JP2011015500A - 電動機の回転子 - Google Patents

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正昭 竹澤
Toshito Yanashima
俊人 簗島
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和彦 新井
Katsuichi Idei
克一 出井
Hidekazu Adachi
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    • H02K1/274Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2753Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
    • H02K1/276Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM]

Abstract

【課題】電動機の効率を考慮しながら、騒音の発生を低減することができる電動機の回転子を提供する。
【解決手段】複数枚の回転子用鉄板31を積層した回転子鉄心30と、この回転子鉄心30の各磁極にそれぞれ対応し、回転軸6の軸方向に沿って設けられた挿入孔37A〜44Aと、各挿入孔37A〜44Aに挿入されて磁極を構成する一対の平板状永久磁石37〜44とから成る電動機2の回転子5において、一対の永久磁石は、回転軸6側から見てハの字状に配置されており、各永久磁石37〜44が隣り合う側の外端P1、P2を結ぶ線L1の中央から回転子鉄心30の外周までの距離をt1、永久磁石の幅寸法をt2とした場合、0<t1/t2≦0.15とされている。
【選択図】図7

Description

本発明は、圧縮機等に使用される電動機の回転子の構造に関するものである。
従来この種圧縮機用電動機は、密閉容器の内壁に取り付けられた環状の固定子と、該固定子の内側に配置された回転子とから構成されている。この固定子は、複数枚の電磁鋼板を積層して構成された固定子鉄心の歯部に、例えば、U相、V相、W相の三相の固定子巻線をそれぞれ直巻することにより構成される。
また、回転子は、複数枚の回転子用鉄板を積層し、かしめ固定して回転子鉄心を形成すると共に、この回転子鉄心の外周側に沿って形成された各挿入孔内に磁極を構成する永久磁石をそれぞれ挿入する構成とされていた。そして、固定子の各歯部にそれぞれ巻装された三相の固定子巻線に電流を順番に流し、その変化する磁界と永久磁石による磁界との相互作用による駆動力を発生させていた(例えば、特許文献1又は特許文献2参照)。
特開2007−174776号公報 特開2008−022666号公報
しかしながら、このような電動機では、従来より回転子の回転に対して、磁束の変化が大きく、固定子鉄心の歯部と回転子の磁石との間に大きな吸引力が周期的に発生することが知られている。このような、周期的に発生する大きな吸引力により、固定子鉄心が変形して、騒音が発生する問題が生じていた。
このような騒音を低減するためには、係る吸引力を小さくして、回転子鉄心の変形を抑えることが望ましい。この場合、回転子の回転子鉄心に挿入される永久磁石を回転子鉄心の外周側に配置して、永久磁石と回転子鉄心の外周までの距離を短くすれば、回転子鉄心内に流れる磁力線が少なくなり、吸引力を小さくすることができるが、それに相応して磁石の特性が下がるため、効率が低下するといった問題が生じてしまう。
そこで、本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、効率を考慮しながら、騒音の発生を低減することができる電動機の回転子を提供することを目的とする。
請求項1の発明の電動機の回転子は、複数枚の回転子用鉄板を積層した回転子鉄心と、この回転子鉄心の各磁極にそれぞれ対応し、回転軸の軸方向に沿って設けられた一対の挿入孔と、各挿入孔に挿入されて磁極を構成する一対の平板状永久磁石とから成るものであって、一対の挿入孔は、回転軸側から見てハの字状に配置されており、各挿入孔が隣り合う側の外端を結ぶ線の中央から回転子鉄心の外周までの最短距離をt1、永久磁石の幅寸法をt2とした場合、0.197≦t1/t2≦0.275とされていることを特徴とする。
請求項2の発明の電動機の回転子は、複数枚の回転子用鉄板を積層した回転子鉄心と、この回転子鉄心の各磁極にそれぞれ対応し、回転軸の軸方向に沿って設けられた一対の挿入孔と、各挿入孔に挿入されて磁極を構成する一対の平板状永久磁石とから成るものであって、一対の挿入孔は、回転軸側から見てハの字状に配置されており、各挿入孔が隣り合う側の外端を結ぶ線の中央から回転子鉄心の外周までの最短距離をt1、永久磁石の幅寸法をt2とした場合、3.15mm≦t1≦3.85mm、14mm≦t2≦16mmとされていることを特徴とする。
請求項3の発明の電動機の回転子は、複数枚の回転子用鉄板を積層した回転子鉄心と、この回転子鉄心の各磁極にそれぞれ対応し、回転軸の軸方向に沿って設けられた挿入孔と、各挿入孔に挿入されて磁極を構成する一対の平板状永久磁石とから成るものであって、挿入孔は、回転子鉄心の外周に向けて突出するくの字状に形成されており、この挿入孔の外端から回転子鉄心の外周までの最短距離をt1、永久磁石の幅寸法をt2とした場合、0.197≦t1/t2≦0.275とされていることを特徴とする。
請求項4の発明の電動機の回転子は、複数枚の回転子用鉄板を積層した回転子鉄心と、この回転子鉄心の各磁極にそれぞれ対応し、回転軸の軸方向に沿って設けられた挿入孔と、各挿入孔に挿入されて磁極を構成する一対の平板状永久磁石とから成るものであって、挿入孔は、回転子鉄心の外周に向けて突出するくの字状に形成されており、この挿入孔の外端から回転子鉄心の外周までの最短距離をt1、永久磁石の幅寸法をt2とした場合、3.15mm≦t1≦3.85mm、14mm≦t2≦16mmとされていることを特徴とする。
請求項5の発明の電動機の回転子は、上記請求項1乃至請求項4の何れかに記載の発明において永久磁石は、希土類磁石により形成されていることを特徴とする。
請求項6の発明の電動機の回転子は、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の発明において、各磁極の回転方向前方における回転子鉄心の外周面には、切除部が形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、複数枚の回転子用鉄板を積層した回転子鉄心と、この回転子鉄心の各磁極にそれぞれ対応し、回転軸の軸方向に沿って設けられた一対の挿入孔と、各挿入孔に挿入されて磁極を構成する一対の平板状永久磁石とから成る電動機の回転子において、一対の挿入孔は、回転軸側から見てハの字状に配置されているので、この一対の挿入構内に一対の永久磁石を回転軸側から見てハの字状に配置することができるようになり、永久磁石が発生する磁力線を分散させることができる。特に、各挿入孔が隣り合う側の外端を結ぶ線の中央から回転子鉄心の外周までの最短距離をt1、永久磁石の幅寸法をt2とした場合、0.197≦t1/t2≦0.275とすることで、効率を極端に悪化させることなく、騒音の低減を図ることができるようになる。
請求項2の発明によれば、複数枚の回転子用鉄板を積層した回転子鉄心と、この回転子鉄心の各磁極にそれぞれ対応し、回転軸の軸方向に沿って設けられた一対の挿入孔と、各挿入孔に挿入されて磁極を構成する一対の平板状永久磁石とから成る電動機の回転子において、一対の挿入孔は、回転軸側から見てハの字状に配置されているので、この一対の挿入構内に一対の永久磁石を回転軸側から見てハの字状に配置することができるようになり、永久磁石が発生する磁力線を分散させることができる。特に、各挿入孔が隣り合う側の外端を結ぶ線の中央から回転子鉄心の外周までの最短距離をt1、永久磁石の幅寸法をt2とした場合、3.15mm≦t1≦3.85mm、14mm≦t2≦16mmとすることで、効率を極端に悪化させることなく、騒音の低減を図ることができるようになる。
請求項3の発明によれば、複数枚の回転子用鉄板を積層した回転子鉄心と、この回転子鉄心の各磁極にそれぞれ対応し、回転軸の軸方向に沿って設けられた挿入孔と、各挿入孔に挿入されて磁極を構成する一対の平板状永久磁石とから成る電動機の回転子において、挿入孔は、回転子鉄心の外周に向けて突出するくの字状に形成されているので、この挿入孔内に一対の永久磁石を回転軸側から見てハの字状に配置することができるようになり、永久磁石が発生する磁力線を分散させることができるようになる。特に、この挿入孔の外端から回転子鉄心の外周までの最短距離をt1、永久磁石の幅寸法をt2とした場合、0.197≦t1/t2≦0.275とすることで、効率を極端に悪化させることなく、騒音の低減を図ることができるようになる。
請求項4の発明によれば、複数枚の回転子用鉄板を積層した回転子鉄心と、この回転子鉄心の各磁極にそれぞれ対応し、回転軸の軸方向に沿って設けられた挿入孔と、各挿入孔に挿入されて磁極を構成する一対の平板状永久磁石とから成る電動機の回転子において、挿入孔は、回転子鉄心の外周に向けて突出するくの字状に形成されているので、この挿入孔内に一対の永久磁石を回転軸側から見てハの字状に配置することができるようになり、永久磁石が発生する磁力線を分散させることができるようになる。特に、この挿入孔の外端から回転子鉄心の外周までの最短距離をt1、永久磁石の幅寸法をt2とした場合、3.15mm≦t1≦3.85mm、14mm≦t2≦16mmとすることで、効率を極端に悪化させることなく、騒音の低減を図ることができるようになる。
特に、上記各発明は、請求項5の発明の如く永久磁石を、材料コスト及び加工コストが高く、主に平面状とされる希土類磁石にて形成した場合に有効である。更に、希土類永久磁石は、フェライト永久磁石よりも、磁石の保持力が大きく吸引力による固定子の加振が大きくなり、その振動が周囲に伝達され、騒音が増大する問題があったが、請求項1乃至請求項4の何れかの発明により係る騒音の問題を抑制することができるようになる。従って、請求項1乃至請求項4の発明は、請求項5の如き永久磁石が、希土類磁石により形成される場合に、より有効、且つ、効果的となるものである。
更に、請求項6の発明の如き、各磁極の回転方向前方における回転子鉄心の外周面に切除部を形成するものとすれば、磁力線の変化を最適化することが可能となり、固定子の振動を低減することができるようになる。
本発明を適用する圧縮機の縦断側面図である。 電動機の固定子の固定子鉄心の平面図である。 本発明の一実施例の回転子の平面図である(実施例1)。 図3の回転子の側面図である。 図3の回転子の挿入孔に永久磁石を挿入した状態の部分拡大図である。 図5の破線部分の拡大図である。 (t1/t2)に対する固定子鉄心の振動値と効率の関係を示す図である。 各回転角度における固定子と回転子の永久磁石との位置関係を示す図である。 図7の各回転角度における従来の回転子を備えた電動機と本発明の回転子を備えた電動機の磁束を示す図である。 図8の部分拡大図である。 三相正弦波を示す図である。 吸引力の変化を示す図である。 本発明の他の一例の回転子の平面図である。 図13の回転子の挿入孔に永久磁石を挿入した状態の部分拡大図である。 図14の破線部分の拡大図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の電動機の回転子を適用する圧縮機Cの縦断側面図である。図1において、1は密閉容器であり、内部の上側に電動機(ブラシレスDCモータ)2、下側にこの電動機2で回転駆動される圧縮要素3が収納されている。密閉容器1は、予め2分割されたものに電動機2、圧縮要素3を収納した後、高周波溶着等によって密閉されたものである。尚、圧縮機Cとして、本実施例ではロータリーコンプレッサを用いて説明するが、本発明はそれに限定されるものではなく、例えば、レシプロ型、スクロール型等の圧縮機を用いた場合にも有効である。
電動機2は、密閉容器1の内壁に取り付けられた固定子4と、この固定子4の内側に配置され、回転軸6を中心として回転自在に支持された回転子5とから構成されている。尚、本実施例における電動機2には、回転子5の極数と固定子4のスロット数との比が2:3とされた4極の永久磁石回転式電動機を用いるものとする。
固定子4は、図2に示すように、電磁鋼板を積層して構成された固定子鉄心(ステータコア)25と、この固定子鉄心25に巻装された固定子巻線7(図2では図示されない)とから構成される。具体的に、固定子鉄心25には、所定の幅を有した歯部26が設けられており、この歯部26の先端は両脇に延長されて回転子5の面に沿った歯部先端部27が形成されている。そして、この歯部26にスロット部28の空間を利用して励磁用の固定子巻線7を直接直巻し、集中直巻方式によって固定子4の磁極を形成している。この固定子巻線7は、U相、V相、W相の三相構成とされている。
一方、前記圧縮要素3は、圧縮室を画成するシリンダ10と、回転軸6に設けた偏心部11に嵌合されて、シリンダ10内を偏心回転するローラ12と、このローラ12に当接して、シリンダ10の圧縮室内を低圧室側と高圧室側とに区画する図示しないベーンと、シリンダ10の一側(図1において、上側)の開口面を閉塞して回転軸6の軸受け14Aを兼用する上部支持部材14と、他側(図1の下側)の開口面を閉塞して、回転軸16の軸受け15Aを兼用する下部支持部材15にて構成されている。
図1において、17は、吐出消音室である。この吐出消音室17は、上部支持部材14の電動機2側(上側)の一部をカバー18にて覆うことにより形成されている。この吐出消音室17内とシリンダ10内の高圧室側とは吐出ポート19を介して連通されている。また、カバー18には吐出消音室17内と密閉容器1内とを連通する図示しない連通孔が形成されており、この連通孔を介して吐出消音室17内の冷媒が密閉容器1内に吐出されるよう構成されている。
また、20は密閉容器1内に吐出された高温高圧の冷媒ガスを圧縮機Cの外部に吐出するための冷媒吐出管であり、密閉容器1の上端に取り付けられている。22は、圧縮機Cの外部よりシリンダ10内に低温低圧の冷媒を導入するための冷媒導入管である。そして、23は、密閉容器1の外部から固定子4の固定子巻線7に電力を供給するためのターミナルであり、密閉容器1の上端の中心付近に取り付けられている。このターミナル23と固定子巻線7とは、図示しないリード線により接続されている。
次に、前述した電動機2の回転子5について、詳細に説明する。図3は本発明を適用した一実施例の回転子5の平面図(永久磁石を挿入する前の状態)、図4は図3の回転子5の側面図である。
各図において、30は回転子鉄心であり、厚さ0.35mm〜0.50mmの電磁鋼板を図3の如き形状に打ち抜いた回転子用鉄板31を複数枚積層し、お互いにかしめて一体に積層されている。この回転子用鉄板31は、厚みを厚くし過ぎると、渦電流損が大きくなる問題がある。この渦電流損は、鉄心30内に磁束の変化に基づく電流が生じることに起因する損失である。渦電流損は、鉄心30の厚みを薄くすることで少なくすることができる。しかしながら、回転子用鉄板31の厚みを薄くし過ぎると、加工が困難となり、或いは、加工性及び加工精度が低下するといった問題がある。係る問題を考慮して、上述の如き厚さ0.35mm〜0.50mmの厚さの回転子用鉄板31を用いることが好ましく、本実施例では厚さ0.35mmの回転子用鉄板31を用いるものとする。
図3において、37A〜44Aは、永久磁石37〜44を挿入するための挿入孔であり、これら各挿入孔37A〜44Aは、回転子鉄心30の各磁極にそれぞれ対応する位置であって、回転軸6の軸方向に沿って対を成して設けられ、打ち抜き加工により形成されている。各永久磁石37〜44は、希土類磁石にて形成された平板状の磁石であり、何れの永久磁石37〜44も同一の形状にて構成されている。
また、この回転子5には、各磁極の回転方向前方における回転子鉄心30の外周面に、それぞれ切除部Sが形成されている。
尚、図3において、45は、回転子鉄心30の両端面に取り付けられた非磁性体の端面部材50、51と、回転軸鉄心30とを一体に結合するためのリベット46を挿入する貫通孔でありる。本実施例では、回転軸6を中心とした同心円上であって、且つ、各永久磁石37〜44の回転軸6側の回転子鉄心30に4個の管通孔が形成されている。また、47は、貫通孔45の回転軸6側であって、回転軸6を中心とした同心円上の回転子鉄心30に形成された風穴である。
本実施例では、図3に示すように、各永久磁石37〜44の回転軸6側の同心円上に等間隔で4個の貫通孔45を配置し、各貫通孔45より回転軸6側の同心円上であって、各貫通孔45の間となる位置に等間隔で4個の風穴47が配置しているが、貫通孔45と、風穴47の位置や数は、永久磁石37〜44の配置等を考慮して、特性や効率を低下させること無いよう考慮した上で適宜決定することが好ましく、本実施例の配置や数に限定されるものではない。
ここで、回転子鉄心304つの磁のうちの1つの磁極に着目して、一対の挿入孔とこれら挿入孔内に挿入される一対の永久磁石について詳細に説明する。図5は、各挿入孔37A〜44A内に各永久磁石37〜44を挿入した状態における回転子5の挿入孔37A、38B付近の部分拡大図であり、図6は図5の破線部分の拡大図である。ここでは、図5及び図6に示すように、回転子5の4極のうちの1つの磁極を構成する一対の挿入孔37A、38Bと、各挿入孔37A、38B内に挿入される一対の永久磁石37、38を用いて説明し、その他の挿入孔39A〜44Aと、これら各挿入孔39A〜44Aに挿入される永久磁石39〜44については説明を省略するが、何れの挿入孔39A〜44A及び永久磁石39〜44も、挿入孔37A、38A及び永久磁石37、38と同様に構成及び配置されているものとする。
図5及び図6に示すように、回転子鉄心30の1つの磁極に対応して設けられた一対の挿入孔37A、38Aは、回転軸6側から見てハの字状に配置されている。この一対の挿入孔37A、38A内には一対の永久磁石37、38が回転軸6側から見てハの字状に配置される。図6に示すように、挿入孔37A内に挿入される永久磁石37の幅方向の中心線37Cと、挿入孔37と対をなす挿入孔38A内に挿入される永久磁石38の幅方向の中心線38Cとの交わる角度βは、所定の鈍角となるよう構成されており、これは、挿入孔37の幅方向の中心線と、挿入孔38の幅方向の中心線とが交わる角度と略同一となる。
この場合、図6に示すように、挿入孔37、38が隣り合う側の外端P3とP4を結ぶ線の中央P5から回転子鉄心30の外周P2までの最短距離をt1、永久磁石37、38の幅寸法をt2とした場合、下式(1)を満たすよう構成されている。尚、永久磁石37の外端P1と永久磁石38の外端P2とを結ぶ線L1と、回転軸6の軸中心P6とこの線L1の中央P5とを通る線Lとは、直角に交わるものとする。
0.197≦t1/t2≦0.275・・・(1)
図7は、t1/t2に対する固定子鉄心25の振動値と効率の変化を示している。図7において、実線は振動値(1で振動値を割った値、即ち、振動値の逆数)を示し、破線は効率を示している。図7に実線で示されるように、固定子鉄心25の振動値は、t1/t2の値が小さいほど小さくなり、t1/t2の値の上昇に伴い徐々に大きくなることがわかる。また、図7の破線より、t1/t2の値が小さいほど、効率が悪く、t1/t2の値の上昇に伴って、電動機2は高効率となることがわかる。
即ち、t1/t2の値が小さいと、振動値は小さくなるが、効率が悪くなり、t1/t2の値が大きくなると、効率は良くなるが、振動値が大きくなることがわかる。従って、上記式(1)は、図7に示すように、t1/t2の値に対する振動値の逆数と効率とが交わる値の所定範囲内(交わる値の上下10%)となるよう決定されたものである。
更に、本実施例では、各挿入孔37A〜44A、及び、一対の永久磁石は、下記式(2)、(3)を満たすよう構成されている。
3.15mm≦t1≦3.85mm・・・(2)
14mm≦t2≦16mm・・・(3)
上記(2)は振動の問題から上限値(3.85mm)が決定され、効率悪化の問題から下限値(3.15mm)が決定される。具体的に、t1を小さくすると、回転子鉄心30を通過する磁力線が段階的に通過する(即ち、回転子鉄心30内を流れる磁力線の変化率が小さくなる)ので、固定子鉄心25の歯部26と回転子5の永久磁石37〜44との間で周期的に発生する大きな吸引力を抑制することができる。その結果、係る吸引力によって生じる回転子鉄心30の変形が小さくなるので、騒音も小さくなるが、回転子鉄心30に流れる磁力線が減る分、磁石の特性が下がるため、効率が低下する問題がしょうじてしまう。
他方、t1を大きくすると、効率は良くなるが、その分、回転子鉄心30を通過する磁力線が多くなるため、周期的な吸引力も増大して、騒音が大きくなる問題が生じる。そこで、係る効率の問題と騒音の問題を考慮すると、t1は上記式(2)の範囲内とすることが望ましい。
また、上記式(3)に示すt2は、回転子鉄心30の鉄損の問題より上限値(即ち、16mm)が決定され、磁束の問題から下限値(即ち、14mm)が決定される。具体的に、t2を16mmより大きくすると、回転子鉄心30の鉄損が大きくなり、効率が著しく悪化を来す不都合が生じてしまう。また、t2をより小さくすれば、上記鉄損は小さくなるが、14mmより小さくすれば、磁束(磁力線)が小さくなりすぎてしまい、この場合にも効率が著しく低下する問題が生じる。
図8は、本実施例の回転子5の各回転角度における固定子4と各永久磁石37〜44との位置を示す図であり、図9は図8に示す各回転角度における磁束を示す図、図10は図9の部分拡大図である。この場合、固定子鉄心25の歯部26A、26DにはU相、歯部26B、26EにはV相、歯部26C、26DにはW相の固定子巻線7がそれぞれ直巻されているものとする。各図において(1)に示す配置を回転子5の回転角度0度とし、(2)は(1)から矢印方向に回転子5を回転させたもの、(3)は、回転子5を(2)より更に15度(回転子5を(1)から30度)回転させたものである。尚、図8乃至図10では、各挿入孔37A〜44Aを省略して示している。図9及び図10において、右列は本発明を適用した実施例の回転子5であり、左列は従来の構造の回転子205を示したものである。
図10に示すように、従来の構造では、例えば(1)の回転角度0度において、回転子205の1の磁極に対応して設けられた永久磁石232の殆ど全ての磁力線は隣接する歯部26C内に流れるが、実施例の構造では、1つの磁極を構成する一対の永久磁石37、38のうち、一方の永久磁石38の磁力線は、歯部26Cに半分程度しか流れていない。また、回転角度15度においては、従来構造と本実施例共に、歯部26Cに流れるため、実施例では磁力線が段階的に変化している。
図11は三相正弦波を示す図であり、図12はこの場合の固定子鉄心25の歯部26と回転子5の永久磁石との間に発生する吸引力の変化(破線は従来の回転子205、実線は本実施例の回転子5を用いたもの)を示している。図12に示すように本発明を採用した実施例の構造では、吸引力の最大値が従来のものより小さくなり、且つ、吸引力の最小値も従来のものより大きくなることがわかる。従って、図12から本実施例の方が従来のものより吸引力の変化が小さくなることがわかる。
以上詳述したように、本発明により、効率を考慮しながら、永久磁石が発生する磁力線を分散させて、周期的に発生する吸引力を抑えて、固定子鉄心の変形を小さくすることが可能となる。これにより、効率を極端に悪化させることなく、騒音の低減を図ることができるようになる。
また、上記発明は、永久磁石37〜44を希土類磁石にて構成した場合に、効果的である。即ち、希土類磁石は、材料コスト及び加工コストが高く、平面形状(平板状)で使用することが主流である。このため、希土類磁石により永久磁石37〜44を形成した場合、上記発明が特に有効となる。特に、希土類永久磁石は、同一形状のフェライト永久磁石よりも磁石の保持力が大きく、そのため、吸引力による固定子の加振が大きくなり、その振動が周囲に伝達され、騒音が増大する問題があった。しかしながら、本発明により係る効率を考慮しながら、騒音を効果的に抑制することができるようになる。
更に加えて、前述したように、回転子鉄心30の外周面に切除部Sを形成することで、磁力線の変化を最適化することが可能となり、固定子4の振動を低減することが可能となる。
尚、上記実施例では、図3に示すように回転子鉄心30に各永久磁石37〜44に対応するそれぞれ専用の挿入孔37A〜44Aを形成するものとしたが、これに限らず、例えば、図13及び図14に示すように、回転子鉄心30の外周に向けて突出するくの字状に形成してもよい。具体的に、各挿入孔32〜35は、回転軸6側から見て各挿入孔32〜35の中心部(以降、外端と称す)32C〜35Cが最も離れた外周側に位置し、回転軸6の軸中心と各外端32C〜35Cとを直線で結ぶ線(例えば図15に示す破線L)を対称として、外端32C〜35Cから内側(回転軸6側)に向かって傾斜するよう両側に延在するように孔が形成されている。
尚、ここでは、図14及び図15に示すように、回転子5の4極のうちの1つの磁極を構成する挿入孔32とこの挿入孔32内に挿入される一対の永久磁石37、38を用いて説明し、その他の挿入孔33〜35とこれら各挿入孔33〜35に挿入される永久磁石39〜44については説明を省略するが、何れの挿入孔33〜35及び永久磁石39〜44も、挿入孔32及び永久磁石37、38と同様に構成及び配置されているものとする。また、図13乃至図15において、前記図1乃至図12と同一の符号が付されているものは、同様又は類似の作用、或いは、効果を奏するものであるため、説明を省略する。
この場合、挿入孔32は、この挿入孔32の外端32C(即ち、図15に示すP1)から回転子鉄心30の外周P2までの最短距離をt1、永久磁石の幅寸法をt2とした場合、前述した式(1)を満たすよう構成されている。尚、図15に示すように、本実施例において、挿入孔32の外端P1、回転子鉄心30の外周P2及び回転軸6の軸中心P6とは略同一直線L上にある。
このように、本実施例の如く構成した場合にも、前述した実施例1と同様に効率を考慮しながら、永久磁石37〜44が発生する磁力線を分散させて、周期的に発生する吸引力を抑えて、固定子鉄心の変形を小さくすることが可能となる。これにより、効率を極端に悪化させることなく、騒音の低減を図ることができるようになる。
また、上記各実施例では、電動機として、回転子5の極数と固定子4のスロット数との比が2:3とされた4極の永久磁石回転式電動機を用いるものとしたが、本発明において回転子の極数と固定子のスロット数は上記実施例に限定されるものではない。例えば、回転子の極数と固定子のスロット数との比が2:3とされた6極の永久磁石回転式電動機を用いるものとしても差し支えなし、その他の比や極数の電動機を用いても本発明は有効である。
C 圧縮機
1 密閉容器
2 電動機
3 圧縮要素
4 固定子
5 回転子
6 回転軸
7 固定子巻線
10 シリンダ
11 偏心部
12 ローラ
14 上部支持部材
15 下部支持部材
17 吐出消音室
18 カバー
19 吐出ポート
20 冷媒吐出管
22 冷媒導入管
23 ターミナル
25 固定子鉄心
26 歯部
27 歯部先端部
28 スロット部
30 回転子鉄心
31 回転子用鉄板
37A〜44A 挿入孔
37〜44 永久磁石
37C、38C 幅方向の中心線
45 貫通孔
46 リベット
47 風穴
50、51 端面部材

Claims (6)

  1. 複数枚の回転子用鉄板を積層した回転子鉄心と、該回転子鉄心の各磁極にそれぞれ対応し、回転軸の軸方向に沿って設けられた一対の挿入孔と、各挿入孔に挿入されて前記磁極を構成する一対の平板状永久磁石とから成る電動機の回転子において、
    前記一対の挿入孔は、前記回転軸側から見てハの字状に配置されており、各挿入孔が隣り合う側の外端を結ぶ線の中央から前記回転子鉄心の外周までの最短距離をt1、前記永久磁石の幅寸法をt2とした場合、0.197≦t1/t2≦0.275とされていることを特徴とする電動機の回転子。
  2. 複数枚の回転子用鉄板を積層した回転子鉄心と、該回転子鉄心の各磁極にそれぞれ対応し、回転軸の軸方向に沿って設けられた一対の挿入孔と、各挿入孔に挿入されて前記磁極を構成する一対の平板状永久磁石とから成る電動機の回転子において、
    前記一対の挿入孔は、前記回転軸側から見てハの字状に配置されており、各挿入孔が隣り合う側の外端を結ぶ線の中央から前記回転子鉄心の外周までの最短距離をt1、前記永久磁石の幅寸法をt2とした場合、3.15mm≦t1≦3.85mm、14mm≦t2≦16mmとされていることを特徴とする電動機の回転子。
  3. 複数枚の回転子用鉄板を積層した回転子鉄心と、該回転子鉄心の各磁極にそれぞれ対応し、回転軸の軸方向に沿って設けられた挿入孔と、各挿入孔に挿入されて前記磁極を構成する一対の平板状永久磁石とから成る電動機の回転子において、
    前記挿入孔は、前記回転子鉄心の外周に向けて突出するくの字状に形成されており、該挿入孔の外端から前記回転子鉄心の外周までの最短距離をt1、前記永久磁石の幅寸法をt2とした場合、0.197≦t1/t2≦0.275とされていることを特徴とする電動機の回転子。
  4. 複数枚の回転子用鉄板を積層した回転子鉄心と、該回転子鉄心の各磁極にそれぞれ対応し、回転軸の軸方向に沿って設けられた挿入孔と、各挿入孔に挿入されて前記磁極を構成する一対の平板状永久磁石とから成る電動機の回転子において、
    前記挿入孔は、前記回転子鉄心の外周に向けて突出するくの字状に形成されており、該挿入孔の外端から前記回転子鉄心の外周までの最短距離をt1、前記永久磁石の幅寸法をt2とした場合、3.15mm≦t1≦3.85mm、14mm≦t2≦16mmとされていることを特徴とする電動機の回転子。
  5. 前記永久磁石は、希土類磁石により形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の電動機の回転子。
  6. 前記各磁極の回転方向前方における前記回転子鉄心の外周面には、切除部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の電動機の回転子。
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