JP2007261326A - 車両用ドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車室の空調を好適に、かつ省エネルギーにおこなうことができ、さらに、簡単に組み付けることができる車両用ドア構造を提供する。
【解決手段】車両用ドア構造20は、ドアガラス26の内面26aに沿って下降した冷気をドア本体24内に導入するために、ドア本体24の上部24aで、かつドアガラス26より車室33側の部位に設けられたスリット45と、スリット45に冷気を案内するために、ドア本体24の上部24aで、かつスリット45の車室33側の部位にスリット45よりも高く突出した状態で設けられたガイド部39とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用ドアのドア本体が車体に開閉自在に設けられ、このドア本体の上部にドアガラスが設けられた車両用ドア構造に関する。
車両用ドア構造のなかには、日射による暑さ感を防いだり、ドアガラス近傍の低温空気による寒さ感を防いだりするために、車両用ドア内に空調ユニットを設けたものがある。
この空調ユニットは、上下の開口部を車室に臨ませた状態でサイドドアに設け、上下の開口部に連通するスクロールケーシングを設け、スクロールケーシングを冷房位置と暖房位置とに切り替え可能に構成したものである(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−119639公報
特許文献1の車両用ドア構造によれば、夏季の冷房時には、下開口部から上開口部に向かう経路で空気を流すことで、上開口部からドアガラスの内面に沿って冷風を吹き出すことができる。
よって、夏季において、日射による暑さ感を抑えることが可能になる。
一方、冬季の暖房時には、上開口部から下開口部に向かう経路で空気を流すことで、ドアガラスの内面近傍の低温空気を上開口部から車両用ドア内に吸い込むことができる。
よって、冬季において、ドアガラス近傍の低温空気による寒さ感を防ぐことが可能になる。
しかし、特許文献1の車両用ドア構造は、送風機やスクロールケーシングを備えており、比較的大型で部品点数の多いユニットである。
このため、空調ユニットを設ける空間を車両用ドア内に確保するための検討時間が長くなり、さらに、空調ユニットを車両用ドア内に組み付ける際に手間がかかる。
本発明は、車室の空調を好適に、かつ省エネルギーにおこなうことができ(空調の熱負荷を低減させることができ、)、さらに、簡単に組み付けることができる車両用ドア構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車両用ドアのドア本体が車体に開閉自在に設けられ、このドア本体の上部にドアガラスが設けられた車両用ドア構造において、前記ドア本体の上部で、かつ前記ドアガラスより車室側の部位に設けられた導入口と、前記ドア本体の上部で、かつ前記導入口の車室側の部位に前記導入口よりも高く突出した状態で設けられたガイド部と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記ドア本体の内部空間を、前記導入口に連通するとともに車体外側に位置する第1空間と、この第1空間よりも車室側に位置する第2空間とに仕切る遮蔽板が設けられたことを特徴とする。
請求項3に係る発明において、前記遮蔽板は、前記第1空間および前記第2空間のいずれか一方を加熱し、他方を冷却するペルチェ素子を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ドアガラスより車室側の部位に導入口を設け、導入口の車室側に導入口よりも高いガイド部を設けた。
例えば、冬季において、車室と外部との温度差が大きいためにドアガラスの内面周辺の空気が冷却される。内面周辺に発生した冷気は、対流現象によりドアガラスの内面に沿って下降する。
下降した冷気は、ガイド部で案内されて導入口に導かれる。導入口に導かれた冷気は、導入口を経てドア本体の内部に導かれる。
これにより、空調の熱負荷を低減させることができ、ドアガラスの内面に発生した冷気が、例えば、乗員の肩に触れることや、足下まで下降することを防いで、温熱感を良好に保つことができるという利点がある。
また、請求項1に係る発明では、導入口やガイド部を設けるだけの簡単な構成で、車室の空調の熱負荷を低減させることができる。
これにより、車両用ドア構造を設ける空間をドア本体内に確保することが容易となり、車両用ドア構造を手間をかけないで簡単に組み付けることができるという利点がある。
請求項2に係る発明では、ドア本体の内部空間を遮蔽板で第1空間と第2空間とに仕切る。第1空間は、導入口に連通するとともに外側に位置し、第2空間は、第1空間よりも車室側に位置する。
よって、導入口から導かれた冷気は、第1空間に導かれる。第1空間と車室との間には第2空間が形成されているので、第2空間が断熱層の役割を果たす。
これにより、第1空間に導かれた冷気が車室に影響を与えることを防ぐことができるので、車室の温熱感を一層良好に保つことができるという利点がある。
請求項3に係る発明では、遮蔽板にペルチェ素子を備えた。そして、このペルチェ素子で、第1空間および第2空間のいずれか一方を加熱し、他方を冷却するようにした。
よって、第1空間を冷却することで、第1空間に導かれた冷気を良好に下降させることができ、ドアガラスの内面に発生した冷気をドア本体の内部に好適に導くことができる。
また、第2空間を加熱することで、第2空間の熱を車室に輻射することができる。
このように、ドアガラスの内面に発生した冷気をドア本体の内部に好適に導き、かつ第2空間の熱を車室に輻射することで、車室の温熱感をより一層良好に保つことができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」は作業者から見た方向に従い、前側をFr、後側をRr、左側をL、右側をRとして示す。
図1は本発明に係る車両用ドア構造を示す斜視図である。
車両10は、車体12の側部に開口部14を備え、開口部14に車両用ドア構造20を備える。
車両用ドア構造20は、サイドドア(車両用ドア)21と、サイドドア21に備えた冷気排出機構22とを備える。
サイドドア21は、開口部14の前周縁部14aに上下のヒンジ部材(図示せず)を介してスイング自在に取り付けられたドアである。
サイドドア21を、上下のヒンジ部材を軸にしてスイング移動することで開口部14を開閉する。
このサイドドア21は、一例として、ドア本体24の上部24aにロールサッシ25を備え、ロールサッシ25に沿って昇降するドアガラス26を備える。
図2は本発明に係る車両用ドア構造を示す断面図である。
ドア本体24は、外部31に臨むアウタパネル32と車室33に臨むインナパネル34とが一体に形成され、インナパネル34にライニング35が設けられている。
ライニング35は、車室33内に臨む内装材で、車室33の壁部を形成するものである。
冷気排出機構22は、ドア本体24に設けられている。
この冷気排出機構22は、上部24aにシャッター手段38が設けられるとともにガイド部39が設けられ、ドア本体24の内部空間41を第1空間41aおよび第2空間41bに仕切る遮蔽板42が設けられ、下部24bにワンウエイバルブ43が設けられている。
なお、ワンウエイバルブ43については、図3で詳しく説明する。
シャッター手段38は、インナパネル34の上部(すなわち、ドア本体24の上部24a)において、ドアガラス26より車室33側の部位に設けられたスリット(導入口)45と、スリット45を開閉するスリット開閉部46とを備える。
スリット45は、インナパネル34の上部24aにおいて、ドアガラス26より車室33側の部位にドアガラス26に沿って形成された細い開口部である。
スリット開閉部46は、インナパネル34の上部24aに支持軸47を介して回動体48が回動自在に設けられ、回動体48に遮蔽ブレード49が設けられている。
支持軸47に電動モータ51が連結されている。遮蔽ブレード49は、スリット45に沿って延びた板材である。
ガイド部39は、インナパネル34の上部(すなわち、ドア本体24の上部24a)において、スリット45の車室33側の部位に設けられ、頂部39aがスリット45よりも高くなるように形成されている。
このガイド部39は、スリット45に沿って設けられ、スリット45の全長と略同じ長さに形成されている。
遮蔽板42は、インナパネル34の上部24aで、遮蔽ブレード49の下方に上端部42aが設けられ、インナパネル34の下部34aに下端部42bが設けられている。
遮蔽板42をドア本体24の内部に備えることで、ドア本体24の内部空間41を第1空間41aおよび第2空間41bに仕切る。
第1空間41aは、スリット45に連通するとともに外側(外部31側)に位置する空間である。
第2空間41bは、第1空間41aよりも車室33側に位置する空間である。
遮蔽板42は、第1空間41aおよび第2空間41bに臨むようにペルチェ素子53を備える。
さらに、冷気排出機構22は、車室33内の温度を検出する車室温度検出部55と、外部31の温度を検出する外部温度検出部56と、車室温度検出部55および外部温度検出部56からの信号に基づいて電動モータ51やペルチェ素子53に電圧を印可する制御部57とを備える。
車両用ドア構造20によれば、車室温度検出部55および外部温度検出部56で検出した温度情報に基づいて、制御部57から電動モータ51に電圧を印可して電動モータ51を駆動する。
電動モータ51で支持軸47を回動することで遮蔽ブレード49が開位置と閉位置との間をスイング移動する。
遮蔽ブレード49が開位置(図示の位置)まで移動することでスリット45が開放される。遮蔽ブレード49が閉位置まで移動することでスリット45が閉塞される。
また、車室温度検出部55および外部温度検出部56で検出した温度情報に基づいて、制御部57からペルチェ素子53に電圧を印可して、第1空間41aに臨む面を冷却し、第2空間41bに臨む面を加熱する。
これにより、ペルチェ素子53で第2空間41bを加熱し、第1空間41aを冷却することができる。
図3(a),(b)は本発明に係る車両用ドア構造のワンウエイバルブを説明する断面図である。
(a)に示すように、ワンウエイバルブ43は、アウタパネル32の下部(すなわち、ドア本体24の下部24b)に設けられている。
ワンウエイバルブ43は、ケーシング61を備え、ケーシング61の基端部61aに排出口62を備え、ケーシング61の頂部61bに吸込口63を備え、ケーシング61内にダイヤフラム64および圧縮ばね65を備える。
このワンウエイバルブ43は、アウタパネル下部24bの取付孔67にケーシング61の基端部61aが嵌め込まれ、フランジ61cが接着剤や締結部材などでアウタパネル32の裏面に取り付けられている。
これにより、ワンウエイバルブ43は、ケーシング61の吸込口63が第1空間41aに臨み、ケーシング61の排出口62が外部31に臨むように下部24bに取り付けられる。
ここで、図1に示す車両10が停止している場合には、アウタパネル32近傍の外気圧と、第1空間41aの内圧とは略同じである。
よって、ワンウエイバルブ43は、圧縮ばね65のばね力でダイヤフラム64の頂部64aがケーシング61の頂部61bに当接する。
これにより、ケーシング61の吸込口63がダイヤフラム64の頂部64aで塞がれる。
(b)に示すように、車両10が走行している場合には、通常の車両は、アウタパネル32近傍の外気圧が負圧になることが知られている。
アウタパネル32近傍の外気圧が負圧になることで、アウタパネル32近傍の外気圧は、第1空間41aの内圧より低くなる。
よって、ワンウエイバルブ43は、第1空間41aの内圧で圧縮ばね65が圧縮され、ダイヤフラム64の頂部64aがケーシング61の頂部61bから離れる。
これにより、ケーシング61の吸込口63が開放される。第1空間41aの冷気が吸込口63、ダイヤフラム64の開口64bおよび排出口62を経て外部31側(負圧側)に導かれ、外部31に矢印の如く排出される。
つぎに、車両用ドア構造の作用を図4に基づいて説明する。
図4(a),(b)は本発明に係る車両用ドア構造の冬季/夏季における作用を説明する図である。(a)は冬季の作用を説明し、(b)は夏季の作用を説明する。
(a)の冬季において、車室温度検出部55および外部温度検出部56で検出した温度情報が制御部57に伝わる。制御部57は温度情報に基づいてスリット45を開放し、ペルチェ素子53を作動させると判断する。
制御部57から電動モータ51に電圧を印可して、電動モータ51で遮蔽ブレード49を開位置までスイング移動する。遮蔽ブレード49が開位置(図示の位置)まで移動することでスリット45が開放される。
なお、遮蔽ブレード49が、予め開位置に配置されている場合には、その状態が保たれる。
同時に、制御部57からペルチェ素子53に電圧を印可して、遮蔽板42のうち、第1空間41aに臨む面を冷却するとともに、第2空間41bに臨む面を加熱する。
これにより、第2空間41bが加熱されるとともに、第1空間41aが冷却される。
冬季は、車室33と外部31との温度差が大きいためにドアガラス26の内面26a周辺の空気が冷却される。内面26a周辺に発生した冷気は、対流現象により内面26aに沿って矢印Aの如く下降する。
下降した冷気は、ガイド部39で案内されてスリット45に導かれる。スリット45に導かれた冷気は、スリット45を経て第1空間41aに矢印Bの如く導かれる。
スリット45から第1空間に導かれた冷気は、遮蔽板42に沿って矢印Cの如く下降する。
ここで、遮蔽板42のうち、第1空間41aに臨む面が、ペルチェ素子53で冷却され、第1空間41aが冷却されている。
よって、第1空間41aに導かれた冷気を、対流現象で良好に下降させることができ、ドアガラス26の内面26aに発生した冷気を第1空間41aに好適に導くことができる。
この状態で、車両10が走行している場合には、アウタパネル32近傍外側の外気圧が負圧になり第1空間41aの内圧より低くなる。
よって、ワンウエイバルブ43の吸込口63が開放される(図3(b)の状態)。
第1空間41aの冷気が、図3(b)に示すように、吸込口63、ダイヤフラム64の開口64bおよび排出口62を経て外部31側(負圧側)に導かれ、外部31に矢印Dの如く排出される。
これにより、車室33の空調の熱負荷を低減することができ、ドアガラス26の内面26aに発生した冷気が、例えば、乗員の肩に触れることや、足下まで下降することを防いで、車室33の温熱感を良好に保つことができる。
ところで、遮蔽板42のうち、第2空間41bに臨む面が、ペルチェ素子53で加熱され、第2空間41bが加熱されている。
第2空間41bを加熱することで、第2空間41bの熱を車室33に矢印Eの如く輻射することができる。
これにより、車室33の温熱感をより一層良好に保つことができる。
また、車両用ドア構造20によれば、送風機などを用いずに対流現象や、車両走行時の負圧を利用することで、車室33の空調を好適に、かつ省エネルギーにおこなうことができる。
これにより、車両用ドア構造20を設ける空間をドア本体24内に確保することが容易となり、車両用ドア構造20を手間をかけないで簡単に組み付けることができる。
なお、図4(a)においては、ペルチェ素子53を作動させて第2空間41bを加熱するとともに、第1空間41aを冷却する例について説明したが、ペルチェ素子53を作動させない状態に保つことも可能である。
この場合ににも、スリット45から第1空間に導かれた冷気は、遮蔽板42に沿って矢印Cの如く下降する。
ここで、第1空間41aと車室33との間には第2空間41bが形成されているので、第2空間41bが断熱層の役割を果たす。
これにより、第1空間41aに導かれた冷気が車室33に影響を与えることを防ぐことができるので、車室33の温熱感を良好に保つことができる。
(b)の夏季において、車室温度検出部55および外部温度検出部56で検出した温度情報が制御部57に伝わる。制御部57は温度情報に基づいてスリット45を閉塞し、ペルチェ素子53を作動させないと判断する。
制御部57から電動モータ51に電圧を印可して、電動モータ51遮蔽ブレード49を閉位置までスイング移動する。遮蔽ブレード49が閉位置(図示の位置)まで移動することでスリット45が閉塞される。
なお、遮蔽ブレード49が、予め閉位置に配置されている場合には、その状態が保たれる。
ここで、夏季においては、車室33は冷房で好適に冷却されている。このため、冷却された冷気は、対流現象でドアガラス26の内面26aに沿って矢印Fの如くスリット45に向けて下降する。
スリット45は閉塞されているので、下降した冷気はドア本体24の上部24aから車室33の中央側に向けて矢印Gの如く下降する。
これにより、車室33の冷気を外部31に逃がすことなく、車室33を好適な冷房状態に保つことができる。
また、ペルチェ素子53の温冷を冬季とは反転させて利用とすることにより、第2空間41bを冷却可能に構成してもよい。
これにより、ドア本体24の車室33側が冷却されることになり、例えば、夏季において車室33の温冷感を良好に保つことができる。
このとき、第1空間41aは加熱されて内部圧力が高まることになるが、ワンウエイバルブ43によって適宜車外に排出される。
なお、前記実施の形態では、導入口としてスリット45を例示したが、これに限定するものではなく、その他の例が考えられる。
例えば、ドアガラス26に沿わせて連続的に形成した複数の孔を導入口とすることも可能である。
また、前記実施の形態では、車両用ドアとしてサイドドア21を例示したが、これに限定するものではなく、後部ドアなどの他のドアに適用させてもよい。
さらに、前記実施の形態では、ワンウエイバルブとしてバルブ43を例示したが、これに限定するものではなく、その他のワンウエイバルブを用いることも可能である。
車両が走行することでアウタパネル32近傍の外気圧が負圧になった際に、バルブが開口して第1空間41aの冷気が外部31に排出されるように構成されていればよい。
また、前記実施の形態では、ガイド部39をインナパネル34の上部(すなわち、ドア本体24の上部24a)に設けた例について説明したが、これに限らないで、ライニング35の上部に設けることも可能である。
ガイド部39がドア本体24の上部24aに設けられていればよい。
本発明の車両用ドア構造は、車両用ドアのドア本体が車体に開閉自在に設けられ、このドア本体の上部にドアガラスが設けられた自動車への適用に好適である。
本発明に係る車両用ドア構造を示す斜視図である。 本発明に係る車両用ドア構造を示す断面図である。 本発明に係る車両用ドア構造のワンウエイバルブを説明する断面図である。 本発明に係る車両用ドア構造の冬季/夏季における作用を説明する図である。
符号の説明
12…車体、20…車両用ドア構造、21…サイドドア(車両用ドア)、24…ドア本体、24a…ドア本体の上部、26…ドアガラス、26a…ドアガラスの内面、31…外部、33…車室、39…ガイド部、41…内部空間、41a…第1空間、41b…第2空間、42…遮蔽板、45…スリット(導入口)、53…ペルチェ素子。

Claims (3)

  1. 車両用ドアのドア本体が車体に開閉自在に設けられ、このドア本体の上部にドアガラスが設けられた車両用ドア構造において、
    前記ドア本体の上部で、かつ前記ドアガラスより車室側の部位に設けられた導入口と、
    前記ドア本体の上部で、かつ前記導入口の車室側の部位に前記導入口よりも高く突出した状態で設けられたガイド部と、
    を備えたことを特徴とする車両用ドア構造。
  2. 前記ドア本体の内部空間を、前記導入口に連通するとともに車体外側に位置する第1空間と、この第1空間よりも車室側に位置する第2空間とに仕切る遮蔽板が設けられたことを特徴とする請求項1記載の車両用ドア構造。
  3. 前記遮蔽板は、前記第1空間および前記第2空間のいずれか一方を加熱し、他方を冷却するペルチェ素子を備えたことを特徴とする請求項2記載の車両用ドア構造。
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