JP2011144548A - 衛生洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】大便器の後方上部に設置されるケーシング200の内部の中央部において長手方向が上方からみて前後方向となるように配置され、大便器のボウルに向けて進出する洗浄ノズル211と、洗浄ノズル211に供給する水を加熱し温水とする棒状のヒータ222を有し、温水を貯留する温水タンク220を備え、ケーシング200は、洗浄ノズル211により左右方向に2つに分割された内部空間を有し、温水タンク220は、2つに分割された内部空間のいずれか一方においてケーシング200の側面と背面および前面のいずれかに沿うように配置され、ヒータ222は、温水タンク220の角部において両端部を固定され、軸線の方向が上方からみて内部空間の対角線方向に配置する。
【選択図】図2
Description
なお、棒状のヒータの軸線の方向が内部空間の対角線方向と完全には一致していないものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。
図1は、本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を例示する斜視模式図である。
また、図2は、本実施形態にかかる衛生洗浄装置の内部を前側から眺めた斜視模式図である。
また、図3は、本実施形態にかかる衛生洗浄装置の内部を後側から眺めた斜視模式図である。
ノズルユニット210は、温水タンク220から供給された水を使用者の「おしり」などに向けて噴射する洗浄ノズル211を有する。
タンク221は、上タンク221aと下タンク221bとを有する。上タンク221aと下タンク221bとは、例えば溶着あるいは接着などにより互いに結合されている。そのため、タンク221は、流入部227から流入した水を貯留することができる。但し、上タンク221aと下タンク221bとは、一体的に形成されていてもよい。また、タンク221は、前壁面(側壁面)221fと、左壁面(側壁面)221gと、後壁面(側壁面)221hと、右壁面(側壁面)221iと、を有する。但し、タンク221の壁面は、これだけに限定されず、5つ以上の側壁面により形成されていてもよい。
ヒータ222は、タンク221の内部の底面部に沿うように設けられ、タンク221内の水を加熱して温水とすることができる。
バキュームブレーカ224は、水路(流路)の水抜きの際に外部から空気を取り込んで、水路の水抜きを促進させる。
バイメタル225は、タンク221内の水が所定温度以上に加熱されるとタンク221への給水を停止させる。これにより、タンク221内の水が過度に加熱されることを防止することができる。
温度検知手段226は、タンク221内の水の温度を検知し、その水温の情報を出力することができる。これにより、ヒータ222への通電量が制御され、タンク221内の水の温度は適温に保温される。温度検知手段226としては、例えばサーミスタなどを使用することができる。
図示しない給水源から衛生洗浄装置100に供給された水は、まずバルブユニット250へ導かれる。バルブユニット250の電磁弁251が開いている場合には、給水源から供給された水は、バルブユニット250を介して温水タンク220の流入部227からタンク221内へ導かれる。タンク221内へ供給された水は、ヒータ222により加熱され温水となる。そして、タンク221内においてヒータ222により加熱された水は、流入部227から新たに供給される水から押し出されるようにして、バキュームブレーカ224を介して例えばノズルユニット210の洗浄ノズル211へ導かれる。
図4は、本実施形態にかかる衛生洗浄装置の内部を前方の斜め上方から眺めた斜視模式図である。
また、図5は、本実施形態にかかる衛生洗浄装置の内部を上方から眺めた平面模式図である。
本実施形態のタンク221の前壁面221fには、図6に表したように、上方へ向かうにつれてタンク221の内側へ傾斜した凹設部(対流案内部)221jが形成されている。本実施形態では、凹設部221jは前壁面221fに形成されているが、凹設部221jの形成位置はこれだけに限定されるわけではない。凹設部221jは、左壁面221g、後壁面221h、および右壁面221iの少なくともいずれかに形成されていてもよい。凹設部221jの作用については、後に詳述する。
図7は、本実施形態の温水タンクを上方から拡大して眺めた拡大模式図である。
また、図8は、図7(a)に表した切断面B−Bにおける断面模式図である。
なお、図7(a)は、タンク221の上タンク221aを分解する前の拡大模式図であり、図7(b)は、タンク221の上タンク221aを分解した後の拡大模式図である。
図9は、本実施形態の温水タンクを斜めから眺めた斜視模式図である。
また、図10は、本実施形態の整流ユニットの一例を例示する断面模式図である。
なお、図10は、図7(b)に表した切断面C−Cにおける断面模式図である。
整流ユニット240は、図10に表したように、その内部に整流板242を有する。これにより、整流ユニット240の内部は、第1の空間241と第2の空間245とに分割されている。また、整流板242には、貫通孔である連通部243が形成されている。そのため、第1の空間241と第2の空間245とは、連通部243を介して連通している。また、第2の空間245の少なくとも一部には、開口部246が形成されている。
さらに、タンク221内へ突出するように設置されたフロートスイッチ223は、図8に表したように、対流の下流側に設けられている。そのため、フロートスイッチ223がタンク221内の水の対流を妨げるおそれは少ない。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (4)
- 大便器の後方上部に設置されるケーシングと、
前記ケーシングの内部の中央部において長手方向が上方からみて前後方向となるように配置され、前記大便器のボウルに向けて進出する洗浄ノズルと、
前記洗浄ノズルに供給する水を加熱し温水とする棒状のヒータを有し、前記温水を貯留する温水タンクと、
を備え、
前記ケーシングは、前記洗浄ノズルにより左右方向に2つに分割された内部空間を有し、
前記温水タンクは、前記2つに分割された内部空間のいずれか一方において前記ケーシングの側面と、前記ケーシングの背面および前面の少なくともいずれかと、に沿うように配置され、
前記ヒータは、前記温水タンクの角部において両端部を固定され、軸線の方向が上方からみて前記内部空間の対角線方向となるように配置されていることを特徴とする衛生洗浄装置。 - 前記温水タンクは、4つ以上の側壁面を連接させることにより複数の角部が形成された中空容器をさらに有し、
前記ヒータは、前記中空容器の内部の底面部に沿うように配設され、前記複数の角部のうちの第1の角部と、前記第1の角部から最も離れた位置に存在する第2の角部と、において両端部を固定されたことを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。 - 前記第1の角部を介して連接した2つの前記側壁面のうちの少なくともいずれかは、上方へ向かうにつれて前記中空容器の内側へ傾斜した対流案内部を有することを特徴とする請求項2記載の衛生洗浄装置。
- 前記ヒータは、前記第1および第2の角部のいずれか一方の側の一端部が、前記第1および第2の角部のいずれか他方の側の他端部よりも高い位置となるように設置されたことを特徴とする請求項2または3に記載の衛生洗浄装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016183677A (ja) * | 2013-03-12 | 2016-10-20 | 株式会社デンソー | 燃料加熱装置 |
JP2020070710A (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
Citations (3)
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JP2002294828A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Toto Ltd | 衛生洗浄装置 |
JP2003329272A (ja) * | 2002-05-13 | 2003-11-19 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | ハイブリッド式加湿器 |
JP2004003264A (ja) * | 2002-03-25 | 2004-01-08 | Aisin Seiki Co Ltd | 温水洗浄便座用温水タンク |
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2010
- 2010-01-14 JP JP2010005758A patent/JP5605676B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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