JP2004041426A - 内視鏡の先端部構造 - Google Patents

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JP2004041426A JP2002202613A JP2002202613A JP2004041426A JP 2004041426 A JP2004041426 A JP 2004041426A JP 2002202613 A JP2002202613 A JP 2002202613A JP 2002202613 A JP2002202613 A JP 2002202613A JP 2004041426 A JP2004041426 A JP 2004041426A
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Motoko Kawamura
川村 素子
Naoya Ouchi
大内 直哉
Masahiro Takano
高野 雅弘
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Abstract

【目的】内視鏡の挿入部内に該挿入部の先端に開口する管路を挿通し、上記挿入部先端に、上記管路の開口端に位置して流路を曲折する流路曲折ノズル部を有するキャップを着脱可能に設けた内視鏡の先端部構造において、管路洗浄のために着脱キャップを外しても、内視鏡との対応関係が失われない内視鏡の先端部構造を得る。
【構成】着脱キャップを、挿入部の長手方向に延びる接続帯体の一端部に接続させて形成し、この接続帯体の他端部を挿入部に固定した内視鏡の先端部構造。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、内視鏡の先端部構造に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
内視鏡の挿入部には、各種の管路が挿通されている。このうち、例えば対物レンズ表面の洗浄を目的とする送気チャンネルや送水チャンネルの先端は、挿入部先端に開口していて、その開口端に、流路を対物レンズ側に向けて曲折する流路曲折ノズルが設けられている。この流路曲折ノズルは、管路をブラシ洗浄する際には邪魔になるため、着脱式とすることが好ましく、このため従来、挿入部先端に着脱されるゴム製のキャップに一体に設けるのが普通であった。
【0003】
ところが、この流路曲折ノズル部を有する着脱キャップは、内視鏡毎にサイズが異なり、内視鏡毎に仕様が異なるのが普通である。このため、複数の内視鏡を並列的に使用する使用環境で、管路のブラシ洗浄のために着脱キャップを外すと、装着するときにどの内視鏡の着脱キャップであるのかを判別するのが困難になっていた。
【0004】
【発明の目的】
本発明は、以上の問題意識に基づき、管路洗浄のために着脱キャップを外しても、内視鏡との対応関係が失われない内視鏡の先端部構造を得ることを目的とする。
【0005】
【発明の概要】
本発明は、着脱キャップを挿入部先端から外したときにも、内視鏡先端部にぶら下げた状態で保持することにより、内視鏡との対応関係を維持するという着眼に基づいてなされたものである。
【0006】
すなわち、本発明は、内視鏡の挿入部内に該挿入部の先端に開口する管路を挿通し、挿入部先端に、管路の開口端に位置して流路を曲折する流路曲折ノズル部を有するキャップを着脱可能に設けた内視鏡の先端部構造において、着脱キャップを、挿入部の長手方向に延びる接続帯体の一端部に接続させて形成し、この接続帯体の他端部を挿入部に固定したことを特徴としている。
【0007】
接続帯体の他端部を挿入部に固定するための一態様では、該接続帯体の他端部に、挿入部に嵌合保持される保持リングを設けることができる。これらの着脱キャップ、接続帯体及び保持リングは、挿入部先端より軟質のゴムまたは合成樹脂材料から一体に成形するのが実際的である。
【0008】
接続帯体の他端部を挿入部に固定するための別の態様では、該接続帯体の他端部は、挿入部の先端部と湾曲部の接続境界部内に埋め込み固定することができる。
【0009】
着脱キャップの流路曲折ノズル部は、例えば管路開口端に挿入される挿入筒部と、この挿入筒部の先端部を挿入部先端面に沿う特定方向に向ける横穴部とによって構成することができる。
挿入部内の管路は、具体的には、挿入部内の管路は送気送水する送気送水チューブ、送気する送気チューブまたは送水する送水チューブであり、着脱キャップの流路曲折ノズル部は挿入部先端に配置した対物レンズに向けてこれらチューブの流路を曲折する。
【0010】
【発明の実施形態】
図7は、内視鏡10の全体構成の一例を示すもので、体腔内に挿入される挿入部11とその基部側に接続された操作部12を有している。挿入部11は、先端側から順に先端部13、湾曲部14及び可撓管部15を有しており、さらに可撓管部15が連結部16を介して操作部12に接続している。操作部12からはユニバーサルチューブ17が延設されており、該ユニバーサルチューブ17の末端に設けたコネクタ部18は、内視鏡本体とは別体の図示しないプロセッサに着脱可能となっている。
【0011】
図1ないし図4は、例えば以上の構成を有する内視鏡に適用する本発明の第一の実施形態を示している。先端部13の端面には、図1、図2に示すように、対物レンズ21、一対の配光レンズ22、処置具挿通チャンネル出口23、及び送気送水チューブ24の出口開口24a(図3参照)が配置されている。処置具挿通チャンネル出口23は、操作部12の処置具挿入口19に連通している。送気送水チューブ24は送気送水源に接続されており、操作部12の送気送水ボタン20の操作により、空気または水を噴出する。
【0012】
対物レンズ21は、図3に示すように、観察物体の像をイメージファイバ25の入射端面に結像し、該イメージファイバ25の出射端面に伝達された像が操作部12に設けられた接眼系を介して観察される。配光レンズ22は、ライトガイドファイバを介してプロセッサの光源に接続されている。
【0013】
先端部13の外周面には、先端部13(挿入部11)の長さ方向に長い接続帯体30で接続された着脱キャップ31と保持リング32とが装着されている。この接続帯体30、着脱キャップ31及び保持リング32は、先端部13より軟質のゴムまたは合成樹脂材料により一体に成形されている。
【0014】
着脱キャップ31は、先端部13の外周に位置する筒状部31aと、この筒状部31aの先端一部を内方に曲折した形の内方突出部31bと、この内方突出部31bに形成した流路曲折ノズル部31cとを備えている。流路曲折ノズル部31cは、出口開口24aに挿入される挿入筒部31c1と、この挿入筒部31c1の先端部(出口開口24a)を対物レンズ21方向に向ける横穴部31c2とを有している。
【0015】
保持リング32は、完全環体からなり、接続帯体30の長さ分だけ先端部13の先端部から奥部に嵌まっている。先端部13の外周には、この保持リング32を保持する環状凹部13aが形成されている。この環状凹部13aと保持リング32との嵌合(接続)強度は、保持リング32を強い力で拡径させることで環状凹部13aに嵌まることができるが、通常の使用状態で着脱キャップ31を先端部13の先端に着脱するときには、離脱することがないように定められている。すなわち、保持リング32は固定部である。
【0016】
以上の内視鏡の先端部構造は、着脱キャップ31と保持リング32を先端部13の先端部に装着した通常の内視鏡操作において、操作部12の送気送水ボタン20を操作すると、送気送水チューブ24からの空気または水が流路曲折ノズル部31cによって曲げられ対物レンズ21に向かって供給される。すなわち、内視鏡観察時に対物レンズ21の表面に汚れが発生したときには、送気送水ボタン20を操作すれば、送気送水チューブ24からの空気または水が流路曲折ノズル部31cで曲げられて対物レンズ21方向に噴出されので、対物レンズ21表面の汚れを除去することができる。
【0017】
一方、内視鏡の非使用状態において送気送水チューブ24をブラシ洗浄するときには、着脱キャップ31を先端部13の先端から外す(図4(B))。すると、出口開口24aが開放されるので、送気送水チューブ24にブラシを通して洗浄することができる。このとき、着脱キャップ31は、先端部13に固く結合されている保持リング32に接続帯体30を介して接続されているので、先端部13から脱落することがなく、対応関係が保持される。よって、ブラシ洗浄後に着脱キャップ31を再び先端部13に装着するときの困難性が緩和される。
【0018】
図5、図6は、本発明の別の実施形態を示している。この実施形態は、第一の実施形態に比較して、送気チューブ26(出口開口26a)と送水チューブ27(出口開口27a)が独立している点、着脱キャップ31Xが環状でなく、その内方突出部31bに、送気チューブ用、送水チューブ用の2つの流路曲折ノズル部31cが形成されている点、固定部32Xがリング状でなく先端部13と湾曲部14の接続境界部内に埋込固定されている点、及び対物レンズ21の像がCCD28上に結像される点が異なる。2つの流路曲折ノズル部31cはともに、送気流路、送水流路を対物レンズ21表面に向けている。この他は、第一の実施形態と実質的に同様であり、同様な構成要素には同一の符号を付した。
【0019】
この実施形態においても、接続帯体30の固定部32Xが先端部13と湾曲部14の接続境界部内(挿入部11)に埋込固定されているため、着脱キャップ31Xを外しても、挿入部11からの離脱を防ぐことができる。また、操作部12には、送気ボタンと送水ボタンが独立して設けられており、これらを操作することで、送気チューブ26及びその流路曲折ノズル部31cからは送気を、送水チューブ27及びその流路曲折ノズル部31cからは送水して、対物レンズ21を洗浄することができる。
【0020】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、流路曲折ノズル部を有する着脱キャップが、挿入部先端から外したときにも、接続紐部を介して内視鏡先端部に保持されるので、内視鏡との対応関係を確実に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による内視鏡の先端部構造の一実施形態を示す、内視鏡先端部の斜視図である。
【図2】同正面図である。
【図3】図2のIII‐III線に沿う断面図である。
【図4】(A)、(B)は、図1ないし図3の内視鏡の先端部構造において、キャップを先端部に装着した状態と外した状態を示す側面図である。
【図5】本発明による内視鏡の先端部構造の別の実施形態を示す、内視鏡先端部の正面図である。
【図6】図5のVI‐VI線に沿う断面図である。
【図7】内視鏡の全体を示す図である。
【符号の説明】
10 内視鏡
11 挿入部
12 操作部
13 先端部
13a 環状凹部
20 送気送水ボタン
21 対物レンズ
22 配光レンズ
23 処置具挿通チャンネル出口
24 送気送水チューブ
24a 出口開口
30 接続帯体
31 31X 着脱キャップ
31a 筒状部
31b 内方突出部
31c 流路曲折ノズル部
31c1 挿入筒部
31c2 横穴部
32 保持リング(固定部)
32X 固定部

Claims (6)

  1. 内視鏡の挿入部内に該挿入部の先端に開口する管路を挿通し、上記挿入部先端に、上記管路の開口端に位置して流路を曲折する流路曲折ノズル部を有するキャップを着脱可能に設けた内視鏡の先端部構造において、
    上記着脱キャップを、挿入部の長手方向に延びる接続帯体の一端部に接続させて形成し、この接続帯体の他端部を挿入部に固定したことを特徴とする内視鏡の先端部構造。
  2. 請求項1記載の内視鏡の先端部構造において、上記接続帯体の他端部には、挿入部に嵌合保持される保持リングが設けられている内視鏡の先端部構造。
  3. 請求項2記載の内視鏡の先端部構造において、着脱キャップ、接続帯体及び保持リングは、挿入部先端より軟質のゴムまたは合成樹脂材料により一体に成形されている内視鏡の先端部構造。
  4. 請求項1記載の内視鏡の先端部構造において、上記接続帯体の他端部は、挿入部の先端部と湾曲部の接続境界部内に埋め込み固定されている内視鏡の先端部構造。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項記載の内視鏡の先端部構造において、上記着脱キャップの流路曲折ノズル部は、管路開口端に挿入される挿入筒部と、この挿入筒部の先端部を挿入部先端面に沿う特定方向に向ける横穴部とを有する内視鏡の先端部構造。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項記載の内視鏡の先端部構造において、挿入部内の管路は送気送水する送気送水チューブ、送気する送気チューブまたは送水する送水チューブであり、着脱キャップの流路曲折ノズル部は挿入部先端に配置した対物レンズに向けてこれらチューブの流路を曲折する内視鏡の先端部構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023276551A1 (ja) * 2021-06-30 2023-01-05 Hoya株式会社 内視鏡

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