JP2007163126A - 改善された効率の複合サイクル発電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】水噴霧緩和に関連する気化の潜熱を供給するための高レベル排気エネルギの使用から生じる性能ペナルティをこうむらない、蒸気温度を制御/制限する複合サイクル発電システムを提供すること。
【解決手段】再加熱器回路(150)を含む蒸気回路と、少なくとも1つの再加熱器希釈領域(155)と、少なくとも1つの再加熱器希釈導管(178)と、少なくとも1つの再加熱器希釈領域(155)の上流に配置された少なくとも1つの再加熱器供給領域(141)であって、少なくとも1つの再加熱器供給領域(141)および少なくとも1つの再加熱器希釈領域(155)が、再加熱器回路(150)および少なくとも1つの再加熱器希釈導管(178)を介して関連付けられた、少なくとも1つの再加熱器供給領域(141)とを含む、蒸気温度を制御するシステム(100)。
【選択図】図1

Description

本開示は、全般的には蒸気温度を制御するシステムに関し、具体的には、複合サイクル発電システム内の蒸気温度を制御するシステムに関する。
一般に、複合サイクル発電システムには、ガスタービン、蒸気タービン、蒸気サイクル、および複数圧力複合サイクル排熱回収ボイラ(HRSG)が含まれる。HRSGから蒸気タービンへの蒸気供給は、蒸気温度がHRSG、相互接続する蒸気配管、および蒸気タービンの定格温度を超えないように保つために、温度制御されなければならない。蒸気温度を制御し、制限する1つの方法に、最終再加熱器パスおよび過熱器パスの上流(蒸気の流れに関して)に置かれた通常の噴霧加熱低減器(spray attemperator)への水噴霧の噴射が含まれる。水供給源は、通常、HRSG内に配置された少なくとも1つのエコノマイザの上流に置かれた高圧給水ポンプである。
米国特許第5,428,950号公報 米国特許第5,628,179号公報 米国特許第6,397,575号公報
水噴霧緩和(water spray attemperation)は、蒸気温度を効果的に制御し、制限するが、この噴霧に使用される水は、ガスタービン/蒸気タービンに損傷を与える汚染物を含む可能性がある。水噴霧緩和は、緩和噴霧水の気化に必要な潜熱に起因する複合サイクルの性能および効率のかなりの低下も引き起こし、この潜熱は、効果的に高レベル排気エネルギによってもたらされる。したがって、水噴霧緩和に関連する気化の潜熱を供給するための高レベル排気エネルギの使用から生じる性能ペナルティをこうむらない、蒸気温度を制御/制限する複合サイクル発電システムが望まれている。
開示されるのは、再加熱器回路を含む蒸気回路と、少なくとも1つの再加熱器希釈領域と、少なくとも1つの再加熱器希釈導管と、少なくとも1つの再加熱器希釈領域の上流に配置された少なくとも1つの再加熱器供給領域であって、少なくとも1つの再加熱器供給領域および少なくとも1つの再加熱器希釈領域が、再加熱器回路および少なくとも1つの再加熱器希釈導管を介して関連付けられた、少なくとも1つの再加熱器供給領域とを含む、蒸気温度を制御するシステムである。
少なくとも1つの希釈領域および少なくとも1つの供給領域を含む蒸気回路と、少なくとも1つの冷却区域と、少なくとも1つの希釈領域を少なくとも1つの供給領域に関連させる少なくとも1つの冷却コイルであって、少なくとも1つの冷却コイルが、少なくとも部分的に少なくとも1つの冷却区域内に配置される、少なくとも1つの冷却コイルとを含む、蒸気温度を制御するシステムも開示される。
さらに、蒸気回路の少なくとも1つの再加熱器希釈領域内の再熱蒸気を、蒸気回路の少なくとも1つの再加熱器供給領域からの蒸気を用いて緩和することを含み、少なくとも1つの再加熱器供給領域が、希釈領域の上流に配置される、蒸気温度を制御する方法が開示される。
さらに、蒸気回路の少なくとも1つの希釈領域内の蒸気を、少なくとも1つの冷却液コイルからの蒸気を用いて緩和することを含み、少なくとも1つの冷却コイルが、少なくとも部分的に少なくとも1つの冷却区域内に配置される、蒸気温度を制御する方法が開示される。
本発明の前述のおよび他の特徴および利点は、添付図面と共に解釈される例示的実施形態の次の詳細な説明からより十分に理解されなければならず、添付図面では、類似する要素に、複数の図面で同様の符号が付けられている。
図1を参照すると、蒸気温度を制御するシステム100の第1実施形態が示されており、システム100は、ガスタービン102および蒸気タービン104を含む。ガスタービン102は、圧縮器106、燃焼区域108、およびタービン110を含む。蒸気タービン104は、少なくとも1つの高圧区画112、少なくとも1つの中圧区画114、および少なくとも1つの低圧区画116を含むことができ、少なくとも1つの低圧区画116は、復水器118に排出することができる。蒸気タービン104は、発電機120も駆動し、発電機120は、電力(または他の負荷)を作る。ガスタービン102および蒸気タービン104は、単一のシャフト122を介して縦一列になって連結し、シャフト122は、単一の発電機120を駆動するが、ガスタービン102および蒸気タービン104のそれぞれが、その代わりに別々の負荷を駆動することができる。
ガスタービン102および蒸気タービン104は、さらに、複数圧力排熱回収ボイラ(HRSG)124に関連付けられ、HRSG124には、高圧(HP)領域133、中圧(IP)領域131、および低圧(LP)領域129が含まれる。HRSG124には、蒸気回路も含まれ、この蒸気回路は、蒸気および水を輸送する。この蒸気回路は、この図の中で単独の構造として指定するには広大すぎ、複雑すぎ、したがって、下では、解体して命名し、番号を付ける。HRSG124は、排ガス導管156を介してガスタービン102に関連付けられ、排ガス導管156は、加熱されたガスをHRSG124に輸送し、HRSG124は、蒸気回路を介して蒸気タービン104に関連付けられている。
蒸気回路には、少なくとも1つのエコノマイザ(HRSG全体を通じて132に図示)、少なくとも1つの蒸発器(HP蒸発器140、IP蒸発器139、およびLP蒸発器138として図示)、少なくとも1つの過熱器142、および再加熱器回路150が含まれる。詳細に述べる少なくとも1つの過熱器142は、高圧(HRSG124内での位置決めに関して、今後はHPと示す)過熱器回路144であり、これは、第1HP過熱器区画146、第2HP過熱器区画148、および第3HP過熱器区画149を含むものとして図示されているが、蒸気温度制御は、単一(1パス回路)の過熱器区画を用いて達成することができる。第1HP過熱器区画146、第2HP過熱器区画148、および第3HP過熱器区画149は、HP過熱器回路144内で、蒸気が第1HP過熱器区画146から第2HP過熱器区画148を介して第3HP過熱器区画149へ下流に流れることを可能にする形で互いに関連付けられている。
HP過熱器144には、さらに、過熱器供給領域164として図示され、下ではそのように称する少なくとも1つの過熱器供給領域と、過熱器希釈領域166として図示され、下ではそのように称する少なくとも1つの過熱器希釈領域とが含まれる。過熱器希釈領域166は、過熱器供給領域164の下流に(蒸気の流れの方向に関して)配置され、過熱器希釈導管176として図示され、下ではそのように称する少なくとも1つの過熱器希釈導管を介して前記過熱器供給領域164に関連付けられ、HP過熱器回路144(または、この図に示されているように第2HP過熱器区画148)に関連付けられている。過熱器希釈導管176を介する関連は、第2HP過熱器区画148からの下流蒸気の(蒸気の流れに関する)、上流の過熱器供給領域164からのより冷たい蒸気による希釈を可能にする。
上で述べたように、この蒸気回路には、再加熱器回路150が含まれる。再加熱器回路150は、第1再加熱器区画152および第2再加熱器区画154を含んで図示されているが、再加熱器回路150内の蒸気温度制御は、単一(1パス回路)の過熱器区画を用いて達成することができる。第1再加熱器区画152および第2再加熱器区画154は、再加熱器回路150内で、蒸気が第1再加熱器区画152から第2再加熱器区画154に下流に流れることを可能にする形で配置される。
さらに、この蒸気回路に沿って配置されているのが、再加熱器希釈領域155として図示され、下ではそのように称する少なくとも1つの再加熱器希釈領域と、再加熱器供給領域141として図示され、下ではそのように称する少なくとも1つの再加熱器供給領域とである。再加熱器供給領域141は、再加熱器希釈領域155の上流(この蒸気回路を通る蒸気の流れに関して)に配置され、再加熱器供給領域141および再加熱器希釈領域155は、再加熱器回路150(または、この図に示されているように第1再加熱器区画152)ならびに、再加熱器希釈導管178として図示され、下ではそのように称する少なくとも1つの再加熱器希釈導管を介して関連付けられている。再加熱器希釈導管178は、蒸気が第1再加熱器区画152をバイパスし、再加熱器希釈領域155内の再加熱された蒸気を再加熱器供給領域141からのより冷たい蒸気によって希釈することを可能にする。しかし、再加熱器希釈領域155が多重パス/区画再加熱器回路内に図示されているが、再加熱器希釈領域155を単一パス/区画再加熱器回路の下流に配置することもでき、この場合に、希釈導管が、この再加熱器回路全体をバイパスすることを諒解されたい。さらに、少なくとも1つの蒸気流れ制御デバイスが、前記再加熱器回路150および前記HP過熱器回路144に関連付けられ、ここで、この少なくとも1つの蒸気流れ制御デバイスを、少なくとも1つの過熱器希釈弁177および少なくとも1つの再加熱器希釈弁179として図示された少なくとも1つの制御弁などであるがこれに限定されないデバイスとすることができることを諒解されたい。
システム100の構成要素(いくつかの図示された蒸気回路区画およびポンプを除く)を紹介したので、これらの構成要素が相互作用する形を、これから述べる。凝縮液が、復水器118から少なくとも1つの凝縮液配管128(蒸気回路の区画)を介してHRSG124のLP領域129に、凝縮液ポンプ158の助けによって供給される。この凝縮液は、その後、過熱され、少なくとも1つの低圧導管128a(蒸気回路の区画)を介して蒸気タービン104の少なくとも1つの低圧区画116に戻される前に、少なくとも1つのエコノマイザ132およびLP蒸発器138を通り抜ける。
ポンプ160の助けによって、給水は、HRSG124のLP領域129にも進み、ここで、給水は、少なくとも1つのエコノマイザに進み、IP蒸発器139およびHP蒸発器140に進む。したがって、HP蒸発器140は、給水をHP蒸気に変換する潜熱を供給するのに必要な排気エネルギを回復する。HP蒸発器140から出る蒸気は、蒸気導管128b(蒸気回路の区画)を介してHP過熱器回路144に輸送される。同様に、IP蒸発器139は、給水をIP蒸気に変換する潜熱を供給するのに必要な排気エネルギをも回復し、ここで、蒸気は、IP蒸発器139から少なくとも1つの蒸気導管128c(蒸気回路の区画)およびおそらくは再加熱器供給領域141を介して再加熱器回路150に輸送される。
HP蒸発器140から進む蒸気は、HP過熱器回路144に入り、第1HP過熱器区画146を介して過熱器供給領域164に進む。過熱器供給領域164から、この蒸気の少なくとも一部が、少なくとも1つの過熱器希釈弁177の助けにより、第2HP過熱器区画148および過熱器希釈導管176のうちの少なくとも1つに進むことができる。
第2HP過熱器区画148に入った蒸気は、加熱され、最終的に過熱器供給領域164に入る。しかし、過熱器希釈導管176に入った(少なくとも1つの過熱器希釈弁177の制御の下で)蒸気も、過熱器供給領域164から過熱器希釈領域166に進み、第2HP過熱器区画148内で加熱されずにこれを行う。したがって、過熱器希釈導管176からの蒸気は、第2HP過熱器区画148を通り抜け、そこで加熱された蒸気を、水噴霧緩和の使用なしで希釈し、冷却する。水噴霧緩和の除去は、さらに、完全に水飽和温度より熱い排気エネルギを用いて水噴霧の気化の潜熱を供給することに関連する性能ペナルティを除去する。これによって、サイクル効率が改善される。しかし、上で短く述べたように、所望の希釈を達成するためには、1つの加熱器パスだけが必要であることを諒解されたい。過熱器希釈導管は、過熱蒸気を希釈するために、1パス/区画HP過熱器回路の上流の任意の場所の供給区域から、過熱器出口の下流(またはそのすぐ近く)の任意の場所に配置された希釈区域に希釈蒸気を輸送することができる。しかし、(図示のように)運転性およびコストを改善するために、通常は複数の区画が使用される。
ここで再加熱器回路150を参照すると、蒸気タービン104およびIP蒸発器139のうちの少なくとも1つからの蒸気が、再加熱器供給領域141に入るように図示されている(再加熱器供給領域を、再加熱器希釈領域155の上流のどこにでも配置することができるが)。再加熱器供給領域141から、この蒸気の少なくとも一部が、少なくとも1つの再加熱器希釈弁179の制御の下で、第1再加熱器区画152および再加熱器希釈導管178のうちの少なくとも1つに進む。第1再加熱器区画152は、再加熱器回路150のうちで再加熱器供給領域141と再加熱器希釈領域155とを関連付ける部分として働くが、この第1再加熱器区画152に入った蒸気は、加熱され、再加熱器希釈領域155に渡され、最終的に第2再加熱器区画154に渡される。しかし、再加熱器希釈導管178に入った(少なくとも1つの再加熱器希釈弁179の制御の下で)蒸気も、再加熱器供給領域141から再加熱器希釈領域155に進み、第1再加熱器区画152内で加熱されずにそれを行う。この、少なくとも1つの再加熱器希釈導管178からの、より冷たい蒸気は、第1再加熱器区画152を通り抜けた、そこで加熱された蒸気を希釈し、したがって冷却し/制御し、水噴霧緩和の使用なしで、再加熱器回路150内の蒸気が、HRSG124、IP蒸気タービン104、および/または蒸気回路の定格温度を超えないようにする。水噴射緩和の除去は、さらに、完全に水飽和温度より熱い排気エネルギを用いて水噴霧の気化の潜熱を供給することに関連する性能ペナルティを除去し、複合サイクル効率を改善する。過熱器と同様に、所望の希釈を達成するためには、1つの再加熱器パスだけが必要であることを諒解されたい。
システム100を、複合サイクルシステムおよび直接燃焼(direct fired)蒸気サイクルなどであるがこれらに限定されない蒸気温度制御を用いる応用例に使用できることを諒解されたい。
図2を参照すると、蒸気温度を制御するシステム200の第2実施形態が示されており、このシステム200には、ガスタービン202および蒸気タービン204が含まれる。ガスタービン202は、圧縮器206、燃焼区域208、およびタービン210を含む。蒸気タービン204は、少なくとも1つの高圧区域212、少なくとも1つの中圧区域214、および少なくとも1つの低圧区域216を含み、少なくとも1つの低圧区域216は、復水器218に排出することができる。蒸気タービン204は、発電機220も駆動し、発電機220は、電力(または他の負荷)を作る。ガスタービン202および蒸気タービン204は、単一のシャフト222を介して縦一列になって関連付けられ、シャフト222は、単一の発電機220を駆動するが、ガスタービン202および蒸気タービン204のそれぞれが、その代わりに別々の負荷を駆動することができる。
ガスタービン202および蒸気タービン204は、さらに、複数圧力排熱回収ボイラ(HRSG)224に関連付けられ、HRSG224には、高圧(HP)領域233、中圧(IP)領域231、および低圧(LP)領域229が含まれる。HRSG224には、蒸気回路も含まれ、この蒸気回路は、蒸気および水を輸送する。この蒸気回路は、この図の中で単独の構造として指定するには広大すぎ、複雑すぎ、したがって、下では、解体して命名し、番号を付ける。HRSG224は、排ガス導管256を介してガスタービン202に関連付けられ、排ガス導管256は、加熱されたガスをHRSG224に輸送し、HRSG224は、蒸気回路を介して蒸気タービン204に関連付けられている。
蒸気回路には、少なくとも1つの過熱器245が含まれる。詳細に述べる少なくとも1つの過熱器245は、高圧(HRSG224内での位置決めに関して、今後はHPと示す)過熱器回路244であり、これは、第1HP過熱器区画246、第2HP過熱器区画248、および第3HP過熱器区画249を含むものとして図示されているが、蒸気温度制御は、単一(1パス回路)の過熱器区画を用いて達成することができる。第1HP過熱器区画246、第2HP過熱器区画248、および第3HP過熱器区画249は、HP過熱器244内で、蒸気が第1HP過熱器区画246から第2HP過熱器区画248を介して第3HP過熱器区画249に下流に流れることを可能にする形で互いに関連付けられている。HRSG224のLP領域229およびIP領域231は、適宜、LP過熱器242およびIP過熱器243を含むことができる。
この蒸気回路には、再加熱器回路250も含まれ、再加熱器回路250は、第1再加熱器区画252および第2再加熱器区画254を含んで図示されているが、蒸気温度制御は、単一(1パス回路)の再加熱器区画を用いて達成することができる。第1再加熱器区画252および第2再加熱器区画254は、再加熱器回路250内で、蒸気が第1再加熱器区画252から第2再加熱器区画254に下流に流れることを可能にする形で互いに関連付けられている。
この蒸気回路には、さらに、少なくとも1つの希釈領域および少なくとも1つの供給領域が含まれ、ここで、少なくとも1つの希釈領域は、過熱器希釈領域266および再加熱器希釈領域272として図示され、少なくとも1つの供給領域は、過熱器供給領域264および再加熱器供給領域271として図示されている。少なくとも1つの希釈領域および少なくとも1つの供給領域は、少なくとも1つの冷却コイルを介して関連付けられ、ここで、少なくとも1つの冷却コイルは、過熱器冷却コイル276および再加熱器冷却コイル278として図示されている。少なくとも1つの冷却コイルは、少なくとも部分的に、少なくとも1つの冷却ドラムによって画定される少なくとも1つの冷却空洞などの少なくとも1つの冷却区域内に配置され、この冷却区域は、下で詳細に説明する。
もう一度蒸気回路を参照すると、少なくとも1つのエコノマイザ(あまねく232に図示)および少なくとも1つの蒸発器も含まれる。少なくとも1つの蒸発器に、LP蒸発器238、IP蒸発器239、およびHP蒸発器240を含めることができ、ここで、LP蒸発器238、IP蒸発器239、およびHP蒸発器240のうちの少なくとも1つに、上で短く述べた、図2ではHP蒸発器240に含まれるHP冷却ドラム241として図示された、少なくとも1つの冷却ドラムを含めることができる。
HP冷却ドラム241は、やはり上で述べた冷却空洞280を画定し、冷却空洞280は、液体281を含む。HP冷却ドラム241は、過熱器コイル入口開口282、過熱器コイル出口開口284、再加熱器コイル入口開口286、および再加熱器コイル出口開口288をも画定する。過熱器コイル入口開口282および過熱器コイル出口開口284は、過熱器冷却コイル276が冷却空洞280に入り、出ることを可能にするように配置される。同様に、再加熱器コイル入口開口286および再加熱器コイル出口開口288は、再加熱器冷却コイル278も冷却空洞280に入り、出ることを可能にするように配置される。過熱器冷却コイル276と再加熱器冷却コイル278の両方の、冷却空洞280内に含まれる部分(各コイルの少なくとも一部)は、含む液体281(水)の中に沈められて、これらのコイル内の蒸気の冷却プロセスをもたらす。
もう一度蒸気回路を参照して、この蒸気回路に沿って配置された少なくとも1つの蒸気流れ制御デバイスが含まれ、この少なくとも1つの蒸気流れ制御デバイスを、少なくとも1つの過熱器コイル弁277および少なくとも1つの再加熱器コイル弁279として図示された少なくとも1つの弁などのデバイスとすることができることを諒解されたい。
システム200の構成要素(いくつかの図示された蒸気回路区画およびポンプを除く)を紹介したので、これらの構成要素が相互作用する形を、これから述べる。凝縮液が、復水器218から少なくとも1つの凝縮液配管228(蒸気回路の区画)を介してHRSG224のLP領域229に、凝縮液ポンプ258の助けによって供給される。この凝縮液は、その後、過熱され、少なくとも1つの低圧導管228a(蒸気回路の区画)を介して蒸気タービン204の少なくとも1つの低圧区画216に戻される前に、少なくとも1つのエコノマイザ232およびLP蒸発器238を通り抜ける。
ポンプ260の助けによって、給水は、HRSG224のLP領域229に進み、ここで、給水は、少なくとも1つのエコノマイザ232に進み、IP蒸発器239およびHP蒸発器240に進む。したがって、HP蒸発器240は、給水をHP蒸気に変換する潜熱を供給するのに必要な排気エネルギを回復する。HP蒸発器240から出る蒸気は、蒸気導管228b(蒸気回路の区画)を介してHP過熱器回路244に輸送される。同様に、IP蒸発器239は、給水をIP蒸気に変換する潜熱を供給するのに必要な排気エネルギをも回復し、ここで、蒸気は、IP蒸発器239から少なくとも1つの蒸気導管228c(蒸気回路の区画)を介して再加熱器回路250に輸送される。
HP蒸発器240から進む蒸気は、HP過熱器回路244に入り、第1HP過熱器区画246および第2HP過熱器区画248を介して進む。第2HP過熱器区画248から、この蒸気の少なくとも一部が、少なくとも1つの過熱器コイル弁277の助けによって、第3HP過熱器区画249および過熱器冷却コイル276のうちの少なくとも1つに進む。蒸気のいずれかの部分が過熱器冷却コイル276に進む場合に、その部分は、過熱器供給領域264から第2HP過熱器区画248を出ることによってそれを行う。
少なくとも1つの過熱器冷却コイル276に進む蒸気は、HP冷却ドラム241の冷却空洞280内に含まれる部分を含めて少なくとも1つの過熱器冷却コイル276を通り抜け、ここで、冷却空洞280内の液体281が、少なくとも1つの過熱器冷却コイル276内の蒸気を冷却する。次に、少なくとも1つの過熱器コイル弁277は、少なくとも1つの過熱器冷却コイル276からの冷却された蒸気が、少なくとも1つの過熱器希釈領域266に進むことを可能にすることができ、ここで、過熱器冷却コイル276からの冷却された蒸気は、水噴霧緩和の使用なしで、第2HP過熱器区画248から第3HP過熱器区画249に進む蒸気を希釈し、これを冷却し/その温度を制御することができる。水噴霧緩和の除去は、さらに、完全に水飽和温度より熱い排気エネルギを用いて水噴霧の気化の潜熱を供給することに関連する性能ペナルティを除去し、複合サイクル効率を改善する。希釈されるか否かにかかわりなく、第3HP過熱器区画249に進む蒸気は、第3HP過熱器区画249を通り抜け、第3HP過熱器区画249およびHP過熱器回路244全体から出る。
ここで再加熱器回路250を参照すると、蒸気タービン204およびIP過熱器243のうちの少なくとも1つからの蒸気は、再加熱器回路250に入り、第1再加熱器区画252を通って進む。第1再加熱器区画252から、この蒸気の少なくとも一部が、少なくとも1つの再加熱器コイル弁279の助けによって、第2再加熱器区画254および再加熱器冷却コイル278のうちの少なくとも1つに進む。蒸気のいずれかの部分が少なくとも1つの再加熱器冷却コイル278に進む場合に、その部分は、再加熱器供給領域271から第1再加熱器区画252を出ることによってそれを行う。
再加熱器冷却コイル278に進む蒸気は、HP冷却ドラム241の冷却空洞280内に含まれる部分を含めて再加熱器冷却コイル278を通り抜け、ここで、冷却空洞280内の液体281が、再加熱器冷却コイル278内の蒸気を冷却する。次に、少なくとも1つの再加熱器コイル弁279は、再加熱器冷却コイル278からの冷却された蒸気が、少なくとも1つの再加熱器希釈領域272に進むことを可能にすることができ、ここで、再加熱器冷却コイル278からの冷却された蒸気は、水噴霧緩和の使用なしで、第1再加熱器区画252を通り抜けた、そこで加熱された蒸気を希釈し、したがって冷却し/制御し、再加熱器回路250内の蒸気が、HRSG224、IP蒸気タービン204、および/または蒸気回路の定格温度を超えないようにする。水噴霧緩和の除去は、さらに、完全に水飽和温度より熱い排気エネルギを用いて水噴霧の気化の潜熱を供給することに関連する性能ペナルティを除去し、複合サイクル効率を改善する。
希釈されるか否かにかかわりなく、第2過熱器区画248に進む蒸気は、第2再加熱器区画254を通り抜け、第2再加熱器区画254および再加熱器250全体から出る。
上で短く述べたように、過熱器回路内および再加熱器回路内の蒸気の所望の希釈を達成するためには、1つの過熱器パスおよび再加熱器パスだけが必要であることを諒解されたい。これは、めいめいの希釈領域を、過熱器回路出口および再加熱器回路出口の下流(またはそのすぐ近く)に配置することによって達成することができる。しかし、(図示のように)運転性およびコストを改善するために、通常は複数の区画が使用される。さらに、過熱器供給領域264および再加熱器供給領域271は、それぞれ過熱器希釈領域266および再加熱器希釈領域272の上流に図示されているが、この位置決めは、システム200に必要ではない。例えば、供給領域に、対応する希釈領域内に含まれる蒸気より熱い過熱蒸気または再加熱された蒸気を含めることができる。というのは、そのより熱い蒸気が、対応する希釈領域に達する前に冷却コイル内で冷却されるからである。
図3を参照すると、蒸気温度を制御する方法300が示されており、この方法300には、動作ブロック302に示されているように、蒸気回路の少なくとも1つの再加熱器供給領域141からの蒸気を用いて蒸気回路の少なくとも1つの再加熱器希釈領域155内の再加熱蒸気を緩和することが含まれ、ここで、少なくとも1つの再加熱器供給領域141は、希釈領域155の上流に(蒸気の流れに関して)配置される。緩和は、再加熱器希釈導管178を介して行われ、再加熱器希釈導管178は、再加熱器回路150と共に、少なくとも1つの再加熱器供給領域141を少なくとも1つの再加熱器希釈領域155に関連させる。
図4を参照すると、蒸気温度を制御する方法400が示されており、この方法400には、動作ブロック402に示されているように、少なくとも1つの冷却液コイルからの蒸気を用いて、蒸気回路228の少なくとも1つの希釈領域内の蒸気を緩和することが含まれ、ここで、少なくとも1つの冷却液コイルは、少なくとも部分的に、少なくとも1つの冷却区域内に配置される。方法400には、さらに、少なくとも1つの希釈領域を、少なくとも1つの冷却コイルを介して少なくとも1つの供給領域に関連させることが含まれる。この方法は、再加熱器回路250および/またはHP過熱器回路244などの過熱器回路に適用することができる。
例示的実施形態を参照して本発明を説明したが、当業者は、本発明の範囲から逸脱せずに、様々な変更を行うことができ、同等物をその要素と置換できることを理解するに違いない。さらに、本発明の範囲から逸脱せずに、本発明の教示に対して様々な修正を行って、特定の状況または物質に適合させることができる。したがって、本発明が、本発明を実行するために企図された最良の態様として開示されたこの特定の実施形態に限定されるのではなく、本発明が、添付の特許請求の範囲に含まれるすべての実施形態を含むことが重要である。さらに、具体的に述べられない限り、用語第1、第2などのすべての使用は、順序または重要性を表すのではなく、用語第1、第2などは、ある要素を別の要素から区別するのに使用されている。
システムが第1実施形態によるものである、水緩和またはそれからの性能ペナルティがない、蒸気温度を制御するシステムを示す概略流れ図である。 システムが第2実施形態によるものである、水緩和またはそれからの性能ペナルティがない、蒸気温度を制御するシステムを示す概略流れ図である。 水緩和に関連する気化の潜熱がない、蒸気温度を制御する第1の方法を示すブロック図である。 水緩和に関連する気化の潜熱がない、蒸気温度を制御する第2の方法を示すブロック図である。
符号の説明
100 蒸気温度を制御するシステム
102 ガスタービン
104 蒸気タービン
106 圧縮器
108 燃焼区域
110 タービン
112 高圧区画
114 中圧区画
116 低圧区画
118 復水器
120 発電機
122 シャフト
124 排熱回収ボイラ(HRSG)
128 凝縮液配管
128b 蒸気導管
128c 蒸気導管
129 低圧(LP)領域
131 中圧(IP)領域
132 エコノマイザ
133 高圧領域
138 LP蒸発器
139 IP蒸発器
140 HP蒸発器
141 再加熱器供給領域
142 過熱器
144 HP過熱器回路
146 HP過熱器区画
148 HP過熱器区画
149 HP過熱器区画
150 再加熱器回路
152 再加熱器区画
154 再加熱器区画
155 再加熱器希釈領域
156 排ガス導管
158 凝縮液ポンプ
160 ポンプ
164 過熱器供給領域
166 過熱器希釈領域
176 過熱器希釈導管
177 過熱器希釈弁
178 再加熱器希釈導管
179 再加熱器希釈弁
200 蒸気温度を制御するシステム
202 ガスタービン
204 蒸気タービン
206 圧縮器
208 燃焼区域
210 タービン
212 高圧区域
214 中圧区域
216 低圧区域
218 復水器
220 発電機
222 シャフト
224 排熱回収ボイラ(HRSG)
228 凝縮液配管
228a 低圧導管
228b 蒸気導管
228c 蒸気導管
229 低圧(LP)領域
231 中圧(IP)領域
232 エコノマイザ
233 高圧(HP)領域
238 LP蒸発器
239 IP蒸発器
240 HP蒸発器
241 HP冷却ドラム
242 LP過熱器
243 IP過熱器
244 HP過熱器回路
245 過熱器
246 HP過熱器区画
248 HP過熱器区画
249 HP過熱器区画
250 再加熱器回路
252 再加熱器区画
254 再加熱器区画
256 排ガス導管
258 凝縮液ポンプ
260 ポンプ
264 過熱器供給領域
266 過熱器希釈領域
271 再加熱器供給領域
272 再加熱器希釈領域
276 過熱器冷却コイル
277 過熱器コイル弁
278 再加熱器冷却コイル
279 再加熱器コイル弁
280 冷却空洞
281 液体
282 過熱器コイル入口開口
284 過熱器コイル出口開口
286 再加熱器コイル入口開口
288 再加熱器コイル出口開口
300 蒸気温度を制御する方法
302 動作ブロック
400 蒸気温度を制御する方法
402 動作ブロック

Claims (10)

  1. 再加熱器回路(150)を含む蒸気回路と、
    少なくとも1つの再加熱器希釈領域(155)と、
    少なくとも1つの再加熱器希釈導管(178)と、
    前記少なくとも1つの希釈領域(155)の上流に配置された少なくとも1つの再加熱器供給領域(141)とを含み、
    前記少なくとも1つの供給領域(141)および前記少なくとも1つの希釈領域(155)が、前記再加熱器回路(150)および前記少なくとも1つの希釈導管(178)を介して関連付けられている、蒸気温度を制御するシステム(100)。
  2. 前記再加熱器回路(150)に関連付けられた少なくとも1つの蒸気流れ制御デバイスをさらに含む、請求項1記載の蒸気温度を制御するシステム(100)。
  3. 少なくとも1つの蒸気流れ制御デバイスが、少なくとも1つの弁を含む、請求項2記載の蒸気温度を制御するシステム(100)。
  4. 少なくとも1つの希釈領域および少なくとも1つの供給領域を含む蒸気回路と、
    少なくとも1つの冷却区域と、
    前記少なくとも1つの希釈領域を前記少なくとも1つの供給領域に関連させる少なくとも1つの冷却コイルとを含み、
    前記少なくとも1つの冷却コイルが、少なくとも部分的に前記少なくとも1つの冷却区域内に配置される、蒸気温度を制御するシステム(200)。
  5. 前記少なくとも1つの冷却区域が、冷却空洞(280)を画定する少なくとも1つの冷却ドラム(241)である、請求項4記載の蒸気温度を制御するシステム(200)。
  6. 前記蒸気回路に沿って配置された少なくとも1つの蒸気流れ制御デバイスをさらに含む、請求項4記載の蒸気温度を制御するシステム(200)。
  7. 少なくとも1つの蒸気流れ制御デバイスが、少なくとも1つの弁を含む、請求項6記載の蒸気温度を制御するシステム(200)。
  8. 前記蒸気回路が、高圧過熱器回路(244)、過熱器希釈領域(266)、および過熱器冷却コイル(276)を含む、請求項4記載の蒸気温度を制御するシステム(200)。
  9. 前記蒸気回路が、再加熱器回路(250)、再加熱器希釈領域(272)、および再加熱器冷却コイル(278)を含む、請求項4記載の蒸気温度を制御するシステム(200)。
  10. 前記冷却空洞(280)が、液体(281)を含み、前記少なくとも1つの冷却コイルが、少なくとも部分的に前記液体(281)内に沈められる、請求項5記載の蒸気温度を制御するシステム(200)。
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