JP2011143254A - 手術用又は歯科用ハンドピース用の異物を除去する遠心偏向装置 - Google Patents

手術用又は歯科用ハンドピース用の異物を除去する遠心偏向装置 Download PDF

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Abstract

【課題】手術用又は歯科用ハンドピース内への異物の侵入を除去する。
【解決手段】歯科用ハンドピース1に装着されるように設計された遠心偏向装置であって、ハンドピース1の駆動シャフト8に直接又はツール・シャンク6を介して回転式に結合されたリング10を含む。リングが、ハンドピースの本体22の前端に固定されかつリングと共に排出チャンバ11を画定するスリーブ12によって覆われる。排出チャンバは、ハンドピースの後方領域と連通する入口と、外部環境と連通する出口とを有し、リングは、排出チャンバの出口における第1の直径D1と、排出チャンバの入口における第2の直径D2とを有し、第1の直径は、第2の直径より大きい。
【選択図】図1

Description

本発明は、手術により生じる異物を除去するために手術用又は歯科用ハンドピースに取り付けられるように設計された遠心偏向装置に関する。より具体的には、本発明は、手術により生じる異物がハンドピースに侵入するのを防ぐリングを有し、そのリングがハンドピースに装着されたタイプの装置に関する。
智歯の除去などの手術では、必然的に、骨片や歯牙破片などの砕片、血液又は唾液分泌物が生じる。医者は行っている作業がよく見えるように、この砕片を除去して手術野をクリアにしておくことが絶対に必要である。また、砕片は機器を破損させまた汚染しやすいので、破片がハンドピースに侵入するのを防止しなければならない。
異物が歯科用ハンドピースの後方領域に侵入するのを防止する装置は、欧州特許公開第0471916A1号で既知である。このハンドピースは、本体、把持部及びノーズ部を有する。ノーズ部は、主部材と、ノーズ部の主部材に例えばねじによって脱着式に取り付けられたキャップを有する。キャップは、等角度で離間された4つの半径方向の排出口を有する。駆動シャフトと連係して歯科用ツールを収容し固定するスリーブが、駆動シャフトの最先端に放射状に取り付けられる。スリーブの外周には、別の回転部材を構成するエンド・キャップがねじ留めされる。エンド・キャップは、歯科用ツールと接触する内側フランジと、半径方向外方に延在する外側フランジとを有する。エンド・キャップの外周とノーズ・キャップとの間には、一端で歯科用ツールを挿入するための穴と連通し、他端で機器の後方領域に配置された軸受の前面と連通する環状チャンバが画定される。
以上簡潔に述べた、異物がハンドピースに侵入するのを防止する装置は、以下のように動作する。駆動シャフトが回転しているとき、スリーブとエンド・キャップが一緒に回転してこれらの要素の周囲に空気の流れに引き起こす。エンド・キャップの回転半径がスリーブの回転半径より大きい場合、エンド・キャップの周速度はスリーブの周速度より速い。特に、外側フランジの回転半径が最大であり、したがって外側フランジの外周囲の空気流速度が最も速いので、外側フランジの周囲の空気圧は、ハンドピースの最先端の近くの方が低くなる。これにより圧力勾配が作り出され、圧力勾配は、歯科用ツール挿入口からハンドピースの内側になるほど低いものになる。手術の際、処置している歯からの砕片などの異物は、歯科用ツール挿入口からハンドピースに侵入し、圧力勾配作用によってハンドピースの内部に吸い込まれる。この砕片は、圧力が最も低い外側フランジに達するまで、圧力が低い環状チャンバ内で動き回る。次に、砕片は、エンド・キャップの遠心力作用によって排出口から外部に放出される。このようにして、異物が機器の後方領域に侵入するのが防止される。
前述の欧州特許公開第0471916A1号に開示された装置の場合、空気流圧力が低いほど多くの空気流がハンドピースに侵入することは明らかである。したがって、以上のことから、ハンドピースの後方領域に配置された軸受の前面が、エンド・キャップの外側フランジによって適切に保護され、この外側フランジが、異物を排出口の方に偏向させ、異物が軸受の前面の方に進むのを防止する障害物となると考えられる。しかしながら、前述の装置は、砕片がハンドピースに侵入するのを完全には防止しない。実際には、砕片は、歯科用ツール挿入口からハンドピースに侵入し、ノーズ・キャップとエンド・キャップの外周との間に画定された環状チャンバ内で動き回る。これにより、砕片は、必然的にこれらの部材を汚染し、更に駆動シャフトにも達しハンドピースの作業を変化させることがある。したがって、2人の連続する患者の間に、ノーズ部全体をハンドピース、即ちノーズ・キャップ、エンド・キャップ及びスリーブから取り外して、これらの部材を清浄にしハンドピースを完全に殺菌できるようにしなければならないが、これは困難でかつ時間がかかる。
欧州特許公開第0471916A1号
したがって、本発明の目的は、実際に異物がハンドピースの内部に侵入しないようにする遠心偏向装置を手術用又は歯科用ハンドピースに提供することによって、前述の欠点だけでなく他の欠点も克服することである。
したがって、本発明は、手術により生じる如何なる異物も前記ハンドピースに侵入するのを防ぐために手術用又は歯科用ハンドピースに取り付けられるように設計された遠心偏向装置に関し、この遠心偏向装置は、ハンドピースの駆動シャフトに直接又はツール・シャンクを介して回転式に結合されたリングを有し、この装置は、リングが、ハンドピース本体の前端に固定されかつリングと共に排出チャンバを画定するスリーブによって覆われ、この排出チャンバは、ハンドピースの後方領域と連通する入口と、外部環境と連通する出口とを有し、リングは、排出チャンバ出口における第1の直径と、排出チャンバ入口における第2の直径とを有し、第1のリング直径が、第2のリング直径より大きいことを特徴とする。
これらの特徴により、本発明は、リングを有する遠心偏向装置を提供し、そのリングはハンドピース駆動シャフトによって直接又はツール・シャンクを介して駆動されるとともに、リングと、ハンドピース本体の前端に固定式に取り付けられたスリーブ間にある排出チャンバ内へ流れる空気流を引き起こす。更に、排出チャンバ出口における第1のリング直径が、排出チャンバ入口における第2のリング直径より大きい場合、排出チャンバ出口におけるリングの周速度が、排出チャンバ入口におけるリングの周速度より速い。したがって、リングの最大直径を有する部分の外周の空気流速度が最も速く、その結果、リングの最大直径を有する部分のまわりの空気圧は、リングの最小直径を有する部分における圧力より低くなる。したがって、排出チャンバ内に、ハンドピースの内側から外側になるほど減少する圧力勾配が作り出される。この圧力勾配の作用によって、空気流は、ハンドピースから放出され、砕片が手術野から機器に侵入するのを防ぐ。砕片がハンドピース内部に吸い上げられる先行技術と異なり、本発明は、ハンドピースから放出される空気流を使用することによって砕片がハンドピースの内部に侵入するのを防ぐことを教示する。砕片がハンドピースに侵入しその機構に絡む危険性がなくなる。更に、本発明によるリングが装着されたハンドピースの保守と殺菌は大幅に容易になる。
リングとスリーブが取り外し可能な場合、本発明は、いかなる変更も必要とせずに付加機能を提供することによってより既存のハンドピースに高い基準を達成させることができ、有利である。
本発明の相補的な特徴によれば、排出チャンバの断面とツールの対称軸は、90°の値を中心とする範囲のいずれかの側に広がるゼロでない角度をなし、この角度は、排出チャンバの断面がツールの対称軸と垂直な位置に相当する。
本発明の別の特徴によれば、回転リングと固定スリーブの対向壁は、実質的に互いに平行に延在する。
本発明の他の特徴及び利点は、本発明による遠心偏向装置の一実施形態の以下の詳細な説明からより明らかになり、この例は、添付図面に関して非限定的な例としてのみ提供される。
本発明による遠心偏向装置が装着されたハンドピースの縦断面図である。 遠心偏向リングと共に、内部に圧力勾配が作り出される実質的に環形状の排出チャンバを画定するスリーブの斜視図である。 図2のスリーブの縦断面である。 遠心偏向リングの斜視図である。 図1に示したハンドピースの前側部分の拡大図である。 ツール・シャンクに打ち込まれることによって固定されるように設計されたリングを示す、図5と類似の図である。 本発明による偏向装置の変形物が装着されたハンドピースの縦断面図である。 ツール・シャンクに打ち込まれたリングの概略図であり、前記リングは、ハンドピースの前端からハンドピースの後端になるほど増大するテーパ角を有する。 ツール・シャンクに打ち込まれたリングの概略図であり、前記リングは、ツール・シャンクの縦対称軸と垂直に延在する。
本発明は、如何なる異物もハンドピースに侵入するのを防ぐ機能を有するリングを備えた遠心偏向装置を手術用又は歯科用ハンドピースに装着することにある一般的創意によるものである。したがって、ハンドピース駆動シャフトと同時に回転するリングが、前記ハンドピースの内側から外側へいくほど低下する圧力勾配をハンドピース内部に作り出す。この圧力勾配は、ハンドピースの前部から放出される空気流を引き起こす。この空気流が、異物(歯砕片、骨砕片、血液分泌物又は唾液)を作業領域から追い出す。異物を排除しその結果、異物がハンドピースに侵入するのを防ぐことによって、機器を破損させる危険性がなくなり、洗浄及び殺菌作業がかなり容易になる。
以下の説明では、本発明による遠心偏向装置の種々の部材の空間的向きは、ハンドピースの前と後に対して識別され、ハンドピースの前端は、ツール・シャンク挿入口の側にあり、ハンドピースの後端は、ユーザがハンドピースを手で保持する側にある。
図1は、本発明による異物偏向装置が装着されたハンドピースの部分縦断面である。全体を参照数字1によって示されたこのハンドピースは、ツール・シャンク6をハンドピース1の駆動シャフト8にしっかりと結合するために本体2内に収容されたクランプ4を有する。
本発明による偏向装置は、回転部品でありかつハンドピース1の前端から後端まで前側能動部分10aを含むリング10を含み、リング10は、前側能動部分10aが実質的に環形状の排出チャンバ11を画定するスリーブ12によって覆われる。リング10は、更に、ツール・シャンク6上の軸方向ロックと摩擦取り付けの両方に役立つ後側部分10bを有する。したがって、リング10は、ツール・シャンク6と同時かつ同じ速度で回転する。
後で詳細に分かるように、リング10は、スリーブ12に対して自由に回転することができるが前記スリーブ12によって軸方向にロックされる。スリーブ12は、実質的に円錐形の部分16によりハンドピース1の前端の方に拡張された円筒部分14を有する、リブ形状である(図2を参照)。スリーブ12は、ハンドピース1の本体2上で軸方向にロックされる。したがって、スリーブ12は、複数のアーム18(示した例では4個)によってハンドピース1の後端の方に延在し、これらのアーム18は、ハンドピース1の本体2の接線方向に延在し、ハンドピース1の本体2に向いた面20に、ハンドピース1の本体2の外側面に設けられた反対側の放射状溝24と係合するビード22を有する(図1と図3を参照)。
図1を検討すると分かるように、スリーブ12は、ハンドピース1の本体2と外側リング26の間に同心で配置され、外側リング26は、ステンレス鋼コンジット28を支持する。このコンジット28は、フレキシブル・チューブ(図示せず)を介して、ツールの作業領域を滑らかにし冷却するために使用される生理的食塩水の供給源に接続されるように設計されている。外側リング26は、スプリング・ワイヤ30によってスリーブ12上にロックされる。
排出チャンバ11(図5を参照)は、ハンドピース1の後方領域33と連通する入口31と、外部環境と連通する出口35とを有する。排出チャンバ11の出口35で、リング10の前側能動部分10aは、D1で表された第1の直径を有し、中間部分によって、D3で示された最大直径を有する後方部分10b(直径D2を有する)に接続される。より具体的には、リング10は、ツール・シャンク6を中心とするフランジ32を含み、このフランジ32は、ハンドピース1の後端の方向に減少する直径を有する。このフランジ32は、第1の直径D1より小さい第2の直径D4を有する切頭部分34を含む円錐形状を有し、排出チャンバ11の入口31にあり、中間部分の直径D3と等しい。更に、ハンドピース1の前端側に、フランジ32は環状面36を有する。
回転リング10と固定スリーブ12の対向壁は、円錐形フランジ32の第1の直径D1と第2の直径D4の差に対応する短い距離で互いに実質的に平行に延在し、その結果、排出チャンバ11は、実質的に一定の幅を有する。また、フランジ32の能動部分10aが、固定スリーブ12の前端まで延在することに注意されたい。
本発明によれば、フランジ32は、複数のフレキシブル・アーム38(この場合は6個)によってハンドピース1の後端の方向に延在し、フレキシブル・アーム38は、ツール・シャンク6のまわりに接線方向に延在し、肩部40の自由端で終わる(図4を参照)。これらのフレキシブル・アーム38の役割の1つは、リング10をツール・シャンク6上に摩擦ばめできるようにすることである。実際には、リング10の内径はツール・シャンク6の外径より小さい。したがって、弾性変形させることによって、アーム38は、リング10をツール・シャンク6と係合させることを可能にする。
ツール・シャンク6にリング10を取り付けるために、前記リングは、ハンドピース1の前端側と後端側で、ハンドピース1の端へいくほど大きい直径を有する2つの切頭開口48a及び48bへと出る貫通穴48を画定する。
フランジ32の最大直径D1は、肩部40の最大直径D2より大きい。これらの肩部40は、また、ハンドピース1の前から後ろに、ハンドピース1の後端へいくほど小さい直径を有する切頭部分44によって拡張された円筒部分42を有する。
肩部40は、フランジ32と共に、肩部40の最小直径より小さい直径D3を有する環状溝46を画定する。実際には、フレキシブル・アーム38のもう1つの役割は、リング10をスリーブ12上に軸方向にロックできるようにすることである。このため、フレキシブル・アーム38は、リング10を軸方向にロックする手段と協力し、この手段は、本発明の一実施形態では、ハンドピース1の前端側でスリーブ12に設けられた環状内側肩部50の形をとる。より具体的には、リング10は、スリーブ12の円錐形部分16の側面に挿入される。アーム38が、その肩部40を介して環状内側肩部50に当接すると、アーム38は、互いに離れることによって弾性的に変形して、前記環状内側肩部50を通す。この変形の動きは、ハンドピース1の後端へいくほど小さくなる直径を有しかつ環状内側肩部50が上を摺動する切頭部分44の存在によってよって容易になる。スリーブ12の環状内側肩部50が、アーム38の肩部40を通過すると、肩部40はその遊休位置に戻り、環状内側肩部50は環状溝46に嵌る。これにより、リング10は、スリーブ12に対して軸方向にロックされるが、スリーブ12に対して自由に回転することができる。次に、スリーブ12とリング10によって構成されたユニットは、ビード22が半径方向の溝24と係合するまでハンドピース1の本体2の上を摺動する。最後に、ツール・シャンク6は、シャンク6がクランプ4を介して駆動シャフト8にしっかりと結合されるまで、リング10によって画定されたスルーホール48に通される。それにより、リング10は、ツール・シャンク6に摩擦結合され、その結果、ハンドピース1の駆動シャフト8は回転したときにツール・シャンク6とリング10を同時に駆動する。これにより、リング10は、ツール・シャンク6と同じ速度で回転する。ハンドピース1の駆動シャフト8とツール・シャンク6間の厳密な結合は、本発明の一部を構成せず、当業者は、そのような結合に使用される手段によく精通していることに注意されよう。したがって、そのような手段は、ここでは説明されない。
既に前述したように、リング10は、スリーブ12に取り付けられ、スリーブ12自体は、ハンドピース1の本体2に取り外し可能に取り付けられている。このために、ハンドピース1の後端側に、スリーブ12は、ハンドピース1の本体2に弾性的に固定するための手段を有し、ハンドピース1の前端側に、前記リングが自由に回転するようにリング10を取り付けるための手段を有する。スリーブ12をハンドピース1の本体2に弾性的に結合する手段は、前述のアーム18によって構成され、アーム18は、それらのビード22を介して放射状の溝24と係合する。リング10が自由に回転するようにリング10を取り付ける手段は、ハンドピース1の前端側にスリーブ12上に設けられた環状内側肩部50を有する。
変形として、図6は、前述のリング10と類似しかつ肩部40が省略された点だけが異なるリング10’を示す。このリング10’は、ツール・シャンク6に押し付けられることによって固定式に取り付けられるように設計される。この点において、ツール・シャンク6の外径に対してリング10’の内径を調節して前記リングをツール・シャンク6に押し付けるだけでよい。
本発明による偏向装置は、以下のように動作する。前述のように、リング10は、ツール・シャンク6と同じ速度で回転するように駆動される。これにより、排出チャンバ11内に空気流が作り出される。排出チャンバ11の出口35におけるフランジ32の前方部分の直径D1は、排出チャンバ11の入口31におけるフランジ32の後方部分の直径D4より大きい。したがって、リング10がツール・シャンク6と共に回転するとき、フランジ32の周速度は、その後方部分より前方部分の方が速い。したがって、フランジ32の前方部分の外周囲の空気流速度は、フランジ32の後方部分の外周囲の空気流速度より速い。したがって、フランジ32の前方部分のまわりの空気圧は、フランジ32の後方部分の圧力より低い。したがって、ハンドピース1の排出チャンバ11内部に、入口31と出口35の間で、肩部40の領域からハンドピース1の前端に配置されたフランジ32の領域に向かって減少する圧力勾配が作成される。この圧力勾配の作用により、ハンドピース1から排出チャンバ11の出口35を通って排出される空気流であって、砕片を手術野からハンドピースの前部を通って放出する空気流が成される。したがって、本発明による遠心偏向装置により、手術野内にある異物はハンドピースに全く侵入しない。ハンドピース機構を破損させる危険性がなくなり、洗浄及び殺菌操作が大幅に単純化される。
リング10とスリーブ12を作成するために使用される材料は、機械加工又は射出成形されたプラスチック、金属、セラミック又はこれらの様々な材料の組み合わせでよい。スリーブ12がプラスチック材料で作成される場合、プラスチックには、スリーブ12の加熱が目で見えるようにするために温度で変化する感熱色素を混ぜてもよい。警告を受けた医者は、スリーブが冷却しその元の色に戻るのに必要な時間だけ待った後で、患者の口に機器を挿入することになる。これにより、患者の口を火傷させる危険性がなくなる。スリーブ12が、例えば金属又はセラミックで作成される場合は、プラスチック材料に埋め込まれた感熱色素と同じ役割をする感熱材料層をスリーブ12に付着させることができる。
図7は、本発明による偏向装置の別の変形物が装着されたハンドピースの縦断面である。この実施形態によれば、スリーブ12”は、ハンドピース1の本体2と一体で作成される。スリーブ12”は、ツール・シャンク6に摺動可能に取り付けられたリング10”を覆う。このリング10”は、ハンドピース1の前端側に、ハンドピース1の後端へいくほど減少する直径D1”を有する概略切頭形状のフランジ32”を有する。このフランジ32”は、フランジ32”の最大直径D1”より小さい外径D2”を有するスリーブ52”によってハンドピース1の後方に拡張される。リング10”とスリーブ12”の対向壁は、実質的に互いに平行でかつ円錐リング10”の最大直径D1”と最小直径D4”の差に対して短い距離で延在して、実質的に一定幅を有する環状チャンバ11”を画定する。リング10”は、介在する切頭部分60によって互いに接続された円筒状の前側部分56と後側部分58を有する結合部分54によってハンドピース1の駆動シャフト8に回転式に結合される。結合部分54は、後側円筒部分58によって駆動シャフト8に係合され、前側円筒部分56によってリング10”のスリーブ52に係合される。したがって、結合部分54の後側円筒部分58の内径は、結合部分54を、例えば打ち込むか溶接することによって駆動シャフト8に取り付けることができるように、駆動シャフト8の外径と実質的に等しい。結合部分54の前側円筒部分56の内径は、リング10”と駆動シャフト8を互いにしっかりと結合できるように、リング10”のスリーブ52の外径より小さい。変形によれば、結合部分54は、リング10”と一体で作成されてもよく、組立体は、次に、ハンドピース1の駆動シャフト8に打ち込まれるか溶接される。
図5を検討すると分かるように、排出チャンバ11の断面62は、ツール・シャンク6の対称軸X−Xに対して約45°の角度αをなす。換言すると、排出チャンバ11の直径は、ハンドピースの前端から後端にいくほど減少する。しかしながら、他の角度値が想定されてもよい。したがって、図8に概略的に示したように、排出チャンバ11の断面62とツール・シャンク6の対称軸X−Xとがなす角度は、本発明による遠心偏向装置の動作原理を変更することなく、約135°でもよい。実際には、排出チャンバ11の断面62の直径が、ハンドピースの前端から後端にいくほど増大するが、排出チャンバ11の出口35におけるリング10の第1の直径D1は常に、排出チャンバ11の入口31におけるリング10の第2の直径D4より大きい。最後に、図9に示した最後の事例では、排出チャンバ11の断面62が、ツール・シャンク6の対称軸X−Xに垂直であることを想定することもできる。実際には、この事例でも、リング10の第1の直径D1は、やはり排出チャンバ11の出口点35にあり、リング10の第2の直径D4は、排出チャンバ11の入口点31にある。第2の直径D4が第1の直径D1より小さいので、排出チャンバ11の入口点31における空気速度は、前記排出チャンバ11の出口点35における空気速度より遅い。したがって、入口点31における空気圧は、出口点35における空気圧よりも高く、その結果、空気が排出チャンバから外側に向けて放出される作用により排出チャンバ11内に圧力勾配が作り出される。
1 ハンドピース、2 本体、6 ツール・シャンク、8 駆動シャフト、
10 リング、10a 前側能動部分、10b 後側能動部分、
11 排出チャンバ、12 スリーブ、14 円筒部分、16 円錐形部分、
18 アーム、26 外側リング、28 コンジット、30 スプリング・ワイヤ、
31 入口、32 フランジ、33 後方領域、34 切頭部分、35 出口、
36 環状面。

Claims (19)

  1. 手術によって生じる異物が侵入するのを防ぐために手術用又は歯科用ハンドピース(1)に装着されるように設計された遠心偏向装置にあって、
    前記ハンドピース(1)の駆動シャフト(8)にツール・シャンク(6)を介して回転式に結合されたリング(10)を有し、
    前記リング(10)が、前記ハンドピース(1)の前記本体(2)の前端に固定されかつ前記リング(10)と共に排出チャンバ(11)を画定するスリーブ(12)によって覆われており、
    前記排出チャンバ(11)が、前記ハンドピース(1)の後方領域(33)と連通する入口(31)と、外部環境と連通する出口(35)とを有し、
    前記リング(10)が、前記排出チャンバ(11)の前記出口(35)における第1の直径(D1)と、前記排出チャンバ(11)の前記入口(31)における第2の直径(D4)とを有し、前記リング(10)の前記第1の直径(D1)が、前記リング(10)の前記第2の直径(D4)より大きくされている、
    遠心偏向装置であって、
    前記スリーブ(12)が、前記ハンドピース(1)の前記本体(2)に取り外し可能に取り付けられ、前記リング(10)が、前記スリーブ(12)に対して自由に回転するが軸方向にロックされている
    ことを特徴とする遠心偏向装置。
  2. 前記排出チャンバ(11;11”)の前記断面(62)と前記ツールの対称軸(X−X)が、90°の値を中心とした範囲のいずれかの側に広がるゼロでない角度をなし、この角度は、前記排出チャンバ(11;11”)の前記断面が、前記ツールの前記対称軸(X−X)と垂直である位置に対応する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記回転リング(10;10”)と前記固定スリーブ(12)の対向壁が、実質的に互いに平行に延在する、請求項2に記載の装置。
  4. 前記リング(10;10”)が、円錐部分を有する回転部分であり、前記回転部分の前記第1の直径(D1;D1”)が、前記ハンドピース(1)の前記前端から前記後端にいくほど減少する、請求項3に記載の装置。
  5. 前記リング(10;10”)の前記円錐部分が、前記リング(10;10”)を前記スリーブ(12;12”)に対して軸方向にロックするための後側部分によって前記ハンドピース(1)の前記後端の方に延在され、前記後側部分の前記最大直径(D2;D2”)が、前記スリーブ(12;12”)の前記円錐部分の前記最大直径(D1;D1”)より小さい、請求項4に記載の装置。
  6. 前記リング(10;10”)の前記後側部分が、実質的に円筒形状のものである、請求項5に記載の装置。
  7. 前記リング(10)が、前記ツール・シャンク(6)を中心としたフランジ(32)と、前記ハンドピース(1)の前記後端にいくほど減少する直径を有し、前記フランジ(32)が、前記ツール・シャンク(6)のまわりに接線方向に延在しかつ肩部(40)においてその前記自由端で終端する複数のアーム(38)によって延在し、前記フランジ(32)の前記最大直径(D1)が、前記肩部(40)の前記最大直径(D2)より大きい、請求項6に記載の装置。
  8. 前記肩部(40)が、前記フランジ(32)と共に、前記肩部(40)の前記最大直径(D2)より小さい直径(D3)を有する環状溝(46)を画定する、請求項7に記載の装置。
  9. 前記ハンドピース(1)の前記前部から前記後部まで、前記肩部(40)は、切頭部分(44)よって拡張された円筒部分(42)を有し、前記円筒部分(42)の直径は、前記ハンドピース(1)の後端にいくほど減少する、請求項8に記載の装置。
  10. 前記リング(10)の前記内径が、前記ツール・シャンク(6)の前記外径より小さい、請求項9に記載の装置。
  11. ハンドピース(1)の前記後端側に、前記スリーブ(12)は、前記スリーブを前記ハンドピース(1)の前記本体(2)に弾性的に固定するための手段を有し、前記ハンドピース(1)の前端側に、前記リングが自由に回転するように前記リング(10)を取り付けるための手段とを有する、請求項10に記載の装置。
  12. 前記スリーブ(12)を前記ハンドピース(1)の前記本体(2)に固定するために、前記スリーブは、複数の規則的に離間されたアーム(18)を有し、前記アーム(18)は、その前記ハンドピース(1)の前記本体(2)に向いた面(20)に、前記ハンドピース(1)の前記本体(2)上に設けられた反対側の放射状溝(24)と係合するビード(22)を有する、請求項11に記載の装置。
  13. 前記ハンドピース(1)の前記前端側に、前記スリーブ(12)が、前記環状溝(46)と弾性的に係合する環状内側肩部(50)を有する、請求項12に記載の装置。
  14. 手術によって生じる異物が侵入するのを防ぐために手術用又は歯科用ハンドピース(1)に装着されるように設計された遠心偏向装置にあって、
    前記ハンドピース(1)の駆動シャフト(8)に直接又はツール・シャンク(6)を介して回転式に結合されたリング(10”)を有し、
    前記リング(10”)が、前記ハンドピース(1)の前記本体(2)の前記前端に固定されかつ前記リング(10”)と共に前記排出チャンバ(11”)を画定するスリーブ(12”)によって覆われ、
    前記排出チャンバ(11”)が、前記ハンドピース(1)の後方領域(33)と連通する入口(31)と、外部環境と連通する出口(35)とを有し、
    前記リング(10”)が、前記排出チャンバ(11”)の出口(35)における第1の直径(D1”)と前記排出チャンバ(11”)の前記入口(31)における第2の直径(D4”)とを有し、前記リング(10”)の前記第1の直径(D1”)が、前記リング(10”)の前記第2の直径(D4”)より大きく、前記スリーブ(12”)が、前記ハンドピース(1)の前記本体(2)と一体的にされている
    遠心偏向装置であって、
    前記リング(10”)が、前記ハンドピース(1)の前記前端側に、ほぼ切頭形状のフランジ(32”)を有し、前記フランジ(32”)の直径(D1”)は、前記ハンドピース(1)の前記後端にいくほど減少し、前記フランジ(32”)は、前記スリーブ(52)によって前記ハンドピース(1)の前記後方領域の方に延在され、前記フランジ(32”)の外径(D2”)は、前記フランジ(32”)の最大直径(D1”)より小さく、前記リング(10”)が、結合部分(54)によって前記ハンドピース(1)の前記駆動シャフト(8)に回転式に結合されている
    ことを特徴とする遠心偏向装置。
  15. 前記結合部分(54)が、中間切頭部分(60)によって互いに接続された前側円筒部分(56)と後側円筒部分(58)を有し、前記結合部分(54)が、前記後側円筒部分(58)によって前記駆動シャフト(8)と、前記前側円筒部分(56)によって前記リング(10”)の前記スリーブ(52)と係合された、請求項14に記載の装置。
  16. 前記結合部分(54)が、前記リング(10”)と一体で作成された、請求項15に記載の装置。
  17. 前記リング(10;10”)と前記スリーブ(12)を作成するために使用される材料が、機械加工又は射出成形されたプラスチック、金属又はセラミック材料、更にはこれらの組み合わせである、請求項1〜16のいずれか1項に記載の装置。
  18. 前記スリーブ(12)が、プラスチック材料で作成されたとき、前記プラスチックには、前記スリーブ(12)の加熱を目で見えるようにするために温度で変化する色を有する感熱色素を混合してもよい、請求項17に記載の装置。
  19. 前記スリーブ(12)が、金属又はセラミック材料で作成されたとき、前記スリーブ(12)は感熱材料層で被覆される、請求項18に記載の装置。
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