JP2011150295A5 - 焦点検出装置及びその制御方法 - Google Patents

Description

本発明は、フォーカスレンズの動きを見えにくくする焦点検出装置及びその制御方法を提供することを例示的な目的とする。

本発明の一側面としての焦点検出装置は、撮像素子の出力信号に基づいて焦点信号を生成する信号生成手段と、所定の振幅で光軸方向にフォーカスレンズを振動させるウォブリング動作を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記ウォブリング動作により前記焦点信号が増加する第１の方向を判定し、第１のモード又は第２のモードにより該第１の方向へ前記ウォブリング動作における振動の中心位置を移動するよう制御し、前記第１のモードにおいて、前記フォーカスレンズが前記第１の方向と逆方向に移動する際の移動量が前記所定の振幅より小さくなり、前記第２のモードにおいて、前記フォーカスレンズが前記第１の方向と対応する方向に移動する際の移動量が前記所定の振幅より大きくなることを特徴とする。

本発明によれば、フォーカスレンズの動きを見えにくくする焦点検出装置及びその制御方法を提供することができる。

Claims (9)

1. 撮像素子の出力信号に基づいて焦点信号を生成する信号生成手段と、
   所定の振幅で光軸方向にフォーカスレンズを振動させるウォブリング動作を制御する制御手段と、
   を有し、
   前記制御手段は、前記ウォブリング動作により前記焦点信号が増加する第１の方向を判定し、第１のモード又は第２のモードにより該第１の方向へ前記ウォブリング動作における振動の中心位置を移動するよう制御し、
   前記第１のモードにおいて、前記フォーカスレンズが前記第１の方向と逆方向に移動する際の移動量が前記所定の振幅より小さくなり、前記第２のモードにおいて、前記フォーカスレンズが前記第１の方向と対応する方向に移動する際の移動量が前記所定の振幅より大きくなることを特徴とする焦点検出装置。
2. 前記第１のモードにおいて、前記フォーカスレンズの移動量は、前記所定の振幅を超えないように設定されることを特徴とする請求項１に記載の焦点検出装置。
3. 前記制御手段は、焦点深度に応じて前記第１のモードと前記第２のモードを切り替えることを特徴とする請求項１又は２に記載の焦点検出装置。
4. 焦点深度が所定の閾値よりも小さい場合、前記制御手段は、前記第１のモードにより前記ウォブリング動作における振動の中心位置を移動するよう制御することを特徴とする請求項３に記載の焦点検出装置。
5. 焦点深度が前記所定の閾値以上の場合、前記制御手段は、前記第２のモードにより前記ウォブリング動作における振動の中心位置を移動するよう制御することを特徴とする請求項４に記載の焦点検出装置。
6. 前記制御手段は、前記フォーカスレンズが停止しているときに前記撮像素子に蓄積された電荷に基づく前記焦点信号を用いて、前記第１の方向を判定することを特徴とする請求項１乃至５のいずれか一項に記載の焦点検出装置。
7. 前記制御手段は、前回前記振動の中心位置を移動した後に生成された前記焦点信号に基づいて、前記第１の方向を判定することを特徴とする請求項１乃至６のいずれか一項に記載の焦点検出装置。
8. 前記フォーカスレンズを駆動するステッピングモータを更に有することを特徴とする請求項１乃至７のいずれか一項に記載の焦点検出装置。
9. 焦点検出装置の制御方法であって、
   撮像素子の出力信号に基づいて焦点信号を生成する信号生成ステップと、
   所定の振幅で光軸方向にフォーカスレンズを振動させるウォブリング動作を制御する制御ステップと、
   前記ウォブリング動作により前記焦点信号が増加する第１の方向を判定する判定ステップと、
   を有し、
   前記制御ステップにおいて、第１のモード又は第２のモードにより該第１の方向へ前記ウォブリング動作における振動の中心位置を移動するよう制御し、
   前記第１のモードにおいて、前記フォーカスレンズが前記第１の方向と逆方向に移動する際の移動量が前記所定の振幅より小さくなり、前記第２のモードにおいて、前記フォーカスレンズが前記第１の方向と対応する方向に移動する際の移動量が前記所定の振幅より大きくなることを特徴とする焦点検出装置の制御方法。