JP2001000627A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

Info

Publication number
JP2001000627A
JP2001000627A JP11176800A JP17680099A JP2001000627A JP 2001000627 A JP2001000627 A JP 2001000627A JP 11176800 A JP11176800 A JP 11176800A JP 17680099 A JP17680099 A JP 17680099A JP 2001000627 A JP2001000627 A JP 2001000627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data table
game
pattern
notification effect
winning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11176800A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Hasegawa
豊 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sammy Corp
Samy KK
Original Assignee
Sammy Corp
Samy KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sammy Corp, Samy KK filed Critical Sammy Corp
Priority to JP11176800A priority Critical patent/JP2001000627A/ja
Publication of JP2001000627A publication Critical patent/JP2001000627A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも特定役が当選していない遊技時
に、特定役の当選時のような高頻度の告知演出を行い、
遊技者に対して特定役の当選の期待を与える。 【解決手段】 演出データテーブル群62には、告知演
出を行わないパターンの選択確率が高い第1データテー
ブルと、告知演出を行うパターンの選択確率が高い第2
データテーブルとを有する。データテーブル選択手段6
3は、特定役を含む全ての役に当選していないときは、
乱数発生手段76及び抽選テーブル77A又は77Bを
用いて第1データテーブル又は第2データテーブルを選
択するとともに、前の特定役を含む全ての役に当選して
いない遊技で選択したデータテーブルを選択する確率を
高くする。告知演出パターン選択手段64は、選択した
データテーブルから告知演出のパターンを選択し、告知
演出手段65は、告知演出のパターンに基づいて、特定
役の当選可能性の告知演出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一定条件下で、各
種役の当選可能性を知らせる告知演出を行うようにした
スロットマシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビックボーナス等の特定役の
当選可能性を、遊技中に遊技者に対して種々の方法で告
知演出する機能を搭載したスロットマシンが知られてい
る。その告知演出としては、告知ランプを点灯させた
り、リール内側に実装されたバックランプを点灯・点滅
させたり、特定のサウンドを出力したりするものであ
る。また、このような告知演出は、スロットマシン内部
の抽選においてビックボーナス等の特定役に当選する
と、その特定役が入賞するまで高頻度で告知演出が行わ
れるようになっている。一方、ビックボーナス等の特定
役を含む小役その他の全ての役に当選していない遊技で
は、稀にしか告知演出が行われないように設定されてい
る。そして、遊技者は、遊技中にこれらの告知演出が行
われることで、ビックボーナス等の特定役の当選の可能
性があることを知ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
技術では、ビックボーナス等の特定役に当選したときは
高頻度で告知演出が行われるが、特定役を含む全ての役
に当選していない遊技時には稀にしか告知演出が行われ
ないので、仮に、特定役を含む全ての役に当選していな
い遊技時に告知演出を行うことに当選して告知演出が行
われたとしても、その告知演出は、継続又は断続的に行
われることは稀である。したがって、遊技中に1回告知
演出が行われたとしても、その後の数回の遊技で告知演
出が全く行われないときは、遊技者は、特定役に当選し
ていないことがすぐにわかってしまうので、特定役を含
む全ての役に当選していない遊技時には遊技者に特定役
の当選の期待を持たせることが困難であるという問題が
あった。
【0004】これに対し、特定役を含む全ての役に当選
していない遊技時においても、特定役に当選したときと
同様に高頻度で告知演出を行うと、告知演出の信頼度が
低下し、告知演出を行っても遊技者に高い期待を与える
ことができなくなってしまうという問題がある。したが
って、本発明が解決しようとする課題は、ビックボーナ
ス等の特定役の当選時の高頻度の告知演出に似た告知演
出を、特定役の非当選時に一定条件下で行うことによ
り、告知演出の信頼度を低下させることなく、特定役の
非当選時でも遊技者に対して特定役の当選の期待を与え
ることができる告知演出を行うことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、特定役の当選可能性を告知演
出するスロットマシンであって、役の抽選を行う役抽選
手段と、前記役抽選手段の抽選結果に基づいて選択され
るデータテーブルが複数設けられ、各前記データテーブ
ルには告知演出を行うパターンと告知演出を行わないパ
ターンとを有する演出データテーブル群と、前記演出デ
ータテーブル群の中から、前記役抽選手段の抽選結果に
基づいて、使用するデータテーブルを選択するデータテ
ーブル選択手段と、前記データテーブル選択手段で選択
したデータテーブルの中から告知演出のパターンを選択
する告知演出パターン選択手段と、前記告知演出パター
ン選択手段で選択した告知演出のパターンに基づいて、
特定役の当選可能性の告知演出を行う告知演出手段とを
備え、前記演出データテーブル群の前記データテーブル
には、告知演出を行わないパターンの選択確率が告知演
出を行うパターンの選択確率より高く設定された第1デ
ータテーブルと、告知演出を行うパターンの選択確率が
告知演出を行わないパターンの選択確率より高く設定さ
れた第2データテーブルとを有し、前記データテーブル
選択手段は、少なくとも特定役に当選していない特定役
非当選遊技において、前記第1データテーブル又は前記
第2データテーブルを選択するとともに、前の特定役非
当選遊技で選択したデータテーブルを選択する確率を、
前の特定役非当選遊技で選択したデータテーブルと異な
るデータテーブルを選択する確率より高くすることを特
徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のスロ
ットマシンにおいて、前記データテーブル選択手段は、
特定役非当選遊技において、前の特定役非当選遊技で選
択した前記第2データテーブルに変えて前記第1データ
テーブルを選択する確率を、前の特定役非当選遊技で選
択した前記第1データテーブルに変えて前記第2データ
テーブルを選択する確率より高くすることを特徴とす
る。請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の
スロットマシンにおいて、前記データテーブル選択手段
は、特定役を含む全ての役に当選していない遊技におい
て、前記第1データテーブル又は前記第2データテーブ
ルを選択することを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1の発明においては、役抽選手段は、遊
技開始時等に役の抽選を行う。その抽選の結果に基づい
て、データテーブル選択手段は、演出データテーブル群
の中からデータテーブルを選択する。ここで、少なくと
もビックボーナス等の特定役に当選していない遊技(特
定役非当選遊技)のときは、データテーブル選択手段
は、第1データテーブル又は第2データテーブルを選択
するが、前の特定役非当選遊技で選択したデータテーブ
ルを選択する確率を、前の特定役非当選遊技で選択した
データテーブルと異なるデータテーブルを選択する確率
よりも高くするように制御する。第1データテーブル
は、告知演出を行わないパターンの選択確率が告知演出
を行うパターンの選択確率より高く設定されたものであ
る。これに対し、第2データテーブルは、告知演出を行
うパターンの選択確率が告知演出を行わないパターンの
選択確率より高く設定されたものである。
【0008】そして、告知演出パターン選択手段は、選
択されたデータテーブルから告知演出のパターンを選択
し、告知演出手段は、選択された告知演出のパターンに
基づいて、特定役の当選可能性の告知演出を行う。した
がって、特定役非当選遊技において、第1データテーブ
ルが選択されたときは、低頻度で告知演出が行われる。
これに対し、第2データテーブルが選択されたときは、
高頻度で告知演出が行われる。
【0009】また、データテーブルの選択において、特
定役非当選遊技時に一旦第2データテーブルが選択され
ると、次の特定役非当選遊技でも第2データテーブルが
選択される確率が高くなる。これにより、特定役非当選
遊技が続いても、第2データテーブルが選択されている
ときは、告知演出を行うパターンの選択確率が告知演出
を行わないパターンの選択確率より高まるので、特定役
の当選時のような高頻度の告知演出が行われることにな
り、遊技者に対して特定役の当選の期待を与えることが
できる。
【0010】また、請求項2の発明においては、データ
テーブル選択手段により、第2データテーブルに変えて
第1データテーブルが選択される確率が、第1データテ
ーブルに変えて第2データテーブルが選択される確率よ
り高くされる。したがって、特定役非当選遊技では、第
2データテーブルよりも第1データテーブルが選択され
た状態で遊技が行われる確率の方が高くなる。これによ
り、第2データテーブルがある程度連続して選択される
ようにするとともに、特定役非当選遊技で第2データテ
ーブルが選択された状態が必要以上に長く続いてしま
い、告知演出が長い間頻繁に行われてしまうことを防止
することができる。よって、告知演出の信頼度の低下を
防止することができる。
【0011】さらにまた、請求項3の発明においては、
特定役を含む全ての役に当選していない遊技において、
第1データテーブル又は第2データテーブルが選択され
る。したがって、特定役を含む全ての役に当選していな
い遊技が続く場合でも、一定条件下で、高頻度の告知演
出を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。図1は、本発明による
スロットマシンの一実施形態の外観を示す正面図であ
る。図1において、スロットマシン10の筐体の前面部
には、フロントパネル20が設けられ、このフロントパ
ネル20内には、3つの透明な表示窓21が設けられて
いる。一方、筐体内部であって表示窓21の後方には、
各表示窓21に対応して3つのリール(回胴)31(図
示せず)が配置され、この表示窓21からリール31の
外周面の所定範囲が見えるようになっている。
【0013】各リール31は、リング状に形成されると
ともに、その外周面には複数の入賞図柄(入賞役を構成
する図柄)を印刷したリールテープが貼られている。ま
た、リール31の中心部には、後述する(ステッピン
グ)モータ32が連結されており、モータの回転によっ
てリール31を回転させ、表示窓21内にリール31上
の図柄を上下方向に所定の速度で移動表示させる。さら
に、各リール31の内側には、後述するバックランプ3
3が配置されている。このバックランプ33は、表示窓
21内にあるリール31の上下に連続する3つの図柄の
後方に配置されたランプ部を備えている。リール31
は、透光性を有するものから形成され、バックランプ3
3のランプ部の点灯によりリール31の図柄が照光され
るように構成されている。また、バックランプ33は、
通常遊技では、表示窓21内に現れるリール31の全て
の図柄が照光されるように点灯しているが、特定役の当
選可能性を告知演出するときは、バックランプ33の各
ランプ部が特定のパターンで点灯、点滅又は消灯するも
のである。
【0014】フロントパネル20の表示窓21を含む部
分には、有効ライン22(22a〜22c)が表示され
ている。この有効ライン22は、水平方向の中段の有効
ライン22aと、水平方向の上段及び下段の2本の有効
ライン22bと、右下がり及び左下がりの斜め方向の2
本の有効ライン22cとから構成されている。各リール
31の停止時に、この有効ライン22上に特定の図柄が
揃った場合に入賞となり、メダルの払出しが行われる。
【0015】また、ゲーム時の有効ライン22は、投入
したメダルに応じて異なり、例えば1枚のメダル投入の
場合は、1つの有効ライン22a、2枚のメダル投入の
場合は、水平方向の3つの有効ライン22a及び22
b、3枚のメダル投入の場合は、さらに加えて斜め方向
の2つの有効ライン22cを含む計5つの有効ライン2
2a〜22cとなる。フロントパネル20の右下側には
メダル投入口23が設けられており、ここから遊技者に
よってメダルが投入されると、それを検出センサ(図示
せず)により判別し、投入されたメダル枚数に応じて有
効ライン22を有効化し、有効ラインランプ24を点灯
させる。
【0016】フロントパネル20の表示窓21の下側に
は、効果ランプ29が設けられている。効果ランプ29
は、特定役の当選可能性を遊技者に対して告知演出する
ときに点灯されるものであり、本実施形態では、3つの
並設されたランプ部を有しており、点灯したランプ部の
個数やパターン等に応じて特定役の当選の期待度が異な
るように、例えばランプ部の点灯数が多いほど特定役の
当選期待が高くなるように表現するものである。さら
に、表示窓21の右側には、告知ランプ25が設けられ
ている。この告知ランプ25は、特定役に当選したとき
に、一定条件下で点灯されるものであり、この告知ラン
プ25の点灯により、遊技者に対して特定役の当選確定
を告知するものである。
【0017】また、筐体の前面部において、スタートレ
バー41は、リール31の回転をスタートさせるときに
遊技者が操作するレバーである。また、ストップスイッ
チ42は、各リール31ごとに独立して3つ並設され、
遊技者がそれぞれのリール31の回転を停止するときに
操作するスイッチ(ボタン)である。筐体前面部の上部
に設けられた上部ランプ11は、一般遊技時において役
が入賞したとき等に点滅等するランプである。筐体前面
部の中央よりやや下側に設けられたスピーカ51は、各
種のサウンドを出力するものであり、リール31の回転
開始音や停止音、役の入賞時のサウンド等を出力するも
のである。
【0018】次に、本発明によるスロットマシン10の
ゲーム概要について説明する。先ず、通常のゲームにお
いては、遊技者は、メダル投入口23からメダルを投入
し、有効ライン22を有効化して、スタートレバー41
をオンする。これにより、各リール31が始動される。
そして、遊技者はストップスイッチ42を押すことでリ
ール31の回転を停止する。ここで、有効ライン22上
に停止した図柄が予め定められた組合せのときは、役の
入賞となり、成立役に応じてメダルの払出し等が行われ
る。成立役としては、特定役、例えばビックボーナスや
レギュラーボーナスのような遊技者に有利なゲームに移
行させるための役や、所定枚数のメダルの払出しが行わ
れる小役(例えばフルーツの図柄が揃った場合)、リプ
レイ(前遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技)
等から構成されている。
【0019】特定役となる予め定められた図柄の組合せ
が有効ライン22上に停止すると、その特定役に応じ
て、通常の一般遊技とは異なる遊技に移行する。例え
ば、特定役の1つであるビックボーナスの図柄が入賞す
るとビックボーナスゲームがスタートする。ビックボー
ナスゲームでは、最初にビックボーナスゲーム中の一般
遊技がスタートし、この一般遊技中に、ボーナスゲーム
に移行するためのシフト図柄が入賞すると、ボーナスゲ
ームに移行する。そして、ボーナスゲームでは、高確率
で所定役が入賞するモードとなり、この所定役が所定の
入賞回数に到達するか、又はボーナスゲーム中の遊技回
数が所定回数に到達したとき、ボーナスゲームが終了
し、再度、ビックボーナスゲーム中の一般遊技に戻る。
以上のようにして、ビックボーナスゲーム中は、一般遊
技からボーナスゲームへの移行、及びボーナスゲームか
ら一般遊技への移行を繰り返し、ビックボーナスゲーム
中の一般遊技回数が所定回数(例えば30回)に到達す
るか、又は一般遊技からボーナスゲームへの移行回数が
所定回数(例えば3回)となったときのボーナスゲーム
終了時に、ビックボーナスゲームが終了し、通常の一般
遊技に戻るように設定されている。
【0020】同様に、特定役の1つであるレギュラーボ
ーナスの図柄が入賞するとレギュラーボーナスゲームが
スタートする。このレギュラーボーナスゲームでは、上
述のビックボーナスゲーム中のボーナスゲームに相当す
るゲームが行われる。
【0021】また、遊技中には、特定役の当選可能性が
遊技者に対して告知演出される場合がある。告知演出と
しては、例えば上部ランプ11、効果ランプ29又は告
知ランプ25の点灯、バックランプ33の点灯によるリ
ール31の図柄の照光、スピーカ51からの特定のサウ
ンドの出力等がある。このような告知演出は、スロット
マシン10内部で行われる役の抽選結果に基づいて行わ
れ、抽選の結果、ビックボーナス等の特定役に当選した
ときは、その遊技から、その特定役が入賞するまでの遊
技(内部中の遊技)では、頻繁に行われる。よって、内
部中の遊技のときは、頻繁に告知演出が行われるので、
遊技者は、特定役に当選している可能性が高いことを知
ることができる。
【0022】さらに本発明では、少なくとも特定役に当
選していない(特定役非当選)遊技であっても、一定条
件下で、頻繁に告知演出が行われる場合がある。ここ
で、従来では、特定役非当選遊技では、頻繁に告知演出
が行われるということはなかったために、遊技者に対し
て特定役の当選の期待を与えることができなかった。し
かし、本発明のように一定条件下で特定役非当選遊技に
おいて、一定条件下で頻繁に告知演出を行うことで、遊
技者に対して特定役の当選の期待を与えることができ
る。なお、以下の実施形態では、特定役非当選遊技のう
ち、特に、特定役を含む全ての役(特定役、小役及びリ
プレイ)に当選していない遊技において、特定役に当選
したときのように頻繁に告知演出を行う場合について説
明する。
【0023】次に、スロットマシン10内部の制御動作
について説明する。図2は、スロットマシン10の制御
の概略を示すブロック図である。図2において、メイン
ボード等に搭載されたCPUを含むゲーム制御手段60
は、ゲーム全体の進行をつかさどる部分である。ゲーム
制御手段60の入力側には、スタートレバー41及びス
トップスイッチ42等が電気的に接続されており、その
出力側には、各リール31に連結されたモータ32、効
果ランプ29、告知ランプ25、バックランプ33、ス
ピーカ51等が電気的に接続されている。ゲーム制御手
段60は、スタートレバー41のオンの信号を検出する
と、モータ32を駆動して各リール31を回転させると
ともに、役抽選手段61による役の抽選等を行い、スト
ップスイッチ42のオンの信号を検出すると、その信号
と役抽選手段61での抽選結果等とに基づいて有効ライ
ン22上に停止させるべきリール31の図柄を決定し、
モータ32を制御駆動して停止させ、リール31の回転
を止め、リール31上の所定の図柄をそれぞれ有効ライ
ン22上に停止させる。
【0024】役抽選手段61は、入賞役(ビックボーナ
スやレギュラーボーナス等の特定役、小役又はリプレ
イ)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例え
ば、役抽選用の乱数発生手段(ハード乱数等)と、この
乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段
と、乱数抽出手段が抽出した乱数値を、抽選テーブルと
照合し、前記乱数値が属する領域に基づいて、役の当選
の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
【0025】役抽選手段61の乱数発生手段は、所定の
領域(例えば十進法で0〜65535)の乱数を発生さ
せる。乱数抽出手段は、乱数発生手段によって発生した
乱数を、所定の条件(例えばスタートレバー41の操
作)で抽出する。抽選テーブルは、乱数抽出手段が抽出
する乱数値がとる全領域のうち、特定役(ビックボーナ
ス等)当選領域、小役当選領域、リプレイ当選領域、非
当選領域等、予め所定の割合に設定された領域を備え
る。判定手段は、乱数抽出手段が抽出した乱数値を、抽
選テーブルと対比することにより、その乱数値が属する
領域を判定し、その乱数値が属する領域に対応する役を
決定する。例えば、抽出した乱数値がビックボーナス当
選領域に属する場合は、ビックボーナスの当選と判定
し、非当選領域に属する場合は、非当選と判定する。
【0026】演出データテーブル群62は、役抽選手段
61の抽選結果に基づいて選択されるデータテーブルが
複数設けられたものである。また、各データテーブル
は、特定役の当選可能性を告知演出する複数種類のパタ
ーンを記憶しておくものである。図3は、演出データテ
ーブル群62の一部の概略を示す図である。演出データ
テーブル群62には、第1データテーブル62aと、第
2データテーブル62bとを備えている。これらの第1
データテーブル62aと第2データテーブル62bは、
特定役を含む全ての役に当選していない遊技で使用され
るデータテーブルである。なお、図3では図示しない
が、演出データテーブル群62には、特定役当選時に選
択されるデータテーブル、小役当選時に選択されるデー
タテーブル、及びリプレイ当選時に選択されるデータテ
ーブルが設けられている。さらに、本実施形態では、特
定役を含む全ての役に当選していない遊技で選択される
ものとして、2つのデータテーブル62a及び62bの
みを示したが、3つ以上のデータテーブルを設けても良
いのは勿論である。
【0027】各データテーブル62a及び62bには、
それぞれ告知演出パターンとしてパターン1からパター
ン10までが記憶されており、各パターン1〜10に
は、それぞれ効果ランプ29の点灯パターンと、バック
ランプ33の点灯パターンとが定められている。なお、
実際の告知演出のパターンは、これらの10パターン以
上有しているとともに、各パターンの内容も、効果ラン
プ29及びバックランプ33の点灯パターンの他、例え
ば上部ランプ11の点灯パターンやスピーカ51からの
特定のサウンドの出力等があるが、図3では、演出デー
タテーブル群62を簡略化して示している。
【0028】図3の演出データテーブル群62におい
て、先ず、効果ランプ29の点灯パターンは、効果ラン
プ29の3つの各ランプ部を点灯又は消灯させるように
するものであり、図3中、白丸は消灯状態を示し、黒丸
は点灯(又は点滅)状態を示す。さらに効果ランプ29
の欄の第1停止、第2停止及び第3停止は、それぞれ第
1番目、第2番目及び第3番目のリール31が停止した
ときの効果ランプ29の点灯状態を示している。例え
ば、パターン5が選択された場合は、各リール31の停
止時ごとに、効果ランプ29の各ランプ部を左側から順
に点灯させていくことを意味する。
【0029】バックランプ33の点灯パターンでは、×
印が通常遊技で行うバックランプ33によるリール31
上の図柄の照光、すなわちバックランプ33を常時点灯
状態とし、点滅や消灯を行わないものである。また、○
印は、通常遊技とは異なるバックランプ33の点灯、す
なわちバックランプ33の各ランプ部を特定のパターン
に従って点灯、点滅又は消灯を行うものであり、○印の
場合は、それぞれ所定の点灯パターンが予め定められて
いるが、ここでは詳細な説明は省略する。なお、告知演
出のパターン1〜パターン10のうち、パターン1は、
効果ランプ29及びバックランプ33のいずれの点灯の
演出もない、「演出を行わないパターン」である。ま
た、パターン2〜パターン10は、効果ランプ29又は
バックランプ33の点灯による告知演出のある、「演出
を行うパターン」である。
【0030】また、各データテーブル62a及び62b
中の各パターンごとに定められている数値は、そのパタ
ーンの選択確率を示したものである。本実施形態では、
後述する告知演出パターン選択手段64が0〜6553
5のソフト乱数を使用して告知演出パターンの選択を行
う。各データテーブル62a及び62bの数値をXとす
ると、それぞれの告知演出パターンの選択確率は、X/
65536である。第1データテーブル62aでは、告
知演出を行わないパターン(パターン1)を選択する確
率は、52036/65536であり、約80%の確率
を有し、告知演出を行うパターン(パターン2〜10)
を選択する確率は、13500/65536であり、約
20%の確率を有している。したがって、第1データテ
ーブル62aでは、告知演出を行わないパターン1の選
択確率が告知演出を行うパターン2〜10の選択確率よ
り高く設定されている。これにより、第1データテーブ
ル62aから告知演出のパターンが選択されるときは、
告知演出頻度が低くなる。
【0031】これに対し、第2データテーブル62bで
は、告知演出を行わないパターン1を選択する確率は、
6000/65536であり、約10%の確率にすぎ
ず、告知演出を行うパターン2〜10を選択する確率
は、59536/65536であり、約90%の確率を
有している。したがって、第2データテーブル62bで
は、告知演出を行うパターン2〜10の選択確率が告知
演出を行わないパターン1の選択確率より高く設定され
ている。これにより、第2データテーブル62bから告
知演出のパターンが選択されるときは、告知演出頻度が
高くなる。
【0032】データテーブル選択手段63は、役抽選手
段61の抽選結果に基づき、すなわち小役等が当選した
ときや、特定役を含む全ての役に当選していないときに
応じて、乱数発生手段76(後述)から乱数を抽出し、
その抽出した乱数値を所定の抽選テーブルと照合するこ
とにより、演出データテーブル群62の中から、使用す
るデータテーブルを選択する。特に本実施形態では、役
抽選手段61での抽選の結果、特定役を含む全ての役に
当選していない遊技であるときは、第1抽選テーブル7
7A又は第2抽選テーブル77B(後述)を用いて、演
出データテーブル群62の中から第1データテーブル6
2a又は第2データテーブル62bを選択する。
【0033】演出モードフラグ75は、低頻度の告知演
出を行う第1データテーブル62aを選択しているか、
高頻度の告知演出を行う第2データテーブル62bを選
択しているかを示すフラグである。データテーブル選択
手段63は、第1データテーブル62aを選択している
ときは演出モードフラグ75をオフにし、第2データテ
ーブル62bを選択しているときは演出モードフラグ7
5をオンにする。データテーブル選択手段63は、特定
役を含む全ての役に当選していない遊技では第1データ
テーブル62a又は第2データテーブル62bを選択す
るが、このときは、乱数発生手段76と、第1抽選テー
ブル77A又は第2抽選テーブル77Bを用いて、いず
れかのデータテーブル62a又は62bを選択する。
【0034】乱数発生手段76は、0〜255の周期を
有する乱数を発生させるものである。第1抽選テーブル
77Aは、乱数発生手段76により発生する乱数値が属
する0〜255の領域を有するとともに、第1の領域で
ある0〜3と、第2の領域である4〜255とに分けら
れている。すなわち、第2の領域が第1の領域より広く
設定されている。また、第2抽選テーブル77Bは、第
1抽選テーブル77Aと同様に乱数発生手段76により
発生する乱数値が属する0〜255の領域を有するとと
もに、第3の領域である0〜15と、第4の領域である
16〜255とに分けられている。すなわち、第4の領
域が第3の領域より広く、かつ第3の領域は、第1抽選
テーブル77Aの第1の領域より広く設定されている。
【0035】データテーブル選択手段63は、特定役を
含む全ての役に当選していない遊技においてデータテー
ブルを選択する場合において、前の特定役を含む全ての
役に当選していない遊技で第1データテーブル62aを
選択しているときは第1抽選テーブル77Aを用いる。
これに対し、前の特定役を含む全ての役に当選していな
い遊技で第2データテーブル62bを選択しているとき
は第2抽選テーブル77Bを用いる。ここで、前の特定
役を含む全ての役に当選していない遊技で選択している
データテーブルは、演出モードフラグ75を参照するこ
とにより判別する。演出モードフラグ75がオフになっ
ているときは第1データテーブル62aが選択されてお
り、演出モードフラグ75がオンになっているときは第
2データテーブル62bが選択されていると判別する。
【0036】そして、前の特定役を含む全ての役に当選
していない遊技で第1データテーブル62aが選択され
ている場合において、データテーブル選択手段63は、
乱数発生手段76で発生した乱数の値を抽出するととも
に、その乱数値が、第1抽選テーブル77Aの第1の領
域に属するとき(0〜3のとき)は、前の特定役を含む
全ての役に当選していない遊技で選択した第1データテ
ーブル62aに変えて第2データテーブル62bを選択
する。これに対し、その乱数値が、第1抽選テーブル7
7Aの第2の領域に属するとき(4〜255のとき)
は、前の特定役を含む全ての役に当選していない遊技で
選択した第1データテーブル62aを選択する。以上に
より、前の特定役を含む全ての役に当選していない遊技
で第1データテーブル62aが選択されているときに、
次の特定役を含む全ての役に当選していない遊技におい
て、この第1データテーブル62aに変えて、第2デー
タテーブル62bが選択される確率は、1/64であ
る。また、次の特定役を含む全ての役に当選していない
遊技でも前の特定役を含む全ての役に当選していない遊
技と同じ第1データテーブル62aが選択される確率は
63/64である。
【0037】これに対して、前の特定役を含む全ての役
に当選していない遊技で第2データテーブル62bが選
択されている場合において、データテーブル選択手段6
3は、乱数発生手段76で発生した乱数の値を抽出する
とともに、その乱数値が、第2抽選テーブル77Bの第
3の領域に属するとき(0〜15のとき)は、前の特定
役を含む全ての役に当選していない遊技で選択した第2
データテーブル62bに変えて第1データテーブル62
aを選択する。一方、その乱数値が、第2抽選テーブル
77Bの第4の領域に属するとき(16〜255のと
き)は、前の特定役を含む全ての役に当選していない遊
技で選択した第2データテーブル62bを選択する。以
上により、前の特定役を含む全ての役に当選していない
遊技で第2データテーブル62bが選択されているとき
に、次の特定役を含む全ての役に当選していない遊技に
おいて、この第2データテーブル62bに変えて、第1
データテーブル62aが選択される確率は、1/16で
ある。また、次の特定役を含む全ての役に当選していな
い遊技でも前の特定役を含む全ての役に当選していない
遊技と同じ第2データテーブル62bが選択される確率
は15/16である。
【0038】以上の処理により、データテーブル選択手
段63は、前の特定役を含む全ての役に当選していない
遊技で選択したデータテーブルを次の特定役を含む全て
の役に当選していない遊技でも選択する確率を、前の特
定役を含む全ての役に当選していない遊技で選択したデ
ータテーブルと異なるデータテーブルを次の特定役を含
む全ての役に当選していない遊技で選択する確率より高
くするように制御している。
【0039】告知演出パターン選択手段64は、データ
テーブル選択手段63で選択されたデータテーブルの中
から告知演出のパターンを選択するものであり、上述の
ように、0〜65535のソフト乱数を使用して告知演
出パターンの選択を行う。例えば、当該遊技が特定役を
含む全ての役に当選していない遊技であってデータテー
ブル選択手段63が第1データテーブル62a又は第2
データテーブル62bを選択したときは、各データテー
ブル62a又は62bでそれぞれ定められた告知演出パ
ターンの選択確率に従って、パターン1〜10のうちの
いずれか1つのパターンを選択する。告知演出手段65
は、告知演出パターン選択手段64で選択された告知演
出のパターンに基づいて、特定役の当選可能性の告知演
出を行う。例えば告知演出パターン選択手段64で第1
データテーブル62a又は第2データテーブル62bの
パターン5が選択されたときは、各リール31の停止時
ごとに効果ランプ29の各ランプ部を左側から順に点灯
させていく演出を行うとともに、パターン5で定められ
た所定の点灯パターンに従ってバックランプ33の点灯
や消灯をする演出を行う。
【0040】次に、本実施形態の告知演出処理の流れに
ついて、図4及び図5のフローチャートに基づき説明す
る。先ず、ステップS1において、ゲーム制御手段60
は、スタートレバー41がオンされた否かを検出し続
け、オンを検知すると、ステップS2に進んで役の抽選
を行う(役抽選手段61)。そして、次のステップS3
で、役が当選したか否かが判別され、特定役を含む全て
の役に当選していないときは、ステップS4に進む。ま
た、ステップS3で何らかの役、例えばビックボーナス
等の特定役、小役又はリプレイが当選したときは、図
中、「A」に進んで、それぞれの役に応じた告知演出や
メダルの払出し等を行う。本実施形態では、「A」以降
の役の当選時の告知演出の説明は省略する。
【0041】ステップS4に進むと、データテーブル選
択手段63は、演出モードフラグ75がオフか否かを判
別する。オフであると判別したときはステップS5に進
み、オフでない(オン)と判別したときはステップS8
に進む。ステップS5では、乱数発生手段76で発生し
た乱数(0〜255)及び第1抽選テーブル77Aを用
いて演出モードフラグ75をオフからオンにするか否
か、すなわち第1データテーブル62aに代えて第2デ
ータテーブル62bを選択するか否かの抽選を行う。そ
して、ステップS6で、乱数発生手段76から乱数値を
抽出し、その抽出した乱数値が1/64の確率で属する
第1領域であるか、63/64の確率で属する第2領域
であるかが判別される。この乱数値が第1領域に属する
と判別したときは、ステップS7に進んで演出モードフ
ラグ75をオフからオンにし、図5のステップS11に
進む。一方、ステップS6で乱数値が第2領域に属する
と判別したときは、演出モードフラグ75のオフ状態を
維持してステップS11に進む。
【0042】これに対し、ステップS8では、乱数発生
手段76で発生した乱数(0〜255)及び第2抽選テ
ーブル77Bを用いて演出モードフラグ75をオンから
オフにするか否か、すなわち第2データテーブル62b
に代えて第1データテーブル62aを選択するか否かの
抽選を行う。そして、ステップS9で、乱数発生手段7
6から乱数値を抽出し、その抽出した乱数値が1/16
の確率で属する第3領域であるか、15/16の確率で
属する第4領域であるかが判別される。この乱数値が第
3領域に属すると判別したときは、ステップS10に進
んで演出モードフラグ75をオンからオフにし、図5の
ステップS11に進む。一方、ステップS9で乱数値が
第4領域に属すると判別したときは、演出モードフラグ
75のオン状態を維持してステップS11に進む。
【0043】ステップS11では、データテーブル選択
手段63は、演出モードフラグ75に対応したデータテ
ーブルを選択する。すなわち、データテーブル選択手段
63は、演出モードフラグ75がオンであるかオフであ
るかを判別し、演出モードフラグ75がオフのときは第
1データテーブル62aを選択し、オンのときは第2デ
ータテーブル62bを選択する。次のステップS12で
は、告知演出パターン選択手段64は、選択した第1デ
ータテーブル62a又は第2データテーブル62bの中
から告知演出のパターン1〜10のいずれかを選択す
る。そして、ステップS13に進み、選択した告知演出
のパターンに基づいて告知演出を行う。すなわち、告知
演出を行わないパターン1が選択されたときは、告知演
出を行うことなく、ステップS14に進んで処理を終了
する。また、告知演出を行うパターン2〜パターン10
が選択されたときは、そのパターンに基づく所定の告知
演出処理を行った後、ステップS14に進んで処理を終
了する。
【0044】以上の処理により、特定役を含む全ての役
に当選していない遊技においては、データテーブルを変
更するか否かの抽選が行われ、1/64の確率で、低頻
度の告知演出を行う第1データテーブル62aから高頻
度の告知演出を行う第2データテーブル62bに変更さ
れる。また、1/16の確率で、高頻度の告知演出を行
う第2データテーブル62bから低頻度の告知演出を行
う第1データテーブル62aに変更される。よって、高
頻度の告知演出を行う第2データテーブル62bが選択
されたときは、次の特定役を含む全ての役に当選してい
ない遊技でも第2データテーブル62bが選択される確
率が高くなる。
【0045】これにより、従来では特定役を含む全ての
役に当選していない遊技における告知演出は、単発のも
のが多かったが、本発明では、特定役を含む全ての役に
当選していない遊技が続く場合でも、第2データテーブ
ル62bが一旦選択されれば、複数回数の告知演出が継
続することが多くなる。したがって、遊技者に対して特
定役の当選の期待を与えることができる。そして、確率
的には、第2データテーブル62bが選択され続けるこ
とはなく、ある程度続いたら第1データテーブル62a
に変更される。よって、第2データテーブル62bが選
択された状態が必要以上に長く続き、特定役を含む全て
の役に当選していない遊技で告知演出が長い間頻繁に行
われてしまい、告知演出の信頼度が低下することを防止
することができる。
【0046】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、上述した実施形態に限定されることな
く、以下のような種々の変形が可能である。 (1)本実施形態では、データテーブル選択手段63
は、特定役を含む全ての役に当選していない遊技におい
て、第1データテーブル62a又は第2データテーブル
62bを選択するようにしたが、これに限らず、少なく
とも特定役に当選していない特定役非当選遊技であれ
ば、小役やリプレイが当選したときであっても、第1デ
ータテーブル62a又は第2データテーブル62bを選
択するようにしても良い。
【0047】(2)本実施形態では、第1抽選テーブル
77Aと第2抽選テーブル77Bとを用い、1/64の
確率で、低頻度の告知演出を行う第1データテーブル6
2aから高頻度の告知演出を行う第2データテーブル6
2bに変更するとともに、1/16の確率で、第2デー
タテーブル62bから第1データテーブル62aに変更
するようにしたが、これらの確率に限定されるものでは
ない。特定役非当選遊技のときに、どの程度の頻度で告
知演出を行うかによって異なるものである。
【発明の効果】請求項1の発明によれば、特定役非当選
遊技においても、一定条件下で、告知演出が高頻度に行
われるデータテーブルを選択し、ビックボーナス等の特
定役の当選時のような高頻度の告知演出を行うことで、
遊技者に対して特定役の当選の期待を与えることができ
る。
【0048】また、請求項2の発明によれば、第2デー
タテーブルから第1データテーブルに変更する確率を、
第1データテーブルから第2データテーブルに変更する
確率より高くすることで、第2データテーブルがある程
度連続して選択されるようにすることができる。さら
に、第2データテーブルが選択された状態が必要以上に
長く続き、特定役非当選遊技で長い間頻繁に告知演出が
行われてしまうことを防止することができる。これによ
り、告知演出の信頼度の低下を防止することができる。
さらにまた、請求項3の発明によれば、特定役を含む全
ての役に当選していない遊技が続く場合でも、一定条件
下で、高頻度の告知演出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスロットマシンの一実施形態の外
観を示す正面図である。
【図2】図1のスロットマシンの制御の概略を示すブロ
ック図である。
【図3】演出データテーブル群の一部の概略を示す図で
ある。
【図4】告知演出処理の流れの一実施形態を示すフロー
チャートである。
【図5】告知演出処理の流れの一実施形態を示すフロー
チャートであり、図4に続くフローチャートである。
【符号の説明】
10 スロットマシン 11 上部ランプ 20 フロントパネル 21 表示窓 22(22a〜22c) 有効ライン 23 メダル投入口 24 有効ラインランプ 25 告知ランプ 29 効果ランプ 31 リール 32 モータ 33 バックランプ 41 スタートレバー 42 ストップスイッチ 51 スピーカ 60 ゲーム制御手段 61 役抽選手段 62 演出データテーブル群 62a 第1データテーブル 62b 第2データテーブル 63 データテーブル選択手段 64 告知演出パターン選択手段 65 告知演出手段 75 演出モードフラグ 76 乱数発生手段 77A 第1抽選テーブル 77B 第2抽選テーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定役の当選可能性を告知演出するスロ
    ットマシンであって、役の抽選を行う役抽選手段と、 前記役抽選手段の抽選結果に基づいて選択されるデータ
    テーブルが複数設けられ、各前記データテーブルには告
    知演出を行うパターンと告知演出を行わないパターンと
    を有する演出データテーブル群と、 前記演出データテーブル群の中から、前記役抽選手段の
    抽選結果に基づいて、使用するデータテーブルを選択す
    るデータテーブル選択手段と、 前記データテーブル選択手段で選択したデータテーブル
    の中から告知演出のパターンを選択する告知演出パター
    ン選択手段と、前記告知演出パターン選択手段で選択し
    た告知演出のパターンに基づいて、特 定役の当選可能性の告知演出を行う告知演出手段とを備
    え、 前記演出データテーブル群の前記データテーブルには、
    告知演出を行わないパターンの選択確率が告知演出を行
    うパターンの選択確率より高く設定された第1データテ
    ーブルと、告知演出を行うパターンの選択確率が告知演
    出を行わないパターンの選択確率より高く設定された第
    2データテーブルとを有し、 前記データテーブル選択手段は、少なくとも特定役に当
    選していない特定役非当選遊技において、前記第1デー
    タテーブル又は前記第2データテーブルを選択するとと
    もに、前の特定役非当選遊技で選択したデータテーブル
    を選択する確率を、前の特定役非当選遊技で選択したデ
    ータテーブルと異なるデータテーブルを選択する確率よ
    り高くすることを特徴とするスロットマシン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスロットマシンにおい
    て、 前記データテーブル選択手段は、特定役非当選遊技にお
    いて、前の特定役非当選遊技で選択した前記第2データ
    テーブルに変えて前記第1データテーブルを選択する確
    率を、前の特定役非当選遊技で選択した前記第1データ
    テーブルに変えて前記第2データテーブルを選択する確
    率より高くすることを特徴とするスロットマシン。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のスロット
    マシンにおいて、 前記データテーブル選択手段は、特定役を含む全ての役
    に当選していない遊技において、前記第1データテーブ
    ル又は前記第2データテーブルを選択することを特徴と
    するスロットマシン。
JP11176800A 1999-06-23 1999-06-23 スロットマシン Pending JP2001000627A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11176800A JP2001000627A (ja) 1999-06-23 1999-06-23 スロットマシン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11176800A JP2001000627A (ja) 1999-06-23 1999-06-23 スロットマシン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001000627A true JP2001000627A (ja) 2001-01-09

Family

ID=16020073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11176800A Pending JP2001000627A (ja) 1999-06-23 1999-06-23 スロットマシン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001000627A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002320712A (ja) * 2001-04-25 2002-11-05 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2003079817A (ja) * 2001-09-13 2003-03-18 Olympia:Kk 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2005124630A (ja) * 2003-10-21 2005-05-19 Sankyo Kk スロットマシン
JP2007037705A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Samii Kk スロットマシン

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002320712A (ja) * 2001-04-25 2002-11-05 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2003079817A (ja) * 2001-09-13 2003-03-18 Olympia:Kk 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2005124630A (ja) * 2003-10-21 2005-05-19 Sankyo Kk スロットマシン
JP2007037705A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Samii Kk スロットマシン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001161895A (ja) スロットマシン
JP3792966B2 (ja) スロットマシン
JP2003236055A (ja) スロットマシン
JP2002011144A (ja) スロットマシン
JP3521185B2 (ja) スロットマシン
JP4271302B2 (ja) スロットマシン
JP4632188B2 (ja) スロットマシン
JP4368457B2 (ja) スロットマシン
JP2004016381A (ja) スロットマシン
JP4721381B2 (ja) スロットマシン
JP2001187185A (ja) スロットマシン
JP4587409B2 (ja) スロットマシン
JP4623686B2 (ja) スロットマシン
JP2627715B2 (ja) スロットマシン
JP2001000627A (ja) スロットマシン
JP4775982B2 (ja) スロットマシン
JP5213149B2 (ja) スロットマシン
JP5019642B2 (ja) スロットマシン
JP4391625B2 (ja) スロットマシン
JP2006326016A (ja) 遊技機、遊技機用プログラム及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2001037953A (ja) スロットマシン
JP3509765B2 (ja) スロットマシン
JP2000233042A (ja) スロットマシン
JP2005102878A (ja) スロットマシン
JP2001137432A (ja) スロットマシン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090331

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090528

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090929