JP2009205246A - 貨幣取引装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者が在高枚数を見ながら作業することができ、作業効率を向上させることができる貨幣取引装置を提供すること。
【解決手段】貨幣取引装置は、筐体20,30と、紙幣または硬貨の処理枚数を入力する入力部5と、紙幣または硬貨を受け入れる貨幣受入部21,31と、貨幣受入部21,31によって受け入れられた紙幣または硬貨を搬送する搬送機構25,35と、紙幣または硬貨を識別する貨幣識別部22,32と、搬送機構25,35によって搬送された紙幣または硬貨を収納する貨幣収納部26,36とを備えている。貨幣収納部26,36には、貨幣収納部26,36から紙幣または硬貨を出金する貨幣出金部28,38が連結されている。筐体20,30には、紙幣または硬貨の金種毎の在高枚数を表示する在高枚数表示領域12と、入力部5によって入力された紙幣または硬貨の金種毎の処理枚数を表示する処理枚数表示領域11とを有する表示部10が設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、紙幣または硬貨を入金および出金する貨幣取引装置に関する。
従来、動作モ−ドを顧客操作モ−ドから係員操作モ−ドに切り替えるとともに接客部の表示・入力部の表示部を顧客操作画面から係員操作画面に切り替え、入力部を操作して装置内部の紙幣を回収する貨幣取引装置であって、回収する紙幣の金種及び枚数を表示・入力部に設定させる回収紙幣設定手段と、設定された金種及び枚数に基づいて装置内部の紙幣を接客部の紙幣入出金口に出金する出金手段とを設けた貨幣取引装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−312268号公報
しかしながら、このような従来の貨幣取引装置では、表示・入力部によって金種/枚数を入力することができるものの、回収する際の各金種の残高枚数(在高枚数)や回収枚数はレシ−トによって印字されるだけであり、表示部で残高枚数(在高枚数)を見ながら作業をすることができなかった。このため、表示部を見ながら残高枚数(在高枚数)に応じた作業をすることができず、作業効率が悪かった。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、作業者が在高枚数を見ながら作業することができ、作業効率を向上させることができる貨幣取引装置を提供することを目的とする。
本発明による貨幣取引装置は、
筐体と、
前記筐体に設けられ、紙幣または硬貨の処理枚数を入力する入力部と、
前記筐体に設けられ、紙幣または硬貨を受け入れる貨幣受入部と、
前記筐体内に設けられ、前記貨幣受入部によって受け入れられた紙幣または硬貨を搬送する搬送機構と、
前記搬送機構に設けられ、当該搬送機構によって搬送される紙幣または硬貨を識別する貨幣識別部と、
前記搬送機構に連結され、当該搬送機構によって搬送された紙幣または硬貨を収納する貨幣収納部と、
前記貨幣収納部に連結され、当該貨幣収納部から紙幣または硬貨を出金する貨幣出金部と、
前記筐体に設けられ、紙幣および/または硬貨の金種毎の在高枚数を表示する在高枚数表示領域と、前記入力部によって入力された紙幣または硬貨の金種毎の処理枚数を表示する処理枚数表示領域とを有する表示部と、
備えている。
本発明による貨幣取引装置において、
前記在高枚数表示領域と前記処理枚数表示領域の各々は、処理可能な金種の全てを同時に表示することが好ましい。
本発明による貨幣取引装置において、
前記在高枚数表示領域に表示される在高枚数は、紙幣または硬貨の処理状況に応じて随時更新されることが好ましい。
本発明による貨幣取引装置において、
前記在高枚数表示領域と前記処理枚数表示領域とは、独立した区画領域に表示されることが好ましい。
本発明による貨幣取引装置において、
前記在高枚数表示領域と前記処理枚数表示領域とは、金種毎に並列して表示されることが好ましい。
本発明による貨幣取引装置において、
前記入力部は、貨幣出金部内から出金される紙幣または硬貨の出金枚数が入力可能であり、
前記処理枚数表示領域は、前記入力部によって入力された出金枚数を表示することが好ましい。
このような態様の貨幣取引装置において、
前記入力部において在高枚数を超える出金枚数が入力されたときには、報知することが好ましい。
上述した態様の貨幣取引装置において、
前記入力部において在高枚数を超える出金枚数が入力されたときには、当該入力部による入力を受け付けないことが好ましい。
上述した態様の貨幣取引装置において、
前記在高枚数表示領域は、所定枚数以上の在高枚数にある金種を強調表示することが好ましい。
上述した態様の貨幣取引装置において、
前記入力部は、紙幣または硬貨の両替時の出金枚数が入力可能であることが好ましい。
本発明による貨幣取引装置において、
前記入力部は、貨幣収納部内に補充される紙幣または硬貨の補充枚数が入力可能であり、前記処理枚数表示領域は、前記入力部によって入力された補充枚数を表示することが好ましい。
本発明による貨幣取引装置において、
前記在高枚数表示領域は、所定枚数以下の在高枚数にある金種を強調表示することが好ましい。
本発明による貨幣取引装置において、
前記入力部によって入力された金種の補充枚数を当該金種の在高枚数に加えた総枚数が、当該金種を収納する貨幣収納部の収納最大枚数を超えたときには、報知することが好ましい。
本発明による貨幣取引装置において、
前記入力部によって入力された金種の補充枚数を当該金種の在高枚数に加えた総枚数が、当該金種を収納する貨幣収納部の収納最大枚数を超えたときには、当該入力部による入力を受け付けないことが好ましい。
本発明による貨幣取引装置において、
前記入力部は、貨幣収納部内に残される紙幣または硬貨の残置枚数が入力可能であり、前記処理枚数表示領域は、前記入力部によって入力された残置枚数を表示することが好ましい。
このような態様の貨幣取引装置において、
前記入力部において在高枚数を超える残置枚数が入力されたときには、報知することが好ましい。
上述した態様の貨幣取引装置において、
前記入力部において在高枚数を超える残置枚数が入力されたときには、当該入力部による入力を受け付けないことが好ましい。
本発明によれば、表示部の在高枚数表示領域で紙幣または硬貨の金種毎の在高枚数を表示するととともに、表示部の処理枚数表示領域で入力部によって入力された紙幣または硬貨の金種毎の処理枚数を表示するので、作業者が在高枚数を見ながら作業することができる。このため、作業者の作業効率を向上させることができる。
発明を実施するための形態
実施の形態
以下、本発明に係る貨幣取引装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1乃至図6は本発明の実施の形態を示す図である。なお、本願において、貨幣とは紙幣および硬貨のことを意味する。
図1および図2に示すように、貨幣取引装置は、硬貨を取り扱う硬貨取引装置2と、紙幣を取り扱う紙幣取引装置3とを備えている。
このうち硬貨取引装置2は、図1および図2に示すように、硬貨筐体20と、硬貨筐体20に設けられ、硬貨を受け入れる硬貨受入部(貨幣受入部)21と、硬貨筐体20内に設けられ、硬貨受入部21によって受け入れられた硬貨を搬送する硬貨入金搬送機構25(図2参照)と、硬貨入金搬送機構25に設けられ、当該硬貨入金搬送機構25によって搬送される硬貨を識別する硬貨識別部(貨幣識別部)22(図2参照)と、を備えている。
また、図2に示すように、硬貨入金搬送機構25には、当該硬貨入金搬送機構25によって搬送された硬貨を収納する硬貨収納部(貨幣収納部)26が連結されている。また、硬貨収納部26には、この硬貨収納部26から繰り出された硬貨が搬送される硬貨出金口(貨幣出金部)28が、硬貨出金搬送機構27を介して連結されている。
なお、図2に示すように、硬貨入金搬送機構25は、硬貨を搬送する硬貨搬送部23と、硬貨の金種を選別する硬貨選別部24とを有している。
また、図1および図2に示すように、紙幣取引装置3は、紙幣筐体30と、紙幣筐体30に設けられ、紙幣を受け入れる紙幣受入部(貨幣受入部)31と、紙幣筐体30内に設けられ、紙幣受入部31によって受け入れられた紙幣を搬送する紙幣搬送機構35(図2参照)と、紙幣搬送機構35に設けられ、当該紙幣搬送機構35によって搬送される紙幣を識別する紙幣識別部(貨幣識別部)32(図2参照)と、を備えている。
また、図2に示すように、紙幣搬送機構35には、当該紙幣搬送機構35によって搬送された紙幣を収納する紙幣収納部(貨幣収納部)36が連結されている。また、紙幣収納部36には、この紙幣収納部36から繰り出された紙幣が搬送される紙幣払出口(貨幣出金部)38が、紙幣搬送機構35を介して連結されている。なお、この紙幣払出口38は、入金時に紙幣の金種を識別できなかったときに、当該紙幣をリジェクトする入金リジェクト部38としても機能する。また、紙幣搬送機構35には、出金時に、斜行などにより紙幣識別部32で金種が識別できなかった紙幣を搬送する出金リジェクト部39も連結されている。
また、図1に示すように、硬貨筐体20には、紙幣および硬貨の処理枚数を入力する入力部5と表示部10とが設けられている。なお、この表示部10は、図3(a)に示すように、紙幣および硬貨の金種毎の在高枚数(硬貨収納部26に収納されている硬貨の枚数と、紙幣収納部36に収納されている紙幣の枚数)を表示する在高枚数表示領域12と、入力部5によって入力された紙幣および硬貨の金種毎の処理枚数を表示する処理枚数表示領域11とを有している。
また、在高枚数表示領域12と処理枚数表示領域11の各々は、図3(a)に示すように、処理可能な金種の全てを同時に表示する。具体的には、本実施の形態では、在高枚数表示領域12は、1万円紙幣、5千円紙幣、2千円紙幣、千円紙幣、500円硬貨、100円硬貨、50円硬貨、10円硬貨、5円硬貨および1円硬貨の在高枚数を表示し、処理枚数表示領域11は、1万円紙幣、5千円紙幣、2千円紙幣、千円紙幣、500円硬貨、100円硬貨、50円硬貨、10円硬貨、5円硬貨および1円硬貨の処理枚数を表示する。なお、在高枚数表示領域12には、リジェクトされた紙幣の件数も表示されている。
また、在高枚数表示領域12に表示される在高枚数は、紙幣または硬貨の処理状況に応じて随時更新されるように構成されている(図3(b)参照)。なお、本実施の形態においては、表示部10のうち向かって右側に在高枚数表示領域12が設けられ、向かって左側に処理枚数表示領域11が設けられており、これら在高枚数表示領域12と処理枚数表示領域11は、独立した区画領域に表示される。
なお、本願で「独立した区画領域に表示される」とは、在高枚数表示領域12に示される情報と、処理枚数表示領域11に示される情報とが、全く独立して表示されていることを意味する。すなわち、後述する図6に示す態様では、金種についての情報が、在高枚数表示領域12と処理枚数表示領域11とで共通して利用されているので、在高枚数表示領域12に示される情報と処理枚数表示領域11に示される情報とは、「独立した区画領域に表示」されていないこととなる。
なお、本実施の形態の貨幣取引装置は、紙幣を紙幣収納部36内から回収したり硬貨を硬貨収納部26内から回収したりする回収処理と、紙幣および硬貨を両替する両替処理と、紙幣を紙幣収納部36内に補充したり硬貨を硬貨収納部26内に補充したりする補充処理と、指定した枚数の紙幣を紙幣収納部36内に残したり指定した枚数の硬貨を硬貨収納部26内に残したりする残置処理を行うことができる。なお、両替処理とは、補充処理と回収処理とを同時に実施する処理ということができる。
また、入力部5は、回収処理における出金枚数、両替処理における出金枚数、補充処理における補充枚数、および、残置処理における残置枚数(硬貨収納部26に残す硬貨の枚数と紙幣収納部36に残す紙幣の枚数)が入力可能となっている。また、処理枚数表示領域11は、回収処理における出金枚数、両替処理における出金枚数、補充処理における補充枚数、および、残置処理における残置枚数が表示可能となっている。なお、回収処理、両替処理、補充処理および残置処理のいずれの処理を行うかは、入力部5の選択ボタン(図示せず)を押下することによって選択することができる。
また、回収処理および両替処理を行う際に、入力部5で在高枚数を超える出金枚数が入力されたときには、報知部(図示せず)によってその旨が報知される。なおこのとき、貨幣取引装置は、入力部5による入力が受け付けられないように構成されている。
また、残置処理を行う際に、入力部5で在高枚数を超える残置枚数が入力されたときにも、報知部によってその旨が報知されるとともに、入力部5による入力が受け付けられないように構成されている。
また、回収処理および両替処理を行う際には、所定枚数以上(例えば50枚以上)の在高枚数にある金種が強調表示(赤色点灯、点滅など)され(図4参照)、他方、補充処理を行う際には、所定枚数以下(例えば10枚以下)の在高枚数にある金種が強調表示される(図5参照)ように構成されている。なお、図4においては、回収処理時に、5千円が所定枚数以上の在高枚数にあるとして強調表示されている。また、図5においては、補充処理時に、1万円が所定枚数以下の在高枚数にあるとして強調表示されている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について述べる。
硬貨処理
最初に、硬貨処理の一般的な工程について、図1および図2を参照として説明する。
硬貨受入部21によって硬貨が受け入れられると、この硬貨は硬貨入金搬送機構25によって搬送される。このとき、硬貨識別部22によって、その金種などが識別される。次に、搬送対象である硬貨が、硬貨識別部22による識別結果に基づいて、硬貨選別部24によって硬貨が選別され、当該硬貨は各金種に対応した硬貨収納部26に収納される。このようにして、入金処理が完了する。他方、入力部5で出金するよう入力されると、硬貨収納部26から、当該入力に応じた硬貨が硬貨出金搬送機構27を経て硬貨出金口28に出金される。
紙幣処理
次に、紙幣処理の一般的な工程について、図1および図2を参照として説明する。
紙幣受入部31によって紙幣が受け入れられると、この紙幣は紙幣搬送機構35によって搬送される。このとき、紙幣識別部32によって、その金種などが識別される。次に、搬送対象である紙幣が、紙幣識別部32による識別結果に基づいて、各金種に対応した紙幣収納部36に収納される。このようにして、入金処理が完了する。なお、紙幣の金種を識別できなかったときには、当該紙幣は入金リジェクト部(紙幣払出口)38に搬送される。
他方、入力部5で出金するよう入力されると、紙幣収納部36から、当該入力に応じた紙幣が、紙幣収納部36から紙幣搬送機構35へと繰り出される。このように繰り出された紙幣は、紙幣識別部32を経て、紙幣払出口(入金リジェクト部)38に搬送される。なお、斜行などにより紙幣識別部32で金種が識別できなかった場合には、当該紙幣は出金リジェクト部39に搬送される。
次に、以上のような硬貨処理および紙幣処理を行うことができる本実施の形態による貨幣取引装置の特徴的な作用効果について説明する。
表示部10が、紙幣および硬貨の金種毎の在高枚数を表示する在高枚数表示領域12と、入力部5によって入力された紙幣および硬貨の処理枚数を表示する処理枚数表示領域11とを有し、在高枚数表示領域12と処理枚数表示領域11の各々は、処理可能な金種の全てを同時に表示する(図3(a)参照)。このため、作業者が在高枚数を見ながら作業(回収処理、両替処理、補充処理、残置処理など)をすることができ、作業者の作業効率を向上させることができる。
より具体的には、本実施の形態によれば、回収処理を行う際に、紙幣収納部36および硬貨収納部26に残すべき貨幣(紙幣および硬貨)の枚数を確認しつつ、貨幣を出金することができる。このため、紙幣収納部36および硬貨収納部26に適当な枚数の貨幣を、容易かつ確実に残すことができ、作業者の作業効率を向上させることができる。
また、両替処理を行う際にも、同様に、紙幣収納部36および硬貨収納部26に残すべき貨幣の枚数を確認しつつ、貨幣を出金することができる。このため、紙幣収納部36および硬貨収納部26に適当な枚数の貨幣を、容易かつ確実に残すことができ、作業者の作業効率を向上させることができる。
また、補充処理を行う際には、紙幣収納部36および硬貨収納部26内の在高枚数を確認しつつ、紙幣収納部36および硬貨収納部26に補充すべき補充枚数を入力することができる(図5参照)。このため、紙幣収納部36および硬貨収納部26に適当な枚数の貨幣を、容易かつ確実に収納させることができ、作業者の作業効率を向上させることができる。
さらに、残置処理を行う際には、紙幣収納部36および硬貨収納部26内の在高枚数を確認しつつ、残置枚数を入力することができる。このため、紙幣収納部36および硬貨収納部26の在高枚数を超える枚数を残すというような誤った指示を入力部5で入力することを、容易かつ確実に防止することができ、作業者の作業効率を向上させることができる。
また、在高枚数表示領域12に表示される在高枚数は、紙幣または硬貨の処理状況に応じて随時更新されるので、作業者が在高枚数の変化をリアルタイムで把握しながら作業することができる(図3(b)参照)。このため、作業者の作業効率をより向上させることができる。
また、回収処理および両替処理を行う際に、入力部5で在高枚数を超える出金枚数が入力されたときには、入力部5による入力が受け付けられないだけではなく、報知部によってその旨が報知される。また、残置処理を行う際にも、入力部5で在高枚数を超える残置枚数が入力されたときには、入力部5による入力が受け付けられないだけではなく、報知部によってその旨が報知される。これらのことより、作業者は、出金枚数や残置枚数が有効なものではなく、再度、出金枚数や残置枚数を入力しなおさなければならないことを、容易に認識することができる。
なお、上述のように、入力部5で在高枚数を超える出金枚数が入力されたときには入力部5による入力が受け付けられないので、予定していた枚数(入力した出金枚数)より少ない枚数(硬貨収納部26または紙幣収納部36に残っていた枚数)だけが出金されることを防止することができる。また、入力部5で在高枚数を超える残置枚数が入力されたときには入力部5による入力が受け付けられないので、予定していた枚数(入力した残置枚数)より少ない枚数の貨幣が硬貨収納部26または紙幣収納部36に収納される状態が発生することを防止することもできる。
また、回収処理および両替処理を行う際に、所定枚数以上の在高枚数にある金種が強調表示されるので、作業者は、在高枚数について気をつけなければならない金種を一目で認識することができる(図4参照)。他方、補充処理を行う際には、所定枚数以下の在高枚数にある金種が強調表示されるので、作業者は、補充すべき金種を一目で認識することができる(図5参照)。これらのことより、作業者の作業効率をより向上させることができる。
なお、入力部5によって入力された金種の補充枚数を当該金種の在高枚数に加えた総枚数が、当該金種を収納する硬貨収納部26や紙幣収納部36の収納最大枚数を超えたときには、報知部によってその旨が報知されるようにしてもよいし、また、入力部5による入力が受け付けられないようになっていてもよい。
例えば、100円硬貨を大量に補充した場合には、入力部5によって入力された100円硬貨の補充枚数を100円硬貨の在高枚数に加えた総枚数が、100円硬貨を収納する硬貨収納部26の収納最大枚数を超えてしまうことがあるが、このときに、報知部によってその旨が報知されたり、入力部5による入力が受け付けられなくなったりするのである。
このような構成を用いることによって、作業者は、補充枚数が有効なものではなく、再度、補充枚数を入力しなおさなければならないことを、容易に認識することができる。
ところで、上記では、表示部10のうち向かって右側に在高枚数表示領域12が設けられ、向かって左側に処理枚数表示領域11が設けられた態様を用いて説明したが、これに限られない。例えば、表示部10のうち向かって左側に在高枚数表示領域12が設けられ、向かって右側に処理枚数表示領域11が設けられてよいし、表示部10の上方側に在高枚数表示領域12が設けられ、下方側に処理枚数表示領域11が設けられてもよい。
また、上記では、在高枚数表示領域12と処理枚数表示領域11が独立した区画領域に表示される態様を用いて説明したが、これに限られない。例えば、図6に示すように、在高枚数表示領域12と処理枚数表示領域11とが金種毎に並列して表示されるようになっていてもよい。このように、在高枚数表示領域12と処理枚数表示領域11とが金種毎に並列して表示されることによって、作業者は金種毎の在高枚数と処理枚数との関係をより容易に確認することができる。このため、作業者の作業効率をより向上させることができる。なお、図6においては、残置処理を行うときの表示部の表示態様を示している。
また、上記では、硬貨筐体20に、紙幣および硬貨の処理枚数を入力する入力部5と表示部10とが設けられている態様を用いて説明したが、これに限られることはない。例えば、入力部5と表示部10が紙幣筐体30に設けられてもよいし、入力部5が硬貨筐体20に設けられ表示部10が紙幣筐体30に設けられてもよいし、入力部5が紙幣筐体30に設けられ表示部10が硬貨筐体20に設けられてもよい。
本発明の実施の形態による貨幣取引装置を示す斜視図。 本発明の実施の形態による貨幣取引装置を示す概略構成図。 本発明の実施の形態による貨幣取引装置の表示部の表示態様を示す概略図。 本発明の実施の形態による貨幣取引装置の表示部が、回収処理の際に強調表示する態様を示す概略図。 本発明の実施の形態による貨幣取引装置の表示部が、補充処理の際に強調表示する態様を示す概略図。 本発明の実施の形態の変形例による貨幣取引装置の表示部の表示態様を示す概略図。
符号の説明
5 入力部
10 表示部
11 処理枚数表示領域
12 在高枚数表示領域
20 硬貨筐体(筐体)
21 硬貨受入部(貨幣受入部)
22 硬貨識別部(貨幣識別部)
23 硬貨搬送部
24 硬貨選別部
25 硬貨入金搬送機構(搬送機構)
26 硬貨収納部(貨幣収納部)
27 硬貨出金搬送機構(搬送機構)
28 硬貨出金口(貨幣出金部)
30 紙幣筐体(筐体)
31 紙幣受入部(貨幣受入部)
32 紙幣識別部(貨幣識別部)
35 紙幣搬送機構(搬送機構)
36 紙幣収納部(貨幣収納部)
38 入金リジェクト部、紙幣払出口(貨幣出金部)
39 出金リジェクト部

Claims (17)

  1. 筐体と、
    前記筐体に設けられ、紙幣または硬貨の処理枚数を入力する入力部と、
    前記筐体に設けられ、紙幣または硬貨を受け入れる貨幣受入部と、
    前記筐体内に設けられ、前記貨幣受入部によって受け入れられた紙幣または硬貨を搬送する搬送機構と、
    前記搬送機構に設けられ、当該搬送機構によって搬送される紙幣または硬貨を識別する貨幣識別部と、
    前記搬送機構に連結され、当該搬送機構によって搬送された紙幣または硬貨を収納する貨幣収納部と、
    前記貨幣収納部に連結され、当該貨幣収納部から紙幣または硬貨を出金する貨幣出金部と、
    前記筐体に設けられ、紙幣および/または硬貨の金種毎の在高枚数を表示する在高枚数表示領域と、前記入力部によって入力された紙幣または硬貨の金種毎の処理枚数を表示する処理枚数表示領域とを有する表示部と、
    備えたことを特徴とする貨幣取引装置。
  2. 前記在高枚数表示領域と前記処理枚数表示領域の各々は、処理可能な金種の全てを同時に表示することを特徴とする請求項1に記載の貨幣取引装置。
  3. 前記在高枚数表示領域に表示される在高枚数は、紙幣または硬貨の処理状況に応じて随時更新されることを特徴とする請求項1に記載の貨幣取引装置。
  4. 前記在高枚数表示領域と前記処理枚数表示領域とは、独立した区画領域に表示されることを特徴とする請求項1に記載の貨幣取引装置。
  5. 前記在高枚数表示領域と前記処理枚数表示領域とは、金種毎に並列して表示されることを特徴とする請求項1に記載の貨幣取引装置。
  6. 前記入力部は、貨幣出金部内から出金される紙幣または硬貨の出金枚数が入力可能であり、
    前記処理枚数表示領域は、前記入力部によって入力された出金枚数を表示することを特徴とする請求項1に記載の貨幣取引装置。
  7. 前記入力部において在高枚数を超える出金枚数が入力されたときには、報知することを特徴とする請求項6に記載の貨幣取引装置。
  8. 前記入力部において在高枚数を超える出金枚数が入力されたときには、当該入力部による入力を受け付けないことを特徴とする請求項6に記載の貨幣取引装置。
  9. 前記在高枚数表示領域は、所定枚数以上の在高枚数にある金種を強調表示することを特徴とする請求項6に記載の貨幣取引装置。
  10. 前記入力部は、紙幣または硬貨の両替時の出金枚数が入力可能であることを特徴とする請求項6に記載の貨幣取引装置。
  11. 前記入力部は、貨幣収納部内に補充される紙幣または硬貨の補充枚数が入力可能であり、
    前記処理枚数表示領域は、前記入力部によって入力された補充枚数を表示することを特徴とする請求項1に記載の貨幣取引装置。
  12. 前記在高枚数表示領域は、所定枚数以下の在高枚数にある金種を強調表示することを特徴とする請求項11に記載の貨幣取引装置。
  13. 前記入力部によって入力された金種の補充枚数を当該金種の在高枚数に加えた総枚数が、当該金種を収納する貨幣収納部の収納最大枚数を超えたときには、報知することを特徴とする請求項11に記載の貨幣取引装置。
  14. 前記入力部によって入力された金種の補充枚数を当該金種の在高枚数に加えた総枚数が、当該金種を収納する貨幣収納部の収納最大枚数を超えたときには、当該入力部による入力を受け付けないことを特徴とする請求項11に記載の貨幣取引装置。
  15. 前記入力部は、貨幣収納部内に残される紙幣または硬貨の残置枚数が入力可能であり、
    前記処理枚数表示領域は、前記入力部によって入力された残置枚数を表示することを特徴とする請求項1に記載の貨幣取引装置。
  16. 前記入力部において在高枚数を超える残置枚数が入力されたときには、報知することを特徴とする請求項15に記載の貨幣取引装置。
  17. 前記入力部において在高枚数を超える残置枚数が入力されたときには、当該入力部による入力を受け付けないことを特徴とする請求項15に記載の貨幣取引装置。
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