JP2011142446A - コンテンツ共有システム,コンテンツ共有方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】グループ通話時に、送信端末がコンテンツデータを発信してからそれを受信端末が受信完了するまでの時間が常に制限時間内で納まるようにして、リアルタイムのコンテンツ共有を高品質で実行し得るコンテンツ共有システム,コンテンツ配信方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】送信端末(ユーザ端末1A〜1D)と中継サーバ2の両方が、コンテンツデータの転送相手への利用可能帯域を計測する通信帯域計測手段12,21と、コンテンツデータのデータ量を圧縮するデータ圧縮手段14,25を有し、中継サーバ2が、送信端末から中継サーバ2及び中継サーバ2から受信端末への各利用可能帯域とコンテンツデータのデータ量とに基づいて送信端末及び中継サーバ2それぞれにおけるデータ削減率を決定する削減方法決定手段22と、この送信端末におけるデータ削減率を送信端末へ通知する削減率通知手段23とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、グループ通信を利用してグループ内のユーザ間でリアルタイムにコンテンツデータを共有できるコンテンツ共有システム,コンテンツ共有方法及びプログラムに関する。
テキスト,静止画像,音声,動画など多様なメディアの情報を扱うリッチメディアのコミュニケーションツールの1つに、グループ通話中に写真などのデータを端末間で授受してグループ内でコンテンツを共有するリアルタイムのコンテンツ共有技術がある。
通常のグループ通信は、端末からサーバへコンテンツデータが送信され、サーバでコンテンツデータが複製されてグループ内の他の端末へ配信されるが、単にこの構成だけでリアルタイムのコンテンツ共有を実現した場合、送信端末から受信端末への通信速度が十分でないと、送信端末からコンテンツデータが発信されて受信端末に届くまでの時間が増大してしまい、コミュニケーションの品質が劣化してしまうという問題があった。
この問題を解決するための技術としては、サーバでコンテンツデータを圧縮する技術が知られており、これに関連する技術が特許文献1に開示されている。特許文献1には、映像データを配信する際に接続先への利用可能な帯域を判別し、映像データのビットレートと利用可能な帯域との比較結果から映像データの削減率を判別し、この削減率に従って映像データを削減(圧縮)して送信することが開示されている。
特開2000−138918号公報
しかしながら、特許文献1に開示された関連技術をグループ通話中のリアルタイムのコンテンツ共有技術に採用した場合、コンテンツ発信元の送信端末に、受信端末への通信速度を計測する機能とこの計測結果に基づいて送信コンテンツデータを圧縮する機能とを装備させることになるが、グループ通話においては1つの送信端末からのデータが中継サーバを介して複数の受信端末へ送られる1対多の通信を行うので、送信端末は、受信端末毎に通信速度を計測して、受信端末毎に異なる削減率で圧縮したコンテンツを送らなければならず、リソースに限りがある送信端末に対する負荷が増大してしまうという問題があった。
また、送信端末から各受信端末に対するにコンテンツデータが個別に送信されるので、送信端末から中継サーバまでの回線に対しても多大な負荷を与えてしまい、コンテンツが受信端末に届くまでにかかる時間が大きくなって、音声通話の進行が妨げられる恐れが生じるという問題があった。
本発明は、上記関連技術が有する問題を解決し、グループ通話時に、送信端末がコンテンツデータを発信してからそれを受信端末が受信完了するまでの時間が常に制限時間以内になるようにし、リアルタイムのコンテンツ共有における通信品質を維持し得るコンテンツ共有システム,コンテンツ配信方法及びプログラムを提供することを、その目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のコンテンツ共有システムは、コンテンツデータを送受信する送信端末及び受信端末と、この両端末間でコンテンツデータを中継する中継サーバとから成り、前記送信端末が、前記コンテンツデータの送信先である中継サーバへの利用可能帯域を計測する通信帯域計測手段と、この計測された利用可能帯域と前記コンテンツデータのデータ量とを含む問合せ情報を前記中継サーバへ送る問合せ手段と、この問合せ情報に対応して前記中継サーバから通知されるデータ削減率で前記コンテンツデータを圧縮するデータ圧縮手段と、この圧縮後のコンテンツデータを前記中継サーバへ送信するデータ送信手段とを備え、前記中継サーバが、前記コンテンツデータの転送先への利用可能帯域を計測するサーバ用通信帯域計測手段と、前記送信端末から前記問合せ情報を受けた場合にこの問合せ情報に含まれる情報と前記サーバ用通信帯域計測手段に計測された利用可能帯域とに基づいて前記送信端末におけるデータ削減率及び前記中継サーバにおけるデータ削減率をそれぞれ決定する削減率決定手段と、この決定された送信端末でのデータ削減率を当該送信端末へ通知する削減率通知手段と、前記送信端末から送られてくるコンテンツデータを前記決定されたデータ削減率で圧縮するデータ圧縮手段と、この圧縮後のコンテンツデータを前記受信端末へ転送するデータ転送手段とを備え、前記削減率決定手段は、前記コンテンツデータを前記送信端末から前記受信端末へ伝送する場合の伝送完了時間が予め設定された制限時間以内になるように前記各データ削減率を決定する機能を備えたことを特徴する。
また、本発明のコンテンツ共有方法は、コンテンツデータを送受信する送信端末及び受信端末と、この両端末間でコンテンツデータを中継する中継サーバとから成るコンテンツ共有システムにあって、前記送信端末が前記コンテンツデータの送信先である中継サーバへの利用可能帯域を計測し、この計測された利用可能帯域と前記コンテンツデータのデータ量とを含む問合せ情報を前記中継サーバへ送信し、この問合せ情報を受けた中継サーバが前記コンテンツデータの転送先への利用可能帯域を計測し、この計測された利用可能帯域と前記問合せ情報に含まれる情報とに基づいて前記コンテンツデータを前記送信端末から前記受信端末へ伝送する場合の伝送完了時間が予め設定された制限時間以内になるように前記送信端末及び前記中継サーバそれぞれにおける当該コンテンツデータのデータ削減率を前記中継サーバが決定し、この決定された前記送信端末におけるデータ削減率を前記中継サーバが当該送信端末へ通知し、このデータ削減率の通知を受けた送信端末が当該データ削減率で前記コンテンツデータを圧縮し、この圧縮後のコンテンツデータを前記送信端末が前記中継サーバへ送信し、このコンテンツデータを受けた中継サーバが前記決定したデータ削減率で当該コンテンツデータを圧縮し、この圧縮後のコンテンツデータを前記受信端末へ転送することを特徴する。
また、本発明のコンテンツ共有用プログラムは、コンテンツデータを送受信する送信端末及び受信端末の間で当該コンテンツデータを中継する中継サーバの動作を制御するコンピュータに、前記コンテンツデータの転送先への利用可能帯域を計測する機能と、前記送信端末から前記コンテンツデータのデータ量と当該送信端末から中継サーバへの利用可能帯域とを含む問合せ情報を受けた場合に当該問合せ情報に含まれる情報と前記計測された利用可能帯域とに基づいて前記コンテンツデータを前記送信端末から前記受信端末へ伝送する場合の伝送完了時間が予め設定された制限時間以内になるように前記送信端末及び前記中継サーバそれぞれにおける当該コンテンツデータのデータ削減率を決定する機能と、この決定された前記送信端末におけるデータ削減率を当該送信端末へ通知する機能と、この通知に対応して送られてくるコンテンツデータを前記中継サーバにおけるデータ削減率で圧縮する機能と、この圧縮後のコンテンツデータを前記受信端末へ出力する機能とを実行させることを特徴する。
本発明は、以上のように構成したため、これにより、送信端末及び中継サーバで通信帯域の計測結果に基づくコンテンツデータの圧縮が可能になるので、送信端末から受信端末までの通信帯域が十分でない場合でも、送信端末に負荷が集中することなく、送信コンテンツのデータ量を調節し、端末間でのコンテンツ伝送に要する時間を制限時間以内に保つことができ、リアルタイムのコンテンツ共有サービスとしての体感品質(QoE:Quality of Experience)を向上させることができる。
本発明に係る第1実施形態のコンテンツ共有システムの概略構成を示す機能ブロック図である。 図1に開示した実施形態のコンテンツ共有システムの全体動作を示すシーケンス図である。 図1に開示した実施形態の具体例を示す概略構成図である。 本発明に係る第2実施形態のコンテンツ共有システムの全体動作を示すシーケンス図である。 本発明に係る第3実施形態のコンテンツ共有システムの概略構成を示す機能ブロック図である。 図5に開示した実施形態のコンテンツ共有システムの全体動作を示すシーケンス図である。
以下、本発明にかかる一実施形態を、図面に基づいて説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明に係る第1の実施形態のコンテンツ共有システムの構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、本第1実施形態のコンテンツ共有システムは、複数のユーザ端末1A〜1Dと、このユーザ端末1A〜1Dと回線接続した中継サーバ2とから成る。
本第1実施形態のコンテンツ共有システムでは、ユーザ端末1A〜1Dが中継サーバ2を介してグループ通信を実行する構成であり、ユーザ端末1A〜1D間でコンテンツを共有するために、ユーザ端末1A〜1Dのうちの1つから送信されたコンテンツが中継サーバ2で複製されて他のユーザ端末へ配信される構成である。
ここで、図1では、4機のユーザ端末1A〜1Dを1つのグループとした場合を示しているが、4機に限定されず、複数であればよい。また、ユーザ端末1A〜1Dと中継サーバ2は図示していないインターネットなどの通信網を介して接続した構成であればよい。
ユーザ端末1A〜1Dは、共通の構成要素を有しており、例えば、携帯電話機であるが、図1においては、ユーザ端末1Aの内部構成のうちのコンテンツ送信に関する構成のみを示しており、コンテンツ受信に関する構成などを省略している。以下、ユーザ端末1Aがコンテンツデータを送信する場合について本実施形態を説明する。
ユーザ端末1A(以下、送信端末とする)は、情報処理部10と、コンテンツデータを記憶したコンテンツ記憶部11と、中継サーバ2との通信を行う通信部16とを備え、情報処理部10は、コンテンツデータの送信先である中継サーバ2への利用可能帯域を計測する通信帯域計測手段12と、この計測された利用可能帯域とコンテンツデータのデータ量とを含む問合せ情報を中継サーバ2へ送る問合せ手段13と、この問合せ情報に対応して中継サーバ2から通知されるデータ削減率でコンテンツデータを圧縮するデータ圧縮手段14と、この圧縮後のコンテンツデータを中継サーバ2へ送信するデータ送信手段15とを備えている。中継サーバ2への利用可能帯域とは、中継サーバ2に対するデータ送信に利用可能な帯域であり、ここで言う「帯域」とはデータ転送レートのことを表している。
中継サーバ2は、情報処理部20と、ユーザ端末1A〜1Dとの通信を行う通信部26とを備え、情報処理部20は、コンテンツデータの転送先であるユーザ端末1B〜1D(以下、受信端末とする)への各利用可能帯域を計測する通信帯域計測手段21と、送信端末から問合せ情報を受けた場合に当該問合せ情報に含まれる情報と通信帯域計測手段21に計測された利用可能帯域とに基づいて当該問合せ情報に係るコンテンツデータを送信端末から受信端末に伝送する場合の伝送完了時間が予め設定された制限時間以内になるように送信端末におけるデータ削減率及び中継サーバ2におけるデータ削減率を決定する削減率決定手段22と、この決定された送信端末でのデータ削減率を送信端末へ通知する削減率通知手段23と、この通知に対応して送信端末から送られてくるコンテンツデータを削減率決定手段22によって決定された中継サーバにおけるデータ削減率で圧縮するデータ圧縮手段24と、この圧縮後のコンテンツデータを各受信端末へ転送するデータ転送手段25とを備えている。
送信端末(ユーザ端末1A)における通信帯域計測手段12は、中継サーバ2へのデータ送信に利用可能な空き帯域幅を計測する機能と、問合せ手段13からの要求に応じて利用可能帯域の計測結果を回答する機能とを備えている。ここで、この通信帯域計測手段12は、問合せ手段13から要求を受けたときに利用可能帯域を計測して回答する構成であってもよいし、予め定期的に利用可能帯域を計測して記録しておき、問合せ手段13から要求を受けたときの最新計測結果を回答する構成であってもよい。また、この通信帯域計測手段12における、利用可能帯域の計測手法は、例えば、周知技術の「pathchirp(パスチャープ)」であればよい。「pathchirp」とは、計測用のパケットを連続的に送信し、受信側での到着状況に基づいて利用可能帯域を計測する手法である。
問合せ手段13は、図示していない入力部を介してユーザからグループで共有するコンテンツが指定されると、中継サーバ2へのデータ送信に利用可能な通信帯域を通信帯域計測手段12から取得すると共に、コンテンツ記憶部11を検索してユーザ指定のコンテンツのデータ量を取得し、この利用可能帯域と指定コンテンツのデータ量とを含む問合せ情報を中継サーバ2へ送信する機能を備え、これにより、ユーザ端末間でのコンテンツの共有を制限時間内に完了するためのコンテンツデータに対するデータ削減率を中継サーバ2に問い合わせることができる。
また、問合せ手段13は、問合せ情報に対応して中継サーバ2から通知されるデータ削減率をユーザ指定のコンテンツデータの識別情報と共にデータ圧縮手段14へ送出する機能を備えている。
データ圧縮手段14は、中継サーバ2から通知されたデータ削減率に従って、ユーザ指定のコンテンツデータをコンテンツ記憶部11から読み出してデータ圧縮処理を行う機能を備えている。このデータ圧縮処理の方式については、例えば、コンテンツデータが静止画像データである場合、JPEG(Joint Photographic Experts Group)の圧縮率調整を採用すればよい。これにより、ユーザ端末間でのコンテンツの共有を制限時間内に完了するのに適したサイズにコンテンツデータを圧縮できる。
コンテンツ送信手段15は、データ圧縮手段14から出力される圧縮後のコンテンツデータを入力して、中継サーバ2へ送信する機能を備えている。
ここで、本実施形態のユーザ端末1A〜1Dにおける問合せ手段13及びデータ圧縮手段14を、コンテンツ記憶部11に記憶されたコンテンツデータからユーザ指定のコンテンツデータを検索する構成としたが、これに限らず、ユーザ指定のコンテンツデータは、コンテンツ記憶部11に予め記憶されていてもよいし、入力部を介して問合せ手段13に入力される構成であってもよい。
次に、中継サーバ2における通信帯域計測手段21は、コンテンツデータの転送先として設定されたユーザ端末1B〜1D(受信端末)へのデータ送信に利用可能な空き帯域幅を個別に計測する機能と、削減率決定手段22からの要求に応じて各利用可能帯域の計測結果を回答する機能とを備えている。この通信帯域計測手段12は、問合せ手段13から要求を受けたときに利用可能帯域を計測して回答する構成であってもよいし、予め定期的に利用可能帯域を計測して記録しておき、問合せ手段13から要求を受けたときに最新の計測結果を回答する構成であってもよい。また、この通信帯域計測手段21における、利用可能帯域の計測手法は、例えば、上述した通信帯域計測手段12と同様に、「pathchirp(パスチャープ)」であればよい。
削減率決定手段22は、送信端末から問合せ情報を受けた場合に、通信帯域計測手段12から各受信端末へのデータ送信に利用可能な通信帯域を取得すると共に、この取得した各利用可能帯域と当該問合せ情報に含まれる情報とに基づいて、当該問合せ情報に示されたコンテンツデータの送信端末から受信端末への伝送が完了するまでの伝送完了時間が予め設定された制限時間以内になるように送信端末及び中継サーバ2での当該コンテンツデータに対するデータ削減率を算定する機能を備えている。ここで、算定されるデータ削減率は「0%」の場合もある。また、中継サーバ2でのデータ削減率は受信端末毎に異なるデータ削減率が算定される。これにより、ユーザ端末1A〜1D相互間のコンテンツ伝送を制限時間内で完了させるために送信端末又は中継サーバ2でコンテンツデータを圧縮する必要があるか否かと、圧縮する場合のそれぞれでのデータ削減率とを決定することができる。
この削減率決定手段22は、送信端末及び中継サーバ2でのデータ削減率を、予め定められた制約条件を満たしながら、受信端末で受信されるコンテンツデータのデータ量を変数とする目的関数を最大化するように算定する。
この制約条件とは、送信端末がコンテンツデータを送信し始めてから中継サーバ2が当該コンテンツデータを中継して受信端末が受信完了するまでの推定時間を予め定められた制限時間以内にすることと、送信端末と中継サーバ2でのデータ削減率が予め定められた上限値以下にすることである。
目的関数としては、例えば、ユーザ端末1B,1C,1Dで受信するコンテンツデータのデータ量の総和がある。受信されるコンテンツデータのデータ量の総和を最大にすることで、制限時間に送信可能な範囲でコンテンツデータの品質を保つことができる
削減率通知手段23は、削減率決定手段22に決定された送信端末におけるデータ削減率をその送信端末へ通知する機能を備えている。
データ圧縮手段24は、送信端末からのコンテンツデータを入力して各受信端末に送るために複製し、各コンテンツデータに対して転送先毎に決定されたデータ削除率で個別にデータ圧縮処理を行う機能を備えている。コンテンツ転送手段25は、各受信端末へ圧縮後のコンテンツデータを転送する機能を備えている。
このような構成により、本第1実施形態のコンテンツ共有システムは、送信端末から中継サーバ2への通信帯域,中継サーバ2から受信端末への通信帯域に対応して送信コンテンツデータを送信端末及び中継サーバ2で圧縮して転送するので、制限時間以内にコンテンツデータを共有しながら、ユーザ端末1B〜1Dで受信するコンテンツデータの品質を可能な限り保つことができる。
次に、本第1実施形態のコンテンツ共有システムの全体動作について説明する。ここで、以下の動作説明は、本発明のコンテンツ共有方法の実施形態となる。
図2は、本第1実施形態のコンテンツ共有システムの動作を示すシーケンス図である。図2に示すように、本第1実施形態のコンテンツ共有システムにおいては、まず、送信端末(ユーザ端末1A)において、問合せ手段13が、ユーザにより指定された共有対象のコンテンツデータの識別情報を入力部を介して入力してコンテンツ記憶部11を検索するか又は入力部から共有対象のコンテンツデータを入力すると(図2のステップS1)、通信帯域計測手段12に中継サーバ2へのデータ送信の利用可能帯域を要求し取得する(図2のステップS2)。ここで、通信帯域計測手段12は、問合せ手段13からの要求に応じて利用可能帯域を測定してもよいし、予め定期的に通信帯域を計測し最新の計測結果を回答してもよい。
問合せ手段13が、送信時のコンテンツデータに対するデータ削減率を問い合わせるため、中継サーバ2への利用可能帯域と共有コンテンツデータのデータ量とを含む問合せ情報を中継サーバ2に送信する(図2のステップS3)。
そして、中継サーバ2において、削減率決定手段22が、問合せ情報を受けて、通信帯域計測手段21に中継サーバ2からユーザ端末1B,1C,1Dのそれぞれへのデータ送信の利用可能帯域を要求する(図2のステップS4)。ここで、通信帯域計測手段21は、要求に応じて利用可能帯域を測定してもよいし、予め定期的に利用可能帯域を計測しておき最新の計測結果を回答してもよい。
続いて、削減率決定手段22が、通信帯域計測手段21に計測された利用可能帯域と問合せ情報に含まれる情報と予め設定された制限時間とに基づいて、送信端末及び中継サーバ2での共有コンテンツデータに対するデータ削減率をそれぞれ決定し(図2のステップS5)、送信端末でのデータ削減率をその送信端末へ通知する(図2のステップS6)。
ここで、削減率決定手段22は、予め設定された制約条件内で目的関数を最大化するように各データ削減率を算定する。この制約条件は、送信端末(ユーザ端末1A)がコンテンツデータを送信し始めてから各受信端末(ユーザ端末1B,1C,1D)が受信完了するまでの伝送完了時間それぞれを予め与えられた制限時間以内にすることと、送信端末と中継サーバ2でのデータ削減率が予め与えられた上限値以下にすることである。目的関数の一例としては、各受信端末で受信するコンテンツデータのデータ量の総和があり、この総和が最大になるように各データ削減率を算定する。また、中継サーバ2でのデータ削減率は、受信端末毎に異なる値が算定され、コンテンツデータを削減しなくてよい場合にはデータ削除率の値が「0%」と算定される。
続いて、送信端末において、問合せ手段13がデータ削減率を受けて、データ圧縮手段14へ出力する。データ圧縮手段14が、通知されたデータ削減率に従って共有コンテンツデータを圧縮してコンテンツ送信手段15へ出力する(図2のステップS7)。このときデータ削減率の値が「0%」の場合は共有コンテンツデータをそのまま出力する。そして、圧縮後のコンテンツデータをコンテンツ送信手段15が中継サーバ2へ送信する(図2のステップS8)。
中継サーバ2において、受信したコンテンツデータをデータ圧縮手段24が入力すると、削減率決定手段22から通知されたデータ削減率に従い、受信端末(ユーザ端末1B,1C,1D)毎にコンテンツデータのデータ量を圧縮して、コンテンツ転送手段25へ出力する(図2のステップS9)。このときも、データ削減率の値が「0%」の場合は共有コンテンツデータをそのまま出力する。続いて、コンテンツ転送手段25が圧縮後のコンテンツデータを対応する受信端末へ転送する(図2のステップS10)。具体的には、受信端末(ユーザ端末1B,1C,1D)毎に、コンテンツデータの圧縮処理及びコンテンツデータの送信処理を繰り返すことになる。そして、受信端末において、コンテンツデータが受信され、コンテンツ共有が完了する。
このように動作することにより、本第1実施形態のコンテンツ共有システムは、送信端末から中継サーバ2への通信帯域と中継サーバ2から受信端末への通信帯域とに応じて、送信端末又は中継サーバ2のいずれでコンテンツデータを圧縮するか判定し、判定結果に従ってコンテンツデータを圧縮して配信するので、制限時間以内にコンテンツデータを共有しながら、各受信端末で受信するコンテンツデータの品質を保つことができる。
ここで、上述したユーザ端末1A〜1Dにおける情報処理部10、すなわち、通信帯域計測手段12,問合せ手段13,データ圧縮手段14,コンテンツ送信手段15については、その機能内容をプログラム化して、コンピュータに実行させるように構成し、コンテンツ記憶部11を補助記憶装置で構成してもよい。
また、中継サーバ2における情報処理部20、すなわち、通信帯域計測手段21,削減率決定手段22,削減率通知手段23,データ圧縮手段24,コンテンツ転送手段25については、その機能内容をプログラム化して、コンピュータに実行させるように構成してもよい。
次に、本第1実施形態の具体例について説明する。
本具体例では、ユーザ端末1A〜1Dが携帯電話であり、情報処理部10が中央演算装置及びメモリ、コンテンツ記憶部11がSDカードで実現されている。また、中継サーバ2では、情報処理部20が中央演算装置及びメモリで実現されている。情報処理部10,20のどちらもメモリに記録されたコンピュータプログラムが中央演算装置で実行されることにより機能する。携帯電話であるユーザ端末1A〜1Dは無線回線網を介して接続し、中継サーバ2は、無線回線網を結ぶコア網に接続されている。この接続構成を図3に示す。
本具体例では、ユーザ端末1A〜1DがそれぞれユーザA〜Dに使用されるものとして、ユーザAがユーザB,ユーザC,ユーザDの3人と通話をしているときに、ユーザAの携帯電話(ユーザ端末1A)に保存された写真をユーザB,C,Dと共有する場合を説明する。
ユーザAがJPEGフォーマットでデータ量「1Mbyte(メガバイト)」の写真データを選択すると、ユーザAの携帯電話(ユーザ端末1A)は、中継サーバ2へのデータ送信の利用可能帯域を計測する。計測結果が「1Mbps(メガビット毎秒)」であったとすると、ユーザ端末1Aはデータ量「1Mbyte」と計測結果「1Mbps」を含む問合せ情報を中継サーバ2へ通知する。問合せ情報を受けた中継サーバ2では、中継サーバ2からユーザB,C,Dの携帯電話(ユーザ端末1B,1C,1D)それぞれへの利用可能帯域を計測する。
計測結果が、「ユーザ端末1Bに対して1Mbps」,「ユーザ端末1Cに対して2Mbps」,「ユーザ端末1Dに対して200Kbps」であった場合、コンテンツ共有の制限時間を16秒、最大削減率を90%と設定すると、中継サーバ2において最大削減率で圧縮した場合のコンテンツデータ伝送完了までの推定時間は、1byte=8bitとすると(1Mbyte×8÷1Mbps)+((100%−90%)×1Mbyte×8÷200Kbps)=8秒+4秒=12秒、となる。
この値は、制限時間以内であるため、ユーザ端末1Aでのデータ圧縮は不要とし、データ削減率「0%」をユーザ端末1Aに通知する。中継サーバ2は、ユーザ端末1B,1C,1Dそれぞれに送信するコンテンツデータのデータ削減率を算定する。上述した計算からユーザ端末1Aから中継サーバ2までの伝達時間が「8秒」であり、中継サーバ2からユーザ端末1B,1C,1Dまでは残りの「8秒」(制限時間16秒−8秒)で伝達できればよいので、8秒間に中継サーバ2からユーザ端末1B,1C,1Dに伝達するデータ量を推定し写真データの元のデータ量と比較して、各データ削減率を以下のように算定する。
「ユーザ端末1B:8秒×1Mbps=1Mbyte・・・圧縮不要、データ削減率0%」、「ユーザ端末1C:8秒×2Mbps=2Mbyte>1Mbyte・・・圧縮不要、データ削減率0%」、「ユーザ端末1D:8秒×200Kbps=0.2Mbyte<1Mbyte・・・圧縮が必要,データ削減率は0.2Mbyte/1Mbyte=20%」
そして、ユーザ端末1Aでの圧縮処理は不要のため、写真データはそのまま中継サーバ2へ送信される。中継サーバ2は、写真データを受信すると、ユーザ端末1B,1C,1Dへのデータ送信を行う。ユーザ端末1B,1Cに対してはデータ圧縮処理は不要であるため、写真データがそのまま送信される。ユーザ端末1Dへの送信については、データ削減率「20%」が算定されているので、JPEGの圧縮率調整により写真データのデータ量を「0.2Mbyte」に圧縮してから送信する。ユーザ端末1B,1C,1Dでは写真データを受信して写真データの共有は完了する。
以上のように、本第1実施形態のコンテンツ共有システムは、ユーザ端末1A〜1D及び中継サーバ2の両方が、送信相手への利用可能帯域を計測する通信帯域計測手段12,21と、送信コンテンツデータを圧縮するデータ圧縮手段14,24を備え、中継サーバ2が、コンテンツデータを送信する端末である送信端末と中継サーバ2でのデータ削減率を決定する削減率決定手段22を備え、この削減率決定手段22は、送信端末から中継サーバ2間および中継サーバ2から受信端末間の利用可能帯域とコンテンツデータのデータ量とコンテンツ共有のための制限時間とに基づいて送信端末及び中継サーバにおけるコンテンツデータのデータ削減率をそれぞれ決定する。
よって、本第1実施形態のコンテンツ共有システムによれば、送信端末から受信端末までの通信帯域が十分でない場合でも、ユーザ端末1B,1C,1D間のグループ通話を妨げることなく、コンテンツ共有のためのデータ伝送時間を制限時間以内に保つことができ、コンテンツ共有における体感品質を向上させることができる。
また、送信端末から受信端末までの利用可能帯域に応じて、コンテンツデータに対するデータ圧縮処理を送信端末と中継サーバ2とで分担調整するので、送信端末のデータ圧縮処理量を最小にすることができ、ユーザ端末1A〜1Dに対する負荷を抑えることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明にかかる第2実施形態について説明する。
本第2実施形態のコンテンツ共有システムは、中継サーバ2における削減率決定手段22が、ユーザ端末1A〜1Dからコンテンツデータを受信してから再度中継サーバ2でのデータ削減率を残りの制限時間に基づいて算定する機能を備えた点で、上述した第1実施形態と異なり、それ以外の構成については第1実施形態と同じである。
図4は、本第2実施形態のシステム共有システムの全体動作を示すシーケンス図である。ここでは、ユーザ端末1Aがコンテンツデータを送信する場合を説明する。
図4に示すとおり、本第2実施形態のシステム共有システムでは、まず、送信端末(ユーザ端末1A)において、問合せ手段13が、ユーザにより指定された共有コンテンツデータの識別情報を入力部を介して入力してコンテンツ記憶部11を検索するか又は入力部から共有コンテンツデータを入力すると(図4のステップS1)、通信帯域計測手段12に中継サーバ2へのデータ送信に係る利用可能帯域の測定結果を要求し取得する(図4のステップS2)。
続いて、問合せ手段13が、送信時のコンテンツデータに対するデータ削減率を問い合わせるため、中継サーバ2への利用可能帯域と共有コンテンツデータのデータ量とを含む問合せ情報を中継サーバ2に送信する(図4のステップS3)。
そして、中継サーバ2において、削減率決定手段22が、問合せ情報を受けると、通信帯域計測手段21に中継サーバ2から受信端末(ユーザ端末1B,1C,1D)それぞれへのデータ送信に係る利用可能帯域の測定結果を要求する(図4のステップS4)。続いて、削減率決定手段22が、送信端末及び中継サーバ2での共有コンテンツデータに対するデータ削減率を算定し(図4のステップS5)、送信端末でのデータ削減率をその送信端末へ通知する(図4のステップS6)。
送信端末において、問合せ手段13がデータ削減率を受けて、データ圧縮手段14へ出力する。データ圧縮手段14が、通知されたデータ削減率に従って共有コンテンツデータを圧縮してコンテンツ送信手段15へ出力する(図4のステップS7)。このときデータ削減率の値が「0%」の場合は共有コンテンツデータをそのまま出力する。そして、圧縮後のコンテンツデータをコンテンツ送信手段15が中継サーバ2へ送信する(図4のステップS8)。
中継サーバ2において、コンテンツデータを受信すると、削減率決定手段22が中継サーバ2でのデータ削減率を算定する(図4のステップS11)。このときのデータ削減率の算定手順は、制限時間のうち既にユーザ端末1Aから中継サーバ2での通信に要した時間を差し引いた残り時間とコンテンツデータのデータ量を基に、コンテンツデータを制限時間内に伝送するのに必要な帯域を計算して、受信端末への利用可能帯域が必要な帯域より大きい場合はデータ削減率を「0%」とし、小さい場合は受信端末への利用可能帯域に応じてデータ削減率を算定する。
このとき利用する受信端末(ユーザ端末1B,1C,1D)への利用可能帯域は、通信帯域計測手段21で計測された最新の値を用いてもよいし、ステップS4の問合せ時に得た値を用いてもよい。
続いて、データ圧縮手段24が、削減率決定手段22から通知されたデータ削減率に従い、受信端末(ユーザ端末1B,1C,1D)毎にコンテンツデータを個別に圧縮して、コンテンツ転送手段25へ出力する(図4のステップS9)。そして、コンテンツ転送手段25が圧縮後のコンテンツデータを対応する受信端末へ転送する(図4のステップS10)。具体的には、受信端末(ユーザ端末1B,1C,1D)毎に、コンテンツデータの圧縮処理及びコンテンツデータの送信処理を繰り返すことになる。そして、受信端末において、コンテンツデータが受信され、コンテンツ共有が完了する。
この第2実施形態では、コンテンツデータが中継サーバ2に受信されてから中継サーバ2でのデータ削減率の算定を行うため、送信端末から中継サーバ2への利用可能帯域が変動した場合でも、その変動に対応して制限時間以内に高品質のコンテンツデータを各受信端末へ伝達することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明にかかる第3実施形態について説明する。
図5は、本第3実施形態のコンテンツ共有システムの構成を示す機能ブロック図である。図5に示すように、本第3実施形態のコンテンツ共有システムは、複数の中継サーバ2A,2B,2Cが設けられ、各中継サーバ2A,2B,2Cそれぞれにユーザ端末1A,1B,1Cとユーザ端末1D,1Eとユーザ端末1F,1Gが接続されている点で、上述した第1実施形態と異なる。
本第3実施形態のユーザ端末1A〜1Gは共通の構成要素を有しており、上述した第1実施形態のユーザ端末1A〜1Dと同じ構成である。
本第3実施形態における中継サーバ2A,2B,2Cは、その削減率決定手段22A,22B,22Cが、直接通信する送信端末から問合せ情報を受けた場合に他の中継サーバに対してそのコンテンツ転送先への利用可能帯域の計測結果を要求する機能と、この要求に対して返信される他の中継サーバからそのコンテンツ転送先への利用可能帯域と予め計測されたコンテンツ転送先への利用可能帯域と送信端末からの問合せ情報とに基づいて送信端末及び各中継サーバ2A,2B,2Cでのデータ削減率を決定する機能と、他の中継サーバからの帯域計測結果要求に対して通信帯域計測手段21A,21B,21Cによるコンテンツ転送先への利用可能帯域の計測結果を返信する機能と、この返信に対して他の中継サーバから通知されるデータ削減率をデータ圧縮手段24A,24B,24Cへ送出する機能とを備えた点で、上述した第1実施形態の中継サーバ2と異なり、それ以外の構成については、上述した第1実施形態の中継サーバ2と同じである。
次に、本第3実施形態のコンテンツ共有システムの全体動作について説明する。ここでは、ユーザ端末1Aがコンテンツデータを送信する場合を説明する。
図6は、本第3実施形態のコンテンツ共有システムの全体動作を示すシーケンス図である。図6に示すとおり、本第3実施形態のコンテンツ共有システムでは、まず、送信端末(ユーザ端末1A)において、問合せ手段13が、ユーザにより指定された共有対象のコンテンツデータの識別情報を入力部を介して入力してコンテンツ記憶部11を検索するか又は入力部から共有対象のコンテンツデータを入力すると(図6のステップS1)、通信帯域計測手段12に中継サーバ2Aへのデータ送信に係る利用可能帯域の計測結果を要求し取得する(図6のステップS2)。続いて、問合せ手段13が、中継サーバ2への利用可能帯域と共有コンテンツデータのデータ量とを含む問合せ情報を中継サーバ2に送信する(図6のステップS3)。
中継サーバ2Aでは、問合せ情報を受信すると、削減率決定手段22Aが中継サーバ2B,2Cに対してコンテンツ転送先への利用可能帯域の計測結果を要求する(図6のステップS12)。
中継サーバ2B(又は2C)では、中継サーバ2Aからの要求を受けると、削減率決定手段22B(又は22C)が、通信帯域計測手段21B(又は21C)に対して転送先のユーザ端末1D及び1E(又はユーザ端末1F及び1G)への利用可能帯域の計測結果を要求する(図6のステップS13)。削減率決定手段22B(又は22C)が、通信帯域計測手段21B(又は21C)からの回答の中で最小の帯域を中継サーバ2Aへ送る(図6のステップS14)。
中継サーバ2Aでは、削減率決定手段22Aが、通信帯域計測手段21Aに中継サーバ2Aから受信端末のユーザ端末1B,1C又は中継サーバ2B,2Cそれぞれへのデータ送信に係る利用可能帯域の計測結果を要求する(図6のステップS4)。続いて、削減率決定手段22Aが、送信端末及び中継サーバ2A,2B,2Cでの共有対象コンテンツデータに対するデータ削減率を決定する(図6のステップS5)。
このデータ削減率の決定に際しては、送信端末から各受信端末までデータ量を圧縮せずにコンテンツデータを送信した場合の伝送完了時間を各利用可能帯域に基づいて算出し、この伝送完了時間を制限時間と比較してデータ圧縮が必要であれば、受信端末に近い接続位置の中継サーバ2A,2B,2Cでデータ量を最大削減率まで圧縮することで制限時間内に共有が完了できるかどうかを判定する。共有が完了可能であれば、制限時間に合うようにデータ削減率を算定する。制限時間以内での共有が不可能であれば、送信端末と直接通信する中継サーバ2A又は送信端末でデータを圧縮することで制限時間内に共有が完了できるかどうかを判定する。共有が完了可能であれば、制限時間に合うようにデータ削減率を算定する。
そして、送信端末でのデータ削減率をその送信端末へ通知すると共に(図6のステップS6)、中継サーバ2B,2Cでのデータ削減率を中継サーバ2B,2Cへ通知する(図6のステップS15)。
続いて、送信端末において、問合せ手段13がデータ削減率を受けて、データ圧縮手段14へ出力する。データ圧縮手段14が、通知されたデータ削減率に従って共有コンテンツデータを圧縮してコンテンツ送信手段15へ出力する(図6のステップS7)。このときデータ削減率の値が「0%」の場合は共有コンテンツデータをそのまま出力する。そして、圧縮後のコンテンツデータをコンテンツ送信手段15が中継サーバ2Aへ送信する(図6のステップS8)。
中継サーバ2Aでは、送信端末からコンテンツデータを受信すると、データ圧縮手段24が受信端末(ユーザ端末1B,1C)及び中継サーバ2B,2C毎に決定されたデータ削減率に従って、コンテンツデータを個別に圧縮し(図6のステップS9)、圧縮後のコンテンツデータを受信端末(ユーザ端末1B,1C)もしくは中継サーバ2B,2Cへ送信する(図6のステップS16)。このステップS9,S15は、転送先毎に実行される。ユーザ端末1B,1Cでは、コンテンツデータが受信され共有が完了する。
続いて、中継サーバ2B(又は2C)では、受信したコンテンツデータを通知されたデータ削減率に従ってデータ圧縮手段24B(又は24C)が転送先毎に圧縮する(図6のステップS17)。このとき、通知されたデータ削減率は、利用可能帯域が最小の受信端末を対象としているため、その他の受信端末への転送には、利用可能帯域に応じてデータ削減率を変更してもよい。そして、圧縮後のコンテンツデータをコンテンツ転送手段25B(又は25C)が受信端末へ転送する(図6のステップS18)。
この本第3実施形態のコンテンツ共有システムによれば、複数の中継サーバ2A〜2Cを経由してのコンテンツ共有においても、制限時間以内にコンテンツデータの共有が完了できるとともに、コンテンツデータの品質を可能な範囲で維持することができる。
本発明は、リッチメディアを端末間で共有するためのコミュニケーションツールに適用可能である。
以下に、本発明を特定するために必要な構成の例を付記する。
(付記1)コンテンツデータを送受信する送信端末及び受信端末と、この両端末間で前記コンテンツデータを中継する中継サーバとから成り、
前記送信端末が、前記コンテンツデータの送信先である中継サーバへの利用可能帯域を計測する通信帯域計測手段と、この計測された利用可能帯域と前記コンテンツデータのデータ量とを含む問合せ情報を前記中継サーバへ送る問合せ手段と、この問合せ情報に対応して前記中継サーバから通知されるデータ削減率で前記コンテンツデータを圧縮するデータ圧縮手段と、この圧縮後のコンテンツデータを前記中継サーバへ送信するデータ送信手段とを備え、
前記中継サーバが、前記コンテンツデータの転送先への利用可能帯域を計測するサーバ用通信帯域計測手段と、前記送信端末から前記問合せ情報を受けた場合に当該問合せ情報に含まれる情報と前記サーバ用通信帯域計測手段に計測される利用可能帯域とに基づいて前記送信端末におけるデータ削減率及び前記中継サーバにおけるデータ削減率をそれぞれ決定する削減率決定手段と、この決定された前記送信端末におけるデータ削減率を当該送信端末へ通知する削減率通知手段と、前記送信端末から送られてくるコンテンツデータを前記中継サーバにおけるデータ削減率で圧縮するデータ圧縮手段と、この圧縮後のコンテンツデータを前記受信端末へ転送するデータ転送手段とを備え、
前記削減率決定手段は、前記コンテンツデータを前記送信端末から前記受信端末に伝送する場合の伝送完了時間が予め設定された制限時間以内になるように前記各データ削減率を決定する機能を備えていることを特徴するコンテンツ共有システム。
(付記2)付記1に記載のコンテンツ共有システムにおいて、前記削減率決定手段が、前記各データ削減率を予め設定された上限値以下にする機能を備えていることを特徴とするコンテンツ共有システム。
(付記3)付記2に記載のコンテンツ共有システムにおいて、前記削減率決定手段は、前記伝送完了時間が前記制限時間以内になるという条件内で、前記受信端末に受信される当該コンテンツデータのデータ量が最大になるように前記各データ削減率を決定する機能を備えていることを特徴とするコンテンツ共有システム。
(付記4)付記3に記載のコンテンツ共有システムにおいて、前記受信端末を複数設けた場合、前記サーバ用通信帯域計測手段が、前記コンテンツデータの転送先毎に利用可能帯域を計測する機能を備え、前記削減率決定手段が、前記中継サーバにおけるデータ削減率を前記転送先毎にそれぞれ決定する機能を備え、前記中継サーバにおけるデータ圧縮手段が、前記送信端末からのコンテンツデータを前記転送先の数だけ複製しそれぞれを前記転送先毎のデータ削減率で圧縮する機能を備えていることを特徴とするコンテンツ共有システム。
(付記5)付記4に記載のコンテンツ共有システムにおいて、前記削減率決定手段が、前記コンテンツデータを受信した後に前記中継サーバにおけるデータ削減率を残りの制限時間に基づいて算出する機能を備えていることを特徴とするコンテンツ共有システム。
(付記6)付記5に記載のコンテンツ共有システムにおいて、前記サーバ用通信帯域計測手段が、当該コンテンツデータを受信した後に前記利用可能帯域を計測する機能を備え、前記削減率決定手段が、前記コンテンツデータを受信した後に計測された利用可能帯域を基に前記中継サーバにおけるデータ削減率を算出する機能を備えていることを特徴とするコンテンツ共有システム。
(付記7)付記6に記載のコンテンツ共有システムにおいて、前記中継サーバを複数設け、この各中継サーバのうち前記送信端末と直接通信するものを第1の中継サーバとし、その他の中継サーバを第2の中継サーバとした場合、前記第1の中継サーバの前記削減率決定手段が、前記送信端末から前記問合せ情報を受けた場合に前記第2の中継サーバへ帯域計測結果を要求する機能と、この要求に対して前記第2の中継サーバから返信される当該第2の中継サーバからそのコンテンツ転送先への利用可能帯域と前記第1の中継サーバからこのコンテンツ転送先への利用可能帯域と前記送信端末からの問合せ情報に含まれる情報とに基づいて前記送信端末におけるデータ削減率及び各中継サーバにおけるデータ削減率をそれぞれ決定する機能とを備え、
前記第2の中継サーバの前記削減率決定手段は、前記第1の中継サーバからの帯域計測結果の要求に応じて当該第2の中継サーバから転送先への利用可能帯域の計測結果を返信する機能と、この返信に対して前記第1の中継サーバから通知されるデータ削減率を前記データ圧縮手段へ通知する機能とを備えていることを特徴とするコンテンツ共有システム。
1A〜1G ユーザ端末
2,2A〜2C 中継サーバ
10 情報処理部
11 コンテンツ記憶部
12 通信帯域計測手段
13 問合せ手段
14 データ圧縮手段
15 コンテンツ送信手段
16 通信部
20,20A,20B 情報処理部
21,21A,21B 通信帯域計測手段
22,22A,22B 削減率決定手段
23,23A,23B 削減率通知手段
24,24A,24B データ圧縮手段
25,26A,25B コンテンツ転送手段
26,26A,26B 通信部

Claims (10)

  1. コンテンツデータを送受信する送信端末及び受信端末と、この両端末間で前記コンテンツデータを中継する中継サーバとから成り、
    前記送信端末が、
    前記コンテンツデータの送信先である中継サーバへの利用可能帯域を計測する通信帯域計測手段と、この計測された利用可能帯域と前記コンテンツデータのデータ量とを含む問合せ情報を前記中継サーバへ送る問合せ手段と、この問合せ情報に対応して前記中継サーバから通知されるデータ削減率で前記コンテンツデータを圧縮するデータ圧縮手段と、この圧縮後のコンテンツデータを前記中継サーバへ送信するデータ送信手段とを備え、
    前記中継サーバが、
    前記コンテンツデータの転送先への利用可能帯域を計測するサーバ用通信帯域計測手段と、前記送信端末から前記問合せ情報を受けた場合に当該問合せ情報に含まれる情報と前記サーバ用通信帯域計測手段に計測される利用可能帯域とに基づいて前記送信端末におけるデータ削減率及び前記中継サーバにおけるデータ削減率をそれぞれ決定する削減率決定手段と、この決定された前記送信端末におけるデータ削減率を当該送信端末へ通知する削減率通知手段と、前記送信端末から送られてくるコンテンツデータを前記中継サーバにおけるデータ削減率で圧縮するデータ圧縮手段と、この圧縮後のコンテンツデータを前記受信端末へ転送するデータ転送手段とを備え、
    前記削減率決定手段は、前記コンテンツデータを前記送信端末から前記受信端末に伝送する場合の伝送完了時間が予め設定された制限時間以内になるように前記各データ削減率を決定する機能を備えていることを特徴するコンテンツ共有システム。
  2. 前記請求項1に記載のコンテンツ共有システムにおいて、
    前記削減率決定手段が、前記各データ削減率を予め設定された上限値以下にする機能を備えていることを特徴とするコンテンツ共有システム。
  3. 前記請求項2に記載のコンテンツ共有システムにおいて、
    前記削減率決定手段は、前記伝送完了時間が前記制限時間以内になるという条件内で、前記受信端末に受信される当該コンテンツデータのデータ量が最大になるように前記各データ削減率を決定する機能を備えていることを特徴とするコンテンツ共有システム。
  4. 前記請求項3に記載のコンテンツ共有システムにおいて、
    前記受信端末を複数設けた場合、
    前記サーバ用通信帯域計測手段が、前記コンテンツデータの転送先毎に利用可能帯域を計測する機能を備え、
    前記削減率決定手段が、前記中継サーバにおけるデータ削減率を前記転送先毎にそれぞれ決定する機能を備え、
    前記中継サーバにおけるデータ圧縮手段が、前記送信端末からのコンテンツデータを前記転送先の数だけ複製しそれぞれを前記転送先毎のデータ削減率で圧縮する機能を備えていることを特徴とするコンテンツ共有システム。
  5. 前記請求項4に記載のコンテンツ共有システムにおいて、
    前記中継サーバを複数設け、この各中継サーバのうち前記送信端末と直接通信するものを第1の中継サーバとし、その他の中継サーバを第2の中継サーバとした場合、
    前記第1の中継サーバの前記削減率決定手段が、前記送信端末から前記問合せ情報を受けた場合に前記第2の中継サーバへ帯域計測結果を要求する機能と、この要求に対して前記第2の中継サーバから返信される当該第2の中継サーバからそのコンテンツ転送先への利用可能帯域と前記第1の中継サーバからこのコンテンツ転送先への利用可能帯域と前記送信端末からの問合せ情報に含まれる情報とに基づいて前記送信端末におけるデータ削減率及び各中継サーバにおけるデータ削減率をそれぞれ決定する機能とを備え、
    前記第2の中継サーバの前記削減率決定手段は、前記第1の中継サーバからの帯域計測結果の要求に応じて当該第2の中継サーバから転送先への利用可能帯域の計測結果を返信する機能と、この返信に対して前記第1の中継サーバから通知されるデータ削減率を前記データ圧縮手段へ通知する機能とを備えていることを特徴とするコンテンツ共有システム。
  6. コンテンツデータを送受信する送信端末及び受信端末の間で当該コンテンツデータを中継する中継サーバにおいて、
    前記コンテンツデータの転送先への利用可能帯域を計測する通信帯域計測手段と、前記送信端末から前記コンテンツデータのデータ量と当該送信端末から当該中継サーバへの利用可能帯域とを含む問合せ情報を受けた場合に当該問合せ情報に含まれる情報と前記計測された転送先への利用可能帯域とに基づいて前記送信端末及び前記中継サーバそれぞれにおける当該コンテンツデータのデータ削減率を決定する削減率決定手段と、この決定された前記送信端末におけるデータ削減率を当該送信端末へ通知する削減率通知手段と、この通知に対応して前記送信端末から送られてくるコンテンツデータを前記決定されたデータ削減率で圧縮するデータ圧縮手段と、この圧縮後のコンテンツデータを前記受信端末へ転送するデータ転送手段とを備え、
    前記削減率決定手段は、前記コンテンツデータを前記送信端末から前記受信端末へ伝送する場合の伝送完了時間が予め設定された制限時間以内になるように前記各データ削減率を決定する機能を備えたことを特徴する中継サーバ。
  7. コンテンツデータを中継サーバを介して受信端末へ送信する送信端末において、
    前記中継サーバへの利用可能帯域を計測する通信帯域計測手段と、この計測された利用可能帯域と前記コンテンツデータのデータ量とを含む問合せ情報を前記中継サーバへ送る問合せ手段と、この問合せ情報に対応して前記中継サーバから通知されるデータ削減率で前記コンテンツデータを圧縮するデータ圧縮手段と、この圧縮後のコンテンツデータを前記中継サーバへ送信するデータ送信手段とを備えたことを特徴とする送信端末。
  8. コンテンツデータを送受信する送信端末及び受信端末と、この両端末間でコンテンツデータを中継する中継サーバとから成るコンテンツ共有システムにあって、
    前記送信端末が前記コンテンツデータの送信先である中継サーバへの利用可能帯域を計測し、
    この計測された利用可能帯域と前記コンテンツデータのデータ量とを含む問合せ情報を前記中継サーバへ送信し、
    この問合せ情報を受けた前記中継サーバが前記コンテンツデータの転送先への利用可能帯域を計測し、
    この計測された利用可能帯域と前記問合せ情報に含まれる情報とに基づいて、前記コンテンツデータを前記送信端末から前記受信端末へ伝送する場合の伝送完了時間が予め設定された制限時間以内になるように、前記送信端末及び前記中継サーバそれぞれにおける前記コンテンツデータのデータ削減率を前記中継サーバが決定し、
    この決定された前記送信端末におけるデータ削減率を前記中継サーバが当該送信端末へ通知し、
    このデータ削減率の通知を受けた送信端末がそのデータ削減率で前記コンテンツデータを圧縮し、
    この圧縮後のコンテンツデータを前記送信端末が前記中継サーバへ送信し、
    このコンテンツデータを受けた中継サーバが前記決定したデータ削減率で当該コンテンツデータを圧縮し、
    この圧縮後のコンテンツデータを前記受信端末へ転送することを特徴するコンテンツ共有方法。
  9. コンテンツデータを送受信する送信端末及び受信端末の間で当該コンテンツデータを中継する中継サーバの動作を制御するコンピュータに、
    前記コンテンツデータの転送先への利用可能帯域を計測する機能と、前記送信端末から前記コンテンツデータのデータ量と前記送信端末から前記中継サーバへの利用可能帯域とを含む問合せ情報を受けた場合に当該問合せ情報に含まれる情報と前記計測した転送先への利用可能帯域とに基づいて前記コンテンツデータを前記送信端末から前記受信端末へ伝送する場合の伝送完了時間が予め設定された制限時間以内になるように前記送信端末及び前記中継サーバそれぞれにおける当該コンテンツデータのデータ削減率を決定する機能と、この決定された前記送信端末におけるデータ削減率を当該送信端末へ通知する機能と、この通知に対応して送られてくるコンテンツデータを前記中継サーバにおけるデータ削減率で圧縮する機能と、この圧縮後のコンテンツデータを前記受信端末への送信する機能とを実行させることを特徴するコンテンツ共有プログラム。
  10. コンテンツデータを中継サーバを介して受信端末へ送信する送信端末の動作を制御するコンピュータに、
    前記中継サーバへの利用可能帯域を計測する機能と、この計測された利用可能帯域と前記コンテンツデータのデータ量とを含む問合せ情報を前記中継サーバへ出力する機能と、この問合せ情報に対応して前記中継サーバから通知されるデータ削減率で前記コンテンツデータを圧縮する機能と、この圧縮後のコンテンツデータを前記中継サーバへ送信する機能とを実行させることを特徴とするコンテンツ共有プログラム。
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