JP4525431B2 - 車両用換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、炎天下で車両を放置したこと等により温度上昇した車室内を換気する車両用換気装置に関する。
夏季等に炎天下で車両を長時間放置すると、インストルメントパネルの表面温度が上昇し、これに伴いインストルメントパネルの内側の温度および車室内温度が上昇して、車両乗車時に乗員は不快感を感じる。このような不快感を解消するため、炎天下駐車時に車室内の空気を冷却ユニットで冷却し、ドライバーシート付近に冷気を滞留させるようにした装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−237358号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の装置は、車室内の空気を冷却ユニットで冷却するので冷却効率がよくなく、車室内温度、とくにインストルメントパネル内部にある空気による温度上昇の影響を低減することはできない。
本発明による車両用換気装置は、空調ファンと、空調ファンの作動により内気または外気を吸い込んで車室内に面した吹出口に導く空調用流路を形成する空調流路形成部材と、インストルメントパネルの内側空間と空調ファンよりも上流の空調用流路とを連通する連通口と、空調ファンよりも下流の空調用流路から分岐し、車室外に至る排気用流路を形成する排気流路形成部材と、換気モード時に連通口および排気用流路をそれぞれ開放するとともに空調ファンから吹出口に至る空気通路を閉鎖し、換気モード時以外に連通口および排気用流路をそれぞれ閉鎖する流路切換手段とを備え、インストルメントパネルは、内部に導熱板が介装された積層構造をなし、導熱板の一部に、前記導熱板を介して導かれた熱を前記インストルメントパネルの内側空間に放熱する放熱器が設けられることを特徴とするものである。
本発明によれば、換気モード時に送風ファンの作動によりインストルメントパネルの内側空間の空気を吸い込んで車室外に排出するように換気用流路を形成するので、換気運転により車室内の温度を短時間で効率よく低下することができる。特に、インストルメントパネルは、内部に導熱板が介装された積層構造をなし、導熱板の一部に、導熱板を介して導かれた熱をインストルメントパネルの内側空間に放熱する放熱器を設けるようにしたので、インストルメントパネルからの熱が導熱板および放熱器を介してインストルメントパネルの内側空間に放熱され、インストルメントパネルの温度低下を促進することができる。
−第1の実施の形態−
以下、図1〜図6を参照して本発明による車両用換気装置の第1の実施の形態について説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る車両用換気装置の概略構成を示す図である。車両前部のインストルメントパネル1(以下、インパネ)の内側には車室内の空調を制御する空調装置10が配設されている。本発明では、この空調装置10を乗車前に車室内を換気するための換気装置として用いる。
まず、空調装置10の構成を説明する。空調装置10はブロアファン11を有し、ブロアファン11の回転により内外気切換ドア12を介して空調ユニット13内に内気または外気が吸い込まれる。吸い込まれた空気はエバポレータ14を通過して冷却された後、エアミックスドア15の開度に応じた割合でヒータコア16を通過して加熱され、またはヒータコア16を冷却空気のままバイパスし、所定温度の空調風が生成される。この空調風は、吹出口ドア(デフドア17,ベントドア18,フットドア19)を介し、車室内に面した所定の吹出口(デフ吹出口17a,ベント吹出口18a,フット吹出口19a)から車室内に向けて送風される。各吹出口ドア17〜19はそれぞれ空調モードに応じて開閉される。以上のようにして空調ユニット13内に空調用流路が形成される。
本実施の形態の特徴的構成として、ブロアファン11の直下流の空調ユニット13には管路部材3の一端が連通口13aを介して接続され、管路部材3の他端は外気導入用通路22を形成するブロアファン上流の吸気ダクト23に連通口23aを介して接続されている。これにより管路部材3によってブロアファン下流の空気通路21からブロアファン上流の外気導入用通路22に至る排気用通路2が形成されている。
エバポレータ上流の空気通路21には排気用通路2(連通口13a)を開閉する開閉ドア4が配設され、開閉ドア4は、その開放時に連通口13aよりも下流の空気通路21を閉鎖するように構成されている(図4参照)。吸気ダクト23には連通口23aよりも下流にインパネ内の空間に面して連通口23bが開口され、連通口23bは開閉ドア5により開閉可能となっている。連通口23aと連通口23bの間の外気導入用通路22には、通路22を開閉して内気導入および外気導入を切り換える切換ドア6が配設されている。
図2は、第1の実施の形態に係る換気装置の制御構成を示すブロック図である。換気用コントローラ30には車室内温度を検出する内気センサ31と、車室外から発信された換気開始信号を受信する受信装置32と、エンジンのオンオフ信号を出力するエンジンECU33と、エアコンのオンオフ信号を出力するエアコンECU34が接続されている。
換気開始信号は、例えばスマートキー,インテリジェントキー,リモートコントロールキー等の車両キーによりドアロック解除が指令されたとき、あるいは乗員が車両に接近したことが検出されたときに発信する。携帯電話やPHS等の通信端末から換気開始信号を発信することもできる。この換気開始信号は乗員の乗車意思を表すものである。
コントローラ30はこれらからの入力信号に基づき以下のような換気処理を実行し、ブロアファン駆動用モータ35と開閉ドア駆動用アクチュエータ36と切換ドア駆動用アクチュエータ27とウインド開閉用アクチュエータ38にそれぞれ制御信号を出力する。これによりブロアファン11の作動と開閉ドア4,5の駆動と切換ドア6の駆動とサイドウインド40(図5参照)の開閉をそれぞれ制御する。なお、リンク機構等を用いれば開閉ドア4と5を単一のアクチュエータ36により同時に駆動することができるが、開閉ドア4と5を別々のアクチュエータにより駆動してもよい。
図3は換気用コントローラ30で実行される処理の一例を示すフローチャートである。まず、ステップS1でエンジンECU23からの信号によりエンジンがオンされたか否かを判定する。エンジンオフと判定されるとステップS2に進み、受信装置22が換気開始信号を検知したか否かを判定する。ステップS2が肯定されるとステップS3に進み、内気センサ21により検出された車室内温度と予め定めた所定温度T1(例えば50℃)との大小を比較する。所定温度T1は、乗員が乗車した際に換気が必要なほど不快と感じる温度に設定される。
ステップS3で車室内温度が所定温度T1以上、すなわち換気が必要と判定されるとステップS4に進み、所定温度T1未満と判定されるとステップS9に進む。ステップS4では、切換ドア駆動用アクチュエータ27に制御信号を出力し、図4に示すように外気導入用通路22を閉鎖して内気導入モード(RECモード)に切り換える。次いで、ステップS5で開閉ドア駆動用アクチュエータ36に制御信号を出力し、開閉ドア4,5を同時に開放する。これにより連通口23bが開放されるとともに、排気用通路3が開放され、エバポレータ上流の空気通路21が閉鎖される。その結果、空調用流路が遮断され、インパネ内の空間からブロアファン11および排気用通路2を介し車室外にかけて、図4の矢印で示すように換気用流路が形成される。
ステップS6では、ウインド開閉用アクチュエータ38に制御信号を出力し、サイドウインド40を所定量開放する。これにより図5に示すようにサイドウインド40を介して車室内に外気を導入する。この場合、図示のようにサイドウインド40に沿った空気の流れを形成するために、サイドウインド40の開放量は5mm〜100mm程度とすることが好ましい。
ステップS7では、ブロアファン駆動用モータ35に制御信号を出力し、ブロアファン11を作動する。これにより車室内の空気、とくにインパネ内の空気が排気用通路2を介して車室外に排出され、車内が換気される。次いで、ステップS8でブロアファン11の作動時間が予め定めた所定時間t1を超えたか否か、すなわち換気運転を終了するか否かを判定する。所定時間t1は例えば30秒〜5分程度に設定される。バッテリの負担を考慮すると所定時間t1は30秒〜2分程度とすることが好ましい。通常は1分間程度の換気により車室内温度を低下させることができる。
ステップS8が否定されるとステップS1に戻り、同様な処理を繰り返す。ステップS8が肯定されるとステップS9に進み、ブロアファン11の作動を停止する。次いで、ステップS10でサイドウインド40を閉じ、ステップS1に戻る。
一方、ステップS1でエンジンオンと判定されるとステップS11に進み、エアコンECU33からの信号によりエアコンがオンされたか否か、すなわち空調装置による空調運転が指令されたか否かを判定する。ステップS11が肯定されるとステップS12に進み、否定されるとステップS1に戻る。
ステップS12では、通常の空調制御に移行するためにブロアファン11の作動を一旦停止する。次いで、ステップS13で切換ドア駆動用アクチュエータ37に制御信号を出力し、外気導入用通路22を開放して外気導入モード(FREモード)に切り換える。さらにステップS14で開閉ドア駆動用アクチュエータ36に制御信号を出力し、開閉ドア4,5をそれぞれ閉鎖する。これにより換気用流路が遮断され、空調用流路が形成される。次いで、ウインド開閉用アクチュエータ38に制御信号を出力し、サイドウインド40を閉じ、換気処理を終了する。
換気処理の終了後は、通常の空調制御が実行される。すなわち、目標吹出空気温度等に応じてブロアファン11が作動するとともに、内外気切換ドア12が切り換わり、吹出口ドア17〜19が開閉する。この点についての詳細な説明は省略する。
第1の実施の形態に係る換気装置の主要な動作を説明する。夏季等に屋外に車両を長時間放置すると、日射の影響により車室内温度が所定温度T1(50℃)以上に上昇する。この状態でドアロック解除が指令され、あるいは乗員が車両に接近したことにより換気開始信号が受信されると、図4に示すように外気導入用通路22が閉鎖され、連通口23bおよび排気用通路2が開放され、空気通路21が閉鎖される(ステップS4,ステップS5)。これによりインパネ1の内側空間から車室外に至る換気用流路が形成され、換気モードとなる。
この状態でサイドウインド40が開放され、ブロアファン11が作動する(ステップS6,ステップS7)。これにより図5に示すようにウインドガラス40を介して車室内に外気が吸い込まれ、吸い込まれた空気はウインドガラス40,トリム,シートに沿って流れ、インパネ1の下方からインパネ内に流入する。インパネ内の空気は、図4に示すように連通口23bを介して吸い込まれ、排気用通路2を通過して車室外に排気される。このようにして車室内が換気される。
この場合、インパネ内に滞留した高温の空気をブロアファン11により吸い込むので、インパネ内の空気温度およびインパネ表面の温度を優先的に下げることができ、車室内温度を効率的に低下することができる。また、ウインドガラス40やシートに沿って空気が流れるので、これら部材の表面温度を効果的に下げることができる。図6に本実施の形態に係る換気装置を用いて換気運転を行った場合(点線)とそのような換気運転を行わない場合(実線)の車室内の温度変化の比較例を示す。換気運転を行った場合は、換気運転を行わない場合に比べ、車室内温度を大幅に低減することができる。
ブロアファン11が作動してから所定時間t1が経過すると、ブロアファン11は作動を停止し、サイドウインド40が閉じられる(ステップS9,ステップS10)。このとき車室内温度は十分に低下しており、乗員の乗車の際の不快感を抑制することができる。インパネ1の近くのステアリングハンドルの表面温度も低下するため、乗車後直ちにハンドル操作を開始することができる。
乗員が乗車後にエンジンを始動し、エアコンスイッチをオンすると、図1に示すように外気導入用通路22が開放され、連通口23bおよび排気用通路2が閉鎖され、空気通路21が開放される(ステップS13,ステップS14)。これにより換気用流路が閉鎖され、空調用通路が開放され、通常の空調モードとなる。その結果、内外気切換ドア12を介して吸い込まれ内気または外気が吹出口17a〜19aに送風され、通常の空調運転を行うことができる。この場合、予め換気運転により車室内温度が低下しているため、短時間で車室内を目標温度まで冷房することができる。
ブロアファン11が作動してから所定時間が経過する前、つまりブロアファン11が停止する前に乗員がエンジンを始動し、エアコンスイッチをオンした場合には、ブロアファン11の作動を一旦停止してからドア4〜6を駆動する(ステップS12〜ステップS14)。このため、空気の流れに対抗してドア4〜6を駆動することがなく、流路の切換が容易である。
以上の第1の実施の形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)ブロアファン11の下流から外気導入用通路22にかけて排気用通路2を形成するとともに、ブロアファン11の上流とインパネ内の空間とが連通するように連通口23bを設け、換気モード時にブロアファン11の駆動によりインパネ内の空気を連通口23bを介して吸い込み、排気用通路2を介して車室外に排出するようにした。これによりインパネ内の空気温度を優先的に下げることができ、車室内温度を効率よく低下することができる。
(2)空調装置10に設けられたブロアファン11を用いて車室内を換気するので、換気専用のファンを別途設ける必要がなく、コストの増加を抑えることができる。
(3)開閉ドア4により、換気モード時に空調通路21を閉鎖して排気用通路2を開放し、換気モード時以外に空調通路21を開放して排気用通路2を閉鎖するようにした。これにより空調通路21と排気用通路2に別々にドアを設ける必要がなく、部品点数を節約できる。
(4)切換ドア6により外気導入用通路22を閉鎖して外気の導入を阻止するとともに、排気用通路2を外気導入用通路22に連通してインパネ内の空気を排出するので、排気用通路22を車室外まで延ばす必要がなく、部品の配置スペースを節約できる。
(5)換気運転時にサイドウインド40を所定量開放するようにしたので、サイドウインド40を介して車室内に外気が吸い込まれ、車室内が負圧になることなく、ドアの開操作が容易である。
(6)サイドウインド40の開放によりサイドウインド40の上部から外気が吸い込まれるので、人体の中で最も敏感な顔面付近の空気温度を効果的に低下することができる。
(7)インパネ内の空間と車室内とはインパネ1の下方で連通するので、車室内をサイドウインド40の上部からインパネ1の下部にかけて空気が流れる。その結果、乗車前に乗員の頭部から足下にかけての空気が攪拌され、乗車の際の不快感を効果的に抑制できる。
(8)サイドウインド40の開放量を5〜100mm程度としたので、車室内に吸い込まれた外気はサイドウインド40,トリム,シートに沿って流れ、これら部材の表面温度を効率よく低下することができる。
(9)エンジンオフ、かつ車室内温度が所定温度T1以上、かつ換気開始信号を検知したときに換気運転を行うようにしたので、必要以上に換気を行う必要がなく、バッテリの消費電力を節約できる。
(10)乗車前に車両キーによりドアロック解除が指令、あるいは乗員が車両に接近したことが検出されたときに受信装置32が換気開始信号を受信するようにしたので、換気運転を指令するための煩雑な操作が不要である。
−第2の実施の形態−
図7,8を参照して本発明による車両用換気装置の第2の実施の形態について説明する。
図7は、第2の実施の形態に係る車両用換気装置の概略構成を示す図である。なお、図1と同一の箇所には同一の符号を付し、以下ではその相違点を主に説明する。第1の実施の形態ではブロアファン11の下流から外気導入用通路22にかけて排気用通路2を形成したが、第2の実施の形態ではさらにデフダクト25から吸気ダクト23にかけて排気用通路を形成する。
図7に示すようにデフダクト25には管路部材41の一端が連通口25aを介して接続され、管路部材41の他端は連通口23aを介して吸気ダクト23に接続されている。これによりデフダクト25内の空気通路27からブロアファン上流にかけて排気用通路42が形成されている。空気通路27には排気用通路42(連通口25a)を開閉する開閉ドア43が配設され、開閉ドア43は、その開放時に連通口25aよりも下流の空気通路27を閉鎖するように構成されている。さらに空調ユニット13のヒータコア下流部にはインパネ1の内側空間と連通するように連通口13bが開口されている。連通口13bは開閉ドア44により開閉され、開閉ドア44の開放時にフットダクト内の空気通路28が開閉ドア44により閉鎖される。
第1の実施の形態では開閉ドア駆動用アクチュエータ36により開閉ドア4,5を開閉するようにしたが、第2の実施の形態ではさらに開閉ドア43,44も同時に開閉する。また、換気モード時に車室内への空気の吹き出しを防ぐため、ベントドア18を閉鎖する。この点を除き、換気装置の制御構成および換気処理の内容は図2,3に示したものと同様である。
第2の実施の形態では、換気運転の際に切換ドア6が内気導入に切り換わり、開閉ドア4,5,43,44がそれぞれ開放される(図3のステップS5)。また、上述したようにベントドア18が閉鎖される。これにより図8に示すようにインパネ内の空間から連通口13b,デフダクト内の空気通路27,排気用通路41を介してブロアファン11に至る換気用流路が形成される。この状態でサイドウインド40が開放され、フロアファン11が駆動されるので(ステップS6,ステップS7)、図示矢印で示すようにインパネ内の空気を連通口13b,排気用通路42,排気用通路2を介して車室外に排出することができる。
換気運転が終了すると、図7に示すように切換ドア6が外気導入に切り換わり、開閉ドア4,5,43,44がそれぞれ閉鎖される(図3のステップS13,ステップS14)。これにより換気用流路が遮断され、空調用流路が開放される。その結果、ブロアファン11により吸い込んだ内気または外気を吹出口17a〜19aから吹き出すことができ、通常の空調運転が可能となる。
このように第2の実施の形態では、デフダクト内の空気通路27から外気導入用通路22にかけて排気用通路42を形成するとともに、ヒータコア16の下流に連通口13bを開口し、連通口13b,排気用通路42を介してインパネ内の空気を吸い込むようにしたので、吸気ダクト23の位置に拘わらず、インパネ内の空気の吸込が可能である。すなわち第1の実施の形態のように連通口23aからインパネ内の空気を直接吸い込む場合、効率よく空気を吸い込むためにはインパネ1の内側空間に面して連通口23aを開口する必要があるため、吸気ダクト23の位置が制約されるが、第2の実施の形態では、このような制約がない。この場合、吸い込んだ空気がエバポレータ14やヒータコア16を通過することがないので、圧力損失を低減することができ、十分な吸い込み風量を得ることができる。また、換気モード時に空調ユニット13内の通路の一部を換気用流路として用いるので、換気専用の通路は最小限であり、スペース効率がよい。
−第3の実施の形態−
図9を参照して本発明による車両用換気装置の第3の実施の形態について説明する。
以下では第1の実施の形態との相違点を主に説明する。第3の実施の形態が第1の実施の形態と異なるのは、換気用コントローラ30における処理である。図9は第3の実施の形態に係る換気用コントローラ30における処理の一例を示すフローチャートである。なお、図3と同一の箇所には同一の符号を付す。
図9に示すように第3の実施の形態では、ステップS5で開閉ドア4,5を開放した後、ステップS7に進み、サイドウインド40を開放せずにブロアファン11を作動する。次いで、ステップS21に進み、乗員が車両に接近したか否かを判定する。この判定は例えばドアロック解除信号を受信装置32が検知したか否かにより行う。ステップS21が肯定されるとステップS6に進み、ウインド開閉用アクチュエータ38に制御信号を出力してサイドウインド40を開放した後、ステップS8が肯定されるまで換気運転を継続する。一方、ステップS21が否定されるとステップS6をパスしてステップS8に進み、サイドウインド40を開放することなくステップS8が肯定されるまで換気運転を継続する。
このように第3の実施の形態では、換気運転の開始と同時にウインド40を開放するのではなく、乗員が車両に接近したことを検出したときにウインド40を開放するようにしたので、防犯性に優れる。
−第4の実施の形態−
図10〜13を参照して本発明による車両用換気装置の第4の実施の形態について説明する。
図10は、第4の実施の形態に係る車両用換気装置の概略構成を示す図である。なお、図1と同一の箇所には同一の符号を付し、以下ではその相違点を主に説明する。第4の実施の形態ではインパネ表面の熱を効率よく放熱するために放熱器を設ける。
図10に示すようにインパネ1の内部、とくに直射日光を受けて温度上昇が大きいインパネ天板の内部には導熱板51がインサート成形され、インパネ1は積層構造をなしている。導熱板51は熱伝導性のよい材料(金属や炭素繊維、またはそれらを含む複合材料等)により形成され、その一部は換気モード時に空気が流れるインパネ1の内側空間に面して露出している。導熱板51の露出部には放熱器52が設けられている。図12に示すように、放熱器52は、ベース52aに複数の放熱フィン52bを突設したフィン放熱器であり、ベース52aの表面が導熱板51に接触して取り付けられている。これによりインパネ1の内側空間に向けて複数のフィン52bが突設されている。
車両放置によりインパネ1の表面の温度が上昇すると、インパネ1からの熱は内部の導熱板51に伝熱され、導熱板51に蓄熱される。この状態で換気運転が開始すると第1の実施の形態と同様、開閉ドア4,5が開放されるとともに、ウインドガラス40が開放され、ブロアファン11が駆動される(図3のステップS5〜ステップS7)。これにより図11に矢印で示すようにインパネ1内の空気は連通口23bを介して吸気ダクト23内に吸い込まれ、排気用通路2を介して車室外に排出される。
このときインパネ内の空気は放熱器52のフィン52bに沿って流れ、フィン52bの表面で熱交換される。これにより導熱板51に蓄熱された熱がベース52aおよびフィン52bを介して空気に放熱され、放熱された熱は空気の流れによって車室外に排出される。放熱器52からの放熱が開始すると、導熱板51に蓄熱された熱量が減少してインパネ1から導熱板51への伝熱が促進される。その結果、インパネ全体の温度を効果的に低減することができ、短時間で車室内の温度を効率よく低下することができる。
このように第4の実施の形態ではインパネ1の内部に導熱板51をインサート成形するとともに、導熱板51の一部に放熱器52を設けるようにしたので、インパネ1からの熱が導熱板51および放熱器52を介してインパネ1の内側空間に放熱され、インパネ1の温度低下を促進することができる。この場合、インパネ1よりも熱伝導率が大きい導熱板51をインサート成形し、熱伝導率の低いインパネ1で導熱板51の両側を挟むようにしたので、インパネ1からの熱が導熱板51に沿って流れ、放熱器52から効率よく放熱することができる。この点、例えばインパネ1の内側に導熱板51を取り付けて導熱板51の表面が露出している場合には、導熱板51全体で放熱が生じるため、放熱効率が悪化する。
導熱板51の一部に放熱器52を設け、インパネ1からの熱を導熱板51を介して放熱器52に伝熱するので、インパネ1に沿って空気を流さなくてもインパネ全体の温度を効率よく低減することができる。インパネ内を流れる空気流路内に放熱器52を配置したので、放熱器52の熱伝達率は高く、放熱効率がよい。インパネ1の内側空間に突設した複数のフィンにより放熱器52を形成するので、空気との接触面積が増加し、導熱板51が受熱した熱を放熱器52において効率よく放熱することができる。
第4の実施の形態において、インパネ1の内部に導熱板51をインサート成形したが、インパネ1からの熱を放熱器52に導くのであれば導熱板の構成はこれに限らない。例えば導熱板51の両側にインパネ1を接着して積層構造としてもよい。導熱板51の端部に放熱器52を設けたが、導熱板15の中央に設けてもよく、熱伝達率が高い箇所に放熱器52を配置すればよい。
放熱器52は、換気モード時のインパネ内の空気の流れに沿って設けることが好ましく、放熱器を上述したプレート型フィン放熱器以外としてもよい。例えば図13に示すように各フィン52b同士をヒートパイプ52cで接続してもよい。このようなヒートパイプ52cを介したプレート型フィン放熱器とすることで、フィン52bの温度が均一化され、各フィン52bから均等に放熱することができ、放熱器52の能力を最大限に発揮することができる。フィン52bを用いずに放熱器52を構成してもよい。例えばベース52aにヒートパイプ52cを取り付けてブレード型放熱器としてもよい。
なお、上記実施の形態(図4)では、吸気ダクト23に連通口23bを設けてインパネ内の空気を吸い込むようにしたが、空調装置10の内気導入口がインパネの内部空間に面して設けられるのであれば、内外気切換ドア12を内気導入に切り換えて内気導入口からインパネ内の空気を吸い込むようにしてもよい。また、上記実施の形態(図8)では、ヒータコア16の下流に連通口13bを設けてインパネ内の空気を吸い込むようにしたが、他の位置に連通口13bを設けてもよい。すなわち、ブロアファン11の作動によりインパネ1の内側空間の空気を吸い込んで車室外に排出するように流路を形成するのであれば、換気用通路は上述したものに限らず、上述した管路部材3,41以外を流路形成部材としてもよく、換気流路形成手段はいかなるものでもよい。また、空調用流路を形成する空調流路形成部材としての空調装置10の構成も上述したものに限らず、空調流路形成手段はいかなるものでもよい。
空調装置10のブロアファン11を作動して換気を行うようにしたが、吸い込み風量に対する消費電力が小さい小型の排出ファンを設けて換気を行うようにしてもよい。排気用通路2を外気導入用通路22に連通し、排気用通路2からの空気を外気導入用通路22を介して車室外に排出するようにしたが、外気導入用通路22を介さずに車室外に排出するようにしてもよい。すなわち排気用通路2と外気導入用通路22により排気用流路を形成する必要はなく、排気流路形成部材の構成は上述したものに限らない。
第1の開閉部材としての開閉ドア5により連通口23bを開閉し、第2の開閉部材としての開閉ドア4により排気用通路2を開閉し、第3の開閉部材としての切換ドア6により外気導入用通路22を開閉したが、ドア4〜6の配置は上述したものに限らない。開閉ドア4により空気通路21を閉鎖したが、ブロアファン11から吹出口17a〜19aに至る空気通路を開閉するための通路開閉部材を別に設けてもよい。切換ドア6と開閉ドア4,5,43,44により流路を切り換えるようにしたが、換気モード時に連通口23bおよび排気用通路2を開放するとともに空気通路21を閉鎖し、換気モード時以外(例えば通常の空調モード時)に連通口および排気用通路2を閉鎖するのであれば、流路切換手段の構成は上述したものに限らない。制御手段としての換気装置の制御構成も図2に示しものに限らない。
受信装置22により車両キーから発信された換気開始信号を検出することで乗員の乗車意思を検出したが、乗車意思検出手段は上述したものに限らない。すなわち、本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態の換気装置に限定されない。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記実施形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係になんら限定も拘束もされない。
本発明の第1の実施の形態に係る車両用換気装置の概略構成を示す図。 第1の実施の形態に係る換気装置の制御構成を示すブロック図。 図2の換気用コントローラで実行される処理の一例を示すフローチャート。 第1の実施の形態に係る換気装置による換気運転動作を示す図。 第1の実施の形態に係る換気装置によるウインドからの外気の吸い込みの様子を示す図。 第1の実施の形態に係る換気装置による効果を示す図。 本発明の実施の第2の実施の形態に車両用換気装置の概略構成を示す図。 第2の実施の形態に係る換気装置による換気運転動作を示す図。 第3の実施の形態に係る換気装置の換気用コントローラで実行される処理の一例を示すフローチャート。 本発明の実施の第4の実施の形態に車両用換気装置の概略構成を示す図。 第4の実施の形態に係る換気装置による換気運転動作を示す図。 図10の放熱器の斜視図。 図12の変形例を示す図。
符号の説明
2 排気用通路
3 管路部材
4,5 開閉ドア
6 切換ドア
10 空調装置
11 ブロアファン
13 空調ユニット
13b,23b 連通口
23 吸気ダクト
30 換気用コントローラ
32 受信装置
38 ウインド開閉用アクチュエータ
41 管路部材
42 排気用通路
43,44 開閉ドア
51 導熱板
52 放熱器

Claims (9)

  1. 空調ファンと、
    前記空調ファンの作動により内気または外気を吸い込んで車室内に面した吹出口に導く空調用流路を形成する空調流路形成部材と、
    インストルメントパネルの内側空間と前記空調ファンよりも上流の前記空調用流路とを連通する連通口と、
    前記空調ファンよりも下流の前記空調用流路から分岐し、車室外に至る排気用流路を形成する排気流路形成部材と、
    換気モード時に前記連通口および前記排気用流路をそれぞれ開放するとともに前記空調ファンから前記吹出口に至る空気通路を閉鎖し、換気モード時以外に前記連通口および前記排気用流路をそれぞれ閉鎖する流路切換手段とを備え、
    前記インストルメントパネルは、内部に導熱板が介装された積層構造をなし、
    前記導熱板の一部に、前記導熱板を介して導かれた熱を前記インストルメントパネルの内側空間に放熱する放熱器が設けられることを特徴とする車両用換気装置。
  2. 請求項に記載の車両用換気装置において、
    前記流路切換手段は、
    前記連通口を開閉する第1の開閉部材と、
    前記排気用流路を開閉する第2の開閉部材と、
    前記空調ファンから前記吹出口に至る空気通路を開閉する通路開閉部材と、
    換気モード時に前記第1の開閉部材と第2の開閉部材をそれぞれ開放するとともに前記通路開閉部材を閉鎖し、換気モード時以外に前記第1の開閉部材と第2の開閉部材をそれぞれ閉鎖する制御手段とを有することを特徴とする車両用換気装置。
  3. 請求項に記載の車両用換気装置において、
    前記流路切換手段は、前記空調用流路のうち前記連通口よりも上流の外気導入用流路を開閉する第3の開閉部材を有し、
    前記排気用流路は前記第3の開閉部材よりも上流の前記外気導入用流路を介して車室外に至り、
    前記制御手段は、さらに換気モード時に前記3の開閉部材を閉鎖し、換気モード時以外に前記第3の開閉部材を開放することを特徴とする車両用換気装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用換気装置において、
    換気モード時にサイドウインドを開放し、換気モード時以外にサイドウインドを閉鎖するウインド開閉手段をさらに備えることを特徴とする車両用換気装置。
  5. 請求項に記載の車両用換気装置において、
    換気モード時の前記サイドウインドの開放量は、5〜100mmであることを特徴とする車両用換気装置。
  6. 請求項またはに記載の車両用換気装置において、
    前記インストルメントパネルの内側空間は前記インストルメントパネルの下方を介して車室内と連通することを特徴とする車両用換気装置。
  7. 請求項1〜6に記載の車両用換気装置において、
    乗員の乗車意思を検出する乗車意思検出手段を有し、
    前記制御手段は、前記乗車意思検出手段により乗車意思が検出されると換気モードに移行することを特徴とする車両用換気装置。
  8. 請求項に記載の車両用換気装置において、
    前記乗車意思検出手段は、乗員が車両に接近したときに発信される車両キーからの信号を検出して乗車意思を検出することを特徴とする車両用換気装置。
  9. 請求項1〜8に記載の車両用換気装置において、
    前記放熱器は、表面に複数のフィン部材を有することを特徴とする車両用換気装置。
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