JP2008309389A - 貯湯タンク及びそれを用いたヒートポンプ給湯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】中温水の発生を抑制できる貯湯タンクを備えた給湯機を提供する。
【解決手段】タンク本体11aの底部に配され、水道水を給水する給水管14が接続される入水口11bと、前記入水口11bの略上方に設けられたバッフル板18と、前記タンク本体11aの内壁の、前記バッフル18より上方に位置し、内方に向かって突出する突起部17とを有するもので、中温水の発生を抑制し、効率の良い沸き上げ運転が実現できるものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、貯湯タンク及びそれを用いたヒートポンプ給湯器に関するものである。
従来、この種の貯湯タンクにおいては、貯湯タンク内に水道水を供給する給水管との接続箇所にある入水口に対向するようにしてバッフルが設けられていた(例えば、特許文献1参照)。
図3は、上記特許文献1に記載された従来の貯湯タンクを備えた給湯器の概略断面図である。
図3において、従来の貯湯タンクを備えた給湯器は、高温湯水と低温湯水とを貯える貯湯タンク1と、前記貯湯タンク1の下部に設けた入水口7に接続され、水道水を供給する給水管2と、前記貯湯タンク1内の湯水を加熱する加熱手段3と、前記貯湯タンク1の上部に設けられ高温湯水を吐出する給湯口6と、給湯口6に接続され高温湯水を端末に出湯する出湯管4と、入水口7に対向するようにして取り付けられたバッフル5を備えていた。
特開平1−102244号公報
しかしながら、上記従来の貯湯タンク1の構成では、水道水が、貯湯タンク1内に供給される際に、貯湯タンク1内の高温の湯と低温の入水が混合して中間の温度帯の水(中温水)が発生していた。そして、中温水は、ヒートポンプ回路で加熱する際に、COP(熱効率)が低くなるので、効率の良い沸き上げ運転ができないという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、中温水の発生を抑制し、効率の良い沸き上げ運転ができる貯湯タンクを提供することを目的とするものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の貯湯タンクは、タンク本体の底部に配され、水道水を給水する給水管が接続される入水口と、前記入水口の略上方に設けられたバッフル板と、前記タンク本体の内壁の、前記バッフルより上方に位置し、内方に向かって突出する突起部とを有するもので、中温水の発生を抑制し、効率の良い沸き上げ運転が実現できるものである。
また、本発明のヒートポンプ給湯器は、請求項1から3のいずれか1項に記載の貯湯タンクと、圧縮機を有するヒートポンプ回路と、前記ヒートポンプ回路を流れる冷媒と水を熱交換させる熱交換器とを備え、前記貯湯タンクの下部から取り出した水を前記熱交換器に供給し、加熱されて得られた湯を前記タンク本体の上方へ供給するようにしたもので、タンク本体内の高温の湯と低温の入水が混合して出来る中温水の発生を抑え、ヒートポンプ回路で加熱する際にCOP(熱効率)の低下がなく、効率の良い沸き上げ運転が実現できる。
本発明の貯湯タンク及びヒートポンプ給湯器は、中温水の発生を抑制し、効率の良い沸き上げ運転が実現できるものである。
第1の発明は、タンク本体の底部に配され、水道水を給水する給水管が接続される入水口と、前記入水口の略上方に設けられたバッフル板と、前記タンク本体の内壁の、前記バッフルより上方に位置し、内方に向かって突出する突起部とを有するもので、中温水の発生を抑制し、効率の良い沸き上げ運転が実現できるものである。
第2の発明は、特に、第1の発明のバッフル板及び突起部により、入水口から流入した水とタンク内の高温の湯との混合を抑制するようにしたもので、入水口から流入した水をバッフル板により、タンク本体の内壁方向に拡散し更に突起部により、冷水の上昇が止められ、タンク本体内の高温の湯と冷水との混合を抑制できるものである。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明のタンク本体を、上側のタンク上部と、下側のタンク下部とで構成し、前記タンク下部の上端を面上に内方へ折りかえして突起部を形成するようにしたもので、突起部を容易に形成できると共に、バッフル板により拡散しタンク本体の壁面に沿って上昇する冷水を、突起部で下方へ戻すことにより高温の湯との混合を抑制できるものである。
第4の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の貯湯タンクと、圧縮機を有するヒートポンプ回路と、前記ヒートポンプ回路を流れる冷媒と水を熱交換させる熱交換器とを備え、前記貯湯タンクの下部から取り出した水を前記熱交換器に供給し、加熱されて得られた湯を前記タンク本体の上方へ供給するようにしたもので、タンク本体内の高温の湯と低温の入水が混合して出来る中温水の発生を抑え、ヒートポンプ回路で加熱する際にCOP(熱効率)の低下がなく、効率の良い沸き上げ運転が実現できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における貯湯タンクを接続したヒートポンプ給湯器の構成を示す図、図2は、同貯湯タンクの下部の断面図である。
図1、2において、本実施の形態における貯湯タンク11のタンク本体11aの底部には、水道水を給水する給水管14が接続される入水口11bが設けられ、その入水口11bの上方には、バッフル板18が略水平に設けられている。タンク本体11aの内壁のバッフル板18より上方に位置する部分には、内方に向かって突出する突起部17が設けられている。
10は、タンク本体11a内の水を加熱するヒートポンプユニットで、圧縮機20と熱交換器16を有するヒートポンプ回路21を備え、タンク本体11a内の底部の水が循環ポンプ15で熱交換器16に送られ、それがヒートポンプ回路21を流れる冷媒とで熱交換され、加熱されて得られた熱湯が、タンク本体11aの上部に供給されるようになっている。
次に、本実施の形態における貯湯タンク11を接続したヒートポンプ給湯器による沸き上げの説明をする。
給水管14により、水道水を貯湯タンク11に給水し満水した後、貯湯タンク11下部より冷水を循環ポンプ14でヒートポンプユニット10に送り、熱交換器16でお湯に変換し、貯湯タンク11の上部へ送り、その循環を繰り返し沸き上げを行う。
沸きあげ後、ミキシングバルブ12で水とお湯を混合し給湯管13より貯湯タンク11の上部のお湯を使用すると、給水管14より給水され再沸き上げが始まる。
本実施の形態では、給湯管13を通してお湯を使うと、給水管14から給水が始まるが、そのときバッフル板18にて、給水された水が、タンク本体11aの側面方向へと拡散される。そして、冷水がタンク本体11aの側面を伝って上昇しようとするが、突起部17により、その冷水の上昇が止められ再びタンク本体11aの下部へ戻される。
これによって、上部の高温層のお湯と給水による冷水とで発生する中温水を抑制することが出来、ヒートポンプ回路で加熱する際にCOP(熱効率)の低下がなく効率のよい沸き上げ運転が実現できる。
尚、特に図示しないが、タンク本体11aを、上側のタンク上部と、下側のタンク下部とで構成し、前記タンク下部の上端を面上に内方へ折りかえして突起部17を形成するようにすれば、別部品を使用すること無く、突起部17を容易に形成できるので、貯湯タンク11を安価に形成することができる。
以上のように、本発明にかかる貯湯タンク及びその貯湯タンクを用いたヒートポンプ給湯器は、中温水の発生を抑制し、効率の良い沸き上げ運転が実現できるものである。
本発明の実施の形態1の貯湯タンクを接続したヒートポンプ給湯器の構成を示す図 同貯湯タンクの下部の断面図 従来の貯湯タンクの断面図
符号の説明
10 ヒートポンプユニット
11 貯湯タンク
11a タンク本体
11b 入水口
12 ミキシングバルブ
13 給湯管
14 給水管
15 循環ポンプ
16 熱交換器
17 突起部
18 バッフル板

Claims (4)

  1. タンク本体の底部に配され、水道水を給水する給水管が接続される入水口と、前記入水口の略上方に設けられたバッフル板と、前記タンク本体の内壁の、前記バッフルより上方に位置し、内方に向かって突出する突起部とを有する貯湯タンク。
  2. バッフル板及び突起部により、入水口から流入した水とタンク内の高温の湯との混合を抑制するようにした請求項1に記載の貯湯タンク。
  3. タンク本体を、上側のタンク上部と、下側のタンク下部とで構成し、前記タンク下部の上端を面上に内方へ折りかえして突起部を形成するようにした請求項1または2に記載の貯湯タンク。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の貯湯タンクと、圧縮機を有するヒートポンプ回路と、前記ヒートポンプ回路を流れる冷媒と水を熱交換させる熱交換器とを備え、前記貯湯タンクの下部から取り出した水を前記熱交換器に供給し、加熱されて得られた湯を前記タンク本体の上方へ供給するようにしたヒートポンプ給湯器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117667A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機
JP2012042166A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Hitachi Appliances Inc 給湯機
JP2013164243A (ja) * 2012-02-13 2013-08-22 Itomic Kankyou System Co Ltd 貯湯タンク設置構造、及びヒートポンプ式給湯装置
CN104534666A (zh) * 2014-12-30 2015-04-22 珠海格力电器股份有限公司 加热水箱和热泵热水器

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