JP2011149803A - 放射性廃棄物の固化処理システムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】混練体の粘度に対応して回転数を変化させることにより、良好なセメント固化体を形成することができる放射性廃棄物の固化処理技術を提供する。
【解決手段】放射性廃棄物の固化処理システムにおいて、放射性廃棄物、セメント、混練水を撹拌する容器34及び回転翼33の組み合わせにより決定される特性値の格納部42と、回転翼33に連結する回転軸32のトルクを検出するトルク検出部47と、回転軸32の回転速度及び前記トルクから動力数を演算する演算部48と、前記動力数を前記特性値に近づかせる前記回転速度の変更部45と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】放射性廃棄物の固化処理システムにおいて、放射性廃棄物、セメント、混練水を撹拌する容器34及び回転翼33の組み合わせにより決定される特性値の格納部42と、回転翼33に連結する回転軸32のトルクを検出するトルク検出部47と、回転軸32の回転速度及び前記トルクから動力数を演算する演算部48と、前記動力数を前記特性値に近づかせる前記回転速度の変更部45と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、原子力施設等で発生する放射性廃棄物の処理に関連し、固形化材であるセメントに安定に固定させる放射性廃棄物の固化処理技術に関する。
原子炉の一次系冷却材を浄化するイオン交換樹脂は、溶離操作によって再生処理される。このときに排出される硫酸ナトリウム含有廃液は、多量の金属イオンや放射性核種を含むため、この廃液は減容および安定化のために各種処理が行われる。
そのような処理法の一つとして、廃液を乾燥粉体化して減容し、ドラム缶の容器内部でセメント等の固形化材とともに混練し固化する方法が実用化されている(例えば、特許文献1)。
一方、この硫酸ナトリウム含有廃液及びその乾燥粉体は放射線量があり、人のアクセスを制限するものであることから、遠隔操作が可能でかつメンテナンス性の良い固化技術が望まれる。
そのような処理法の一つとして、廃液を乾燥粉体化して減容し、ドラム缶の容器内部でセメント等の固形化材とともに混練し固化する方法が実用化されている(例えば、特許文献1)。
一方、この硫酸ナトリウム含有廃液及びその乾燥粉体は放射線量があり、人のアクセスを制限するものであることから、遠隔操作が可能でかつメンテナンス性の良い固化技術が望まれる。
ところで、近年の原子力施設における操業実態において、排出される放射性廃液の組成は、硫酸ナトリウム濃度が低く、酸化鉄等の固形分濃度が高くなる傾向がある。このように固形分濃度が高い場合、容器内部での混練時の粘度が上昇してセメントの分散性低下やブリージング発生を引き起こし、最終的なセメント固化体の強度低下が懸念される。
さらに、放射性廃液に含まれる鉄化合物に非結晶性の水酸化鉄が多く存在すると、乾燥処理が困難となり、かつセメントの固化も妨げられることになり最終的なセメント固化体の強度低下が懸念される。
このような場合、従来では、ドラム缶に投入する放射性の乾燥粉体やセメント等の分量を制限する必要があった。
このような場合、従来では、ドラム缶に投入する放射性の乾燥粉体やセメント等の分量を制限する必要があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、混練体の粘度に対応して回転速度を変化させることにより、良好なセメント固化体を形成することができる放射性廃棄物の固化処理技術を提供することを目的とする。
本発明に係る放射性廃棄物の固化処理システムは、放射性廃棄物、セメント、混練水を撹拌する容器及び回転翼の組み合わせにより決定される特性値の格納部と、前記回転翼に連結する回転軸のトルクを検出するトルク検出部と、前記回転軸の回転速度及び前記トルクから動力数を演算する演算部と、前記動力数を前記特性値に近づかせる前記回転速度の変更部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、混練体の粘度に対応して回転速度を変化させることにより、良好なセメント固化体を形成することができる放射性廃棄物の固化処理技術が提供される。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示されるように放射性廃棄物の固化処理システムは、放射性廃液を乾燥粉体にする前処理装置10と、この乾燥粉体、セメント及び水をドラム缶(容器)に投入して混練・固化させる混練装置30と、この混練装置30の制御部40とから構成される。
なお、前記放射性廃液は、乾燥粉体を経ないでドラム缶(容器)に直接投入されて混練される場合もある。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示されるように放射性廃棄物の固化処理システムは、放射性廃液を乾燥粉体にする前処理装置10と、この乾燥粉体、セメント及び水をドラム缶(容器)に投入して混練・固化させる混練装置30と、この混練装置30の制御部40とから構成される。
なお、前記放射性廃液は、乾燥粉体を経ないでドラム缶(容器)に直接投入されて混練される場合もある。
前処理装置10は、廃液を供給する廃液供給ライン11と、過酸化水素水を供給する分解剤供給部12と、供給された廃液を貯蔵するとともに含まれる有機酸が過酸化水素水で分解されて炭酸ガスと水になる貯蔵槽13と、この分解反応を促進するために廃液を循環させるとともにオゾン発生器15から供給されるオゾンガスを気液混合状態で移送する過流ポンプ14と、分解処理した廃液を加熱し水分を蒸発させて含まれる硫酸ナトリウム及び金属化合物等を乾燥粉体化する乾燥処理部16と、蒸発した水分を水に戻す復水器17と、この戻された水を移送する復水移送ライン18と、アルカリ剤投入部19とから構成されている。
ここで、貯蔵槽13の廃液は、上述した処理によりpH10程度に保持される。このpH領域において鉄化合物は、非結晶性(非晶性)の水酸化鉄として安定に存在する。
この水酸化鉄(Fe(OH)2)は、乾燥処理部16における固液分離性を悪化させるものであるので、酸化鉄(Fe2O3)に転換されることが望まれる。
この水酸化鉄(Fe(OH)2)は、乾燥処理部16における固液分離性を悪化させるものであるので、酸化鉄(Fe2O3)に転換されることが望まれる。
アルカリ剤投入部19は、水酸化ナトリウム等のアルカリ剤を投入して、貯蔵槽13の水素イオン指数をpH12程度に保持させるものである。
このように、アルカリ剤投入部19により貯蔵槽13のpH調整をして、廃液をpH12で50℃に保持することで、非結晶性の水酸化鉄を酸化鉄に転換することができる。
このように、アルカリ剤投入部19により貯蔵槽13のpH調整をして、廃液をpH12で50℃に保持することで、非結晶性の水酸化鉄を酸化鉄に転換することができる。
これを反応式で整理すると、次の(化1)〜(化3)式のようになる。
すなわち、水酸化鉄の生成(化1)、(化2)があり、これをpH12程度のアルカリ性にすると、ルシャトリエの平衡の法則に沿って(化3)式の平衡が右に片寄り酸化鉄Fe3O4が生成することがわかる。
すなわち、水酸化鉄の生成(化1)、(化2)があり、これをpH12程度のアルカリ性にすると、ルシャトリエの平衡の法則に沿って(化3)式の平衡が右に片寄り酸化鉄Fe3O4が生成することがわかる。
Fe→Fe(OH)+→Fe(OH)2+ ・・・(化1)
Fe(OH)2+ = γ―FeOOH +H+ ・・・・(化2)
6γ―FeOOH+3H+ +OH− =2Fe3O4 +5H2O・・・(化3)
所定のpH値に到達した後、貯蔵槽13から一定時間毎に廃液のサンプリングを行い、X線回折装置により結晶形態を調べたところ、そのような転換が確認され、乾燥処理の容易化も認められた。
Fe(OH)2+ = γ―FeOOH +H+ ・・・・(化2)
6γ―FeOOH+3H+ +OH− =2Fe3O4 +5H2O・・・(化3)
所定のpH値に到達した後、貯蔵槽13から一定時間毎に廃液のサンプリングを行い、X線回折装置により結晶形態を調べたところ、そのような転換が確認され、乾燥処理の容易化も認められた。
また、乾燥処理部16には、ガスパージ部Pが設けられている。このガスパージ部Pは、通常、窒素ガスをパージしながら投入された廃液を乾燥粉末化させるものであるが、酸化性の酸素ガス(O2)をパージすることによって、残存した水酸化鉄を酸化鉄に転換されることが確認できた。
これを反応式で整理すると次の(化4)、(化5)式のようになる。
すなわち、水分存在下では水酸化鉄の一部は(化4)の状態で存在している。乾燥機に投入して伝熱面で加熱乾燥させながら酸化性ガスの酸素で水分を除去する。さらに(化3)または(化4)式の平衡が右に片寄り酸化鉄Fe2O3およびFe3O4が生成することがわかる。
すなわち、水分存在下では水酸化鉄の一部は(化4)の状態で存在している。乾燥機に投入して伝熱面で加熱乾燥させながら酸化性ガスの酸素で水分を除去する。さらに(化3)または(化4)式の平衡が右に片寄り酸化鉄Fe2O3およびFe3O4が生成することがわかる。
Fe→Fe(OH)+→[Fea 2+Feb 3+Ox(OH)y](2a+3b-2x-y)+ ・・・(化4)
[Fea 2+Feb 3+Ox(OH)y](2a+3b-2x-y)++ O2= Fe2O3 + H2O・・・(化5)
(a+b=1、2a+3b-2x−y>0、x,y:任意の整数、を満たす組み合わせ)
[Fea 2+Feb 3+Ox(OH)y](2a+3b-2x-y)++ O2= Fe2O3 + H2O・・・(化5)
(a+b=1、2a+3b-2x−y>0、x,y:任意の整数、を満たす組み合わせ)
そして、前処理装置10で生成した乾燥粉体は、乾燥粉体ホッパ23に蓄積されて計量器24により所定量がドラム缶(容器)に投入される。なお、前処理装置10で生成した直後の放射性廃棄物は、高温となっているが、セメントの硬化が速くならないように、この温度が5〜30℃の範囲に調整されてから容器34に投入することとする。
また、混練水及びセメントについても、ホッパ21,25にそれぞれ蓄積されて、計量器22,26により所定量がドラム缶(容器34)に投入される。なお、使用されるセメントは、ポルトランドセメント又は高炉セメントであることが望ましい。
また、ドラム缶(容器34)に投入されるものとしては、上述したもの以外に、焼却灰、放射能汚染された固形物、混練性を向上させる流動化材等が投入される場合もある。なお、そのような流動化材としては、縮合リン酸ナトリウム又は炭酸化合物が挙げられる。
また、ドラム缶(容器34)に投入されるものとしては、上述したもの以外に、焼却灰、放射能汚染された固形物、混練性を向上させる流動化材等が投入される場合もある。なお、そのような流動化材としては、縮合リン酸ナトリウム又は炭酸化合物が挙げられる。
図2に示されるように、混練装置30は、モータMにより軸回転する回転軸32に連結する回転翼33と、この回転軸32のねじり応力を検出するトルクセンサ31と、モータMを支持して上下動させるとともに回転翼33を容器34の内外の位置に保持させるスタンド35とから構成される。
このように混練装置30が構成されることにより、ホッパ21,23,25(図1)の計量器22,24,26からそれぞれドラム缶(容器34)に投入される混練水、放射性廃棄物、セメントは、回転翼33により撹拌されて均一化する。
そして、均一化した混練水、放射性廃棄物、セメントの混練体は、回転翼33が引き上げられた後、容器34に収容されたまま、養生固化される。
そして、均一化した混練水、放射性廃棄物、セメントの混練体は、回転翼33が引き上げられた後、容器34に収容されたまま、養生固化される。
制御部40は、図2に示されるように、選定部41と、格納部42と、目標値設定部43と、開始信号入力部44と、回転速度変更部45と、モータ駆動部46と、トルク検出部47と、演算部48と、比較部49と、時間計測部51と、昇降部52とから構成されている。
このように制御部40が構成されることで、オペレータ操作により、混練動作の開始信号が入力部44に入力されると、昇降部52によりスタンド35が動作して回転翼33が容器34に挿入される。そして、モータ駆動部46から回転翼33に予め定められた初期回転速度が付与された後は、トルクセンサ31で検知したトルク信号をトルク検出部47で検出し、回転翼33の回転速度をモータ駆動部46で適宜変化させる。
このように検出されたトルク信号に基づいて、回転翼33の回転速度を制御することにより、粘度の異なる混練体であっても、撹拌条件が自動的に最適化され、良好なセメント固化体を形成可能にする。
このように検出されたトルク信号に基づいて、回転翼33の回転速度を制御することにより、粘度の異なる混練体であっても、撹拌条件が自動的に最適化され、良好なセメント固化体を形成可能にする。
選定部41は、混練装置30にセッティングされている容器34(ドラム缶)及び回転翼33の組み合わせを選定するものである。
ここで、容器34の内径、深さ、邪魔板(図示略)の有無、そして回転翼33のプロペラの形状、枚数、段数等は、任意設計事項であって、この組み合わせによって、混練体の混練特性が異なることになる。
ここで、容器34の内径、深さ、邪魔板(図示略)の有無、そして回転翼33のプロペラの形状、枚数、段数等は、任意設計事項であって、この組み合わせによって、混練体の混練特性が異なることになる。
図3に示されるa〜eの特性グラフは、それぞれ異なる5種類の組み合わせの動力数Np−レイノルズ数NReの関係を重ね書きしたものである(出展:化学工学II 大山義年 岩波新書 P188)。
このように、動力数Npは一種の抵抗係数であるために、抵抗係数がレイノルズ数NReの関数であるように、動力数Npもレイノルズ数NReの関数として示される。
このように、動力数Npは一種の抵抗係数であるために、抵抗係数がレイノルズ数NReの関数であるように、動力数Npもレイノルズ数NReの関数として示される。
縦軸の動力数Np(power number)は無次元数であり次の数式で表される。
Np=P・g/n3 D5 ρ ・・・(数1)
横軸のレイノルズ数NReは次式で表される。
NRe=nD2ρ/μ ・・・(数2)
ここで、PはモータMからの動力、gは重力加速度、nは回転速度、Dは回転翼の直径、ρは混練体の密度、μは混練体の粘度を示している。
そして、検出されるトルクの値をTとすると、
P=n・T ・・・(数3)
で示される。
Np=P・g/n3 D5 ρ ・・・(数1)
横軸のレイノルズ数NReは次式で表される。
NRe=nD2ρ/μ ・・・(数2)
ここで、PはモータMからの動力、gは重力加速度、nは回転速度、Dは回転翼の直径、ρは混練体の密度、μは混練体の粘度を示している。
そして、検出されるトルクの値をTとすると、
P=n・T ・・・(数3)
で示される。
格納部42(図2)は、容器34(ドラム缶)及び回転翼33の組み合わせにより決定される特性値を格納するものである。
ここで、特性値とは、図3に示されるように、容器34及び回転翼33の組み合わせから実験によって一意的に導かれる特性グラフから得られるものであって、混練特性を特徴付けるデータである。つまり、実際に使用されている大きさ又は縮小・拡大比率の模擬的なサンプルを用いて、容器34及び回転翼33の組み合わせにおける特性グラフを予め実験によって作成し、この特性グラフから得られる特性値を格納部42に格納する。
目標値設定部43は、後記する演算部48で導かれる制御対象値の制御目標値を設定するものである。
ここで、発明者らは、良好なセメント固化体が形成されるか否かの結果は、混練体の粘度値や容器34及び回転翼33の組み合わせにかかわらず、混練時のレイノルズ数が所定の数値範囲内に在るか否かに依存していることを見出した(後記する実験例3,実験例4を参照)。
ここで、特性値とは、図3に示されるように、容器34及び回転翼33の組み合わせから実験によって一意的に導かれる特性グラフから得られるものであって、混練特性を特徴付けるデータである。つまり、実際に使用されている大きさ又は縮小・拡大比率の模擬的なサンプルを用いて、容器34及び回転翼33の組み合わせにおける特性グラフを予め実験によって作成し、この特性グラフから得られる特性値を格納部42に格納する。
目標値設定部43は、後記する演算部48で導かれる制御対象値の制御目標値を設定するものである。
ここで、発明者らは、良好なセメント固化体が形成されるか否かの結果は、混練体の粘度値や容器34及び回転翼33の組み合わせにかかわらず、混練時のレイノルズ数が所定の数値範囲内に在るか否かに依存していることを見出した(後記する実験例3,実験例4を参照)。
つまり、図3において、好適なレイノルズ数をX軸上のB矢示点とすると、特性グラフを介して相関関係を有するY軸上の動力数Npが特性値として制御目標値に設定される。 この図3においては、好適なレイノルズ数を測定誤差を考慮して、NRe=770±50の範囲で設定している(後記する実験例3,実験例4を参照)。これにより、粘度に違いのある混練体を同一の混練装置30で良好に処理することができる。
演算部48は、モータ駆動部46で設定されている回転軸32の回転速度nと、トルク検出部47で検出されたトルクTとから、前記(数1)及び(数3)式に基づいて動力数Npを演算するものである。この演算部48で演算された動力数Npが、上述したように制御対象値となる。
比較部49は、目標値設定部43で設定された制御目標値(特性値)と、演算部48で演算された制御対象値(動力数Np)とを対比するものである。そして、この制御目標値と制御対象値との偏差が規定値を超えると、比較部49は、回転速度nの変更を指示する信号を回転速度変更部45に送る。
回転速度変更部45は、混練開始時において、モータ駆動部46を初期回転速度n0で駆動させる。そして、上述した比較部49からの指示によって、演算部48で導かれる動力数Npが、制御目標の特性値に近づくように、モータ駆動部46に対する回転速度nの設定を変更する。
具体的には、初期回転速度n0が付与された際に、想定よりも混練体の粘度が高い場合、想定よりもトルクTが高く検出されることになる。
ここで、図3の特性グラフeに注目すると、演算部48で導かれる動力数Npは、制御目標値よりも大きくなるので、レイノルズ数NReはA矢示周辺の値となる。
そこで、回転速度変更部45は、回転速度nを上げてトルクTを下げ、新たに演算される動力数Npが制御目標値に近づくようにして、B矢示のレイノルズ数NReになるようにする。
ここで、図3の特性グラフeに注目すると、演算部48で導かれる動力数Npは、制御目標値よりも大きくなるので、レイノルズ数NReはA矢示周辺の値となる。
そこで、回転速度変更部45は、回転速度nを上げてトルクTを下げ、新たに演算される動力数Npが制御目標値に近づくようにして、B矢示のレイノルズ数NReになるようにする。
時間計測部51は、混練開始から混練終了までの期間を設定するもので、この設定された期間内にトルクTに基づく回転速度nの制御が実行される。そして、この期間が満了して混練が終了すると、モータ駆動部46に対し回転速度nが低速になるように指示を出し、昇降部52に対し、回転翼33を容器34から引き上げるように指示を出す。
この引き上げの際は、混練体が回転翼33の上に残留しないようにかつ容器34の外に飛び出さないように、回転速度を20〜40min-1の範囲に変更し、20秒以上の時間をかける。
この引き上げの際は、混練体が回転翼33の上に残留しないようにかつ容器34の外に飛び出さないように、回転速度を20〜40min-1の範囲に変更し、20秒以上の時間をかける。
次に、図4(適宜、図1、図2参照)に基づいて放射性廃棄物の固化処理システムの動作説明を行う。
まず、容器34及び回転翼33の組み合わせにより決定される特性グラフを作成し、その特性値のデータを格納部42に格納する(S10)。次に、オペレータが格納部42に格納されているものの中から、実際に適用される容器34及び回転翼33の組み合わせを選定する(S11)。これにより、適用された組み合わせに対応する特性グラフの特性値が呼び出され、制御目標値として設定される(S12、S13)。
まず、容器34及び回転翼33の組み合わせにより決定される特性グラフを作成し、その特性値のデータを格納部42に格納する(S10)。次に、オペレータが格納部42に格納されているものの中から、実際に適用される容器34及び回転翼33の組み合わせを選定する(S11)。これにより、適用された組み合わせに対応する特性グラフの特性値が呼び出され、制御目標値として設定される(S12、S13)。
次に、容器34(ドラム缶)を混練装置30にセットして、ホッパ21から計量器22を経由して所定量の混練水を投入する(S14,S15)。そして、昇降部52を動作させて回転翼33を容器34に挿入し、混練水に浸漬させた状態で初期回転速度n0の回転を付与する(S16,S17)。
この状態で、ホッパ23から計量器24を経由して所定量の乾燥粉体を容器34に投入し、ホッパ25から計量器26を経由して所定量のセメントを容器34に投入する(S18,S19)。
この状態で、ホッパ23から計量器24を経由して所定量の乾燥粉体を容器34に投入し、ホッパ25から計量器26を経由して所定量のセメントを容器34に投入する(S18,S19)。
混練体の全ての成分が容器34に投入されたところで、回転翼33に連結する回転軸32のトルクTを検出部47で検出する(S20)。次に、回転軸32の回転速度n及びトルクTから、前記した(数1)及び(数3)式に基づき、演算部48で動力数Npを演算する(S21)。
そして、この演算された動力数Np(制御対象値)と、目標値設定部43で設定された特性値(制御目標値)とを対比してその偏差が規定値を超えた場合(S22:No)、回転速度変更部45において回転速度nの設定を変更する(S22:No,S23)。
そして、次に演算される動力数Npを制御目標値(特性値)に近づかせ(S22:Yes)、前記したS20からS22のフローを規定時間が経過するまで繰り返す(S22:Yes)。これにより、混練体は、各成分の撹拌が良好に実行される最適レイノルズ数の条件下、連続的に規定時間にわたり混練されることになる(S24:No)。
そして、時間計測部51において混練開始から規定時間の経過を認識したところで(S24:Yes)、回転速度を減速させ(S25)、昇降部52を動作させて回転翼33を引き上げる(S26)。
そして、次に演算される動力数Npを制御目標値(特性値)に近づかせ(S22:Yes)、前記したS20からS22のフローを規定時間が経過するまで繰り返す(S22:Yes)。これにより、混練体は、各成分の撹拌が良好に実行される最適レイノルズ数の条件下、連続的に規定時間にわたり混練されることになる(S24:No)。
そして、時間計測部51において混練開始から規定時間の経過を認識したところで(S24:Yes)、回転速度を減速させ(S25)、昇降部52を動作させて回転翼33を引き上げる(S26)。
まず、実験例1として、鉄化合物を含まないほぼ100%のNa2SO4を乾燥粉体とした場合の粘度値を評価する。
図5で示される各成分(セメント、混練水、乾燥粉体(Na2SO4))を、三種類の配合比により(No1〜No3)、ラボスケールの3L容量の容器で調整した。
そして、図6に示すように、それぞれの配合比(No1〜No3)について、回転粘度計により常温(25℃)で60分間にわたり連続的に粘度計測した。
図5で示される各成分(セメント、混練水、乾燥粉体(Na2SO4))を、三種類の配合比により(No1〜No3)、ラボスケールの3L容量の容器で調整した。
そして、図6に示すように、それぞれの配合比(No1〜No3)について、回転粘度計により常温(25℃)で60分間にわたり連続的に粘度計測した。
次に、実験例2として、鉄化合物とNa2SO4を混合させた乾燥粉体とした場合の粘度値を評価する。
図7で示される各成分(セメント、混練水、乾燥粉体(Na2SO4,鉄化合物)を、5種類の配合比により(No4〜No8)、ラボスケールの3L容量の容器で調整した。
そして、図8に示すように、それぞれの配合比(No4〜No8)について、回転粘度計により常温(25℃)で60分間にわたり連続的に粘度計測した。
図7で示される各成分(セメント、混練水、乾燥粉体(Na2SO4,鉄化合物)を、5種類の配合比により(No4〜No8)、ラボスケールの3L容量の容器で調整した。
そして、図8に示すように、それぞれの配合比(No4〜No8)について、回転粘度計により常温(25℃)で60分間にわたり連続的に粘度計測した。
実験例1と実験例2の結果より、乾燥粉体中の鉄化合物(Fe2O3,Fe(OH)2)の濃度が高いほど、混練体が高粘性を示し、混練性の低下が示唆される。
そして、図7、図8のNo4とNo8の配合から得られる情報では、水酸化鉄(Fe(OH)2)の存在は、混練体の粘度に影響を与えないというものである。しかし、混練後に養生して得られるセメント固化体は、強度低下が明らかに認められた。
そして、図7、図8のNo4とNo8の配合から得られる情報では、水酸化鉄(Fe(OH)2)の存在は、混練体の粘度に影響を与えないというものである。しかし、混練後に養生して得られるセメント固化体は、強度低下が明らかに認められた。
次に、実験例3として、鉄化合物を含まないほぼ100%のNa2SO4を乾燥粉体とした場合の混練性を評価する。
実施スケールの200L容量の容器を備える混練装置の試作機を作製した。
そして、乾燥粉体(Na2SO4)の質量を100kgとして、その他の成分(セメント、混練水)の配合比を図5(No2)に準拠した。
実施スケールの200L容量の容器を備える混練装置の試作機を作製した。
そして、乾燥粉体(Na2SO4)の質量を100kgとして、その他の成分(セメント、混練水)の配合比を図5(No2)に準拠した。
このセメント、混練水、乾燥粉体の配合体に対し、複数の異なる回転速度で混練を実行し、それぞれの混練の終了後に養生して複数のセメント固化体を作製した。
このように混練時の回転速度を相違させて作製された複数のセメント固化体のうち、強度の最も優れているものは、回転速度が101±10 rpmで混練されたものであり、この時のレイノルズ数は770±70であることが判明した。
このように混練時の回転速度を相違させて作製された複数のセメント固化体のうち、強度の最も優れているものは、回転速度が101±10 rpmで混練されたものであり、この時のレイノルズ数は770±70であることが判明した。
次に、実験例4として、鉄化合物とNa2SO4を混合させた乾燥粉体とした場合の混練性を評価する。
実施スケールの200L容量の容器に、Na2SO4及びFe2O3の重量比が1:1である100kgの乾燥粉体と、配合比が図7(No5)に準拠するその他の成分(セメント、混練水)とを投入する。
実施スケールの200L容量の容器に、Na2SO4及びFe2O3の重量比が1:1である100kgの乾燥粉体と、配合比が図7(No5)に準拠するその他の成分(セメント、混練水)とを投入する。
このセメント、混練水、乾燥粉体の配合体に対し、複数の異なる回転速度で混練を実行し、それぞれの混練の終了後に養生して複数のセメント固化体を作製した。
このように混練時の回転速度を相違させて作製された複数のセメント固化体のうち、強度の最も優れているものは、回転速度が182±10rpmで混練されたものであり、この時のレイノルズ数は768±70であることが判明した。
このように混練時の回転速度を相違させて作製された複数のセメント固化体のうち、強度の最も優れているものは、回転速度が182±10rpmで混練されたものであり、この時のレイノルズ数は768±70であることが判明した。
この実験例4において、使用する乾燥粉体をNa2SO4及びFe2O3の重量比が3:1であるものに変更して同様の実験を行った。
そうしたところ、混練時の回転速度を相違させて作製された複数のセメント固化体のうち、強度の最も優れているものは、回転速度が144±15rpmで混練されたものであり、この時のレイノルズ数は769±72であることが判明した。
ちなみに、実験例4の二種類の配合体に対し、実施例1で最適の回転速度が101±10rpmで混練したものは、いずれもトルクが高くなり、均一に撹拌することができなかった。
そうしたところ、混練時の回転速度を相違させて作製された複数のセメント固化体のうち、強度の最も優れているものは、回転速度が144±15rpmで混練されたものであり、この時のレイノルズ数は769±72であることが判明した。
ちなみに、実験例4の二種類の配合体に対し、実施例1で最適の回転速度が101±10rpmで混練したものは、いずれもトルクが高くなり、均一に撹拌することができなかった。
実験例3と実験例4の結果より、セメント、混練水、乾燥粉体の配合体のレイノルズ数が770程度になるように混練することで、良好なセメント固化体が得られることが判った。
最後に実施例として、実験例3及び実験例4で使用した混練装置の特性グラフ(図3参照)を作製した。そして、この特性グラフ上のレイノルズ数が770に対応する動力数Npをこの混練装置における特性値として見出した。
そして、実験例3及び実験例4で使用したセメント、混練水、乾燥粉体の配合体に対し、混練時に検出されるトルクTと回転速度nの関係が、この特性値として見出された動力数Npに一致するように、回転速度nを制御した。
この結果、いずれのセメント、混練水、乾燥粉体の配合体に関しても、自動的に最適の回転速度が設定され、混練後に養生して得られたセメント成形体は、優れた強度を有することが認められた。
そして、実験例3及び実験例4で使用したセメント、混練水、乾燥粉体の配合体に対し、混練時に検出されるトルクTと回転速度nの関係が、この特性値として見出された動力数Npに一致するように、回転速度nを制御した。
この結果、いずれのセメント、混練水、乾燥粉体の配合体に関しても、自動的に最適の回転速度が設定され、混練後に養生して得られたセメント成形体は、優れた強度を有することが認められた。
本発明は上述した実施形態に限定されるものでなく、共通する技術思想の範囲内において、適宜変形して実施することができる。
例えば、実施形態において、ドラム缶において直接混練を実行するインドラム方式について説明したが、大容量容器で混練を実行した後にドラム缶に移し変えるアウトドラム方式にも本発明を適用することができる。
また、実施形態において、回転速度n及びトルクTから導かれる動力数として、特性グラフ(図3)に示されるようにレイノルズ数と相関関係を有し、(数1)式を満たすものを説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、実施形態において、ドラム缶において直接混練を実行するインドラム方式について説明したが、大容量容器で混練を実行した後にドラム缶に移し変えるアウトドラム方式にも本発明を適用することができる。
また、実施形態において、回転速度n及びトルクTから導かれる動力数として、特性グラフ(図3)に示されるようにレイノルズ数と相関関係を有し、(数1)式を満たすものを説明したが、これに限定されるものではない。
10…前処理装置、11…廃液供給ライン、12…分解剤供給部、13…貯蔵槽、14…過流ポンプ、15…オゾン発生器、16…乾燥処理部、17…復水器、18…復水移送ライン、19…アルカリ剤投入部、21…混練水のホッパ、22…混練水の計量器、23…乾燥粉体のホッパ、24…乾燥粉体の計量器、25…セメントのホッパ、26…セメントの計量器、30…混練装置、31…トルクセンサ、32…回転軸、33…回転翼、34…容器、35…スタンド、40…制御部、41…選定部、42…格納部、43…目標値設定部、44…開始信号入力部、45…回転速度変更部、46…モータ駆動部、47…トルク検出部、48…演算部、49…比較部、51…時間計測部、52…昇降部、M…モータ、Np…動力数、NRe…レイノルズ数。
Claims (11)
- 放射性廃棄物、セメント、混練水を撹拌する容器及び回転翼の組み合わせにより決定される特性値の格納部と、
前記回転翼に連結する回転軸のトルクを検出するトルク検出部と、
前記回転軸の回転速度及び前記トルクから動力数を演算する演算部と、
前記動力数を前記特性値に近づかせる前記回転速度の変更部と、を備えることを特徴とする放射性廃棄物の固化処理システム。 - 前記特性値は、レイノルズ数と相関関係を有するものであることを特徴とする請求項1に記載の放射性廃棄物の固化処理システム。
- 前記放射性廃棄物は、温度が5〜30℃の範囲に調整されてから前記容器に投入されるものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の放射性廃棄物の固化処理システム。
- 前記回転翼を前記容器から引き上げる際は、前記回転速度を20〜40min-1の範囲に変更し、20秒以上の時間をかけることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の放射性廃棄物の固化処理システム。
- 前記セメントはポルトランドセメント又は高炉セメントであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の放射性廃棄物の固化処理システム。
- 前記セメントに予め流動化材が添加されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の放射性廃棄物の固化処理システム。
- 前記流動化材は縮合リン酸ナトリウム又は炭酸化合物であることを特徴とする請求項6記載の放射性廃棄物の固化処理システム。
- 前記放射性廃棄物に含まれる水酸化鉄を酸化鉄に変換する前処理装置が上流側に設けられることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の放射性廃棄物の固化処理システム。
- 前記変換は、前記前処理装置に設けられる乾燥処理部で実行されることを特徴とする請求項8に記載の放射性廃棄物の固化処理システム。
- 前記変換は、前記前処理装置に設けられる廃液の貯蔵槽で実行されることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の放射性廃棄物の固化処理システム。
- 放射性廃棄物、セメント、混練水を撹拌する容器及び回転翼の組み合わせにより決定される特性値の格納ステップと、
前記回転翼に連結する回転軸のトルクを検出するトルク検出ステップと、
前記回転軸の回転速度及び前記トルクから動力数を演算する演算ステップと、
前記動力数を前記特性値に近づかせる前記回転速度の変更ステップと、を含むことを特徴とする放射性廃棄物の固化処理方法。
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---|---|---|---|
JP2010011087A JP2011149803A (ja) | 2010-01-21 | 2010-01-21 | 放射性廃棄物の固化処理システムおよび方法 |
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EP2624257A2 (en) | 2012-02-03 | 2013-08-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Processing method and processing apparatus for radioactive waste |
JP2015225026A (ja) * | 2014-05-29 | 2015-12-14 | 株式会社東芝 | ホウ酸含有廃液のセメント固化処理方法 |
-
2010
- 2010-01-21 JP JP2010011087A patent/JP2011149803A/ja active Pending
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JP2013160600A (ja) * | 2012-02-03 | 2013-08-19 | Toshiba Corp | 放射性廃棄物の処理方法及び処理装置 |
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