JP2011149973A - 光コネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸ズレ量を簡易に評価可能とする構造を有する光コネクタ装置を提供すること。
【解決手段】本発明による光コネクタ装置は、レンズと、レンズを支持するレンズ支持部と、レンズ支持部の後方に位置する基部とを備える。レンズ支持部には、2つの溝が設けられており、左右方向において、当該溝間の中心は、レンズの中心と一致している。また、基部には、収容溝が設けられており、収容溝に光ファイバが配置された状態で、光ファイバの中心と、レンズの中心とは一致するように設計されている。軸ズレを把握する際には、左右方向において、溝間の中心と収容溝の中心とが一致するかどうかを計測し、上下方向において光コネクタ装置が設計寸法通り成型されているかどうかを計測することとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバを収容する収容溝とその光ファイバに対して光学的に結合されるレンズとを有する光コネクタ装置に関する。
この種の光コネクタ装置としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1の光コネクタ装置は、光ファイバを収容するファイバガイド溝の形成されたファイバ保持部と、レンズの形成されたレンズ形成部とを備えている。ここで、ファイバ保持部とレンズ形成部とは一体形成されており、また、レンズとファイバガイド溝には位置的な対応付けがなされている。特許文献1によれば、このレンズとファイバガイド溝の対応付けにより、光ファイバとレンズとの位置合わせを簡易な組立工程にて行うことができるとされている。
特開2007−41222号公報
モールド品として光コネクタ装置を製造すると、その製造工程において光コネクタ装置に少なくとも部分的に反りが生じてしまうことがある。かかる反りによるレンズと光ファイバとの位置ズレ(軸ズレ)の問題点は、特許文献1の光コネクタ装置においても生じ得る。また、特許文献1とは異なり、レンズ形成部とファイバ保持部とを別個に形成して組み合わせることで光コネクタ装置を構成する場合においても、組み合わせ時における軸ズレの問題が生じ得る。いずれの場合にも軸ズレは、光コネクタ装置の性能に直結することであるので、そのズレ量を正確に把握する必要がある。
レンズと光ファイバの位置ズレ量(軸ズレ量)を正確に把握する方法としては、光ファイバから入力された光がレンズを透過した場合における光の減衰量を評価する方法がある。しかしながら、かかる評価には時間がかかり、コスト的にも問題がある。
そこで、本発明は、軸ズレ量を簡易に評価可能とする構造を有する光コネクタ装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、第1の光コネクタ装置として、レンズと、該レンズを支持するレンズ支持部と、該レンズ支持部の後方に位置する基部とを備える光コネクタ装置であって、
前記レンズは、前記レンズ支持部の前部に支持されており、
前記基部には、光ファイバを収容する収容溝であって前記レンズに対応するようにして前後方向に延びる前記収容溝が形成されており、
前記レンズ支持部は、前記レンズの中心を示す示唆部を有しており、
該示唆部は、前記前後方向に沿って延びるように形成されている
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第2の光コネクタ装置として、第1の光コネクタ装置であって、
前記示唆部は、前記前後方向に沿って夫々延びる2本の溝であって左右方向に並列配置された2本の溝を備えており、
前記レンズの前記左右方向の中心は、前記左右方向における該2本の溝の中間を通る線であって前記前後方向に沿って延びる線上に位置している
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第3の光コネクタ装置として、第1又は第2の光コネクタ装置であって、
前記レンズ支持部は、前面及び後面を有する略板状の形状を有しており、
前記レンズは、前記前面上に形成されており、
前記示唆部は、前記後面を後方から見た場合に視認可能となるように、前記レンズ支持部に形成されている
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第4の光コネクタ装置として、第1の光コネクタ装置であって、
前記レンズ支持部は、四角板状の台座部を有しており、
前記レンズは、該台座部の前面上に設けられており、
前記示唆部は、前記台座部のエッジのうち左右方向において対応する2つのエッジからなり、
前記レンズの前記左右方向の中心は、前記示唆部を構成する前記2つのエッジの前記左右方向における中間を通る線であって前記前後方向に沿って延びる線上に位置している
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第5の光コネクタ装置として、第1乃至第4のいずれかの光コネクタ装置であって、
前記示唆部は、前記レンズ支持部を上方から見た場合に視認可能となるように、前記レンズ支持部に形成されている
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第6の光コネクタ装置として、第1乃至第5のいずれかの光コネクタ装置であって、
前記レンズ支持部は、前記光ファイバの先端が挿入される挿入穴を有しており、
該挿入穴は、前記前後方向において前記収容溝と連続するように形成されている
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第7の光コネクタ装置として、第1乃至第6のいずれかの光コネクタ装置であって、
前記レンズ支持部及び前記基部は、夫々、略板状の形状を有しており、且つ、左方又は右方から見た場合に、略L字状に一体形成されている
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第8の光コネクタ装置として、第1乃至第7のいずれかの光コネクタ装置であって、
前記基部には、前記収容部を左右方向において挟む凹部であって前記左右方向において内側に向かって凹んだ凹部が形成されている
光コネクタ装置が得られる。
本発明によれば、レンズを支持するレンズ支持部に前後方向に沿って示唆部が形成されていることから、光コネクタ装置の上方、後方又は側方(右方若しくは左方)から光コネクタ装置を計測することで当該示唆部を頼りに軸ズレ量を評価することができる。
本発明の第1の実施の形態による光コネクタ装置を上方から見た図である。 図1の光コネクタ装置を後方から見た図である。 図1のIII−III線に沿った断面図である。但し、レンズは断面していない。 図1の光コネクタ装置に光ファイバを配置した状態を上方から見た図である。 図1の光コネクタ装置に光ファイバを配置した状態を後方から見た図である。 図4の光コネクタ装置のVI−VI線に沿った断面図である。但し、レンズは断面していない。 図1の光コネクタ装置の一部を上方から見た図である。 図1の光コネクタ装置の一部を後方から見た図である。 図1の光コネクタ装置の変形例を上方から見た図である。 図9の光コネクタ装置を後方から見た図である。 図9の光コネクタ装置のXI−XI線に沿った断面図である。但し、レンズは断面していない。 図9の光コネクタ装置に光ファイバを配置した状態を上方から見た図である。 図9の光コネクタ装置に光ファイバを配置した状態を後方から見た図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例1による光コネクタ装置を上方から見た図である。 図14の光コネクタ装置を後方から見た図である。 図14の光コネクタ装置のXVI−XVI線に沿った断面図である。但し、レンズは断面していない。 図14の光コネクタ装置に光ファイバを配置した状態を上方から見た図である。但し、レンズは断面していない。 図14の光コネクタ装置に光ファイバを配置した状態を後方から見た図である。 図14に示される光コネクタ装置のXIX−XIX線に沿った断面図である。但し、レンズは断面していない。 本発明の第2の実施の形態による光コネクタ装置を上方から見た図である。 図20の光コネクタ装置を後方から見た図である。 図20の光コネクタ装置のXXII−XXII線に沿った断面図である。但し、レンズと台座部とは断面していない。 本発明の第1の実施の形態の変形例2による光コネクタ装置を上方から見た図である。 図23の光コネクタ装置を後方から見た図で、XXIV−XXIV線に沿った断面図である。 図23のXXV−XXV線に沿った断面図である。但し、レンズは断面していない。 図23の光コネクタ装置を冶具上に配置させる様子を表す図である。 図26の光コネクタ装置に光ファイバを配置させる様子を表す図である。 図26の光コネクタ装置及び光ファイバを配置した状態と、蓋部を示す図である。 図26の光コネクタ装置と蓋部とを組み合わせた状態を表す図である。
(第1の実施の形態)
図1乃至図6に示されるように、本発明の実施の形態による光コネクタ装置は、光ファイバ100と接続されるものである。光コネクタ装置は、レンズ200と、レンズ支持部300と、基部400とを備えている。図示されている光コネクタ装置はレンズを3つ備えるものであり、図4に示されるように、3本の光ファイバ100と接続されるものである。図3に示されるように、レンズ支持部300と、基部400は共に略板状を有しており、光コネクタ装置を左右方向から見た場合に略L字状に一体形成されている。以下、本実施の形態の説明においては、中央に位置する光コネクタ装置について説明する。
図1及び図3に示されるように、レンズ支持部300は、前面302及び後面304を有している。レンズ200は、レンズ支持部300の前面302上に位置するようにレンズ支持部300と一体形成されている。レンズ支持部300の上面306には、左右方向においてレンズ200を挟むように2つの溝(示唆部)320が形成されている。溝320は、前後方向に互いに平行(並列)に延びている。図1に示されるように、本実施の形態においては、左右方向において、レンズ200の中心は、2つの溝320におけるレンズ200側の縁部322の中間を通り前後方向に延びる線L1上に位置するように形成されている。
図1、図2、図4及び図5に示されるように、基部400には光ファイバ100を収容するための収容溝420が形成されている。図1及び図2によく示されているように、収容溝420は2つの側面423から構成され、前後方向に延びている。なお、本実施の形態において、1つのレンズ200に対して1つの収容溝420が対応している。図4乃至図6に示されるように、光ファイバ100は、その端面がレンズ支持部300の後面304に当接するようにして収容溝420に収容される。光ファイバ100は、接着剤等(図示せず)により、収容溝400内に固着される。
ここで、本実施の形態における光コネクタ装置の作成方法について説明する。本実施の形態における光コネクタ装置に用いられるレンズ200、レンズ支持部300及び基部400夫々の寸法は、収容溝420に光ファイバ100が配置された状態(図4参照)で光ファイバ100の中心とレンズ200の中心とが一致するように、予め設計されているものである。従って、寸法通りに作成された光コネクタ装置に対して適切に光ファイバ100を配置すれば、光ファイバ100の中心とレンズ200の中心とは一致する。
図1乃至図6に示される光コネクタ装置は、例えば、一体成型又は、別体で成型した後に組み立てることにより作成される。一体成型により作成する場合、レンズ200及びレンズ支持部300からなるレンズ側部位を作る金型(金型1)と、基部400からなるファイバ側部位を作るための金型(金型2)とを用いて成型する。ここで、金型1と金型2とを合わせる際に、例えば、金型同士の合わせ目の位置がずれた状態で樹脂が注入された場合や、成型後の光コネクタ装置に反りが生じてしまった場合、光コネクタ装置のレンズ200の中心と、収容溝420に配置された光ファイバ100の中心とがずれる「軸ズレ」を起こす恐れがあり、光コネクタ装置の性能が著しく損なわれてしまう。一方、レンズ側部位とファイバ側部位とを別体で成型した後に両者を組み立てることにより光コネクタ装置を作成する場合についても、組み立て後のレンズ側部位とファイバ側部位との位置関係がずれていると、上記と同様に軸ズレを起こす恐れがあり、光コネクタ装置の性能が著しく損なわれてしまう。このような軸ズレは、いずれも、作成された光コネクタ装置のレンズ側部位とファイバ側部位の寸法や、互いの位置関係が設計されたものとは異なっていることに起因するものである。
本実施の形態によれば、上述した光コネクタ装置の構造を利用することにより、成型後の光コネクタ装置に生じた軸ズレを計測することができる。本実施の形態において、軸ズレは、左右方向の軸ズレと、上下方向の軸ズレとに分けて計測し、評価する。以下、計測方法について説明する。
左右方向の軸ズレの把握方法としては、図7及び図8に示されるように、レンズ支持部300の溝320間の中心M1(縁部322間の中心)と、収容溝420の中心M2(縁部422間の中心)とが一致しているかどうかを計測する。本実施の形態による溝320は、光コネクタ装置の上方及び後方の両方から認識することができるため、いずれの方向からも計測することができる。
なお、左右方向におけるレンズ200のエッジ110間の中心M3と、収容溝420の中心M2とが一致しているか否かを計測することにより、左右方向の軸ズレを把握することができるが、透明なレンズ200のエッジ110を正確に把握することは困難である。そこで、上述したように予めレンズ200の中心と一致するように設計され且つ把握が容易な溝320を利用することにより、左右方向の軸ズレを正確かつ容易に把握することができる。
一方、上下方向の軸ズレの把握方法としては、図8に示されるように、基部400の底面402から収容溝の頂点424までの高さH1、基部400の底面402から基部400の上面426までの高さH2、基部400の底面402からレンズ支持部300の上面306までの高さH3を夫々計測し、設計値(レンズ200の中心と収容溝420内に配置された光ファイバ100の中心とが一致するように形成し、あらかじめ設定してある値)と計測値との差を評価することにより、設計通りの寸法に仕上がっているか否かを確認する。これにより、上下方向の軸ズレを把握することができる。なお、高さH1〜H3は、光コネクタ装置の後方から計測することとしてもよいし、光コネクタ装置の上方から頂点424、上面426及び上面306までの焦点深度を測定することにより計測することとしてもよい。
以上、説明したように、本実施の形態による光コネクタ装置によれば、左右方向の軸ズレについては溝320を利用し、上下方向の軸ズレについては基部底面からの高さH1〜H2(図8参照)を利用することにより、軸ズレを正確かつ容易に把握することができる。特に、本実施の形態によれば、左右方向の軸ズレ及び上下方向の軸ズレのいずれも、上方又は後方のどちらからも計測することができる。また、本実施形態による光コネクタ装置によれば、レンズを透過した光の減衰量を評価するといった複雑な評価方法を用いずとも、軸ズレを簡易に評価することができる。
なお、図9乃至図13に示されるように、収容溝420aの変形例として、2つの側面423に加えて、垂直な側面423a及び斜辺423bとで構成されるものとしてもよい。かかる構造により、光ファイバ100の左右方向への位置ずれを防止することができる。この場合においても、収容溝420aの寸法を、収容溝420aに配置された光ファイバ100の中心とレンズ200の中心とが一致するようなものに予め設計しておくこととすればよい。また、軸ズレの計測方法についても、左右方向の軸ズレの把握方法については、溝320間の中心(縁部322間の中心)と、収容溝420aの中心(縁部422a間の中心)とが一致しているか否かを確認することとすればよく、上下方向の軸ズレの把握方法については、上述したものと同様の方法で行うことができる。
(第1の実施の形態の変形例1)
図14乃至図19に示されるように、第1の実施の形態の変形例1による光コネクタ装置のレンズ支持部300aには、光ファイバ100の先端が挿入される挿入穴330が設けられている。なお、レンズ支持部300a以外の構成については、第1の実施の形態による光コネクタ装置と同様であるため、同一の構成要素については同一の参照符号を付しその説明は省略する。
図14乃至図16に示されるように、挿入穴330は、レンズ支持部300aの後面304から前方へ窪むようにして形成されている。挿入穴330と収容溝420とは、連続するように形成されている。図17乃至図19に示されるように、光ファイバ100は、挿入穴330の奥部332に当接するようにして挿入穴330に挿入され、収容溝420内に収容される。これにより、光ファイバ100の先端が浮き上がることなく光コネクタ装置に固定され、より確実に軸ズレを防止することができる。本実施の形態による挿入穴330は、収容溝420と同一形状であるが、挿入穴330の形状は光ファイバ100の外径とほぼ同一か、それより若干大きめの外径を有する丸穴形状でもよい。
本実施の形態において、溝320及び基部400の構成は、第1の実施の形態による光コネクタ装置と同様であるため、軸ズレの計測についても、第1の実施の形態で用いた方法を利用することができる。
(第2の実施の形態)
図20乃至図22に示されるように、第2の実施の形態による光コネクタ装置のレンズ支持部300bには、第1の実施の形態における溝320(図1参照)は設けられておらず、四角板状の台座部340が設けられている。なお、レンズ支持部300b以外の構成については、第1の実施の形態による光コネクタ装置と同様であるため、同一の構成要素については同一の参照符号を付しその説明は省略する。
図20及び図22に示されるように、台座部340は、レンズ支持部300bの前面302に設けられている。台座部340の前面には、レンズ200が設けられている。本実施の形態において、台座部340の左右方向におけるエッジ342は、上述した第1の実施の形態の縁部322(図1参照)と同様に機能する。即ち、左右方向において、レンズ200の中心は、台座部340両端に位置するエッジ342の中間を通る線L2上に位置している。
本実施の形態による光コネクタ装置の、軸ズレの計測方法としては、左右方向の軸ズレの把握方法としては、台座部340両端に位置するエッジ342の中心と、収容溝の端部422同士の中心とが一致しているかどうかを計測する。一方、縦方向の軸ズレの把握方法としては、第1の実施の形態と同様である。
(第1の実施の形態の変形例2)
図23乃至図29に示されるように、本発明の第1の実施の形態の変形例2による光コネクタ装置の基部400bには凹部430が設けられている。なお、基部400b以外の構成については、第1の実施の形態による光コネクタ装置と同様であるため、同一の構成要素については同一の参照符号を付しその説明は省略する。
図23乃至図25に示されるように、凹部430は、収容溝420を左右方向において挟むようにして基部400bに設けられており、互いに収容溝420の内側へ凹むように形成されている。
本実施の形態において、溝320及び基部400の構成は、第1の実施の形態による光コネクタ装置と同様であるため、軸ズレの計測についても、第1の実施の形態で用いた方法を利用することができる。
図26乃至図29に示されるように、本実施の形態においては、図29に示されるように、光ファイバ100を光コネクタ装置と蓋部600によって挟みこむことにより、当該光ファイバ100を固定する。固定には、図26に示される冶具500を用いる。冶具500は、2本の位置決め部510が設けられている。位置決め部510は、光コネクタ装置の凹部430(図23参照)に対応する場所に立設されている。位置決め部の先端には、光コネクタ装置及び蓋部600が、冶具500上にスムーズにセットできるように、互いに内側へ傾斜した傾斜部512が設けられている。
蓋部600には2つの凹部630が設けられており、略H字状の形状を有している。図26に示されるように、基部400bの凹部430の夫々が位置決め部510を沿うようにして、光コネクタ装置は冶具500上に配置される。次に、図27に示されるように、光ファイバ100を収容溝420に収容させる。更に、図28に示されるように、蓋部600の凹部630の夫々が位置決め部510を沿うようにして、蓋部600は光コネクタ装置及び光ファイバ100上へ配置される。図示されるように、光ファイバ100は、蓋部600及び光コネクタ装置に挟まれた状態で保持される。この状態で、収容溝420の凹部430と蓋部600の凹部630とは互いに対応している。本実施の形態による光コネクタ装置は、上述した第1乃至第3の実施の形態による光コネクタ装置のように、光ファイバ100の固定に接着剤を用いないため、光ファイバ100の交換が容易である。なお、蓋部600及び光コネクタ装置を挟んだ状態を保持する手段にとしては、従来のロック機構等が適用可能である。また、蓋部600の変形例としては、蓋部600のうち、光ファイバ100と接する面(底面602)に弾性体を設けたり、蓋部600自体を樹脂などの弾性体で構成したりしてもよい。これにより、光ファイバ100をより強固に光コネクタ装置に保持させることができる。
100 光ファイバ
110 エッジ
200 レンズ
300、300a、300b レンズ支持部
302 前面
304 後面
306 上面
320 溝(示唆部)
322 縁部
330 挿入穴
340 台座部
342 エッジ
332 奥部
400、400a、400b 基部
402 底面
420、420a 収容溝
422、422a 縁部
423、423a 側面
424、424a 頂点
426 上面
430 凹部
500 冶具
510 位置決め部
600 蓋部
602 底面
630 凹部

Claims (8)

  1. レンズと、該レンズを支持するレンズ支持部と、該レンズ支持部の後方に位置する基部とを備える光コネクタ装置であって、
    前記レンズは、前記レンズ支持部の前部に支持されており、
    前記基部には、光ファイバを収容する収容溝であって前記レンズに対応するようにして前後方向に延びる前記収容溝が形成されており、
    前記レンズ支持部は、前記レンズの中心を示す示唆部を有しており、
    該示唆部は、前記前後方向に沿って延びるように形成されている
    光コネクタ装置。
  2. 請求項1記載の光コネクタ装置であって、
    前記示唆部は、前記前後方向に沿って夫々延びる2本の溝であって左右方向に並列配置された2本の溝を備えており、
    前記レンズの前記左右方向の中心は、前記左右方向における該2本の溝の中間を通る線であって前記前後方向に沿って延びる線上に位置している
    光コネクタ装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の光コネクタ装置であって、
    前記レンズ支持部は、前面及び後面を有する略板状の形状を有しており、
    前記レンズは、前記前面上に形成されており、
    前記示唆部は、前記後面を後方から見た場合に計測可能となるように、前記レンズ支持部に形成されている
    光コネクタ装置。
  4. 請求項1記載の光コネクタ装置であって、
    前記レンズ支持部は、四角板状の台座部を有しており、
    前記レンズは、該台座部の前面上に設けられており、
    前記示唆部は、前記台座部のエッジのうち左右方向において対応する2つのエッジからなり、
    前記レンズの前記左右方向の中心は、前記示唆部を構成する前記2つのエッジの前記左右方向における中間を通る線であって前記前後方向に沿って延びる線上に位置している
    光コネクタ装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の光コネクタ装置であって、
    前記示唆部は、前記レンズ支持部を上方から見た場合に計測可能となるように、前記レンズ支持部に形成されている
    光コネクタ装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の光コネクタ装置であって、
    前記レンズ支持部は、前記光ファイバの先端が挿入される挿入穴を有しており、
    該挿入穴は、前記前後方向において前記収容溝と連続するように形成されている
    光コネクタ装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の光コネクタ装置であって、
    前記レンズ支持部及び前記基部は、夫々、略板状の形状を有しており、且つ、左方又は右方から見た場合に、略L字状に一体形成されている
    光コネクタ装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の光コネクタ装置であって、
    前記基部には、前記収容溝を左右方向において挟む凹部であって前記左右方向において内側に向かって凹んだ凹部が形成されている
    光コネクタ装置。
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