JP2011147823A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】演出パターン選択手段62は、ボーナス役の当選可能性を告知するときに、演出パターンデータテーブル63から所定の演出パターンを選択する。特定図柄検知手段64は、リール31の停止後に、表示窓内にあるリール31上の特定図柄の検知を行う。第1演出手段65は、選択された演出パターンに基づいて、特定図柄検知手段64で検知された特定図柄をバックランプ33によって照光するとともに特定図柄以外の図柄を消光する。また、特定図柄消光数決定手段67は、演出パターンや消光数決定用データテーブル66等によって照光後の特定図柄の消光数を決定する。第2演出手段68は、特定図柄消光数決定手段67の決定に基づいて、照光後の特定図柄のうち所定の特定図柄を消光する。
【選択図】図4
Description
その一例としては、リール内側に実装したバックランプの点灯、点滅又は消灯を用いた、いわゆるフラッシュによる告知演出方法が知られている。この方法は、リールの回転中や停止後に、バックランプの点灯等により、リール上の表示窓内にある図柄を種々のパターンで照光する演出を行うものである。
第3の解決手段は、第1又は第2の解決手段において、前記演出パターン選択手段で選択した演出パターンに基づいて、複数のランプ部を有する効果ランプを点灯する第3演出手段を備え、前記演出パターンデータテーブルの演出パターンは、前記効果ランプの前記ランプ部の点灯数が多いものほど、照光した特定図柄の全てを消光する確率が高く設定されていることを特徴とする。
第5の解決手段は、第4の解決手段において、前記ボーナス告知ランプが既点灯状態のときは、前記第1演出手段、前記第2演出手段又は前記第3演出手段のうちの少なくとも一つの演出を行わないようにする演出中止手段を備えることを特徴とする。
第1の解決手段(請求項1の発明)においては、遊技時には、役抽選手段は、乱数発生手段等を用いて役(ビックボーナス役、小役等)の抽選を行う。また、演出パターン選択手段は、役の当選可能性の告知演出を行うときに、演出パターンデータテーブルから所定の演出パターンを選択する。特定図柄検知手段は、リールの停止後に、表示窓内にあるリール上の特定図柄の位置の検知を行う。
また、特定図柄消光数決定手段は、選択された演出パターンと、特定図柄検知手段で検知された特定図柄と、消光数決定用データテーブルとを参照して、照光後の特定図柄の消光数を決定し、第2演出手段は、第1演出手段で特定図柄が照光された後に、バックランプを制御することにより、所定の特定図柄を消光する演出を行う。
したがって、遊技者は、リールの停止後に、特定図柄が照光されたときは、告知演出が行われることを知ることができ、照光された特定図柄の消光状態により、ボーナス役の当選可能性を知ることができる。また、このような告知演出を行うことにより、リールの停止後の表示窓にある特定図柄と関連させて、バックランプによる告知演出を行うことができる。
第5の解決手段においては、演出中止手段は、ボーナス告知ランプが点灯したときは、その後の内部中(ボーナス役が当選している状態)の一般遊技では、第1演出手段、第2演出手段又は第3演出手段の少なくとも一つの演出を行わないようにする。したがって、ボーナス告知ランプの点灯により遊技者にボーナス役の当選確定を知らせた後は、その後の実益のない告知演出を省略して、遊技を円滑に進めることができる。
第2の解決手段によれば、照光後の特定図柄の全ての消光によって、ボーナス役の当選可能性が高いことを表す告知演出を行うことができる。
第5の解決手段によれば、ボーナス告知ランプにより遊技者に対してボーナス役の当選確定を告知した後は、その後の告知演出を省略して、遊技を円滑に進めることができる。
図1において、スロットマシン10の筐体の前面部には、フロントパネル20が設けられ、このフロントパネル20内には、3つの透明な表示窓21が設けられている。この表示窓21の後方には、各表示窓21に対応して3つのリール(回胴)31が配置され、この表示窓21からリール31の外周面の所定範囲が見えるように配置されている。図3は、表示窓21の後方に配置されたリール31等の概略構成を示す側面図である。
さらに、各リール31の内側には、バックランプ33が配置されている。このバックランプ33は、図2及び図3に示すように、リール31上の表示窓21内に位置する、上下に連続する3つの図柄を照光可能なランプ部33aを備えている。そして、リール31は、透光性を有するものから形成され、このバックランプ33の点灯によりリール31の図柄が照光される。
これらのスタートレバー41及びストップスイッチ42の下側に設けられたスピーカ51は、各種のサウンドを出力するものであり、リール31の回転開始音や停止音、入賞役があるとき、ビックボーナス役の当選可能性の告知演出を行うとき等に、サウンドを出力するものである。
先ず、通常のゲームにおいては、遊技者は、メダル投入口23からメダルを投入し、有効ライン22を有効化して、スタートレバー41をオンする。これにより、各リール31が始動される。そして、遊技者はストップスイッチ42を押すことでリール31の回転を停止する。ここで、停止したリール31の入賞図柄が有効ライン22上に揃ったとき等は、役の入賞となり、成立役に応じてメダルの払出しが行われる。例えば、小役を構成する図柄(フルーツ等)が揃ったときは、その図柄に応じた枚数のメダルの払出しが行われ、リプレイの図柄が揃ったときは、前遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技となる。
また、レギュラーボーナスゲームでは、上述のビックボーナスゲーム中のボーナスゲームに相当するゲームがスタートする。
次に、バックランプ33により、照光された特定図柄が1つずつ消光される演出が行われる。演出としては、表示窓21内に特定図柄が出現してそれが照光された場合であっても、特定図柄が1つも消光されないパターンから、照光された特定図柄の全てが消光されるパターンまでがあり、照光された特定図柄の全てが消光されたときは、ビックボーナス役の当選確定を意味し、ボーナス告知ランプ25が点灯する。
また、例えば効果ランプ29を第1キャラクター群で表現するとともに、効果ランプ29のランプ部29a〜29cの点灯数が第1キャラクター群の強さを表すようにする。他方、特定図柄(リプレイ)を第2キャラクターで表現すれば、効果ランプ29の点灯、及び照光された特定図柄の消光により、第1キャラクター群が第2キャラクターを撃退するような演出とすることができ、告知演出効果を高めることができる。
演出パターンデータテーブル63は、ボーナス役の当選可能性を告知するときの複数の演出パターンを記憶しておくものである。
図5は、演出パターンデータテーブル63の一実施形態を示す図である。本実施形態の演出パターンデータテーブル63は、図5に示すように演出パターン1〜34を有しており、上記演出パターン選択手段62は、いずれかの演出パターンを選択する。
左側欄から順に説明すると、「リール回転開始パターン」は、リール31の回転開始時(スタートレバー41がオンされたとき)の演出パターンであり、パターン1とパターン2とを有する。ここで、パターン1は、リール31の回転開始音1をスピーカ51から出力するとともに、上部蛍光灯12の点灯状態を維持するように制御する。また、パターン2は、リール31の回転開始音2をスピーカ51から出力するとともに、上部蛍光灯12を点滅させた後、消灯する。
これに対し、デモ表示パターン2〜4A及び4Bは、バックランプ33の点灯及び消灯によって、特定図柄の照光及び消光の演出(告知演出)を行うパターンである。
例えば選択された演出パターンのデモ表示パターンがパターン2であるとともに、特定図柄の出現数が4つのときは、バックランプ33により、これらの4つの特定図柄が照光された後、2つの特定図柄が消光されることになる。
デモ表示パターン4A及び4Bは、出現した(照光した)特定図柄の全てを消光するパターンである。
また、効果ランプ29の点灯数と特定図柄の消光数には関連性があり、効果ランプ29の点灯数が多いほど、照光した特定図柄の全てを消光する確率が高く設定されている。すなわち、効果ランプ29の点灯数が1つの場合(図6中、パターン1〜パターン3)の特定図柄の全消光確率は、3/13(約23%)であり、効果ランプ29の点灯数が2つの場合(図6中、パターン4〜パターン6)の特定図柄の全消光確率は、3/12(25%)であり、効果ランプ29の点灯数が3つの場合(図6中、パターン7)の特定図柄の全消光確率は、2/6(約33%)である。
第2演出手段68は、第1演出手段65で特定図柄を照光した後に、特定図柄消光数決定手段67で決定した数の特定図柄を、バックランプ33を制御することにより消光する演出を行うものである。
第4演出手段70は、第2演出手段68において照光した特定図柄の全てを消光したときに、ボーナス告知ランプ25を点灯する演出を行うものである。
演出中止手段71は、ボーナス告知ランプ25が既点灯状態のときは、第1演出手段65、第2演出手段68又は第3演出手段69のうちの少なくとも一つの演出を行わないようにするものである。
図9及び図10は、告知の演出処理の流れの一実施形態を示すフローチャートであり、図10は、図9に続くフローチャートである。図9のステップS1において、ゲーム制御手段60は、スタートレバー41がオンされた否かを検出し続け、オンを検知すると、ステップS2に進んで役の抽選を行う(役抽選手段61)。次に、ステップS3で、演出パターン選択手段62は、役抽選手段61の抽選結果等に基づき、演出パターンデータテーブル63から演出パターンを選択する。ここで、演出パターン選択手段62は、例えば0〜65535の範囲のソフト乱数を用いて、演出パターンデータテーブル63の中から、演出パターン1〜34のうちのいずれか1つの演出パターンを選択する。
次に、ステップS11に進み、第2演出手段68は、ステップS9で決定した数の特定図柄の消光を行う。ここでは、図12で示した順番により、照光した特定図柄を消光していく。
次に、図12で示した順番で、バックランプ33の制御により、「リプレイ」図柄が消光される。図中、(c)は左リール31の「リプレイ」図柄が消光された状態を示し、デモ表示パターン2のときは、この状態となる。図中(d)はさらに中リール31の「リプレイ」図柄が消光された状態を示し、デモ表示パターン3A又は3Bのときは、この状態となる。図中(e)はさらに右リール31の「リプレイ」図柄が消光された状態を示し、デモ表示パターン4A又は4Bのときは、このような全消光状態となる。
(1)演出パターンデータテーブル63中の演出パターンには告知演出のない演出パターン1を含めたが、この演出パターン1を演出パターンデータテーブル63中に含めずに、最初に告知演出を行うか否かの抽選を行い、その後に演出パターンデータテーブル63から演出パターンを選択するようにしても良い。
(2)告知演出を行うボーナス役としては、ビックボーナス役に限らず、その他のボーナス役であっても良い。
(4)また、照光された特定図柄の全てを消光したときは、本実施形態ではその後の処理でボーナス告知ランプ25を点灯させるようにしたが、このボーナス告知ランプ25の点灯処理を別個に行っても良い。
(6)ボーナス告知ランプ25が既点灯状態にあるときは、次以降の遊技では告知演出を行わないようにしても良い旨を述べたが、例えば、全リール31の停止前に、1つのリール31、又は2つのリール31の停止時に、ビックボーナスの当選確定を意味する特定の図柄パターンが出現した場合は、遊技者は、その図柄パターンによってビックボーナス役の当選が確定したことを知ることになるので、全リール31の停止後に、上述の特定図柄の照光及び消光による告知演出を行う必要はなく、この場合も告知演出を省略するようにしても良い。
(7)本実施形態では、第1演出手段65は、図13(a)及び(b)で示したように、特定図柄のみを照光するときは、特定図柄を残して他の全ての図柄を消光するようにしたが、これに限らず、全リール31の停止後に、最初に全ての図柄を消光した後に、特定図柄のみを照光するようにしても良い。
11 上部ランプ
11a ランプ部
12 上部蛍光灯
20 フロントパネル
21 表示窓
22(22a〜22c) 有効ライン
23 メダル投入口
24 有効ラインランプ
25 ボーナス告知ランプ
25a ランプ部
29 効果ランプ
29a、29b、29c ランプ部
31 リール
32 モータ
33 バックランプ
33a ランプ部
41 スタートレバー
42 ストップスイッチ
51 スピーカ
60 ゲーム制御手段
61 役抽選手段
62 演出パターン選択手段
63 演出パターンデータテーブル
64 特定図柄検知手段
65 第1演出手段
66 消光数決定用データテーブル
67 特定図柄消光数決定手段
68 第2演出手段
69 第3演出手段
70 第4演出手段
71 演出中止手段
Claims (1)
- 役の抽選を行う役抽選手段と、
ボーナス役の当選可能性を告知するときの複数の演出パターンを有する演出パターンデータテーブルと、
前記役抽選手段の抽選結果に基づいて、ボーナス役の当選可能性を告知するときに、演出パターンを前記演出パターンデータテーブルから選択する演出パターン選択手段と、
リールの停止後に、表示窓内にあるリール上の特定図柄の検知を行う特定図柄検知手段と、
前記演出パターン選択手段で選択された演出パターンに基づいて、各リールの内側に配置されたバックランプにより、前記特定図柄検知手段で検知された特定図柄を照光するとともに特定図柄以外の図柄を消光する演出を行う第1演出手段と、
前記演出パターンデータテーブルの所定の演出パターンと、リールの停止後に表示窓内に出現する特定図柄の数とに対応した特定図柄の消光数を定めた消光数決定用データテーブルと、
前記演出パターン選択手段で選択された演出パターンと、前記特定図柄検知手段で検知された特定図柄の数と、前記消光数決定用データテーブルとを参照し、照光後の特定図柄の消光数を決定する特定図柄消光数決定手段と、
前記第1演出手段で特定図柄が照光された後、前記特定図柄消光数決定手段で決定した数の特定図柄を消光する演出を行う第2演出手段と
を備えることを特徴とするスロットマシン。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2011104799A JP2011147823A (ja) | 2011-05-09 | 2011-05-09 | スロットマシン |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011104799A JP2011147823A (ja) | 2011-05-09 | 2011-05-09 | スロットマシン |
Related Parent Applications (1)
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JP2011104799A Pending JP2011147823A (ja) | 2011-05-09 | 2011-05-09 | スロットマシン |
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2011
- 2011-05-09 JP JP2011104799A patent/JP2011147823A/ja active Pending
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