JP2011155780A - 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機 - Google Patents

永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP2011155780A
JP2011155780A JP2010016158A JP2010016158A JP2011155780A JP 2011155780 A JP2011155780 A JP 2011155780A JP 2010016158 A JP2010016158 A JP 2010016158A JP 2010016158 A JP2010016158 A JP 2010016158A JP 2011155780 A JP2011155780 A JP 2011155780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
teeth
magnet type
type rotating
rotating electrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010016158A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5462011B2 (ja
Inventor
Ryoichi Takahata
良一 高畑
Shinichi Wakui
真一 湧井
Keiji Noma
啓二 野間
Masaharu Senoo
正治 妹尾
Kohei Ishii
公平 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Priority to JP2010016158A priority Critical patent/JP5462011B2/ja
Priority to CN201110025263.4A priority patent/CN102142722B/zh
Publication of JP2011155780A publication Critical patent/JP2011155780A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5462011B2 publication Critical patent/JP5462011B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

【課題】本発明の目的は、低振動・低騒音な永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機を提供することにある。
【解決手段】上記課題を達成するために固定子鉄心に形成された複数のスロット内にティースを取り囲むように集中巻の電機子巻線が施された固定子を有し、回転子鉄心中の複数の永久磁石挿入孔に永久磁石を配置した回転子が、固定子の内周にギャップを介して回転軸により回転自在に支承された永久磁石式回転電機、及びこの永久磁石式回転電機を用いた圧縮機において、ティースの中心線に対してティース内周面を左右非対称に設け、回転子鉄心の外周部と対向するティース磁極片周方向長さを偏らせて形成することを特徴とするものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、界磁用の永久磁石を回転子に備えている永久磁石式回転電機、及びその永久磁石式回転電機を用いた圧縮機に関する。
従来、この種の永久磁石式回転電機においては、固定子巻線に集中巻が、界磁には希土類のネオジムの永久磁石がそれぞれ採用され、高効率化を達成している。また、磁石材の高磁束密度化に伴い、振動・騒音成分も顕在化しており、それに対して種々対策も講じられている。
例えば、〔特許文献1〕に記載の永久磁石式回転電機においては、固定子ティース先端部の中央は回転子鉄心と同心円とし、ティース先端部の両端を直線状、すなわち回転子から遠ざけることで脈動トルクを低減させている。
実開平3−106869号公報
集中巻固定子の採用,高磁束密度磁石の採用により、永久磁石式回転電機の効率は飛躍的に向上した。その反面、分布巻固定子に対し集中巻固定子では、原理的に高調波磁束が増加することに加え、その高調波磁束を高磁束密度の永久磁石が助長する結果となる。つまり、永久磁石式回転電機そのものの振動や騒音も増加しており、特に、圧縮機に組み込んだ場合に最も耳障りとされている中域の周波数帯が顕在化する問題がある。
これに対し、特許文献1では、固定子ティース先端部の中央は回転子鉄心と同心円とし、ティース先端部の両端を直線状、すなわち回転子から遠ざけることで、ギャップ面における高調波磁束を低減させている。これらにより、誘導起電力波形を正弦波化して電機子電流を正弦波化でき、誘導起電力と電機子電流との相互作用によって生じる脈動トルクを低減し、振動や騒音に起因する高調波成分を低減している。
しかしながら、上記従来技術では、例えば〔特許文献1〕の開示内容式では比較的低域の周波数帯と比較的高域の周波数帯に生じている騒音は低減できるものの、問題となる中域の周波数帯の騒音に対しては十分に低減できているとは言えなかった。
この理由は、〔特許文献1〕の場合、ティース先端部の両端を回転子から遠ざけるほどスロット断面積が減少し、電機子巻線を挿入できなくなるため、永久磁石式回転電機効率などの性能を低下させることなく機内磁束の高調波成分を低減するのに限界があったためである。
ここで、圧縮機の低騒音化のためには、電動機自体の振動を小さくするか、電動機の振動が圧縮機のフレームに伝わらないようにする必要がある。電動機の振動を小さくするためには、上述のように機内磁束の高調波成分を低減して脈動トルクを小さくすることが有効と考えられる。
本発明の目的は、電動機効率などの性能を低下させることなく、低振動・低騒音な永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は固定子鉄心に形成された複数のスロット内にティースを取り囲むように集中巻の電機子巻線が施された固定子を有し、回転子鉄心中の複数の永久磁石挿入孔に永久磁石を配置した回転子が、該固定子の内周にギャップを介して回転軸により回転自在に支承された永久磁石式回転電機において、前記ティースの中心線に対して該ティース内周面を左右非対称に設け、前記回転子鉄心の外周部と対向する該ティース磁極片周方向長さを偏らせたことを特徴とするものである。
更に、本発明は永久磁石式回転電機において、前記ティースの中心線に対して該ティース内周面を左右非対称に設け、前記回転子の回転方向を回転軸に対して反時計回りとしたとき、前記回転子鉄心の外周部と対向する該ティース磁極片周方向長さを該ティース中心線に対して反時計回り方向側が短くなるように偏らせたことを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するために、本発明は固定子鉄心に形成された複数のスロット内にティースを取り囲むように集中巻の電機子巻線が施された固定子を有し、回転子鉄心中の複数の永久磁石挿入孔に永久磁石を配置した回転子が、該固定子の内周にギャップを介して回転軸により回転自在に支承された永久磁石式回転電機において、前記ティースの中心線に対して該ティース内周面を左右非対称に設け、前記回転子鉄心の外周部と対向する該ティース磁極片周方向長さを偏らせて形成し、かつ、前記スロットよりの該ティース磁極片を略直線状カットと略円弧状カットを組み合わせて形成し、もう一方を略直線状カットのみで形成したことを特徴とするものである。
更に、本発明は永久磁石式回転電機において、前記ティースの中心線に対して該ティース内周面を左右非対称に設け、前記回転子の回転方向を回転軸に対して反時計回りとしたとき、前記回転子鉄心の外周部と対向する該ティース磁極片周方向長さを該ティース中心線に対して反時計回り方向側(左側)が短くなるように偏らせるとともに、該ティース中心線に対して反時計回り方向側(左側)の前記スロットよりの該ティース磁極片を略直線状カットのみで形成し、該ティース中心線に対して時計回り方向側(右側)の該スロットよりの該ティース磁極片を略直線状カットと略円弧状カットを組み合わせて形成したことを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するために、本発明は固定子鉄心に形成された複数のスロット内にティースを取り囲むように集中巻の電機子巻線が施された固定子を有し、回転子鉄心中の複数の永久磁石挿入孔に永久磁石を配置した回転子が、該固定子の内周にギャップを介して回転軸により回転自在に支承された永久磁石式回転電機において、前記ティースの中心線に対して該ティース内周面を左右非対称に設け、前記回転子鉄心の外周部と対向する該ティース磁極片周方向長さを偏らせて形成するとともに、前記スロットよりの該ティース磁極片を略直線状カットと略円弧状カットを組み合わせて形成し、該スロットよりの該ティース磁極片の略円弧状カットの円弧長を左右非対称にしたことを特徴とするものである。
更に、本発明は永久磁石式回転電機において、前記ティースの中心線に対して該ティース内周面を左右非対称に設け、前記回転子の回転方向を軸方向に対して反時計回りとしたとき、前記回転子鉄心の外周部と対向する該ティース磁極片周方向長さを該ティース中心線に対して反時計回り方向側(左側)が短くなるように偏らせるとともに、前記スロットよりの該ティース磁極片を略直線状カットと略円弧状カットを組み合わせて形成し、該ティース中心線に対して右側の略円弧状カットの円弧長よりも左側の略円弧状カットの円弧長を短くしたことを特徴とするものである。
更に、本発明は永久磁石式回転電機において、前記永久磁石の磁束軸をd軸、該d軸と電気角で90度隔たった軸をq軸としたとき、前記回転子は該回転子鉄心に設けた前記永久磁石挿入孔が軸方向同一位置に位置し、該永久磁石の磁束を集合させるために該d軸側の前記ギャップ長より該q軸側の該ギャップ長を大きくした磁極鉄心を形成し、該磁極鉄心外周面に複数のギャップ面を設けたことを特徴とするものである。
更に、本発明は永久磁石式回転電機において、前記永久磁石挿入孔上部の磁極鉄心部に複数の磁極スリットを形成したことを特徴とするものである。
更に、本発明は永久磁石式回転電機において、前記ティースの中心線に対して該ティース内周面を左右非対称に設け、該ティースの中心線に対して該ティース内周面左側と前記回転子の回転軸を中心として構成される円弧角度をθ1、該ティースの中心線に対して該ティース内周面右側と該回転子の回転軸を中心として構成される円弧角度をθ2、該回転子の回転方向を回転軸に対して反時計回りとしたとき、
θ1<θ2、0.5<θ1/θ2<1.0
なる関係に構成したことを特徴とするものである。
更に、本発明は永久磁石式回転電機において、前記永久磁石挿入孔間が略V字状にカットされたことを特徴とするものである。
更に、本発明は永久磁石式回転電機において、前記永久磁石挿入孔上部に形成した該磁極スリットを傾斜させたことを特徴とするものである。
更に、本発明は永久磁石式回転電機において、前記永久磁石挿入孔上部に形成した該磁極スリットを傾斜させ、且つ各該磁極スリットの側面の延長線が磁極中心線上近傍で交わるようにしたことを特徴とするものである。
更に、本発明は永久磁石式回転電機において、前記永久磁石挿入孔上部に形成した該磁極スリットを磁極中心線に対して対称に設けたことを特徴とするものである。
更に、本発明は永久磁石式回転電機において、前記ギャップ長の小さな該磁極鉄心の開度を電気角で略90度から略120度の範囲内にしたことを特徴とするものである。
更に、本発明は永久磁石式回転電機において、前記回転子の極数と前記固定子のスロット数との比が2:3であることを特徴とするものである。
更に、本発明は永久磁石式回転電機において、前記回転子鉄心に埋設される永久磁石の形状が、前記回転子の軸に対して一文字状であるかもしくは該回転子の軸に対して凸のV字形状であることを特徴とするものである。
更に、本発明は永久磁石式回転電機において、前記回転子鉄心の外周面にカット形状を施して磁極面を形成するとともに、該カット形状が略直線状カットと略円弧状カットを組み合わせたものであることを特徴とするものである。
更に、本発明は永久磁石式回転電機において、前記回転子鉄心の外周面にカット形状を施して磁極面を形成するとともに、該カット形状が略V字形状を複数個組み合わせた凹部と一つの略円弧状凹部とを有するものであることを特徴とするものである。
更に、本発明は圧縮機において、前記永久磁石式回転電機を搭載したことを特徴とするものである。
本発明によれば、機内磁束の高調波成分を低減できるため、脈動トルクを小さくした永久磁石式回転電機、及び圧縮機を提供することが実現できる。
本発明による永久磁石式回転電機の実施形態1の断面図。 本発明による永久磁石式回転電機の実施形態1の回転子鉄心形状を示す断面図。 本発明による永久磁石式回転電機の実施形態1の固定子鉄心形状を示す断面図。 本発明に係わる永久磁石式回転電機の実施形態1の脈動トルク。 本発明による永久磁石式回転電機の実施形態2の固定子鉄心形状を示す断面図。 本発明による永久磁石式回転電機の実施形態3の回転子鉄心形状を示す断面図。 本発明に係わる圧縮機の断面構造。
以下、本発明の実施例を図1〜図7を用いて詳細に説明する。各図中において、共通する符号は同一物を示す。また、以下の実施例の説明では4極の永久磁石式回転電機について示し、回転子の極数と固定子のスロット数との比を2:3としたが、他の極数,スロット数との比でもほぼ同様の効果を得ることができる。
図1は本発明による永久磁石式回転電機の実施形態1の断面図、図2は本発明による永久磁石式回転電機の実施形態1の回転子鉄心形状を示す断面図、図3は本発明による永久磁石式回転電機の実施形態1の固定子鉄心形状の断面図を示す。
また、図4には本発明に係わる永久磁石式回転電機の実施形態1の脈動トルクを、図7には本発明に係わる圧縮機の断面構造を、表1には各種回転電機構造における圧縮機の聴感試験結果をそれぞれ示す。
図1において、永久磁石式回転電機101は固定子102と回転子103から構成される。固定子102はティース104とコアバック105からなる固定子鉄心106と、ティース104間のスロット107内にはティース104を取り囲むように巻装された集中巻の電機子巻線108(三相巻線のU相巻線108a,V相巻線108b,W相巻線108cからなる)から構成される。ここで、永久磁石式回転電機101は4極6スロットであるから、スロットピッチは電気角で120度である。
図2において、回転子103はシャフト孔115を形成した回転子鉄心112の外周表面近傍に一文字形状の永久磁石挿入孔113を形成し、永久磁石挿入孔113中に希土類のネオジム永久磁石114を固定している。永久磁石114の磁束軸がd軸となり、d軸と電気角で90°隔てられた磁極間に位置する軸がq軸となる。ここで、隣接する永久磁石114の磁極間のq軸上には凹部111が設けられている。また、回転子鉄心112の外周形状はギャップ長をg1,g2のように複数有する構成となっている。
ここで、図2に示した回転子断面はギャップ長g1を有する部位において、α1とα2との関係をd軸を中心に対称とし、α1とα2との和が電気角で90°〜120°となるように構成されている。なお、ここではα1とα2との関係をd軸を中心に対称としたが、駆動される電動機の運転条件によっては異なる回転子断面を適宜選択して回転子102を構成しても良い(図示せず)ことはいうまでもなく、図2とほぼ同様の効果を得ることができる。また、永久磁石114の外周側にはスリット110(110a〜110d)がd軸をはさむように具備されており、図2に示すようにスリット110の各々の傾きは、d軸上の一点Pにて交わるように配置されている。このスリット110は、誘導起電力波形を正弦波化して電機子電流を正弦波化でき、誘導起電力と電機子電流との相互作用によって生じる高調波磁束を低減できることが分かっている。よって、本構造においても、スリット110を設けて電機子反作用を抑制し、機内磁束の高調波成分を低減している。
ところで、本発明の対象とする圧縮機用の永久磁石式回転電機101では、しばしば振動・騒音が問題になる。特に集中巻の電機子巻線108は120度巻線であるため、機内磁束の高調波成分が大きく、振動・騒音の原因となる脈動トルクも大きくなる。
これに対して、従来技術を適用した場合には、固定子ティース先端部125の中央は回転子鉄心112と同心円とし、ティース先端部125の両端を直線状、すなわち回転子103から遠ざけるようにしている。このような構造にすると、誘導起電力波形を正弦波化して電機子電流を正弦波化でき、誘導起電力と電機子電流との相互作用によって生じる高調波磁束も小さくなり、脈動トルクが低減する。しかし、ティース先端部125の両端を回転子103から遠ざけるほど、スロット107の断面積が小さくなるため、電機子巻線108の素線の径を小さくするか、電機子巻線108のターン数を減らさなければならない等の問題が生じる。したがって、効率低下を防止するためには、振動・騒音を十分に低減するまで、ティース先端部125の両端を回転子103から遠ざけることができない。
したがって、本発明では、図3に示したように、固定子鉄心106のティース104内周面の円弧角度をティース104の中心線に対して左右非対称とする円弧を組み合わせた形状としている。すなわち、ティース104内周面の円弧状部分において、回転子の回転方向を回転軸に対して反時計回りとした場合、左側の円弧角度θ1と右側の円弧角度θ2とがティース104の中心線に対してθ1<θ2となり、θ1とθ2との和が電気角で90°〜120°となるように構成されている。また、スロット断面積1とスロット断面積2とが概ね等しくなるように、左側のティース磁極片根元部126を略直線状カットのみで形成し、右側のティース磁極片根元部126を略直線状カットと略円弧状カットを組み合わせて形成している。なお、ティース先端部厚み127において、図3ではA>Bとなるように構成しているが、A=Bなる関係でも良い(図示せず)。
図4において、固定子鉄心106を図3に示すようにティース104の中心線に対して左右非対称となるように構成し、回転子の回転方向を回転軸に対して反時計回りとし、ティース104内周面の円弧角度θ1とθ2の構成比率を変えたときの脈動トルク(P−P値)の計算結果である。図において、固定子鉄心106のティース104内周面の円弧角度θ1とθ2の構成比率が同じ場合を1.0P.U.として、基準化している。
図より、固定子鉄心106のティース104内周面の円弧角度θ1とθ2の構成比率を0.5<θ1/θ2<1.0の関係となるように配置することで、本発明に係わる永久磁石式回転電機の実施形態1の脈動トルクが、ティース104内周面の円弧角度θ1とθ2の構成比率を同じとした固定子構造よりも非常に小さくなっている。
そこで、これら機内磁束の高調波成分を分析したところ、固定子鉄心106のティース104内周面の円弧角度θ1とθ2の構成比率を0.5<θ1/θ2<1.0の関係とした場合、機内磁束の高調波成分として5次,7次といった低次の高調波成分(脈動トルクとしては6次成分)、機内磁束の高調波成分として11次や13,15,17次成分といった比較的中域の高調波成分(脈動トルクとしては12次,18次成分)が大きく低減されていることが分かった。よって、ティース104内周面の円弧角度θ1とθ2の構成比率には最適な値が存在するといえる。これにより、機内磁束における高調波成分を低減し、脈動トルクを小さくすれば圧縮機に伝わる振動を抑制することができると考えられる。
図7において、円筒状の圧縮容器169内には、固定スクロール部材160の端板161に直立する渦巻状ラップ162と、旋回スクロール部材163の端板164に直立する渦巻状ラップ165とを噛み合わせて形成し、永久磁石式回転電機101により旋回スクロール部材163がクランク軸172を介して旋回運動させることによって圧縮動作を行う。
固定スクロール部材160および旋回スクロール部材163によって形成される圧縮室166(166a,166b,…)のうち、最も外径側に位置している圧縮室は、旋回運動に伴って旋回スクロール部材163,固定スクロール部材160の中心に向かって移動し、容積が次第に縮小する。圧縮室166a,166bが固定スクロール部材160,旋回スクロール部材163の中心近傍に達すると、両圧縮室166内の圧縮ガスは圧縮室166と連通した吐出口167から吐出される。
吐出された圧縮ガスは固定スクロール部材160およびフレーム168に設けられたガス通路(図示せず)を通ってフレーム168下部の圧縮容器169内に至り、圧縮容器169の側壁に設けられた吐出パイプ170から電動圧縮機外に排出される。
また、電動圧縮機を駆動する永久磁石式回転電機101は、別置のインバータ(図示せず)によって制御され、圧縮動作に適した回転速度で回転する。
ここで、永久磁石式回転電機101は固定子102と回転子103から構成され、回転子103に設けられるクランク軸172は、上側がクランク軸になっている。クランク軸172の内部には、油孔174が形成され、クランク軸172の回転によって圧縮容器169の下部にある油溜め部173の潤滑油が油孔174を介して滑り軸受175に供給される。このような構成の圧縮機に種々の回転子形状や固定子形状を有する永久磁石式回転電機を組み込み、騒音の聴感試験を行った。その実測結果を表1に示す。
Figure 2011155780
表1において、耳障りな騒音の周波数帯域としては、低域,中域,高域の3つに大別され、特に中域の成分がより顕著に現れることが分かった。これら騒音の周波数帯域と各種回転電機構造との関係を分析すると、特許文献1の技術を適用した構造の場合、低・高域の騒音成分に対しては低減効果を有するが、中域では聴感に若干の変化はあるものの十分に低減できていなかった。
一方、本発明の実施例の構造(図2に示す回転子断面と図3に示す固定子断面を組み合わせ、且つティース4内周面の円弧角度をθ1<θ2として構成比率を変えた構造)の場合、低・高域の騒音成分が特許文献1に類似したそれと大差ない効果を有しているのに加え、中域の騒音成分が大幅に低減されることを確認した。
また、本発明とは逆の構成にした構造(図2に示す回転子断面と図3に示す固定子断面を組み合わせ、且つティース4内周面の円弧角度をθ1>θ2として構成比率を変えた構造)の場合、低・高域の騒音成分が特許文献1や本発明の構造と大差ない効果を有しているが、中域では特許文献1や本発明の構造に比べると十分に低減できていなかった。
そこで、騒音の発生要因を分析したところ、特許文献1に類似した構造では、機内磁束の高調波成分として5次,7次といった低次の高調波成分と、25次や27次成分といった比較的高次の高調波成分が大きく低減されていることが観測された。しかし、機内磁束の高調波成分として11次成分や13,15,17次成分といった比較的中域の高調波成分はほとんど低減されていなかった。
また、本発明の構造の場合、特許文献1に類似した構造同様に、機内磁束の低・高次の高調波成分が低減しており、比較的中域の高調波成分が特許文献1に類似した構造と比べ大幅に低減されていることが分かった。
更に、本発明とは逆の構成とした構造の場合、特許文献1および本発明の構造同様に、機内磁束の低・高次の高調波成分は低減されていたが、比較的中域の高調波成分は、特許文献1や本発明の構造と比べると十分に低減されていなかった。
したがって、図4が示すとおり機内磁束の高調波成分を低減し、脈動トルクを小さくすれば、聴感を改善できることが各々実測にて確認することができた。
以上より、前述の永久磁石式回転電機を空調用などの各種圧縮機に適用すれば、低振動,低騒音な圧縮機を提供することが実現できる。
図5には本発明による永久磁石式回転電機の実施形態2の固定子鉄心形状を示し、図3と同一物には同一符号を付してある。図において、図3と異なる部分は、左右ともにティース磁極片根元部126を略直線状カットと略円弧状カットを組み合わせて形成しているが、ティース磁極片根元部126を構成する略円弧状カットの円弧長R1とR2との関係をR1<R2となるように構成し、スロット断面積101とスロット断面積102とが概ね等しくなるようにしている。なお、このように配置した固定子構造においても機内磁束の高調波成分を低減できるため、脈動トルクを小さくできる(図示せず)ことはいうまでもない。よって、このように配置しても、図3と同様の効果を得ることができる。
図6には本発明による永久磁石式回転電機の実施形態3の回転子鉄心形状の断面図を示す。図6において、図2と同一物には同一符号を付してある。図において、図2と異なる部分は、永久磁石114が一極あたり2枚具備され、かつシャフト孔115に対して凸のV字配置となっている。なお、このように配置した回転子構造においても非対称ティース形状となる固定子断面を適宜選択して永久磁石式回転電機101を構成すれば(図示せず)機内磁束の高調波成分を低減できるため、脈動トルクを小さくできることはいうまでもない。よって、このように配置しても、図2と同様の効果を得ることができる。
本発明は、産業用一般に使用される永久磁石を回転子に備えている永久磁石式回転電機に適用することが可能であり、また、その永久磁石式回転電機を用いた圧縮機に適用することができる。そして、本発明を適用した永久磁石式回転電機、及び圧縮機は、特にエアコン,冷蔵庫,冷凍庫、あるいはショーケースなどの永久磁石式回転電機、及び圧縮機に用いることができる。
101 永久磁石式回転電機(駆動用電動機)
102 固定子
103 回転子
104 ティース
105 コアバック
106 固定子鉄心
107 スロット
108 電機子巻線
110 スリット
111 凹部
112 回転子鉄心
113 永久磁石挿入孔
114 永久磁石
115 シャフト孔
125 ティース先端部
126 ティース磁極片根元部
127 ティース先端部厚み
160 固定スクロール部材
161,164 端板
162,165 渦巻状ラップ
163 旋回スクロール部材
166 圧縮室
167 吐出口
168 フレーム
169 圧縮容器
170 突出パイプ
172 クランク軸
173 油留め部
174 油孔
175 すべり軸受け

Claims (19)

  1. 固定子鉄心に形成された複数のスロット内にティースを取り囲むように集中巻の電機子巻線が施された固定子を有し、回転子鉄心中の複数の永久磁石挿入孔に永久磁石を配置した回転子が、該固定子の内周にギャップを介して回転軸により回転自在に支承された永久磁石式回転電機において、
    前記ティースの中心線に対して該ティース内周面を左右非対称に設け、前記回転子鉄心の外周部と対向する該ティース磁極片周方向長さを偏らせたことを特徴とする永久磁石式回転電機。
  2. 請求項1の永久磁石式回転電機において、
    前記ティースの中心線に対して該ティース内周面を左右非対称に設け、前記回転子の回転方向を回転軸に対して反時計回りとしたとき、前記回転子鉄心の外周部と対向する該ティース磁極片周方向長さを該ティース中心線に対して反時計回り方向側が短くなるように偏らせたことを特徴とする永久磁石式回転電機。
  3. 固定子鉄心に形成された複数のスロット内にティースを取り囲むように集中巻の電機子巻線が施された固定子を有し、回転子鉄心中の複数の永久磁石挿入孔に永久磁石を配置した回転子が、該固定子の内周にギャップを介して回転軸により回転自在に支承された永久磁石式回転電機において、
    前記ティースの中心線に対して該ティース内周面を左右非対称に設け、前記回転子鉄心の外周部と対向する該ティース磁極片周方向長さを偏らせて形成し、かつ、前記スロットよりの該ティース磁極片を略直線状カットと略円弧状カットを組み合わせて形成し、もう一方を略直線状カットのみで形成したことを特徴とする永久磁石式回転電機。
  4. 請求項3の永久磁石式回転電機において、
    前記ティースの中心線に対して該ティース内周面を左右非対称に設け、前記回転子の回転方向を回転軸に対して反時計回りとしたとき、前記回転子鉄心の外周部と対向する該ティース磁極片周方向長さを該ティース中心線に対して反時計回り方向側(左側)が短くなるように偏らせるとともに、該ティース中心線に対して反時計回り方向側(左側)の前記スロットよりの該ティース磁極片を略直線状カットのみで形成し、該ティース中心線に対して時計回り方向側(右側)の該スロットよりの該ティース磁極片を略直線状カットと略円弧状カットを組み合わせて形成したことを特徴とする永久磁石式回転電機。
  5. 固定子鉄心に形成された複数のスロット内にティースを取り囲むように集中巻の電機子巻線が施された固定子を有し、回転子鉄心中の複数の永久磁石挿入孔に永久磁石を配置した回転子が、該固定子の内周にギャップを介して回転軸により回転自在に支承された永久磁石式回転電機において、前記ティースの中心線に対して該ティース内周面を左右非対称に設け、前記回転子鉄心の外周部と対向する該ティース磁極片周方向長さを偏らせて形成するとともに、前記スロットよりの該ティース磁極片を略直線状カットと略円弧状カットを組み合わせて形成し、該スロットよりの該ティース磁極片の略円弧状カットの円弧長を左右非対称にしたことを特徴とする永久磁石式回転電機。
  6. 請求項5の永久磁石式回転電機において、
    前記ティースの中心線に対して該ティース内周面を左右非対称に設け、前記回転子の回転方向を軸方向に対して反時計回りとしたとき、前記回転子鉄心の外周部と対向する該ティース磁極片周方向長さを該ティース中心線に対して反時計回り方向側(左側)が短くなるように偏らせるとともに、前記スロットよりの該ティース磁極片を略直線状カットと略円弧状カットを組み合わせて形成し、該ティース中心線に対して右側の略円弧状カットの円弧長よりも左側の略円弧状カットの円弧長を短くしたことを特徴とする永久磁石式回転電機。
  7. 請求項1から請求項6のうちの1つの永久磁石式回転電機において、
    前記永久磁石の磁束軸をd軸、該d軸と電気角で90度隔たった軸をq軸としたとき、前記回転子は該回転子鉄心に設けた前記永久磁石挿入孔が軸方向同一位置に位置し、該永久磁石の磁束を集合させるために該d軸側の前記ギャップ長より該q軸側の該ギャップ長を大きくした磁極鉄心を形成し、該磁極鉄心外周面に複数のギャップ面を設けたことを特徴とする永久磁石式回転電機。
  8. 請求項7の永久磁石式回転電機において、
    該永久磁石挿入孔上部の磁極鉄心部に複数の磁極スリットを形成したことを特徴とする永久磁石式回転電機。
  9. 請求項1から請求項8のうちの1つの永久磁石式回転電機において、
    前記ティースの中心線に対して該ティース内周面を左右非対称に設け、該ティースの中心線に対して該ティース内周面左側と前記回転子の回転軸を中心として構成される円弧角度をθ1、該ティースの中心線に対して該ティース内周面右側と該回転子の回転軸を中心として構成される円弧角度をθ2、該回転子の回転方向を回転軸に対して反時計回りとしたとき、
    θ1<θ2、0.5<θ1/θ2<1.0
    なる関係に構成したことを特徴とする永久磁石式回転電機。
  10. 請求項1から請求項9のうちの1つの永久磁石式回転電機において、
    前記永久磁石挿入孔間が略V字状にカットされたことを特徴とする永久磁石式回転電機。
  11. 請求項8から請求項10のうちの1つの永久磁石式回転電機において、
    前記永久磁石挿入孔上部に形成した該磁極スリットを傾斜させたことを特徴とする永久磁石式回転電機。
  12. 請求項8から請求項11のうちの1つの永久磁石式回転電機において、
    前記永久磁石挿入孔上部に形成した該磁極スリットを傾斜させ、且つそれぞれの該磁極スリットの側面の延長線が磁極中心線上近傍で交わるようにしたことを特徴とする永久磁石式回転電機。
  13. 請求項1から請求項12のうちの1つの永久磁石式回転電機において、
    前記永久磁石挿入孔上部に形成した該磁極スリットを磁極中心線に対して対称に設けたことを特徴とする永久磁石式回転電機。
  14. 請求項1から請求項13のうちの1つの永久磁石式回転電機において、
    前記ギャップ長の小さな該磁極鉄心の開度を電気角で略90度から略120度の範囲内にしたことを特徴とする永久磁石式回転電機。
  15. 請求項1から請求項14のうちの1つの永久磁石式回転電機において、
    前記回転子の極数と前記固定子のスロット数との比が2:3であることを特徴とする永久磁石式回転電機。
  16. 請求項1から請求項15のうちの1つの永久磁石式回転電機において、
    前記回転子鉄心に埋設される永久磁石の形状が、前記回転子の軸に対して一文字状であるかもしくは該回転子の軸に対して凸のV字形状であることを特徴とする永久磁石式回転電機。
  17. 請求項1から請求項16のうちの1つの永久磁石式回転電機において、
    前記回転子鉄心の外周面にカット形状を施して磁極面を形成するとともに、該カット形状が略直線状カットと略円弧状カットを組み合わせたものであることを特徴とする永久磁石式回転電機。
  18. 請求項1から請求項17のうちの1つの永久磁石式回転電機において、
    前記回転子鉄心の外周面にカット形状を施して磁極面を形成するとともに、該カット形状が略V字形状を複数個組み合わせた凹部と一つの略円弧状凹部とを有するものであることを特徴とする永久磁石式回転電機。
  19. 請求項1から請求項18のうちの1つの永久磁石式回転電機を搭載したことを特徴とする圧縮機。
JP2010016158A 2010-01-28 2010-01-28 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機 Expired - Fee Related JP5462011B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010016158A JP5462011B2 (ja) 2010-01-28 2010-01-28 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機
CN201110025263.4A CN102142722B (zh) 2010-01-28 2011-01-20 永久磁铁式旋转电机及使用该电机的压缩机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010016158A JP5462011B2 (ja) 2010-01-28 2010-01-28 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011155780A true JP2011155780A (ja) 2011-08-11
JP5462011B2 JP5462011B2 (ja) 2014-04-02

Family

ID=44410028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010016158A Expired - Fee Related JP5462011B2 (ja) 2010-01-28 2010-01-28 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5462011B2 (ja)
CN (1) CN102142722B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104979932A (zh) * 2014-04-01 2015-10-14 青岛海尔智能技术研发有限公司 线性压缩机电机的电源线出线结构
WO2015159658A1 (ja) * 2014-04-17 2015-10-22 日立アプライアンス株式会社 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機
WO2017042646A1 (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン) リミテッド 永久磁石式回転電機、並びにそれを用いる圧縮機
TWI645653B (zh) * 2017-08-14 2018-12-21 大銀微系統股份有限公司 永磁馬達
WO2021172206A1 (ja) * 2020-02-25 2021-09-02 サンデン・アドバンストテクノロジー株式会社 モータ、及び、電動圧縮機

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5783898B2 (ja) * 2011-12-28 2015-09-24 日立アプライアンス株式会社 永久磁石電動機及び圧縮機
WO2013114542A1 (ja) * 2012-01-30 2013-08-08 三菱電機株式会社 永久磁石埋込型電動機の回転子、及びこの回転子を備えた電動機、及びこの電動機を備えた圧縮機、及びこの圧縮機を備えた空気調和機
CN105745820B (zh) * 2013-11-20 2018-11-16 日立汽车系统株式会社 旋转电机和具备该旋转电机的电动车辆
CN106026466A (zh) * 2016-07-15 2016-10-12 青岛海立美达电机有限公司 一种电机冲片
JP6381613B2 (ja) * 2016-11-28 2018-08-29 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 永久磁石式回転電機及びそれを用いる圧縮機
WO2019064801A1 (ja) * 2017-09-28 2019-04-04 三菱電機株式会社 永久磁石式回転電機
WO2019187205A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 株式会社 東芝 回転電機
CN114552824B (zh) * 2019-08-26 2023-11-10 安徽美芝精密制造有限公司 转子、电机、压缩机及制冷设备
CN112165187B (zh) * 2020-09-30 2021-07-30 安徽美芝精密制造有限公司 电机和压缩机
CN112491168A (zh) * 2020-11-25 2021-03-12 广州橙行智动汽车科技有限公司 一种电机定子及驱动电机

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06261473A (ja) * 1993-03-05 1994-09-16 Nippon Steel Corp 高効率の電気機械エネルギー変換装置
JP2005027369A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Hitachi Ltd 電動機
JP2005528878A (ja) * 2002-06-04 2005-09-22 ウェイブクレスト ラボラトリーズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 寸法が変化するステータ磁極片を有する回転永久磁石電動機
JP2007006636A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Daikin Ind Ltd 電機子用鉄心、電機子及びモータ
JP2008029095A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03106869U (ja) * 1990-02-16 1991-11-05
CN2715414Y (zh) * 2004-05-21 2005-08-03 林德芳 高转矩快响应永磁无刷伺服电动机
CN101478210A (zh) * 2009-01-22 2009-07-08 南京埃斯顿自动控制技术有限公司 非对称槽形永磁同步电动机

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06261473A (ja) * 1993-03-05 1994-09-16 Nippon Steel Corp 高効率の電気機械エネルギー変換装置
JP2005528878A (ja) * 2002-06-04 2005-09-22 ウェイブクレスト ラボラトリーズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 寸法が変化するステータ磁極片を有する回転永久磁石電動機
JP2005027369A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Hitachi Ltd 電動機
JP2007006636A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Daikin Ind Ltd 電機子用鉄心、電機子及びモータ
JP2008029095A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104979932A (zh) * 2014-04-01 2015-10-14 青岛海尔智能技术研发有限公司 线性压缩机电机的电源线出线结构
WO2015159658A1 (ja) * 2014-04-17 2015-10-22 日立アプライアンス株式会社 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機
JP2015208053A (ja) * 2014-04-17 2015-11-19 日立アプライアンス株式会社 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機
TWI569560B (zh) * 2014-04-17 2017-02-01 Johnson Controls-Hitachi Air Conditioning Tech (Hong Kong) Ltd A permanent magnet type rotating machine, and a compressor using the same
WO2017042646A1 (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン) リミテッド 永久磁石式回転電機、並びにそれを用いる圧縮機
TWI645653B (zh) * 2017-08-14 2018-12-21 大銀微系統股份有限公司 永磁馬達
WO2021172206A1 (ja) * 2020-02-25 2021-09-02 サンデン・アドバンストテクノロジー株式会社 モータ、及び、電動圧縮機

Also Published As

Publication number Publication date
CN102142722A (zh) 2011-08-03
CN102142722B (zh) 2014-04-23
JP5462011B2 (ja) 2014-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5462011B2 (ja) 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機
JP5259934B2 (ja) 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機
JP5372468B2 (ja) 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機
JP4198545B2 (ja) 永久磁石式回転電機及びそれを用いた電動圧縮機
US8405271B2 (en) Interior permanent magnet type brushless direct current motor
JP4838348B2 (ja) 永久磁石型モータ及び密閉型圧縮機及びファンモータ
JP3938726B2 (ja) 永久磁石式回転電機およびそれを用いた圧縮機
JP6689445B2 (ja) 回転子、電動機、圧縮機および送風機
JP2015208053A (ja) 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機
JP2002315243A (ja) 永久磁石式回転電機
JP2007074898A (ja) 永久磁石式回転電機およびそれを用いた圧縮機
WO2010016583A1 (ja) ステータ、モータおよび圧縮機
WO2018061768A1 (ja) 回転子、回転電機、および圧縮機
WO2018096887A1 (ja) 永久磁石式回転電機及びそれを用いる圧縮機
JP2004007875A (ja) 永久磁石式回転電機およびそれを用いた圧縮機
JP5208662B2 (ja) 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機
WO2016098574A1 (ja) コンプレッサ用モータ及びそれを備えたコンプレッサ
JP6470598B2 (ja) 永久磁石式回転電機、並びにそれを用いる圧縮機
JP2002325410A (ja) 永久磁石式回転電機およびそれを用いた圧縮機
JP2016100927A (ja) 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機
JP6420488B2 (ja) 永久磁石式回転電動機およびこれを用いた圧縮機
JP2011015500A (ja) 電動機の回転子
KR20150067898A (ko) 전동식압축기 구동부의 구조
JP6416449B1 (ja) 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機
JP2020188594A (ja) 永久磁石式回転電機及びそれを用いた圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120302

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120302

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120427

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5462011

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees