JP2004041430A - 内視鏡の先端部構造 - Google Patents
内視鏡の先端部構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004041430A JP2004041430A JP2002202686A JP2002202686A JP2004041430A JP 2004041430 A JP2004041430 A JP 2004041430A JP 2002202686 A JP2002202686 A JP 2002202686A JP 2002202686 A JP2002202686 A JP 2002202686A JP 2004041430 A JP2004041430 A JP 2004041430A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distal end
- endoscope
- cap
- insertion portion
- end structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00064—Constructional details of the endoscope body
- A61B1/00071—Insertion part of the endoscope body
- A61B1/0008—Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
- A61B1/00091—Nozzles
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00064—Constructional details of the endoscope body
- A61B1/00071—Insertion part of the endoscope body
- A61B1/0008—Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
- A61B1/00101—Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features the distal tip features being detachable
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Surgery (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
【構成】挿入部先端を軟質材料から構成し、この挿入部先端に着脱されるキャップを挿入部先端より硬質の硬質材料から構成した内視鏡の先端部構造。
【選択図】 図3
Description
【技術分野】
本発明は、内視鏡の先端部構造に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
内視鏡の挿入部には、各種の管路が挿通されている。このうち、例えば対物レンズ表面の洗浄を目的とする送気チャンネルや送水チャンネルの先端は、挿入部先端に開口していて、その開口端に、流路を対物レンズ側に向けて曲折する流路曲折ノズルが設けられている。この流路曲折ノズルは、管路をブラシ洗浄する際には邪魔になるため、着脱式とすることが好ましく、このため従来、挿入部先端に着脱されるゴム製のキャップに一体に設けるのが普通であった。
【0003】
ところが、挿入部先端の径は10mm前後と小径であるため、ゴム製の軟質なキャップは装着作業が困難である。加えて、送気チャンネルや送水チャンネルの管路内径は1.2mm程度と非常に細径であるため、キャップを挿入部先端に装着するときに、キャップと一体に形成されている流路曲折ノズルをこれらチャンネルへ挿入する作業も非常に困難である。挿入部先端の径は、一層の細径化が求められており、チャンネルへのノズルの装着の困難性は増している。一方、硬質材料からなる流路曲折ノズルを単独で設けると、脱着作業は一層困難であるばかりか、不用意に外れて体内に残る事故が発生する。
【0004】
【発明の目的】
本発明は、内視鏡の挿入部先端に着脱するキャップに、該挿入部内の管路の開口端に位置して流路を曲折する流路曲折ノズル部を設けるタイプの内視鏡において、キャップの装着作業が容易な先端部構造を得ることを目的とする。
【0005】
【発明の概要】
本発明は、内視鏡先端部から離れてしまうキャップがゴム等の軟質材料であることが装着を困難にしているのではないかという疑いと、硬質材料と軟質材料を入れ替えてしまえば、つまりキャップを硬質にし、先端部を軟質にしてしまえば、以上の問題点は解消するという逆転の発想によってなされたものである。
【0006】
すなわち、本発明は、内視鏡の挿入部内に該挿入部の先端に開口する管路を挿通し、挿入部先端に、管路の開口端に位置して流路を曲折する流路曲折ノズル部を有するキャップを着脱可能に設けた内視鏡の先端部構造において、挿入部先端を軟質材料から構成し、この挿入部先端に着脱されるキャップを挿入部先端より硬質の硬質材料から構成したことを特徴としている。
【0007】
このように、キャップを硬質材料から構成すると、キャップに一体に形成する流路曲折ノズル部の形状を単純化することが可能となる。すなわち、従来のゴム製キャップの流路曲折ノズル部は、管路開口端内に挿入する挿入筒部が不可欠であり、この挿入筒部が装着の困難性を増していたが、この挿入筒部を省略し、流路曲折ノズル部を、管路開口端に間隔をおいて対向する邪魔壁と、管路を挿入部先端面に沿う特定方向に向ける方向規制壁とを有し、管路への挿入部を備えない形態とすることができる。
【0008】
具体的には、挿入部先端は、ゴムまたは軟質の合成樹脂材料から構成し、キャップは金属材料または硬質の合成樹脂材料から構成することができる。挿入部先端には特に医療用シリコンゴムが好ましく、キャップには特にノリル樹脂が好ましい。
【0009】
挿入部内の管路は、具体的には、送気または送水する送気送水チューブであり、キャップの流路曲折ノズル部は挿入部先端に配置した対物レンズに向けてこの送気送水チューブの流路を曲折する。
【0010】
【発明の実施形態】
図5は、内視鏡10の全体構成の一例を示すもので、体腔内に挿入される挿入部11とその基部側に接続された操作部12を有している。挿入部11は、先端側から順に先端部13、湾曲部14及び可撓管部15を有しており、さらに可撓管部15が連結部16を介して操作部12に接続している。操作部12からはユニバーサルチューブ17が延設されており、該ユニバーサルチューブ17の末端に設けたコネクタ部18は、内視鏡本体とは別体の図示しないプロセッサに着脱可能となっている。
【0011】
先端部13の端面には、図1、図2に示すように、対物レンズ21、一対の配光レンズ22、処置具挿通チャンネル出口23、及び送気送水チューブ24の出口開口24a(図3参照)が配置されている。処置具挿通チャンネル出口23は、操作部12の処置具挿入口19に連通している。送気送水チューブ24は送気送水源に接続されており、操作部12の送気送水ボタン20の操作により、空気または水を噴出する。
【0012】
対物レンズ21は、図3に示すように、観察物体の像をイメージファイバ25の入射端面に結像し、該イメージファイバ25の出射端面に伝達された像が操作部12に設けられた接眼系を介して観察される。配光レンズ22は、ライトガイドファイバを介してプロセッサの光源に接続されている。
【0013】
先端部13の外周面には、キャップ30が被着されている。このキャップ30は、先端部13の外周に位置する筒状部30aと、この筒状部30aの先端一部を内方に曲折した形の内方突出部30bと、この内方突出部30bに形成した流路曲折ノズル部30cとを備えている。流路曲折ノズル部30cは、出口開口24aに間隔をおいて対向する邪魔壁30c1と、出口開口24aを対物レンズ21方向に向ける方向規制壁30c2とを有している。
【0014】
キャップ30の筒状部30aの内周部には、環状突起30dが形成されており、先端部13の外周部には、この環状突起30dが嵌まる環状凹部13aが形成されている。
【0015】
以上の内視鏡の先端部構造は、キャップ30の流路曲折ノズル部30cに、出口開口24a内への挿入筒部が存在しない点を除き、従来構造と基本的に同じである。本実施形態の特徴は、以上の構成において、先端部13をゴムや軟質合成樹脂のような比較的軟質な材料から構成し、キャップ30を硬質合成樹脂や金属(例えばステンレス)のような比較的硬質な材料から構成した点にある。具体的には、先端部13をシリコンゴム、キャップ30をノリル樹脂から構成している。従来品ではこの硬軟材料の関係が逆であり、本発明者の認識によれば、このためにキャップ30の装着作業が困難であった。
【0016】
これに対し、本実施形態のように、キャップ30を硬質材料とすると、自身に形状保持性があるので、取り扱いが容易であり、先端部13に装着しやすい。一方、軟質材料からなる先端部13は、安定した形態の挿入部11の先端に位置しているため、軟質であっても取り扱いが困難になることはない。そして、一旦先端部13の環状凹部13aに、キャップ30の環状突起30dを嵌めて装着作業が完了すれば、キャップ30が先端部13の形状保持性を補助するため、先端部13は全体としてキャップ30を装着する前より硬質となる。
【0017】
そして、キャップ30が硬質であるため、キャップ30の流路曲折ノズル部30cに、出口開口24a内へ挿入する挿入筒部を省略することが可能となる。もっとも、図4に示すように、流路曲折ノズル部30cに、出口開口24a内へ挿入する挿入筒部30c3を付加する態様も可能である。この態様でも、挿入筒部30c3が硬質であるので、出口開口24aへの挿入作業は、容易である。
【0018】
よって、操作部12の送気送水ボタン20を操作すると、送気送水チューブ24からの空気または水が流路曲折ノズル部30cによって曲げられ対物レンズ21に向かって供給される。すなわち、内視鏡観察時に対物レンズ21の表面に汚れが発生したときには、送気送水ボタン20を操作すれば、送気送水チューブ24からの空気または水が流路曲折ノズル部30cで曲げられて対物レンズ21方向に噴出されので、対物レンズ21表面の汚れを除去することができる。また、キャップ30を外した状態においては、出口開口24aが開放される。よって送気送水チューブ24にブラシを通して洗浄することができる。
【0019】
以上の実施形態は、送気送水チューブ24が送気と送水を兼用するものであるが、送気チューブと送水チューブを独立設けるタイプにも本発明は同様に適用可能である。
【0020】
【発明の効果】
以上のように本発明よれば、内視鏡の挿入部先端を軟質材料とし、この挿入部先端に着脱するキャップを硬質材料とするという逆転の発想により、キャップの装着作業が容易な先端部構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による内視鏡の先端部構造の一実施形態を示す、内視鏡先端部の斜視図である。
【図2】同正面図である。
【図3】図2のIII‐III線に沿う断面図である。
【図4】本発明による内視鏡の先端部構造に用いるキャップの別の実施形態を示す、キャップ単体の断面図である。
【図5】内視鏡の全体を示す図である。
【符号の説明】
10 内視鏡
11 挿入部
12 操作部
13 先端部
13a 環状凹部
20 送気送水ボタン
21 対物レンズ
22 配光レンズ
23 処置具挿通チャンネル出口
24 送気送水チューブ
24a 出口開口
30 キャップ
30a 筒状部
30b 内方突出部
30c 流路曲折ノズル部
30c1 邪魔壁
30c2 方向規制壁
30c3 挿入筒部
Claims (6)
- 内視鏡の挿入部内に該挿入部の先端に開口する管路を挿通し、上記挿入部先端に、上記管路の開口端に位置して流路を曲折する流路曲折ノズル部を有するキャップを着脱可能に設けた内視鏡の先端部構造において、
上記挿入部先端を軟質材料から構成し、この挿入部先端に着脱されるキャップを挿入部先端より硬質の硬質材料から構成したことを特徴とする内視鏡の先端部構造。 - 請求項1記載の内視鏡の先端部構造において、上記キャップの流路曲折ノズル部は、管路開口端に間隔をおいて対向する邪魔壁と、上記管路を挿入部先端面に沿う特定方向に向ける方向規制壁とを有し、管路への挿入部を備えない内視鏡の先端部構造。
- 請求項1または2記載の内視鏡の先端部構造において、挿入部先端は、ゴムまたは軟質の合成樹脂材料からなり、キャップは金属材料または硬質の合成樹脂材料からなる内視鏡の先端部構造。
- 請求項3記載の内視鏡の先端部構造において、挿入部先端はシリコンゴムからなっている内視鏡の先端部構造。
- 請求項3または4記載の内視鏡の先端部構造において、キャップはノリル樹脂からなっている内視鏡の先端部構造。
- 請求項1ないし5のいずれか1項記載の内視鏡の先端部構造において、挿入部内の管路は送気または送水する送気送水チューブであり、キャップの流路曲折ノズル部は挿入部先端に配置した対物レンズに向けてこの送気送水チューブの流路を曲折する内視鏡の先端部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002202686A JP2004041430A (ja) | 2002-07-11 | 2002-07-11 | 内視鏡の先端部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002202686A JP2004041430A (ja) | 2002-07-11 | 2002-07-11 | 内視鏡の先端部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004041430A true JP2004041430A (ja) | 2004-02-12 |
Family
ID=31708807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002202686A Pending JP2004041430A (ja) | 2002-07-11 | 2002-07-11 | 内視鏡の先端部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004041430A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006297097A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Karl Stortz Gmbh & Co Kg | 洗浄媒体用偏向部材を有する内視鏡 |
JP2010000186A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Fujinon Corp | 内視鏡 |
US9060677B2 (en) | 2011-04-13 | 2015-06-23 | Olympus Medical Systems Corp. | Endoscope |
-
2002
- 2002-07-11 JP JP2002202686A patent/JP2004041430A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006297097A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Karl Stortz Gmbh & Co Kg | 洗浄媒体用偏向部材を有する内視鏡 |
JP2010000186A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Fujinon Corp | 内視鏡 |
US9060677B2 (en) | 2011-04-13 | 2015-06-23 | Olympus Medical Systems Corp. | Endoscope |
EP2698093A4 (en) * | 2011-04-13 | 2015-07-01 | Olympus Medical Systems Corp | ENDOSCOPE |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8777845B2 (en) | Endoscope | |
JP2007520287A (ja) | フレキシブルプローブを備えた内視鏡 | |
US20210068616A1 (en) | Endoscope and endoscope system | |
JP2006297097A (ja) | 洗浄媒体用偏向部材を有する内視鏡 | |
JP3667455B2 (ja) | 内視鏡用流体供給装置および内視鏡装置 | |
JP2022128499A (ja) | 内視鏡 | |
JPH09238893A (ja) | 内視鏡 | |
JP2004041430A (ja) | 内視鏡の先端部構造 | |
JPH07100096A (ja) | 内視鏡装置 | |
JPH05103756A (ja) | 内視鏡 | |
JP4488265B2 (ja) | 内視鏡 | |
JP5771507B2 (ja) | 内視鏡用キャップ及び内視鏡ユニット | |
JP4071058B2 (ja) | 内視鏡のフード構造 | |
JP4223748B2 (ja) | 内視鏡の先端部構造 | |
JPH10309259A (ja) | 内視鏡 | |
JPH0856894A (ja) | 内視鏡の先端部 | |
JP6280823B2 (ja) | 内視鏡 | |
JP2004041426A (ja) | 内視鏡の先端部構造 | |
JP2004041248A (ja) | 内視鏡の先端部構造 | |
JP3362957B2 (ja) | 内視鏡 | |
JP3974242B2 (ja) | 内視鏡の先端部 | |
JPH0366353A (ja) | 内視鏡 | |
JP4242173B2 (ja) | 内視鏡の挿入部先端構造 | |
JP2006247261A (ja) | 内視鏡 | |
JPH09168504A (ja) | 内視鏡 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050420 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071225 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080221 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080415 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20080430 |