JP2011158904A - 振動剥離装置を用い印刷媒体をベルトから分離させる装置及び方法 - Google Patents

振動剥離装置を用い印刷媒体をベルトから分離させる装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】様々な種類の印刷媒体を定着ベルトから好適に分離させうる装置を提供する。
【解決手段】ローラ208等によって支持される定着ベルト202の外面206と、ローラ240の外面242との間に、媒体250を受け入れうるニップ244を形成する。ベルト202の内面204とローラ208の間に振動剥離装置260を設ける。その振動剥離装置260は、剥離部材によって形成される剥離面とベルト202とを振動させる。ベルト202の振動が支援となり、ニップ244を通過した媒体250は、剥離面近傍にてベルト202の外面206から好適に分離していく。
【選択図】図2

Description

本発明は印刷装置に関する。
印刷装置のなかには、ベルトとローラの接触部(ニップ)に印刷媒体を送り込み、そのニップ内でベルトに接触させることで、その媒体にマーキング材を定着させるものがある。こうした装置では、ニップから出てきた媒体をベルトから分離させる必要がある。
米国特許出願公開第2008/0037069号明細書 米国特許第6157804号明細書 米国特許第5010369号明細書 米国特許第7529512号明細書
Wikipedia; Piezoelectricity; [online] Internet URL: http://en.wikipedia.org/w/index.php?title=Piezoelectricity&printable=yes; pgs.1-13;
そのため、様々な種類の印刷媒体をベルトから好適に分離させることができ媒体への印刷に役立つ装置及び方法を提供することが望まれている。
本願では、媒体への印刷に当たりその媒体をベルトから好適に分離させうる装置及び方法を提供する。即ち、本発明の一実施形態は、媒体への印刷に際し使用される装置であって、定着ベルトと、媒体を受け入れうるニップがその表面と定着ベルト外面との間に形成されるよう設けられた第1部材と、定着ベルトを支持する第2部材と、定着ベルト内面と第2部材の間に位置する振動剥離装置と、を備え、その振動剥離装置が、剥離面を提供する剥離部材と、剥離面及び定着ベルトを振動させる駆動機構と、を有し、ニップを通過した媒体が剥離面近傍にて定着ベルト外面から分離していくよう定着ベルトの振動でその分離を支援するものである。
本発明を適用できる印刷装置の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係り定着ベルト及び振動剥離装置を備える定着装置を示す図である。 図2に示した定着装置の一部を拡大して示す図である。 本実施形態で定着装置内に設けられる振動剥離装置を示す図である。 他の実施形態で定着装置内に設けられる振動剥離装置を示す図である。 更に他の実施形態に係り定着ベルト及び振動剥離装置を備える定着装置を示す図である。
本発明は様々な形態で実施することができる。その一つは、媒体への印刷に際し使用される装置であり、定着ベルトと、媒体を受け入れうるニップがその表面と定着ベルト外面との間に形成されるよう設けられた第1部材と、定着ベルトを支持する第2部材と、定着ベルト内面と第2部材の間に位置する振動剥離装置と、を備える。本実施形態では、その振動剥離装置として、剥離面を提供する剥離部材と、剥離面及び定着ベルトを振動させる駆動機構と、を有する装置を使用することで、ニップを通過した媒体が剥離面近傍にて定着ベルト外面から分離していくよう、定着ベルトの振動でその分離を支援する。
他の一つは、媒体への印刷に際し使用される装置であり、加熱式の定着ベルトと、定着ベルト外面と接触する面を有する第1ローラと、定着ベルト内面と接触する面を有する第2ローラと、第1進入端から第1退出端に亘るよう且つその第1退出端にて定着ベルトが第2ローラ表面から離れることとなるよう第1ローラ表面・定着ベルト外面間の接触及び第2ローラ表面・定着ベルト内面間の接触によって形成される第1ニップと、第1退出端から第2退出端に亘るよう且つその第2退出端にて定着ベルトが第1ローラ表面から離れることとなるよう第1ローラ表面・定着ベルト外面間の接触によって形成される第2ニップと、定着ベルト内面と第2部材の間に位置する振動剥離装置と、を備える。本実施形態では、その振動剥離装置として、剥離面を提供する剥離部材と、剥離面及び定着ベルトを振動させる駆動機構と、を有する装置を使用することで、第1及び第2ニップを通過した媒体が剥離面近傍にて定着ベルト外面から分離していくよう、定着ベルトの振動でその分離を支援する。
更に他の一つは、媒体への印刷に際し使用される装置内で面から媒体を剥離させるために実行される方法であり、定着ベルトと、媒体を受け入れうるニップがその表面と定着ベルト外面との間に形成されるよう設けられた第1部材と、定着ベルトを支持する面を有する第2部材と、定着ベルト内面と第2部材の間に位置する振動剥離装置と、その振動剥離装置にて剥離面を提供する剥離部材と、振動剥離装置に備わる駆動機構と、を備える装置を使用する。本実施形態では、駆動機構を動作させることで剥離面及び定着ベルトを振動させるステップと、マーキング材を担持している媒体をニップ内に送り込むことでそのマーキング材を定着ベルト外面に接触させるステップと、ニップを通過した媒体を定着ベルト外面から剥離させるステップと、を実行することで、剥離面近傍にて定着ベルト外面から分離していくよう定着ベルトの振動でその分離を支援する。
これらの実施形態はいずれも印刷装置に関連している。本願では、プリンタ、コピー機、ファクシミリ機、製本機、多機能機等、印刷出力機能を有する装置のことを、その使途を問わず一括して「印刷装置」と称している。
そうした印刷装置のうちベルト式の定着装置を備えるものでは、マーキング材を加熱して媒体に定着させた後、その媒体を定着ベルト外面から剥離させる必要がある。しかし、媒体のなかには軽量媒体等のような剥離困難媒体もある。そのため、定着ベルト内面に接するように固定式の剥離装置を設け、その装置から剥離力を及ぼすことで、剥離困難媒体を定着ベルト外面から剥離させる仕組みを採ることがある。
ただ、剥離装置によって印加される剥離力でも十分ではなく、定着ベルトからうまく剥離させることができない媒体もある。例えば、その基本重量下限値が所定限度を超える媒体である。これに対処するのにほかの剥離力増進手段、例えばエアナイフを用いることも可能ではある。しかしながら、エアナイフを装置内に導入するとまた新たな問題が発生する。まず、エアナイフを使用すると、同じ画像内でその除熱具合ひいては光沢にばらつきが生じる。また、エアナイフのような圧縮空気を使用すると、定着ベルトから印刷装置内の他の場所、例えば媒体輸送部やバッフルへと熱が逃げ、別の種類の画質欠陥を招くこととなりかねない。そのため、軽量媒体を含め様々な種類の媒体を定着ベルトから好適に剥離させうるベルト式の定着装置を、エアナイフを使用せずに実現することが望まれている。
この点を含め幾つかの点を踏まえ、本願では、媒体への印刷に際し使用される装置及び面から媒体を剥離させる方法に関し改良を提案している。例えば、加熱式の定着ベルトを備える定着装置では、その定着ベルトとそれに対向する部材との間に形成されるニップに、その定着装置よりも上流にてマーキングが施された媒体が送り込まれてくる。そのニップでは、定着ベルト等の部材に熱、圧力等を加えることでマーキング材を媒体に定着させる。本発明の一実施形態では、そのニップから出てきた媒体を定着ベルト外面から剥離、即ち機械的に分離させる手段として、定着ベルトに比較的高周波な振動を及ぼす振動剥離装置を使用する。即ち、振動を加えることで、媒体及びマーキング材と定着ベルトの分離を促し剥離性能を向上させる。従って、当該実施形態に係る定着装置では、媒体を剥離させるのにエアナイフを使用する必要がない。
図1に、本発明を適用できる印刷装置の一例構成100を示す。この印刷装置100は、特許文献1(この参照を以てその内容を本願に繰り入れることとする)に記載の通り、様々なサイズ、様々な重量の媒体から印刷物を作成できるよう、2個の媒体供給モジュール102、印刷モジュール106、反転モジュール114及び2個の媒体回収モジュール116をこの順に縦続接続した構成を有している。
それらのうち印刷モジュール106では、現像ステーション110から供給されるマーキング材(トナー)をフォトレセプタベルト108の帯電部分に付着させ、輸送経路沿いにやってくる媒体104の片面にそのトナー像を転写させ、定着装置200を介しその媒体104を反転モジュール114へと送り出す。反転モジュール114では印刷モジュール106から出てきた媒体104を操作し、一部は媒体回収モジュール116に、他の一部は表裏反転させて印刷モジュール106に供給する。媒体回収モジュール116では、こうして作成される印刷物が回収カート118上に積み上がりスタック120を形成する。
図2に、本発明の一実施形態に係る定着装置200の構成を示す。この装置200は、エンドレスで切れ目のない定着ベルト202や、そのベルト202を支持する定着ローラ208、外部ローラ210、並びに内部ローラ212、214及び216を備えている。これは一例構成であり、ベルト202を支持するローラや外部ローラ(加熱ローラ等)の個数、構成等が異なる形態でも本発明を実施することができる。
定着ベルト202は内面204及び外面206を有するベルトであり、定着ローラ208の外面218、外部ローラ210の外面220、内部ローラ212の外面222及び内部ローラ214の外面224と接触している。本実施形態ではそれらのローラ208、210、212及び214の内部に1個又は複数個の加熱素子226、228、230及び232、例えば軸方向に延びるランプがあり、それらによるローラ内部からの加熱でベルト202が能動的に加熱されている。素子226〜232はコントローラ236に接続された電源234から電力供給を受けているので、そのコントローラ236でベルト202への加熱を制御することができる。
定着装置200は更に外部加圧ローラ240を備えており、そのローラ240の外面242と定着ベルト202との間にはニップ244が形成されている。ローラ外面242は弾性変形可能な素材、例えばシリコーンラバー、PFA(パーフルオロアルコキシ)コポリマ樹脂等で形成するのが望ましい。
定着ベルト202としては多層構成のもの、例えば基層、中間層及び外層がこの順に層をなすものを使用するのが望ましい。この場合、内面204は基層、外面206は外層で形成される。その基層はポリイミド等のポリマ素材、中間層はシリコーン等の素材、外層はフルオロエラストマ(例えばDuPont Performance Elastomers,LLC.が販売しているViton(登録商標))、ポリテトラフルオロエチレン(同じくTeflon(登録商標))等のポリマ素材で形成するのが望ましい。
定着ベルト202の厚みは約2mmと薄めにすることができる。ベルト202の幅は少なくとも約200mm、長さは少なくとも約200mmとするのが望ましい。
媒体250は、図中のプロセス方向Pに沿い進みニップ244に進入してくる。その媒体250の表面にはマーキング材252例えばトナーが付着しており、ニップ244に入るとそのマーキング材252が定着ベルト202の外面206に接触する。定着ローラ208が反時計回り、加圧ローラ240が時計回りに回転しているので、ベルト202は時計回りに循環し、ニップ244内の媒体250はプロセス方向Pに沿い運ばれていく。
媒体250として使用されるのはシート状の紙、透明フィルム、包装材等である。紙は一般にその重量で分類される。約75gsm以下の重量なら軽量紙、約75〜160gsmの重量なら中量紙、160gsm以上の重量なら重量紙、といった具合である(1gsm=1g/m2)。
そして、この図の定着装置200は振動剥離装置260を備えている。この装置260は、ニップ244を通過した後プロセス方向Pに沿い進んでいく媒体250を、定着ベルト202の外面206から好適に剥離させるための装置である。
図3に、図2に示した定着装置200の一部を拡大して示す。図示の通り、この装置200では振動剥離装置260が定着ベルト202と定着ローラ208の間に位置しており、またニップ244が第1ニップN1と第2ニップN2とに分かれている。第1ニップN1は、媒体250が進入する進入端IEから、プロセス方向Pに沿い、媒体250が退出する退出端OE1まで延びている。第1ニップN1はベルト202と定着ローラ外面218及び加圧ローラ外面242との接触で生じたニップであり、ここに送り込まれた媒体250に対しベルト202及び加圧ローラ240から十分に大きな熱エネルギ及び圧力を印加することで、その上のマーキング材252を媒体250に定着させることができる。
第2ニップN2は、図示の通り定着ベルト202が第1ニップ退出端OE1にて定着ローラ外面218から離れた後の区間に、その退出端OE1にて第1ニップN1に連なるよう定着ベルト外面206・加圧ローラ外面242間に形成されており、第1ニップ退出端OE1からその退出端OE2まで延びている。第2ニップN2は媒体250を定着ベルト外面206から剥がれやすくするためのニップであり、そこで定着ベルト外面206から加圧ローラ外面242に作用する圧力は弱めである。
本実施形態では、その第2ニップ退出端OE2より下流に、定着ベルト内面204に接触するよう振動剥離装置260が設けられている。図示の通り、この装置260の縁によって剥離面276が形成されており、定着ベルト202の進む向きがその面276との接触によってある角度α(剥離角)に亘り曲げられている。
振動剥離装置260は、剥離部材262及びそれを所要周波数で振動させる駆動機構を備えている。本実施形態における駆動機構は、剥離部材262と協働して音響トランスデューサを形成する1個又は複数個(図では1個)の圧電素子264と、剥離部材262と協働して素子264を挟持する支持部材266とを備えている。素子264は、例えば、装置260の長手方向に沿って列をなすよう複数個配列されている。
それらのうち支持部材266は、定着装置200の一部、例えば振動剥離装置260が配設されるサブフレームに対し堅固に固定するのが望ましい。図1に示した印刷装置100でいえば、支持部材266が固定的(即ち不可動的)に配設されるのは例えば印刷モジュール106のサブフレーム部分である。
剥離部材262は、金属、ポリマ等、様々な素材で形成することができる。その素材を適宜選定することによって、剥離部材表面と定着ベルト内面204との間の摩擦を抑えることができる。剥離部材262は、図示の通り、剥離面276にて定着ベルト内面204と接触するよう、その形状が概ね方形の剥離シューとして形成することができる。剥離面276を外に向かい凸の曲面にすることで、定着ベルト内面204の摩耗をより抑えることができる。その面の曲率半径は例えば約0.5〜5mmとすればよい。その曲率半径を大きめにすることで、定着ベルト202に作用する機械的応力を更に抑えることができる。剥離部材262は定着ローラ208の軸にほぼ沿うように設けられており、その長さは定着ベルト202の全幅と接触させうる長さとなっている。定着装置200内に、その剥離部材262に向かいベルト202を付勢する引張機構を設けることもできる。
本実施形態における圧電素子264は、それら剥離部材262及び支持部材266に対し接着等の手段で固定されている。圧電素子264は図示の通り平板状にすることができる。そのサイズは様々な要素を踏まえ設計するのが望ましい。具体的には、その圧電素子264の組成のほか、振動剥離装置260の共振周波数にて定着ベルト202を介し剥離エネルギが最適に輸送されるようにするには装置260の慣性及び負荷をどの程度にすればよいか、といった要素を踏まえ設計するのが望ましい。
圧電素子264は逆圧電効果を呈する素材で形成されている。即ち、電流を流すと歪み定着ベルト202に剥離力を及ぼすような素材で形成されている。所要の剥離力が得られる限りどのような素材でもかまわない。電流を流すと素材が歪むため圧電素子264の形状、体積又はその双方が変化する。その変化が十分な程度になるよう圧電素子264に通電させることで、媒体250及びマーキング材252と定着ベルト外面206との間の吸着度が弱まるよう定着ベルト202に対し剥離部材262を相対移動させ、ひいては定着ベルト202からの媒体250及びマーキング材252の剥離を促すことができる。
本実施形態の場合、駆動機構によって圧電素子264に電流が供給されると、図4に示す如く圧電素子264の体積が双方向矢印Bに沿い反復的に変化し、定着ベルト202に対する接近及び離隔を反復する。即ち、圧電素子264が膨張して剥離部材262が双方向矢印Aに沿いベルト202に接近する動きと、圧電素子264が収縮して剥離部材262がその矢印Aに沿いベルト202から離隔する動きとが、反復的に発生する。矢印A及びBは例えば定着ベルト内面204に対し直交する方向を示している。この反復運動によって剥離面276に振動が生じ、その振動がベルト202のうち剥離部材262との接触部位に伝わる結果、媒体250が定着ベルト外面206から剥がれやすくなる。
圧電素子264を形成する素材としては、例えば水晶、オルト燐酸ガリウム(GaPO4)、ランガサイト(La3Ga5SiO14)等の結晶や、チタン酸バリウム(BaTiO3)、チタン酸鉛(PbTiO3)、ジルコン酸チタン酸鉛(Pb[ZrxTi1-x]O3,0<x<1;いわゆるPZT)、ニオブ酸カリウム(KNbO3)、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)、タングステン酸ナトリウム(Na2WO3)、ニオブ酸カリウムナトリウム(NaKNb)、ビスマスフェライト(BiFeO3)、ニオブ酸ナトリウム(NaNbO3)等のセラミクスや、ポリ弗化ビニリデン(PVDF)等のポリマを使用することができる。
振動剥離装置260の特定の構成要素、例えば温度に敏感な圧電素子を、定着装置200内で除熱するようにしてもよい。
振動剥離装置260内の圧電素子264を電気的に駆動しているのは駆動機構を構成するドライバ280である。このドライバ280から素子264へと十分な電流が供給されると、圧電素子264の形状、体積又はその双方が変化して定着ベルト202が十分に高い周波数で振動し、その振動によって媒体250及びマーキング材252と定着ベルト外面206の分離が促されるので、剥離性能が高まることになる。これは、素子264の形状、体積又はその双方が高い周波数で変化することで剥離面276に動きが生じると、剥離部材262に向かい付勢されているベルト202が剥離面276に追従して動き、プロセス方向Pに対しほぼ直交する方向にベルト202が強く加速されるからである。高周波振動が剥離面276に集中することで生じる大きな慣性分離エネルギは、剥離面276の輪郭例えばその曲率半径の小ささと相俟って剥離機能を増進する。このように、慣性分離エネルギと表面歪を併用し、定着ベルト外面206に対する媒体250及びマーキング材252の吸着力を弱めているため、剥離面276にてより確実に剥離が生じることとなる。即ち、表面歪が生じるのに加え、定着ベルト外面206と媒体250及びマーキング材252の間に慣性分離力が作用するので、軽量媒体等の剥離困難媒体を含め様々な種類の媒体250を機械的に剥離させることができる。
剥離力を制御するには、ドライバ280を用い剥離面276の加速度を制御すればよい。剥離面276の移動振幅が同じであれば、周波数が高いほど剥離面276の加速度が増して剥離力が強まる。弱い剥離力でも剥離させることができ往々にして自然剥離も生じる重量媒体と違い、軽量媒体を剥離させるにはそうした強い剥離力を発生させるのが有益である。
ドライバ280は電力駆動回路等を備えており、振動剥離装置260内の剥離部材262、圧電素子264及び(その素子264が堅固に固定されている場合は)支持部材266を高周波で駆動するよう構成されている。ドライバ280の動作周波数fは約5〜200kHzの範囲内、例えば約5〜50kHz、約50〜100kHz、或いは約100〜200kHzとするのが望ましい。装置260は固有の共振周波数、即ちその装置260の全構成部品の質量、負荷及び形状の関数で与えられる共振周波数を持っているので、定着ベルト202が装置260に接触している状態では、それらベルト202及び装置260を含めたシステムも固有の共振周波数を持つことになる。装置260又はそれを含むシステムの共振周波数は温度や負荷が変化すると変化するので、ドライバ280を用い装置260又はそれを含むシステムを駆動しその共振周波数で振動させるには、温度条件や負荷条件の変化による共振周波数の変化を踏まえるのが望ましい。それには、例えば特許文献2(発明者:Richmond et al.)に記載の位相ロックループ電源をドライバ280に組み込み、装置260又はそれを含むシステムの共振周波数に生じる変化に追従するようその電源でドライバ280の動作を調整すればよい。
また、発生する振動エネルギはドライバ280から圧電素子264に印加される電圧の値に相当する量となるので、定着装置200で使用される媒体250の種類に応じ、その電圧値を調整するのが望ましい。例えば、媒体250の基本重量に基づき電圧値を調整し、剥離させたい媒体250の重量に応じ電圧値を上下させるようにするとよい。この電圧調整は、例えば、ドライバ280に何らかのコントローラを接続し、そのコントローラでソフトウェア制御を実行することで実現することができる。
図5に、本発明の他の実施形態に係る定着装置の一部として使用される振動剥離装置560の構成を示す。この装置560は例えば図1に示した定着装置200内で使用できる装置であり、剥離部材562及びそれを所要周波数で振動させる駆動機構を備えている。本実施形態における駆動機構は1個又は複数個の第1圧電素子564(図では1個)と1個又は複数個の第2圧電素子565(図では1個)を備えており、それらの素子564及び565と剥離部材562の協働で音響トランスデューサが形成されている。素子564及び565の位置は剥離部材562と支持部材566の間であり、本実施形態では装置260の長手方向に沿い素子564が第1の列を、また素子565が第2の列をなして並んでいる。素子564により形成される第1の列と、素子565により形成される第2の列は、例えば、素子564及び565が互いに対をなして並ぶよう互いに平行に延びている。
支持部材566は定着装置の一部、例えば振動剥離装置560が配設されるサブフレームに対し堅固に固定するのが望ましい。
剥離部材562は例えば剥離部材262と同様の構成にすることができる。
圧電素子564及び565は互いに同じ構成及び組成にすることができ、また例えば圧電素子264のそれと同じ素材で形成することができる。
この振動剥離装置560では、駆動機構によって圧電素子564及び565に電流が供給されると、図5に示す如く、素子564が矢印Dに沿い膨張して定着ベルト502に接近するのと同時に素子565が矢印Eに沿い収縮してベルト502から離隔する、という動きと、素子564が矢印Dとは逆の方向に沿い収縮してベルト502から離隔するのと同時に素子565が矢印Eとは逆の方向に沿い膨張してベルト502に接近する、という動きとが反復的に発生する。矢印D及びEは例えば定着ベルト内面504に対し直交する方向を示している。素子564及び565が互いに同期して膨張及び収縮するので、剥離部材562は、双方向矢印Cで示される方向、例えば定着ベルト内面504に対し直交する方向に沿い反復的に、ベルト502に接近及び離隔することとなる。こうした剥離部材562の動きによって剥離面576に振動が生じ、その振動がベルト502のうち剥離部材562との接触部位に伝わる結果、媒体がベルト502の外面から剥がれやすくなる。
振動剥離装置560内の第1圧電素子564に電流を供給しているのは駆動機構を構成している第1ドライバ580、第2圧電素子565に電流を供給しているのも同じく駆動機構を構成している第2ドライバ582である。その電流供給を受けると素子564及び565の形状、体積又はその双方が変化して定着ベルト502に高周波振動が加わる。これは、素子564及び565の形状、体積又はその双方が高い周波数で変化することで剥離面576に動きが生じると、剥離部材562に向かい付勢されているベルト502が剥離面576に追従して動き、プロセス方向Pに対しほぼ直交する方向にベルト502がかなり強く加速されるからである。その高周波振動は剥離面576に集中しベルト502の外面に対する媒体及びマーキング材の吸着力を弱めるため、剥離面576にて様々な種類の媒体をより確実に剥離させることができる。剥離面576の加速は媒体重量毎に剥離力を調整することで制御することができる。
ドライバ580及び582は、それぞれ、特許文献2に記載の電力駆動回路等を備えており、振動剥離装置560内の剥離部材562、圧電素子564及び565、並びに(その素子564及び565が堅固に固定されている場合は)支持部材566を高周波で駆動するよう構成されている。ドライバ580及び582の動作周波数fは約5〜200kHzの範囲内、例えば約5〜50kHz、約50〜100kHz、或いは約100〜200kHzとするのが望ましい。
振動剥離装置560や、それと定着ベルト502を併せたシステムは、ドライバ580及び582を用いその共振周波数で振動させることができる。共振周波数は温度条件や負荷条件で変化するので、例えば特許文献2に記載の位相ロックループ電源をドライバ580及び582に組み込み、装置560又はそれを含むシステムの共振周波数に生じる変化に追従するよう、その電源でドライバ580及び582の動作を調整するのが望ましい。
図6に、本発明の更に他の実施形態に係る定着装置のうち振動剥離装置660を含む部分の構成を示す。この定着装置は、図示の通りその定着ベルト602が加熱素子626付の定着ローラ608の外周に架かっている点等、図2に示した定着装置200等と共通する構成部分を有している。装置660は、ベルト602の内面604と接する面673を備えた任意形状の支持部材670と、剥離部材として機能する導波路674との間に、駆動機構を構成する圧電素子672を1個又は複数個(図では1個)配した構成である。駆動機構はその素子672で導波路674を振動させる構成であり、素子672及び導波路674によって一種のホーン状トランスデューサが形成されている。導波路674は素子672の動きを増幅する形状を有しており、例えば複数個の導波路セグメントを装置660の長手方向沿いに列をなして並べることで構成されている。素子672も装置660の長手方向沿いに列をなすよう複数個並べることができる。
支持部材670は、定着装置の一部、例えば振動剥離装置660が配設されるサブフレームに対し堅固に固定するのが望ましい。
圧電素子672は例えば圧電素子264のそれと同じ素材で形成することができる。
この振動剥離装置660を構成する駆動機構によって圧電素子672に電流が供給されると、素子672が矢印Fで示される方向に沿い膨張して定着ベルト602に接近する、という動きと、それとは逆の方向に沿い収縮してベルト602から離隔する、という動きとが反復的に発生する。矢印Fは例えば定着ベルト内面604に対し直交する方向を示している。この振動によって、導波路674の先端部にある剥離面676に振動が発生し、その振動が導波路674との接触部分を介しベルト602に伝わるため、媒体が定着ベルト外面606から剥がれやすくなる。剥離面676には湾曲を付け、例えば約0.5〜5mmの曲率半径とするのが望ましい。
振動剥離装置660内の圧電素子672に電流を供給しているのはドライバ680である。その電流供給を受けると素子672の形状、体積又はその双方が変化して定着ベルト602に高周波振動が加わる。これは、素子672の形状、体積又はその双方が高い周波数で変化することで剥離面676に動きが生じると、導波路674に向かい付勢されているベルト602が剥離面676に追従して動き、プロセス方向Pに対しほぼ直交する方向にベルト602がかなり強く加速されるからである。その高周波振動は剥離面676に集中し定着ベルト外面606に対する媒体及びマーキング材の吸着力を弱めるため、剥離面676にて様々な種類の媒体をより確実に剥離させることができる。剥離面676の加速は媒体重量毎に剥離力を調整することで制御することができる。
ドライバ680は特許文献2に記載の電力駆動回路等を備えており、振動剥離装置660内の導波路674、圧電素子672及び(その素子672が堅固に固定されている場合は)支持部材670を高周波で駆動するよう構成されている。ドライバ680の動作周波数fは約5〜200kHzの範囲内、例えば約5〜50kHz、約50〜100kHz、或いは約100〜200kHzとするのが望ましい。
振動剥離装置660や、それと定着ベルト602を併せたシステムは、ドライバ680を用いその共振周波数で振動させることができる。共振周波数は温度条件や負荷条件で変化するので、例えば特許文献2に記載の位相ロックループ電源をドライバ680に組み込み、装置660又は又はそれを含むシステムの共振周波数に生じる変化に追従するよう、その電源でドライバ680の動作を調整するのが望ましい。
以上説明した実施形態によれば、その定着装置内に振動剥離装置260、560又は660が設けられているため、媒体に対し剥離エネルギをより均等に分散させることができ、媒体を剥離させるのにエアナイフを使用した場合に比べ加熱の不均一さ、対流性エネルギ損失、近隣輸送部への熱の逃げ、並びに画像内での除熱の不均一さを抑えることができ、また剥離装置・定着ベルト間接触面での摩擦を抑えてベルト摩耗及び定着装置内必須駆動トルクを抑えることができる。
以上説明した実施形態によれば、更に、その定着装置内に振動剥離装置260、560又は660が設けられているため、その振動により媒体及びマーキング材にエネルギが供給される結果、マーキング材が媒体により好適に定着することとなる。
振動剥離装置内の駆動機構は、定着ベルトに接触している剥離部材に所望の振動を及ぼすこと、例えば約5〜200kHzの周波数で振動させることが可能な構成であればよいので、圧電素子及びそれに対応するドライバを備えた構成でなくてもかまわない。従って、振動剥離装置内の駆動機構として、1個又は複数個のモータ、電磁石、マイクロアクチュエータ、それらの組合せ等といった部材や、その部材にエネルギ又は信号を供給し剥離部材を所望周波数で振動させる駆動回路を設け、その機構を用い剥離部材を振動させるようにしてもよい。
そして、ご理解頂けるように、本願記載の発明及びその諸実施形態は、媒体及びマーキング材の種類及び処理の如何を問わず適用することができる。例えば、マーキング材の種類がトナー、液体インク、ゲルインク、熱硬化インク、輻射効果インク等のいずれであっても、また印刷の際に媒体に適用される温度、圧力等の処理条件がどのような条件であってもかまわない。本発明の諸実施形態に係る定着装置では、使用する媒体の種類、マーキング材の種類に応じ、使用する処理条件を適宜定めることができる。
100 印刷装置、102 媒体供給モジュール、104,250 媒体、106 印刷モジュール、108 フォトレセプタベルト、110 現像ステーション、114 反転モジュール、116 媒体回収モジュール、118 回収カート、120 スタック、200 定着装置、202,502,602 定着ベルト、204,504,604 定着ベルト内面、206,606 定着ベルト外面、208,608 定着ローラ、210 外部ローラ、212〜216 内部ローラ、218〜224,242 ローラ外面、226〜232,626 加熱素子、234 電源、236 コントローラ、240 外部加圧ローラ、244 ニップ、252 マーキング材、260,560,660 振動剥離装置、262,562 剥離部材、264,564,565,672 圧電素子、266,566,676 支持部材、276,576,676 剥離面、280,580,582,680 ドライバ、673 接触面、674 導波路、A〜F 方向を示す矢印、IE 第1ニップ進入端、N1 第1ニップ、N2 第2ニップ、OE1 第1ニップ退出端、OE2 第2ニップ退出端、P プロセス方向、α 剥離角。

Claims (4)

  1. 媒体への印刷に際し使用される装置であって、
    定着ベルトと、媒体を受け入れうるニップがその表面と定着ベルト外面との間に形成されるよう設けられた第1部材と、定着ベルトを支持する第2部材と、定着ベルト内面と第2部材の間に位置する振動剥離装置と、を備え、
    その振動剥離装置が、剥離面を提供する剥離部材と、剥離面及び定着ベルトを振動させる駆動機構と、を有し、
    ニップを通過した媒体が剥離面近傍にて定着ベルト外面から分離していくよう定着ベルトの振動でその分離を支援する装置。
  2. 請求項1記載の装置であって、その駆動機構が、剥離部材に接触するよう設けられた1個又は複数個の圧電素子と、接続先の圧電素子に電流を供給する1個又は複数個のドライバと、を有し、ドライバからの電流供給に応じ圧電素子が剥離面及び定着ベルトを振動させる装置。
  3. 請求項2記載の装置であって、
    その振動剥離装置が、本装置に対し固定配設された支持部材を有し、
    その圧電素子が、支持部材と剥離部材の間に位置するよう支持部材及び剥離部材に対し複数個固定配設されており、
    そのドライバが、振動剥離装置をその共振周波数で振動させる電力駆動回路を有する装置。
  4. 請求項2記載の装置であって、
    その圧電素子として、第1の列をなすよう振動剥離装置長手方向に沿い配置された複数個の第1圧電素子、並びに第2の列をなすよう振動剥離装置長手方向に沿い配置された複数個の第2圧電素子を備え、
    そのドライバとして、接続先の第1圧電素子に電流を供給する第1ドライバ、並びに接続先の第2圧電素子に電流を供給する第2ドライバを備え、
    その第1及び第2ドライバが、(i)第1圧電素子が第1方向に沿い膨張するのと同時に第2圧電素子がそれとは逆の第2方向に沿い収縮し、(ii)第1圧電素子が第1方向に沿い収縮するのと同時に第2圧電素子が第2方向に沿い膨張するよう、第1及び第2圧電素子を稼働させることで、剥離面及び定着ベルトを振動させる装置。
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