JP2011157905A - 発電設備におけるボイラの熱回収装置および熱回収方法 - Google Patents

発電設備におけるボイラの熱回収装置および熱回収方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フラッシュタンクで発生した蒸気を効率よく熱回収できるようにする。
【解決手段】発電機30の出力が定格出力域よりも低い低出力域において、高圧給水加熱器70と共に、ボイラ10への給水温度を昇温させるフラッシュタンク90と、フラッシュタンク90と高圧給水加熱器70が有する高圧ヒータ70cを接続する蒸気管路S1に設けられた第1蒸気弁B3と、フラッシュタンク90と復水器40とを接続する蒸気管路S2に設けられた第2蒸気弁B4とを備えた発電設備におけるボイラの熱回収装置において、低出力域に至る前は、第1蒸気弁B3の開度を、第2蒸気弁B4の開度よりも高めに設定し、低出力域となり、フラッシュタンク90の圧力低下が検知される時点で、第2蒸気弁B4の弁開度を、前記設定よりも高くなるように制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、火力発電設備におけるボイラの熱回収装置および熱回収方法に関する。
一般的に、火力発電設備は、水を加熱して蒸気にするボイラと、該ボイラで発生させた蒸気で駆動する蒸気タービンと、該蒸気タービンの駆動を受けて発電する発電機と、蒸気タービンから排出される蒸気を冷却して水(飽和水)にするための復水器と、復水器で得られた水をボイラに供給する給水ポンプと、復水器に冷却水を供給する循環ポンプとを備えている。
すなわち、この種の火力発電設備は、復水器で得られた水を給水ポンプに送るべく、復水器と給水ポンプとを繋ぐ復水系統と、復水系統からの水をボイラに供給すべく、給水ポンプとボイラとを繋ぐ給水系統と、ボイラで発生させた蒸気を蒸気タービンに供給し、該蒸気タービンが排出した蒸気を復水器に送るべく、蒸気タービンを介してボイラと復水器とを繋ぐ蒸気系統とを備えている。
前記復水系統は、復水器で得られた水に含まれる不純物を除去するための脱塩塔と、復水器で得られた水を脱塩塔に送る復水ポンプと、脱塩塔からの水を給水ポンプに向けて送る復水昇圧ポンプとを備えている(例えば、特許文献1及び2参照)。
前記復水ポンプ及び復水昇圧ポンプは、それぞれ二台以上設けられている。すなわち、復水ポンプ及び復水昇圧ポンプは、復水器から得られた水を給水ポンプに必要量安定して送ることができるように、それぞれ二台以上設けられている。
そして、復水ポンプは、電源電圧が復水昇圧ポンプの電源電圧よりも低圧に設定されている。具体的には、復水系統は、復水器に比して圧力損失の大きな脱塩塔が復水昇圧ポンプの前段(上流側)に設けられているため、復水ポンプで送った水が脱塩塔を通過するに当って水圧が低下することから、脱塩塔の下流側に復水昇降ポンプが設置されている。これにより、復水系統は、復水昇圧ポンプによって水圧の低下を補償し、脱塩塔からの水(処理済みの水)を給水ポンプに安定して送ることができるようになっている。
そして、復水系統では、復水ポンプと復水昇圧ポンプの設置箇所の相違で、運転時における各ポンプの負荷が異なる(復水昇圧ポンプの負荷が復水ポンプの負荷よりも大きくなる)ことから、起動時や通常運転時の電流等を考慮して、通常、復水昇圧ポンプの電源電圧が復水ポンプの電源電圧よりも高圧に設定され、例えば、復水ポンプの電源が440Vである場合、復水昇圧ポンプの電源が6600Vに設定される。
ここで、上記火力発電設備の運転(起動)手順について説明すると、運転を開始する起動運転において、まず、循環系統を駆動し、その後に復水系統を駆動する。すなわち、循環ポンプを駆動して復水器に冷却水を供給した後、復水ポンプを駆動するとともに、二台以上の復水昇圧ポンプのうちの一部(例えば、一台)の復水昇圧ポンプを駆動し、復水器内にある水を下流側に送水して復水器内の真空度を高める。すなわち、復水ポンプ及び復水昇圧ポンプを駆動して復水器内にある水を下流側に送水することで復水系統内に設けられたエゼクタを作動させ、復水器の真空度を高める。
そして、復水器の真空度が所定の真空度に到達すると、給水ポンプを駆動して復水系統からの水をボイラに供給する。そうすると、ボイラ内に水が溜まり、その水が蒸気となって蒸気系統に供給される。これにより、蒸気タービンが駆動して発電機が発電を開始し、蒸気タービンから排出された蒸気が復水器に送られることになる。
そして、このように発電機が発電を開始すると、該発電機の出力が次第に増していくことになり、該出力が定格出力域よりも低い低出力域の下限値に到達すると、発電した電力の送電が開始される。これに伴い、発電機の負荷(出力)が徐々に高まることになるため、復水系統において発電機の出力に応じた水量で復水器の水を給水ポンプに向けて送り、復水器の真空度を発電機の出力(負荷)に対応させる。
これに伴い、復水系統において、発電機の出力が定格出力域よりも低い低出力域から脱すると(定格出力域で予め設定された出力値になると)、復水昇圧ポンプの駆動台数を増やし、発電機の出力に対応した水量で復水器内の水が給水ポンプに供給され、定格運転が行われる。
これに対し、運転を停止する停止運転において、前記火力発電設備は、ボイラから蒸気タービンに供給する蒸気を徐々に減らして発電機の出力を低下させ、該出力が定格出力域から脱して低出力域に入ると、復水昇圧ポンプの一部を停止して復水昇圧ポンプの駆動台数を減らし、起動運転時と同一の台数の復水昇圧ポンプを駆動させ続ける。
そして、発電機の出力が低出力域の下限値に到達すると、送電線に対する送電の停止状態(解列状態)にされ、発電機の出力が送電することのできない(並列状態を維持できない)非常に小さな出力になった後、残りの復水ポンプ及び復水昇圧ポンプが停止される。
また、火力発電設備の蒸気発生装置であるボイラにおいては、該ボイラで発生したドレンを再利用すべく回収する熱回収装置が設けられている。例えば、ボイラの起動系統、即ち、復水器とボイラとの間にフラッシュタンクを設けて、ユニット起動時にフラッシュタンクにより発生した蒸気を高圧給水加熱器に導入して熱回収しているものが公知になっている(特許文献3)。
この種の熱回収装置においては、フラッシュタンクから高圧給水加熱器に蒸気を導入することで、ボイラに対する給水の昇温が図られている。即ち、プラントの起動に際して、タービン抽気が可能になる間、フラッシュタンクによって蒸気を昇温させている。
また、高圧及び低圧給水加熱器には、給水・復水昇温のために、蒸気タービンからタービン抽気が導入されており、導入されたタービン抽気は、給水・復水との熱交換により、凝縮されてドレン水となり、復水器または脱気器に回収されるように構成されている。
特開2008−261316号公報 特開2008−261317号公報 特開平10−317916号公報
しかしながら、従来の熱回収装置の場合、並列状態になるまで、フラッシュタンクで発生した蒸気を、高圧ヒータと復水器とで、7:3の比率で熱回収されているため、復水器で熱回収される割合が比較的大きく、熱回収の効率が低いという問題がある。
そこで、本発明は、発電機の起動時において、フラッシュタンクで発生した蒸気を効率よく熱回収できるようにした発電設備におけるボイラの熱回収装置および熱回収方法を提供することを課題とする。
本発明に係る発電設備におけるボイラの熱回収装置は、発電機30の出力が定格出力域よりも低い低出力域において、高圧給水加熱器70と共に、ボイラ10への給水温度を昇温させるフラッシュタンク90と、フラッシュタンク90と高圧給水加熱器70が有する高圧ヒータ70cとを接続する蒸気管路S1に設けられた第1蒸気弁B3と、フラッシュタンク90と復水器40とを接続する蒸気管路S2に設けられた第2蒸気弁B4とを備えた発電設備におけるボイラの熱回収装置において、前記低出力域に至る前は、第1蒸気弁B3の弁開度が、第2蒸気弁B4の弁開度よりも高めに設定され、前記低出力域となり、フラッシュタンク90の圧力低下が検知される時点で、第2蒸気弁B4の弁開度が、前記設定よりも高くなるように制御されることを特徴とする。
この場合、前記低出力域に至る前は、第1蒸気弁B3の開度を、第2蒸気弁B4の開度よりも高めに設定されるように制御したので、フラッシュタンク90で発生した大半の蒸気を高圧ヒータ70cに熱回収することができ、熱回収の効率がよくなる。また、前記低出力域となり、フラッシュタンク90の圧力低下が検知される時点、即ち並列状態になって、フラッシュタンク90の圧力が低下する時点で、第2蒸気弁B4の弁開度を、前記設定よりも高くなるように制御したので、第2蒸気弁B4が閉鎖状態になるのを防止できて、フラッシュタンク90で発生した蒸気を、高圧ヒータ70cおよび復水器40で熱回収することができる。
また、本発明に係る発電設備におけるボイラの熱回収方法は、発電機30の出力が定格出力域よりも低い低出力域において、高圧給水加熱器70と共に、ボイラ10への給水温度を昇温させるフラッシュタンク90と、フラッシュタンク90と高圧給水加熱器70が有する高圧ヒータ70cとを接続する蒸気管路S1に設けられた第1蒸気弁B3と、フラッシュタンク90と復水器40とを接続する蒸気管路S2に設けられた第2蒸気弁B4とを備えた発電設備におけるボイラの熱回収方法において、前記低出力域に至る前は、第1蒸気弁B3の弁開度の比率を、第2蒸気弁B4の弁開度よりも高めに設定し、前記低出力域となり、フラッシュタンク90の圧力低下を検知した時点で、第2蒸気弁B4の弁開度を、前記設定よりも高くなるようにしたことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、発電機の出力が定格出力域よりも低い低出力域に至る前は、第1蒸気弁の弁開度を、第2蒸気弁の弁開度よりも高めに設定する一方、前記低出力域となり、フラッシュタンクの圧力低下が検知される時点で、第2蒸気弁の弁開度を、前記設定よりも高くなるようにしたので、フラッシュタンクで発生した蒸気を効率よく熱回収できるようになるという優れた効果を奏し得る。
本発明の一実施形態に係る火力発電設備の概略概念図を示す。 同実施形態に係る火力発電設備の復水・給水系統の概念図を示す。
以下、本発明の一実施形態に係る火力発電設備について添付図面を参照しつつ説明する。
かかる火力発電設備は、図1に示す如く、水を加熱して蒸気にするボイラ10と、該ボイラ10で発生させた蒸気で駆動する蒸気タービン20,21,22,23と、該蒸気タービン20,21,22,23の駆動を受けて発電する発電機30と、蒸気タービン20,21,22,23から排出される蒸気を冷却して水(飽和水)にするための復水器40と、復水器40で得られた水をボイラ10に供給する給水ポンプ50と、復水器40に冷却水を供給する循環ポンプ80とを備えている。
すなわち、該火力発電設備1は、復水器40で得られた水を給水ポンプ50に送るべく、復水器40と給水ポンプ50とを繋ぐ復水系統WLaと、復水系統WLaからの水をボイラ10に供給すべく、給水ポンプ50とボイラ10とを繋ぐ給水系統WLbと、ボイラ10で発生させた蒸気を蒸気タービン20,21,22,23に供給し、該蒸気タービン20,21,22,23が排出した蒸気を復水器40に送るべく、蒸気タービン20,21,22,23を介してボイラ10と復水器40とを繋ぐ蒸気系統SLとを備えている。
前記ボイラ10は、給水系統WLbから供給される水を蒸発させる蒸発器11と、蒸発器11で蒸発させた飽和蒸気を過熱する第1及び第2過熱器12a,12bと、蒸発タービン(後述する高圧タービン)20からの排気(蒸気)を過熱する再熱器13とを備えている。そして、本実施形態に係るボイラ10は、第1及び第2過熱器12a,12bによって過熱した蒸気を蒸気タービン(高圧タービン)20に供給し、再熱器13によって過熱した蒸気を別の蒸気タービン(後述する中圧タービン)21に供給するようになっている。
本実施形態に係る火力発電設備1は、蒸気タービン20,21,22,23として、高圧タービン20、中圧タービン21及び低圧タービン22,23を備えており、高圧タービン20及び中圧タービン21が一台ずつ設けられ、低圧タービン22,23が二台設けられている。
そして、これらの蒸気タービン20,21,22,23は、高圧タービン20、中圧タービン21、低圧タービン22,23の順でそれぞれの出力軸が同軸になるように並列に配置され、出力軸が隣り合う蒸気タービン20,21,22,23の出力軸に連結されている。そして、前記発電機30は、蒸気タービン20,21,22,23に対して横並びに配置されており、入力軸が低圧タービン23の出力軸に接続されている。これにより、発電機30は、高圧タービン20、中圧タービン21及び低圧タービン22,23の駆動を受けて発電するようになっている。
前記復水器40は、蒸気タービン22,23の排気(蒸気)を冷却して水にするもので、本実施形態においては、蒸気タービン22,23(低圧タービン22,23)からの蒸気が導入される内部空間を画定するハウジング400と、該ハウジング400内に配設され、前記循環系統RLからの冷却水を流通させる冷却管(図示せず)とを備え、ハウジング400内に導入された蒸気を冷却管内の冷却水によって間接的に冷却し、これによって蒸気を凝縮させて水にするようになっている。すなわち、本実施形態に係る復水器40には、表面復水器が採用されている。
前記給水ポンプ50は、図示していないが、実際には二台以上設けられており、その一部の給水ポンプが電動で駆動する電動式のポンプで構成され、残りの給水ポンプが蒸気で駆動する蒸気タービン式のポンプで構成されている。
そして、電動式の給水ポンプは、発電機30の出力が定格出力域よりも低い低出力域(以下、LLO域という)に設定された出力値未満であるときに駆動するようになっている。これに対し、蒸気駆動式の給水ポンプは、発電機30の出力がLLO域内に設定された出力値以上であるときに駆動するようになっている。なお、ここで「定格出力域」とは、火力発電設備1の設計仕様である発電機30の定格(安定)運転時の出力範囲を意味する。
ここで上記各系統WLa,WLb,SL,RLについて具体的に説明する。各系統WLa,WLb,SL,RLは、前記ボイラ10、復水器40、給水ポンプ50を基準に区画されている。
前記復水系統WLaは、図2に示す如く、発電機30を駆動する蒸気タービン20,21,22,23から排出される蒸気を水に戻す復水器40で得られた水に含まれる不純物を除去するための脱塩塔52と、復水器40内の水を脱塩塔52に送る復水ポンプ53と、蒸気タービン20,21,22,23に供給する蒸気を発生させるボイラ10に給水する給水ポンプ50に脱塩塔52内の水を送る復水昇圧ポンプ54とを備えている。
さらに、復水系統WLaは、復水昇圧ポンプ54の下流側(復水昇圧ポンプ54と給水ポンプ50との間)に、復水器40で得られた水と蒸気タービン20,21,22,23の軸受け冷却水として使用された水とを熱交換させる復水熱交換器55や、復水器40の真空度を維持するために内部の空気を抽出するエゼクタ56、蒸気タービン20,21,22,23の軸シール水と熱交換するグランドコンデンサ57、熱回収やフラッシング防止のためにドレンを冷却するドレンクーラ58、蒸気タービン20,21,22,23からの抽気で水を加熱する低圧給水加熱器59、蒸気によって水を直接加熱し、水に含まれる溶存ガスを物理的に分離除去する脱気器60等が設けられている。また、低圧給水加熱器59は、第1〜第4の低圧ヒータ59a〜59dを有している。
前記給水系統WLbは、給水ポンプ50で送り出された水を蒸気タービン20,21,22,23からの抽気で加熱する高圧給水加熱器70を備えている。また、高圧給水加熱器70は、第6〜第8の高圧ヒータ70a〜70cを有している。
そして、発電機30の定格出力域よりも低い低出力域において、タービン抽気が開始となるまでの間、高圧給水加熱器70および低圧給水加熱器59と共に、蒸気を昇温させるためのフラッシュタンク90がボイラ10の起動系統に設けられている。該フラッシュタンク90の入力部は、一次過熱器12aおよび二次過熱器12bに接続され、一次過熱器12aおよび二次過熱器12bからフラッシュタンク90に水が導入される。また、フラッシュタンク90の出力部は、高圧給水加熱器70の第8高圧ヒータ70cおよび復水器40に接続され、フラッシュタンク90によって昇温された蒸気が、復水器40、第8高圧ヒータ70cのうちいずれかに回収される。
具体的に説明すると、フラッシュタンク90の入力部と、ボイラ10の一次過熱器12aおよび二次過熱器12bとが、第1給水管路W1および第2給水管路W2で接続され、フラッシュタンク90の出力部(蒸気系統)と、高圧給水加熱器70および復水器40とが、第1および第2蒸気供給管路S1,S2で接続されている。また、フラッシュタンク90の出力部(蒸気系統)と、ボイラ10の二次過熱器12bとが通気管路S3で接続されている。また、フラッシュタンク90の出力部(ドレン系統)と脱気器60とがドレン供給管路D1で接続されている。また、タービン20〜23と高圧給水加熱器70とが抽気管路(図示せず)によって接続されている。また、後述するタービン20〜23のバイパス管路SL6と、高圧給水加熱器70の第8高圧ヒータ70cとが、図示しない蒸気回収管路で接続されている。
そして、第1および第2給水管路W1,W2には、バイパス弁B1,B2がそれぞれ設けられている。また、第1蒸気供給管路S1に、第1蒸気弁B3が設けられると共に、第2蒸気供給管路S2に、第2蒸気弁B4が設けられている。第1蒸気弁B3は、フラッシュタンク90の圧力が0.69MPa以上になると、上限を90%として開き始めて、フラッシュタンク90の圧力が3.5MPaになるまで開くように制御されている。第2蒸気弁B4は、発電機30が並列状態になって、フラッシュタンク90の圧力が低下すると、全閉してしまう構造になっている。また、通気管路S3に通気弁B5が設けられている。また、ドレン供給管路D1に加熱ドレン弁B6が設けられている。
図1に戻り、前記蒸気系統SLは、蒸気タービン20,21,22,23が上述のように配列されることを前提に、ボイラ10と高圧タービン20の吸気側とを接続した第1スチーム管路SL1、高圧タービン20の排気側とボイラ10内の再熱器13とを接続した第2スチーム管路SL2、再熱器13と中圧タービン21の吸気側とを接続した第3スチーム管路SL3、中圧タービン21の排気側と低圧タービン22,23の吸気側とを接続した第4スチーム管路SL4、低圧タービン22,23の排気側と復水器40とを接続する第5スチーム管路SL5を備えている。
なお、本実施形態に係る火力発電設備1の蒸気系統SLは、上述のスチーム管路SL1〜SL5に加え、ボイラ10と高圧タービン20とを接続する第1スチーム管路SL1からバルブBを介して分岐し、復水器40に繋がるバイパス管路SL6を備えている。
前記循環系統RLは、水源(本実施形態においては海)に繋がる取水路81と、水源から取水路81に取り入れた冷却水を復水器40に供給する循環ポンプ80と、復水器40で熱交換(蒸気の冷却)に利用された冷却水を水源に戻す放水路82とを備えている。なお、本実施形態において循環系統RLの水源は海であるが、発電設備1の立地条件によっては、河川が循環系統RLの水源とされる場合がある。
つぎに本実施形態に係る火力発電設備1の運転方法について図1及び図2を参照して説明する。なお、以下の説明においては、発電機30の定格出力域を105MW以上〜320MW以下に、LLO域を10.5MW以上〜105MW未満に設定した場合を一例に、給水系統WLbにおける運転に関連する事項を重点に説明することとする。
まず、火力発電設備1の運転を開始する起動運転について説明する。起動前の火力発電設備1は、送電線に対して解列状態になっている。そして、該火力発電設備1は、運転を開始する起動運転において、まず、循環系統RLを駆動し、その後に復水系統WLaを駆動する。すなわち、循環ポンプ80を駆動して復水器40に冷却水を供給した後、図2に示す復水ポンプ53を駆動するとともに、復水器40内にある水を下流側に送水してエゼクタ56を作動させて復水器40内の真空度を高める。
そして、復水器40の真空度が所定の真空度に到達すると、給水ポンプ50を駆動して復水系統WLaからの水をボイラ10に供給する。そうすると、ボイラ10内に水が溜まり、その水が蒸気となって蒸気系統SL(第1スチーム管路SL1、バイパス管路SL6)に供給される。これにより、蒸気タービン20,21,22,23が駆動して発電機30が発電を開始し、蒸気タービン20,21,22,23から排出された蒸気が復水器40に送られることになる。
そして、発電機30が発電を開始すると、該発電機30の出力が次第に増していくことになり、予め設定された出力値(例えば、LLO域の下限値である10.5MW)になったときに、循環ポンプ80が駆動して、循環系統RL内で冷却水を循環させる。
そして、発電機30の出力が予め設定された出力値(例えば、LLO域の下限値である10.5MW)に到達すると、発電した電力の送電が開始される。これに伴い、発電機30の出力が徐々に高まることになるため、発電機30の出力に応じた水量の水(復水器40の水)を給水ポンプ50に向けて送り、復水器40の真空度を発電機30の出力(負荷)に対応させる。
一方、LLO域(10.5MW以上〜105MW未満)に至る前において、ボイラ10の点火後、フラッシュタンク90の圧力が0.1以上になると、加熱ドレン弁B6が開いて、脱気器60にドレン水が回収される。その後、脱気器60の圧力が上昇して加熱ドレン弁B6が閉じられる。そして、フラッシュタンク90の圧力が0.69MPa以上になると、第1蒸気弁B3が上限を90%として開き始めて、第1蒸気弁B3によって、フラッシュタンク90の圧力が3.5MPaになるまで、フラッシュタンク90内で発生した蒸気が第8高圧ヒータ70cに回収されることになる。この際、第2蒸気弁B4は上限を10%として開いており、前記蒸気が復水器40にも若干ではあるが回収される。
そして、LLO域において、発電機30が並列状態になると、通気管路S3からボイラ10の二次過熱器12bに通気が行われて、バイパス管路SL6を介して蒸気タービン20〜23の蒸気回収が開始される。この際、フラッシュタンク90の圧力が低下(3.5MPa未満)することになり、この圧力低下を図示しない検知手段によって検知して、第8高圧ヒータ70cと復水器40との比率を9:1から7:3に戻すように制御する。即ち、第2蒸気弁B4は、上述したように、フラッシュタンク90の圧力が低下すると、全閉してしまう構造になっているので、第2蒸気弁B4の全閉を防止すべく、第8高圧ヒータ70cと復水器40との比率を元の7:3に戻すようにする。
そして、発電機30の出力が増加して定格出力域(105MW以上〜320MW以下)の下限値(105MW)になると、すなわち、上述したLLO域(10.5MW以上〜105MW未満)から脱すると、フラッシュタンク90からボイラ10への蒸気供給が停止される一方、復水系統WLaでは、発電機30の出力に対応した水量で復水器40内の水が給水ポンプ50に供給される。なお、発電機30の出力が定格出力域に到達する前、あるいは定格出力域に到達する(蒸気バランスが整う)と、バイパス管路SL6への蒸気の供給は停止される。この状態で、火力発電設備1は、定格運転をしている。
一方、火力発電を停止する停止運転を行う場合には、ボイラ10から蒸気タービン20,21,22,23に供給する蒸気を徐々に減らして発電機30の出力を低下させる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更することは可能である。
例えば、前記実施形態の場合、低出力域に至る前では、第8高圧ヒータ70cと復水器40との比率を9:1としたが、8:2〜9:1の範囲であればよく、また、低出力域となって、フラッシュタンク90の圧力低下が検知される時点での上記比率を7:3としたが、7:3〜8:2の範囲であればよい。
また、前記実施形態の場合、タービン20〜23のバイパス管路SL6から高圧給水加熱器70の第8高圧ヒータ70cに蒸気を回収するようにしたが、第8ヒータ70cよりも小さい許容温度を有する第7高圧ヒータ70bに回収するようにしてもよい。また、蒸気の温度に応じて、各高圧ヒータ70a〜70cに回収できるように、高圧給水加熱器70の第6〜第8高圧ヒータ70a〜70cにそれぞれ蒸気回収管路を接続すると共に、蒸気の温度に応じて、各蒸気回収管路を切り換える切換手段を設けるようにしてもよい。
1…火力発電設備、10…ボイラ、11…蒸発器、12…過熱器、13…再熱器、20…高圧タービン(蒸気タービン)、21…中圧タービン(蒸気タービン)、22,23…低圧タービン(蒸気タービン)、30…発電機、40…復水器、50…電動式給水ポンプ(給水ポンプ)、51…蒸気駆動式給水ポンプ(給水ポンプ)、52…脱塩塔、53…復水ポンプ、54復水昇圧ポンプ、55…復水熱交換器、56…エゼクタ、57…グランドコンデンサ、58…ドレンクーラ、59…低圧給水加熱器、59a〜59d…低圧ヒータ、60…脱気器、70…高圧給水加熱器、70a〜70c…高圧ヒータ、80…循環ポンプ、81…取水路、82…放水路、90…フラッシュタンク、400…ハウジング、B…バルブ、B1,B2…バイパス弁、B3,B4…加熱蒸気弁、B5…通気弁、B6…加熱ドレン弁、D1…ドレン供給管路、S1,S2…蒸気供給管路、S3…通気管路、SL1…第1スチーム管路、SL2…第2スチーム管路、SL3…第3スチーム管路、SL4…第4スチーム管路、SL5…第5スチーム管路、SL6…バイパス管路、RL…循環系統、SL…蒸気系統、WLa…復水系統、WLb…給水系統

Claims (2)

  1. 発電機(30)の出力が定格出力域よりも低い低出力域において、高圧給水加熱器(70)と共に、ボイラ(10)への給水温度を昇温させるフラッシュタンク(90)と、フラッシュタンク(90)と高圧給水加熱器(70)が有する高圧ヒータ(70c)とを接続する蒸気管路(S1)に設けられた第1蒸気弁(B3)と、フラッシュタンク(90)と復水器(40)とを接続する蒸気管路(S2)に設けられた第2蒸気弁(B4)とを備えた発電設備におけるボイラの熱回収装置において、
    前記低出力域に至る前は、第1蒸気弁(B3)の弁開度が、第2蒸気弁(B4)の弁開度よりも高めに設定され、
    前記低出力域となり、フラッシュタンク(90)の圧力低下が検知される時点で、第2蒸気弁(B4)の弁開度が、前記設定よりも高くなるように制御されることを特徴とする発電設備におけるボイラの熱回収装置。
  2. 発電機(30)の出力が定格出力域よりも低い低出力域において、高圧給水加熱器(70)と共に、ボイラ(10)への給水温度を昇温させるフラッシュタンク(90)と、フラッシュタンク(90)と高圧給水加熱器(70)が有する高圧ヒータ(70c)とを接続する蒸気管路(S1)に設けられた第1蒸気弁(B3)と、フラッシュタンク(90)と復水器(40)とを接続する蒸気管路(S2)に設けられた第2蒸気弁(B4)とを備えた発電設備におけるボイラの熱回収方法において、
    前記低出力域に至る前は、第1蒸気弁(B3)の弁開度を、第2蒸気弁(B4)の弁開度よりも高めに設定し、
    前記低出力域となり、フラッシュタンク(90)の圧力低下を検知した時点で、第2蒸気弁(B4)の弁開度を、前記設定よりも高くなるようにしたことを特徴とする発電設備におけるボイラの熱回収方法。
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