JP2011147898A - 膜分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】横置型の膜分離装置の空室における洗浄気体の滞留を防止し、膜エレメントの洗浄効率を高める。
【解決手段】筒軸心線方向を水平にして配置された円筒状の耐圧容器60内にスパイラル型膜エレメント61が設置されている。原水は耐圧容器60の前端側の原水流入口64から耐圧容器60内に流入し、スパイラル型膜エレメント61の原水流路を該膜エレメント61の軸心線と略平行方向に流れ、この間に膜透過処理が行われる。膜エレメント61の上流側の空室30,40に、気体又は気液混相流体を下方に導くためのガイド部材10が配置されている。気体又は気液混相流体のほとんどはガイド部材10の下部の開口部14を通過する。開口部14を通過しなかった気体はガイド部材10の上部の空気抜き口20より排出される。
【選択図】図1

Description

本発明は、精密濾過装置、限外濾過装置、逆浸透膜分離装置などの膜分離装置に係り、特に膜エレメントの洗浄用の気体が横置き型の耐圧容器内で浮上し偏在化することを防止するようにした膜分離装置に関する。
耐圧容器内に膜エレメントを装填した横置型の膜分離装置の従来例について第4図を参照して説明する。筒状の耐圧容器60内にスパイラル型膜エレメント61が同軸的に配置されている。耐圧容器60は、その軸心線が略水平(好ましくは実質的に水平)となるように配置されている。各スパイラル型膜エレメント61は集水管62の外周に分離膜をスパイラル状に巻回したものである。なお、この従来例では耐圧容器60内に膜エレメント61が複数個配置され、各膜エレメント61の集水管62同士は継手63により接続されている。原水は耐圧容器60の一方のエンドプレート71の流入口64から耐圧容器内に入り、各膜エレメント61の原水流路を耐圧容器の軸心線と平行に略水平方向に流れ、耐圧容器60の他方のエンドプレート72の流出口65から流出する。透過水は集水管62内に流入し、耐圧容器60の後端側の取出口66から取り出される。67はブラインシールを示す。68はエンドキャップであり、集水管62の開口端に装着され、集水管62内に原水が浸入することを防いでいる。
このような横置型の膜分離装置は、例えば特開平6−15145の図2に示されている。
スパイラル型膜エレメントとしては、特開2001−246233等に記載されているように、集水管の外周に複数の袋状の分離膜がメッシュスペーサを介して巻回されたものが多く用いられている。
集水管62には管内外を連通するスリット状開口が穿設されている。分離膜は袋状のものであり、その内部にはメッシュスペーサ等よりなる流路材が挿入されており、この袋状分離膜(袋状膜)の内部が透過水流路となっている。この袋状膜の内部が該スリット状開口を介して集水管内に連通している。
原水は、袋状膜の巻回体の前端面から袋状膜同士の間の原水流路に流入し、そのまま巻回体よりなる膜エレメント61の長手方向に流れ、後端面から濃縮水として流出する。この原水流路を流れる間に水が袋状膜を透過してその内部に入り、集水管62内に流入し、該集水管62の後端側から膜エレメント61外に取り出される。
このような膜分離装置を運転していると、膜面の汚染、目詰まりによりフラックス(透過水量)が低下してくる。そのため、必要に応じて膜面を洗浄する。
洗浄方法の一つに気体又は気液混相流体洗浄があり、空気、不活性ガス等の気体又は気液混相流体を膜面に供給し、物理的に膜面の汚濁物を剥離除去する。この洗浄方法としては、気液混相流体を膜エレメントの1次側に膜エレメント分離処理時の流速よりも大きな流速で流すフラッシング操作が効果的である(例えば特開平5−57159、特開2001−259381、特開2007−245121、特開2009−136777)。気体洗浄としてはエアスクラビング、エア逆洗が通常行われる。エアスクラビングは、膜の被処理水(濃縮水)側に気体を供給し、汚れやすい被処理水側を洗浄する。エア逆洗は、透過水側に気体を供給し、膜の透過水側から濃縮水側に気体を通して膜内に侵入した汚染物を押し出し、あるいは膜面に付着した汚染物を膜面から剥離する。
気体又は気液混相流体洗浄は、フラックス低下、膜間差圧を目安に実施したり、定期的に実施したりする。また、短時間毎に、例えば数分〜数十分毎にエアスクラビングをして膜面の汚染防止を図ることもある。
このような気体又は気液混相流体洗浄を行うため、膜エレメントの濃縮水側または透過水側に、または両者に洗浄用気体又は気液混相流体を供給できるようになっている。通常は、原水配管、濃縮水配管又は透過水配管に気体供給配管が接続され、この気体供給配管にコンプレッサから空気が供給される。
このような気体又は気液混相流体による洗浄を行うと、第4図に示す膜エレメント61の前端面が臨む空室30,40内で気体が浮上して偏在化するため、膜エレメント61が均一に洗浄されなくなることがある。
上記特開2009−136777には、膜エレメントの前端面に臨むように気体浮上防止部材を設けることが記載されており、この気体浮上防止部材の具体例として、板面を斜めとした複数枚の板状部材や空室内の上下方向中間部付近に気体を集めるようにした傾斜部を有する気体浮上防止部材が記載されている。
特開平6−15145 特開平5−57159 特開2001−246233 特開2001−259381 特開2007−245121 特開2009−136777
本発明は、このような横置型の膜分離装置における洗浄気体の浮上をより効果的に抑制し、膜エレメントを均一に洗浄することができる膜分離装置を提供することを目的とする。
本発明(請求項1)の膜分離装置は、原水の流入口、透過水の取出口及び濃縮水の流出口を有し、筒軸心線方向が略水平となるように配置された筒状の耐圧容器と、該耐圧容器内に装填された、端面が該耐圧容器の筒軸心線方向と略垂直となっている膜エレメントと、該膜エレメントに対し該端面から該膜エレメントの洗浄用気体又は気液混相流体を供給する気体又は気液混相流体供給手段とを備えてなる膜分離装置において、該膜エレメントの端面に対峙するよう配置された円板状のガイド部材を備えており、該ガイド部材の下部に流体通過用の開口部が設けられ、該ガイド部材の上部に、該開口部より開口面積の小さい気体抜き口が設けられていることを特徴とするものである。
請求項2の膜分離装置は、請求項1において、前記膜エレメントは、集水管の外周に分離膜を巻回して巻回体としたスパイラル型膜エレメントであることを特徴とするものである。
請求項3の膜分離装置は、請求項2において、円板状の前記ガイド部材の中心部に集水管挿通孔が設けられ、該集水管挿通孔に前記集水管が挿通されており、該ガイド部材の下部に錘部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項4の膜分離装置は、請求項1ないし3のいずれか1項において、該ガイド部材の下流側の板面のうち前記開口部の上側に、気体浮上防止用の凸部が突設されていることを特徴とするものである。
請求項5の膜分離装置は、請求項1ないし4のいずれか1項において、前記開口部は、上下幅よりも水平方向幅の方が大きい形状であることを特徴とするものである。
請求項6の膜分離装置は、請求項1ないし5のいずれか1項において、該開口部の上縁は略水平方向に延在していることを特徴とするものである。
請求項7の膜分離装置は、請求項1ないし6のいずれか1項において、前記濃縮水の流出口は、前記耐圧容器の端面の上部に配置されていることを特徴とするものである。
本発明(請求項1)の膜分離装置では、膜エレメントの端面が臨む空室に気体又は気液混相流体のガイド部材が設けられており、該ガイド部材は、膜エレメントに対峙した円板状であって、この円板状のガイド部材の下部に流体通過用の開口部が設けられ、更に、この円板状のガイド部材の上部に前記開口部より開口面積の小さい気体抜き口が設けられている。気体又は気液混相流体のほとんどはこのガイド部材に設けられた開口部を通って膜エレメントの端面の少なくとも下部に導入される。従って、気体又は気液混相流体は膜エレメントの上下全体にわたって流れるようになり、膜エレメントの全体を略均一に洗浄することができる。そして、開口部を通らなかった気体は、上部の気体抜き口より排出されるため、耐圧容器内の上部に気体が溜ることが防止される。
本発明は、請求項2の通り、膜エレメントとしてスパイラル型膜エレメントを採用した場合に適用するのに好適である。
請求項3のように、この円板形ガイド部材の中心部に集水管挿通孔が設けられ、該集水管挿通孔にスパイラル型膜エレメントの集水管が挿通されている場合、ガイド部材は集水管を回転軸として自転するおそれがある。そこで、ガイド部材の下部に錘部を設け、錘部の重量によって、開口部を常にガイド部材の下部に位置させるのが好ましい。
請求項4のように、ガイド部材の下流側の板面のうち開口部の上側に、気体浮上防止用の凸部を設けておくと、開口部を通った気体又は気液混相流体が開口部通過直後に上昇することが防止され、膜エレメント端面の下部に気体又は気液混相流体をより多く供給することができる。
請求項5のように、開口部の水平方向幅を大きくすることにより、膜エレメントの下部の幅広い範囲に気体又は気液混相流体が供給される。
請求項6のように、開口部の上縁を略水平とすることにより、気体又は気液混相流体が開口部を水平幅方向において略均等に通過するようになる。
請求項7のように、濃縮水の流出口を耐圧容器の端面の上部に設けることにより、耐圧容器内の上部に気体が溜ることが防止される。
実施の形態に係る膜分離装置の断面図である。 ガイド部材とスパイラル型膜エレメントとの係合関係を示す斜視図である。 ガイド部材の構成図である。 従来の膜分離装置の断面図である。
以下図面を参照して本発明の実施の形態に係る膜分離装置について説明する。
第1図は本発明の実施の形態に係る横置型の膜分離装置の長手方向の縦断面図、第2図はガイド部材とスパイラル型膜エレメントとの係合関係を示す斜視図である。第3図の(a)図はガイド部材の正面図、(b)図はガイド部材の背面図、(c)図は(a)図のC−C線断面斜視図である。
この実施の形態は、第4図に示した膜分離装置の空室30,40にそれぞれガイド部材10を設けたものである。空室50にはガイド部材10は設けられていない。なお、この実施の形態では、耐圧容器60内に3個のスパイラル型膜エレメント61が一列に配置されており、空室30は最も流入口64側の膜エレメント61とエンドプレート71との間に位置し、各空室40,40は2番目と3番目及び3番目と4番目の各膜エレメント61,61間に位置し、空室50は最も流出口66側の膜エレメント61とエンドプレート72との間に位置している。ただし、膜エレメントの数は1個、2個又は4個以上であってもよい。
各空室30,40,40に、気体又は気液混相流体を各膜エレメント61の下部側に導くための円板状のガイド部材10が設置されている。このガイド部材10は、耐圧容器60の内周面に沿って周回する外環部11と、外周縁が該外環部11に連なる円板部12と、該円板部12の板央部に設けられた集水管挿通孔13と、円板部12の下部に設けられた気体又は気液混相流体通過用の開口部14と、開口部14の上側の凸部15と、該円板部12の下部にボルト17によって取り付けられた錘部16とを有している。
外環部11は、短い筒状であり、その外周面が耐圧容器60の内周面に沿うことにより、ガイド部材10のガタツキが防止され、円板部12が集水管62と垂直状態を保つようになる。
開口部14の下部は円形であるが、上辺部14aは水平となっている。そのため、開口部14の左右幅は上下幅よりも大きい。この開口部14は、例えば円板部12に円形の孔を突設した後、この円形孔の上部に長方形の板状体を取り付けることなどにより容易に形成できるが、図示の形状に穿孔することによって形成されてもよい。
なお、開口部14は上記形状に限定されるものではなく、横長の長方形や上辺部を水平とした横長の略楕円形などであってもよく、複数個設けてもよい。開口部14の開口面積は、耐圧容器60の断面積の2〜30%特に4〜10%程度が好適である。
凸部15は、円板部12の板面のうち下流側の板面から下流側の膜エレメント61に向って突設されている。凸部15は、開口部14と集水管挿通孔13との間を水平方向に延在し、その両端が外環部11に連なっている。凸部15の円板部12の板面からの突出高さは、外環部11の円板部12の板面からの突出高さよりも小さいものとなっている。そのため、外環部11がスパイラル型膜エレメント61の前端面に当接した場合でも、凸部15と該前端面との間には若干の間隙が形成され、この間隙を通って水や気体又は気液混相流体の一部が空室30,40内を上方に流れるよう構成されている。
このガイド部材10は、錘部16を除いて合成樹脂、繊維強化合成樹脂(FRP)などで構成されることが好ましいが、材質はこれに限定されない。
錘部16は、合成樹脂等よりも比重の大きい耐食性材料よりなる。この実施の形態では、錘部16はステンレスなどの鋼材よりなる。
ボルト17は、合成樹脂、金属などのいずれでもよいが、ステンレスなどの金属製とすれば、錘の効果も奏する。
錘部は、開口部14の左右両側に左右対称状に配置され、開口部14が常に集水管挿通孔13の鉛直下方となるようにガイド部材10の重心のバランスをとっている。
また、ガイド部材10の上部、好ましくは最上部に開口部14よりも開口面積の小さい空気抜き口(気体抜き口)20が設けられている。この空気抜き口20は、洗浄後通常通水運転時に洗浄空気が膜モジュール上部に溜まり、通水が阻害されることを防止するためのものである。
洗浄時に洗浄流体の十分量が開口部14を流れるように、ガイド部材10の外環部11は耐圧容器60の内周面にほぼ接するように製作され、また、ガイド部材10の集水管挿通孔13の開口径は、集水管13に装着された継手63やエンドキャップ68の外径とほぼ一致するよう製作されている。そのため、空気抜き口20が設けられていないと、洗浄後通常通水に戻るときに、上側の領域に洗浄空気が溜まり、この部分は原水が流れなくなり、膜エレメント61の下半分しか機能しなくなる。
空気抜き口20を設けておくと、洗浄空気が該空気抜き口20を通過し、流出口65から耐圧容器60外に流出するので、膜エレメント61の全体に原水が流れるようになる。
この空気抜き口20は、大きすぎると洗浄時の空気が抜けるため、直径が10mm以下例えば5〜10mm程度の小さい開口面積であることが好ましい。なお、空気抜き口20の形状は円形に限定されない。
耐圧容器60の後端側のエンドプレート72に設けられた濃縮水流出口65は、該エンドプレート72の上部特に最上部に設けられることが好ましい。これは、耐圧容器60内の後端側の上部に空気が溜ることを防止するためである。
この膜分離装置のその他の構成は第4図の膜分離装置と同様であり、同一符号は同一部分を示している。
このように構成された膜分離装置においても、原水は流入口64から耐圧容器60内に入り、各膜エレメント61の原水流路を耐圧容器の軸心線と平行に略水平方向に流れ、流出口65から濃縮水として流出する。透過水は集水管62内に流入し、透過水の取出口66から取り出される。
この膜分離装置を運転していると、膜面の汚染、目詰まりによりフラックス(透過水量)が低下してくるので、定期的に又は膜エレメント透過差圧もしくは流路差圧(モジュール差圧)が規定値以上となった場合に、気体又は気液混相流体によって膜エレメント面を洗浄する。この実施の形態では、流入口64から気体又は気液混相流体を耐圧容器60内に導入する。この実施の形態では、空室30,40にガイド部材10が配置されており、気体は空室30,40の上部に集まることが防止される。即ち、気体又は気液混相流体はガイド部材10の下部の開口部14を通過して各膜エレメント61の前端面の下部にも十分に供給されるので、気体又は気液混相流体が膜エレメント61の前端面全域から満遍なく膜エレメント61内に導入される。これにより、膜エレメント61が全体として均一に洗浄されるようになる。
特に、この実施の形態では、開口部14の左右幅が大きく、しかも上辺部14aが水平に延在しているので、気体又は気液混相流体が左右方向においても均等に案内されて膜エレメント61に導入される。これにより、膜エレメント61がより均一に洗浄される。また、この実施の形態では、開口部14の上側に下流側の膜エレメント61に向って突出する凸部15が設けられているので、開口部14を通過した気体又は気液混相流体が直ちに円板部12に沿って空室30又は40内を上昇することが防止され、各膜エレメント61の下部にも十分な量の気体又は気液混相流体が導入される。このようにして膜エレメント61の全体が均一に洗浄される。
なお、気体は最も下流側の膜エレメント61を通過した後、気体流出口65から流出する。
気体又は気液混相流体による洗浄が終了した後は、流入口64から原水を導入し、膜分離運転を再開する。
上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、空室50にもガイド部材10を設け、気体又は気液混相流体を逆方向に流してもよく、正逆方向に交互に流してもよい。ガイド部材10の集水管挿通孔13の内周縁に、外環部11と同軸状の内環部を設け、この内環部に集水管を挿通させるようにしてもよい。
10 ガイド部材
11 外環部
12 円板部
13 集水管挿通孔
14 開口部
15 凸部
16 錘部
20 空気抜き口
30,40,50 空室
60 耐圧容器
61 膜エレメント
62 集水管
64 流入口
65 流出口
66 取出口
67 ブラインシール
68 エンドキャップ

Claims (7)

  1. 原水の流入口、透過水の取出口及び濃縮水の流出口を有し、筒軸心線方向が略水平となるように配置された筒状の耐圧容器と、
    該耐圧容器内に装填された、端面が該耐圧容器の筒軸心線方向と略垂直となっている膜エレメントと、
    該膜エレメントに対し該端面から該膜エレメントの洗浄用気体又は気液混相流体を供給する気体又は気液混相流体供給手段とを備えてなる膜分離装置において、
    該膜エレメントの端面に対峙するよう配置された円板状のガイド部材を備えており、
    該ガイド部材の下部に流体通過用の開口部が設けられ、
    該ガイド部材の上部に、該開口部より開口面積の小さい気体抜き口が設けられていることを特徴とする膜分離装置。
  2. 請求項1において、前記膜エレメントは、集水管の外周に分離膜を巻回して巻回体としたスパイラル型膜エレメントであることを特徴とする膜分離装置。
  3. 請求項2において、円板状の前記ガイド部材の中心部に集水管挿通孔が設けられ、該集水管挿通孔に前記集水管が挿通されており、
    該ガイド部材の下部に錘部が設けられていることを特徴とする膜分離装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、該ガイド部材の下流側の板面のうち前記開口部の上側に、気体浮上防止用の凸部が突設されていることを特徴とする膜分離装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、前記開口部は、上下幅よりも水平方向幅の方が大きい形状であることを特徴とする膜分離装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項において、該開口部の上縁は略水平方向に延在していることを特徴とする膜分離装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項において、前記濃縮水の流出口は、前記耐圧容器の端面の上部に配置されていることを特徴とする膜分離装置。
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