JP2011159076A - 紙幣処理システムおよび紙幣処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】管理装置間でデータの不整合が生じた場合に、どの管理装置に記憶されているデータが正しいかを容易に特定すること。
【解決手段】取引データ生成部が、識別部によって識別された紙幣の記番号を当該紙幣の処理順序をあらわすデータ作成日時と関連付けた取引データを生成し、生成された取引データを複数の管理装置間で共有し、複数の管理装置間で紙幣処理装置による紙幣の入出金に関する管理情報に不整合が生じた場合に、データ欠落特定部が、同一の記番号が関連付けられた取引データを共有する複数の管理装置のうち、最新の順序情報と関連付けられた最新取引データを記憶する管理装置を正しい管理情報を保有する管理装置として特定するように紙幣処理システムを構成する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、紙幣処理装置による紙幣の入出金を複数の管理装置で管理する紙幣処理システムおよび紙幣処理方法に関し、特に、管理装置間でデータの不整合が生じた場合に、どの管理装置に記憶されているデータが正しいかを容易に特定することができる紙幣処理システムおよび紙幣処理方法に関する。
従来、銀行等の金融機関の窓口には、紙幣の入出金処理を行う紙幣処理装置が設置されている。この紙幣処理装置は、入金口に投入された貨幣を金種や真偽等の識別を行ったうえで収納部へ収納するとともに、収納された貨幣をユーザからの操作に応じて出金口へ投出する装置である。
また、近年では、紙幣処理装置による紙幣の処理データが紙幣処理装置の故障あるいは災害等によって消失することを防ぐために、紙幣処理装置と他装置との間で処理データを共有化する技術も知られている。
たとえば、特許文献1には、紙幣処理装置が、顧客の口座番号と紙幣の記番号とを関連付けた取引データを遠隔地に設置された管理装置へ送信し、偽券等の不正な紙幣が発見された場合に、管理装置が、取引データをチェックしてかかる不正な紙幣の入金者を特定する技術が開示されている。
なお、特許文献1に記載の技術では、紙幣処理装置の処理データを1台の管理装置を用いて管理することとしているが、データの消失をより確実に防止するため、一般的には、複数の管理装置を用いて紙幣処理装置の処理データを管理することが行われている。
特開平8−249524号公報
しかしながら、上記従来技術には、複数の管理装置間でデータの不整合が生じるおそれがあるという問題があった。これは、複数の管理装置間でデータを共有する場合に通信エラー等の発生によって共有化が正常に行われない可能性があるためである。
このように管理装置間でデータの不整合が生じた場合には、どの管理装置に記憶されている情報を信頼すべきであるかの判断が困難となる。
このことから、管理装置間でデータの不整合が生じた場合に、どの管理装置に記憶されているデータが正しいかを容易に特定することができる紙幣処理システムあるいは紙幣処理方法をいかにして実現するかが大きな課題となっている。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであって、管理装置間でデータの不整合が生じた場合に、どの管理装置に記憶されているデータが正しいかを容易に特定することができる紙幣処理システムおよび紙幣処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、紙幣処理を行う紙幣処理装置と、前記紙幣処理装置を管理する複数の管理装置とを有する紙幣処理システムであって、前記紙幣処理装置の識別部によって識別された紙幣の識別情報を当該紙幣の処理順序をあらわす順序情報と関連付けた取引データを生成する取引データ生成手段と、前記取引データ生成手段によって生成された取引データを前記複数の管理装置間で共有する共有手段と、前記複数の管理装置間で前記紙幣処理装置の管理情報に不整合が生じた場合に、同一の識別情報が関連付けられた取引データを共有する複数の管理装置のうち、最新の順序情報と関連付けられた最新取引データを記憶する管理装置を正しい管理情報を保有する管理装置として特定する特定手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記特定手段によって正しい管理情報を保有する管理装置として特定された管理装置以外の管理装置に対して前記最新取引データを記憶させる欠落データ補充手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、紙幣処理を行う紙幣処理装置と、前記紙幣処理装置を管理する複数の管理装置とを有する紙幣処理システムであって、前記紙幣処理装置の識別部によって識別された紙幣の識別情報と、当該紙幣の処理順序をあらわす順序情報と、当該紙幣が前記紙幣処理装置へ入金されたことまたは前記紙幣処理装置から出金されたことを示す取引内容を含んだ処理情報とを関連付けた取引データを生成する取引データ生成手段と、前記取引データ生成手段によって生成された取引データを前記複数の管理装置間で共有する共有手段と、前記複数の管理装置間で前記紙幣処理装置の管理情報に不整合が生じた場合に、同一の識別情報と関連付けられた複数の取引データのうち同一の取引内容が関連付けられた取引データを連続して記憶する管理装置を取引データが欠落した管理装置として特定する特定手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、同一の取引内容が連続する取引データ間に存在すべき取引データを前記順序情報および前記取引内容に基づき特定するとともに特定した取引データを前記特定手段によって取引データが欠落した管理装置として特定された管理装置に対して記憶させる欠落データ補充手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記紙幣の識別情報は、前記紙幣の記番号であることを特徴とする。
また、本発明は、紙幣処理を行う紙幣処理装置を管理装置によって管理する紙幣処理方法であって、前記紙幣処理装置の識別部によって識別された紙幣の識別情報を当該紙幣の処理順序をあらわす順序情報と関連付けた取引データを生成する取引データ生成工程と、前記取引データ生成工程において生成した取引データを前記複数の管理装置間で共有する共有工程と、前記複数の管理装置間で前記紙幣処理装置の管理情報に不整合が生じた場合に、同一の識別情報と関連付けられた取引データを共有する複数の管理装置のうち最新の順序情報と関連付けられた最新取引データを記憶する管理装置を正しい管理情報を保有する管理装置として特定する特定工程とを含んだことを特徴とする。
また、本発明は、紙幣処理を行う紙幣処理装置を管理装置によって管理する紙幣処理方法であって、前記紙幣処理装置の識別部によって識別された紙幣の識別情報と、当該紙幣の処理順序をあらわす順序情報と、当該紙幣が前記紙幣処理装置へ入金されたことまたは前記紙幣処理装置から出金されたことを示す取引内容とを関連付けた取引データを生成する取引データ生成工程と、前記取引データ生成工程において生成した取引データを前記複数の管理装置間で共有する共有工程と、前記複数の管理装置間で前記紙幣処理装置の管理情報に不整合が生じた場合に、同一の識別情報と関連付けられた複数の取引データのうち同一の取引内容が関連付けられた取引データを連続して記憶する管理装置を取引データが欠落した管理装置として特定する特定工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、取引データ生成手段が、識別部によって識別された紙幣の識別情報を当該紙幣の処理順序をあらわすデータ作成日時と関連付けた取引データを生成し、生成された取引データを複数の管理装置間で共有し、複数の管理装置間で紙幣処理装置の管理情報に不整合が生じた場合に、特定手段が、同一の識別情報が関連付けられた取引データを共有する複数の管理装置のうち、最新の順序情報と関連付けられた最新取引データを記憶する管理装置を正しい管理情報を保有する管理装置として特定することとしたため、管理装置間でデータの不整合が生じた場合に、どの管理装置に記憶されているデータが正しいかを容易に特定することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、欠落データ補充手段が、特定手段によって正しい管理情報を保有する管理装置として特定された管理装置以外の管理装置に対して最新取引データを記憶させることとしたため、管理情報の不整合が生じた場合であってもかかる不整合を容易に解消することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、取引データ生成手段が、紙幣処理装置の識別部によって識別された紙幣の識別情報と、当該紙幣の処理順序をあらわす順序情報と、当該紙幣が前記紙幣処理装置へ入金されたことまたは紙幣処理装置から出金されたことを示す取引内容とを関連付けた取引データを生成し、共有手段が、取引データ生成手段によって生成された取引データを複数の管理装置間で共有し、特定手段が、複数の管理装置間で紙幣処理装置の管理情報に不整合が生じた場合に、同一の識別情報と関連付けられた複数の取引データのうち同一の取引内容が関連付けられた取引データを連続して記憶する管理装置を取引データが欠落した管理装置として特定することとしたため、通信エラーが一時的に発生してその後回復したような場合であっても取引データの欠落を特定することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、欠落データ補充手段が、同一の取引内容が連続する取引データ間に存在すべき取引データを順序情報および取引内容に基づき特定するとともに特定した取引データを特定手段によって取引データが欠落した管理装置として特定された管理装置に対して記憶させることとしたため、取引データの欠落によって生じる管理情報の不整合を容易に解消することができるという効果を奏する。
図1は、本発明に係る紙幣処理手法の概要を示す図である。 図2は、本実施例に係る紙幣処理システムのネットワーク構成を示す図である。 図3は、本実施例に係る紙幣処理装置の機能構成を示すブロック図である。 図4は、本実施例に係る紙幣処理装置の全体構成を示す図である。 図5は、取引データの一例を示す図である。 図6は、データ欠落特定部および欠落データ補充部の動作例を示す図である。 図7は、データ欠落特定部および欠落データ補充部の他の動作例を示す図である。 図8は、紙幣処理装置、店舗内サーバおよびセンタ内サーバ間で実行される処理手順を示すシーケンス図である。 図9は、データ欠落特定部および欠落データ補充部の他の動作例を示す図である。 図10は、データ欠落特定部および欠落データ補充部の他の動作例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る紙幣処理装置の実施例を詳細に説明する。なお、以下では、紙幣の識別情報の一例として、「記番号」を用いて説明するが、これに限ったものではなく、個々の紙幣を識別可能な情報であれば他の情報であってもよい。他の情報としては、たとえば、紙幣に埋め込まれるICチップの情報などがある。
また、以下では、紙幣処理を行う紙幣処理装置の一例として、紙幣の入出金処理を行う紙幣処理装置を用いて説明する。ただし、本発明に係る紙幣処理装置は、紙幣の入金処理のみを行う入金処理装置や紙幣の出金処理のみを行う出金処理装置に対しても適用することができる。さらに、本発明に係る紙幣処理装置は、紙幣の入出金処理だけでなく、紙幣の計数あるいは精査といった入出金以外の紙幣処理を行う処理装置に対しても適用することが可能である。
まず、実施例の詳細な説明に先立って、本発明に係る紙幣処理手法の概要について図1を用いて説明する。図1は、本発明に係る紙幣処理手法の概要を示す図である。同図に示したように、本発明に係る紙幣処理手法では、紙幣処理装置による紙幣の入出金を複数の管理装置を用いて管理する場合に、これら複数の管理装置間でデータの不整合が生じたならば、正しい情報を管理する管理装置を順序情報を用いて特定する点に特徴を有する。ここで、順序情報とは、紙幣処理装置による紙幣の処理順序をあらわす情報である。
具体的には、同図に示したように、本発明に係る紙幣処理手法では、まず、紙幣処理装置が紙幣を識別する(同図の(1)参照)。具体的には、紙幣処理装置は、紙幣の金種、真偽、正損等を識別する。また紙幣処理装置は、これらの識別処理とともに、紙幣の記番号を読み取る処理も併せて行う。
つづいて、本発明に係る紙幣処理手法では、紙幣処理装置が、紙幣から読み取った記番号を所定の順序情報と関連付けた取引データを生成する(同図の(2)参照)。ここで、順序情報としては、たとえば、取引データの作成日時のほか、紙幣を処理する毎にカウントアップされる連番情報等を用いることができる。
つづいて、本発明に係る紙幣処理手法では、紙幣処理装置が、生成した取引データを複数の管理装置へ送信する(同図の(3)参照)。そして、各管理装置が取引データを記憶することによって(同図の(4)参照)、紙幣処理装置および複数の管理装置間で取引データが共有された状態となる。
ここで、管理装置としては、たとえば、紙幣処理装置に接続する上位端末や紙幣処理装置が設置される店舗内のサーバ装置といった同一店舗内に設置される装置のほか、他店舗のサーバ装置あるいは管理センタ内のサーバ装置といった遠隔地に設置される装置等を用いることができる。このように、同一店舗内の装置だけでなく遠隔地に設置される装置との間で取引データを共有することによって、紙幣処理装置が故障した場合や災害等によって取引データが消失することを防止できる。
ところが、このように複数の管理装置間で取引データを記憶することとした場合、たとえば、通信エラー等によって取引データが欠落することで、各管理装置によって管理される紙幣処理装置の管理情報に不整合が生じるおそれがある。ここで、管理情報とは、取引データのほか、かかる取引データを用いて算出される情報を示し、たとえば、紙幣処理装置の在高や店舗の売り上げあるいは資金の移動等に関する情報等が挙げられる。
すなわち、ある管理装置において取引データが欠落した場合には、かかる管理装置によって管理される取引データだけでなく、紙幣処理装置の在高や店舗の売り上げといった情報が他の管理装置との間で一致しなくなる。
そこで、かかる場合に、本発明に係る紙幣処理手法では、これら複数の管理装置間で共有された取引データのうち、同一の記番号が関連付けられた取引データ同士を比較する(同図の(5)参照)。そして、本発明に係る紙幣処理手法では、最新の順序情報と関連付けられた取引データ(以下、「最新取引データ」と記載する)を記憶する管理装置を正しい管理情報を保有する管理装置として特定する(同図の(6)参照)。
たとえば、紙幣処理装置の在高について、管理装置Aでは100万円と算出され、管理装置Bでは99万円と算出されたとする。また、このとき、管理装置A内には「記番号Aの一万円札が2009年11月25日の12時59分11秒に入金された」ことを示す取引データが存在し、管理装置B内に「記番号Aの一万円札が2009年11月25日の13時05分10秒に出金された」ことを示す取引データが存在するとする。
かかる場合には、本発明に係る紙幣処理手法では、記番号Aに関してより新しい取引データを記憶する管理装置Bを正しい管理情報を保有する管理装置として特定する。すなわち、管理装置Bが保有する管理情報「99万円」が正しく、管理装置Aが保有する管理情報「100万円」が誤りであると判定する。
このように、本発明に係る紙幣処理手法では、紙幣処理装置によって識別された紙幣の記番号を順序情報と関連付けた取引データを複数の管理装置間で共有し、管理装置間で管理情報の不整合が生じた場合に、同一紙幣に関する取引データのうちより新しい順序情報と関連付けられた取引データを持つ管理装置の管理情報を信頼することとしたため、どの管理装置に記憶されているデータが正しいかを容易に特定することができる。
なお、ここでは、複数の管理装置が1つの紙幣処理装置の取引データを管理する場合について説明したが、これに限ったものではなく、複数の管理装置が複数の紙幣処理装置の取引データを管理することとしてもよい。
特に、複数の管理装置が複数の紙幣処理装置の取引データを管理する場合であって、順序情報として取引データの作成日時を用いる場合には、各紙幣処理装置は、所定のタイムサーバにアクセスして日時情報を取得するようにしてもよい。これによって、紙幣処理装置間で取引データの作成日時を正確に同期させることができる。
なお、同図では、紙幣処理装置が取引データを生成して各管理装置へ送信する場合について説明したが、これに限ったものではなく、取引データは、特定の管理装置が生成して他の管理装置へ送信することとしてもよい。
以下では、図1を用いて説明した紙幣処理手法を適用した紙幣処理装置についての実施例を詳細に説明する。
図2は、本実施例に係る紙幣処理システムのネットワーク構成を示す図である。同図に示すように、本実施例に係る紙幣処理システムでは、銀行等の金融機関の店舗Aおよび店舗Bとこれら店舗Aおよび店舗Bの遠隔地に存在する管理センタとがWAN(Wide Area Network)等のネットワークを介して相互に接続されている。
店舗Aにおいて、本実施例に係る紙幣処理装置1aは、店舗内LAN(Local Area Network)等のネットワーク経由で、上位端末2aおよび店舗内サーバ3aとそれぞれ接続されている。ここで、上位端末2aは、紙幣処理装置1aを直接管理する端末装置であり、店舗内サーバ3aは、紙幣処理装置1aを含む店舗A内の各種装置を管理するサーバ装置である。
また、店舗Bにおいても同様であり、本実施例に係る紙幣処理装置1bは、店舗内LAN等のネットワーク経由で、上位端末2bおよび店舗内サーバ3bとそれぞれ接続されている。
一方、管理センタには、センタ内サーバ4が設置されている。かかるセンタ内サーバ4は、店舗Aに設置される紙幣処理装置1aおよび店舗Bに設置される紙幣処理装置1bを管理するサーバ装置である。
なお、ここでは、紙幣処理装置1a,1b、上位端末2a,2b、店舗内サーバ3a,3bおよびセンタ内サーバ4がそれぞれWAN等のネットワーク経由で接続される場合について説明するが、店舗内サーバ3a,3bおよびセンタ内サーバ4のみが上記ネットワーク経由で接続されることとしてもよい。
また、以下では、紙幣処理装置1a,1bのうち任意の紙幣処理装置1a,1bを単に「紙幣処理装置1」と記載し、上位端末2a,2bのうち任意の上位端末2a,2bを単に「上位端末2」と記載し、店舗内サーバ3a,3bのうち任意の店舗内サーバ3a,3bを単に「店舗内サーバ3」と記載する。ここで、上位端末2、店舗内サーバ3およびセンタ内サーバ4は、紙幣処理装置1による紙幣の入出金を管理する管理装置の一例である。
次に、本実施例に係る紙幣処理装置1の機能構成について図3を用いて説明する。図3は、本実施例に係る紙幣処理装置の機能構成を示すブロック図である。なお、同図には、紙幣処理装置1およびセンタ内サーバ4の特徴を説明するために必要な構成要素のみを示しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。また、上位端末2および店舗内サーバ3は、同図に示したセンタ内サーバ4の構成と同様の構成を有するものとし、その説明を省略する。
同図に示すように、本実施例に係る紙幣処理装置1は、通信インタフェース111と、識別部112と、制御部120と、記憶部130とを備えている。また、制御部120は、取引データ生成部120aを備え、記憶部130は、取引データ130aを記憶している。
一方、本実施例に係るセンタ内サーバ4は、通信インタフェース411と、制御部420と、記憶部430とを備えている。また、制御部420は、データ取得部420aと、不整合判定部420bと、データ欠落特定部420cと、欠落データ補充部420dとを備え、記憶部430は、取引データ430aを記憶している。
以下では、まず、紙幣処理装置1の各構成要素について説明する。通信インタフェース111は、センタ内サーバ4や上位端末2あるいは店舗内サーバ3との間で通信データの送受信を行う通信デバイスである。
識別部112は、紙幣処理装置1へ入金された紙幣あるいは紙幣処理装置1から出金する紙幣に対して金種判定、真偽判定、正損判定といった各種の鑑別を行う。また、識別部112は、紙幣処理装置1へ入金された紙幣あるいは紙幣処理装置1から出金する紙幣の記番号を読み取る処理も併せて行う。かかる識別部112は、紙幣を識別する毎に、紙幣の識別結果(金種や真偽あるいは正損)、入金あるいは出金の別を示す取引内容およびこの紙幣から読み取った記番号を取引データ生成部120aへ渡す。
なお、真偽判定とは、紙幣が本物か偽物かを判定することを示す。また、正損判定とは、本物の紙幣のうち状態のよい紙幣(正券)か汚れや損傷がある紙幣(損券)かを判定することを示す。
ここで、図3に示した紙幣処理装置1の全体構成について図4を用いて説明しておく。図4は、本実施例に係る紙幣処理装置の全体構成を示す図である。同図に示すように、本実施例に係る紙幣処理装置1は、入金口11と、識別部12と、出金口13と、リジェクト口14と、一時保留部15と、搬送路16と、スタッカ17a〜17eと、精査カセット18とを含んでいる。
入金口11は、装置の天面を凹状に窪ませて開口を形成したボックスであり、ボックスの底面に設けられたローラ等の操出部によって入金紙幣を1枚ずつ装置内部の搬送路16へと繰り込む。識別部12(識別部112に相当)は、搬送路16によって搬送される紙幣を識別する紙幣識別機である。
出金口13は、入金口11と同様に開口が形成されたボックスであり、図示しない操作部への操作に応じて装置内部から投出された出金紙幣が集積される。リジェクト口14は、入金口11や出金口13と同様に開口が形成されたボックスであり、入金紙幣のうち識別部12によって不適正と識別された紙幣(偽券、損券あるいは識別不能紙幣)が集積される。一時保留部15は、出金処理時に不適正と識別された出金紙幣を一時的に保留する保留部であり、一時保留部15内へ紙幣を繰り入れる機構および繰り入れた紙幣を一時保留部15外へ繰り出す機構を有している。
搬送路16は、紙幣を表裏両側から挟持して一枚ずつ搬送するベルトコンベアである。具体的には、搬送路16は、入金口11、識別部12、出金口13、リジェクト口14、一時保留部15、スタッカ17a〜17eおよび精査カセット18を相互に接続し、これら各部の間で紙幣の搬送を行う。
スタッカ17a〜17eは、紙幣を金種ごとに収納する収納部である。たとえば、紙幣処理装置1は、識別部12によって千円札と識別された紙幣を搬送路16を介してスタッカ17aへ収納し、二千円札と識別された紙幣をスタッカ17bへ収納する。同様に、紙幣処理装置1は、識別部12によって五千円札と識別された紙幣を搬送路16を介してスタッカ17cへ収納し、一万円札と識別された紙幣を搬送路16を介してスタッカ17dへ収納する。また、紙幣処理装置1は、識別部12によって偽券、損券あるいは識別不能と判定された紙幣をリジェクト口14へ投出する。
このように、紙幣処理装置1は、入金処理として、入金口11へ投入された紙幣を搬送路16によって識別部12へ搬送するとともに識別部12による識別結果に応じてかかる紙幣をスタッカ17a〜17eの何れかへ収納する。
また、ユーザから出金操作を受け付けた場合には、紙幣処理装置1は、出金処理を行う。具体的には、紙幣処理装置1は、操作に応じた紙幣をスタッカ17a〜17dから繰り出し、搬送路16を介して出金口13から投出する。なお、紙幣処理装置1は、スタッカ17a〜17dから繰り出した紙幣を再度識別部12で識別し、不適切な紙幣が混在している場合には、かかる不適切な紙幣を一時保留部15で一時的に保留したのち、スタッカ17a〜17dの下部に設けられた図示しない集積部へ投出する。
精査カセット18は、紙幣処理装置1に対して脱着可能な現金カセットであり、紙幣詰まりなどが原因でスタッカ17a〜17eの収納枚数が不確定となった場合にそのスタッカの収納枚数を精査する機能を有する。なお、精査カセット18は、スタッカ17a〜17eと同様に紙幣を収納するとともに収納した紙幣を搬送路16へ繰り出すことも可能である。
図3へ戻り、制御部120の取引データ生成部120aについて説明する。取引データ生成部120aは、識別部112から紙幣の識別結果、取引内容および記番号を受け取った場合に、これらの情報を含んだ取引データを生成する処理部である。具体的には、取引データ生成部120aは、識別部112から受け取った識別結果、取引内容および記番号をデータ作成日時を示す日時情報および自装置を識別する装置IDと関連付けた取引データを生成する。
また、取引データ生成部120aは、取引データを生成すると、生成した取引データを記憶部130へ記憶するとともに、通信インタフェース111経由でセンタ内サーバ4、店舗内サーバ3および上位端末2へ送信する。ここで、取引データの内容について図5を用いて説明する。図5は、取引データの一例を示す図である。
同図に示すように、取引データは、「データ作成日時」項目と、「記番号」項目と、「識別結果」項目と、「取引内容」項目と、「装置ID」項目とを関連付けた情報である。「データ作成日時」項目は、取引データの作成日時をあらわす日時情報が格納される項目である。ここで、日時情報には、「西暦」、「年月日」および「時刻」が含まれている。特に、本実施例では、時刻として時間や分だけでなく秒まで記録することによって、紙幣処理装置1による紙幣の処理順序をより正確に管理することができる。このように、日時情報は、紙幣の処理順序をあらわす順序情報の一例である。
なお、取引データ生成部120aは、日時情報を特定のタイムサーバから取得することとしてもよい。これにより、複数の紙幣処理装置1a,1b間で日時情報をより正確に同期させることができる。すなわち、紙幣処理装置1a,1bの設定時刻がバラつくことを防止できるために、センタ内サーバ4等が複数の紙幣処理装置1a,1bの取引データをより正確に管理することが可能となる。
「記番号」項目は、識別部112によって紙幣から読み取られた記番号が格納される項目である。なお、記番号とは、紙幣同士を区別するために各紙幣に割り当てられた識別番号である。「識別結果」項目は、識別部112による紙幣の識別結果が格納される項目である。「取引内容」項目は、紙幣が紙幣処理装置1へ入金されたことまたは紙幣処理装置1から出金されたことを示す情報が格納される項目である。「装置ID」項目は、入金処理あるいは出金処理を行った紙幣処理装置1を識別する識別情報が格納される項目である。
同図に示した取引データは、「2009年11月21日12時59分11秒」に、記番号「X01A」の「一万円札」が「紙幣処理装置1a」へ入金されたことを示している。なお、記憶部130に記憶される取引データ130aは、取引データ生成部120aによって順次記憶される取引データである。
なお、各取引データは、個々に別ファイルとして保存されることとしてもよいし、複数の取引データを1つのデータにまとめることとしてもよい。複数の取引データを1つのデータにまとめる場合には、たとえば、ヘッダ部の所定位置にデータ作成日時を記録するなどして、データ検索が容易に行えるようにするのが望ましい。
なお、取引データ生成部120aは、店舗を識別する店舗IDや紙幣処理装置1のオペレータに関する情報を取引データにさらに関連付けることとしてもよい。
図3へ戻り、センタ内サーバ4の各構成要素について説明する。通信インタフェース411は、紙幣処理装置1や上位端末2あるいは店舗内サーバ3との間で通信データの送受信を行う通信デバイスである。
制御部420は、取引データの取得、管理情報の不整合が生じたか否かの判定、正しい管理情報を保有する装置の特定、取引データが欠落している装置に対する欠落データの補充といった処理を実行する処理部である。データ取得部420aは、紙幣処理装置1から通信インタフェース411経由で取引データを取得する処理部である。また、データ取得部420aは、取引データを取得すると、取得した取引データを記憶部430へ記憶する処理も併せて行う。なお、記憶部430に記憶される取引データ430aは、紙幣処理装置1から順次取得した取引データである。すなわち、記憶部430には、紙幣処理装置1から所得した取引データが順次蓄積されていくこととなる。
不整合判定部420bは、センタ内サーバ4、店舗内サーバ3および上端末装置2といった管理装置間で管理情報の不整合が生じたか否かを判定する処理部である。たとえば、不整合判定部420bは、取引データを取得するごと、店舗Aの営業終了後あるいは営業中定期的に、記憶部430に記憶された取引データ430aを用いて紙幣処理装置1の在高等を算出する。また、不整合判定部420bは、店舗内サーバ3や上位端末2が同様にして算出した取引データを通信インタフェース411経由で取得する。
そして、不整合判定部420bは、各管理装置によって算出された在高がすべて一致するか否かを判定し、これらの在高が一致しない場合に管理情報の不整合が生じたと判定する。不整合判定部420bは、管理情報の不整合が生じたと判定した場合には、店舗内サーバ3や上位端末2が記憶する取引データを通信インタフェース411経由で取得し、記憶部430から取り出した取引データ430aとともにデータ欠落特定部420cへ渡す。
なお、ここでは、管理情報の一例として在高を用いて説明したが、これに限ったものではなく、管理情報は、店舗Aや店舗Bの売り上げ情報、資金の移動に関する情報等であってもよい。
データ欠落特定部420cは、管理情報の不整合が生じたことが不整合判定部420bによって判定された場合に、不整合判定部420bから取得した取引データを用いて正しい管理情報を保有する管理装置を特定する処理部である。具体的には、データ欠落特定部420cは、同一の記番号が関連付けられた取引データのうち、最新の順序情報と関連付けられた最新取引データを記憶する管理装置を正しい管理情報を保有する管理装置として特定する。
また、データ欠落特定部420cは、同一の記番号と関連付けられた複数の取引データのうち同一の取引内容が関連付けられた取引データを連続して記憶する管理装置を取引データが欠落した管理装置として特定する処理も行う。かかるデータ欠落特定部420cの動作例については後述する。
欠落データ補充部420dは、データ欠落特定部420cによって取引データが欠落していることが特定された装置に対して、欠落した取引データを記憶させる処理部である。たとえば、欠落データ補充部420dは、店舗内サーバ3によって記憶される取引データに欠落があることが特定された場合には、欠落した取引データを店舗内サーバ3へ送信することによってかかる取引データの欠落を解消する。また、欠落データ補充部420dは、記憶部430に記憶される取引データ430aに取引データの欠落があることが特定された場合には、欠落した取引データを記憶部430へ記憶することによってかかる取引データの欠落を解消する。
ここで、データ欠落特定部420cおよび欠落データ補充部420dの動作例について図6を用いて説明する。図6は、データ欠落特定部420cおよび欠落データ補充部420dの動作例を示す図である。なお、同図の(A)には、データ欠落特定部420cの動作例を示し、同図の(B)には、欠落データ補充部420dの動作例を示している。
同図の(A)に示したように、紙幣処理装置1aの在高が、センタ内サーバ4では「99万円」と算出され、店舗内サーバ3では「100万円」と算出されたとする。かかる場合に、センタ内サーバ4の不整合判定部420bは、店舗内サーバ3によって算出された紙幣処理装置1aの在高「100万円」を通信インタフェース411経由で取得し、自装置によって算出された在高「99万円」と比較する。
この結果、両者が異なるため、不整合判定部420bは、管理情報の不整合が生じたと判定する。かかる場合、不整合判定部420bは、店舗内サーバ3に記憶された取引データを通信インタフェース411経由で取得し、記憶部430から取り出した取引データ430aとともにデータ欠落特定部420cへ渡す。
データ欠落特定部420cは、店舗内サーバ3に記憶された取引データおよび自装置に記憶された取引データ430aを受け取ると、これらの取引データのうち、同一の記番号が関連付けられた取引データ同士を比較していく。そして、データ欠落特定部420cは、これら同一の記番号が関連付けられた取引データのうち、最新のデータ作成日時と関連付けられた最新取引データを記憶する装置を正しい管理情報を保有する装置として特定する。
たとえば、同図の(A)に示した場合、データ欠落特定部420cは、センタ内サーバ4に記憶された取引データ430aのうち記番号「X01A」が関連付けられた取引データの最新データ作成日時「13時05分10秒」と、店舗内サーバ3に記憶された取引データのうち、記番号「X01A」が関連付けられた取引データの最新データ作成日時「12時59分11秒」とを比較する(同図の(A−1)参照)。なお、同図に示した各データ作成日時は、西暦および年月日が同一であるものとし、これらを省略して示している。
そして、データ欠落特定部420cは、データ作成日時がより新しい取引データを記憶するセンタ内サーバ4を正しい在高を管理する装置として特定する(同図の(A−2)参照)。
また、データ欠落特定部420cは、店舗内サーバ3に最新取引データが欠落しているとして欠落データ補充部420dに対して欠落データの補充を指示する。そして、欠落データ補充部420dは、かかる指示に従い、店舗内サーバ3に対して最新取引データの補充を行う。
具体的には、欠落データ補充部420dは、同図の(B)に示したように、センタ内サーバ4に記憶されている最新取引データを通信インタフェース経由で店舗内サーバ3へ送信する(同図の(B−1)参照)。これによって、店舗内サーバ3では、欠落していた最新取引データがあらたに記憶され、紙幣処理装置1aの在高が再度算出される(同図の(B−2)参照)。この結果、店舗内サーバ3およびセンタ内サーバ4がそれぞれ算出する紙幣処理装置1aの在高が「99万円」で一致することとなる。
このように、本実施例では、紙幣の記番号に対して日時情報を関連付けて記憶しておくことによって、管理情報の不整合が生じた場合であっても、かかる日時情報を用いてどの装置が正しい管理情報を保有しているかを容易に特定することができる。
また、本実施例では、データ欠落特定部420cによって正しい管理情報を保有する管理装置として特定された管理装置以外の管理装置に対して最新取引データを記憶させることとしたため、管理情報の不整合が生じた場合であってもかかる不整合を容易に解消することができる。
なお、ここでは、センタ内サーバ4あるいは店舗内サーバ3が紙幣処理装置1aおよび紙幣処理装置1bの取引データを全て記憶する場合について説明したが、紙幣処理装置1a,1bが取引データを全て記憶するとともに管理情報に不整合が生じたか否かを判定するようにしてもよい。ただし、営業終了後など紙幣処理装置1a,1bの電源が落とされた後に、取引データをセンタ内サーバ4で処理する場合があり、また、紙幣処理装置1a,1bの記憶容量にも限りがあるため、紙幣処理装置1a,1bの取引データは、センタ内サーバ4あるいは店舗内サーバ3が記憶することが望ましい。
ところで、同図に示した動作例は、たとえば、店舗内サーバ3やセンタ内サーバ4間で取引データの共有が行われるごとに管理情報の不整合を判定するような場合に特に有用である。これは、取引データの共有が行われるごとに管理情報の不整合を判定することとすれば、何れかの管理装置において最新取引データが欠落した状況となった時点ですぐに管理情報の不整合が生じたと判定できるためである。
ところが、管理情報に不整合が生じたか否かの判定を営業終了後等にしか行わないような場合には、複数の管理装置間で管理情報の不整合が生じたことが事後的に発覚することとなる。このような場合において、たとえば、通信エラーが一時的に発生してその後回復したとすると、すべての管理装置が最新取引データを記憶している状態で管理情報の不整合が生じるケースも考えられる。
たとえば、同一の記番号の紙幣について紙幣処理装置1aへの入金→紙幣処理装置1aからの出金→紙幣処理装置1bへの入金が行われた場合に、紙幣処理装置1bへの入金に係る最新取引データについては共有できているものの、紙幣処理装置1aからの出金に係る取引データが欠落して不整合が生じた場合などが該当する。
そこで、このような場合に、データ欠落特定部420cは、同一の記番号が関連付けられた各取引データの取引内容に基づいて取引データの欠落を特定することとしてもよい。
以下に、かかる場合について図7を用いて説明する。図7は、データ欠落特定部420cおよび欠落データ補充部420dの他の動作例を示す図である。なお、同図の(A)には、データ欠落特定部420cの他の動作例を示し、同図の(B)には、欠落データ補充部420dの他の動作例を示している。
同図の(A)に示したように、センタ内サーバ4の記憶部430には、記番号「X01A」と関連付けられた取引データ430aとして、「2009年12月25日12時59分11秒に記番号X01Aの一万円札が紙幣処理装置1aによって入金された」ことを示す取引データと、「2009年12月25日13時30分25秒に記番号X01Aの一万円札が紙幣処理装置1bによって入金された」ことを示す取引データとが記憶されているとする。
このように、同一の記番号「X01A」および同一の取引内容「入金」が関連付けられた取引データが連続して記憶されている場合に(同図の(A−1)参照)、データ欠落特定部420cは、これら取引データ間に本来存在すべき取引データが欠落していると判定する(同図の(A−2)参照)。
一方、欠落データ補充部420dは、同図の(B)に示したように、データ欠落特定部420cによって取引データが欠落していることが特定された管理装置に対して欠落している取引データを記憶させる。具体的には、欠落データ補充部420dは、同一の記番号および同一の取引内容が関連付けられた連続する2つの取引データ間に本来存在すべき取引データとして、これら取引データにそれぞれ関連付けられたデータ作成日時の間のデータ作成日時およびこれら2つの取引データに関連付けられた取引内容とは逆の取引内容が関連付けられた取引データを店舗内サーバ3aあるいは紙幣処理装置1aから取得する。
すなわち、同図に示した場合には、上記取引データ間に本来存在するべき取引データは、記番号「X01A」が関連付けられた取引データのうち、「2009年12月25日12時59分11秒」から「2009年12月25日13時30分25秒」までの間のデータ作成日時および取引内容「出金」と関連付けられた取引データとなる。
欠落データ補充部420dは、欠落した取引データを紙幣処理装置1から取得すると、取得した取引データをかかる取引データが欠落していることが特定された管理装置に対して記憶させる。同図に示した場合には、欠落データ補充部420dは、欠落した取引データとして、「2009年12月25日13時10分05秒に記番号X01Aの一万円札が紙幣処理装置1aによって出金された」ことを示す取引データを店舗内サーバ3aあるいは紙幣処理装置1aから取得して記憶部430に記憶する(同図の(B−1)参照)。これによって、取引データの欠落が解消される。
このように、データ欠落特定部420cが、同一の記番号と関連付けられた複数の取引データのうち同一の取引内容が関連付けられた取引データを連続して記憶する管理装置を取引データが欠落した管理装置として特定することとしたため、通信エラーが一時的に発生してその後回復したような場合であっても取引データの欠落を特定することができる。
また、欠落データ補充部420dが、同一の取引内容が連続する取引データ間に存在すべき取引データをデータ作成日時および取引内容に基づき特定するとともに特定した取引データを取引データが欠落した管理装置に対して記憶させることとしたため、取引データの欠落によって生じる管理情報の不整合を容易に解消することができる。
次に、本実施例に係る紙幣処理装置1、店舗内サーバ3およびセンタ内サーバ4の具体的動作について図8を用いて説明する。図8は、紙幣処理装置、店舗内サーバおよびセンタ内サーバ間で実行される処理手順を示すシーケンス図である。なお、同図においては、一例として、紙幣処理装置1によって生成された取引データを店舗内サーバ3およびセンタ内サーバ4間で共有する場合の処理手順について示している。
同図に示すように、紙幣処理装置1では、識別部112が紙幣を識別すると(ステップS101)、取引データ生成部120aが、かかる紙幣の識別結果および記番号を、データ作成日時、取引内容および装置IDと関連付けた取引データを生成する(ステップS102)。そして、取引データ生成部120aは、生成した取引データを通信インタフェース111経由で店舗内サーバ3およびセンタ内サーバ4へ送信する(ステップS103,S104)。
一方、店舗内サーバ3およびセンタ内サーバ4は、紙幣処理装置1から取引データを取得すると、取得した取引データを記憶する(ステップS105,S106)。そして、紙幣処理装置1、店舗内サーバ3およびセンタ内サーバ4は、所定のタイミング(たとえば、取引データを記憶したタイミング)で紙幣処理装置1の在高を算出する(ステップS107,S108)。
つづいて、店舗内サーバ3は、算出した在高を通信インタフェース経由でセンタ内サーバ4へ送信する(ステップS109)。そして、センタ内サーバ4では、不整合判定部420bが、店舗内サーバ3およびセンタ内サーバ4がそれぞれ算出した紙幣処理装置1の在高が一致するか否かを判定する(ステップS110)。
かかる処理において在高が一致しない場合には(ステップS110、No)、データ欠落特定部420cが、店舗内サーバ3が記憶する取引データを通信インタフェース411経由で取得し(ステップS111)、同一の記番号が関連付けられた取引データ同士を比較する(ステップS112)。
つづいて、センタ内サーバ4では、データ欠落特定部420cが、自装置に最新取引データが記憶されているか否かを判定し(ステップS113)、自装置に最新取引データが記憶されていると判定した場合には(ステップS113、Yes)、欠落データ補充部420dが、最新取引データを通信インタフェース111経由で店舗内サーバ3へ送信する(ステップS114)。そして、店舗内サーバ3では、最新取引データを記憶したうえで、紙幣処理装置1の在高を再算出する(ステップS115)。
一方、自装置に最新取引データが記憶されていない場合には(ステップS113、No)、欠落データ補充部420dは、最新取引データを記憶部430に記憶し(ステップS116)、紙幣処理装置1の在高を再算出する(ステップS117)。そして、ステップS117の処理を終えたとき、ステップS110において紙幣処理装置1の在高が一致したとき(ステップS110、Yes)、あるいは、ステップS115の処理を終えたとき、処理手順が終了する。
上述してきたように、本実施例では、取引データ生成部が、識別部によって識別された紙幣の記番号を当該紙幣の処理順序をあらわすデータ作成日時と関連付けた取引データを生成し、生成された取引データを複数の管理装置間で共有し、複数の管理装置間で紙幣処理装置による紙幣の入出金に関する管理情報に不整合が生じた場合に、データ欠落特定部が、同一の記番号が関連付けられた取引データを共有する複数の管理装置のうち、最新の順序情報と関連付けられた最新取引データを記憶する管理装置を正しい管理情報を保有する管理装置として特定することとした。したがって、管理装置間でデータの不整合が生じた場合に、どの管理装置に記憶されているデータが正しいかを容易に特定することができる。
ところで、上述してきた実施例では、順序情報の一例として、取引データの作成日時を用いて説明してきたが、順序情報はこれに限ったものではない。たとえば、紙幣処理装置1が紙幣を処理する毎にカウントアップされる連番情報を順序情報として用いることもできる。以下では、順序情報として連番情報を用いる場合について図9を用いて説明する。図9は、データ欠落特定部420cおよび欠落データ補充部420dの他の動作例を示す図である。なお、同図の(A)には、データ欠落特定部420cの他の動作例を示し、同図の(B)には、欠落データ補充部420dの他の動作例を示している。
同図の(A)に示したように、取引データには、データ作成日時に代えて連番情報が関連付けられる。なお、紙幣処理装置1の取引データ生成部120aは、紙幣処理装置1に電源が投入された場合に、連番情報の初期化を行ったのち、紙幣を処理する毎に連番情報を「0001」から順次カウントアップして紙幣の識別結果や記番号等と関連付けることとすればよい。
ここで、同図の(A)に示したように、センタ内サーバ4には、紙幣処理装置1aの取引データについて、連番情報「0002」の取引データの次に連番情報「0004」の取引データが記憶されているとする。このように連番情報に抜けがある場合(同図の(A−1)参照)、センタ内サーバ4のデータ欠落特定部420cは、連番情報「0003」の取引データが欠落していると特定することができる(同図の(A−2)参照)。
そして、取引データの欠落を特定すると、欠落データ補充部420dは、同図の(B)に示したように、欠落している取引データを紙幣処理装置1あるいは他の管理装置から取得する。同図の(B)に示した場合には、欠落データ補充部420dは、連番情報「0003」の取引データを取得して記憶部430に記憶する。これによって、取引データの欠落を解消することができる(同図の(B−1)参照)。
このように、順序情報として連番情報を用いることとすれば、連番情報に抜けがある場合に取引データが欠落していることを容易に特定することができる。
また、順序情報は、データ作成日時や連番情報だけでなく、直前に処理された紙幣を特定するリンク情報であってもよい。以下では、順序情報としてリンク情報を用いる場合について図10を用いて説明する。図10は、データ欠落特定部420cおよび欠落データ補充部420dの他の動作例を示す図である。なお、同図の(A)には、データ欠落特定部420cの他の動作例を示し、同図の(B)には、欠落データ補充部420dの他の動作例を示している。
同図の(A)に示したように、取引データには、データ作成日時や連番情報に代えてリンク情報が関連付けられる。かかるリンク情報は、紙幣処理装置1によって直前に処理された紙幣の記番号を示す情報である。たとえば、記番号「AB123456C」の紙幣の次に記番号「BC234567D」の紙幣が処理されたとする。かかる場合、同図の(A)に示したように、記番号「BC234567D」の取引データには、リンク情報として「AB123456C」が関連付けられることとなる。
ここで、同図の(A)に示したように、記番号「BC234567D」の取引データの次に記憶されている記番号「DE456789F」の取引データに対して関連付けられているリンク情報が「BC234567D」ではなく「CD345678E」であったとする。このように、同一の装置IDが関連付けられた取引データのうち、ある取引データの記番号(同図の(A−1)参照)が、かかる取引データの次に記憶される取引データのリンク情報(同図の(A−2)参照)と異なる場合(同図の(A−3)参照)、データ欠落特定部420cは、取引データの欠落を特定することができる(同図の(A−4)参照)。
そして、取引データの欠落を特定すると、欠落データ補充部420dは、同図の(B)に示したように、欠落している取引データを紙幣処理装置1あるいは他の管理装置から取得する。同図の(B)に示した場合には、欠落データ補充部420dは、記番号「CD345678E」、装置ID「1a」およびリンク情報「BC234567D」が関連付けられた取引データを取得して記憶部430に記憶する。これによって、取引データの欠落を解消することができる(同図の(B−1)参照)。
以上のように、本発明に係る紙幣処理システムおよび紙幣処理方法は、管理装置間でデータの不整合が生じた場合に、どの管理装置に記憶されているデータが正しいかを容易に特定したい場合に有用であり、特に、紙幣処理装置による紙幣の入出金を複数の管理装置で管理する場合に適している。
1a,1b 紙幣処理装置
2a,2b 上位端末
3a,3b 店舗内サーバ
4 センタ内サーバ
11 入金口
12 識別部
13 出金口
14 リジェクト口
15 一時保留部
16 搬送路
17a〜17e スタッカ
18 精査カセット
111 通信インタフェース
112 識別部
120 制御部
120a 取引データ生成部
130 記憶部
130a 取引データ
411 通信インタフェース
420 制御部
420a データ取得部
420b 不整合判定部
420c データ欠落特定部
420d 欠落データ補充部
430 記憶部
430a 取引データ

Claims (7)

  1. 紙幣処理を行う紙幣処理装置と、前記紙幣処理装置を管理する複数の管理装置とを有する紙幣処理システムであって、
    前記紙幣処理装置の識別部によって識別された紙幣の識別情報を当該紙幣の処理順序をあらわす順序情報と関連付けた取引データを生成する取引データ生成手段と、
    前記取引データ生成手段によって生成された取引データを前記複数の管理装置間で共有する共有手段と、
    前記複数の管理装置間で前記紙幣処理装置の管理情報に不整合が生じた場合に、同一の識別情報が関連付けられた取引データを共有する複数の管理装置のうち、最新の順序情報と関連付けられた最新取引データを記憶する管理装置を正しい管理情報を保有する管理装置として特定する特定手段と
    を備えたことを特徴とする紙幣処理システム。
  2. 前記特定手段によって正しい管理情報を保有する管理装置として特定された管理装置以外の管理装置に対して前記最新取引データを記憶させる欠落データ補充手段
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の紙幣処理システム。
  3. 紙幣処理を行う紙幣処理装置と、前記紙幣処理装置を管理する複数の管理装置とを有する紙幣処理システムであって、
    前記紙幣処理装置の識別部によって識別された紙幣の識別情報と、当該紙幣の処理順序をあらわす順序情報と、当該紙幣が前記紙幣処理装置へ入金されたことまたは前記紙幣処理装置から出金されたことを示す取引内容を含んだ処理情報とを関連付けた取引データを生成する取引データ生成手段と、
    前記取引データ生成手段によって生成された取引データを前記複数の管理装置間で共有する共有手段と、
    前記複数の管理装置間で前記紙幣処理装置の管理情報に不整合が生じた場合に、同一の識別情報と関連付けられた複数の取引データのうち同一の取引内容が関連付けられた取引データを連続して記憶する管理装置を取引データが欠落した管理装置として特定する特定手段と
    を備えたことを特徴とする紙幣処理システム。
  4. 同一の取引内容が連続する取引データ間に存在すべき取引データを前記順序情報および前記取引内容に基づき特定するとともに特定した取引データを前記特定手段によって取引データが欠落した管理装置として特定された管理装置に対して記憶させる欠落データ補充手段
    をさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載の紙幣処理システム。
  5. 前記紙幣の識別情報は、前記紙幣の記番号であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の紙幣処理システム。
  6. 紙幣処理を行う紙幣処理装置を管理装置によって管理する紙幣処理方法であって、
    前記紙幣処理装置の識別部によって識別された紙幣の識別情報を当該紙幣の処理順序をあらわす順序情報と関連付けた取引データを生成する取引データ生成工程と、
    前記取引データ生成工程において生成した取引データを前記複数の管理装置間で共有する共有工程と、
    前記複数の管理装置間で前記紙幣処理装置の管理情報に不整合が生じた場合に、同一の識別情報と関連付けられた取引データを共有する複数の管理装置のうち最新の順序情報と関連付けられた最新取引データを記憶する管理装置を正しい管理情報を保有する管理装置として特定する特定工程と
    を含んだことを特徴とする紙幣処理方法。
  7. 紙幣処理を行う紙幣処理装置を管理装置によって管理する紙幣処理方法であって、
    前記紙幣処理装置の識別部によって識別された紙幣の識別情報と、当該紙幣の処理順序をあらわす順序情報と、当該紙幣が前記紙幣処理装置へ入金されたことまたは前記紙幣処理装置から出金されたことを示す取引内容とを関連付けた取引データを生成する取引データ生成工程と、
    前記取引データ生成工程において生成した取引データを前記複数の管理装置間で共有する共有工程と、
    前記複数の管理装置間で前記紙幣処理装置の管理情報に不整合が生じた場合に、同一の識別情報と関連付けられた複数の取引データのうち同一の取引内容が関連付けられた取引データを連続して記憶する管理装置を取引データが欠落した管理装置として特定する特定工程と
    を含んだことを特徴とする紙幣処理方法。
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