JP2011156980A - 車両用冷気遮蔽装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両用冷気遮蔽装置11は、ドア内装材18と冷気遮蔽板14とからなる。座席43の側部に隣接しているサイドドア13のドア本体33にドア内装材18を設け、ドア内装材18の上端部41から上方へ延びた冷気遮蔽板14を設けた。冷気遮蔽板14は、座席43に着座している乗員Snの肩Shとドアガラス16との間にドアガラス16の周囲の冷気を遮蔽するように設けられている。冷気遮蔽板14は、略三角形でドア内装材の上端部に連なる取付け下部51を形成している。
【選択図】図1
Description
車両のドアでは、例えば、ドアの内装材を裏で支持している内部仕切板に貫通穴を開けている。この貫通穴は、部品(例えばロッド)を通すための開口でありロッドを通した閉鎖部材で密封されている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、暖房時に、ドアガラス前方のサイドデフロスタから少し吹き出している吐出風がドアガラスに沿って、冷やされながら流れた後、肩の周りに落ちてくるコールドドラフトによっても肩が冷えてしまう。
さらに、既存のドアに冷気遮蔽板を追加するだけでよく、構造は簡単であるという利点がある。
逆に、取り外しは、冷気遮蔽板を引っ張ると、第2の係合部が外れる。従って、冷気遮蔽板の取り外し作業は容易である。
車両用冷気遮蔽装置11は、車両21の運転席12のドア(右前ドア)13に採用されているが、車両用冷気遮蔽装置11を助手席の左前のドアに採用してもよい。さらに、後席の左右のドアに採用してもよい。
また、ドア(サイドドア)13に限定したが、ドア以外に設けることができる。
例えば、車両用冷気遮蔽装置11aは、車両21の車室22の側壁23に配置されたガラス24と座席26に座っている乗員の肩との間に側壁23から上方へ冷気遮蔽板27を二点鎖線で示すように、ガラス24の周辺の冷気が肩へ向かわないように突出させる。28は窓枠、31は窓枠28の窓枠下部である。座席26は後部座席である。
ドア(右前ドア)13は、下半分のドア本体33と、上半分のドアガラス16と、このドアガラス16の縁を支持し、ドア本体33に連続した上半分の窓枠(サッシ)34と、を有する。
冷気遮蔽板14は、座席43に着座している乗員Snの肩Shとドアガラス16との間にドアガラス16の内面の周囲の冷気を遮蔽するように配置されている。
座席43は運転席に設けたものである。44は座席43の側部である(図3(a)参照)。
上端部41は、車両21の上方へ向いて、ドアガラス16に対しほぼ直交するように形成されている。そして、車室22の中央へ向かって(矢印a1の方向)所定の長さだけ、つまり、冷気遮蔽板14を設けることが可能な面積を確保する長さだけ延びている。
取付け下部51の長さは、任意である。例えば、車両21の側面視で、座っている乗員Snと重なる長さまでとし、それ以上延ばさないのが望ましい。
また、取付け下部51に連続してドア本体33に連なる窓枠34のうち車両21の後方側に設けた後枠部54に沿わせた後縁53を設けている。
さらに、後縁53に連続する頂部55から取付け下部51に達する傾斜前部52を設けている。
ドア内装材18に用いる樹脂は既存のもの、既存の色とするのが望ましい。
図3(a)は車室22内を暖房したときに冷気遮蔽板14へ向かう風の流れを模式的に示した側面図である。
図3(b)は暖房したときに冷気遮蔽板14へ向かう風の流れを模式的に示した断面図である。
冷気遮蔽板14(図3(b)参照)とドアガラス16との間に破線で冷気が滞留していることを示している。
ドア内装材18Bは上端部41Bを有し、上端部41Bには冷気遮蔽板14Bを取付けるための取付け穴71を開けている。
冷気遮蔽板14Bは取付け下部51Bを有し、取付け下部51Bは、断面T字形で、取付け穴71より大きい接合フランジ部72が形成されている。この接合フランジ部72が上端部41Bの裏面に接合している。
つまり、ドアガラス16からの冷気による肩Shの冷えを抑制することができる。コールドドラフトによる肩の冷えを抑制することができる。短時間で望ましい暖房温度に達した印象を乗員Snに感じさせることができるという利点がある。
ドア内装材18Cは上端部41Cを有し、上端部41Cには冷気遮蔽板14Cを取付けるための遮蔽取付け部81を平坦に形成している。
冷気遮蔽板14Cは取付け下部51Cを有し、取付け下部51Cは、断面L字形で、上端部41C(詳しくは遮蔽取付け部81)の表面に接合する接合フランジ部82が形成されている。
冷気遮蔽板14Cを取り付けるタイミングは任意である。
つまり、ドアガラス16からの冷気による肩Shの冷えを抑制することができる。コールドドラフトによる肩の冷えを抑制することができる。短時間で望ましい暖房温度に達した印象を乗員Snに感じさせることができるという利点がある。
取付け下部51Dは、ドア内装材18Dの上端部41Dに設けられた係合部91に着脱自在に係合する第2の係合部92を有していることを特徴とする。
係合部91は、凸状で、側部に抜け止め部94を形成している。
冷気遮蔽板14Dは、ドア内装材18Dとは別に成形したものである。
つまり、ドアガラス16からの冷気による肩Shの冷えを抑制することができる。コールドドラフトによる肩の冷えを抑制することができる。短時間で望ましい暖房温度に達した印象を乗員Snに感じさせることができるという利点がある。
外すときは、冷気遮蔽板14Dを引っ張ると、爪部95が開いて外れる。
このように、実施例4では、冷気遮蔽板14Dの取付け、取り外し作業は容易である。
冷気遮蔽板14は、略三角形に形成したが、四角形など多角形に形成してもよい。
冷気遮蔽板14を爪部で係合したが、締結によって冷気遮蔽板14を取付けてもよい。
Claims (3)
- 車両の座席の側部に隣接しているサイドドアを、下半分のドア本体と上半分のドアガラスとによって構成し、
前記ドア本体は、ドア内装材の上端部から上方へ延びた冷気遮蔽板を有しており、
この冷気遮蔽板は、前記座席に着座している乗員の肩と前記ドアガラスとの間に介在することで、前記ドアガラスの周囲の冷気を遮蔽するように構成されている車両用冷気遮蔽装置。 - 前記冷気遮蔽板は、略三角形で、前記ドア内装材の前記上端部に取付けられた取付け下部を形成し、該取付け下部に連続して頂部に達する傾斜前部を形成し、
前記冷気遮蔽板を前記車両の側面視で、前記乗員の肩に重ねていることを特徴とする請求項1記載の車両用冷気遮蔽装置。 - 前記取付け下部は、前記ドア内装材の上端部に設けられた係合部に着脱自在に係合する第2の係合部を有していることを特徴とする請求項2記載の車両用冷気遮蔽装置。
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