6のシェル本体33がコネクタハウジング4の端子装着部9の外周面との間に隙間を存してフード部20の内周面に沿って挿入され、鍔板5が鍔壁2の後端面に当接する。図1において環状パッキン8の前半部(鍔状突部7よりも前側の部分)は端子装着部9の外周面に沿って環状孔19内に挿入され、前半内周のリップ31(図3)が端子装着部9の外周面に密着し、前半外周のリップ32がシールドシェル6のシェル本体33の内周面に密着する。
図2の如く、環状パッキン8の鍔状突部7の垂直な前端面がシールドシェル6の鍔板5の後面に当接密着して、それ以上の環状パッキン8の挿入が阻止される。環状パッキン8の後端面8aは端子装着部9の後端面9aとほぼ同一面に位置する。環状パッキン8の後半部の内周のリップ31は端子装着部9の外周面に密着し、後半部の外周のリップ32は機器(図示せず)の孔部の内周面に密着する。各リップ31,32の密着で防水が行われ、鍔状突部7が鍔板5に当接することで、シールドシェル6の後方への抜け出しが阻止される。
従って、シールドシェル6には係止爪等の係止手段(部材)を設ける必要がない。係止手段を設けた場合でも、車両の振動等で係止外れを起こした際に、鍔板5が鍔状突部7に当接することで、シールドシェル6の抜け出しが確実に防止される。
図2の如く、左右一対の雄端子10が端子ガイド壁21に沿って枠壁22を貫通して端子装着部9の端子挿入孔18内に挿入される。雄端子10の左右の突部11は枠壁22と端子挿入孔18の後部開口とを経て端子装着部9内に挿入される。雄端子10の後端は端子ガイド壁21の後端面と同一面に位置し、雄端子10の孔部26は端子ガイド壁21の孔部(ナット)24(図1)と同心に位置する。
次いで、スペーサ12が上から下向きに端子装着部9の後端面9aに沿って挿入され、スペーサ12の係止アーム28がガイド溝23に沿って係合しつつ外向きに撓み、復元と同時に先端の爪部28aがガイド溝23の下端面23aに係合する。ガイド溝23の下端面23aは端子ガイド壁21の下面よりも溝状に上方に位置している。それと同時にスペーサ12の中央の突部29が左右の雄端子10の間に進入しつつ、左右の枠壁22の前端面22aと端子装着部9の後端面9aとの間に係合し(図5参照)、図6の如く、スペーサ12の前端面12aが端子装着部9の後端面9aと環状パッキン8の後端面8aとに当接する。
図5の如く、端子装着部9の各端子挿入孔18の途中に段部(突部)38が設けられており、突部38の後端面38aに各雄端子10の突部11の前端面11bが当接してそれ以上の挿入が阻止され、左右の突部38間の内幅は雄端子10の板部10’の幅よりも若干小さく形成され、突部38間に雄端子10が圧入固定される。環状パッキン8の前端面8bは、端子装着部9の前端から外向きに突出した鍔部39の後端面に当接して停止する。図5で、符号20はフード部、8は環状パッキン、6はシールドシェル、40は、シールドシェル6の外側に設けられ、相手コネクタに密着する環状小パッキンである。
スペーサ12の中央の突部29で左右の雄端子10の突部11が係止され、雄端子10の後抜けが防止され、それと同時に、図6の如く、スペーサ12の板部27の上端部27aの後端面12aが環状パッキン8の上部後端面8aに当接し、スペーサ12で環状パッキン8の後抜けが阻止され、且つスペーサ12で押さえられた(後抜けを防止された)環状パッキン8の鍔状突部7がシールドシェル6の鍔板5の後端面に当接して、シールドシェル6の後抜けが確実に防止される。
枠壁22はガイド溝23(図2)と共にスペーサ12を垂直に支えて後方へのスペーサ12の倒れを阻止して、スペーサ12による環状パッキン8の押さえを確実に行わせる。スペーサ12の上端27aよりも上方(径方向外側)に環状パッキン8の外周のリップ32が突出しているので、機器(図示せず)の孔部に環状パッキン8の後半部を挿入する際にスペーサ12が干渉する心配がない。
なお、上記実施形態においては、雄端子10を用いた例で説明したが、雄端子10に代えて雌端子(板部10’の前半に雌型の電気接触部が設けられたもの)を用いる場合は、コネクタハウジング4の端子装着部9の端子挿入孔18と枠壁22とを上下方向に幅広とし、端子装着部9を前方に延長して端子収容室を設け、シールドシェル6の筒状のシェル本体33を端子装着部9の外周面に沿って配置し、フード部20は排除することで対応可能である。
また、上記実施形態においては、雄端子10に突部11を設けて段部としたが、突部11に代えて凹部(図示せず)を設けて段部とし、凹部内にスペーサ12の突部29を係合させることも可能である。この場合、枠壁22や端子挿入孔18の内幅は雄端子10の幅よりも若干小さい程度とする。
また、上記実施形態においては、環状パッキン8の上部の後端面(外部端面)8aのみをスペーサ12で当接係止したが、例えばスペーサ12の中央の突部29を下方に長く延長し、端子ガイド壁21に延長突部(29)を貫通させる孔部(図示せず)を設け、延長突部(29)の先端で環状パッキン8の下部の(他の)後端面(外部端面)8a’をも当接係止させる(環状パッキン8の180°方向の上部と下部とをスペーサ12で同時に押さえる)ことも可能である。
本発明に係る防水型シールドコネクタは、例えば自動車の機器直付け用のコネクタにおける防水を確実に行わせ、且つ防水用の環状パッキンと電磁遮蔽用のシールドシェルとの係止構造を簡素化・低コスト化するために利用することができる。
1 防水型シールドコネクタ
2 鍔壁
4 コネクタハウジング
5 鍔板
6 シールドシェル
7 鍔状突部
8 環状パッキン
8a 後端面(外部端面)
8a’ 他の後端面(外部端面)
9 端子装着部
10 雄端子(端子)
11a 段部
12 スペーサ
19 環状孔
21 端子ガイド壁
22 枠壁
22a 端面
29 突部
30 パッキン本体

Claims (3)

  1. 鍔壁から外部に突出した端子装着部と、該端子装着部の周囲の環状孔とを有する絶縁性のコネクタハウジングと、中間に段部を有して該端子装着部内に挿入される端子と、該鍔壁に当接する鍔板を有する導電性のシールドシェルと、該環状孔に装着される環状のパッキン本体と、該パッキン本体の外周面に設けられ、該鍔板に当接する鍔状突部とを有する環状パッキンと、該端子の該段部に係合し、且つ該環状パッキンの外部端面に当接するスペーサとを備えたことを特徴とする防水型シールドコネクタ。
  2. 前記端子装着部に延設された端子ガイド壁に端子挿通用の枠壁が突設され、該端子装着部と該枠壁との間に前記スペーサが進入し、該枠壁の端面に該スペーサが当接することを特徴とする請求項1記載の防水型シールドコネクタ。
  3. 前記段部に係合する前記スペーサの突部を延長して、前記環状パッキンの他の外部端面に当接させることを特徴とする請求項1又は2記載の防水型シールドコネクタ。
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